2020/01/30 NEWS

2・8後楽園ホール大会対戦カード発表記者会見&調印式

1月29日、東京ソラマチ「スペース634」にて会見がおこなわれ、2・8東京・後楽園ホール大会の全カードを発表、タイトルマッチの調印式とともに出場選手が意気込みを述べた(Sareee、星輝ありさ、ビー・プレストリーは欠席)。

2/8FIRE PRO WRESTLING WORLD presents

STARDOM The way to major league 2020』

■日時:2020年2月8日(土) 開始 11:30AM/開場 10:45AM

■会場:東京・後楽園ホール

《決定対戦カード》

◆第5試合:ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者>岩谷麻優vs Sareee<挑戦者> ※岩谷麻優は3度目の防衛戦

 

◆第4試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者>星輝ありさ vs ビー・プレストリー<挑戦者> ※星輝ありさは10度目の防衛戦

 

◆第3試合:アーティスト・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者チーム>渡辺桃&林下詩美&AZM vs

<挑戦者チーム>ジュリア&朱里&舞華

 

 

◆第2試合:TCS vs   大江戸隊 6人タッグマッチ/20分1本勝負

木村花&ジャングル叫女&小波 vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希&夏すみれ

 

◆第1試合:ガントレットタッグ 20分勝負

〈出場チーム〉

中野たむ&スターライト・キッド

上谷沙弥&飯田沙耶

DEATH山さん。&レイラ・ハーシュ

ジェイミー・ヘイター&ゾーイ・スカイ

吏南&妃南

※試合順は当日選手コールで発表。5チームによる勝ち抜き戦

 

◆第0試合

小野崎玲皇 vs 星野唯月

※11:20より開始します。

ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー「先日、1月19日の後楽園ホールが9周年記念日ということで大成功に終わりまして、今回2月8日の後楽園大会も前回以上に反響がきております。そして本日は平日にもかかわらずマスコミのみなさん、ファンのみなさんに来ていただいてありがとうございます。ちょうど同じ時間に某団体の新体制発表があると思うんですけど、それにも関わらずお越しくださいましてありがとうございます。私もちょっとグリーンのネクタイできました。今日はですね、2月8日後楽園大会の意気込みを選手たちに語ってもらいたいと思います」

 

◆第0試合

小野崎玲皇 vs 星野唯月

※11:20より開始します。

◆第1試合:ガントレットタッグ 20分勝負

〈出場チーム〉

中野たむ&スターライト・キッド

上谷沙弥&飯田沙耶

DEATH山さん。&レイラ・ハーシュ

ジェイミー・ヘイター&ゾーイ・スカイ

吏南&妃南

※試合順は当日選手コールで発表。5チームによる勝ち抜き戦

ゾーイ・スカイ「みなさん、聞こえますか。見ての通り、私のパートナーになるジェイミー・ヘイターは今日、ここにはいません。でも保証しますよ。このチームがガントレットマッチで優勝します。大会が終わった頃にはみんながわかるでしょう。どんな試合でも、どんな状況におかれても私がトップコンテンダーだってことをね。そういう選手であることを証明してみせますよ」

レイラ・ハーシュ「こんにちは、みなさん。今回、私はDEATH山さん。と組みます。私の狙いはそこにいるゾーイ・スカイ。スカイをしばいてやるわ。OK、OK」

上谷沙弥「今回はガントレットマッチで飯田さんと組むことになりました。飯田さんはタッグリーグでも一緒に組んできた仲間ですし、チームワーク、息はもちろんピッタリです。キラキラSTARSには負けないようにしたいなって思ってます。飯田橋と私のシューティングスタープレスとの連係で、勝利を狙っていきたいと思います。(飯田とポーズ)可能性は、無限大!」

飯田沙耶「ガントレットタッグマッチ、順番がたぶんキモになってくると思うんですけど、たとえ自分たちが一番最初に出場することになっても全チームぶっ倒して勝利をつかみたいと思います。なぜなら、(上谷とポーズ)可能性は無限大!だからです」

スターライト・キッド「今回久々の“きったむ”でございます。“きったむ”でガントレットタッグマッチは出場経験がございまして、しかもそのとき優勝しましてゴッデスのタッグのベルトに挑戦させていただきました。今回は5チームいるのかな。出場順がどこであろうと優勝経験をしたことがある私たちは、今回も優勝する気で頑張ろうね、たむちゃん。頑張ろう。ということで応援よろしくお願いいたします」

中野たむ「優勝するのはもちろんなんですけど、前回のガントレットマッチではタッグのベルトへの挑戦権を得られるという“景品”があったんですよ。ちょっと“景品”がないと頑張れない。だから、んどは、タッグチームそれぞれ一人ひとりが好きなベルトに挑戦するっていう“景品”もらえませんか? どう? 前向きな検討、お願いしまーす」

◆第2試合:TCS vs   大江戸隊 6人タッグマッチ/20分1本勝負

木村花&ジャングル叫女&小波 vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希&夏すみれ

刀羅ナツコ&鹿島沙希「……」

小波「しゃべらない? ということで、ここは私からいきたいと思います。この試合、誰が見ても、TCS、この3人の圧勝が目に見えてるんですよ。ということで、整いました、ファイナルアンサー。私のランサーでアナタたちが震えて、プロレスを辞めたくなる確率、100%」

