2019/05/06 試合結果

2019年5月6日 GOLDENWEEK STARS 2019

GOLDENWEEK STARS 2019 TCSプロデュース
5月6日(月・祝)新木場1stRING(観衆301人)

◆ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

星輝ありさ

2分37秒
回転エビ固め

ルアカ

○スターライト・キッド

吏南●

◆ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

○星輝ありさ

2分44秒
シャイニング・ニー→片エビ固め

小野崎玲皇●

スターライト・キッド

妃南

ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

○星輝ありさ

2分58秒
ブラジリアンキック→片エビ固め

羽南

スターライト・キッド

飯田沙耶●

◆スターダム3WAYバトル 15分1本勝負

ビー・プレストリー

5分35秒
バックドロップホールド

レベル・ケル

※もう一人は渡辺桃

◆STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負

○アンドラス宮城

12分40秒
ツームストン・パイルドライバー→エビ固め

鹿島沙希●

刀羅ナツコ

中野たむ

◆トニー・ストーム ワールド・チャレンジⅣ 15分1本勝負

トニー・ストーム

8分40秒
ストロングゼロ→片エビ固め

小波

◆賞金争奪マッチ 30分1本勝負

○木村花

12分52秒
賞金奪取

花月

ジャングル叫女

葉月

DEATH山さん。

夏すみれ

コスプレじゃんけんトーナメント

 ユニットごとにコスプレ姿でじゃんけんトーナメント。決勝戦は鹿島沙希(STARS)vsジャングル叫女(TCS)で、叫女が優勝した。花「今年のじゃんけんトーナメントはTCSが優勝しました。勢いがついたので、これから楽しむぞ! 楽しむぞ! 楽しむぞ! 楽しむぞ!」叫女「こないだの気配斬りでジャングル叫女が優勝して、今日のじゃんけんトーナメントもジャングル叫女が優勝して、メインの賞金争奪マッチは私がきれいにかっさらって終わらせたいと思います」花「TCSで賞金全部かっさらいましょう。今日、TCSになってから初登場の米山さん。今日からデスヤマサンになります。楽しみにしててください。みんな違ってみんないい、それがトーキョーサイバースクワッド。イエッサー!」

◆ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

星輝ありさ

2分37秒
回転エビ固め

ルアカ

○スターライト・キッド

吏南●

◆ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

○星輝ありさ

2分44秒
シャイニング・ニー→片エビ固め

小野崎玲皇●

スターライト・キッド

妃南

ガントレット・タッグマッチ 15分1本勝負

○星輝ありさ

2分58秒
ブラジリアンキック→片エビ固め

羽南

スターライト・キッド

飯田沙耶●

 STARSが握手を求めるがTCSは応じず。ゴングと同時にTCSが襲いかかり試合開始。STARSが反撃するが、吏南がすぐにキッドを捕まえる。キッドは足を踏みつけ脱出するが吏南が卍固め。星輝がカットし、タッチを求めるがTCSが許さない。キッドがルアカにネックブリーカードロップ。ルアカは吏南を呼び込みダブル攻撃を狙うがキッドのドロップキックをまとめて食らう。ルアカがキッドにビッグブーツ、吏南と連続で串刺し攻撃。吏南がキッドに逆さ押さえ込みからブリッジ。丸め込みの応酬からキッドが飢えになり、吏南をピンフォールした。2本目は小野崎&妃南組が登場。STARSが握手を再び拒否される。困った表情を見せたところでQQが奇襲攻撃。しかしキッドが逆転し妃南にドロップキックの連打。妃南が大外刈りでキッドを倒すと小野崎がエルボーアタック、妃南が柔道殺法でつづく。小野崎はボディースラムを狙うがキッドがこらえる。キッドはネックスクリューも2カウント。ここでなかなか入れなかった星輝がリングイン。小野崎に串刺しのダブルニーアタックを見舞う。しかし小野崎が先を読んでフェースクラッシャー。妃南のドロップキックから小野崎が丸め込み。キッドが返すと、小野崎は星輝と丸め込みの応酬へ。どちらも譲らず星輝がダブルニーアタックで突進。小野崎が返せず星輝が3カウントを奪った。3本目登場の4組目は羽南&飯田。ダッシュでリングインの2人がキッドに襲いかかる。羽南が腕十字にいくが星輝がカット。羽南はキッドの腕にフットスタンプ。飯田がキッドにドロップキックの連打。キッドがその場跳びムーンサルト。星輝が羽南を場外に排除してから飯田に向かっていく。エルボーの打ち合いから飯田がドロップキック。飯田がマウントパンチの乱打もカウンターのミドルキックを食らう。星輝が飯田を立ち上げようとするが丸め込まれる。飯田は丸め込みの連続で星輝を追い込む。飯田橋はギリギリでカットされる。星輝がトラースキック、キッドが619を放ち星輝がニーアタックでつづく。しかし羽南のカットが間に合う。星輝がブラジリアンキックをぶち込むと飯田が返せず、星輝&キッド組の勝利となった。

