GODDESSES OF STARS 2018
12月15日(土)横浜ラジアントホール(観衆305人=満員)
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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ルアカ |
5分26秒 |
妃南 |
○米山香織 |
吏南● |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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マリー・アパッチェ |
8分30秒 |
AZM |
※もう一人は木村花
◆STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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花月 |
9分17秒 |
スターライト・キッド |
○葉月 |
羽南 |
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夏すみれ | ナツミ● |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女 |
15分00秒 |
刀羅ナツコ |
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
12分4秒 |
<挑戦者組> |
岩谷麻優 |
渡辺桃● |
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○鹿島沙希 |
林下詩美 |
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中野たむ |
小波 |
※第18代王者組の岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむが2度目の防衛に成功
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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ルアカ |
5分26秒 |
妃南 |
○米山香織 |
吏南● |
JANの米山香織&ルアカと羽南の双子の姉妹、吏南&妃南が対戦。今大会のセミではジャングル叫女と刀羅ナツコがJAN同門対決の一騎打ち。この試合の結果いかんでJANの今後が決まりかねないが、米山とルアカはどんな心境でこの試合に臨むのか。もし動揺があるとするならば吏南と妃南にもチャンスが生まれるかもしれない。姉妹が力を合わせてJAN突破を狙う!
両軍クリーンに握手をかわし、米山が「任せた!」とルアカを送り出す。まずは吏南とルアカで腕とバックの取り合い。ルアカがヘッドロックで絞り上げグラウンドに移行。ブレイクするとともにタッチ。米山がコールを催促するとヒナコールも発生。「人気でかなわないなら力で勝負だよ」と米山。ブーイングが米山に浴びせられると妃南はドロップキック。吏南が入ってくると米山は顔面を踏みつけてブーイングを浴びる。米山はモンゴリアンチョップ連打。受け止めた吏南がモンキーフリップも鼻をつままれる。もちろん米山にはブーイング。ルアカがキャメルクラッチに吏南を捕らえる。その面前で米山が吏南を挑発し、レフェリーの代わりにギブアップを迫る。吏南がエルボー連打から払い腰でルアカをマットに叩きつける。妃南がドロップキックを妃南に連発。ルアカはショルダータックルで吹っ飛ばすが米山のセントーンはかわされる。姉妹が米山をコーナーに振って串刺し攻撃の連続。吏南&妃南は左右から腕十字。慌ててルアカがカットに入る。姉妹がルアカをロープに振るがクロスボディーをくらう。つづけて米山がセントーンを投下する。妃南が返せずJANの勝利が宣告された。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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マリー・アパッチェ |
8分30秒 |
AZM |
※もう一人は木村花
AZMvs木村花vsマリー・アパッチェは3WAYながら、AZMvs花&マリーのハンディキャップマッチ状態になることは目に見えている。そこをAZMがどうかいくぐるかがポイントになってくる。AZMはスピードで攪乱にかかるだろう。この試合、すべてはAZMにかかっている!?
