2019/10/17 NEWS

スターダムがブシロードグループ「キックスロード」と事業譲渡契約記者会見

スターダムがブシロードグループ「キックスロード」と事業譲渡契約を締結、10月17日(木)、都内・明治記念館にて記者会見がおこなわれた。

株式会社スターダム代表取締役社長ロッシー小川「スターダムの小川でございます。本日の記者会見は、株式会社スターダムの新体制、今後の展望について発表したいと思います。本日、一部報道機関にも掲載されましたけれども、株式会社スターダムと株式会社キックスロード様とが事業譲渡の契約を締結したことをここに発表させていただきます。スターダムは2011年1月23日に新木場1st RINGで旗揚げをして来年の1月でちょうど10年目に入る団体でございます。これまで歴代の選手、スタッフの尽力によりまして、いまや女子プロ界のトップ団体であることを自負しております。今回、株式会社キックスロード様よりお話をいただきまして、事業譲渡というお話をいただきまして、いろいろと考えたんですけど、やはりスターダムの未来、将来を考えた場合、ブシロード傘下に入ることでより大きな発展を確信いたしました。そしてなによりもブシロード関係者の方はスターダムに対してご理解ありますので、安心してやっていけるという判断になりました。今後の展開につきましては、株式会社キックスロード原田社長とブシロード木谷オーナーによってお話しさせていただきます」

株式会社キックスロード代表取締役社長・原田克彦「本日は新体制の移行ということで、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。今後の展開につきましてご説明させていただきます。私ども株式会社キックスロードは、キックボクシング興行のKNOCK OUTを運営してまいりました。今回のスターダム様との事業譲渡の契約によりまして、12月1日から会社名をブシロードファイトへと名称変更させていただきまして、今後は従来のキックボクシング興行と女子プロレス興行を軸に事業を展開してまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。次に今後の日程につきまして発表いたします。スターダムは2021年に旗揚げ10周年を迎えます。それに向けた取り組みをいろいろと企画しておりますが、まずはビッグマッチの第1弾としまして2010年4月29日に『東京シンデレラ2020』と題しまして初の大田区総合体育館大会を開催いたします。8月には8日、9日と後楽園ホールの2連戦をおこなっていきたいと思っております。こちらの方の開催の概要につきましては決定しだいのご報告となりますが、今後追加日程につきまして随時みなさまにご報告させていただきたいと思ってますので、どうぞご期待していただければと思っております。つづきまして、2019年12月7日、8日にアメリカのアナハイム・コンベンションセンターで開催するブシロードグループ主催による『キャラエキスポUSA2019』に出場いたします。こちらはすでに発表されております新木場大会と日程が重なっていることもありますが、出場選手につきましては岩谷麻優選手、中野たむ選手の組と坂井澄江選手、ニコル・サボイ選手組の試合を予定しております。新木場大会に両選手の出場を楽しみにしていたお客様には大変申し訳ないと思いますが、今後のスターダムの海外展開に向けての大きなきっかけになると思っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。つづきまして今後のプロモーション戦略といいますか、まずはテレビ放送についてご報告をいたします。BS日テレにてレギュラー放送が開始されます。試合はもちろんですけど選手の個性をより魅力的に発信していきたいと思っております。さらに東京MXテレビでもレギュラー放送開始する予定でございます。こちらもご期待していただければと思います。こちらの詳細につきましてはホームページ、ツイッター等で発信していきますので、どうぞご注目ください。最後になりますが、選手契約に関してです。今後は株式会社ブシロードファイトが各選手との選手契約をおこなっていくこととなります。選手がよりいっそうプロレスに集中できる環境を作れるようにつとめていきたいと考えております。選手ファーストのもと一丸となり、より高みを目指していきたいと思いますので、どうぞみなさまよろしくお願いいたします」

