2019/01/04 試合結果

2019年1月3日 NEWYEAR STARS 2019

NEWYEAR STARS 2019
1月3日(木)新木場1stRING(観衆413人=超満員札止め)

◆4vs2ハンディキャップマッチ 20分1本勝負

○マリー・アパッチェ

6分14秒
ダブル・ラリアット→片エビ固め

羽南

セイディ・キブス

吏南●

 

妃南●

 

ナツミ


◆クイーンズ・クエスト vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負

バイパー

8分29秒
カーブ・ストンプ→片エビ固め

木村花

○ビー・プレストリー

ボビー・タイラー●

◆クイーンズ・クエスト vs STARS 6人タッグマッチ 20分1本勝負

鹿島沙希

10分13秒
タイガー・スープレックス・ホールド

渡辺桃

○中野たむ

小波

アレックス・ガルシア AZM●

◆JANvs大江戸隊 8人タッグマッチ 20分1本勝負

花月

14分17秒
ニーアタック→片エビ固め

ジャングル叫女

葉月

刀羅ナツコ

夏すみれ

米山香織

○ジェイミー・ヘイター

ルアカ●

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負

<挑戦者>

9分37秒
アルゼンチン・バックブリーカー

<王者>

林下詩美

スターライト・キッド

※初代王者が6度目の防衛に失敗。林下詩美が第2代王者となる。

◆新春バトルロイヤル 時間無制限

スターライト・キッド

16分15秒
オーバー・ザ・トップロープ

林下詩美

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負

○マリー・アパッチェ

6分14秒
ダブル・ラリアット→片エビ固め

羽南

セイディ・キブス

吏南●

妃南●

ナツミ

羽南三姉妹とともにナツミも一緒に登場、STARSをアピールする。マリーとギブスが入場し、リング上は4vs2の図式に。ナツミは羽南三姉妹側の赤コーナーでコールされる。結局試合は4vs2のハンディキャップマッチでスタート。ナツミが羽南三姉妹に握手を求め、ゴングが鳴るといっせいに襲いかかる。ギブスをコーナーに追いやり、ナツミから三姉妹が串刺し攻撃。巴投げから吏南と妃南がマットに叩きつけ両側から腕十字。そこへ羽南が足4の字固め。ナツミは母をロープに括り付ける。吏南と妃南がギブスをコーナーに振ろうとするが反対に叩きつけられる。それでも突進をかわして丸め込む。妃南、吏南が次々ギブスを押え込むが3カウントには届かず。ギブスは吏南をボディースラム。ナツミがギブスにショルダータックル連打。DDTも決めるとエル・ヌドで動きを止める。その上にフットスタンプを連打。ギブスが返すと、羽南がドロップキックを連打。2発目をかわしたギブスを羽南が丸め込む。羽南は大外刈り、吏南と妃南がブレーンバスター。ダブルのSTOを決め、ロープに振るとナツミがスパインバスター。羽南がスープレックス。ギブスはボディースラムからその場跳びムーンサルト。マリーがニールキックで飛ぶが羽南がかわす。ナツミがウラカンラナもマリーがクリアー。4人でマリーを振るがマリーはギブスとダブルのドロップキック。場外に出た4人へギブスがサスケスペシャル。5分経過。戻された吏南と妃南にマリーがラリアット。マリーが2人まとめてピンフォールを奪った。


◆クイーンズ・クエスト vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負

バイパー

8分29秒
カーブ・ストンプ→片エビ固め

木村花

○ビー・プレストリー

ボビー・タイラー●

プレストリーとタイラーが先発。タイラーがコーナーに押し込みブレイク。手を挙げて誘い手四つの力比べに。タイラーがヘッドロックにとりバックに回る。タイラーが丸め込むが2カウント。プレストリーがコルバタからサッカーボールキックを乱打、背後からドロップキック。花がエプロンからカットしタイラーを援護。タイラーは至近距離から体をぶつけていく。花がタイラーと合体しプレストリーを吊り天井で捕獲。花が挑発するとプレストリーがエルボーで向かっていく。エルボーの打ち合いからプレストリーがハイキック。バイパーが花にダブルチョップ連打からボディースラム、ランニングセントーン。タイラーが慌ててカットに入るがプレストリーが止めてバイパーが2人まとめてくし刺しアタック。バイパーは花にキャノンボールを決めるが2カウント。バイバーはコーナーからスプラッシュも花がかわす。花がビッグブーツを放つもバイパーがクリアー。花はバイパーにボディースラム狙い。タイラーのアシストから花はブレーンバスターに成功。しかしすぐにバイパーがドロップキック。5分経過。プレストリーが突進もタイラーがハイキック。タイラーがラリアットにいくとプレストリーがかわしてみせる。プレストリーはニーアタックもタイラーがコンプリートショット。バイパーがカットすると花と場外へ。タイラーがプレストリーにエルボー連打。プレストリーが顔面を蹴り上げバックドロップ。タイラーが返すと、プレストリーとエルボーの応酬。プレストリーがコードブレーカー、その上にバイパーが体を浴びせる。タイラーがなんとか返すとプレストリーはカーブストンプ。これで3カウントが入り、QQの勝利に。

