NEWYEAR STARS 2019
2月9日(日)新木場1stRING(観衆205人)
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○米山香織 |
5分22秒 |
吏南● |
ルアカ |
妃南 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ボビー・タイラー |
6分34秒 |
羽南 |
◆STARS vs JAN 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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ジャングル叫女 |
8分26秒 |
鹿島沙希 |
○刀羅ナツコ |
スターライト・キッド |
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飯田沙耶 |
アレックス・グラシア● |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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木村花 |
14分3秒 |
小波 |
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
17分4秒 |
花月 |
林下詩美 |
葉月● |
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○AZM |
ジェイミー・ヘイター |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○米山香織 |
5分22秒 |
吏南● |
ルアカ |
妃南 |
米山香織&ルアカのJANと、羽南三姉妹の双子姉妹である吏南&妃南が対戦。
レフェリーは“本日誕生日”バーブ佐々木。ルアカが先発に名乗りを挙げて米山が送り出す。ルアカと妃南がロックアップから腕の取り合い。ルアカがネックロック、ヘッドロックにとりグラウンドへ。妃南がヘッドシザーズに極めるとルアカが脱出し米山とタッチ。米山がコールを催促も吏南へのコールの方が大きくなる。吏南が手を挙げて米山を挑発。米山のラリアットをかいくぐり姉妹がドロップキックを放つ。姉妹がストンピングの猛打で米山をひるませる。自軍コーナーに追い込むと顔面を踏みつける。米山は妃南にヘアーホイップ。「同い年だろ!」と叫んでレフェリーをコーナーに追い込み対戦相手もろとも踏みつける。妃南がルアカをマットに叩きつけると替わった吏南も投げでつづく。吏南はボディースラムを狙うがルアカがこらえる。吏南が丸め込むが2カウント。ルアカがショルダータックルを放つと米山がセントーン。しかし吏南がかわして妃南とともに串刺しドロップキック。米山は2人にモンゴリアンチョップ。吏南がカッとすると妃南がグルグルパンチを奪う。そして左右から姉妹が腕十字。ダブルでマットに叩きつけるがルアカがカッとする。姉妹はルアカをロープに振るがクロスボディーを食らう。すると米山が吏南にセントーン。吏南が返せず、米山が3カウントを奪った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ボビー・タイラー |
6分34秒 |
羽南 |
羽南から「お願いします」と握手を求めるとタイラーも応じて試合開始。タイラーが腕を取りにいくと羽南も取り返していく。羽南がヘッドロックからグラウンドにもっていくとタイラーがヘッドシザーズ。羽南が抜け出しスタンディング。羽南が手を差し上げてタイラーを誘う。しかしタイラーが蹴りを入れて押さえ込み。タイラーはバックから腕を極め、ヒジをたてるとストンピング。羽南がエルボーで向かっていくがタイラーがグラウンドでパンチの連打。タイラーは羽南の左腕を攻撃。タイラーが突進すると羽南がドロップキック。投げを打とうとするがタイラーが拒否してコーナーに振る。羽南がかわしてドロップキックを串刺し式で連打。羽南がエルボー連打から払い腰を狙う。しかし、こらえたタイラー「バカ!」と叫んで張り手の連打。それでも羽南は払い腰の連発。ダッシュすると鎌固めの体勢へ。タイラーがロープへ到達するが羽南がストンピング連打。タイラーは動きを呼んで突進。カバーには入るが羽南が返してスモールパッケージ。返したタイラーに羽南は腕十字。タイラーはロープに逃げるが羽南は簡単には外さない。5分経過。タイラーがカウンターのトラースキック。羽南が返すと、タイラーは左腕を取ってキック。さらに二段蹴りを放つと羽南が返せず3カウントが入った。
◆STARS vs JAN 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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ジャングル叫女 |
8分26秒 |
鹿島沙希 |
○刀羅ナツコ |
スターライト・キッド |
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飯田沙耶 |
アレックス・グラシア● |
