◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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小波<4点> |
7分34秒 トライアングルランサー |
刀羅ナツコ<0点> |
◆ハンディキャップマッチ 20分1本勝負 |
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花月 |
5分23秒 逆エビ固め |
ルアカ |
○葉月 |
小野崎玲皇● |
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羽南 |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○レイチェル・エラリング |
9分22秒 スパインバスター→エビ固め |
スターライト・キッド |
ケリー・クライン |
渋沢四季● |
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キンバー・リー |
林下詩美 |
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ニコル・サボイ<4点> |
5分31秒 キャプチャー・スープレックス・ホールド |
鹿島沙希<2点> |
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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夏すみれ<2点> |
7分40秒 首固め |
渡辺桃<4点> |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女<4点> |
10分48秒 サソリ固め |
中野たむ<2点> |
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優<2点> |
7分55秒 回転エビ固め |
ジェイミー・ヘイター<2点> |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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小波<4点> |
7分34秒 トライアングルランサー |
刀羅ナツコ<0点> |
開幕戦で赤いベルトの王者・花月を破った小波だが、第2戦で中野たむに黒星、昨年の借りは返せなかった。今回の刀羅ナツコ戦は仕切り直しの試合でもある。ここで勝てばまだまだ優勝圏内。真のブレイクが期待される今シリーズ、絶対に負けられない闘いだ。対するナツコは開幕から連敗スタート。初戦は初来日のキンバー・リー、2日目には林下詩美に敗れ苦しい出だしになってしまった。が、アーティスト王者としてこのまま負けつづけるわけにもいかない。花月を破った小波から白星を挙げれば一気に乗れる。ナツコにも、ここは正念場だ。
ナツコが握手を求めるも小波は応じずゴング。まずはロックアップで組み合い、力比べ。ナツコがロープに押し込みエルボー連打。隙を見た小波がスリーパーを仕掛ける。ナツコが脱出し突進するが小波がロープを引いてエプロンに送り出すとロープ越しにネックブリーカー。ドロップキックからカバーするがナツコが返す。すると小波はグラウンドでスリーパーへ。ナツコがロープに足をかけて脱出も、小波はノドを踏みつける。小波がサッカーボールキック、正面から頭部へドロップキック。ナツコが返すと、小波はストンピング連打。ナツコが向かっていくが小波が仁王立ち。小波はナツコを「そんなもんか!」と引き起こしランニングキック。ナツコが返すと、エルボーの連打。しかし小波がキックをぶち込む。小波のダッシュにナツコがカウンターのニー。ナツコがロープへ振ってヘッドアタック。ナツコはキックをブロックしエルボー連打からスピアを放つ。ナツコはスピアの連打からカバーするが小波がクリアー。ナツコがエルボーを連打しレッグラリアット。小波が返すとナツコはカミカゼ、フロッグスプラッシュ。決まったと思われたが小波が肩を上げる。ナツコはマットを叩いて悔しがる。ナツコが小波を引き起こして昇天狙い。しかし小波がDDTからネックロックへ。背後にまわりスリーパー。5分経過。小波は胴締めスリーパーに移行する。ナツコがこの体勢から立ち上がり後方に叩きつける。脱出したナツコはフィニッシュを宣言し昇天を狙う。小波がかわしてネックロック。これを解くとトライアングルランサーへ。ナツコがギブアップし、小波が白星を先行させた。
◆ハンディキャップマッチ 20分1本勝負 |
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花月 |
5分23秒 逆エビ固め |
ルアカ |
○葉月 |