◆スターダム3WAYバトル 15分1本勝負

ビー・プレストリー

5分35秒
バックドロップホールド

レベル・ケル

※もう一人は渡辺桃

AZMの欠場からカードが変更、ビー・プレストリーvsレベル・ケルの外国人対決に渡辺桃が加わる3WAYに。よって、赤いベルトと白いベルトの王者対決が実現することとなった。

 プレストリーが桃に握手を求め、QQ同士で握手。まずはダブルでレベルを捕まえランニングキックの競演。しかしドロップキックはかわされ、まとめてのドロップキックをレベルから食らう。レベルは2人をコーナーに追い込みストンピングの連打。再び2人をコーナーに追い込み突進。レベルが桃めがけて串刺しアタック、プレストリーをマットに叩きつけストンピング。その上に桃をボディースラムでまとめてカバー。2人を立ち上げチョークスラム狙い。2人がかわしブレーンバスター。ハイタッチ直後にプレストリーが桃を攻撃。ミドルキックの打ち合いとなる。プレストリーのハイキックがヒット。レベルが2人まとめてラリアット。レベルがブレーンバスターを狙うと桃が丸め込みミドルキックでコーナーに追い込み串刺しドロップキック。桃がもう一発狙うとレベルが長い足を差し出し阻止してみせる。レベルがプレストリーを排除しネックブリーカー。桃を捕まえるとチョークスラム狙い。レベルをカットし桃がハイキック、蒼魔刀。桃のハイキックをかわしてレベルがファルコンアロー。あらためてレベルがチョークスラムを桃に敢行。しかしプレストリーがカットする。プレストリーの突進を止めてレベルがビッグブーツ。プレストリーがコーナーからレベルにニーアタック5分経過。プレストリーガバックドロップホールドを決めるとこれで3カウント。プレストリーがレベルをピンフォールしてみせた。

◆STARS vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負

○アンドラス宮城

12分40秒
ツームストン・パイルドライバー→エビ固め

鹿島沙希●

刀羅ナツコ

中野たむ

STARSvs大江戸隊のタッグマッチ。STARSはアーティスト・オブ・スターダム王者の鹿島沙希&中野たむ組で大江戸隊はアンドラス宮城&刀羅ナツコ。STARSは今年のドラフト前からの継続メンバーで、大江戸隊は心機一転を期す者同士の組み合わせとなる。

 アンドラスがナツコとなにやら話し合い。完全に相手に背を向けているが、アンドラスが先発に出る。試合は中野とアンドラスでスタート。アンドラスがネックロックにとると中野が腕を取って切り返す。アンドラスが取り返しネックロックからヘッドロック。中野がロープに振るとアンドラスがショルダータックルで吹っ飛ばす。中野がブリッジで返すがナツコが乱入して攻撃。アンドラスが中野をコーナーに叩きつけナツコに託す。ナツコは自軍コーナーで中野の顔面を踏みつける。ナツコは中野をロープに振ってエルボー。アンドラスが中野にボディースラムを3連続。3発目は屈伸を入れてから叩きつける。ナツコが中野にダブルチョップの連打。ナツコが中野の前に仁王立ち、エルボーを打ってこさせる。ナツコがパンチの連打から突進すると中野がミドルキック、側転ニードロップ。鹿島が入りナツコにビッグブーツ、フェースクラッシャー。しかしアンドラスが乱入してカットする。それでも鹿島は2人まとめてフェースクラッシャー。ダブルアームでアンドラスをナツコの上にたたき落とす。鹿島はナツコの背中にドロップキックを打つと中野に託す。中野がナツコにサッカーボールキックの連打。中野がダッシュするとナツコが蹴り足をつかむ。振りほどいて中野がハイキック。ナツコが返すと、中野がバックを取るが切り返される。中野は飛びついて腕十字にナツコを捕らえる。中野が腕十字でナツコを追い込む。ナツコはなんとかロープに到達。中野が突進するとナツコがキャッチし叩きつける。レッグラリアットからカバーするが中野がクリアー。中野のキックをナツコがかわしてエルボースマッシュ。ナツコの突進に中野はトラースキック、すぐにナツコがスピアを見舞う。ナツコがアンドラスと合体も中野が鉢合わせに。ナツコが中野を倒してダブルでバックドロップ。アンドラスは中野にミサイルキック。10分経過。アンドラスは中野を担ぎ上げるが中野がスタナー。鹿島がアンドラスにビッグブーツ、コルバタ、ドロップキック。アンドラスが顔面かきむしり。中野がアシストして鹿島がビッグブーツ、STARSがダブルでトラースキック。中野がアンドラスにダイビングダブルニードロップ、鹿島がダイビングフットスタンプ、ダブルアーム式フェースバスター。アンドラスが返すと、鹿島はマイ・エンブレム狙い。アンドラスが切り返すがナツコのラリアットが誤爆し鹿島がマイ・エンブレム。しかしナツコのカットが間に合う。中野がナツコにジャーマンで排除。鹿島が突進するがアンドラスがキャッチし旋回させてのパイルドライバー。鹿島が返せずアンドラスが3カウントをゲットした。