◆クイーンズ・クエスト vs STARS 6人タッグマッチ 20分1本勝負

鹿島沙希

10分13秒
タイガー・スープレックス・ホールド

渡辺桃

○中野たむ

小波

アレックス・ガルシア AZM●

STARSが手を差し出しQQが応じようとするが、STARSがサッと手を引いて挑発。先発は桃と中野。桃がネックロックに取ると中野が取り返す。中野がグラウンドでヘッドロックから起き上がり締め上げる。中野は再びグラウンドに誘うが桃がヘッドシザーズ。中野が脱出しコーナーに振る。中野が突進すると桃がかわしてAZMがエプロンから攻撃。桃がキックの連打を浴びせると顔面を踏みつける。AZMが中野にボディースラム、右腕へのフットスタンプ。コーナーに振るとくし刺しドロップキック。小波が中野の顔面を踏みつけ中央に持っていくとスリーパーへ。中野がエスケープすると小波はスライディングキック。中野がミドルキックの連打、小波が受けて立つ。小波の突進に中野がカウンターのキック。グラシアがダイビングボディーアタックを小波にヒットさせる。小波とAZMがロープに振るとグラシアはクロスボディー、桃にはコルバタ。さらに小波とAZMに619を決めてみせる。鹿島が小波にダブルアームスープレックス。小波がコーナーに振るが鹿島がフェースクラッシャー。小波が返すとミドルキックの連打。鹿島がロープに振るも小波が正面からドロップキック。桃が鹿島にくし刺しドロップキック。かわした鹿島がコルバタ、ビッグブーツ。中野が入ると桃がエルボー合戦を仕掛ける。桃が乱打し中野を圧倒。中野が振ると見せかけバックドロップ。回し蹴りを頭部に決めるが桃が返す。中野が突進すると桃が捕まえBドライバーの餌食に。桃はスリーパーにとらえテキーラの体勢。中野が丸め込むが2カウント。中野の蹴りで桃はダウン状態に、桃はAZMとタッチ。AZMは中野を引き起こし、飛びついての卍固め。AZMがブレーンバスター。中野が返すと、QQがトリプルドロップキック。しかし中野がクリアーに成功。AZMがハイキック、旋回式ワキ固め。鹿島がカットするとグラシアとドロップキックの競演。鹿島と中野がキックでAZMを倒す、中野がダイビングダブルニードロップ。決まったと思われたが桃のカットが間に合う。しかし中野がニーをぶち込みタイガースープレックス。これで3カウントが入り、中野がAZMをピンフォールした。

◆JANvs大江戸隊 8人タッグマッチ 20分1本勝負

花月

14分17秒
ニーアタック→片エビ固め

ジャングル叫女

葉月

刀羅ナツコ

夏すみれ

米山香織

○ジェイミー・ヘイター

ルアカ●

ジャングル叫女&刀羅ナツコ&米山香織&ルアカのJANが花月&葉月&夏すみれ&ジェイミー・ヘイターの大江戸隊と8人タッグで激突する。当初は第1試合にルアカvsヘイターのシングルマッチが組まれていたが、ヘイターが前日の新木場で大江戸隊に合流、花月の要求によりカードが変更となった。また、叫女とナツコの握手によりひとまず丸く収まったJANにとって、対大江戸隊は結束をアピールする絶好の相手でもある。花月と叫女は1・14後楽園で決まったワールド・オブ・スターダム王座戦に向けての前哨戦。赤いベルト初挑戦となる叫女がまずはどんな闘いを仕掛けるか。また、対する大江戸隊はハイスピード王者となった葉月にも注目。12・24後楽園ではスターライト・キッドとAZMが挑戦をアピールしたが、今後の防衛ロードはいったいどうなっていくのか。この試合から見えるのか、それとも…。

