NEWYEAR STARS 2020
1月2日(木)新木場1stRING(観衆408人=札止め)
試合結果
◆クイーンズ・クエストvsTCS ヤングタッグマッチ 15分1本勝負 |
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小野崎玲皇 |
3分56秒 |
ルアカ |
○妃南 |
吏南● |
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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レイラ・ハーシュ |
4分49秒 |
星野唯月 |
※もう一人は飯田沙耶
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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ビー・プレストリー |
4分49秒 |
刀羅ナツコ |
○渡辺桃 |
夏すみれ● |
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林下詩美 |
ゾーイ・スカイ |
◆新春ジュリア降臨 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ジュリア |
7分38秒 |
ジェイミー・ヘイター |
アンドラス宮城 |
”セッションモス”マルティナ● |
◆花月引退ロード~ライバル対決最終章~ 30分1本勝負 |
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花月 |
15分2秒 |
岩谷麻優 |
○AZM |
スターライト・キッド |
◆STARSvsTCS 8人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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木村花 |
14分39秒 |
星輝ありさ |
ジャングル叫女 |
中野たむ |
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○小波 |
鹿島沙希 |
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DEATH山さん。 |
上谷沙弥● |
試合詳細リポート
◆クイーンズ・クエストvsTCS ヤングタッグマッチ 15分1本勝負 |
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小野崎玲皇 |
3分56秒 |
ルアカ |
○妃南 |
吏南● |
クイーンズクエストとTCSの若手同士によるタッグマッチで2020年のスターダムがスタート。このところユニットの枠を超えてしまいタッグを復活させていた吏南と妃南が、久々に対戦となる。
先発は小野崎とルアカ。ロックアップでの力比べからルアカが押し込むと小野崎がラリアットをかわし突進。ルアカはショルダータックルで小野崎を吹っ飛ばす。妃南がルアカにボディースラムの構え。こらえたルアカがカウンターでクロスボディー。吏南が妃南に大外刈り。妃南が返すと、吏南がエルボー合戦に誘う。姉妹がエルボーを打ち合い、吏南が払い腰。小野崎と妃南が合体で吏南を攻撃、妃南が外道クラッチにいくがルアカがカットしビッグブーツ。吏南は妃南に卍固め。こらえられると丸め込みにいくが2カウント。吏南が串刺しドロップキック、ルアカがビッグブーツ。小野崎はカットに成功しまとめてフェースクラッシャー。妃南が丸め込みの連続から外道クラッチ、吏南が返せず3カウントが入った。
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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レイラ・ハーシュ |
4分49秒 |
星野唯月 |
※もう一人は飯田沙耶
全員で握手をかわしゴング。探り合いから手四つ構えに入り日本人2人が押し込む。それをはね除けたハーシュが飯田をショルダータックルで吹っ飛ばす。コーナーに上がると星野がデッドリードライブで飯田の上に落下させる。飯田と星野がエルボーの打ち合い。星野がドロップキックを飯田に連打。飯田がかわしてラリアット。かわした星野が背中に乗ろうとするがハーシュが妨害。星野はハーシュにドロップキック。飛びつこうとしたがハーシュが止めて逆エビ固め。飯田がカットし星野との共闘を申し出る。2人でコーナーに振ると星野は飯田も追い込んで串刺しドロップキック。ハーシュの体当たりから飯田が丸め込もうとするがカットされる。星野が飯田にウラカンラナ。ハーシュが飯田にジャーマン。星野がエルボーで向かっていく。ハーシュはカウンターのラリアットからコーナーに上がりムーンサルトプレス。星野が返せず3カウントが入った。
◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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ビー・プレストリー |
4分49秒 |
刀羅ナツコ |
○渡辺桃 |
夏すみれ● |
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林下詩美 |
ゾーイ・スカイ |
プレストリーが握手を求めると夏は「ファックユー!」と絶叫。試合は桃とナツコでスタート。ロックアップでの力比べでナツコが桃を追い込む。ブレークするとエプロンから夏がムチで殴打、ロープに振ってもムチで殴打する。夏がリングインし桃にヘッドロック。髪をむしり取ってコーナーに追い込むとブロンコバスターの餌食に。ナツコが桃に顔面ウォッシュ。スカイが桃にエルボー連打、串刺しエルボーアタック、サッカーボールキック、エルボーアタック。コーナーに振られた桃だがカウンターでドロップキックを見舞うと串刺しでのドロップキックを連発。プレストリーがスカイをかわしてドロップキック。スカイが顔面を蹴り上げるが2カウント。ナツコの突進をかわしてプレストリーがトラースキック。詩美とナツコがショルダータックルをぶつけ合う。ナツコが顔面をかきむしりショルダータックルで詩美を吹っ飛ばす。ナツコがエルボー連打も詩美がマットに叩きつける。桃がナツコにミドルキック連打。串刺しドロップキックはナツコがかわし大江戸隊が次々と串刺し攻撃。ナツコがバックフリップで桃を叩きつける。ナツコはカミカゼ、フロッグスプラッシュ。桃が返すと、エルボーの打ち合いへ。ナツコがバックブローから突進するがプレストリーがニーアタック。桃がハイキックもナツコがスピア。夏が桃にビッグブーツ、ブレーンバスターホールド。スカイのハイキックから夏が蒼魔刀を盗む。しかし桃がクリアーに成功。10分経過。夏がコーナーに上がると詩美がカットしアルゼンチンから後方に叩きつける。桃が蒼魔刀を放つがカットされる。桃は夏にスリーパー。夏がエスケープすると桃は突進。夏が丸め込むが2カウント。桃がハイキックからテキーラサンライズ。3カウントが入り、桃が勝利を飾った。
◆新春ジュリア降臨 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ジュリア |
7分38秒 |
ジェイミー・ヘイター |
アンドラス宮城 |
”セッションモス”マルティナ● |
12・24後楽園、バックステージではジュリアの横になぜかアンドラス宮城の姿があった。ジュリアはその存在に気づかなかったというが、どちらもユニット無所属ということか、今大会ではタッグを組むことに。12・8新木場から試合をしているジュリアは、過去4戦すべてシングルマッチだった。そして今回はスターダムで初めてのシングルマッチ。大江戸隊を追放されたアンドラスとのタッグは成立するのか!?
先にリングインのアンドラスがマルティナに襲いかかりゴング、そのまま場外戦となる。アンドラスがマルティナを戻すとジュリアもストンピング。ダブルでロープに振るとクローズライン。もう一度ダブルで振るがマルティナがまとめてラリアット。ヘイターがアンドラスにストンピング連打。マルティナとのダブルでアトミックドロップ。ヘイターがアンドラスをロープに固定もジュリアがカットに。ヘイターたちはジュリアも捕獲し、2人にビールを噴射する。アンドラスがヘイターにドロップキック。アンドラスはジュリアに託す。ジュリアはヘイターの髪を引っ張りぶん回す。さらにトップロープに額をこすりつけていく。ジュリアはヘイターをボディースラム。ヘイターはジュリアをコーナーポストにブレーンバスター、バックブリーカー。ジュリアが返すと、ヘイターとマルティナが合体、マルティナのコードブレーカーからヘイターが後方に叩きつける。マルティナはジュリアに旋回式ブレーンバスター。ジュリアがビッグブーツ連打もマルティナがクリアー。ジュリアがマルティナにツームストーンパイルドライバー。アンドラスが加わりダブルで担ぎ上げ前方に叩きつける。ジュリアはステルスバイパーへ。マルティナがタップし、ジュリアの勝利となった。
ジュリア「ジュリアのことが、好きで好きでたまらない諸君。そして、ジュリアのことがイヤでイヤで、たまらない諸君! 2020年、たっぷりジュリアを味わってもらうからな。アーリベデールチー!またな」
◆花月引退ロード~ライバル対決最終章~ 30分1本勝負 |
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花月 |
15分2秒 |
岩谷麻優 |
○AZM |
スターライト・キッド |