◆トニー・ストーム ワールド・チャレンジⅣ 15分1本勝負

トニー・ストーム

8分40秒
ストロングゼロ→片エビ固め

小波

トニー・ストームのシングル4連戦最終戦はTCSの小波がチャレンジ。トニーと小波のグラウンドの攻防に注目だ。

 慎重な立ち上がりで腕を取り合うとグラウンドへ。トニーがネックロックも小波がスリーパー。小波が立ち上げてサッカーボールキックの連打。ダッシュし前から蹴ろうとするがトニーが阻止してドロップキック。小波が返すと、トニーはエルボースマッシュ連打。トニーがSTFに小波を捕らえる。小波がエスケープするとトニーはコーナーに追い詰めストンピングの乱打。小波が返すと、トニーは逆水平チョップ、エルボースマッシュ、ブレーンバスター。小波が向かっていくとトニーが強烈なエルボー。小波はミドルキック連打でトニーを吹っ飛ばすことに成功。小波がスライディングキックをぶち込むが2カウント。小波のブレーンバスター狙いをトニーがこらえる。小波が丸め込みからヒザ十字固め。トニーが切り返しヒールホールド。小波がエスケープするとストレッチマフラーホールドへ。投げっぱなしジャーマンから小波が頭部へのキック。トニーが返すと小波はトライアングル狙い。かわしたトニーがジャーマン3連発。トニーはフィニッシュを予告しストロングゼロの構え。小波が切り返してトライアングル狙い。トニーがこらえてロープワークからラリアット。小波が返すとトニーは再度バックを取る。持ち上げると「もらった」と小波がかわしてトライアングルランサーへ。しかしトニーがエスケープ。小波の突進にトニーはヘッドバット連発。小波がハイキックもトニーがカウンターでラリアット、ストロングゼロ。これが決まると3カウントが入り、トニーが小波を破った。

◆賞金争奪マッチ 30分1本勝負

○木村花

12分52秒
賞金奪取

花月

ジャングル叫女

葉月

DEATH山さん。

夏すみれ

TCSプロデュース興行のメインを飾るのはTCSvs大江戸隊の図式。TCSは木村花&ジャングル叫女&米山香織組で、米山はTCSとして初登場。対する大江戸隊は花月&葉月&夏すみれ組の編成だ。

リング上は通常の6人タッグマッチで吊された賞金袋を奪ったチームの勝利。試合中に3カウントフォール、ギブアップ、OTRをとられた選手は試合(賞金奪取)への参加権利がなくなる。最終的に賞金を奪ったチームの勝利となる特別ルール。顔面ペイントの米山は「デスヤマカオリ」とコールされる(正式表記は“DEATH山さん。”とのこと)。吊された賞金そっちのけの場外戦から試合がスタート。花月と葉月が先に戻ると葉月がだいぶして賞金ゲットを狙うが届かず。夏、葉月、花月が協力して手を伸ばすが叫女にカットされる。大江戸隊は叫女を攻撃、葉月が顔面ウォッシュ。夏が叫女をコーナーに追い込みブロンコバスターの餌食にしてみせる。花月が叫女に水の噴射。大江戸隊が代わる代わるに叫女を攻め込む。叫女がショルダータックルで葉月を吹っ飛ばしデスヤマにタッチ。しかし葉月に返り討ちにあう。それでもデスヤマは大江戸隊をコーナーに追い込み串刺しアタック、⒊人まとめてミサイルキックで吹っ飛ばす。デスヤマはジャンプするがまったく届く気配なし。花が肩車するも同様。レベルが肩車するが大江戸隊が落としてデスヤマに戦力外通告が。花と葉月がエルボー連打。花がカウンターでドロップキック。葉月がニーアタック。夏がビッグブーツをかわされ花のビッグブーツを反対に食らう。叫女が突進するが夏がかわしてジャンプ。賞金にはとうてい届かず。夏が叫女にビッグブーツ。叫女の上に乗って手を伸ばすが叫女が動いて夏が落ちる。叫女はパワーボムの構え、こらえる夏が手を伸ばす。大江戸隊がアシストしようとするが花がドロップキック。勢いで夏がOTRの戦力外。葉月と花月が叫女にブレーンバスター狙い。叫女が2人まとめて叩きつける。叫女がコーナーに上がると賞金までのジャンプを試みるがあえなく失敗。コーナーに追い込まれ大江戸隊の串刺し攻撃を食らう。花月が叫女にえびす落とし。花がカットするが葉月が排除。花月が葉月を肩車、叫女がミサイルキックで吹っ飛ばす。花が花月にミサイルキック。花月が返すと、花がスリーパー。花月が前に投げてサッカーボールキック。花がビッグブーツ、花月がトラースキック。叫女のアシストから花が花月をホールドし合体のフェースクラッシャー。叫女は花を呼び込み肩車。花月が叫女に水を噴射。叫女と花が花月に挟み撃ちを狙うも同士討ち。葉月がスワンダイブ、叫女がカットし花を肩車。花が賞金をゲットしTCSの勝利となった。