マリーと花が握手してゴング。AZMは花に向かっていくがビッグブーツをくらい、マリーと花のストンピング連打をもらってしまう。花とマリーでAZMをリング下に落として場外戦、一方的にいたぶっていく。リングに戻すとふたりでAZMの腕をロック。コーナーに追い込むとふたりで顔面を踏みつける。マリーのストンピング連打だから花がエルボ-。ロープに振られたAZMがふたりをかいくぐり串刺し攻撃。ふたりまとめてアームホイップ、串刺しドロップキックをお見舞い。しかしマリーの打撃一発でダウン。マリーが両脚を取って振ると花がビッグブーツ。合体のジャベに花はVサイン。さらにダブルの逆エビ固め。花が単独で締め上げるとAZMはなんとかロープへ。ダブルのブレーンバスターはAZMが回避しマットに叩きつける。AZMは花に飛びついて変型卍固め。花がロープに逃れるがAZMがすかさず丸め込む。しかし花がカウンターのドロップキック。花は「カウントおせえだろ」とクレーム。AZMが飛びついてフットスタンプ。ダイビングフットスタンプも決めるがマリーにカットされる。マリーと花がコーナーに振るがAZMがまとめてダイビングクロスボディー。AZMは花にブレーンバスターの構え。花が切り返すがAZMがトラースキック、ボディースラム。しかしこれもマリーがカット。AZMは花の上にマリーを落とす。まとめてカバーするが2カウント。AZMがふたりにエルボー連打。花のビッグブーツを交わしてトラースキック。しかしマリーのバックブリーカーに捕まってしまう。マリーが勢いよく揺さぶるとAZMはたまらずギブアップ。マリーが3WAYを制してみせた。
◆STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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花月 |
9分17秒 |
スターライト・キッド |
○葉月 |
羽南 |
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夏すみれ | ナツミ● |
スターライト・キッド&羽南&ナツミSTARSの若手部隊。一方の大江戸隊は花月&葉月&夏すみれというベストメンバーで臨む。メンバー構成が対照的だけに大江戸隊に分があるように思えるが、スピードと連係を駆使すればキッド組の勝利もあり得ないことではない。キッドがリーダーシップを取り、大江戸包囲網を形成できるか。痛快な逆転劇を見たいものだが…。
大江戸隊はマネジャーの山口菜緒も帯同。夏は「スターダムに言いたいことがある。なんじゃ今日のクソカード。こんなクソガキに大江戸隊の相手がつとまると思うか!」。もちろん夏はひとりで闘う構え。さらに「誰からでもいいからかこってこい」と挑発。「ビビってんのか。誰でもかかってこいよ!」。するとSTARS勢が全員で襲いかかり、夏を何度もロープに振る。倒れた夏のまわりをSTARSがグルグル回る。ナツミがカバーすると慌てて大江戸隊がカットする。ナツミは夏にエル・ヌドを仕掛け踏みつける。羽南とキッドはサブミッションで大江戸隊を止める。花月と葉月は場外に出されるが、夏はエル・ヌドを極められたままの体勢。羽南が解いてエルボー連打。3人でロープに振るがドロップキックはかわされる。夏はムチでSTARSを殴打。代わった花月だが、総理にもSTARSが全員で攻撃。こらえた花月が羽南に串刺しエルボー。羽南が返すと、花月はストンピングの連打。羽南がエルボー連打で向かっていく。STOを狙うが花月が押し倒す。花月は「三姉妹の長女はこんなもんか」と挑発。しかし羽南が柔道殺法を駆使して花月を投げまくる。キッドが花月に619にいくがキャッチされる。しかしキッドが丸め込みへ。キッドが花月にスイングDDT。あらためて619を成功させるとその場跳びムーンサルト。キッドがネックブリーカーを狙うと花月がバックキック。葉月がキッドにセントーン。しかしキッドが背後からドロップキック。キッドは葉月に飛びついてコルバタへ。コーナーに追い込むと串刺しドロップキック、不知火へ。キッドが返すと、ナツミにタッチ。ナツミはショルダータックル連打で葉月を吹っ飛ばしていく。ナツミが葉月に変型卍固めから回転エビ固め。羽南が葉月にノーザンライト、キッドがブレーンバスター、ナツミがスパインバスター。葉月が返すとナツミは脚をロック。花月がかっとするがキッドに追い出される。ナツミは葉月にエルボー連打。葉月が花月に投げて花月が水を噴射。夏のビッグブーツから葉月が前方に叩きつけるがカットされる。キッド、羽南がコーナーに追い込まれ夏が股間をすりつける。葉月はナツミに二段蹴り。ナツミが肩を上げるが葉月がフェースロック。ナツミが逃れようとするが葉月が反転して中央に引き戻す。ナツミがタップし、大江戸隊の勝利となった。夏はあたかも自分がフィニッシュを取ったようにSTARSを挑発した。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女 |