 大江戸隊ダンスのあと、ヘイターが入場。叫女が前に出ると花月が下がり夏が先発。試合は米山vs夏でスタート。夏は組み合うと見せかけ「ハッピーニューイヤー」を連呼する。前日につづき「We will rock you」。期待通りにフレディ・マーキュリーに移行するが米山がカットしブーイングを浴びる。ナツコと葉月が手四つで力比べ。葉月はヘッドロック、ナツコが振るとショルダータックルをぶつけ合う。ナツコがショルダータックルで打ち勝つが場外から足を引かれる。戻されたナツコに葉月は顔面ウォッシュ。花月がナツコにミドルキックを連打しサッカーボールキック。花月が挑発しエルボーを打たせる。ナツコが突進するが足を引かれ葉月がエプロンでとらえる。そこへ花月がスワンダイブ式フットスタンプ。5分経過。夏がナツコをコーナーに叩きつけ、「新年だぞ元気出せよ」と挑発。「頑張れないヤツにはお仕置きだ!」とブロンコバスターを浴びせる。葉月がナツコをロープに固定すると大江戸隊で総攻撃。葉月がナツコにエルボー乱打、ナツコはスパインバスターを決める。米山とルアカがダブルのショルダータックルで葉月を吹っ飛ばす。ブレーンバスター狙いは夏がカットし、葉月とともにくし刺し攻撃。米山とルアカが合体で夏と葉月を押し潰す。葉月の突進にナツコがスピアを連発。ナツコが裏拳から葉月にエルボー連打。葉月はカウンターでコードブレーカー、ビッグブーツ。花月がナツコを戻して叫女を呼び込む。ナツコが向かっていくが花月はナツコを蹴りとばして叫女を呼び込む。叫女と花月がエルボーの打ち合い。花月が突進すると叫女がカウンターのエルボー。叫女はくし刺しラリアット。花月がラリアットをかわして腕固め、三角締め。しかし叫女が持ち上げて叩きつける。10分経過。花月がハイキックからえびす落とし。側頭部を蹴りとばすと、引き起こして突進、止めた叫女がパワーボム。ヘイターがようやく入り叫女に向かっていく。ルアカのクロスボディーはヘイターがかわして空振り。コーナーに追い込まれると大江戸隊の串刺し攻撃を次々食らう。キックの挟み撃ちも食らうが米山がカット。米山とナツコが合体もリング下から足を引かれる。花月と葉月がトペスイシーダ。叫女も場外ダイブを敢行し花月へ。ルアカがヘイターを叩きつけ、ファンタスティックフリップでナツコと競演。しかし葉月のカットが間に合う。ルアカがヘイターをフィッシャーマン狙い。ルアカの突進も山口がエプロンから凶器で殴打。ヘイターがニーを打ち込んで押え込むとルアカが返せず3カウントが入った。

花月「おいジャングル叫女、テメエごときが偉そうに言ってんじゃねえぞ、オラ。そんな偉そうに言うんだったら今日ここで決着つけろ!」

叫女「やっと自分の手でつかんだチャンス、しっかり次の1月14日、後楽園ホールで決着つけますよ」

花月と叫女が髪のつかみ合い

花月「何回やっても結果は変わらねえんだよ」

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負

<挑戦者>

9分37秒
アルゼンチン・バックブリーカー

<王者>

林下詩美

スターライト・キッド

※初代王者が6度目の防衛に失敗。林下詩美が第2代王者となる。

12・24後楽園でゴッデス・オブ・スターダム王座を渡辺桃とともに守った2018年新人王の林下詩美はスターダムの全タイトルを奪取することを宣言。その中にはフューチャー・オブ・スターダム王座も含まれているという。しかしながら本当に挑戦するとはいったい誰が予想し得たか。昨年3月の初代王座決定トーナメントでベルトを巻いて以来、盤石の防衛ロードを歩んできたキッドにとって最大のピンチ到来と言っていいだろう。とはいえ、ここでキッドが詩美を破れば、ほかのシングル王座挑戦という機運も高まるのではないか。また、詩美が戴冠した場合、シングル初挑戦で初戴冠の快挙にもなる。その後、この王座をどう扱っていくのかという点も興味深い。

