◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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AZM |
5分7秒 ラ・マヒストラル |
ルアカ |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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小波<6点> |
6分13秒 トライアングルランサー |
キンバー・リー<2点> |
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
||
ケリー・クライン<6点> |
6分57秒 ニーリフト→片エビ固め |
ジェイミー・ヘイター<4点> |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
||
羽南 |
5分51秒 スモール・パッケージ・ホールド |
夏すみれ |
◆3WAYタッグマッチ 20分1本勝負 |
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○レイチェル・エラリング |
7分3秒 |
岩谷麻優 |
ニコル・サボイ |
渋沢四季● |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
||
刀羅ナツコ<2点> |
9分46秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め |
中野たむ<2点> |
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女<8点> |
15分00秒 時間切れ引き分け |
林下詩美<7点> |
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
||
渡辺桃<7点> |
15分00秒 時間切れ引き分け |
葉月<7点> |
大会のオープニングで鹿島沙希が体調不良によるドクターストップで欠場することが発表された。これにより、リーグ戦の鹿島vs夏は、夏の不戦勝に。夏は試合がなくなったことがアナウンスされると、「待って、待って」と夏が登場。夏の入るところがないことも明かされると、夏はクレーム。すると夏は「私がエキシビションマッチやってさしあげましょうか」と、リング下にいたリナ&ヒナの2人との試合を提案。すると羽南も名乗りを挙げ1対3の状況に。羽南は「私ひとりで十分ですよ」。夏は「昨日、運動会だったらしいね。秒で終わらせますよ。鹿島沙希の代わりにオマエの首の骨を折るから!」。これにより、第4試合に羽南vs夏すみれが組まれた。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
||
AZM |
5分7秒 ラ・マヒストラル |
ルアカ |
AZMvsルアカvs小野崎玲皇の3WAYバトルは事実上の1対2ハンディキャップマッチか。JANのルアカと小野崎が結託するのは確実。孤独な闘いをしいられるクイーンズクエストのAZMがJANの連係をどうしのぐか、あるいはJANの裏切りはあるのか?
選手は一人ひとり入場も、案の定、リング上ではルアカと小野崎が同じコーナーに陣取る。最後に入場のAZMのセコンドには渡辺桃がつく。1対2の図式についてAZMはバーブ佐々木レフェリーに軽くクレーム。試合前、AZMはエプロンに出るとリングから下りて客席に座る。そのままゴングが鳴らされ、JAN対決から試合がスタート。ロープワークから小野崎がフェースクラッシャー。するとAZMが割って入りルアカにキャメルクラッチ。代わって小野崎がキャメルに捕らえるとAZMがロープ間を走ってルアカではなく小野崎のほうにドロップキック。JANはダブルのエルボードロップ。AZMがルアカとの共闘を申し込み、小野崎をコーナーに振る。AZMのドロップキックからルアカが突進、しかしアクシデントでAZMが挟み撃ちにあってしまう。AZMとルアカがエルボーの打ち合い。ルアカがコンプリートショットからカバーするがAZMがすりぬける。そこへルアカを踏み台にした小野崎がエルボーアタック。JANのダブルエルボードロップが決まるが小野崎が裏切ってルアカをカバー。返したルアカに小野崎がエルボー連打からフェースクラッシャー。ルアカが返すと、小野崎が突進もビッグブーツから丸め込まれる。AZMが横取りするが2カウント。ルアカはAZMを呼び込む。小野崎がかわすとAZMはルアカへのダイビングフットスタンプ。AZMが小野崎に「こいよ!」と挑発。AZMはドロップキック、ルアカにはブレーンバスターノ構え。こらえられるとハイキックからブレーンバスター、マヒストラル。小野崎のカットが間に合わず、AZMが3カウントを奪ってみせた。
