2019/11/15 試合結果

2019年11月15日 第9回GODDESS OF STARDOM タッグリーグ戦~優勝決定戦~

第9回GODDESS OF STARDOM タッグリーグ戦~優勝決定戦~
11月15日(金)愛知・名古屋レジェンドホール(観衆295人=札止め)

試合結果

クイーンズ・クエストvs大江戸隊 15分1本勝負

○葉月

7分30秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

林下詩美

刀羅ナツコ

小野崎玲皇

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

夏すみれ

7分29秒
イエガーボム→エビ固め

飯田沙耶●

○”セッションモス”マルティナ<4点>

上谷沙弥<2点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

○ボビー・タイラー

3分26秒
横入り式エビ固め

花月●

ゾーイ・ルーカス<4点>

アンドラス宮城<4点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

星輝ありさ

5分41秒
タイガースープレックス・ホールド

木村花

○中野たむ<8点>

DEATH山さん。<8点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

ビー・プレストリー

7分38秒
牛殺し→片エビ固め

岩谷麻優

○ジェイミー・ヘイター<10点>

鹿島沙希<2点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

渡辺桃

9分55秒
あずみ寿司

ジャングル叫女●

○AZM<6点>

小波<3点>

◆タッグリーグ優勝決定戦 時間無制限1本勝負

○星輝ありさ

13分33秒
ブラジリアンキック→片エビ固め

ビー・プレストリー

中野たむ

ジェイミー・ヘイター●

※第9回GODDESS OF STARDOM タッグリーグ優勝は星輝ありさ&中野たむ

試合詳細リポート

クイーンズ・クエストvs大江戸隊 15分1本勝負

○葉月

7分30秒
ダイビングセントーン→片エビ固め

林下詩美

刀羅ナツコ

小野崎玲皇

5☆STAR GP期間中に右手小指を骨折し欠場していた林下詩美が復帰、小野崎玲皇とのタッグで約2カ月ぶりにリングに上がる。相手は葉月&刀羅ナツコの大江戸隊。タッグリーグ戦では2勝3敗の負け越しで優勝争いに加わることはなかった。それだけにタッグリーグでの鬱憤を詩美にぶつけてくることも考えられる。ラフ攻撃は必至だけに、ブランクのある詩美がどうかいくぐるか。小野崎のアシストも必要不可欠だが、その小野崎も肩を痛めて2週間の欠場、こちらも復帰戦となる。

 詩美&小野崎組のセコンドにはQQの桃とAZMがつく。ナツコが「復帰戦なんだって、オマエが出てこいよ」と詩美を指名。試合は詩美vsナツコでスタートする。グラウンドの攻防でスタートし、ナツコがネックロックからヘッドロックへ。詩美がロープに振ろうとするがナツコがヘッドロックを外さない。ナツコがグラウンドに持ち込むと詩美がヘッドシザーズ。抜けだしたナツコが突進すると詩美がショルダータックル。こらえられるも2度目で吹っ飛ばす。ロープに走った詩美に背後から葉月が妨害。葉月は詩美をボディースラム。詩美が返すと、葉月はナツコに交代。ナツコが両腕を取って詩美をロープに固定。カットしようとした小野崎も捕まえて攻撃する。ナツコと葉月が背後からドロップキックの競演、2方向で顔面ウォッシュを浴びせていく。葉月が小野崎を落としてリング上はナツコと詩美。ナツコがエルボー連打から突進、詩美がドロップキックをカウンターで決める。ナツコがロープに振ろうとすると詩美が反対にマットに叩きつけ、入ってきた葉月もまとめてコーナーへ。ナツコが返すと詩美にスピア。葉月がスワンダイブ式ミサイルキックを詩美にヒットさせる。葉月はフェースロック。小野崎がカットしようとするがナツコが阻止。葉月が二段蹴りから突進、詩美がキャッチしボディースラム。替わった小野崎がドロップキックからエルボーを串刺しで葉月に連打。フェースクラッシャーも決めるが2カウント。小野崎の突進に葉月がエルボー、小野崎がマットに叩きつけると。詩美がバックフリップ、小野崎が葉月を丸め込む。ギリギリで葉月が返すと小野崎はドロップキック。串刺しで突進するがかわされる。葉月がコードブレーカーも詩美のカットが間に合う。葉月が小野崎に二段蹴り。ギリギリで小野崎が返すと葉月はボディ-スラムからコーナーに上がりダイビングセントーン、3カウントが入り葉月の勝利となった。

 

 

詩美&小野崎のコメント

――詩美は約2カ月ぶりの復帰。

詩美「2カ月休んでいる間に自分の衰えもそうですし、休んでいる間にみんなの試合を見てきて、自分がどんどん置いていかれるんだなというのを実感しいるので。今日やっと試合ができたので、これからまたスターダムの波に追いついていきたいと思います」

――相手の葉月、ナツコはどうだった?