12月25日の会見で突如スターダム退団と引退を発表した花月。スターダムは今月をもって退団となる。引退ロードのスタートは「ライバル対決最終章」と銘打たれた岩谷麻優との対戦。記憶に新しい昨年12・24後楽園でのワールド・オブ・スターダム王座戦をはじめ、数々の激闘を積み上げてきた。また、花月のパートナーがAZMであることも注目ポイントだ。なにかにつけて花月はAZMを大江戸隊に引き入れようとしてきた。そして退団&引退を機に、大江戸隊入りはないとしても“夢のタッグ”を結成。花月とAZMの連係が飛び出すのか。岩谷との残り少ないであろう対戦に加え、こちらも見逃せない。
花月がQQマスク、AZMは大江戸隊のパーカーを着用して登場。マスク姿の岩谷は花道の途中で赤いベルトを忘れたことに気づく。
セコンドの飯田が控え室から赤いベルトを持ってきて岩谷に渡す。試合前、花月は「岩谷麻優!…オマエはどうでもいいんだよ」「キッド、オマエが出てこいよ!」とキッドを指名。しかしAZMが「岩谷麻優が出てこい」とワールド王者を指名する。花月はAZMに逆らえず、結局試合は岩谷とAZMの先発でスタート。しかしすぐに花月とキッドの攻防に移行。花月はキッドをかわしてドロップキック。花月はキッドの脳天にエルボーを見舞うとチンロック。AZMがキッドにボディースラム、フットスタンプ。花月がキッドにボディースラム、AZM同様にフットスタンプ。花月はキッドに水を噴射。村山レフェリーにも吹き付ける。花月は「AZMオマエもやってやれ!」と指令。水を含んだAZMがリングインし、キッドに噴射してみせる。AZMもまた村山レフェリーに噴射。花月とAZMが連係のフットスタンプ。AZMの指示で花月がキッドを捕獲。AZMはゴムパッチン攻撃をキッドに仕掛けようとしたが自分で食らってしまう。もう一度やり直し、キッドが餌食に。夏も加わるが、案の定、反対に食らうことに。キッドがAZMにクロスボディー、ネックブリーカー。岩谷がAZMにドロップキック。岩谷はAZMの突進をかわしドロップキック。2発目狙いはエプロンで花月が阻止。AZMとの合体を試みるが岩谷のアームホイップでまとめて投げられる。岩谷とキッドがドロップキックで競演。AZMがミサイルキックで岩谷を吹っ飛ばす。花月が岩谷にミドルキック連打。エルボーの打ち合いから花月が強引に押し倒す。花月が飛びつき腕十字も、岩谷がエスケープ。バックの取り合いから花月がドラゴン。岩谷が返すと、えびす落としを盗んでみせる。キッドがAZMにドロップキック、AZMがカウンターでドロップキックのお返しからブレーンバスター。AZMが飛びついて腕固め。10分経過。花月がAZMと合体して突進。岩谷とキッドがカットして619の競演。その場跳びムーンサルトも競演しキッドがAZMにノーザン。キッドがフィニッシュを予告しダイブ。AZMが切り返すと丸め込みの攻防。キッドが突進すると花月が抱えてAZMが叩きつける。AZMはフィニッシュ宣言からダイビングフットスタンプ。しかし岩谷のカットが間に合う。AZMが突進するとキッドがかわして三角飛びをドロップキックで迎撃。岩谷とキッドがコーナーに上がりキッドが岩谷の背中からダイブ。キッドがキッちゃんボムにいくが花月のカットが間に合う。キッドは花月に張り手。花月が振られるも場外へトペ。キッドはAZMをコーナーに振る。AZMは足を滑らせると花月を呼び込みダブルのキック。AZMはフィニッシュを宣言してダイビングフットスタンプ。しかしキッドがギリギリに返してみせる。AZMはキッドを寝かせて花月に指示、花月は大江戸コースター、AZMがミスティカ式腕固め。キッドがタップしAZMが勝利した。
花月「新木場のオマエら元気か!? もう一丁、元気か!? おい、おいおい、ちょっと待てよ、岩谷。オマエ、オマエはどうでもいいんだよ。おいキッド、花月さまな、AZMちゃんAZMちゃん言ってたけどな、本当は、本当は…オマエ(キッド)のことも大好きなんだぞ! 最後、私の希望するカードを引き受けてくれてありがとう。オマエ(岩谷)はどうでもいい。ホントは今日新年一発目、私が言いたかったことをリング上で言おうかなと思ったんですけど、今日、明日、あさってと3大会つづくので、最終日に言おうかなと思いますので。最終日にぜひみなさん観に来てください。で、今日ひとつ言いたかったことは、AZMちゃん、我々の仲は5万円ではなかったということですね。ありがとう!」
AZM「花月、嫌いだったけど、オマエとのタッグ楽しかったぞ。花月がいなくなっても私がスターダムにおもしろい提案していくので。そこで私は今日提案をしたいと思います。私の今年の目標は、今年こそハイスピードベルト巻くことなんですけど、そこで、ロッシー。ハイスピードトーナメントとかどうでしょうか? ねえ、観たいですよね。いいですか? キッド、いいって言ってるんで、オマエもハイスピードトーナメントで、ハイスピードトーナメント決勝で会いましょう。以上です。いいんですよね、トーナメントして。首を傾げているということは、いいということです。やった! 楽しんでください。ありがとうございました!」
