3月10日(日)、東京・新木場大会前に会見がおこなわれ、3・28東京・後楽園ホール大会の主要対戦カードを発表、予定を含むタイトルマッチ出場選手が意気込みを述べた。
11月から欠場していた渋沢四季が3月を持って引退。3・18後楽園大会には来場し、リング上であいさつをおこなう。
◆暫定WOH世界選手権試合
〈王者〉岩谷麻優 vs 〈挑戦者〉刀羅ナツコ
刀羅ナツコ「今回、岩谷麻優選手が持っているWOHのベルトに挑戦表明いたしました。現段階ではまだ確定ではありませんが、私がなぜこのベルトに挑戦したいと思ったかというと、前回、大阪で小波選手と麻優さんがこのWOHの防衛戦をやったわけですが、私はその試合を見させていただいてて、すごく感動しました。その試合を見て私も挑戦したいと、心からホントに思いました。あの試合は、小波さんの思い、それがすべてリングの上に出ていて、じゃあ私が同じように、それを超えるような試合をできるか、それはまだわかりませんが、う~ん、誰かに、誰かに感動してもらえるような試合を私もやりたい。そしてこのベルトなら岩谷麻優選手となら、私のすべてを出し切れると思い、今回表明させていただきました」
岩谷麻優「今回、一応、仮ということで防衛戦が決まったんですけど、自分は来週ラスベガスに行って3度目のケリー・クラインとの闘いを勝って、このベルトを日本に持って帰りたいと思うんですけども、気持ちだけじゃ持って帰れないベルトだと思うので、ホントに全身全霊を懸けてこのベルトを守りたいと思います。そして日本に持って帰ってきて刀羅ナツコと、このタイトルマッチしたいと思ってます。このベルトはホントに一年かけてやっと自分の手元にきたベルトなんで、自分はこのピカピカのベルトをボロボロになるまで守りつづけると言ってるので、向こうでも日本でも防衛したいと思います。それでやっぱり世界の世界規模のベルトなので、ホントに対戦相手というのはホントに重要になってくるし、今回ナツコが挑戦表明してきましたけども、ナツコも自分はシングルやっててすげえ楽しいなって思える選手なので、ふだんなんかジャングル!ジャングル!とか、ずんぐりむっくりーとか言われてますけど、個々の力はあると思うので、いい試合というか、自分を十分に発揮できる相手かなと思います。なので、とりあえずは自分は来週頑張ってくるので。ベルトなくなったら、シングルもない? シングルもなくなっちゃう?」
小川「その他のカードになるので、たぶんその他はバトルロイヤルになるかもしれない」
岩谷「なるほどぉ(苦笑)。後楽園のバトルロイヤルですか。ああはあはあ…。なあるほど、なるほど(苦笑)。そうですね、これはちょっと自分の来週の防衛戦のプレッシャーにもなりますね、これは。せっかくのホールで、シングルマッチ、クソ目立っていきたいので、必ず防衛して、日本に戻って帰ってきたいと思います。まあとりあえず、仮ですけど、よろしくお願いします」
ナツコ「お願いします」
◆ハイスピード選手権試合
〈王者〉葉月 vs 〈挑戦者〉ザイヤ・ブルックサイド
※葉月は4度目の防衛戦
ザイヤ・ブルックサイド「日本に戻ってくれてうれしいです。1年ぶりですよね。私は日本を離れていた期間、WWEのメイ・ヤング。クラシックに初参戦して紫雷イオ選手と対戦しました。現在はWWEのNXT UKで闘っています。今回、日本に戻ってきてハイスピード王座に挑戦することが決まりました。私にとってすごく大きなチャンスです。私はハイスピードのタイトルマッチにふさわしい選手だと思ってます。なぜなら半年間の日本での経験もありますからね」
葉月「4度目の防衛戦の相手がザイヤ、断る理由もないですし、しっかり葉月がつくったルール、6パックじゃないと挑戦できない。6パックでいるので、ザイヤは。あとは自分が10分以内で仕留めるだけなので。楽しみな試合ですし、ザイヤは向こうで相当強い選手とやってると思うし、こっちでできない経験を向こうでしてると思うので、防衛戦相手にはおもしろいんじゃないかなと思います。あとは、まあザイヤとどんな早い展開で試合ができるのか、楽しみにしてもらえればいいかなと思います」