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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小波<6点> |
6分13秒 トライアングルランサー |
キンバー・リー<2点> |
小波とキンバー・リーの公式戦はともに借金1。勝率5割をかけての対戦となる。キンバーはいわゆるオールマイティープレーヤー。小波の打撃や関節技にどう対処するかが見どころになるだろう。小波はすでに3敗しており決勝進出は厳しい状況。キンバーはリーグ戦まだ3試合とあってここからが正念場である。NXTでの経験を盾に、決勝進出に向け勢いをつけたい公式戦だ。
キンバーから手を差し出すが小波はコーナーで動かず、そのままゴング。ロックアップから小波が腕を取ってバックにまわる。キンバーはヘッドロックに切り返すが反対に小波がヘッドロックへ。キンバーが腕を取ってグラウンドにもっていく。小波が立ち上がるとキンバーがヘッドロックで切り返す。小波がロープに振ってキックもキンバーが開脚でかわしてみせる。丸め込んだキンバーだが2カウント。キンバーがローキック連打から突進するが小波がかわしてキックの連打を見舞っていく。返したキンバーの腕を取った小波。切り返されるとサッカーボールキックから左腕をトップロープにかけて締め上げる。小波はウデを捻り上げてグラウンドへ。キンバーが返すと、逆水平の連打からハイキック、スピンキック。頭部へのキックも食らった小波だが2カウントで跳ね返す。キンバーがロープ越しにサブミッション。前蹴りでマットに叩きつけるが小波がクリアー。キンバーは小波を引き起こして担ぎ上げる。切り返した小波がワキ固め。キンバーが脱出し突進。小波がキャッチして腕十字へ。悲鳴を上げるキンバーだがエスケープに成功。小波がダッシュしスライディングキック。キンバーが返すと小波はトライアングルランサー狙い。キンバーが切り返して延髄斬り。小波を引き起こすとジャーマンを決める。返した小波を引き起こすとパワーボム。フィニッシュを宣言したキンバーがスワントーンボム。かわした小波が「もらった」とトライアングルランサーへ。キンバーがタップし小波の勝利が宣告された。
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ケリー・クライン<6点> |
6分57秒 ニーリフト→片エビ固め |
ジェイミー・ヘイター<4点> |
ケリー・クラインとジェイミー・ヘイターの一騎打ちは、米英対決。ROH屈指の女子パワーファイターとRPW女子王者が初対戦。ジェイミーもパワーに対抗できる選手だけに、ド迫力のぶつかり合いが期待できそうだ。
ジェイミーがローで威嚇しロックアップ。すぐにケリーが腕を取ってグラウンドへ。ジェイミーがバックを取るとケリーはエルボーで脱出する。ロックアップからケリーが押し倒して脚を取りにいく。ジェイミーが突き飛ばすとケリーもやり返す。ロックアップからジェイミーが腕を取ると「ダイジョーブ!」と連呼しながら腹部を蹴っていく。エイミーのエルボーにケリーも対抗。ケリーは脚を取ってエプロン越しの攻撃。マットに叩きつけるとエルボードロップ。ケリーはジェイミーの足をマットに叩きつける。立ち上がったジェイミーに腕を振り下ろしていくケリー。ジェイミーのエルボー連打をしのぐと背後にまわって膝裏にエルボー。ケリーが串刺しアタック。2発目はジェイミーがかわして背中にダブルニーアタック、フェースクラッシャー。ケリーが返すとジェイミーはネックロック。ケリーがベアハッグで持ち上げるがジェイミーが切り返してフロントネックロック。ジェイミーはコーナーに上がるがケリーが脚をロック。ケリーも上がると雪崩式狙い。ジェイミーがこらえてヘッドバットでケリーを落とす。ジェイミーがダイビングボディーアタックを放つと5分経過。ジェイミーがブレーンバスターの体勢。ケリーが切り返すがジェイミーが打撃の連打。ケリーも応戦するがジェイミーのキックを連続で浴びる。ジェイミーがニーパットをはずして「シネ!」と突進。ケリーがカウンターのラリアットからサイドに叩きつける。ケリーは相手を引き起こして顔面にニー。これで3カウントが入り、ケリーの勝利となった。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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羽南 |
5分51秒 スモール・パッケージ・ホールド |
夏すみれ |