株式会社ブシロード取締役・木谷高明「本日はこの会見にお集まりいただきまして、ありがとうございます。なぜこのような新体制になったかというか、ブシロードといいますか私の中の動機を正直に言いますと、2年前くらいから非常に悩むというか、迷っておりました。それはやはり世界的にプロレスのみならず格闘技団体も含めて、またほかのスポーツも含めて女子というのが非常に大きな位置を占めていると。そんな中でたとえばブシロードグループの新日本プロレスは女子をいま上げておりませんし、今後もしばらくは上がることはないと思います。特別なお祭り的な大会で上がることはあるかもしれませんが。ただ海外では、新日本プロレスはいまアメリカで大会を開催しています。これも年々数が増えていますが、海外ですとなぜ女子の試合が1試合も入ってないのかみたいなことを言われることもあったり、やはりあらゆるプロレス団体、格闘技団体で女子の試合が入ってないことはひとつもないと、メジャーなものに関してはボクは認識しております。そんな中でなにもやらないでいいのかとずっと思っておりまして、少しずつリサーチを始めておりました。その中でキックスロードの、今後はブシロードファイトという社名になりますが、女子プロレスに関係のあるいろんな方々とお話しする中で、ロッシーさんが一番ピンとくるというか、まずスターダムという団体は非常に可能性がある。現状もすばらしいけれども非常に可能性がある団体だと報告を受けまして、私も見にいかせていただいてですね、これはやっぱりいくべきじゃないかということで今日に至るという形になっております。先程申し上げましたように当面、新日本プロレスと混ざることはないです。お祭り的な大会に出たり、海外に出たりすることはあるかもしれません。ただボク自身はある日突然、なんで女子の試合ないのとか、急に空気が変わる、世の中の空気が変わるリスクを実はずっと思ってましてですね、いまどきそれはないでしょみたいに急に世の中の空気が変わるリスクもあるなと思ってて、あくまでも現状は別路線で、別建てで、女子プロレスをやるのもいいのかなと思ったしだいでございます。正式には12月からにはなりますけども、一緒になってよりいまのすばらしいスターダムをもっともっと大きなものにしたいなと考えております。その中で、いくつかこの方向を目指していきたいというものを申し上げますと、ひとつは選手が試合をする環境整備をしていきたいなと思っています。もっとよい環境の中でもっとのびのび試合ができるように、リングの内外ともうまくやっていきたいと思ってますし、せっかくやるからにはもっと大勢のお客さんに見てもらうような環境、直接見てもらうのもそうですし、先程発表ありましたテレビとかネットを通じて見てもらう。そういうことも増やしていきたいなと考えています。二つ目は、とにかく露出を増やしたいと思ってます。もしかしたらブシロードグループのイベントに出ていただいたり番組に出ていただいたり、もしかしたらCMに出ていただいたりする可能性もあるのではないかなと思っています。これは新日本プロレスのときも言いました。当時の役員会でほかの役員に説明するのにプロレスはキャラクターコンテンツだからということをずっと説明してたんです。やはり人間が感動するのはキャラクターとストーリーだと思ってます。スポーツにおいてもそれは例外ではないかなというふうに思ってまして、そのすばらしいキャラクターとストーリーをもっともっと広げるようにつとめていきたいと、これが二つ目。三つ目はやはりスポーツ部門といいますか、もっと広い言い方をするとライブエンターテインメント部門というのがブシロードグループの非常に重要な部門になってますので、スターダムもその一員となりより大きくライブエンターテインメントというのをもっと世の中に発信していきたいなと考えています。いろんな新しいことをどんどんやっていきたいなと考えています。だいたいこんなようなところをですね、今回のなんていいますか買収に至った経緯でございます。とにかくこのすばらしい団体をもっともっともっとすばらしい世界に広がる団体にしたいなと考えています。ありがとうございました」

 

 

――この事業締結のあとに小川社長の立場、運営に関して変化はある?

小川「現在決まっている段階では、運営の変化は特にはないんですけども、ブシロード側からスタッフが増えたりして、よりスタッフが強固になるという。従来からのスターダムのスタッフはそのままいると。私の立場はですね、スターダムのなんて言うんですか、スターダムの責任者という感じですかね」

原田「小川社長にはスターダム事業部門の最高責任者、エグゼクティブプロデューサーという形で就任していただくという形になります。しっかり現場の方を見ていただいて。これまでのいろいろな煩雑な運営面といいますか経営面。そちらの方は我々ブシロードファイトの方でやらせていただきますので、現場の方で力を発揮していただければと思っております」

――これから里歩は継続参戦する?

