第8回GODDESSES OF STARDOM~タッグリーグ戦~
10月14日(日)新木場1stRING(観衆273人)
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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吏南 |
3分56秒 ジャックナイフ固め |
妃南 |
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○夏すみれ |
7分2秒 |
スターライト・キッド |
“セッション・モス”マルティナ” |
羽南● |
◆タッグマッチ・ザ・JAN 20分1本勝負 |
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○刀羅ナツコ |
6分54秒 |
ジャングル叫女 |
ルアカ |
小野崎玲皇● |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○小波 |
7分33秒 |
中野たむ |
AZM |
渋沢四季● |
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月 |
10分45秒 |
ビー・プレストリー |
○葉月 |
シャーダネー● |
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分58秒 |
渡辺桃● |
○鹿島沙希 |
林下詩美 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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吏南 |
3分56秒 ジャックナイフ固め |
妃南 |
前日の新木場で正式デビューした羽南の双子の姉妹、妃南と吏南が再びシングルマッチで顔を合わせる。前日は妹の妃南が外道クラッチで3カウントを奪ったが、姉の吏南も連敗するわけにはいかない。小6姉妹闘争の結果は…。
ともに柔道着姿で入場。「お願いします!」と握手をかわしてゴング。いきなり吏南がドロップキック3連発。押さえ込みの連続も3カウントには届かず。ロープワークから押さえ込みにいくがこれも2カウントどまり。吏南がもう一発ドロップキックを見舞いボディースラムから押え込む。妃南が返すとエルボーを打ち込む。エルボーの応酬から吏南が追い込んでいくと妃南が一本背負い。妃南がロープに振ってドロップキック。吏南が返すと、妃南が立ち上げる。吏南が丸め込むが2カウント。妃南が丸め込みからロープに振るが吏南がドロップキックを3連打。吏南が押え込むが妃南の肩が上がる。吏南がドロップキックにいくがかわした妃南が外道クラッチ。吏南が返すと妃南が大外刈り。吏南もやり返し両者ダウン。吏南がエルボーを打つと妃南も対抗。エルボー合戦から吏南が突進する。妃南がかわすが、吏南もかわしてジャックナイフ。妃南がかえせず、吏南が3カウントを奪取。吏南が初勝利を挙げるとともに姉妹対決を1勝1敗とした。
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○夏すみれ |
7分2秒 |
スターライト・キッド |
“セッション・モス”マルティナ” |
羽南● |
スターライト・キッド&羽南のSTARSが夏すみれ&“セッション・モス”の大江戸隊と対戦。未成年のキッド組が酔いどれコンビにどう立ち向かうのか。タッグリーグ戦にエントリーしている夏組は初戦を白星で飾り乗っているだけに要注意。この日のキッドと羽南はタッグリーグ戦とは別パートナーだが、夏組を突破すれば大きな自信につながるだろう。
大江戸隊はマネジャーの山口菜緒が先導。キッド&羽南を鹿島沙希、渋沢四季、中野たむが迎え入れる。両軍が歩み寄ると、慎重ながらも意外に握手をかわす。先発はキッドとマルティナ。キッドがロープに振ろうとするがマルティナは応じない。キッドが足を踏みつけてロープに振るがショルダータックルで吹っ飛ばされる。マルティナが強さをアピールしてダッシュするがキッドが足を出して転倒させる。しかし夏とマルティナは両コーナーでブロンコバスター。夏にマルティナが加わり、羽南に2人分の体重がのしかかる。マルティナが羽南にエルボー連打からサイドスラムで旋回。しかし叩きつけるというよりも