詩美「自分は5☆STAR GPの途中で欠場になってしまって、ナツコとはちゃんと試合をしたことがなくて、今日はタッグですけど試合ができて。試合を勝つことができなかったですけど、この2人が相手でいい試合ができたんじゃないかなと思います」

小野崎も復帰だったが。

小野崎「ダブル復帰ということで、自分は2週間の欠場だったんですけど、そのなかでも置いていかれてるなと自分も感じていたので、自分も一緒にこうして復帰できてよかったです。最後は自分が取られてしまったのがアレですけど、今日は連係もうまくいったし、また組んだときはもっと頑張っていきたいと思います」

――負傷箇所に不安はあった?

詩美「自分はまだ心休め程度にテーピングはしているんですけど、120%回復したので、これからの試合は、ケガは全然気にすることなくできると思います」

小野崎「まだ不安がありますけど、ケガと付き合ってこれからも頑張っていきたいと思います」

――2人が復帰してQQが揃う形になるが。

詩美「そうですね。自分たちが欠場している間にQQのベルトが私のフューチャー、SWAの2本のベルトだけになってしまったので、ずっとQQでベルト総取りを狙っているといってきているので、またこれからみんなでベルトをQQにかき集めていけたらなと思います」

小野崎「今日で全員QQが復活したので自分がもっともっと頑張って、成長していかないといけないし、もっと力をつけて、みんなに追いつけるように頑張っていきたいと思います」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

夏すみれ

7分29秒
イエガーボム→エビ固め

飯田沙耶●

○”セッションモス”マルティナ<4点>

上谷沙弥<2点>

飯田沙耶&上谷沙弥組と夏すみれ&“セッションモス”マルティナ組の最終公式戦は1勝3敗同士の対戦となった。開幕戦で白星発進の夏組だったが、その後は星が伸びず。一方の飯田組は11・4後楽園で上谷が新技を駆使し大江戸隊を破ってみせる大金星を実現させた。すでにどちらも負け越しは決定しているが、終わりよければすべてよしを実践するのはどちらのチームか。もしここで飯田組が2勝目を挙げることにでもなれば、これもまた金星ゲットということになる。

 リーグ戦が終わりということもあり、夏が「金曜の夜にカンパーイ!」マルティナとともにビールで乾杯すると背後からサヤサヤコンビがドロップキック。しかしすぐに夏組が2方向でブロンコバスター。さらに2人がかりで飯田を餌食に。夏は飯田の顔面に股間を押しつけてカバー。夏がビールを吹き付けようとするとマルティナに誤爆。飯田が奪い取りビールを一飲み。酔っ払った飯田が酔拳の構え。夏、マルティナはおろか、上谷、村山レフェリーまで吹っ飛ばす。飯田は再度、夏も倒すが自分まで倒れ込む。全員がダウンするが2カウントで一斉に肩を上げる。酔っ払った飯田を引っ張って上谷がタッチ。上谷は夏にボディースラムを3連発。夏が返すと、上谷は鎌固め。マルティナは横から水を吹き付けてカット。マルティナは上谷にエルボー連打。上谷はカウンターでドロップキック。飯田が入りマルティナにドロップキックを3連発。持ち上げようとするが夏がカットに入る。飯田をコーナーに追い込むと串刺しエルボー。かわした飯田が2人をコーナーに追い込みサヤサヤが串刺しドロップキックを交互に打っていく。ダブルのドロップキックもヒットさせ、飯田がミサイルキック、上谷がその場跳びシューティングスタープレス、飯田が飯田橋。しかし夏がムチの殴打でカット。上谷はドロップキックで夏を吹っ飛ばす。マルティナがスプレックスから腕を取る。切り返した飯田が丸め込むが2カウント。飯田が左右のエルボーを連打。突進するとマルティナがヘッドバットからイエガーボム。最後はマルティナが3カウントを奪った。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

