2021/11/09 NEWS

【対戦カード発表記者会見】11・27「FIBREPLEX presents TOKYO SUPER WARS~東京超女大戦~」の全対戦カード発表

11月8日(月)、記者会見がおこなわれ、1127東京・国立代々木競技場第二体育館「FIBREPLEX presents TOKYO SUPER WARS~東京超女大戦~」の全対戦カードを発表、タイトルマッチ調印式とともに、選手たちが意気込みを述べた。

記者会見詳細レポート

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合3WAYバトル15分1本勝負

〈王者〉琉悪夏vs〈挑戦者〉桜井まいvs月山和香〈挑戦者〉

月山「今回は、2度目のフューチャー挑戦がスターダムで初めての3WAYということで、すごくドキドキしてます。琉悪夏さんとは、自分がセコンドについているときから何度も攻撃を受けたり、凶器にされたり、何回も闘っている気分です。今回は3WAYなので、自分にチャンスがあるんじゃないかとすごく思ってます。アタマを使って私が勝ちます。お願いします」

桜井「私は、このフューチャーベルトにすごく思い入れがあります。初めてスターダムに初参戦した日、ウナギさんがこのベルトを懸けて闘ってくれました。いまはシングルでは難しいんじゃないかって思われるかもしれません。でもスターダムにきて3カ月、もうすぐ経ちます。今回、3WAYなので、自分にもチャンスがあると思います。なので、琉悪夏さん、アナタからフューチャーベルト勝ち取りたいと思います」

琉悪夏「いやあ、まあ、2人、ゴチャゴチャ言ってるけどさあ、この試合、3秒で終わらせるから」

 

▼タッグマッチ

渡辺桃&AZMvsウナギ・サヤカ&レディ・C

レディ「今回、通天閣ズ再結成いたしました。このポーズはいま初めて知ったので謎なんですけども、前回5月に山梨大会で組ませていただいたときは…」

ウナギ「おぼえてるね」

レディ「おぼえてますよ。すごく印象深かったんですけど、そのときは一日で解散という、そういうふがいない結果になってしまったので、今回はあの頃とは違うといったところを見せたいと思います。レディがデビュー、14日に1周年経つので、成長したレディをお見せできればと思います。ウナギさんと力を合わせてMOMOAZ、倒したいと思います。お願いします」

ウナギ「宇宙をかける傾奇者、ウナギ・サヤカです。というわけで、私とレディは、1114日後楽園ホール大会で、私はスターダムに上がってレディはデビューしたんですけど、もうこの大会を迎える時はレディはプロレスラーとしての1歳を迎え、私はスターダムに上がって一年ということになるので、2人で力を合わせてがんばっていきたいと思います!…とでも言うと思いましたか? 私は、ウナギ・サヤカとしてスターダム2年目。ギャンギャンに先輩と大物を食っていきたいと思います。なので…MOMOAZ強敵です。タッグトーナメント(リーグ戦)優勝経験者ということで、最高においしい相手、いいですよね。というわけで、普通の第2試合のつもりでこないでくださいね、先輩」

桃「私たちMOMOAZは先ほど言った通り、タッグリーグ優勝経験者ですし、このころには私たち2連覇していると思うので、そのふざけた感じできたら秒殺されますよ、ホントに。ってか、いまAZMちゃんがいないのも、私一人で十分ってことですよ、アンタら2人。まあ、おもしろい結果にしていきたいと思います」

 

▼6人タッグマッチ

岩谷麻優&葉月&羽南vs鹿島沙希&フキゲンです★&吏南

葉月「STARSに新しく入った葉月です。大江戸隊との試合、いろんな思いはありますけど、私はこのSTARSに入ったので、葉月、STARSの存在価値をこれからもっと高めたいと思います。この試合ではしっかりSTARSが勝ちます」

岩谷「葉月がSTARSに入ってくれました。いままでは大江戸隊としての葉月だったので、敵として闘うことが多かったんですけど、これからはSTARSの力となってくれることを願ってますし、絶対本領発揮してくれると思います。羽南と葉月のタッグチームとか、いろんな可能性、いろんな組み合わせ、まだまだ可能性が無限大だと思います。これからSTARS、いままでは大江戸隊にさんざん今年はボロカスにやられてきたので、ちゃんとやり返したいと思います」

鹿島「葉月、久々だなあ。オマエがいたころは、横に私がいたけどいまは真逆だなあ。気持ちはわかる。STARSに入ったんだったら、あの黒い、どす黒い唇やめれば? ウチの小悪魔ちゃんこと吏南が怒ってるよ。被ってんだよって、怒ってんだよ。吏南から今日伝言を預かっている。『大江戸隊に負けたらそのどす黒い唇、メイクをやめろ』とのことです」

葉月「黒メイクをやめろ。被ってる、真似している。真似しているのは吏南の方だと思いますけどね。まあでも、真似しているっていうか、私はこのメイクが一番似合っていると思いますし、大江戸隊に負けるつもりはないです。大江戸隊の闘い方は私が一番わかっているので、しっかり勝ちますし、黒メイクも私のものです」