鹿島沙希と夏すみれの公式戦。どちらも負けが先行しているが、鹿島は岩谷麻優、渡辺桃からの白星が光り、夏も桃から3カウントをゲットし殊勲の勝利を獲得している。それだけに、どちらが勝ってもおかしくない一戦。ともに丸め込みからのピンフォールで得点を得てきただけに、丸め込みの応酬も予想される。油断大敵な一戦で最後に笑うのは? ところが、大会のオープニングで鹿島の体調不良によるドクターストップが明かされ、カードが変更。急きょ、夏すみれvs羽南のシングルマッチがおこなわれることになった。
夏はクイーンズクエストから盗んだフラッグとオーバーマスクを持参しリングアナに預ける。夏はコールされた羽南にビッグブーツ。コーナーに追い込み顔面を踏みつける。ここでゴングが鳴らされ、夏が羽南をロープに固定、背後から後頭部にビッグブーツを放つ。場内はもちろんブーイング。夏はスリーパーから腕に噛みつく。ヘアーホイップからコーナーに追い込み再び顔面を踏みつける。ビッグブーツを顔面に決めるとロープに足をかけてのカバー。返した羽南が丸め込みから払い腰、腕十字へ。夏がエスケープすると、羽南が大外刈り。夏が返すと羽南が投げの体勢。かわした夏がカウンターでムチ攻撃。コーナーに追い込み股間をすりつけていく。バーブ佐々木レフェリーとやり合う夏の背後から羽南がドロップキック。羽南がエルボー連打も夏が一発で倒す。夏は羽南をレフェリーに投付ける。ビッグブーツは羽南がかわしてレフェリー直撃。羽南がレフェリーを夏に振り投げドロップキック。夏がブレーンバスターホールドもレフェリーがカウントを躊躇。夏がクレームを付けるが場内はバーブコール。夏は文句を付けてから妖乱の構え。切り返した羽南に高速の3カウントが入った。狂乱の夏はムチを振り回してレフェリーを攻撃。リーグ戦では不戦勝の2点を獲得した夏だが、実現した試合では羽南にまさかのフォール負け…。
◆3WAYタッグマッチ 20分1本勝負 |
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○レイチェル・エラリング |
7分3秒 |
岩谷麻優 |
ニコル・サボイ |
渋沢四季● |
岩谷麻優&渋沢四季のSTARS、花月&木村花の大江戸隊、レイチェル・エラリング&ニコル・サボイの米国軍による3WAYタッグバトル。なかでも注目は花月と木村花の再合体。前日の新木場大会で花はメキシコで学んだと思われるジャベを披露し、遠征の成果を垣間見せた。今回は花月とのタッグで、再び遠征の成果を見せつける。
大江戸隊は夏も加えてリング上でダンス。岩谷は欠場した鹿島の分もということか、ゴッデスのベルト2本とともに入場。米国軍はカラダをぶつけ合って気合いを入れる。花はなぜかスペイン語でニコルに「ようこそ日本へ」と話しかける。ニコルもスペイン語で応じると試合がスタート。岩谷も交えてロープワークの攻防が展開される。花がニコルにアームホイップ。岩谷も投げると串刺しアタック。しかし余裕でかわされてしまい、丸め込みの応酬に。渋沢、花月、レイチェルがリングイン。花月とレイチェルが額を付き合わせると渋沢が割って入る。花月とレイチェルは渋沢を無視してエルボー合戦。そこへ渋沢がドロップキック、フェースクラシャー。岩谷とドロップキックの競演も。岩谷が花月、渋沢がニコルにミサイルキック。STARSが連係で2人を攻撃。花がニコルにジャベを極める。ニコルがエスケープすると花がビッグブーツ。ブレーンバスターを予告するがニコルがこらえる。それでも花はブレーンバスターで叩きつけることに成功。ニコルがワキ固めに入ると花月がカット。ニコルが2人まとめてラリアット。岩谷とニコルがバックの取り合い。岩谷が丸め込むがニコルがクリアー。岩谷がコーナーもニコルがバックを取って強引に投付ける。立ち上がった岩谷が高速ドラゴン。5分経過。渋沢がレイチェルにエルボー連打。レイチェルがドロップキックも大江戸隊がカットする。レイチェルが渋沢を担ぎ上げると岩谷がトラースキック、渋沢が丸め込む。レイチェルが岩谷に二段蹴り。大江戸隊がニコルにビッグブーツの競演。花が「もっとけ!」と花月に指示を送ると、花月がレイチェルを羽交い締め。しかし花の凶器殴打は誤爆に。ニコルが渋沢を捕獲しレイチェルにつなぐ。マットに叩きつけられた渋沢が返せず、レイチェルの勝利が宣告された。試合後、花は花月を残して1人で退場していった。
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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刀羅ナツコ<2点> |
9分46秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め |
中野たむ<2点> |