小野崎玲皇● |
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羽南 |
JANの若手に羽南を加えた新世代トリオが大江戸隊の花月&葉月とハンディキャップマッチで対決。3対2とはいえ、JAN&羽南の不利は否めない。そのなかで如何に爪痕を残すか、若い力が問われてくる。
花月&葉月が夏すみれを加えて大江戸隊ダンス。最初に葉月がコールされた時点で羽南立ちが奇襲を仕掛ける。葉月をコーナーに老い込むと次々と串刺し攻撃。羽南がフォールを返された直後に腕十字、腕にストンピングを見舞うとエルボーの打ち合いに。羽南が足を取って丸め込むが葉月が返す。羽南が強引にマットに叩きつけるとルアカにチェンジ。ルアカはビッグブーツの連打からフィッシャーマン狙い。葉月がこらえるがルアカがクロスボディー。小野崎がコーナーからダイビングボディーアタック、羽南がダブルリスト、ルアカがフィッシャーマンでつづく。花月がカットするも羽南が押し倒して介入を許さず。葉月は小野崎をはね除けようやくタッチ。花月がダブル攻撃をアピールするが奇襲のダメージか葉月はなかなか出てこられない。それでも葉月は花月と合体しダブルのセントーン花月が小野崎とエルボーの打ち合い。小野崎の連打を花月は「全然痛くねえな」と受けて立つ。ならばと小野崎はネックブリーカーの連打。花月がチョークスラムの構えでコーナーに叩きつける。花月はコーナーに振って串刺しエルボーからブレーンバスター。花月はバックフリップからカバーするが2カウント。花月がもう一度抱え上げると小野崎が丸め込みの連続へ。ギリギリで花月が返すとカウンターでトラースキック。怒った花月がえびす落とし。しかし羽南のカットが間に合う。5分経過。ルアカのカットが阻止され葉月が羽南とまとめてフェースロック。花月が逆エビ固めで一気に絞り上げると小野崎がギブアップ。大江戸隊が勝ち名乗りを受けた。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○レイチェル・エラリング |
9分22秒 スパインバスター→エビ固め |
スターライト・キッド |
ケリー・クライン |
渋沢四季● |
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キンバー・リー |
林下詩美 |
5☆STAR GP開幕2連戦で2連勝。デビュー以来すべてシングルマッチで2勝1分けという旋風を巻き起こしている“ビッグダディ三女”林下詩美が初めてシングルマッチ以外の形式に臨む。いまのところ無所属というかたちだが、今回の詩美はSTARSのスターライト・キッド、渋沢四季とのトリオ結成。しかも外国人との対戦も初めてだ。対するは、レイチェル・エラリング&ケリー・クライン&キンバー・リーの5☆STAR GPエントリー組である。とくにレイチェル、キンバーとは公式リーグ戦の前哨戦にもなっている。レイチェルとは9・16大阪、キンバーとは9・8新木場で一騎打ちだ。この6人タッグマッチで林下が勝てば連勝継続、負ければ初黒星。初の巡業で初のダブルヘッダーでもあるだけに、詩美への注目はまだまだつづきそうだ。
外国人軍はじゃんけんでキンバーが先発、渋沢はみずから先発に名乗りを挙げる。キンバーが腕を取りにいくと渋沢が取り返し腕の取り合い。渋沢がヘッドロックもキンバーが切り返す。渋沢はレッグロックにとるがキンバーが切り返してグラウンドで脚を取る。渋沢が強引に脱出、ロープに振るとキンバーがアームホイップから腕を固めるサブミッション。キンバーがロープに振ると渋沢がネックブリーカー連発。キッドがクロスボディー。キンバーがキャッチすると林下がアシストする。キッドが押え込むがキンバーがクリアー。キッドは高角度のDDT、レイチェルのカットを阻止してまとめてフットスタンプ、その場跳びムーンサルト。キンバーが打撃の連打からバックブリーカー。キッドが返すとキンバーはケリーに託す。ケリーが腕を振りおろしコーナーに追い込む。連続で叩きつけるとブレーンバスター。詩美がカットに入る。ケリーはキッドを抱え上げるがキッドが切り返して回転エビ固め、ドロップキック、不知火を決める。5分経過。詩美が入りショルダータックル。ケリーが連続でこらえてみせるとショルダータックルで打ち勝つ。ケリーの押さえ込みを詩美が返す。ケリーはブレーンバスターの構え。詩美がこらえてアルゼンチンの構えに。ケリーがこらえると詩美は背後からスリーパー。ケリーが立ち上がり前方に叩きつける。ケリーは詩美をコーナーに追い込み強烈なエルボー連打。しかし詩美はカウンターのドロップキックからアルゼンチン。一度崩れるも持ち上げ直す。カットされるとケリーにボディースラムで叩きつけられる。投げを狙う詩美だがケリーは強引に阻止。ケリーが突進すると詩美は一本背負い。詩美は渋沢にタッチ、渋沢がレイチェルにドロップキック連打からエルボー連打。レイチェルがコーナーに追い込むが渋沢が交わしてドロップキック。キッドが619を放ち渋沢がミサイルキック。詩美の阻止を振りほどいて外国人組がカット。日本人組がトリプルドロップキック。渋沢がレイチェルにエルボー連打もレイチェルがブラックホールスラムからスパインバスター。渋沢が返せず、レイチェルが3カウントをゲットした。