披露でそのまま落としてしまうかたちに。ならばと羽南が柔道殺法でマルティナを叩きつけ、キッドがコルバタと串刺しドロップキックでたたみかける。キッドがロープに振ろうとするとマルティナが抵抗。しかしキッドが旋回式DDT。マルティナが返すと、背カインドロープからコードブレーカー。夏がキッドにビッグブーツ。ボディースラムを狙うとキッドが切り返してネックスクリュー。羽南が夏にドロップキックを連打し一本背負い。STO狙いは夏がこらえて力比べ。夏がバックを取りマルティナを呼び込む。しかしキッドが阻止してビールの噴射は失敗に。羽南が夏にダブルリスト。5分経過。羽南は夏にドロップキック狙いもムチで殴打される。夏はビッグブーツにいくが羽南がかわして丸め込む。しかし山口が妨害。夏はリバースDDTも羽南が返す。夏がブレーンバスターホールドにいくと羽南が返せず。夏が3カウントを奪ってみせた。
◆タッグマッチ・ザ・JAN 20分1本勝負 |
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○刀羅ナツコ |
6分54秒 |
ジャングル叫女 |
ルアカ |
小野崎玲皇● |
ジャングル叫女と刀羅ナツコがゴッデス・オブ・スターダム王座を保持、このコンビに米山香織を加えたトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座奪回を目指すJANがユニットのさらなる結束のため同門対決。ゴッデス王者の叫女とナツコが別チームとなり、叫女が小野崎、ナツコがルアカを従える。
両軍が同時入場。エプロンに4人で上がりジャングルポーズを決めてみせる。叫女とナツコの肩にはゴッデス王座のチャンピオンベルトが。両チームがクリーンに握手をかわし叫女とナツコの王者対決で幕開け。ナツコが手を差し出すと叫女が応じて手四つに。力比べとなり叫女が上になり押さえつける。ナツコが肩を上げると叫女が再度強引に押え込む。ナツコはブリッジで返すが叫女が全体重を浴びせる。ナツコが再びブリッジで返すとロープワークに移行。ナツコがドロップキックを浴びせてルアカにタッチ。ルアカが突進するが叫女がショルダータックル。叫女はルアカの打撃をブロックしショルダータックル。ルアカが耐えてショルダータックルをぶつけていく。叫女がこらえてラリアットもルアカがショルダータックルで吹っ飛ばす。ルアカは叫女を投げようとするが反対にボディースラムを食らう。小野崎がフェースクラッシャーをルアカに連発。ルアカがエルボーにいくと小野崎もやり返す。エルボーの打ち合いからルアカがコンプリートショット。ナツコが入り小野崎にショルダータックルからレッグラリアット。小野崎が返すとナツコは腕を取る。叫女がカットするがルアカが場外に落とす。ナツコとルアカが合体し小野崎に串刺し攻撃。ナツコのチョップとルアカのビッグブーツが合体。ナツコが小野崎を抱え上げるが丸め込まれる。小野崎はスモールパッケージの連続からエルボー連打。ルアカがやり返すが叫女がカムバックしダブルのエルボー。叫女を飛び越えて小野崎がエルボードロップ。ナツコが返すと小野崎はダイビングボディーアタック。5分経過。ナツコが小野崎にダブルチョップの連打。ナツコがダッシュすると叫女がカット。しかしルアカが叫女をカットしナツコが小野崎にスピア。ルアカとナツコがファンタスティックフリップ、ナツコがダイビングボディープレス。小野崎が返せず、ナツコ&ルアカ組が勝ち名乗りを受けた。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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○小波 |
7分33秒 |
中野たむ |
AZM |
渋沢四季● |
中野たむ&渋沢四季のSTARSと小波&AZMのクイーンズクエストが公式戦。両軍とも前日の開幕戦で黒星を喫してしまっただけに、どちらも負けられない一戦だ。10・23後楽園では5対5イリミネーションマッチで対する両ユニットにとっては前哨戦でもある。優位な立場で後楽園を迎えるのは、どちらのチームか?