◆ SWA世界選手権試合
〈王者〉林下詩美 vs 〈挑戦者〉レベル・ケル
※林下詩美は2度目の防衛戦
林下詩美
「SWA世界王座2度目の防衛戦なんですけど、相手はレベル選手。もちろんお会いしたこともないですし、どんな選手かまったくわからないですけど、すごい長身な選手だと聞いて、外国人選手は技術もすごくて体格も恵まれてるんだったら難しい試合になるんじゃないかなと思うんですけど、そこでしっかり自分が防衛して、守るべくベルトをしっかり防衛していって、自分がバイパーから取ったこのベルトを大事に持ちつづけます」
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉花月 vs 〈挑戦者〉ゴジャ・コング
※花月は8度目の防衛戦
花月「昨日(3・9)新木場大会でね、急きょ、ゴジャさんが目の前に現れまして、赤のベルトに挑戦したいと言ってきたんですけども、私はやっぱりイヤです。ただね、ただ、たぶんメキシコから来るのに相当なこれ(金)がね、相当なこれがかかってるんですよ。スターダム、世界と仲良くしていかないとスターダム自身が大きくならないと私は考えました。総理としてメキシコと日本の外交が、外交で会ってますかね? 外交問題が生じるかなと思ったので、私は総理として仕方なくこのタイトル戦受けることにしました。ハイ(拍手)。そういう感じで受けるんですけども、それは私のためだけでなく、スターダムが世界とメキシコとアメリカと世界中とつながっていってスターダムを大きくするために、私はしっかりこのタイトルマッチをやろうと思ってますんで、そこをしっかりと押さえておいてください」
ゴジャ・コング「また日本に戻ってこられて満足してるわ。世界のゴジャ・コングをお披露目しましょう。ここにいる花月と試合をするけれども、彼女が保持している赤いベルトとやらを私がメキシコに持ち帰ろうと思ってる。花月には勝てるでしょう。なぜならば、私の方が明らかにずっと大きいし、明らかに私の方がパワーがある。実力もあるし、そして私には戦略もある。AAAのためにもこのベルトを持ち帰りたい。ゴジャ・コングの名前をさらに広めたいと思ってる。アリガトウ」
花月「お互いにおそらく、国民のために国のために、そして団体のために闘っているということはわかったと思うので、しっかりどっちの方が気持ちが上なのか、体格的に実力的にゴジャさんの方が圧倒的にすごいとは私もわかってるつもりではあるので、しっかりここで花月というものを見せた上でスターダムの価値を上げたいと思います」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉渡辺桃 vs 〈挑戦者〉アンドラス宮城
※渡辺桃は12度目の防衛戦
アンドラス宮城(ジェスチャーのようなものを見せ、言葉は発せず)
渡辺桃「え、いまのがコメントですか? いや、まあ、なんかバカにされてるんですけど。よくわかんないですけど、カサ…じゃなくてアンドラス宮城、アンドラス宮城さん。まあ自分はよく知らないですけど、ヘンなクレイジーなヤツとしか自分は認識してないので、そして昨日の新木場大会で自分がパイルドライバーで負けてしまったというのは本当に悔しいですし、それで火がついたのか、火がついて、白いベルト挑戦(表明)されて。自分は挑戦されてくるものは拒まないので、受けますし。こないだ11回防衛したばっかりで、勢いに乗ってるので、こんなふざけた人には私は負けないと思ってます。昨日(3・9)負けたのは先週の首のダメージもあったので、この28日には、私は首はちゃんと治して臨みたいと思います」