飯田が「自分いきます」と先発に立候補、キッドとの対峙でゴングが打ち鳴らされる。ロックアップからキッドが腕を取ると飯田も取り返す。キッドはロープを利用して取り返し、ヘッドロックへ。飯田がロープに振ろうとするがキッドがこらえる。飯田があらためてロープに振るとキッドのドロップキックをかわしてみせる。しかしキッドが下からヘッドシザーズにいきコルバタへ。飯田をコーナーに追い込みキッドがドロップキック。キッドはボディースラムからカバーするが飯田が返す。グラシアが飯田に押さえ込み。引き起こすとサッカーボールキックも当りが弱い。すぐにグラシアは鹿島にタッチ。鹿島は飯田にボディースラム。飯田がエルボーにいくが鹿島がビッグブーツ。鹿島が「こいや」と飯田を挑発。鹿島が押え込むと飯田が肩を上げる。鹿島がロープに振ると飯田がドロップキック。しかし鹿島が受けて立つ。3発目をかわした鹿島に対し、飯田はラリアットをかいくぐりドロップキックを決める。替わった叫女がSTARS勢を蹴散らすとナツコと合体。ナツコと飯田をおんぶして鹿島に3人でボディープレス。叫女が鹿島をコーナーに振ると鹿島がコルバタ、ビッグブーツ。鹿島がダブルアームスープレックスを放つが2カウント。グラシアが叫女にドロップキック、ネックブリーカー。叫女が返すとコーナーに振ってボディーアタック、ドロップキック。叫女はさらに低空ラリアット、エプロンからボディープレスを放つ。グラシアが返すとナツコが突進。かわしたグラシアが丸め込む。グラシアの突進をナツコが止めてダブルチョップ連打。グラシアがセカンドロープからクロスボディー。さらにコーナーからダイブするがナツコがかわしてショルダータックル。叫女がナツコとダブルの串刺し攻撃。鹿島が背後から2人へフェースクラッシャー、キッドが619、その場跳びムーンサルト。グラシアがナツコを押え込む。返したナツコにドロップキック。鹿島とキッドが飯田を捕まえる。飯田がかわすと叫女が2人へドロップキック。JANがグラシアに串刺し攻撃、ナツコがスピアを決めるとグラシアがクリアー。ナツコはグラシアを背負ってカミカゼ。コーナーに上がるとフロッグスプラッシュ投下。グラシアが返せず、ナツコがフォール勝ち。JANがSTARSから勝利を奪った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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木村花 |
14分3秒 |
小波 |
小波と木村花が一騎打ち。ゴングが鳴っても両者コーナーから動かず。ゆっくりと歩を進めると中央で探り合い。手四つの構えから花が首を取りに行くと小波がグラウンドで上になる。花が反転すると小波がアキレス腱固めの体勢。花も取り返していくが、ともにブレイク。小波が下から三角締めを狙う。小波が首を取り背後からスリーパーの体勢。花が切り返しカバーするが小波が反転。小波は背後からスリーパーに再び入る。花が立ち上がると小波が投げっぱなしジャーマン。小波は花の右脚に蹴りをぶち込む。小波が花をコーナーに追い込み右脚をロープにかけドロップキック。小波が右脚にストンピングを連打。花はビッグブーツ連打も小波がかわしてぶら下がり式で右脚を取る。さらにヒザ十字へ移行するが花がエスケープ。小波の突進に花はドロップキック。5分経過。花が左足で小波の顔面を踏みつける。花は右腕を捻りあげ腕固めへ。小波がエスケープすると、花はトップロープに右腕をかけて踏みつける。別方向でも右腕をロック。リング中央では右腕をグリグリと踏みつけていく。小波がエルボーを打っていくと花が仁王立ち。小波はヒザへのドロップキックを至近距離から打ち込み、頭部にもドロップキック。小波が打撃の連打赤ら突進。花がかわすが小波はカウンターのミドルキック。スライディングキックも打ち込むとエプロンから低空ドロップキック。花が返すと、小波はブレーンバスターの構え。かわした花が腕固め。さらに腕を極めながらのボディーシザーズ。チキンウイングアームロックに移行するが小波がロープに到達。10分経過。花がダッシュしビッグブーツ。小波が返すと、花は持ち上げることを宣言。ブレーンバスターの構えにいくが小波が切り返してワキ固めから足と首を極めにいく。小波はフロントネックロック。花が強引に持ち上げてブレーンバスター。小波が返すと花は腕固め。しかしロープ際で小波が命拾い。残り3分。花が突進すると小波が脚を取る。花がエスケープするが小波はストレッチマフラーからヒールホールド。花は必死でロープへ逃れる。しかし小波がジャーマンからハイキック。花が返すと、小波はトライアングルランサー狙いで飛びつく。花が切り返して丸め込むとこれで3カウント、花が小波を破った。
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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渡辺桃 |
17分4秒 |
花月 |
林下詩美 |
葉月● |
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○AZM |
ジェイミー・ヘイター |
渡辺桃&林下詩美&AZMのクイーンズクエストと、花月&葉月&ジェイミー・ヘイターの大江戸隊がメインの6人タッグマッチで全面対決。2・17後楽園でハイスピード王座を争う葉月とAZMは前哨戦。葉月は1・27大阪で花月の赤いベルトに挑戦、かねてから白いベルト取りを公言している葉月だが、ネクストチャンスをものにするためにもハイスピード王座は保持していたいところ。本来なら不要としているベルトだが、AZMに敗れて、というわけにはいかないだろう。一方のAZMはこれまでアーティストのベルトは巻いているものの、フューチャー王座も含めシングルとは無縁。それだけに、葉月への挑戦は大チャンス到来。この前哨戦で葉月を焦らすことができるのか。AZMを後押しするのはゴッデス王者組の桃&詩美だ。花月率いる大江戸隊は後楽園での新メンバー投入を示唆しているが、それまで待てないとばかりに勝利を狙ってくるだろう。全面対決の結末やいかに!?