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ニコル・サボイ<4点> |
5分31秒 キャプチャー・スープレックス・ホールド |
鹿島沙希<2点> |
開幕戦で葉月に敗れるも、第2戦における岩谷麻優とのパートナー対決でサプライズ的勝利、勢いをつけた鹿島沙希がニコル・サボイと対戦する。ニコルはどんな体勢からでも相手をスープレックスで投げることができるクイーン・オブ・スープレックス。鹿島はスープレックス狙いをかいくぐり丸め込みを狙っていく作戦をしいられそうだ。
ニコルの打撃に鹿島が悶絶、ニコルはグラウンドに持ち込みサブミッションを仕掛けていく。腕を固めると持ち上げて首も極めていく。スープレックスで叩きつけるとコーナーに追い込む。鹿島はロープの反動を利用して飛び込むとロープに追い込んでビッグブーツ。
鹿島はダブルアーム式フェースバスターからダブルアームスープレックスホールド。鹿島はコーナーに上がりダイビングフットスタンプを投下。しかしニコルが2カウントで肩を上げる。鹿島がマイ・エンブレムを宣言するがニコルがスープエックス。もういちど決めるが鹿島が何とか返してみせる。すると二項が腕十字狙い。鹿島がブロックするがニコルがそれを解いて腕十字の体勢へ。三角締めに移行するニコルだが鹿島の脚がロープへ。5分経過。ニコルが投げを狙うが鹿島が切り返す。ニコルのスープレックスが決まると鹿島が返せず3カウント。ニコルが2勝目を挙げた。
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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夏すみれ<2点> |
7分40秒 首固め |
渡辺桃<4点> |
白いベルトの王者は開幕2連勝と好調をキープ。ヒザを攻められる場面が多いものの、結果は白星を重ねている。今回の相手は対照的に2連敗中の夏すみれ。真っ向勝負なら桃が負ける要素は少ないと思われるが、一筋縄ではいかないのが夏の怖さでもある。口八丁手八丁で桃に揺さぶりをかけてくるに違いない。罠にハマらず開幕3連勝となるか。今大会では葉月に公式戦が組まれていないため、引き分け以上で桃がブルースターズの単独トップに立つ。
夏から「お願いします」と握手を求めるが桃が応じないとみるや「愛想悪いな!」ゴングが鳴るとあらためて夏が握手を要求。それを桃は蹴飛ばしてみせる。ロックアップ寸前で夏が再び握手を求める。「触るだけでいいから」「なにもしないから」と夏。桃が応じようとすると夏が「もらった!」と攻撃。しかしすぐに桃がスリーパーからロープに夏をかけて踏みつける。桃は止まらずコーナーに追い込んでストンピングの連打。セコンドの花月は「あっち(桃)の方が悪いだろ!」、桃は容赦なくサッカーボールキックの連打から顔面を踏みつけていく。桃はコーナーに振って串刺しドロップキックの連打。桃が押え込むと夏がゆっくり肩を上げる。ダウン状態の夏に花月がコールを送る。夏は桃の突進をかわしてロープに足をかけ押え込む。桃がお返しに丸め込むが2カウント。桃は夏を引き起こしBドライバーの構え。夏が切り返すと桃が突進。夏がかわしてバックキック、コーナーからパンチを振り下ろすと股間を擦りつけていく。夏はニーからビッグブーツ、ブレーンバスターホールド。5分経過。夏がコーナーからダイビングボディーアタック。桃が返すと、夏はフィニッシュを予告。桃がこらえてカウンターのミドルキックから裏投げ、蒼魔刀。決まったと思われたが夏が返す。桃がトップからの蒼魔刀にいくが夏がかわしてムチで殴打。夏がネックブリーカーからフィニッシュを宣言。妖乱で仕留めにかかるが桃が切り返してスリーパー。夏のロープ到達前に桃が背後にまわる.切り返して夏が丸め込むが桃が返す。桃の突進に夏が首固め。桃が返せず3カウント。夏が初勝利を挙げるとともに、桃の連勝も止めた。試合後、夏はベルトを巻くポーズ。桃がベルトを掲げると夏が奪い取ってリング下へ。桃がなんとか取り返すも、予想外の黒星に呆然…。
夏のコメント
「というわけでね、渡辺桃から5☆STAR GP1勝ですか。いやホントにね、ホントに、地元名古屋にいる頃から、桃ってつく女は嫌いだった、ホントに。もうホントに生意気だし。年もそんな変わんないのに。私、若いからね、みたいな。なんか達観したような、それぶったこと言うし。っていうか、ソイツより私の方がかわいいし。だから、桃って女、ホントに嫌いでした。今日ね、桃に対して積年の恨み辛みをいま返せたんで、私、ハッピーです。プロレスでハッピー!」
――どうして桃が付く名前が嫌い?