アーティスト・オブ・スターダム王者の中野とAZMが先発でスタート。AZMが「こいよ」と手を差し上げて挑発。中野が応じようとするとAZMがロープワークを仕掛ける。中野は応じずサッカーボールキック。AZMもやり返すと中野はサッカーボールキックの乱打。中野の蹴り足をAZMがキャッチ。しかし中野が抜け出してグラウンドからキックを放つ。AZMがドロップキックからコーナーに振って串刺しドロップキックを見舞う。小波が中野の首筋を踏みつけると中央に持っていき正面からのドロップキック。AZMが中野に「どうしたババア!やりかえしてみろよ!」とストンピング。すると中野がカウンターのレッグラリアット。渋沢がドロップキックの連打。AZMが返すと渋沢はブレーンバスターの構え。AZMがこらえると小波が加勢。中野がまとめてエプロンでスタナー、渋沢がフェースクラッシャー。AZMが返すと渋沢がハイキックをブロックしてドロップキック。AZMが飛びついてコルバタから低空ドロップキック。小波が渋沢にスライディングキックからワキ固め。小波が腕十字、腕固めに移行しようとするが渋沢がこらえる。中野がカットするとAZMが加勢。QQがロープに振るがSTARSがドロップキック。STARSが2方向から渋沢のミサイルキックと中野のデスティニーハンマー。STARSが合体するがAZMのカットが間に合う。渋沢が気合いを入れてDDT。決まったと思われたが小波が返す。渋沢が張り手から突進するがカウンターのキックを食らう。トライアングル狙いの中野が小波にハイキック、渋沢が丸め込むが3カウントにはギリギリで届かず。渋沢が突進すると小波が飛びついて腕を取る。AZMが中野にハイキックでカットを阻止。渋沢がカバーを返すと小波がトライアングルランサーへ。渋沢がギブアップし小波&AZM組がリーグ戦初勝利を挙げた。
◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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花月 |
10分45秒 |
ビー・プレストリー |
○葉月 |
シャーダネー● |
花月&葉月の大江戸隊と、ビー・プレストリー&シャーダネーのクイーンズクエスト外国人部隊による公式戦。前日の開幕戦で花月組は白星スタート、プレストリー組は現ゴッデス王者の叫女&ナツコ組と引き分けた。どちらも優勝候補と目されるチームだけに、2点を奪った方がリーグ戦の主導権を握りそうだ。
花月は村山レフェリーに「(凶器は)絶対使いません」と宣言。葉月は花月メイクで登場。シャーダネーと花月の先発で試合開始。シャーダネーが首を取りにいくと花月が切りかえしヘッドロック。シャーダネーが腕を取り立ち上げると再びグラウンドにもっていく。花月がヘッドスプリングで立ち上がり腕を取る。花月はサッカーボールキックからコーナーに振るがシャーダネーがかわしてアームホイップ。葉月がエプロンからシャーダネーに水を噴射し場外戦に突入。リングに戻るとシャーダネーが花月に打撃の連続。プレストリーがシャーダネーとともに花月にエルボー、アームヒップ、ドロップキックの挟み撃ち。花月が返すとプレストリーがスリーパーからネックロック。腕を取るとエルボーを胸に叩き込んでいく。プレストリーが花月をコーナーに振るがミサイルキックを食らう。シャーダネーが乱入しプレストリーと合体も花月がミサイルキックでまとめて吹っ飛ばす。葉月がプレストリーにスワンダイブ式ミサイルキック、顔面ウォッシュ、フルネルソン式バックブリーカー、2人まとめてフェースロック。さらにプレストリーにコードブレーカー。替わった花月がプレストリーに突進もキックを食らう。ロープワークから花月が丸め込む。