○ボビー・タイラー

3分26秒
横入り式エビ固め

花月●

ゾーイ・ルーカス<4点>

アンドラス宮城<4点>

花月&アンドラス宮城の大江戸隊とボビー・タイラー&ゾーイ・ルーカスの外国人コンビが最終公式戦。チームワークに不安の残る花月&アンドラス組だが、勝っても負けても別々に退場する姿は変わらない。このまま分裂状態でリーグ戦を終えるのか。そうだとすれば、リーグ戦後もユニットの士気にかかわる問題となってくる。花月がここで解決を図るのか、それとも不安定な状況のままシリーズを終えるのか。すでに12月の後楽園で赤いベルトへの挑戦が決まっている花月だが、まずは内部の調整が先決だろう。

 外国人組の入場に大江戸隊が襲いかかり試合開始。大江戸隊が場外戦で圧倒し、リングに戻ってもタイラーを2人がかりで攻撃する。タイラーが突進するが大江戸隊がクローズラインからダブルのバックドロップ。アンドラスがタイラーを羽交い締め。花月の凶器殴打は誤爆寸前で回避される。ルーカスがアンドラスに串刺しスピンキック。こんどは花月がエプロン越しに羽交い締め。アンドラスの突進がかわされるが誤爆はこんども回避。花月がタイラーに捕まりルーカスとの連係攻撃を食らう。ダブルで前方に叩きつけられた花月が返すとタイラーがダブルアームの構え。花月が切り返すとアンドラスが凶器で殴打。誤爆は回避も睨み合い。そのすきにタイラーが花月を丸め込むと3カウントが入った。場内はブーイング。アンドラスは1人で退場。花月はリング内から見つめるのみ…。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

星輝ありさ

5分41秒
タイガースープレックス・ホールド

木村花

○中野たむ<8点>

DEATH山さん。<8点>

ブルーゴッデスは星輝ありさ&中野たむ組vs木村花&DEATH山さん。組の公式戦に決勝進出がかけられることになった。3連勝でストップがかかった星輝組だが、ここで勝てば同点ながら直接対決での勝利からビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター組の待つ決勝戦に進出できる。また、無傷の4連勝で快進撃をつづける花組は引き分け以上で決勝に駒を進める。試合時間が15分と短いだけあって、ここはTCSが有利ということになりそうだが、決勝に向かうのは果たしてどちらのチームか?

 星輝組が握手を求めるが花組はデスヤマポーズ。相手が背中を見せると急襲しデスヤマが中野を連続で丸め込む。中野が突進するが花がリング下から足を引きデスヤマが丸め込む。花が入りデスヤマと合体、中野をロープに振ってビッグブーツの競演。中野がエルボーも花がビッグブーツ。中野がエルボーを連打するが花はビッグビーツ一発で倒してみせる。花が中野にヘアーホイップ。デスヤマも加わり顔面を踏みつける。花は中野にボディースラムからカバー。返した中野がネックブリーカー。星輝が花に串刺しダブルニーアタック。さらにダブルニーを背中に投下。中野を呼び込みダブルでビッグブーツ、ダブルのエルボードロップ。星輝がダブルニーでカバーも花が返す。花はカウンターでドロップキック。デスヤマが地獄突きの連打もカウンターのミドルを食らう。中野が星輝と合体もデスヤマにかわされ花のミサイルキックを食らう。花は2人まとめてサブミッション。コーナーに追い込むとデスヤマが花をモンキーフリップして串刺し攻撃。デスヤマがダイビングセントーンも中野が返す。デスヤマがバックを取るが中野が切り返しスピンキック、タイガー狙い。デスヤマが丸め込むと中野が切り返す。中野がハイもかわされ花がビッグブーツ、デスヤマが丸め込む。星輝と中野がダブルで競演し分断。中野がタイガーを決めるとデスヤマが3カウントを奪われた。これにより星輝&中野組の決勝進出が決まった。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