中野たむと刀羅ナツコの公式戦。昨年の5☆STAR GP前、両者はシングルで闘い、勝った方がリーグ戦に出場するというシチュエーションだった。ここで勝ったのはスターダム初参戦の中野。所属のナツコは涙を呑んだ。あれから1年、ナツコは念願の出場権を得たものの5連敗。日本ではそのとき以来となるシングルマッチで昨年のリベンジとともに、リーグ戦初勝利をなんとしても掴みたい。一方の中野はまだ3戦目。負けが一つ上回っているが、まだまだチャンスは残されている。ここで確実に2点をゲットして次に進みたいところだ。
コールを受けたナツコは中野を睨み付けたままコーナーから動かず。中野のコールが終わらないうちに両者が猛突進。両者もつれ合ってエプロンからリング下に転落する。中野がナツコをリングに戻す。ナツコはフロントネックロック。中野が脱出して殴りかかる。ナツコがロープに振ってショルダータックル。さらに連発で放つと、中野を引き起こす。中野が切り返してコーナーに追い込みジャンピングニー、フェースクラッシャー、側転ダブルニードロップ。ナツコがダブルチョップ、中野がミドルキックを打ち合う。ナツコが突進すると中野がトラースキック。ジャンピングニーアタックから中野がカバーするがナツコは1カウントで返してみせる。中野がバックドロップの体勢。ナツコがかわしてレッグラリアット。中野が返すとナツコはカミカゼ狙い。中野が切り返して延髄斬り。中野はスピンキックも当たりが浅く、ナツコが張り手の連打からスピア連発。中野が返すと、ナツコはエルボー連打。中野もやり返すがナツコが抱え上げてカミカゼを決める。ナツコはコーナーに上がりフロッグスプラッシュへ。しかし中野がカットしナツコが悶絶。中野はナツコを引き起こしてバックにまわる。ナツコが切り返すが中野が再びバックへ。中野はジャーマンを決めるも2カウント。中野はバックスピンキックを連発。ギリギリでナツコが返すと中野はコーナーへ。デスティニーハンマーをヒットさせると中野が突進。読んでいたナツコがスピア。両者ダウン状態からナツコが立ち上がり、昇天狙いか。しかし中野が切り返して丸め込む。返したナツコに中野が突進。キャッチしたナツコがマットに叩きつけるとコーナーからフロッグスプラッシュ。カバーにはいかずもう一発。さらにもう一発フロッグスプラッシュを決める。中野が返せずナツコが連敗脱出、5☆STAR GPリーグ戦で初勝利を記録した。試合後、ナツコが中野に歩み寄る。しかし中野はナツコの顔面に張り手を浴びせてリングを下りた。ナツコ「5☆STAR GPやっと、やっと1勝することができました! しかも相手は、一年前に悔しい思いをして、やっとやっと勝つことができた中野たむ。ホントにアイツの蹴りは何百回、何千回食らったってアタマがグッチャゆれるんですよ。記憶が飛びますよ、覚えてないくらい。でもこうやって私のことを応援してくれる、今日、チェック表に私の名前をつけてくれた人いますか? ありがとうございます。5☆STAR GPあと1戦あります。後楽園大会でジャングル叫女選手と闘います。いまの私にできることはただひとつ、勝って恩返しすることだけです」
ナツコのコメント
「本日、9月9日、5☆STAR GPが始まってずっと全敗だったんですけど、ついにあの中野たむからフォール勝ち。ワンツースリーで自分が勝ちました。ワンツースリーで。これはいままでの恨み晴らしたんじゃないかな? もちろんべつに自分が今日勝ったからってたむとのなんていうの、ライバル関係みたいなのは終わるわけじゃないです。むしろなんならこれまで私はたむに後れを取っていたと自分では思ってます。それは結果にも出てますし、ファンのみなさんもそう思ってると思います。ただ、この5☆STAR GP一年越しに自分の気持ちが技に全部伝わったのか、一個一個たむにぶつけられたと思ってます。今日の勝ちがこれからつづく中野たむと自分のライバルストーリーの第一歩、第一章だと自分は考えてます」
――最終戦の叫女戦に向けて。
「叫女さん、9月24日の後楽園大会。シングルは自分がデビューしたばっかりで、まだジャングるってるとかなかったところに一度だけ大阪の方で闘わせてもらったんですけど、やっぱりもうそのとき力も迫力も気合いも技も全部自分が劣ってて、負けた後、たむとはまた違う悔しさが自分のなかにあって、この人についていって絶対いつかこの人を追い越したいと思いながらいまやってるので、この5☆STAR GPで同じリーグで、しかも後楽園でできることがいまからすごい楽しみです。この5☆STAR GPを通して、今日は初めて勝って2点なので、堂々と胸張ってお願いしますと言える成績じゃないんですけど、同じユニットの先輩として尊敬する先輩として大好きな先輩として、いつもとなりにいる私を恐怖に感じる日が9月24日の後楽園大会だと思ってます」
――この後、叫女は公式戦があるのでどうなるかわからないが、レッドスターズで花月と同点のトップ。後楽園のナツコとの試合が叫女の決勝進出が懸かるかもしれない。その場合、ナツコは叫女の決勝進出の足を引っ張りにいく?