ジャングル叫女「岩谷麻優、岩谷麻優、岩谷麻優、岩谷麻優…。私はいま、岩谷麻優のことでアタマがいっぱいなんですよ。大江戸隊ね、構ってる暇がなくて。先日、花月スターダムラストマッチで花月にとどめを刺したのは、この私です。スターダムの未来を託された、そう思ってます。だからこそスターダムのアイコン岩谷麻優とシングルマッチがやりたい。いや、やらなければならないと思っているので、大江戸隊のようなチープなお酒、味わってる暇はないんですよね」

木村花「みなさん、こんばんは~。ちょっと、岩谷麻優みたいになっちゃったけど(笑)。なんかあ、最近、花、思うことがあって。最近の大江戸隊って、終わってねえ? 葉月がやめて、花月もやめたでしょ。私の夢が大江戸隊をこの手で…爪、かわいい! 爪、かわいい! 爪、かわいい-、超かわいい! この手で潰すのが夢だったんだけど、このままだと大江戸隊は勝手に内部から腐っていって勝手に潰れていくんだろうなと思うので、2月8日の後楽園ホール大会はTCSが大江戸隊を成仏させてあげたいと思います」

鹿島沙希「私が大江戸隊に入ったからには、潰させないし、なくさせない。そしていちいち、木村花、オマエ、ツイッターとかでも試合のたびに鹿島沙希、鹿島沙希って、好きで好きでたまらないみてえだな! メッチャ絡んでくるけどよ。オマエ、グダグダ言う前によ、アタシに8秒以下で勝ってから物言えよ! 私はな、岩谷麻優しか眼中にねえんだよ! オマエらに構ってる暇はこっちだってないんだよ。私は岩谷麻優と試合がしたいんだよ。TCS、どうでもいいよ。なんでこのカードが組まれたか知らないけど、私はどうでもいいよ、こんな試合。サクッと8秒で勝ってもいいし。私は岩谷麻優と鹿島沙希の邪魔をする者は誰であろうと許さない。とくに木村花! オメエはマジで気に食わねえんだよ!(鹿島が花につかみかかる)。オメエ、いちいち絡んでくるんじゃねえよ、オラ!」

刀羅ナツコ「まあね、こうやって血の気のあることはいいことかなと思いますけど。大江戸隊はね、さっき木村花が言ったとおり、いまは葉月も花月もいなくなって、大ピンチになってるわけだけど、2月8日から大江戸隊はリニューアルするんだから、リニューアル。わかる? リニューアル。そのために、私たちはアーティストのベルトを巻いて活気づけたいわけ。だから、申し訳ないけどTCSには踏み台になってもらう」

◆第3試合:アーティスト・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者チーム>渡辺桃&林下詩美&AZM vs

<挑戦者チーム>ジュリア&朱里&舞華

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、ごきげんよう。まずはユニットの紹介をさせてもらいます。舞華、朱里、ジュリア。私たち世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド。そこのアタマの悪そうなキミたち。これは、イタリア語です。私たちと試合をすると外国語も勉強できること、ありがたく思ってください。そして、私たちドンナ・デル・モンド、もっとみなさんに味わってもらうために、ユニットの象徴であるアーティスト・オブ・スターダムのベルト、これが私たちには必要です。未来のストロングスタイル舞華。そして世界的実力者の朱里。私たちには勝つ要素しか、ない」

朱里「言いたいことはジュリアが言ってくれたんですが、私はMMAで世界の舞台で闘ってきました。なので、オマエらとはモノが違うんだよ。渡辺桃ってやらも蹴りを使うみたいだけど、プロレスの蹴りじゃ私に勝てないってことを思い知らせてやる。あと2月8日、私の誕生日なので、ベルトを奪って祝杯をあげます」

舞華「私の対角線には林下詩美が立っているということですが、もうこれだけでこの試合の意義と意味はあると思います。私は林下詩美一本狙いでいきたいと思います」

渡辺桃「私たちクイーンズクエストは、アナタたちのようなただのスケジュールの空いていた埋め合わせの軍団じゃないんですよ。とくにジュリア。アナタ、グチグチグチグチ、大きい口叩いてますけども、私たちQQの洗礼を受けてないからそんなデカい口を叩いてられるんですよ。そして朱里、舞華。アナタたちも、私たちの若さにぜひ跪いていただきますので、覚悟しといてください」

林下詩美「今回対戦相手には前回倒したばかりの舞華がいますが、まあせいぜい頑張っていただいて。それよりも、私はジュリア、朱里。この2人から、正面からぶつかっていって、ぶっ潰してやりたいと思います」

AZM「ハイスピードチャンピオン次期候補者のAZMです。このなあ、アーティストベルトはなあ、スターダムの歴史が詰まってるんだよ。一回組んだなあ、ドルデ…デル…ボルデモートかなんか知らねえけどよ、私たちの方が、すべてクイーンズクエストが上回ってるので防衛したいと思います。悔しかったら私のスピードについてこれるよう、練習でもしといてください」

