2019/03/30 試合結果

2019年3月30日 Grow up Stars 2019

Grow up Stars 2019
3月30日(土)新潟市東区プラザ(観衆210人)

◆シングルマッチ 15分1本勝負

夏すみれ

6分27秒
ブレーンバスターホールド

小野崎玲皇

◆タッグマッチ 15分1本勝負

鹿島沙希

5分16秒
腕ひしぎ十字固め

吏南

○羽南

妃南●

◆JAN vs 大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

花月

13分30秒
ミサイルキック→エビ固め

ジャングル叫女

葉月

刀羅ナツコ

○アンドラス宮城

飯田沙耶●

クイーンズ・クエスト vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負

○バイパー

7分32秒
リバース・スプラッシュ→片エビ固め

ゴジャ・コング●

ビー・プレストリー

レベル・ケル

◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負

渡辺桃

13分38秒
変形横入りエビ固め

岩谷麻優

小波

星輝ありさ

○AZM

スターライト・キッド●

 

◆シングルマッチ 15分1本勝負

夏すみれ

6分27秒
ブレーンバスターホールド

小野崎玲皇

今大会参戦予定の中野たむと林下詩美が急きょ欠場。中野はかねてからの故障箇所がおもわしくなく、詩美は左手の親指骨折によりカード変更となった。当初の第1試合は中野vs小野崎玲皇のシングルマッチだったが、小野崎vs夏すみれのシングルに。小野崎には一騎打ちの相手が変わったが、いずれにしても自力初勝利を後輩の飯田沙耶に越されただけに、必死になって初勝利をつかむ必要がある。3・28後楽園のバトルロイヤルで飯田がフォールしたのは夏。となれば、いやが上にも意識せざるを得ないだろう。小野崎にはいっそう力の入る勝負を期待したい。

 小野崎が何度も握手を求めるが夏は「いやです~」と拒否。再び手を差し出すも断られた小野崎は夏に襲いかかり試合開始。しかし夏がすぐに逆転しロープに追い込むと押し潰す。夏はロープに固定して背中へのビッグブーツ。片足でカバーすると小野崎が返す。すると夏は首4の字固め、反転して額をマットに叩きつけていく。元に戻すとさらに首を締め上げていく。小野崎がロープに逃れると夏は顔面を踏みつける。小野崎が「ふざけんな!」とエルボー連打。夏はコーナーに叩きつけてブロンコバスター。小野崎がエルボー連打からネックブリーカー。夏が返すと小野崎はランニングエルボーアタック。小野崎が飛びつくと夏が止めてコーナーへ設置、その上にダブルニードロップを投下。背後からビッグブーツを叩き込む夏だが小野崎の肩が上がる。5分経過。夏がボディースラムを狙うと小野崎がスモールパッケージ。小野崎は丸め込みの連続も夏がビッグブーツ。小野崎は2発目をかわして丸め込む。夏がギリギリで返すと小野崎はストンピング連打から突進。そこを夏がムチで殴打しネックブリーカードロップ。夏は小野崎を引き起こしてブレーンバスターホールド。小野崎が返せず、夏が3カウントをうばってみせた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負