「う~ん、いつもホントに尊敬してて大好きな先輩なので、もちろんこの5☆STAR GP、私はもちろんそうですけど、叫女さんにもやっぱ輝いてほしい気持ちもあります。ただ、それは、同じユニットの先輩だからそう思いだけであって、いち選手、プロレスラーの刀羅ナツコとしては、いくら親しい先輩でも自分が闘う相手なのであれば、やっぱり自分が勝って2点、今日入れたら4点目になるんですけど自分が取って、決勝にはいかせない、そういうつもりで闘います」
◆5☆STAR GP2018 レッドスターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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ジャングル叫女<8点> |
15分00秒 時間切れ引き分け |
林下詩美<7点> |
“林下詩美デビュー戦”の再戦が早くも5☆STAR GP公式戦でおこなわれる。前回は15分時間切れ引き分けで、初マットの詩美には勝ちに等しく、先輩のジャングル叫女には負けに等しいドローとなった。5☆STAR GPに入ると両者とも優勝候補といっていい星を残してきた。叫女は3勝1敗1分で花月と並びレッドスターズのトップ。詩美は開幕から連勝し、3戦目でストップも前日のキンバー・リー戦で白星を挙げ、3勝1敗と好位置につけている。今回もまた15分1本勝負だが、叫女は今シリーズの新兵器サソリ固めをあえて予告、詩美は前日初めての3カウントフォール勝ちをゲットし初めての黒星を引きずらなかった。叫女がリベンジに成功し単独トップに立つか、それとも詩美が「“脅威”の新人」ぶりを継続するのか。優勝争いにも直結する大一番だ。
コールを受けた叫女は詩美の目前で絶叫、詩美は冷静に受け止める。握手はかわさず試合がスタート。ロックアップでの力比べで始まりブレイクすると再度ロックアップ。叫女が押し込むと詩美が押し返してロープに持っていく。叫女が反転して逆水平。かわした詩美だが叫女がショルダータックルで吹っ飛ばす。叫女は髪を束ねてヘアーホイップ。コーナーに追い込むと顔面を踏みつける。叫女がカバーするが詩美が返す。叫女はキャメルクラッチに詩美を捕らえる。詩美がエスケープすると叫女はストンピング連打。詩美がエルボー連打も叫女が一発で倒してみせる。叫女がロープに振るとともにショルダータックルをぶつけ合う。詩美がエルボー連打、叫女がショルダータックルで吹っ飛ばす。叫女はコーナーにふて突進を狙うが詩美がショルダータックル。さらにもう一発打ち込むとブレーンバスターの構え。こらえる叫女に詩美はボディースラム。詩美が返すと逆エビ固めにもっていく。叫女が腕を立てて逃れようとするが詩美が体重を乗せる。叫女がエスケープし5分経過。詩美がコーナーに振って串刺しドロップキック。コーナーに上がるとミサイルキックへ。叫女が返すが詩美が背後からスリーパーに入る。立ち上げた詩美だが叫女が前方に投げ付ける。叫女が逆水平の連打から串刺しボディーアタック、ドロップキック、スライディングラリアット。詩美が返すと、叫女はボディースラムからコーナーへ。しかし詩美がドロップキックで転落させる。詩美はエプロン越しにスリーパー。みずからもエプロン出でると場外でアルゼンチン・バックブリーカーを仕掛ける。しのいだ叫女がエプロンへのパワーボム。叫女は詩美をリングに戻すとロープにふてパワースラム。返した詩美に叫女が突進。詩美が一本背負いを連続で見舞い大外刈り。叫女が返すと、詩美は連続の押さえ込み。詩美がコーナーに上がると叫女は「させるか!」と張り手、背後からのスライディングラリアット。返した詩美に叫女は逆エビ固め。残り5分。逃れようとした詩美を叫女が中央にもっていき締め上げる。詩美がなんとかロープに到達。