花月と詩美の先発で試合がスタート。慎重な探り合いから手四つの力比べ。詩美が優勢になると花月がバックにまわりグラウンドに持ち込む。詩美がネックロックに切り返すが花月もすぐに首を取る。花月が腕を絞り上げると詩美が切り返しスタンディングで腕を取る。花月が切りかえしてみせるが詩美が背後にまわる。花月が切りかえし睨み合い。葉月とAZMがロープワークの攻防を展開。AZMがドロップキックにいくが花月が乱入、大江戸隊がQQに襲いかかり場外戦となる。花月は傘で詩美を殴打。ヘイター、葉月も詩美を攻撃する。葉月がAZMをロープに追い込み顔面ウォッシュを浴びせる。ボディースラムで叩きつけると花月に託す。花月もAZMにボディースラム。つづいてヘイターが入りエルボードロップ。大江戸隊がトリオでAZMに串刺し攻撃。花月が「こいよ!」とAZMを挑発。花月がラリアットを放つと葉月とタッチ。葉月もAZMを挑発、エルボーを打たせる。花月がAZMをエプロンに出しセカンドロープにかけると葉月がスワンダイブのフットスタンプ。葉月はAZMにキャメルクラッチ。花月がラリアットにいくとAZMがかわしてドロップキック。詩美が花月、葉月にショルダータックル。花月を捕まえる背後から葉月が攻撃。詩美は花月を抱え上げ葉月にぶつける。さらに入ってきたヘイターに投げ付ける。詩美と桃が合体で花月を攻め込む。花月が返すと、詩美とエルボーの打ち合い。花月は詩美の顔面をかきむしって突進。しかし詩美が花月をマットに叩きつける。替わった桃がミドルキック。花月がつかんでドラゴンスクリュー。ヘイターが桃に打撃の連打、串刺しで突進すると桃がかわしてドロップキックを串刺しで連打。桃はヘイターにブレーンバスターの構え。ヘイターが切り返してコーナーに叩きつける。ヘイターがバックブリーカーも桃が返す。10分経過。桃はヘイターを捕まえBドライバー狙い。切り返したヘイターが丸め込む。桃がスリーパーも葉月がカット。桃はテキーラの体勢にいくがヘイターがかわしてドロップキック。桃が返すと、ヘイターが突進。桃がカウンターのミドルキック。キックの応酬で両者ダウン状態。ヘイターはタッチにいく桃を押し倒す。葉月がダイブするが桃がかわしてドロップキック。AZMが葉月に変型卍固め。葉月が逃れようとするとAZMが丸め込む。AZMがエルボーにいくと葉月も打ち返す。エルボーの応酬から葉月がフルネルソンもAZMが丸め込む。AZMがブレーンバスターからワキ固め。ヘイターがカットに成功。AZMがトラースキックから押え込むが葉月が返す。AZMが差中区蹴りを狙うと花月が水を噴射。葉月がコードブレーカーからフェースロック。ヘイターがAZMにビッグブーツ、花月と葉月がキックの競演。葉月がアトミックボムズアウェーを放つが桃がカット。詩美が葉月をアルゼンチンで担ぎ上げる。後方に叩きつけると桃が蒼魔刀。AZMがダイビングフットスタンプも葉月が返す。15分経過。AZMが三角飛びボディーアタック。葉月が返すと、AZMはコルバタ。かわ試合からAZMが丸め込むと3カウント。AZMがハイスピード前哨戦を制した。
AZM「チャンピオンから3取ったぞ! 今日は、会見で言いたいことは言ったから、言うことないけど、昨日、葉月ちゃん、バトルメンでAZMが負けたら大江戸隊? おもしろいんじゃないですかねえ! いいですよ。じゃあ葉月ちゃん、正々堂々とお願いします。まあいいんですけど、花月さん、後楽園ホールのX、誰か言ってくださいよ。AZM、疑われてんだよ! XじゃないからAZM。早く言ってほしいんだけど。メンバーにも疑われてるから、いま…。ね、誰?」
