12月19日、15時より墨田区の道場にて新日本プロレスの小島聡選手が岩谷麻優＆星輝ありさとの公開練習を披露した。
準備体操が終わるとスクワット×100回・腕立て伏せは20回×5セット・腹筋×100回・ブリッジを1分・30秒した後には小島選手のショルダータックルを4回×2を体感した。最後に岩谷と星輝がスパーリングをして終了となった。
練習後コメント
–練習をしてみていかがでしたか？
岩谷「タックルをしていただいたんですけど、本当に今まで…スターダムにもパワーファイターって人はいるんですけど、やっぱり男性でここまで大きな方っていうのは女性ではいないので、本当にタックルの威力がすごい…本当にトラックにはねられたくらいの感覚で、でも今日初めてこんなに重たいタックルをしていただいたので、これから先どんな大きい相手にぶつかられてもちゃんと対応できそうだなって。すごい貴重な経験というか、こんなに重たい人もいるんだなって」
小島「そんなに重くないですけど」
岩谷「すごいいい勉強になりましたね」
星輝「私もたぶん初めて男性の方にタックルをされたんですけど、吹っ飛んだ時に一瞬、頭が真っ白になりまして、こんなに男子の方々って、こういう人たちがぶつかり合ってるんだって思ったら、表現があれかわかんないんですけど、交通事故が常に起こってるのかなみたいな感じに自分は感じました。あと、最初に挨拶をさせていただいたときにすごいお優しい方だなって」
小島「ありがとうございます」
星輝「私は動画で見させていただいてたんですけど、すごいオラァみたいな感じの方なのでギャップといいますか、その方に教えてもらえたことは本当に素敵な経験になったので本当に感謝です。ありがとうございます」
小島「ありがとうございます」
–小島選手は二人を見ていかがでしたか？
小島「正直、お二人ともキャリアをちゃんと積んでる方なので今更私が技術をどうこうっていうのはたぶんないと思うんですね。教えるとかっていう立場でもありませんし、お二人は立派なプロレスラーなので。そういう部分ではなくて闘うってことに対してって精神論だったりとか対戦相手に向かう気持ちだったりだとかそういうのを普段、私くらいの大きさでもなかなか目にすることがないと思うので、そういう中でそういう空気だけでも感じ取ってもらえればいいかなっていうのをすごく思っているので、私自身も女子の方と試合をしたの12年ほど前に一度だけ試合をしたことがあるんですけど、その時の経験も私の中でずっとプロレスラーとしては生かされているので今日こうやってお二人と肌を合わせたことっていうのは私自身にも必ず大きな糧というか経験になったと思ってます。お二人の今日本当に素晴らしい動きとか、正直見た目が普通の女性と変わらないくらいの感じの方なので最初はちょっと見て心配になったんですけど、やはり実際に肌を合わせてみると体幹の強さが尋常じゃないと、さすが女子プロレスラーの方だなっていうのをすごく感じましたし、今日一緒にこういうことをしてみて女子プロレスラーの方っていうのは本当にすごい一般の方とは違う、ちゃんと鍛えられてる人たちなんだなっていうのをすごく痛感しましたのでお二人には必ず次の試合で頑張っていただきたいと思いました」
–小島選手の技とかで教わってみたい技とかありますか？
星輝「私、今おっしゃったとおり細いんですけど、自分的にはもうちょっとだけ体格を上げようと思っていて、普段は全然使わないんですけど、今日タックルを受けてみて自分もこういうタックルが節々でちょっとはできるようになったらいいなって今日すごい思いました」
小島「たぶん、私が使ってる技とかどうこうっていうのではなくて、本当にさっきも言ったんですけど精神的な部分でこれから試合をまだまだ続けていかなくてはいけないと思うので自分よりも大きい選手だったりとか、そういう選手と闘ったときに何を自分の中で見せることができるかとか、自分の体の大きさとかもそうですけど、プロレスラーとして何をお客さんに伝えられるかっていうのはすごく大事なことなので対戦相手ももちろん大事なんですけど、対戦相手とともに全てのお客さんとかと闘っていかなきゃいけないっていう、プロレスっていうのはそういうジャンルだと私のなかでは思っているので、今日のこういう経験がほんのちょっとでも役に立ってもらえればなというふうに思ってます」