▼ワンダー・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定戦

上谷沙弥vsなつぽいvsひめか

上谷「クイーンズクエストの上谷沙弥です。私は、師匠と弟子、たむさんではなく一人のプロレスラーとして中野たむを倒しにいく。そういうふうに前回心に誓いました。私は弱い自分から逃げているというふうに言われてずっと考えていました。つらいときも、悔しいときも、哀しいときも、どん底にいるときも、自分の感情を押し殺して平気なふりをして。だけど、私はこの挑戦を通して変わりたい。白いベルトは感情のベルト。すべてをさらけ出して、自分自身と向き合って私はこの3WAYを制して、中野たむの持つ白いベルトへ挑戦する」

ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。先日のとどろき大会で自分自身、約1年ぶりのシングル(赤いベルト挑戦権利証&SWA世界)のアピールをさせてもらったんですけど、組まれたカードがなぜか白の次期挑戦者のこのカード。なぜ? 不思議でしょうがない。でもチャンスは絶対にモノにする。このデカくてかわいいジャンボプリンセスが、宇宙一ぶっさいくなプリンスを倒して、あ・げ・る」

なつぽい「ドンナ・デル・モンドのなつぽいこと…なつぽいです。この3WAYのカード、唐突すぎて白の次期挑戦者とはいえ、この2人に対する感情は昨日となんら変わらないです。ただ、白いベルト、このベルトに対しての憧れの気持ちとか、絶対巻きたいって気持ちとか、中野たむから絶対奪ってやりたい気持ちは、4月たむちゃんから負けた日からなんにも変わってないです。なんならそのときよりも私は強くなってます。だから、この2人には白いベルトに対する気持ちは絶対に負けてないし、上谷沙弥には、たむちゃんの知ったかとかしちゃってる上谷沙弥には絶対負けないです」

上谷「知ったかなんかしてません。私は中野たむがきっかけでプロレスラーになった」

なつぽい「聞いたし、それ」

上谷「白いベルトに巻くのにふさわしいのは私、上谷沙弥です」

なつぽい「いや、もうさ、シンデレラで取って白いベルト挑戦して負けた時点でふさわしい、ふさわしくないとか、そういうもうそういう問題じゃないか。同率一緒、自分だけ上と思わないでくれる?」

上谷「だから…」

なつぽい「今日髪の毛セットしてるから髪の毛つかんだりしないでね」

上谷「ふりですか?」

上谷がなつぽいの髪をつかむ。

なつぽい「痛っ!髪の毛つかむなっていってんじゃん! ふざけんなよ」

上谷「オマエには絶対に負けないから」

なつぽい「白のベルトに対する思いないでしょ。まったくないじゃん。絶対負けないから」

上谷「絶対オマエには負けねえ」

▼ハイスピード選手権試合30分1本勝負

〈王者〉スターライト・キッドvs〈挑戦者〉コグマ

キッド「第21代ハイスピードチャンピオンのスターライト・キッドです。コグマ、ようやく罠に引っかかったなあ。オマエさあ、最近、人の物を盗んだり、リングの周りを走り回ったり、クマクマ言ったり、そのマスク被ってるのだってそうだよ。戻ってきたと思ったら、遊んでばっかりじゃん。そんなんで、このベルト取れると思ってんの? 第9代ハイスピードチャンピオンだったオマエが、このベルトそんな簡単に取れないことくらいわかってるよなあ? あと、ハイスピードジニアスって名乗るくらいなら、も~う少し小熊になって挑戦してきてほしいところではあったんだけど、私は5★STARでコイツにやられてるし、コイツはもともとハイスピードチャンピオン。これは防衛戦で熊狩りしてやるしかないよねえ。いまのコグマでこのベルトに挑戦してくるってことは、ハイスピードチャンピオンだったあのころの自分に打ち勝ちたいってことだろ。だったら、もっとあまあまな 欲望に満ち溢れた狂暴熊にでもなって、このベルトいまの私から剥がしてみろよ、虎狩してみろよ。大熊さん」

コグマ「大熊? 大熊って言われたんですけど、これでも15キロ痩せたんですよね。これでも足りないって言うんだったら、もっと絞ってきてもいいんですけど、私は別に過去のコグマにこだわってるわけじゃないんで、私は自分のペースで自分の動きたい体になっていくだけなので、そこは勘違いしないでもらいたいです。あと、遊びすぎてる? 私は遊んでなんかいないです。プロレスっていろんなプロレスがある。私はプロレス全部大好きだから、それがプロレス離れてすごくわかったこと。だから私はいろんなプロレスをしていきたい。その中で観る人によっては遊んでるって思われるかもしれないんですけど、私は私の好きな、大好きなプロレスをやっていってるだけ。その線の中にベルトがある。私は、そのベルトに対してもリベンジ。いろんな思いで取ったベルトだけど、手放してしまった。それに対してのリベンジも、今回、深く思っているので。そうですね、虎狩り。熊狩りされるのか、虎狩り私がするのか、楽しみなところではありますが、私が虎狩りして、22代ハイスピード王者になります」