お面をつけた叫女のジャージーを着た人物がリングへ。
AZM「X? X?」
叫女「ハイ、そうです…(お面を取って)私がXのわけねえだろ! だいたい、Xなんていない、いない、いない、いない、いない、いない。花月が勝手に言ってるだけ。ねえ、ナツコ。なんだよ。花月が勝手に言ってるんだろ」
花月「ゴタゴタうるせえな、オマエらはホントに。ホントにバカだな。オマエらが、そんなにXに会いたいなら、いま呼んでやるよ。Xさん、出てきてよ」
「オペラ座の怪人」の音楽がかかり、マスクをつけた人物が花道からリングへ、と思いきや花道に下がる。再び歩を進めてコーナーに上がると、JANをミサイルキックで吹っ飛ばす。
花月「バーカ! コイツがXだよ。正体を知りたかったら後楽園、見に来い!」
花月はXとともに退場、大江戸隊メンバーも追随した。
AZM「ほら言ったじゃん。Xじゃないから。Xだと思ったヤツ出てこい!」
詩美と桃が軽く手を挙げる
AZM「あり得ないんだけど。今日はAZMがチャンピオンからスリー取ったから。後楽園ホールもね、同じ結果になるでしょう。ってことで、自分が締めたいと思います! いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
大江戸隊のコメント
花月「Xの登場だ。試合はね、ハイスピードのAZMが取ったということで」
葉月「ハイスピードのAZMは言い方が…」
花月「言い方が悪い? まあいいや、それは置いといて。あの、プロレスで前哨戦ってチャレンジャーが勝つのが醍醐味なんですよ。っていうことは後楽園、キッチリ葉月さんが防衛し、AZMはまんまと大江戸隊に入ってくるというわけですからね」
葉月「そうですね」
花月「そこもありですけども。もちろん今日の主役はXでしょう。(Xに)しゃべんないでね、バレちゃうから。まあ、アイツらゴタゴタなんか仲間割れみたいなのも、ホントに絆が少ない。疑うんだよ。だからもういてもたってもいられない、Xさんが来てくださいましたよ、今日。中身を知りたかったらしっかりスターダムの後楽園ホールに来ていただいて、しっかり写真に収めていただきたいと思います。よろしくお願いします」
――Xは女性?
花月「いまはちょっと…いまは、あのう、女性男性もねえ、ちょっとノーコメント。(Xに)言った方がいいですか? OKが出たんで言います。女性です。ってことで今日がすべてヒントなので、どうか、予想していただいて楽しんでいただけたらなと思いますので、飲みにいきましょう」
葉月「レッツゴー」
QQのコメント
AZM「前哨戦でね、葉月からキッチリ3カウント取ったので、言い流れじゃないんですかね。後楽園大会も、持つべき人が、自分がね、ハイスピードここに巻いて。何気に自分(ハイスピード)初挑戦なのでね、初挑戦で、初(シングル)ベルト巻きたいと思います、ハイ」
桃「最後X出てきたね、ごめんね、疑って」
AZM「これで疑いも晴れてね、キレイなクイーンズクエストになったので」
桃「そうだね。クイーンズクエストにはもうXはいないということで。安心、安心」
AZM「後楽園ホールまで(ゴッデスの)前哨戦がないまま」
桃「ホントですよ、ホントにやる気があるのかなって思うんですけど。あの人たち(岩谷&星輝)に巻く資格はないと思ってるので私たちが必ず防衛したいと思っています」