鹿島沙希

5分16秒
腕ひしぎ十字固め

吏南

○羽南

妃南●

羽南三姉妹が敵味方に分かれて対戦。姉の羽南はアーティスト・オブ・スターダム王者・鹿島沙希とのコンビで登場し、吏南&妃南は姉妹タッグで挑む。

 両軍クリーンに握手をかわすが吏南が「羽南でてこいよ!」と指名。鹿島が送り出すと姉妹が姉を集中攻撃。鹿島が割って入ろうとするが蹴落とされてしまう。姉妹は羽南の両腕を取って腕十字の左右共演。鹿島を落とした吏南は羽南へドロップキックの連打からキャメルクラッチ。妃南が羽南にドロップキック連打。その間に吏南が鹿島をリング下に落とす。羽南が巴投げ連発で反撃へ。替わった鹿島が突進するも姉妹に捕まってしまう。それでも鹿島はまとめてフェースクラッシャー。吏南を妃南の上に投げるとまとめてフェースクラッシャー。鹿島は妃南にワキ固め。羽南が吏南のカットを阻止するが妃南が自力でロープに逃れる。妃南がエルボー連打で向かっていくも鹿島が仁王立ち。鹿島が三角締めに取ると羽南が吏南にカットをさせず。鹿島は羽南に託して選手交代。羽南は妃南をボディースラム。妃南がエルボー連打から払い腰。吏南が鹿島を蹴落とすと姉妹でブレーンバスター。さらにダブルで羽南をマットに叩きつける。妃南が突進すると羽南が払い腰。吏南が羽南にジャックナイフ。返した阿南に妃南は外道クラッチも鹿島にカットされる。鹿島は吏南を排除し妃南にドロップキック。羽南が押さえ込みを返されると腕十字に。これで妃南がギブアップし、羽南が勝利した。

◆JAN vs 大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

花月

13分30秒
ミサイルキック→エビ固め

ジャングル叫女

葉月

刀羅ナツコ

○アンドラス宮城

飯田沙耶●

ジャングル叫女&刀羅ナツコ&飯田沙耶のJANが花月&葉月&アンドラス宮城の大江戸隊と全面対決。3・28後楽園のオープニングマッチでは飯田が夏をピンフォールし自力初勝利を挙げた。不覚を取ったのが大江戸隊の夏とあって、花月らが飯田への制裁を狙ってくることは十分に考えられる。そこを叫女とナツコの元ゴッデス・オブ・スターダム王者組がどうかバーするか。チーム力が問われる6人タッグマッチとなる。

 JANで飯田が先発を買って出ると大江戸隊からは花月が立候補。ロックアップで組み合い飯田が押し込もうとするが、花月が受けて立つ。花月がロープに追い込みブレークすると直後に飯田が突っかかっていく。飯田のドロップキック連発を花月が払いのける。花月がロープに振るとナツコが止めて叫女が花月にドロップキック。JANがナツコのボディープレス、叫女のボディープレス、叫女が2人をおんぶしてのボディープレスで花月を潰す。しかし大江戸隊が突っかかり場外戦へ。花月はアンドラスと葉月に任せてリング上で余裕のポーズ。葉月が飯田をリングに戻し花月がボディースラム。葉月がロープ越しにフットスタンプ。葉月が飯田に顔面ウォッシュを浴びせる。アンドラスが飯田に屈伸をはさみ、滞空時間の長いボディースラム。花月とアンドラスが合体のエルボー。飯田が返すと、花月は逆エビ固め。飯田がエスケープすると、エルボー連打。花月が受けて立ち蹴り一発で倒す。花月のラリアットを飯田がかわしてドロップキック。替わったナツコが花月、葉月にショルダータックル。葉月を花月に投げ付けてまとめて串刺しスピアを連発。ナツコは葉月の上に花月をボディースラム、ボディープレスにいくがかわされてしまう。しかしナツコはクローズラインをかわしてまとめてスピア。ナツコがエルボーを連発、花月が崩れ落ちる。ナツコが奪取するとアンドラスが妨害、花月が顔面を攻撃。しかしナツコがスパインバスター。葉月が叫女とエルボーの打ち合い。葉月はスワンダイブ式ミサイルキックを叫女に決める。アンドラスが叫女をヘッドバンギングに道連れ。ラリアットをかわすとコーナーに叩きつけヘッドバット、ブルドッキングヘッドロック。叫女が立ち上がるとアンドラスがショルダータックル。叫女とアンドラスがショルダータックルをぶつけ合い、叫女が打ち勝つ。叫女とナツコが串刺し攻撃からダブルのブレーンバスターをアンドラスに放つ。さらにコーナーからダイブもアンドラスがナツコをかわし叫女にデッドリードライブ、ドロップキック。10分経過。叫女がカウンターのエルボーからラリアット。飯田が入りアンドラスにドロップキックを乱打。ボディースラムで叩きつけるがアンドラスが肩を上げる。串刺しドロップキックをアンドラスがかわすと大江戸隊が串刺し攻撃、葉月がコードブレーカー。叫女がラリアット、ナツコがスピアをアンドラスに見舞う。飯田が丸め込むがカットされる。叫女とナツコが合体の串刺し攻撃からダイビングボディープレス。花月と葉月を排除し飯田に託す。しかしアンドラスがエルボーからバックドロップ。飯田が返すとアンドラスが抱え上げる。飯田が切り返して丸め込み。返されると突進するがビッグブーツを食らう。アンドラスはミサイルキックで飯田を吹っ飛ばす。全体重をかけて押え込むと飯田が動けずアンドラスがピンフォールを奪った。