15分00秒 |
刀羅ナツコ |
ゴッデス・オブ・スターダム王座から転落したジャングル叫女と刀羅ナツコが、ナツコの要求から一騎打ちへ。王座転落後もナツコは叫女への不信感を募らせるような行動を見せている。JANはこのまま分裂してしまうのか、それともより絆を深めていくのか。この試合にすべてがかかっているとしても過言ではない。また、ナツコには翌日の白いベルト挑戦が控えている。モヤモヤを消して渡辺桃とのタイトルマッチを迎えたいところだが…
静かな立ち上がりからナツコが先に手を上げて手四つに誘う。叫女が応じて力比べ。ナツコが上になるが叫女が押し返す。叫女が上になるとナツコがブリッジ。叫女がカバーには入るがすぐにナツコが返す。叫女はカバーの連続もナツコは肩を上げていく。叫女がブリッジの上に乗るがナツコが押し戻す。叫女がダッシュしボディープレス。すぐにナツコが返して睨み合い。ナツコが突進すると叫女が受け止め首の取り合い。ナツコがグラウンドで上になるが叫女がすぐに切り返し背後にまわる。叫女はスリーパーにもっていくもナツコが切り返して首を取る。叫女がロープに逃れ、ブレイク。叫女が突っ込んでいくとナツコが受けて立つ。ショルダータックルのぶつけ合いはどちらも譲らず、エルボーの応酬に移行。叫女が突進するとナツコがかわすが叫女がショルダータックルで吹っ飛ばす。叫女はナツコをコーナーに追い込みストンピング。叫女はボディースラムからエルボードロップ。ナツコが返すと5分経過。叫女がコーナーに振って串刺しボディーアタック、ドロップキック、低空ラリアット。ナツコはリング下へ。叫女は「上がれ」と挑発、叫女がエプロンに出るとナツコが足をすくう。場外戦となり、ナツコが突進。叫女が振ろうとするがナツコがかわして鉄柱へ。叫女もやり返し、場外マットへボディースラム。戻した叫女がエプロン越しにボディープレス。ナツコが向かっていくが叫女が受けて立つ。叫女が前蹴りで吹っ飛ばすと、串刺しで突進。もう一発狙うがナツコがカウンターのキック、ショルダータックル。ナツコは叫女を起こして河津落としからヘッドシザーズ。叫女は脚を伸ばしてエスケープ。ナツコがロープにかけてエプロンからニーをぶち込む。リング内でニーの連打をヒットさせるが叫女がクリアー。ナツコがボディースラムからコーナーに上がる。10分経過。叫女も上がり雪崩式パワースラムの体勢。ナツコが切り返しトップロープでの攻防。一度は宙吊りにされた叫女だが、切り返すと雪崩式パワースラムを敢行。さらに逆エビ固めでギブアップを迫る。ナツコが逃れると叫女はダイビングボディープレス。フィニッシュを予告するがナツコはサソリ固めを回避。叫女は至近距離からラリアットも2カウントどまり。叫女がハンマースローンライもナツコが逆さ押さえ込み。ナツコが押さえ込みの連続も3カウントには届かず。残り3分。ナツコがダブルチョップ、叫女がエルボーで打撃の応酬。ナツコが突進すると叫女がカウンターのエルボー。ナツコはスピア。残り2分。ナツコが抱え上げるが叫女が切り返す。ナツコが再度抱えてカミカゼ。コーナーに上がるとフロッグスプラッシュ。カバーにはいかずもういちど飛ぶ。フィニッシュを宣言すると再度フロッグスプラッシュ。残り1分。叫女が返すと、ナツコがエルボー、ストンピング。ナツコが立ち上げてボディースラム。コーナーに上がると残り10秒。ナツコが飛ぶが、叫女がヒザを立ててカットする。叫女がロープを往復しラリアットを放ったところで時間切れ引き分けを告げるゴングが打ち鳴らされた。
叫女「また引き分けです。一言、時間が足らない。でも、いつもの引き分けと違うかな。それは、ナツコが対戦相手だったからです。私が弱くなったんじゃない、ナツコが強くなった。明日、白いベルト、いまのナツコならいけると思ってます。このつづきは、お互いもっと大切なものをかけて闘いましょう。馴れ合いじゃないってわかったよね。私の後ろをついてこなくていい。だけど切磋琢磨して、また一緒にナツコと闘っていきたい」
ナツコ「まあ、明日は叫女さんの分まで試合頑張ります」
ナツコがリングを下りる。
叫女がを拳を突き出すとナツコはリング下から軽く応じた。
ナツコのコメント
「なんかいままで闘ってきた人の中で、どの恣意よりも一番怖かったです。マジで死ぬかもしれないと思いました。もう最初の一発目から感じて、あの人、力半端ないです、マジで。全力でぶつかり合いましたけど、ホントに。気持ちがどれだけ伝わったかわからないですけど、向こうが思ってることも、受け入れようと思いましたし、まだまだガキなんで意地張ってる部分もあるんですけど、いまのスターダムいろんなユニットがあるなかでJANがもっともっと上にいくためにはなにかを変えなきゃいけないし、ほかのユニットにないものを作っていかなきゃいけないって思いながら数ヶ月やってきたので、そういう気持ちとか全部ひっくるめて伝わってればいいなって、思います」
――タッグもまた組む?