ジュリア「(桃が)シングル挑戦しても負けて、仲間にも裏切られて、クイーンズクエストには疫病神でも宿ってるんじゃねえの? まあ、後楽園のリングでどっちが強いかしっかりキッチリと決着をつけましょう。アリベデルチ。後楽園でな」

 

◆第4試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者>星輝ありさ vs ビー・プレストリー<挑戦者> ※星輝ありさは10度目の防衛戦

 

◆第5試合:ワールド・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負

<王者>岩谷麻優vs Sareee<挑戦者> ※岩谷麻優は3度目の防衛戦

岩谷麻優

岩谷「えっと第12代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンなんですけど、今回3度目の防衛戦の相手がSareee選手ということで、今回はこの場にきてないということで、初めてタイトルマッチの会見なのにパネルとお話ししている状態なんですけども…。そうですね、ちょっと、相手がいないので、すごいしゃべりづらいんですけども、前回Sareee選手の自主興行でタッグマッチの試合をしたんですけど15分ドローという結果になってしまい、決着がつけれなかったので、今回このベルトに挑戦してきてくれるっていうこと、対戦できることをすごく楽しみにしてましたので、楽しく、うれしいなと思います」

――以前、Sareeeの印象をしゃべりづらいとのことだったが、いま言葉にすることはできる?

岩谷「う~んと、そうですね…。そうですね、あの…。Sareee選手の自主興行に出させていただいたときに、“オマエのベルトに挑戦するからな”って言われたじゃないですか。なのでいつか闘いたかったし、防衛戦のときに花月にまだたくさん闘いたい選手がいると発言したと思うんですけど、そのときに頭に浮かんでた選手のひとりがSareee選手だったので、まあ、そのなんて言うんだろう?“絶対にやるからな”と言われていたので、いつかシングルできるだろうなと思ってたんですけど、そのあとにこうSareee選手の海外に行かれるというのを拝見して、ああ、この試合このカードってできないのかなってちょっとさみしく思ってたんですけど、後楽園のあとにVが流れて、挑戦表明してくださったので、このカード、この試合が出来ることがうれしいなって思います。手が合うかは、わかんないですけど」

――苦手なタイプと後楽園のリング上では言っていたが。

岩谷「そうですね。どっちかっていうとSareee選手は攻めてなんぼのプロレスだと思うんですけど、自分は受けてなんぼのプロレスだと思ってるので。でも、そうか、苦手ではないのかもしれないですね。逆にやりやすいというか、逆に、自分はゾンビレスラーとして、いくらやられてもやられても立ち上がるファイトスタイルなんですけど、それが思う存分発揮できる相手なのかなと思うので、ちょっといま楽しみになってきました」

――Sareeeは怨念のこもったエルボー、裏投げの連発をやってくるかもしれないが、対策は?

岩谷「正直エルボーは、いままで食らったなかで一番痛かったなって思いますね(苦笑)。ホントにこう、エルボーとラリアットとタックルの融合の感じの強さだったので、ちょっとビックリはしたんですけど、向こうも前回闘ったときはタッグマッチだったので本領発揮できてないと思いますので、お互い。そこはやっぱりシングルのベルトなので、お互いが100%出したいなと思います」

小川「このカードなんですけど、スターダム9年たって実現したかったなと思ってて実現できなかったカードもいくつかあるんですよ。名前はここでは出さないですけど。そういう意味では同時代、同世代でデビューした選手と対戦することは意義があると思うんですけど。ただやっぱりSareeeはいろんな団体に出てるから、生半可な選手じゃないと思うので、やっぱりそれはどんな攻撃がきても踏ん張っていかなきゃいけないかなと」

――メディアによって女子プロレス大賞の受賞者の違いがあって、女子プロレス大賞対決とも言われている。そこは意識する?

岩谷「う~ん、自分はとくに意識はしてないです。でも、週刊プロレスさんの方での女子プロレスGPは取れなかったので、そこは自分も悔しい思いをしてますので。そこは悔しいなとは思うんですけど、べつにそんな意識はしてないですけど。自分ってなんか客観的に見れないからアレなんですけど、これは女子プロレス頂上対決みたいな感じ? どんな感じなんですかね。同世代のこれからプロレスを引っ張っていこうぜ、みたいな感じなんですか?」

小川「Sareeeは世界に旅立つということを発表してますので、最後のドリームマッチじゃないかなと思うんですけど。たぶん一回だけかもしれないし、将来わかんないですけど、そういう意味では非常に価値のある試合になってもらえればと思います。あと、女子プロレス大賞とプロレスGPというのがあるんですけど、それはもうホントにマスコミの人たちが選んだ賞と読者の方が選んでくれた賞の違いであり。やっぱりSareeeの方がそういう意味では女子プロ大賞、女子プロ大賞と言っていたので、やっぱり、おもしろくないかどうかはわからないけど、思いがあると思いますよ」

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