小川「一応参戦いたします」

――KNOCK OUTの運営に関して、今後はどのように変化があるのか。

木谷「そこは特に変化はないですね。試合数は圧倒的にスターダムの方が多いですから。たとえば社員全員で業務量としては確かに2対1とか3対1くらいになるかもしれませんが、KNOCK OUTもいままで通りの運営になると思いますし、むしろ社員が増えることによってやりやすくなるんじゃないかなと考えています。そこはご心配なさらずに、こっちはこっちで力を入れていきます」

――木谷オーナーはスターダムに可能性を感じているとのことだが、どのあたりにもったいないとかさらに改善できるんじゃないかと感じる?

木谷「まずもったいない部分からいきますと、何回か会場にいかせていただきましたけど、それはほかの女子プロ団体を含めて言えることだと思いますけども、お客さんの年齢が高いですね。ほぼ男性しかいない。まずもったいない、客層としてもったいないのは若い男性がいないのがひとつ。もうひとつは女子がいない。むかしボクらが中学生、高校生、大学生くらいですかね、女子プロレスが非常にはやったときに支えてたのは女子だったんですね。なので、環境整備と一言でさっき言っちゃいましたけど、女子が見やすい会場にしたいなと、大会、イベントにしたいと思ってますし、割りと若い男性にやりつつ女子にアプローチするというやり方。それはやはりいまの応援文化というか、頑張っている人を応援したいというのがむかしよりあると思っています。ですから若い男性から見ても若い女性が一生懸命頑張ってるのを応援したい人はもっともっといるんじゃないかなって思ってますので、そっちをちゃんとアピールする。次はですね、女子は女子を応援するというのをむかしよりもボクはすごい増えてると実感してます。その客層を取れるのか。その辺を増やしたいなと思ってます。将来的には本当にお客さん増えてきたら、これはウチの舞台でやってるんですけども、7公演やったら一日だけ女子限定にしたりしてるんですね。女子だけで2000人集まるんですよ。2000人の舞台を7回やってたりするんですけども、スターダムの女子限定興行とかやりたい。男から文句言われるかもしれませんけども。昼夜だったら問題ないんじゃないですかね。たとえば日曜日の昼夜で昼間は女子限定にするとか、そんなことをやっても問題ないかなと。ただこれはお客さんが増えてからのことだと思いますけども、やってもおもしろいかんと思ってます。女子だけの空間を作ると女子の歓声がまったく変わるんですよ。そういう声援を受けてると女子プロレスラーの人もちょっといままでと違うような動きだったりオーラだったり出るんじゃないかなと思って。そんなようなことを考えたいなと思ってますけども」

――収益の部分で新日本プロレスでは積極的に広告を投入したりして、新日本プロレスワールドなどコンテンツを増やすことで収益を上げたが、スターダムの収益を上げる部分で、現段階でなにかアイデアはある?

木谷「まずはやはり興行の規模を大きくしていくことしかないと思いますね。興行の規模さえ大きくすれば、たとえば商品の売り上げも増えますし、配信サービスもスターダムもやられているんで会員が増えたりとか、いろんなものがメディア、いわゆる芸能収入といいますか、いろんなところに出てくださいという話も増えますので、まずは露出を増やしてイベントの規模を大きくすることによっていろいろ派生していくものを取っていくという感じになると思います」

――選手が新体制でやってみたいことは?