プレストリーが返すと花月はPKからバックを取る。プレストリーが切り返してトラースキック、背後からのドロップキック。プレストリーが花月を立ち上げキックのかわしあい。両者のハイキックが交錯しダウン。ともにパートナーとのタッチが成立。コーナーへの振り合いからシャーダネーがカウンターのビッグブーツ。葉月がエルボー連打もシャーダネーが羽根折りの体勢。花月がカットしダブルでコーナーに追い込み串刺し攻撃。葉月がコードブレーカーもシャーダネーがクリアー。葉月がコーナーに上がるがプレストリーがカットし顔面蹴り。シャーダネーがパワーボムでつづくが花月がカットし葉月を救出。シャーダネー組がダブルのビッグブーツを葉月へ。リング下に出た大江戸隊にプレストリーがトペ。リングに上げられた葉月にシャーダネーがニーアタック。シャーダネーは葉月にネックハンギング狙いも丸め込まれる。シャーダネーはダブルアームスープレックス。10分経過。シャーダネーが葉月を担ぎ上げプレストリーがコーナーへ。しかし花月がボードで殴打。リング下から足を引かれたシャーダネーが葉月に丸め込まれ3カウント。葉月が大江戸隊に2勝目をもたらした。
花月&葉月のコメント
葉月「タッグリーグ2戦目、2連勝。当たり前なんじゃないの? レッドゴッデス、弱いチームしか集まってないからね。ここのチームはタッグチームは、タッグワークもよけりゃ体も完璧に仕上がってるんで負けるわけがないでしょ、勝って当たり前。このまんま、優勝まで突っ走っていくのみです」
花月「のみです…。ちょっとね、タッチが早すぎるね。葉月さん、ちょっとタッチが早すぎる」
葉月「早すぎる?」
花月「まだダメージがすごくある」
葉月「大丈夫、大丈夫、大丈夫。大丈夫」
花月「ハイ、わかりました。葉月さんが言うんで大丈夫です」
――メイクを合わせてきたのはなにかある?
花月「ハイ、あります。でも言いたくないです。ハハハハハ。なんかあります。内緒だよね、内緒。あの~、教えていただきたかったらこれ(カネ)しだいで動きますけど大江戸隊は。まあ、タッグリーグ、こうやって気合い入っているのはウチらだけだと思うんで。他のタッグのチーム、なにもやってないでしょ、ねえ。やる気あんのかって話だよ、即席タッグばっかり、ね。まあ強いて言うならゴッデス持ってる、あの~、騒音おばさんとずんぐりむっくりのあの2人くらいかな。最近、名古屋で(ベルト)取ったみたいだし」
葉月「取ったけど、でも、体はダメだね。ぷにぷに」
花月「ずんぐりむっくり」
葉月「2人ともずんぐりむっくり」
花月「そこと当たれるかわかんないけど、優勝したら当たれる可能性があるということだからね…同寸だよ、この雰囲気」
葉月「勝手にしゃべり出すから」
花月「あ、ごめんなさい」
葉月「しゃべんなきゃいいのに」
花月「ハイ、わかりました。ということで、(小声で)優勝目指すぞ…」
花月&葉月「(小声で)お~」
◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分58秒 |
渡辺桃● |
○鹿島沙希 |
林下詩美 |
岩谷麻優&鹿島沙希vs渡辺桃&林下詩美の公式戦。この試合は、10・23後楽園で白いベルトをかけて対戦する桃と岩谷の前哨戦でもある。また、岩谷と詩美は5☆STAR GP優勝決定戦の再戦。さらには白いベルトに挑戦し桃に敗れた鹿島にはリベンジのチャスでもある。その鹿島は詩美と初対戦。タッグリーグではどちらも白星発進を切っているが、この試合で勝った方がリーグ戦を有利に運ぶのは間違いない。チームワークなら岩谷&鹿島組に一日の長があるものの、桃&詩美組には未知なるパワーが秘められているはず。タッグリーグの優勝争いを左右し、さらには後楽園決戦も睨んでのメインイベント、その結末は?