 キッドが握手を求めるも詩美は応じず。ロックアップで詩美がロープに押し込みクリーンにブレイク。キッドがバックを取るとバックの取り合い。キッドが低空ドロップキックでヒザをターゲットに。右ヒザをサードロープにかけてドロップキックを放つ。さらに右ヒザへのフットスタンプを連打。右脚を引いて足4の字固め。詩美が反転するもすぐにキッドが元に戻す。詩美がエスケープするもキッドは右ヒザへのストンピングをやめず。キッドが突進すると詩美がマットに叩きつける。詩美はコーナーに追い込みドロップキック。キッドがかわしてドロップキックを放つと619へ。詩美がキャッチしスイングするがキッドが丸め込む。キッドがダッシュするが詩美がショルダータックル。詩美はSTOを放つが右ヒザを押さえて倒れ込む。詩美が引き起こしてロープに振るがキッドが飛びついてDDT。キッドはあらためて619を決め、その場跳びムーンサルトプレス。詩美が返すと、キッドはネックスクリュー狙い。詩美が切り返しコーナーに追い込む。しかしキッドがカウンターで右ヒザにドロップキック。キッドがドロップキックをくし刺しで放ち不知火も決める。5分経過、詩美が返すと、キッドはエルボー。詩美もやり返しエルボーの打ち合い。キッドは張り手からネックスクリュー、フロッグスプラッシュ、旋回式ダイビングボディープレス。「終わり!」と叫ぶとあらためてコーナーへ上がる。詩美がアルゼンチン狙いもキッドが切り返す。しかし詩美が背後からスリーパー。キッドがエスケープすると詩美はアルゼンチン狙い。キッドが切り返しウラカンラナ。詩美が返すと、キッドが突進しモモ☆ラッチ。詩美がなんとか返すとキッドが飛びつく。詩美がカウンターのショルダータックル。詩美はミサイルキックでキッドを吹っ飛ばす。返したキッドに詩美は引き起こしてジャーマン狙い。キッドが切り返しラリアットをかいくぐる。しかしキャッチした詩美が後方に投げ付ける。キッドが返すと、詩美はスリーパー。詩美は逆落としからスリーパーで絞めつづける。解いた詩美がアルゼンチンで揺さぶる。キッドがタップし詩美が初のシングルベルトを手に入れた。

詩美のコメント

「スターライト・キッドからフューチャーのベルトを無事に取ることができました。勝って当たり前の相手だと思っているんですけど、やっぱりスターライト・キッドは技術もスピードもすごかったなと思います。こんな相手から取れたフューチャー、自分に勝てる、フューチャー挑戦できる相手なんていないでしょうから2年間しっかり自分が保持していきたいと思います。まあ、そう簡単に、すぐに勝てる相手ではないと思ってたんですけど、足ばっかり攻められてつらいところもたくさんありましたけど、やっぱり初代フューチャーチャンピオンだっただけはあるんじゃないかなっていう相手でしたね」

◆新春バトルロイヤル 時間無制限

スターライト・キッド

16分15秒
オーバー・ザ・トップロープ

林下詩美

今大会に出場した選手がほぼ全員参戦するというバトルロイヤル。勝敗はスリーカウント、ギブアップ、オーバー・ザ・トップロープルールを採用。中野がOTRで失格するとリング上は桃、詩美、叫女、米山の4人に。米山がコーナーに上がりいっせいに襲いかかる、叫女の突進はロープを引かれJANがエプロンへ。QQのトリプルドロップキックで2人脱落。葉月と小波がエルボーの応酬。桃がコーナーに上がると葉月のハイキック、小波がハイキックで桃と葉月がエプロン。小波の突進を葉月がかわしてこんどは桃と小波が宙吊り状態、葉月が桃と小波を蹴落とす。キッドと葉月が花道でやり合う。エルボーの応酬が花道で展開されるとキッドがコルバタ。葉月がリングに戻るとコードブレーカー。葉月はキッドを持上げてOTR狙い。キッドがしがみつきヘッドシザーズから葉月を落とす。背後から詩美が襲いかかり逆片エビ固め。キッドがエスケープすると詩美がミサイルキックもキッドがかわしてマヒストラル。キッドがドロップキックから詩美に不知火の構え。詩美がこらえて持上げるとロープへ。もつれ合って落ちたのは詩美。キッドがフューチャー王座戦の借りを返しバトルで優勝した。

キッド「バトルロイヤル優勝したぞ! フューチャーのベルトは失ったけど、6日の決まってるハイスピード戦で、ハイスピードのベルトを持って帰ってきます!」

葉月「6日、ハイスピードのベルト渡さないよ。べつに要らないけど。アナタに渡したところで、価値上がんないから。まあでも、頑張ってガキのアタマで、どうやったらベルトを取れるか考えておきな」

キッド「アタマ使って、カラダはちっちゃいけど、ハイスピードらしく、ハイスピードのベルトを絶対に巻きますので、みなさんよかったら大阪まで応援に来てください。今日は私が勝ったのでSTARSが締めてもいいですか。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」

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