「地元にいたときにいたんですよ、桃っておかっぱアタマの2個(歳)上だったんですけど、ソイツがホントに生意気でね。なっちゃんは若いからねとかそういうこと言ってくるヤツだったんですよ。だから嫌いなんです、ハイ」
――白いベルトの王者から直接勝利。
「ですね。これは、ひょっとすると、私、ついにスターダムの白のチャンピオンなんじゃないですか? 私、今日、現役のチャンピオンから勝ちましたんで、私がチャンピオンということで、みなさん文句もなにもないと思います」
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女<4点> |
10分48秒 サソリ固め |
中野たむ<2点> |
ともに1勝1敗同士の公式戦。優勝候補にも挙げられているジャングル叫女は新木場2連戦とも外国人が相手で五分の星を残した。優勝に近づくためには連勝が理想だったが、5☆STAR GPの難しさは昨年も経験している。ここで勝ち越せるかがひとつのカギとなるだろう。一方の中野は林下詩美にデビュー初白星を献上も第2戦で開幕戦のヒロインでもある小波を破り星を五分に戻した。叫女との一戦は今後を占うであろう大事な闘い。ここで勝てば中野にとって5☆STAR GP最多白星となるが…。
両者突進し、叫女が打ち勝つ。さらに叫女がショルダータックルからボディースラム。返した中野が叫女を丸め込む。叫女は至近距離からドロップキック、スライディングラリアット。中野が返すと、叫女が髪を束ねて絞り上げる。背後からドロップキックを叩き込むと、叫女がカバー。返した中野の腰に叫女がストンピングを連打する。中野がエルボー連打も叫女は仁王立ち。叫女は逆水平チョップの連打。中野がレッグラリアットからカバーも2カウント。中野がコーナーに振ると中野が串刺しダブルニーアタック。叫女がやり返すも中野も応戦。さらに叫女がやり返すと中野はハイキック。中野が側転ニードロップからカバーするが叫女が返す。中野がエルボーにいくと叫女も応戦。叫女の突進に中野がカウンターのトラースキック。叫女が場外に出ると、中野はプランチャ。5分経過。中野が叫女をリングに戻し、スピンキック。叫女がロープを掴んでクリアー。中野はコーナーに上がりデスティニーハンマー狙い。叫女が察知しコーナーに上がる。叫女は雪崩式パワースラムの体勢へ。中野がカカト落としで阻止するが叫女が脚を引いてコーナーから落とす。叫女はカナディアンで担ぐがすぐに中野が切り返す。中野のスピンキックがかわされるもハイキックはヒット。中野が叫女を引き起こしニーアタック。叫女が掴んでパワーボム狙い。中野が切り返してトラースキック。中野がバックを取りジャーマンへ。叫女が返すと、中野がダッシュ。かわした叫女が背後からラリアット、カナディアンで担ぎ上げる。そこからサイドに叩きつけカバーするが中野の肩が上がる。すると叫女は逆片エビ固めでギブアップを迫る。中野はロープへ到達。10分経過。叫女がダイビングボディープレスからサソリ固め。こらえようとした中野だが、ついにタップアウト。叫女が勝利し、白星を先行させた。
叫女のコメント
――サソリ固めは初公開?
「これは眠らせてた技です、私が。起こしてしまいました。このタイミングですけども初公開です。いままで出そうとすらも思ってなかった、見せてなかった」
――練習はしていた?
「もちろんです」
――なぜこのタイミングで?