「いますぐにはちょっと考えられないです。明日もあるんで、ちょっと白ベルトに集中させてください」
叫女のコメント
「やっぱり言いたいことがあっても言えないときってあって、それですれ違いとか、思い違いとかがあって、そこから関係が崩壊していくのがいままでの人生あったんですけど、今回それに似てる感じて。でも自分たちはプロレスラーなのでやっぱりリング上で闘ってそこで体と体、魂と魂をぶつけ合って、そしたらわかるのかなと思いました。ナツコのいろんな気持ち、私はいま全部受け止めたつもりで。決着がつかなかったんですけど、今後お互いもっともっと大切なものをかけてまた闘える日が来るんじゃないかと思ってるので、その日を私は楽しみにしてるし、ナツコにも負けないようにしたいと思ってます」
――大切なものとはこれからアクションを起こしていく。
「そうですね。いまはまだ手に入れてないのかなって思いますしナツコが先に白ベルト挑戦するので、それはちゃんと見届けて、ナツコが白いベルトを取ろうが取るまいが自分は次のアクションを見据えて闘っていきたいと思います」
――グータッチを出した気持ちは?
「やっぱり、今日のシングルマッチが一つの区切りじゃないですけど、これで終わるのか、関係が終わるのか終わらないのか、ナツコがJANを抜けていくのか、それはちょっと確かめたかったというか、コスチューム。シングルでくるかなと思ったんですけど、自分はあえてこっちを選んでナツコもJANのコスチュームを着てきたところで、やっぱナツコはこっちにいたいのかなと思ったので、最後ナツコの気持ちを確かめたくて手を出しました」
――ナツコが応じた気持ちは。
「素直にうれしかったですよ。引き分けっていうのが本人も納得いっていないだろうし、自分も納得いってないんですけど、これにはつづきがあるのかなと思いますから、うれしかったです」
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
12分4秒 |
<挑戦者組> |
岩谷麻優 |
渡辺桃● |
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○鹿島沙希 |
林下詩美 |
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中野たむ |
小波 |
※第18代王者組の岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむが2度目の防衛に成功
メインはアーティスト・オブ・スターダム選手権試合。STARSの王者、岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむ組にクイーンズクエストの渡辺桃&林下詩美&小波が挑む。ベルト総取りを宣言しているQQは白いベルトの王者・桃と詩美がゴッデス王座も戴冠。桃は3冠王、詩美は2冠王、そして小波はちびーず以来のアーティスト王座奪回を狙う。プロレス大賞新人賞の詩美にもうひとつ勲章が加わるか。それともSTARSが王座死守か。また、この試合は12・24後楽園でのゴッデス王座前哨戦でもある。王者は桃&詩美組で、挑戦者は返り咲きを狙う岩谷&鹿島組。さまざまな思惑が絡み合う、横浜のメインイベントだ。