 

▼ワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権試合30分1本勝負

〈権利証保持者&王者〉朱里vs〈挑戦者〉小波

朱里「世界に通用するモノが違う女・朱里です。小波との対戦が決まりました。でも、ここに小波の姿はありません。なので、体調のことが心配ですが、決まったということは大丈夫だと思ってます。小波とのシングルマッチは、どれも私にとって特別で、『師匠』と言ってくれた小波。私は、師匠として小波になにかしてあげられていたのか? ホントは、自信なんてありません。でも、小波がそう思ってくれてたことホントにうれしいし、感謝の気持ちでいっぱいです。小波、ありがとう。1127日は、小波とシングルマッチ。心に残る、いままでで、いままでより一番心に残る試合がしたいと思っています。私は5★STAR GPで小波に負けています。その借りを返し、SWA、そして権利証を守り抜きます」

 

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合30分1本勝負

〈王者〉中野たむvs〈挑戦者〉白川未奈

白川「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。たむさん、今回はベルトの挑戦受け入れてくれて、ありがと。いつもね、たむさんの試合を一番近くのセコンドで見てて、ホントに涙が私、出ちゃうんです。もうたむさん、死んじゃうんじゃないかとか、試合に勝ってリングを降りても寝たら起きないんじゃないかなって、ホントにいつも心配してます。もう十分頑張ったんじゃないですか? 私がその白いベルトをアナタから剥がして、心も体も楽にしてあげる」

中野「チャンミナ、まずはベルトに挑戦してくれて、こちらこそありがと。あと、たむの体調まで心配してくれてありがとう。でもね、プロレスラーは超人だから。たむは、痛くてつらい思いをして命燃え尽きるまで、燃やして燃やして燃やし尽くして闘うことで、幸せを感じるの。これが生きがいなの」

白川「幸せ? いまたむさん幸せ? なんかねえ、その白いベルト巻いてから、私にはたむさん、なんかホントいつもつらい、哀しい、苦しい。そんな表情をしているようにしか見えないんですよね」

中野「あのね、苦しみとか哀しみを知ることで強くなれる。それがこの白いベルトの持ってる魔力なんです。チャンミナも巻いたらきっとわかると思う。でも、この白いベルトは、まだたむが巻き続けるから、ずっとわかんないかもね」

白川「魔力? 呪いのベルト? まあ、このチャンミナが呪い?に屈しる?ってか、呪われると思います? だいたいその白いベルト、もともとは持ってるチャンピオンがすごい華やかでキラキラして輝く、みんながあこがれるプリンセスみたいなイメージだったはずなんですよ。だけどいまそのベルトは、確かにちょっと呪われちゃってる。なんかベルト巻いてるっていうよりはね、なんかこう苦しい哀しい、そんな鎖に巻かれて苦しんでいるようにしかいま私は見えない。私は、この白いベルトを中野たむから剥がして、華やかでキラキラしてて、そうですね、豪華絢爛。そんな言葉がピッタリのベルトに、私がしてみせますね」

中野「させません。この白いベルト、聖なる呪いの白いベルト、まだまだ私が守り続けて倒さなきゃいけない相手がいます。そして、かつての戦友の思いも背負ってる」

白川「かつての戦友? また、また、それ言いますか? 岩谷麻優? まあ、これ言って大丈夫ですか? 星輝ありさ? またそんな過去にずっとずっと思い馳せてるんですか?」

白川が中野に詰め寄る。

白川「ねえ、いつになったら、いつになったら、いつになったら、いつになったら、私その2人から離れるの? そっか、そのベルトに27日に巻いたときに離れるんだ、これ」

中野「わかるといいね」

 

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合30分1本勝負

〈王者〉林下詩美vs〈挑戦者〉舞華

舞華「このたびはまず、2大会欠場してしまい本当に申し訳ありませんでした。ただ、ケガの方は順調に回復しているので、1127日完全復活、120%の私で迎え、そして林下詩美を超え、赤いベルトを巻き、1229日両国国技館では、権利証保持者と闘っていい一年を締めくくっていきたいと思っています」

詩美「第13代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンの林下詩美です。舞華、オマエどうせケガ治ってもないのに、良好ですとか完治しましたとか言うんだろ。全部わかってんだよ。私は年末、両国、朱里との約束を果たすために赤いベルト最高の状態のまま持っていかなければいけない。だからケガしたオマエとやっても結果なんか見えてるし、つまんねえんだよ」

舞華「おいおいおい、オマエは私のなにを知ってるの? 朱里との約束、朱里との約束、朱里との約束、今回のオマエの相手誰だよ?私だろ。テメエは、私だけ見てればいいんだよ!」

両者が睨み合い。

詩美「完全復帰した舞華とやれることを楽しみにしてるよ」

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