叫女がコーナーからダイビングボディープレス。「決めるぞ!」と絶叫し脚を取りにいくが詩美がはね除ける。叫女は詩美にカナディアン・バックブリーカーからバックブリーカー。残り3分。叫女が予告していたサソリ固めの構え。サソリに入ると詩美が絶叫。しかしロープ際で詩美が命拾い。突進してきた叫女に詩美がスリーパー。マットに叩きつけながらスリーパーは離さず。詩美は胴締めに移行し締め上げる。叫女の足がロープにかかる。残り1分。詩美が「終わり!」と叫んでアルゼンチン狙い。切り返した叫女がラリアット。残り30秒。叫女が突進してラリアット。もう一発ラリアットを決めると残り10秒。叫女がハンマースロー式パワーボムを放つが1カウント入ったところでタイムアップ。再び時間切れの引き分けとなった。
◆5☆STAR GP2018 ブルースターズ公式リーグ戦 15分1本勝負 |
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渡辺桃<7点> |
15分00秒 時間切れ引き分け |
葉月<7点> |
前日の公式戦で鹿島沙希に不覚を取ってしまった渡辺桃。7月の後楽園で白いベルトを賭けて対戦した葉月との公式戦を前に手痛い黒星を喫してしまった。対照的に葉月は前日にジェイミー・ヘイターを破り好調をキープ、3勝1敗とし、決勝進出が十分可能な位置に付けている。ここで勝った方が大きく優勝に向けて前進できるだけに、ともに負けられないライバル同士の闘いだ。
葉月がゴング直後にドロップキック。リング下に出ると場外戦で先手を握る。客席に叩きつけると、鉄柱にも叩きつける。葉月は再び客席に桃を叩きつけ、場外戦で圧倒。葉月は桃をリングに戻すと、トップロープに額を叩きつけてエプロン越しのフットスタンプ。桃の額にパンチを連打。桃が反撃のミドルキック速射砲。さらに「ふざけんな!」と串刺しドロップキックを連発。桃がミドルキックを前後から連打。正面から蹴りとばしたカバーするが葉月がすぐに返す。桃がスリーパーにいこうとすると葉月はエスケープ。葉月がエプロン越しにスターナー。スワンダイブは桃がハイキックでカットし場外に落とす。桃がエプロンからミサイルキック。5分経過。桃が葉月をリングに入れて蒼魔刀。葉月が返すと、桃はコーナーに乗せてエルボーの打ち合いにもっていく。葉月が落とすも桃が再度上がって雪崩式ブレーンバスターを敢行。桃はコーナーからの蒼魔刀を放つが2カウント。桃はフィニッシュを宣言しBドライバー。葉月が1カウントで返すと桃がもう一発狙う。葉月が丸め込むが直後に桃が蒼魔刀。桃が3カウントを主張も認められず。葉月は桃のキックをかわしてマットに叩きつける。両者ダウン状態から桃がコーナーに振る。葉月が反転しミサイルキック。葉月がランニングエルボーを顔面に叩き込む。串刺しエルボーから葉月がスワンダイブ式ミサイルキックを背中に放つ。桃が返すと、葉月はフェースロックへ。コードブレーカーから再度クロスフェースロックで締め上げる。桃がエスケープし残り5分。葉月が二段蹴り、桃がカウンターでハイキック。両者ダウン。ヒザを着いた状態でエルボーを打ち合うと、立ち上がってもエルボーの応酬。葉月がドラゴンの構えも桃が切り返す。葉月は変型のDDT。葉月が後方から突進しネックブリーカー、正面からドロップキック、ブレーンバスター。桃が返すと葉月はフルネルソンからのバックブリーカー。残り3分。葉月がアトミックボムズアウェーも桃が脚を突き立てる。葉月の二段蹴りを桃がかわしてスリーパー。胴締めに移行し締め上げる。残り2分。桃がテキーラの構えも葉月が切り返す。丸め込みを桃が切り返すが二段蹴りを食らう。葉月がコーナーで桃の頭部をマットに叩きつけるとアトミックボムズアウェーからフェースロック。残り1分。葉月が解いてコーナーからアトミックボムズアウェー。桃が返すとテキーラへ。しかしここでタイムアップのゴング。桃vs葉月は時間切れ引き分けの痛み分けに終わった。