クイーンズ・クエスト vs 多国籍軍 タッグマッチ 20分1本勝負

○バイパー

7分32秒
リバース・スプラッシュ→片エビ固め

ゴジャ・コング●

ビー・プレストリー

レベル・ケル

セミファイナルはバイパー&ビー・プレストリー組vsゴジャ・コング&レベル・ケル組のタッグマッチ。外国人勢による迫力ある闘いが展開されそうだ。なかでも3・21大阪での一騎打ちが不透明決着に終わったバイパーとゴジャの巨漢対決はこの試合が第2ラウンド。遺恨対決になるだけに、よりいっそう荒れた展開になるだろう。また、プレストリーとケルの長身対決も外国人同士の闘いならでは。ふだんはあまりお目にかかれない組み合わせだけに貴重なカードである。

 バイパーが指名してゴジャと対峙。ゴングが鳴るとロックアップで組み合い力比べ。ブレイクすると再びロックアップ。ともに押し合い再度ブレイクし睨み合う。ロープに押し混み合い睨み合うと、後ろからケルがタッチする。ケルが突進するとバイパーがはね除けプレストリーに託す。ケルがラリアットにいくとプレストリーがかわしてコルバタ。しかし背後からゴジャが捕まえケルがドロップキック。自軍コーナーに持ち込むと首元を踏みつける。ゴジャがプレストリーの右脚を蹴り上げる。コーナーに振ると体当たりからヒッププレス。レベルがヘアーホイップからコーナーに追い込みスピンキック。プレストリーがエルボー連打からダイビングダブルニーアタック。バイパーとゴジャが突進し身体をぶつけ合う。ラリアットが交錯しエルボーの打ち合いに。ゴジャがヘッドバットを打ち込むとバイパーがよろめく。レベルが入り合体もバイパーがゴジャをなぎ倒しレベルにラリアット。バイパーはゴジャにエルボー連打。ゴジャが羽交い締めもレベルのドロップキックが誤爆。すると仲間割れの雰囲気に。バイパーが突進すると2人まとめてアームホイップ、ゴジャにクロスボディーアタック。ゴジャが返すとバイパーの背後からレベルが襲いかかる。ゴジャの串刺し攻撃がかわされるとプレストリーがドロップキック、バイパーがキャノンボール。ゴジャがカットに入るもバイパーがかわして同士討ち。バイパーにゴジャがエルボードロップ。プレストリーがトラースキック。レベルがプレストリーにファルコンアロー。ゴジャとレベルがバイパーを引き起こす。レベルが羽交い締めもゴジャの打撃が誤爆。プレストリーがコードブレーカーでカットしバイパーがランニングエルボードロップ。リバーススプラッシュをゴジャに見舞うと3カウントが入り、バイパーがフォール勝ち。試合後、レベルとゴジャが言い争い。乱闘となった。

◆STARS vs クイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負

渡辺桃

13分38秒
変形横入りエビ固め

岩谷麻優

小波

星輝ありさ

○AZM

スターライト・キッド●

当初は岩谷麻優&星輝ありさ&スターライト・キッドvs渡辺桃&林下詩美&AZMの6人タッグマッチが組まれていたが、詩美の欠場によりメインカードが変更。詩美は3・28後楽園でレベル・ケルを破りSWA世界王座の防衛に成功したものの、3・21大阪で痛めたという負傷箇所をかばっての闘いだった。が、結局は左手親指の骨折が判明しドクターストップ。デビュー以来初の負傷欠場をしいられることになる。よってカードはQQサイドに小波が合流、桃&小波&AZMのトリオでSTARS軍と対戦する。詩美の欠場は痛手だが、QQの結束力はSTARSと双璧。どちらが勝ってもおかしくないスリリングな攻防が展開されることだろう。その先で勝ち名乗りを受けるのは、どちらのチームか?