STARSが歩を進めると、桃が「オマエ出てこい」と静かに岩谷を挑発。試合は岩谷と桃の先発でスタートする。慎重に手四つの構えに入り、力比べに。桃が倒してサッカーボールキック。キックのかわしあいから岩谷が掴むが桃がミドルキック。岩谷はローでお返ししてサッカーボールキックへ。桃はあえて岩谷にサッカーボールを連発させる。桃が隙を突いて丸め込むが2カウント。桃がドロップキック、控えの鹿島を落としてから岩谷をコーナーに追い込み踏みつけていく。岩谷がエルボーにいくと桃が乱打でお返し。桃はミドルキックを連打。岩谷が1カウントで返すと桃が立ち上げてコーナーにもっていく。詩美が入り岩谷にボディースラム。ショルダータックルを連打するが岩谷が肩を上げる。すると詩美はキャメルクラッチ、強引に中央にもっていき締め上げる。しかし岩谷の手がロープへ到達。詩美はストンピングから立ち上げてボディースラム。岩谷が返すと詩美はエルボー連打。岩谷は詩美の突進にスリングブレイド。桃は鹿島へのタッチをさせず、詩美と合体。しかし鹿島が乱入しまとめてフェースバスター。岩谷は鹿島にタッチ。鹿島は詩美を引き起こしコーナーに振ろうとする。詩美が振るが鹿島はフェースクラッシャー。詩美が飛びついて変型卍固め。詩美がロープに逃れると、鹿島は気合いを入れてビッグブーツ。カバーするが詩美が返す。鹿島の突進に詩美は一本背負いから大外刈りの連続。鹿島が返すと、詩美はエルボー連打。ダッシュをかいくぐられるもラリアットをヒットさせる。桃が鹿島をコーナーに押し戻し岩谷を要求。ともにドロップキックを打ってエルボー合戦。岩田委のダッシュに桃がミドル。それを岩谷がキックで迎撃。桃がドラゴンで叩きつけるが岩谷がスピンキック、桃がハイキック。これで両者がダウン。鹿島が桃に突進、詩美を落としてから桃にダブルアームスープレックスの連続、ホールドするが桃がクリアー。鹿島はマイ・エンブレム狙い。桃がこらえると鹿島はダブルアーム式フェースバスターに切り替える。岩谷と鹿島が合体フェースバスター、ダブルのキック。詩美が岩谷を場外へ落とす。鹿島が桃をコーナーへ。しかし詩美がミサイルキック。桃が串刺しドロップキックからブレーンバスター。10分経過。桃が鹿島を捕らえてハイキック、詩美がアルゼンチンで担ぎ上げバックフリップ、桃が蒼魔刀。しかし岩谷がカットに成功。桃の指示で詩美がコーナーへ。桃がBドライバーの体勢、岩谷が詩美をカット。岩谷と鹿島が合体で桃を攻撃。鹿島がダイビングフットスタンプを桃に投下。鹿島は桃をコーナーへ。桃が反転してハイキックから頭部へのキック。鹿島が反転するが2カウント。鹿島がマイ・エンブレム狙い。詩美のラリアットがかわされ桃の背中にヒット。鹿島がダッシュも桃がハイキック、Bドライバーへ。さらに桃が鹿島にテキーラの体勢。鹿島が切り返し丸め込むと3カウント。白いベルトの王者がピンフォールを奪われた。
鹿島「よっしゃー、これで、マユサキタッグ、勝ち点4点。オマエら2点。おい渡辺桃、オマエ今日前哨戦だろ、負けてんじゃねえかよ。あとツイッター見たぞ、なにがピンクのモヤシだよ。アナタ(岩谷)もですよ。知らないところでディスってるんじゃねえよ。まあでもね、今日勝ったのは私たち。アナタたちは負けましたね。ということで岩谷さん一言」