ビー・プレストリー

7分38秒
牛殺し→片エビ固め

岩谷麻優

○ジェイミー・ヘイター<10点>

鹿島沙希<2点>

無傷の4連勝でいち早く決勝進出を決めているビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター組。メインでの決勝戦がすでに決まっているが、公式戦をすべて消化しなければならない。メインに備え力を温存しておきたいところだろうが、相手は岩谷麻優&鹿島沙希組だ。とくに岩谷とプレストリーの再戦は注目だろう。11・4後楽園で岩谷がプレストリーを破り赤いベルトの王者に返り咲いた。プレストリーとしては勝って憂さを晴らしたいところ。元ゴッデス王者組の岩谷&鹿島もここで負けてはわずか1勝のみでリーグ戦を終えてしまう。決勝進出チームに一泡吹かせることができるのか。消化試合とはならない、岩谷組vsプレストリー組の最終公式戦だ。

 先発は岩谷とプレストリー。ロックアップからバックを取った岩谷にプレストリーがヘッドロック。岩谷が切り返しロープに振る振りをしてヘッドロックに取る。蹴りのかわし合いから岩谷がキャッチ。ブレイクするとプレストリーがバックを取るが岩谷が丸め込む。ヘイターが鹿島のドロップキックをかわすがアームホイップを食らう。ヘイターがブレーンバスターの構えも鹿島が丸め込む。鹿島が飛びつくとヘイターがバックブリーカー、ブレーンバスター。プレストリーは鹿島をロープに固定、ヘイターも加勢する。プレストリーは背中へのエルボーアタック。コーナーに叩きつけられた鹿島がコルバタ。岩谷がプレストリーに低空ドロップキック。コーナーに振られたプレストリーが切り返してバックドロップ。プレストリーが岩谷にニーアタックから顔面ウォッシュ、ニーアタック。ヘイターとプレストリーがクローズラインもかわされ岩谷と鹿島がダブルの攻撃。岩谷がノーザンを放つが2カウント。5分経過。鹿島がダイビングフットスタンプもヘイターが返す。鹿島はヘイターのバックを取るがこらえられる。飛びつくとヘイターにサブミッション。プレストリーがカットに成功。岩谷がプレストリーを外に追い出すとヘイターがマイエンブレム狙いを切り返しラリアット連打。しかし岩谷のカットが間に合う。ヘイターが岩谷にバックドロップの構え。鹿島が起死回生にいくがカットされる。ヘイターがバックブリーカー、これもまた岩谷がカット。プレストリーとヘイターが前後から鹿島を挟み撃ち、ヘイターが牛殺しからカバーすると鹿島が返せず、3カウントが入った。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負

渡辺桃

9分55秒
あずみ寿司

ジャングル叫女●

○AZM<6点>

小波<3点>

ゴッデス・オブ・スターダム王者のジャングル叫女&小波組だがタッグリーグ戦では最終戦を前にまさかの負け越し。ここで勝ったとしても五分が精一杯、決勝進出はおろか、勝ち越しさえ不可能な状況に追い込まれてしまった。しかし、わずか1勝では終われない。ここまで五分の星を残している渡辺桃&AZM組も最終公式戦に勝ち越しがかかっている。桃は会場こそ違うが林下詩美と保持していたゴッデス王座を名古屋で奪われた。そのリベンジをすると前回の大阪大会で宣言。今大会ではタッグリーグ優勝者が決まるため、覇者が名乗りを挙げてくる可能性も大である。ゴッデス王者組には試練の一番となりそうだ。