◆STARSvsTCS 8人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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木村花 |
14分39秒 |
星輝ありさ |
ジャングル叫女 |
中野たむ |
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○小波 |
鹿島沙希 |
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DEATH山さん。 |
上谷沙弥● |
STARSとTCSが8人タッグで全面対決。STARSは星輝ありさ&中野たむ&鹿島沙希&上谷沙弥、TCSは木村花&ジャングル叫女&小波&DEATH山さん。の布陣で臨む。ここで目につくのはSTARSの上谷だ。上谷は昨年度の新人王で、2020年の飛躍がもっとも期待されている選手。新年最初の大会、そのメインに抜擢された上谷がなにを残すか。ある意味、今年のスターダムを占う試合になるかもしれない。
STARSは上谷、TCSはデスヤマが先発。デスヤマが四方にポーズを見せると上谷が襲いかかり、上谷の方がブーイングを浴びる。デスヤマは上谷を倒し花と合体のビッグブーツ。叫女と小波も呼び込まれTCSのポーズを作る。花は上谷にビッグブーツ。小波と花がコーナーで上谷の顔面を踏みつけていく。小波は上谷にサッカーボールキック。TCSは上谷をターゲットに次々と串刺し攻撃。花がコーナーに上がると、上谷が突進、花の臀部に顔面が直撃。上谷は叫女にエルボー連打、叫女が受けて立つ。上谷は「負けるか!」と絶叫しながら打っていく。「なめんじゃねえ!」とも絶叫しドロップキック。鹿島が入ると小波とデスヤマにフェースクラッシャー、花も巻き添えにする。STARSが叫女にドロップキック。鹿島が叫女に飛びついて卍固め。STARSがTCSへサブミッションの競演。叫女は自力でエスケープ。叫女は鹿島にパワースラム。花が鹿島を投げ捨て「テメエに用はねえ!」。代わった星輝を挑発する。星輝がエルボーを連打すると花が受けて立つ。エルボーの打ち合いから星輝が二段蹴り、トラースキック。星輝が突進すると花がドロップキック。花はビッグブーツを連発。星輝がニーを打てば花もニーでお返し。花がブレーンバスターからハイドレンジア。しかしSTARSがカットに成功。花の突進に星輝がニー。両者ダウンからタッチ。中野と小波が打撃の攻防。小波の突進に中野がスピンキック。中野のバイオレットシューティングをかわして小波だが中野が腕を取る。10分経過。中野がバックを取って前方に叩きつける。叫女のラリアットから小波が中野を丸め込む。花、デスヤマ、小波が次々攻撃も星輝がカット。全員が入り乱れるなか、上谷がデスヤマにドロップキック。タッチを受けた上谷が小波にドロップキック連打、串刺しドロップキックからボディースラム、その場跳びムーンサルト。コーナーに上がると叫女がカットしデッドリードライブ。上谷は誤爆を誘い乱戦へSTARSがコーナーから競演。上谷が小波を寝かせてランニングシューティングスター。かわした小波がトライアングルランサー。上谷がギブアップし小波が勝ち名乗りを受けた。
花「2020年、初優勝! コナタンパイセンのファイナルランサーで勝ち…トライアングルランサー。トライアングルランサーで勝ったぞ! コナタンパイセンから一言」
小波「新年一発目、本当に気持ちよかった」
叫女「正月なんでね、めでたいということで、今日勝った小波に、川柳、川柳を詠んでもらおうと思うんですけどどうですか?」
小波「まあまあまあまあまあ。川柳?川柳?ほしいですか? みんながそんなにほしがるなら、あげましょう。……。整いました。アナタと私でプロレスはじめ、今夜は2人で…」
叫女「アブな! 新年一発目から放送できなくなるよ。これじゃ締まらない。全然締まらない、これじゃ締まらない」
花「花の方が締まりがいいので花が締めます。いつものやります。2020年TCSが侵略するぞ。みんな違ってみんないい、それがトーキョーサイバースクワッド、イエッサー!」
TCSのコメント
小波「ありがとうございました。ありがとうございました、みんな。今年一発目も無事トライアングルランサーで始めることができたので、今年もTCSから、いや、小波からチュー目しててくださいね、ねずみ年なだけに」
叫女「年女なんですよね」
花「これで2020年はTCSの年だよ」
叫女「STARSなんか相手に持ってこさせない方がよかったよね。いいたいことあるんじゃない、小波? STARSに言いたいことあるよね」
小波「STARSに言いたいこと? わかりました。先程は川柳をやったので、ここは五七五でSTARSに言いたいこと。生パスタ、ナスとチーズのボロネーゼ」
叫女「なに、それ? DEATH山さん。が困惑してるから」
小波「STARSはそれくらい意味がないということです」
デスヤマ「DEAーTH、DEAーTH、DEA―TH」