岩谷「新木場のみなさん、こんにちは! 桃ちゃん、桃ちゃん、桃ちゃん。桃ちゃん。ピンクのモヤシに負けてどうですか? そもそもな、ピンクのモヤシなんか、そんなもん存在しないんだよ。そんなのあったらね、科学に出されて研究されて終わりなんだよ。ピンクのモヤシ? せめて、肌色のモヤシとか 、ふつうのモヤシって言っておけばいいのに、わざわざピンクのってつけたから、ちょっとなんか、かわいらしいモヤシになっちゃったじゃねえかよ。スターダムのロゴと合ってるし、いんじゃない、ピンク。じゃあなに、麻優、スカイブルーのモヤシ? ちょっといいじゃん、キャッチフレーズ。スターダムのアイコン、違う、違う。スカイブルーのモヤシ …あんまり反応よくないからやめとこうね。っていうかさ、ピンクのモヤシってさ…」
桃「うるさい、うるさい、うるさい。しゃべりすぎじゃない? うるせえんだよ」
岩谷「だって、だって」
桃「うるせえ、うるせえ」
岩谷「麻優、試合余裕だったし、スタミもあるし、ちょっとはしゃべらせてもらってもいいんじゃない? 元気あるよ、全然ね。タッグマッチ、楽しいけどさ、やっぱりシングルマッチ見たいよね? 麻優がベルト巻くところ見たいよね? ちょっと待って、調子に乗っていい? 今日、噛まない、しゃべりがすごいうまい。もっと褒めて! ありがとう、ありがとう、ありがとう。じゃあ桃ちゃん、白いベルト、24日だっけ? ゴメンね。そういうとこだよね、わかってるんだけど。23日だよね。ツイッターで、大口叩く暇があるなら、いま言ってみろよ! そんなね、SNSで文句言っても、なんにも響いてこないんだよ。しかもアタマが悪いからピンクのモヤシっていう単語しか出てこない。フフフ。いまなんか言えるよね。聞かせて~」
桃「オマエしゃべりすぎなんだよ。オマエら どっちもモヤシだろ。モヤシでもポッキーでもどっちでもいいんだよ。細いんだよ、ガリガリなんだよ。そんなんで勝てると思うんじゃねえぞ、オラ!」
岩谷「ただうらやましいだけじゃん、それ」
桃「違えよ」
岩谷「いやいや、岩谷家の家系を全部説明しようか」
桃「うるさい、うるさい、止まれ。うるせえんだよ。とにかくオマエら細えんだよ」
岩谷「待って待って、細いから、なに? 細くても…」
桃「折ってやるって言ってんだよ。その細い体を折ってやるって言ってんだよ! タイトルマッチで」
岩谷「あのね、8年間やってね、折れたの鼻だけなんだよ。この、この低い鼻が奇跡的に折れただけなんだよ。そんな簡単に骨なんか折れないし、心も折れないよ」
桃「……」
岩谷「なんも言い返せないじゃん。フフフ。しょせんモヤシモヤシってねえ、うらやましい、ただのひがみですよ。というわけでねえ、今日はマユサキタッグ勝ちましたよ! 大阪でもアーティストのベルト決まったし、後楽園でも白いベルト決まってるし、STARS、絶好調なんじゃない? いいよねえ、キラキラしてるねえ、楽しいねえ。長い? そうだよね、長いんだよね。話がまとまんないからさ、どうしても長くなっちゃうんだよね。そろそろみんな飽きてきてるから、もう締めようか」
桃「ちょっと待てよ、締める前に…」
岩谷「オマエが話し長くしてるんじゃねえかよ!」
桃「23日、オマエの体も心も、全部へし折ってやるからな、覚えとけよ」
岩谷「ああ、怖い、怖い。麻優さん、麻優さんって言ってたあの桃ちゃんはどこへいった? どこにいっちゃったんだろうね。バイバーイ。また23日、後楽園でお会いましょう、ありがとうございました」
鹿島「締めの前に岩谷麻優さん、話し引っ張りすぎ」
岩谷「そっち? ちょっとドッキリした」
鹿島「話し引っ張りすぎだから。ディスられてる気分になっちゃう」
岩谷「今日、売店の時間が短くなっちゃうかもしれない。すいませんね」
鹿島「いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
岩谷&鹿島のコメント
岩谷「マユサキ、4点! ヤバいよね、この人の起死回生すごくない? そのなの通りね」