 桃組がゴング前から襲いかかり先制。叫女をコーナーに追い込むとダブルで串刺し攻撃、キックの挟み撃ち。さらにミドルで合体するが叫女がかわしラリアットで場外に送り出す。叫女は場外ダイブを敢行。叫女がAZMにショルダータックル、ボディープレス。小波がぶら下がりでの腕十字。叫女がAZMをボディースラムで叩きつけジャイアントスイングを宣言。しかしAZMが丸め込む。AZMが飛びつくと叫女がキャッチ、しかしAZMが投げ捨てる。桃が串刺しドロップキック、カットに入った小波を裏投げで叩きつけ叫女にはPK。桃は叫女へミドルキック。叫女がエルボーで応戦。打撃の応酬は桃が打ち勝つが2カウント。桃がチキンウイングフェースロック。AZMが小波へスリーパー。叫女と小波が返して反対にサブミッションの競演。桃組はタッチをさせずAZMが叫女にコルバタ、ミドルキックの競演、桃が蒼魔刀。叫女が返すと桃はBドライバーを狙う。叫女が切り返すが桃が突進を止めBドライバー。5分経過。桃とAZMが叫女にブレーンバスターで投げ捨てられる。小波と叫女が連係で桃を捕まえ、小波がミサイルキック。叫女がカバーするが桃が返す。叫女が桃を串刺しラリアット、雪崩式狙い。桃がハイキックからダイビング式の蒼魔刀。叫女が返すと、両者ダウン状態から桃がタッチをかわす。AZMが先に入ってTCSにタッチをさせずにミサイルキック。AZMがワキ固め。リング外では桃が小波を捕獲。AZMが腕を絞り上げるが叫女がなんとかエスケープ。叫女はAZMをコーナーに追い込むがハイキックを食らう。AZMがダイビングフットスタンプ投下も叫女の肩が上がる。叫女がエルボーからスイングスリーパーでぶん回す。しかし桃がカットに入る。叫女は桃をエルボーで追い出し、パワーボム狙い。AZMが切り返すが2カウント。AZMがもう一度丸め込むと叫女が返せず3カウントが入った。

AZM「タッグチャンピオンから勝ったぞー! チャンピオンから勝ったということは、ベルト、タッグのベルト、と言いたいところですが、今日はね、詩美が復帰したということで、アーティスト、挑戦しちゃいましょう!」

詩美「今日、私復帰して、見てたら(アーティスト王者の)大江戸隊も今日は調子悪い、仲悪い、じゃあ私たちが(挑戦する)」

AZM「アーティスト取るぞー!」

詩美「応援よろしくお願いします!」

◆タッグリーグ優勝決定戦 時間無制限1本勝負

○星輝ありさ

13分33秒
ブラジリアンキック→片エビ固め

ビー・プレストリー

中野たむ

ジェイミー・ヘイター●

※第9回GODDESS OF STARDOM タッグリーグ優勝は星輝ありさ&中野たむ

プレストリーが握手を求めるが、星輝組は応じず。先発は星輝とヘイター。星輝はラリアットをかわして打撃の猛攻。ヘイターがロープに振って星輝を場外に送り出す。飛ぼうとすると中野が阻止。星輝と中野がランニングミドルキックで競演。ヘイターが返すと星輝は中野にタッチ。中野は側転ニー。ヘイターが返すと、中野はキックの連打。プレストリーがエプロンでカットしヘイターが投げ捨てブレーンバスター、キャメルクラッチ。コーナーに追い込むとストンピングを連打。プレストリーが中野の首をコーナーで踏みつける。中野がプレストリーにネックブリーカー。プレストリーがヘイターを呼び込み中野へキックの連係。コーナーに振られた中野がプレストリーにネックブリーカー。ヘイターが乱入するが中野がコーナーに追い込み星輝と合体、分断してプレストリーにキックの挟み撃ち。5分経過。星輝がミドルキックからカバーもプレストリーが返す。星輝がプレストリーの背中に飛びつく。ヘイターがカットに入るとまとめてサブミッション。プレストリーはコーナーに星輝を叩きつけるが延髄斬り、ドロップキックを食らう。プレストリーが返すと、中野が入って突進。かわしたプレストリーがコーナーから背中へフットスタンプ、ニーアタック。中野のスピンキックをプレストリーがこらえる。中野が腕を取って押さえ込むが2カウント。中野が側転で飛びついて腕十字へ。ヘイターがカットするが星輝が場外に送り出す。中野はプレストリーのバックを取る。プレストリーが切り返すが中野がスピンキックからタイガー。しかしヘイターのカットが間に合う。中野は「おさえとけ!」と星輝へ絶叫し突進。プレストリーが捕まえてバックドロップ。両者ダウン状態から中野は星輝に託す。ヘイターが星輝にビッグブーツ連打、ラリアット。ヘイターが突進しダウン気味の星輝にラリアット。もう一発放つが2カウント。ヘイターは星輝を引き起こし持ち上げる。星輝が切り返すがバックブリーカーを食らう。ヘイターが引き起こしプレストリーと合体もニーが誤爆。中野が星輝と合体し星輝がハイキック。しかしプレストリーのカットが間に合う。プレストリーはヘイターを起こして合体、ロープに振るが反対にキックを食らう。星輝と中野は2方向から1399とデスティニーハンマーで競演。さらに2方向で場外ダイブを敢行する。星輝はヘイターをリングに上げるがブラジリアンをかわされラリアットを食らう。ヘイターが星輝に牛殺し狙い。星輝と中野がニー、星輝がブラジリアンキック。3カウントが入り、星輝&中野組の優勝が決定した。