チームリーダーの桃と岩谷がいきなり先発。桃から手を差し出し手四つの力比べ。桃が腕を取ると岩谷が回転して取り返す。腕の取り合いで岩谷がロープを利用し逆転。桃がヘッドロックにいくと岩谷が切り返しヘッドシザ

ーズ。星輝のキックを小波がかわす。小波がミドルを叩き込むも星輝がカウンターでおかえし。キッドとAZMがロープワークの攻防を展開。AZMがアームホイップもキッドがスクッと立ち上がりドロップキック。AZMがブレーンバスターを狙うとキッドがこらえる。次々と選手が入りブレーンバスターを狙う。投げたのはSTARS。さらにトリオでの低空ドロップキックを命中させる。キッドはその場跳びムーンサルトをAZMに放つ。岩谷はフットスタンプでつづき、サッカーボールキックをお見舞い。星輝がAZMを自軍コーナーにとらえて顔面を攻撃。串刺しダブルニーアタックを放つと左脚をロープにかけて締め上げる。さらにそこへダブルニーアタック。ボディースラムで叩きつけるがAZMが返す。星輝はAZMをロープに振るがコルバタを食らう。桃が星輝にドロップキック。桃のハイキックをかわして星輝だがランニングミドルを食らう。星輝がコーナーに振ると桃がミサイルキックで逆転。桃は串刺しのドロップキックを連発。星輝が返すとエルボーで向かっていく。桃も打ち返すとミドルキックの応酬へ。星輝はダブルニードロップを放つが2カウント。岩谷が回し蹴りからスロイダー、ドロップキックで桃をのけぞらせる。小波とAZMが乱入するが岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と星輝がキックの競演も排除される。小波が岩谷にキックの連打。岩谷の突進を止めてワキ固め。岩谷が逃れると、小波が腕十字。AZMがキッド、桃が星輝を捕まえQQがサブミッションの競演。小波は岩谷に腕固め。岩谷がエスケープするも小波がキックからフィッシャーマン。岩谷がジャーマンからハイキック。キッドとAZMが打撃のかわしあい。エルボーの応酬からAZMが串刺しドロップキック、キッドもやり返す。キッドがモルタルで切り返しドロップキック、ネックスクリュー。キッドがダッシュするが小波がカットし桃のアシストからAZMが押え込む。AZMが返すと桃と小波でドロップキック。AZMがコーナーからダイビングフットスタンプへ。決まったと思われたが岩谷と星輝のカットが間に合う。桃と小波がSTARSを分断。AZMがコーナーから場外ダイブも同士討ちに。岩谷がリングに戻されたAZMにダイビングボディーアタック、星輝のキックからキッドが旋回式ダイビングボディープレス。返されたキッドが飛びつくがAZMが切り返し旋回して丸め込む。これで3カウントが入り、QQの勝利となった。

AZM「クイーンズクエストが勝ちました! こんなの余裕ですよ。QQは最近、全勝してるんですよ。この調子でいきたいんですよお。4月にはイヤなドラフト会議というものがあるので心配なんですけど、リーダーの桃ちゃんを信じて、このメンバーで帰ってきたいと思います。今日はAZMがキッドからスリー取ったんで、AZMが締めてもいいですか? いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ、Bow down to the queens!」

QQのコメント

AZM「ハイ、新潟大会メイン、QQが勝ちました! 最近ね、QQが全メンバー連勝中なのでこのままいきたいんですけど、4月にドラフト会議があるので、できればこのメンバーのままでいきたいのでね、自分は司令塔んでリーダーの桃ちゃんに任せて、信じてね、桃ちゃんを信じて、このメンバーで次も新潟きたいと思います。ありがとうございました」

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