鹿島「いいネーミングセンスでしょ?」
岩谷「しかも入り方が」
鹿島「相手が考えてくる上を考えないとね勝てないですからね」
岩谷「渡辺桃っていうのはね、あれはね☆△♯×…滑舌悪くなってきた、さっきまで饒舌だったのに。あのね、渡辺桃っていうのはね、起死回生でいままで鹿島沙希に2回負けてるんですよ。5☆STAR GPと…」
鹿島「5☆STAR GPと、今日。違う、3回目だ」
岩谷「起死回生で3回勝ってるんですよ」
鹿島「勉強しないね」
岩谷「勉強しないね」
鹿島「ここがおバカちゃんなのかな?」
岩谷「だってさピンクのモヤシしか言ってこないんだよ」
鹿島「ピンクのモヤシ開発しちゃったからね」
岩谷「とりあえずさあ、なに、白いベルトのチャンピオンですか、渡辺桃。岩谷麻優しか眼中にないって、ピンクのモヤシなんて用はないわって言っておきながらこのザマですよ」
鹿島「あれだけディスった人に負けるっていう、一番ダサいパターンのね」
岩谷「逆にあのツイッター見て燃えたんじゃない?」
鹿島「ああ、う~ん」
岩谷「そんなことない?」
鹿島「一緒にディスってたようなもんだからね」
岩谷「モヤシがいいなと思って」
鹿島「まあいい滑り出しですよ。前哨戦も勝ってね、開幕戦も勝って、いま4点ですよ。このまま突っ走って優勝。麻優ちゃんも白いベルト」
岩谷「白いベルト。だんだんね、STARSにベルトが帰ってきてくれてね。やっぱこのベルト、星ですから、キラキラしてますから、STARSのところに来たいってみんな言ってるんでしょうね」
――岩谷は、後楽園で花月vs木村花の赤いベルト戦があるが意識している? それとも桃戦に集中?」
岩谷「まず言いたいのがね、自分、5☆STAR GP優勝しているんですよ。優勝してるから赤いベルトに挑戦させろって言う権利あるじゃないですか。けど桃に逆指名されちゃったから、あっちもこっちもってなったらアレなんで、いま赤いベルト戦が組まれてないわけですよね。ちょっと、みんな忘れてるかもしれないんですよ、5☆STAR GP優勝者っていうことを。もうね、木村花、花月、どっちでもいいですよ、チャンピオン。とりあえず赤いベルト、自分は次期挑戦者として名乗りを挙げたいんで、まあ、順番が入れ替わっただけですよね。先に白いベルトを取って、また次に赤いベルト挑戦して取れば、赤白2冠王になれると思うし、うん、まあ、王者がどっちでもいいですけど、とりあえず木村花と花月、プロレスしてほしいなとは思いますけどね。この前の、昨日か、昨日の試合後やり合ってすごい揉めてましたけど、誰があんなの見たいんだって思いますよね。まあ大変なことにならなきゃいいなって思いますけど。ホントにちょっとヤバい空気感はちょっと感じてるので、2人から。どっちがメインになるかまだわかんないですけど、こっちが先でも後でも、あの2人の試合は見届けたいなとは思いますけど」
桃&詩美のコメント
桃「鹿島沙希に、あの技3回目なんですけど、なんかいつもと入り方が違ったりして、負けてしまったんですけど、それより岩谷麻優。前哨戦なのに自分、勝てなかったんです。それがちょっと心残りだなって思ってます。試合後のマイクもなんかいっぱい言われて腹立ってるので、次回の後楽園、心も体もへし折ってやりたいと思ってます」
詩美「今日は、桃さんとタッグリーグ始まったときから昨日もいいスタートでしたし、全勝優勝狙ってたんですけど、桃さんが丸め込みされちゃって今日1敗しちゃったんですけど、終わったことは言ってもしょうがないんで、次の残る試合全部、自分たちが勝って決勝に進みたいと思います」