「やっぱり、5☆STAR GPいま2戦して1勝1敗ということで次、負けが許されないっていう状況で。あとはたむが腰を痛めているというのが初戦であったので、(サソリ固めは)脚と腰を極める技でもあるし、リスペクトしてる長州力さんがずっと使った技、あの時代のプロレス好きなんですよ、自分。ジャングル色にあのサソリ固めを染めていければと思いますし、ここぞというタイミングでこれから出していけたらと思っています」
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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岩谷麻優<2点> |
7分55秒 回転エビ固め |
ジェイミー・ヘイター<2点> |
まさかの開幕2連敗で悪夢を見たスターダムのアイコン岩谷麻優。いかなる失点も許されないなか、初来日で手の内が読めないジェイミー・・ヘイターとの公式戦だ。ジェイミーは1勝1敗。岩谷は見た目以上の打撃の強さに警戒しなければならないだろう。ここで負ければ最多出場者が優勝争いから早くも脱落ということになりかねない。岩谷の逆襲が始まるか、それとも…。
握手と思わせてジェイミーが中指を突き立てる。ゴングが鳴ると、お互いに探り合ってからバックの取り合い。岩谷がヘッドロックにとると、ジェイミーが取り返す。ジェイミーはネックロックから立ち上がりコーナーに投げ捨てる。ニーアタックは岩谷がかわしてバックキック。ドロップキックから岩谷がサッカーボールキックをなぜか軽めの6連打、ボディースラムで叩きつけるとフットスタンプ。イアタには首を腕を極めるサブミッション。さらに脚を取ってがんじがらめにしてみせる。ジェイミーが逃れようとすると岩谷はフットスタンプからコーナーに追い込みノドを踏みつける。岩谷はエルボーからバックキック。ジェイミーがスパインバスターから串刺しニーアタック、ブレーンバスターでコーナーに叩きつける。さらにもう一発串刺しニーアタック。しかしこれは当たりが浅く岩谷が返してみせる。ジェイミーは岩谷を叩きつけてニーアタック。岩谷が返すと、ジェイミーがトラースキックをブロックしてニーアタック。5分経過。ジェイミーがコーナーに上がると岩谷が雪崩式フランケンシュタイナーからスリングブレイド。ジェイミーが返すと岩谷は投げっぱなしジャーマンからドラゴンの構え。ジェイミーが切り返すがハイキックを食らう。ジェイミーもハイキックのお返しを見せ、両者ダウン。岩谷が飛びついてフランケンシュタイナーから串刺しドロップキック、ダイビングフットスタンプ。フィニッシュを宣言するとフロッグスプラッシュ狙いかコーナーへ。しかしジェイミーが投げ捨ててファルコンアローへ。岩谷が返すとジェイミーは頭を抱える。岩谷がサッと丸め込むが2カウント。岩谷が回転エビ固めも2カウントどまり。さらに丸め込むとジェイミーが返せず3カウント。3戦目にして岩谷が待望の初白星を挙げた。
岩谷「大阪のみなさん、こんばんは! ……。久しぶりのマイクだから間違えた。みなさん、こんにちは! みなさん、こんにちは! やっと勝ったね。STARSリングに上がって。ウタ(林下詩美)も上がって。ゼロ点だったんですけど、やっと2点取りました。久しぶりにシングル勝った。ありがとうございます。今日は昼だけじゃなくて夜の部もあるので、夏さんとシングルなんですけど、観に来てくれるかな? 夜の部も観に来てくれるかな? じゃあ、夜の部は、この倍以上お客さんがいるってことだろうね。STARS、久しぶりにWe are STARDOM!やろうか。まだまだ5☆STAR GPはつづきますし、みなさん応援よろしくお願いします。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」
岩谷のコメント
「無事に、無事にジェイミーさんに勝って、2点。2点取りました。よかったあ。なんかね、最近全然シングルで勝てなくて、ホントにスランプに陥っちゃったのかなとか、なんかイヤだな、シングル怖いなって、全然勝てないし、なんか悩んでたんですけど、とりあえず今日勝てたんでよかったです。夜もあるので夏さんにも勝って4点取って、まだ自分自身の気持ちも上げていって、今年こそ優勝できたらいいなっていうか、優勝したいと思います。ホントに今日勝てたことが、なんか心が折れなくて、よかったなって思いました」
――万が一負けていたら心は折れていた?
「たぶん、自分、心折れやすいタイプなんで、けっこう折れてたかもしれないですね。なんかもうね、いまね、試合する前までホントに釣り竿状態だったんですよ、しなってしなって降下していくという感じだったんですけど。
今日負けてたら釣り糸が魚ひっついてきたのにリリースしちゃったみたいな、そんな感じポキッと折れちゃったかもしれないですけど、今日は見事に魚を釣り上げられたので、よかったなと思います。まだ全然気は抜けないので夜がんばりたいと思います」
――夜に対戦する夏も連敗中だったが、先ほど白いベルトの王者、桃に勝った。勢いに乗ってくるかもしれないが。
「そうなんですよね。モニターで見ててマジかと思って。だってこれもしタイトル懸かってたらねえ、夏さんがいま白いベルトのチャンピオンってことでしょ。白いベルトのチャンピオンに勝ったってことはホントに油断できない相手なので。なにしでかすかわからないんですよ。試合前に作戦練ってたんですけど、夏さんに関してはなにもアイデアが出てこなかったんで。それほど読めない人なので。今日は、さっきのジェイミーさんの試合の作戦としては、丸め込みで勝っていう。身長の高い相手なので。身長が高いとドラゴンで自分の手まで上にいくので投げにくいんですよ。なので、今日はあえてドラゴン…ちょっと狙ってみましたけど、ドラゴンじゃなくて今日は丸め込みで勝とうという作戦だったので、丸め込みでたたみ込めてよかったと思います。夏さんはその場の雰囲気で直感というか、自分の直感を信じて動いてみようかなと思います」