岩谷麻優「みなさんこんばんは。スターダムのアイコン岩谷麻優です。今回このような新体制になるということで、自分は旗揚げメンバーなので、一年目からスターダムができあがってるときからいままでずっとスターダムでやってきているんですけど、今年、マジソンスクエアガーデンの大会に出させていただいたときに、本当に会場の大きさだったりたくさんの観客に圧倒されて、いつかスターダムもこういう会場でたくさんの人に見てもらえるような試合ができればいいなと思っていました。新体制になってからまたたぶん大きい会場とかも増えていくと思うので、どんどんどんどん大きくなっていくスターダムを見せていきたいですし、自分たちも楽しんでやっていきたいなと思います」

星輝ありさ「スターダムの星輝ありさです。自分は去年の11月からスターダムで復帰をしたんですけども、一年があっという間だなと思っていて、この短い一年の中でこういう大きな出来事があって、本当にすごいなって思います。個人的にやっていきたいと思っているのは、いまは新木場とか後楽園が多いと思うんですけど東京でしたら、やっぱりさっき麻優ちゃんも言ってましたけど、もっと大きい会場でやっていきたいなっていうのは自分が復帰するときからずっと思い描いていたことです。なので、両国国技館以上のところでもやっていけるように自分自身も頑張っていきたいと思います」

渡辺桃「クイーンズクエストの渡辺桃です。この新体制になって私がやりたいことというか、目標なんですけども、大きい会場でできるとかテレビで放送されるとかは本当にかなり女子プロレスを広めることになると思うので、自分の十代の世代とか同世代にも私が広められるように頑張っていきたいなと思っています」

林下詩美「クイーンズクエストの林下詩美です。私はもともとプロレスがずっと好きで、昨年デビューさせていただきました。新体制になってからはいろんなところでもっとスターダムを取り上げていただいて、スターダムのプロレスをいろんな人に知っていただいて、たくさんのお客様に来ていただき、大きい会場でスターダムの最高の試合をもっといろんな人に届けていけたらなと思っています」

木村花「トーキョーサイバースクワッドのユニットリーダーをやっています、木村花と申します。これからやっていきたいこと。女子プロレスをあまりよくわかっていない同世代の方とか女性の方、プロレスをよくわからないという方がすごく多いなと感じているので、まだプロレスが行き届いていないところに女子プロレスってこういうものですよっていうのを伝えていきたいのと、最近よく思うのが、障害とか、施設とかでハンディキャップを持って日頃暮らしている人たちに勇気を与えることができる職業だと思っているので、やりたいなと思っていることは、施設とかで暮らしている子たちや、それこそいろいろあって、刑務所とかで過ごしている方たちに私たちが試合を見せて、自分たちの可能性とか若い人たちの可能性を見せて、こういう選択肢もあるよというのを伝えていきたいなと思っています。ありがとうございました」

ジャングル叫女「TCS(トーキョーサイバースクワッド)のジャングル叫女です。木谷さんがすごい具体的にスターダムのことを考えてくださって、これから女性を増やしたいとの意見もいただいて、本当にその通りだなと思いましたし、やっぱり男性のお客様も女性がたくさん見に来ている会場の方がうれしいと思いますので、そういったコンセプトに沿ってスターダムの選手、本当にいろんな個性があって、キャラが強くて魅力ある選手たくさんいます。ただリング上だけだと見せられる部分というのも限られてくるかと思いますので、テレビ、メディア、そういった露出を特に増やして、自分は、べしゃりがちょっと好きで、しゃべる仕事をしたいなって話しを以前ブシロードさんの方にしたんですけども、ラジオとかやってみたいなとすごく強く思うので、テレビとかそういったメディア露出がどんどん増えるように。そしてスターダムの魅力、ジャングル叫女の魅力をもっと多くの人に伝えられるようにこれから精進していきたいなと思っております」

花月「大江戸隊の花月です。今回はこういう新体制になるということで、とても、選手一同うれしく思っております。いま、ここにいる選手はすごく未来の展望を、あとは社長も未来のことをすごく楽しみに、これは私も一緒です。ただ、私がいまここで申し上げたいのは、私は2年前にスターダムに入団しまして選手の底上げを徹底してきたつもりです。今回こういう形になったということは、かなり底上げができたんじゃないのかなっていうふうに自負しておりますが、これからもっともっと露出度も増えると思いますけども、私的には選手のクオリティー、試合のクオリティーを一切落としたくないというところが私の課題かなと思っております。私自身、露出したいメディアに出たいということももちろん高くありますが、新しい時代を作っていくということは多くのみなさまに見られるということで、女子プロレスという根本的なものを私は消したくないと思っています。なので、新しい時代に新しい風を取り入れつつ、しっかりとむかしから築き上げてこられた女子ならではのプロレス、闘いをしっかりとスターダムで見せていけるようにしていきたいと思っております」

――ブシロードは女性を使っているコンテンツ、ライブエンターテインメントを数多くしているが、スターダムは以前ライブ会場でプロレスをしたこともある。ブシロードでやっているほかの女性コンテンツとスターダムの連係は考えている?