STARSから握手を求めるがQQは応じず、桃が岩谷の先発を要求。しかし鹿島が「かかってこいや!」と名乗りを挙げる。試合は桃と鹿島でスタート、桃がサッカーボールキックからロープに走るが岩谷が背後からキック。王者組が連係で桃を攻めてトリプルドロップキック。鹿島は桃をロープに振ろうとするが桃がこらえて岩谷をエルボーで場外に落とす。桃が詩美に指示を送り振ると詩美がショルダータックル。桃は鹿島に「モヤシ!」と叫んでサッカーボールキック。小波が自軍コーナーで詩美とともに鹿島の顔面を踏みつける。小波は正面から鹿島にドロップキック。詩美が鹿島にボディースラム、キャメルクラッチ。桃が入り捕まった鹿島にミドルキック。替わった桃が鹿島にラリアット。かわした鹿島がコルバタからビッグブーツ。中野が桃にニールキック。QQが入り詩美と小波でクローズライン。かわした中野が岩谷とドロップキックの競演。ふたりで桃を捕まえて連係攻撃。桃が返すと、中野はコーナーに追い込んで串刺しニー。桃がかわして串刺しドロップキックを連打。中野が返すと、小波がミドルキックの連打を浴びせていく。中野が返すと、腕十字へ。QQがSTARSを分断。小波は腕固めに移行するが中野の脚がロープへ。5分経過。小波がスライディングキックからトライアングル狙い。中野が切り返してスピンキック。岩谷が小波に突進。小波がかわすが岩谷もかわしてドロップキック。小波が岩谷に延髄斬り。詩美が岩谷にショルダータックルの連打。コーナーに振ると串刺しエルボー。STOで叩きつけるが岩谷がクリアー。詩美は岩谷にスリーパー。QQはSTARSを分断。岩谷はロープエスケープに成功。詩美がアルゼンチンも岩谷が切り返しウラカンラナ。詩美が返すと岩谷がトラースキック。岩谷が突進すると詩美はカウンターでかち上げラリアット。鹿島と桃がエルボーの打ち合い。桃がドロップキックからノーザンライト、蒼魔刀。鹿島が返すと桃はBドライバー狙い。鹿島が切り返すと桃はドラゴンスリーパーの体勢へ。そこからテキーラの構えにいくが岩谷がカット。STARSが桃を捕まえロケットさく裂。鹿島が桃にマイ・エンブレム。しかし詩美のカットが間に合い10分経過。中野と岩谷がドロップキックで競演。中野は場外プランチャで舞う。詩美がコーナーに上がり鹿島にミサイルキック。桃が小波とダブルのニーアタックでつづく。桃が鹿島にテキーラもカットされてしまう。詩美が中野を場外へ。桃がピーチサンライズを狙うが鹿島が起死回生の丸め込み。これを桃が返せず鹿島がフォール勝ち。岩谷組の防衛となった。
鹿島「横浜のみなさん見ましたか、3カウント取りましたよね。渡辺桃、オメエ透明人間扱いしやがってよ。ピンクのモヤシ、透明人間、素人に負けてんだよ。起死回生で。学習能力ねえな。こんどの後楽園ゴッデス5回目かな、5回目の起死回生でベルトとともにいただくからよろしく」
桃「おい、ピンクのモヤシ、おまえ調子こいてるんじゃねえぞ。私もここで宣言してやるよ、オマエの起死回生にはこの先、絶対に負けない」
鹿島「何回言うんだよ」
桃「おぼえとけよ、来週。調子乗ってると痛い目みるからな。うたもなんか言ってやって」
詩美「ハイ、プロレス大賞新人王取りました林下詩美です。今日は、まさかの敗北で取ることできなかったんですけど。新人王とっていま波に乗ってる林下詩美が24日後楽園はそうはさせませんから、しっかり桃さんとベルト防衛して、最高の年越しにしたいと思います。おぼえとけよ」
QQが退場。
鹿島「おめえらの言葉のレパートリーはおぼえてけしかねえのかよ。たむちゃんなんか言ってあげて」
中野「中野QQは何回もおなじこと言う。これ、アーティスト・オブ・スターダムの試合防衛したんです、いま。私いるんです、無視されてるんですけど…元気かみんな! ゴッデスのベルト取ってくれると思います。絶対そう思いました。STARSにベルト持ってきてください。なんとも思っていない星輝ありさとなんとかタッグを組んで、いい気分で終えたいと思います。よろしくお願いします。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
STARSのコメント
鹿島「ありがとうございました」
岩谷「ありがとうございました。起死回生ですよ。何回目だよ、ホントに。起死回生強い」
中野「沙希さんありがとうございます」