中野「優勝した、優勝したよ! 私の手で3カウント取れなかったのはメチャ悔しいけど…星輝さあ、優勝したらなんでオマエと組みたいか言うって言ったのおぼえてる? アンタの持ってる白いベルト取るため、アンタの弱点を見つけるためって言った。それもあったけど、星輝と組んだら、このスターダムで新しい景色が見れると思ったから私はアンタと組みたかった。(泣く子どもに)大丈夫だよ。あの子もこう言ってることだしさ、これからまた私と一緒に、(泣く子どもに)キミも一緒に、夢見ようよ」

星輝「どうしたの? ハハハ。どうしたの、この人。ハハハ」

中野「笑うなよ!」

星輝「ウチらはこれから一緒に夢を見て、その夢を見るだけじゃなくて一緒にね、かなえていきたいなって私は思ってます。夢って言ったらひとつひとつ道しるべというか、目標があるわけですよ。そのひとつめの目標はもちろん優勝したんだし、わかりますよね? ゴッデス、ベルトに2人で挑戦していこう」

中野「もちろんそのつもりですし」

星輝「じゃあ、呼ばないといけないね。現…」

叫女&小波組が登場。

星輝「来た」

小波「早急に、このゴッデスのタイトルマッチを要求します」

叫女「地元名古屋で今日負けました。私たち、崖っぷちに立たされてるタッグチャンピオン。私は今日、プロレス生活5年目に突入します。私に5年目にして、大きな野望を抱いてます。この野望を果たすためにこのベルトも、そして小波も手放すわけにはいきません。なのでタイトルマッチ、しっかり防衛して、またタッグチャンピオンとして、ここ名古屋に戻ってきます」

星輝「いつになるかまだわからないけど現王者が早急にって言ってるんで、近いうちにあのベルトに挑戦する姿をみなさんに見せられると思います!」

中野「挑戦する姿じゃなくて、持って帰ってくる姿でしょ!」

星輝「持って帰ってくる姿をみなさんに見てもらおうかと思いますよ。じゃあ、ウチらが今日勝ったわけですが、タッグリーグ戦が今日で最終日ということで、せっかく締めるならスターダムのみんなで締めたいと思います。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」

星輝&中野のコメント

星輝「最初、今日一回目の試合のときに勝って、メチャクチャテンションが上がって絶対に優勝しようと思って、エンジン全開でいったわけですけど、なんかあらためて思ったんですけど、タッグって素敵だなって思いましたね。メチャこの人、私に意地悪をしてくるけど、まあでも、今日は全然誤爆もなかったし、ヘンな攻撃もしてこなかったし、むしろ、すごい息の合った連係ができたんじゃないかなって思います」

中野「いまでもメッチャイライラするし大っ嫌いなのは変わらないけど、さっき言わせてもらった、星輝と組んだらこのスターダムで新しい景色を私も見れるしアンタも見れるし、スターダムのみんなも見れるって私は思ってる。だからアンタと組みたいって言った。これで結果を出せなかったらそれは一生言わないで1人で生きていこうと思ってたけど(苦笑)」

星輝「墓場までもっていかなくてよかったね(笑)、一緒にね(笑)」

中野「まだ夢見てくれるんでしょ、一緒に?」

星輝「もちろん。一緒にかなえよう。これやって、あれやってってというのを一緒に考えて、それを一緒に達成する」

中野「そういうのじゃないんです」

星輝「なんで? 違うの? 具体的にやっていかないと」

中野「旅行とか計画立てるタイプ?」

星輝「あんまり」

中野「(笑)」

星輝「適当なタイプ。なんの話してんだろうね? まあ、次ね、いつになるかわからないですけど、早めにってタッグチャンピオンも言ってるので、私たちもそれに合わせて、万全な状態にして挑んでベルトを巻いて、みんなの前に立ちたいと思います」

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