木谷「いまのお客さんって自分の好きなものに違うものが混ざってくると嫌がるんですよね。それは世の中にコンテンツがすごい増えたからだと思っています。どちらかというと薄く広くよりも狭く深いものがいまの時代だと思ってますので、そこは慎重にやらなきゃいけないなと思ってますけども、ただできることがあればやりたいなと思っています。たとえば先程『キャラエキスポ』というのを紹介させていただきましたけど、そのキャラエキスポというのは、アメリカのアナハイムのコンベンションセンターでやるんですけども、その会場にカードゲームのイスだけでも1300くらい入るんですね。カードゲームのプレーヤーがいてステージがあって一般の出店ブースがありつつもリングもあるんですよ。だからそちらはどちらかというと完全なお祭り空間にして、アニメもゲームもカードゲームもプロレスの楽しめるようになっているということで、そういうシチュエーションだったら誰でも楽しめることができるので、どういうふうにやるか、新日本プロレスが最初にグループ会社になったときも、東京ゲームショーでリングを作って見せたんですね。これが実はすごい受けたんです。あるお客さんのつぶやきを見てたら、デカいスクリーンにプロレスが映ったから最近のゲームはすごくCGが発達したんだなと思ったら実は本当に試合をやっていたというのがあって、そのような相乗効果も含めて、いろいろ考えていきたいと思っていますけども、いまこれだというのはないですね。でもこれはできるかなと思うのは、たとえば女子プロレス界に入った人の中には舞台出身者もけっこういたりするんですね。また逆にプロレスやりながらたとえば舞台に出るとか、こういうのは十分あり得る話だと、これはあまり違和感のない話だなと思ってますので、ファンのみなさんに受け入れられるところ、もしくはファンのみなさんが前向きにビックリしてくれるような、喜んでくれるようなところから少しずつやりたいなと考えてます」

――KNOCK OUTの解説を相羽あいながしているが、今後スターダムの解説をする可能性は?

木谷「それは、あるんじゃないですかね。本人もやりたいと思うと思いますよ。聞いてはいないですけどね。この件はまだ話してはいませんから。リングに上がるのはボクは止めますけどね。いま上がりたいとは思ってないと思いますけども、ただ関わりたいとはすごく思ってるんじゃないかなと思います。先程、ボクは2年前くらいから考え始めたという話をしたと思います。その中で最初はやはり女子プロレスというものに関わっていないときある日突然そういう流れが来たら嫌だなというところから動機はもちろん始まっております。ただ、検討していくうちに、今年の夏くらいから検討していくうちに、どちらかというと正直言ってそのときは主体が新日本プロレスにありました。新日本プロレスを守るために、もっと伸ばすために、女子プロレス必要なんじゃないかなと思ってました。誤解ないようにしたいんですけど、見てるうちにスターダムはスターダムでこれはりっぱなIPコンテンツ、キャラクターコンテンツというかコンテンツなんで、これはこれでものすごく大きく伸びる可能性あるんじゃないかなと思って、新日本プロレスを守る伸ばすというところからスターダムをもっともっと伸ばすというところに発想がどんどん変わっていったということは理解していただきたいなと思っております。そんな中で今回の新体制発表に至ったと理解していただきたいと思っておりますので、後ろ向きなことではなくて、あくまでも前向きにこれはこれですごい伸びるんじゃないのっていう。その中でお互いちょっと混ざる部分があってもいいかなって思ってるんですが、現状ではお祭り的なイベントか海外とかじゃないかなって考えています」

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