鹿島「3人がみんなはじめて巻いたベルトがアーティスト・オブ・スターダムなんですよ。なので思い入れはすごいです個々の。ホントにこの3人で組んでどんどん防衛重ねて最多防衛記録塗り替えて歴史を作っていきたいなと思います」
中野「5回? 6回防衛すれば記録?」
岩谷「そんなもんなの?」
中野「5回です。5回で最多記録です」
岩谷「じゃあ(あと)3回じゃん。塗りかですよ」
中野「防衛しましょう、絶対、絶対。もっとたくさん挑戦してほしいです。けどけっこう今日はちょっと怖かったです。自分はベルトをいつも追いかける側だったから、怖さはわかんなかったですけど1回目より2回目の防衛戦の方が怖くて、どんどんこの恐怖とか、終われる不安というのが大きくなると思うと、それを、麻優さんと沙希さんと一緒に経験していけるというのがとっても楽しみだと思いました、ハイ」
岩谷「やっぱこのカラフルなベルトにはキラキラした人が巻くのが一番似合うと思うので、このベルトたちもメッチャ喜んでると思うので。自分たちも大切にしていきますし、このベルトがあるからこそ自分たちは成長できると思うので、これからもこれからも一緒にね、P様も見守ってくれてるし、ケガ治ってきたねだいぶ」
中野「目は治ったんじゃ。あと、あとは左手も治ったんじゃ。複雑骨折した」
岩谷「痛くないの、お尻?」
中野「お尻は痛くない。これからSTARSの防衛ロード見届けてやってくれ、カッカッカ。大丈夫じゃな」
――ロケットは出してる?
岩谷「この3人では2回目なんですよ。ベルトを取ったときに一回やりました。そのときはロケット不発で全然高さも出なくて、3人の力が合わさってなかったですけど今日はもう、自分もう、あれって昔からそうなんですけど自分のダメージがすごいんですよ、垂直落下するので自分も。なので、久しぶりに決まったと思いました。自分が痛ければいたいほどロケットの威力ってすごい。相手にも伝わってると思うんで。自爆しながらですけども3人の力が合わさって、最高のロケットができたんじゃないかと思います。すごかったですよねえ。渡辺桃の首がクイッと。スローでリプレイ、リプライ? リプライ? リプレイでスローモーション再生してもらえればとおもいます」
――左ヒザは?
岩谷「全然大丈夫です」
――後楽園のタッグ王座戦は?
岩谷「タッグベルトですよ。自分たち前回巻いててこれからってときに落としてしまったので悔しい気持ち、心残りがすごいあったので、やっぱりクリスマスプレゼントに自分たちが持って一緒に過ごす相手がいないので、年越しとかもクリスマスとかも、一緒に過ごそうという話をしてるんですよ。このベルトとゴッデスを巻いてシャンパンでも飲みながらクリスマスとお正月、2018年、終わらせたいなと思います。たむちゃんも暇だったらきてね」
中野「いきます」
岩谷「3人で祝勝会と忘年会をやりたいと思います。たむちゃんはどうなの、ありさちゃんと組むじゃん」
中野「後楽園、いますね。いますね。でも大丈夫です。相手もJANでちょっとなんか変な感じになってるし、わたしはキッちゃんとは何度も組んでるし、挑戦したし、きっちゃんと力を合わせてやりたいこともあるので、星輝さんはいてもいなくてもどっちでも大丈夫かなって感じですね」
岩谷「なんか言ってやれよ、モヤシ」
鹿島「どう思いますか。タッグパートナーをモヤシって。沙希ちゃんって言った? 空耳?」
中野「被害妄想がひどすぎる」
鹿島「試合のダメージがあるからちょっと大目に見てほしいですね。そういう感じで。後楽園大会はホント、会見でもどこでも岩谷麻優岩谷麻優って言って鹿島沙希の存在がなかったことにされてるんですが今日3を取ったのは鹿島沙希です」
中野「認めたくないんですよ、存在を。取られすぎて」
岩谷「そっちそっち」
鹿島「なるほど。後楽園メインイベント、締めくくりですからね、いい思いをさせないですからね。みんなの前で屈辱を味わってもらって、このピンク素人モヤシ透明人間が3カウント取って言いクリスマスを迎えたいと思いますよ」