叫女「ゴールデンウィーク、賞金が出た試合、全部TCSがかっさらっていきました!」

花「大江戸隊、勢い落ちてきましたね」

DEATH山さん。「デスネエ!」

花「スターダムの飼い犬の花月、そして最近、負け犬にもなってしまった花月に用はない!おい、麻優!岩谷! 出てこい! 病人、早くしろ」

岩谷がリングへ。

花「おい、アーティスト、挑戦させろよ」

岩谷「まだ完治してないからタイトルマッチはできない」

花「ブー! なにどや顔で言ってんだよ。じゃあ、返上しろよ、それ。ケガしてできないんだろ。返上しろよ。ジャングルも返上してほしいよねえ?」

叫女「正直、アーティストのベルト、興味ありません、でしたら、このプロデュース興行、力を合わせてやってきて、成功して、今日、賞金も取ったし、この3人?この3人? この⒊人で取りたいって、いま思いました。返上するか、挑戦させてもらうか、どっちかにしてください」

小波「ハイハイハイ。クイーンズクエストにいたときは、まったく取りたいと思わなかったアーティストのベルトを、あの病弱の3人が持ってるより、私たちTCSが持っていたほうがベルトも喜ぶんじゃないですかねえ、お客さん。だから早く返上しろよ」

花「返上しろよ!」

岩谷「返上はしない。返上はしない。

花「病院に帰れよ! 帰れよ、オラ!」

木村がツバを吐きつける。

岩谷が退場。

花「ロッシー、返上考えといてね、よろしく。

みんな違って、みんないい。それがトーキョーサイバースクワッド。イエッサー!」

TCSのコメント

花「取ったぞ!」

叫女「(賞金)取り過ぎじゃない?」

花「楽しかった! 楽しかった…」

全員「デース!」

花「まさかホントに賞金総取り」

叫女「空気読めなくてすいません」

花「しかも今日発売したこのTCS・Tシャツも売り切れ」

叫女「先着20人のポラも売り切れ。みんなのチェキも売り切れ。そしてこの賞金も全部総取り。カネの雨を降らせるユニットですね。ホンモノのカネの雨をね。女子プロレス界のカネの舞うユニットだと思いますね」

花「やっと超バラバラだった人間が集まって、やっとこう一丸となったんじゃないかなって思います。私自体もともと一丸となろうとは思ってなかったんですけど、自然と気づいたらこうなってましたね」

叫女「正直ね、このゴールデンウィーク4連戦ね、きつかったです。みんな疲労困憊の中、でも、それで最後のユニット興行がTCSということで、どう考えてもリーダーシップの取れない花、このメンバーがまとまるわけないって思ったんですけど、取れないなりに…泣きそうなんだけど! なんで!? メッチャいろいろホントに、頑張ってくれて、みんなをまとめようとしてくれて、やってくれて、花の言葉からまさかアーティストが取りたいなんて言葉が聞けるとは思わなくて、正直ホントにアーティストのベルト興味なかったし、シングルのベルトって思ってたけど、このユニットでアーティストのベルト、3人って言ったけど、みんなで取りたいなって思いました」

小波「賞金が私たちの手元にきたということは、あるべき場所におさまったということで、アーティストのベルトもあるべき場所に来ると思うんですよ。なので、TCSがアーティストのベルトを取る確率、100%」

DEATH山さん。「デース!」

花「ということでTCS、これからガンガン盛り上げていこう」

全員「イエッサー!」

 

 

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