葉月「おい、桃太郎、今日の15分ドローも7点、同点も、どうでもいい。言ったよね、今日、9月9日までに、オマエ、おなか…」
桃がマイクを奪う。
桃「そんな細けえことばっかり言ってるから、この白いベルトも、私にも勝てねえんだよ」
葉月「細かいこと? うるせえんだ。勝てない? オマエだって勝ってなかろうが。チャンピオンづらしてるんならよ、そのおなか、 どうにかしてから言えよ。偉そうな口をたたくまえに、がんばってトレーニングしな。桃太郎、オマエ残り、あと1戦やろ。葉月、残りあと2戦。葉月が2018年、5☆STAR GPのチャンピオンになってやるけん、楽しみにしとけよ。下がれよ。ってことで、大江戸隊が締めてもいいよね! 総理、夏さん、あれ、花は(いない)? 締めましょう」
しかし花月総理は「気分が悪い」と退場。夏が残る。
葉月「総理は気分が悪いらしい。桃太郎、今日はオマエに譲ってやるよ。その代わり、大江戸隊より盛り上がる締めで、どーぞ」
夏「盛り上がらねえんだろうなあ!」
桃「うるせえ、クソババア、早く帰れ。大江戸隊、なんか仲違いしているみたいですね。ウフフ。いいじゃないですかあ。ウフフ。じゃあ仲いいQQが締めようかな。5☆STAR GP、今日も勝てなくて、もう次、勝つしかないので、みなさん絶対に私の優勝を応援してください。お願いします。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
桃のコメント
「今日の公式戦、引き分け、ホントに、あと一戦しかない私にはホントに厳しい状況なんですけど、う~ん、うわ~、きついですね。1点しか取れなかったのはホントに悔しいですし、決勝に上がる楽な道ではないということなんでしょうけど、次の最終戦、一番強敵と思われる岩谷麻優。まだ優勝をあきらめていないのでそこで勝って2点取って、決勝に進みたいと思います」
――葉月はどうだった?
「いやあ、前回タイトルマッチしたときより、やっぱり15分しかないという短い時間なので、そこでホントに首を攻められて極めようとしてきたのが伝わります。自分も最後の最後で切り返してテキーラサンライズ出せたんですけど時間に間に合わなくて決めきれなかったのが、ちょっとまだまだ反省するところがあるなと思います」
葉月のコメント
「桃太郎とのシングル、15分ドロー。このドローで、2人とも7点。まあでもあっちは残り1戦でこっちは残り2戦なので、そこに関してはなにも心配していないですね。ただ自分が8月の後楽園で言った、9月9日、今日までにぷよぷよしたおなかを絞ってこい、あんだけ葉月に言われて、SNSでもあんだけ言われて約1カ月あったにもかかわらず、ぷよぷよのまま、一切、絞ろうとする努力もない。あんなんが白いベルトのチャンピオンでいいんですか? この団体のチャンピオンでいいんですか? 自分はダメだと思いますけどね。桃太郎は私がチャンピオンだからとずっと言ってますけど、チャンピオンだからと言うんだったら、体型もチャンピオンらしい体型にしてから胸張ってチャンピオンだと言ってもらいたいですけどね。まず葉月とシングルスル前に彼女はトレーニングした方がいいですよ。ホントに。あんなんだからヒザをケガしたりするんじゃないですか。今日も、偉そうなこと言ってましたけど、偉そうなこと言うなら、しっかりこの葉月に勝つのか、体型を絞ってくるのか。どっちかにしてからじゃないですか」
――トレーニングへのこだわりは?
「前は別にトレーニングしなくてもプロレスができてればいいと思ってましたけど、いま、プロレスだけがすべてじゃない。お客さんだって見た目気にして選手をみるような人だっているし、そこの差が桃太郎と葉月にはできてるんじゃないですかね」