2020/01/04 試合結果

2020年1月3日 NEWYEAR STARS 2020

NEWYEAR STARS 2020
1月3日(金)新木場1stRING(観衆453人=札止め)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負

スターライト・キッド

5分23秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

ルアカ

※もう一人は夏すみれ

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負

○上谷沙弥

4分17秒
ランニング・シューティングスタープレス→片エビ固め

小野崎玲皇●

星野唯月

妃南

※もう一組はレイラ・ハーシュ&吏南

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○ジュリア

6分34秒
グロリアス・バスター→エビ固め

刀羅ナツコ

アンドラス宮城

ゾーイ・スカイ●

◆TCSvs世界選抜  6人タッグマッチ 20分1本勝負

ジャングル叫女

8分50秒
後方回転エビ固め

ビー・プレストリー

小波

ジェイミー・ヘイター

○DEATH山さん。

”セッションモス”マルティナ●

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 20分1本勝負

渡辺桃

11分43秒
アルゼンチン・バックブリーカー

星輝ありさ

○林下詩美

中野たむ

AZM

飯田沙耶●

◆花月引退ロード~花月&花復活~ 30分1本勝負

花月

14分25秒
パッケージ・ドライバー→エビ固め

岩谷麻優●

○木村花

鹿島沙希

試合詳細リポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負

スターライト・キッド

5分23秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

ルアカ

※もう一人は夏すみれ

 スターライト・キッド、ルアカ、夏すみれによる3WAYマッチ。図式はSTARSvsTCSvs大江戸隊で、キッドとルアカの若手対決に口八丁手八丁の夏が加わる。夏のペースをキッドとルアカがどう攻略するのか。共闘、裏切り…入れ替わり立ち替わり入り乱れる攻防を最後に制すのは?

 キッドが握手を求めると夏が「頑張ろうね」と握手に応じる。直後に夏は暴言を吐いて弛度が豹変。試合がスタートし、慎重に手四つ。キッドとルアカが左右から腕を取りクローズライン。さらにキッドとルアカでキックの挟み撃ち。キッドとルアカがエルボーの打ち合い。夏はコーナーで控える。ロープに振られたルアカに夏がムチ攻撃。キッドにもムチで襲いかかる。夏はキッドをコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。ブロンコバスターを狙うとルアカがショルダータックルでカットに成功、連打で夏を吹っ飛ばしていく。ルアカは夏にフィッシャーマンバスター。キッドがカットしルアカに飛びつく。ルアカがキャッチするが夏がまとめて丸め込む。夏が2人をコーナーに追い込むと、まとめてブロンコバスター、と思いきやかわされてしまう。キッドがルアカに不知火。ルアカが返すと、キッドはフィニッシュを宣言しコーナーへ。「残念でしたね」と夏がカット。ルアカが夏を蹴落としキッドを担ぎ上げる。キッドはDDTで切り返し619へ、かわされたキッドだがリング下の夏を蹴飛ばす。キッドがルアカにネックスクリューからムーンサルトプレス。夏は戻ってこられず、キッドがルアカからピンフォールを奪った。

◆3WAYタッグバトル 15分1本勝負

○上谷沙弥

4分17秒
ランニング・シューティングスタープレス→片エビ固め

小野崎玲皇●

星野唯月

妃南

※もう一組はレイラ・ハーシュ&吏南

上谷組が手を差し出すが応じるチームはなし。星野、吏南、妃南が先発で登場。吏南と妃南の姉妹がまずは合体、小野崎、ハーシュも巻き込んで串刺し攻撃を仕掛けていく。吏南と妃南が突進、しかし吏南が裏切って妃南にフットスタンプ。ハーシュが妃南にエルボー連打。星野がハーシュにドロップキック。上谷と小野崎が合体もハーシュがまとめてラリアット。吏南が小野崎に卍固め。しかし妃南がカットに入る。妃南と小野崎が連係で吏南を攻撃。小野崎は上谷にエルボー連打。上谷が返すと、小野崎はボディースラム狙い。上谷が切り返して「お返しだ!」とボディースラム。星野を呼び込むが小野崎がまとめてフェースクラッシャー。上谷を切り返した小野崎が丸め込むがカットされる。星野が小野崎にドロップキック。上谷が小野崎にミサイルキック。星野は小野崎にウラカンラナからドロップキック。上谷がボディースラムからその場跳びムーンサルト、ランニングシューティングスター。小野崎が返せず、上谷が3カウントをゲットした。

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○ジュリア

6分34秒
グロリアス・バスター→エビ固め

刀羅ナツコ

アンドラス宮城

ゾーイ・スカイ●

アンドラスがジュリアに耳打ちし前進、ナツコと対峙し試合がスタート。ショルダータックルのぶつけ合いからジュリアがエプロンでナツコを蹴飛ばす。ジュリアが入り、アンドラスと合体。ナツコがダッシュするとジュリアとアンドラスがビッグブーツ。ジュリアはナツコにボディースラム。アンドラスがナツコの頭部を蹴飛ばし卍固めをグラウンドで仕掛ける。アンドラスはスリーパーに移行。アンドラスが挑発しナツコに張り手を打たせる。エルボーの応酬からナツコが連打、バックブローも連打。ナツコがダッシュするとアンドラスがカウンターのエルボーもバックフリップを食らう。スカイがアンドラスに串刺しエルボー。アンドラスがドロップキックからジュリアに託す。ジュリアがスカイにネックブリーカードロップ、STF。スカイがエスケープするもジュリアは髪を引っ張り続ける。スカイがラリアットから延髄斬り。ナツコが入りダブルで攻撃。ナツコがセントーン、スカイがダイビングフットスタンプ。ジュリアがかわしスカイにバックドロップ。スカイが返すと、ジュリアとアンドラスが合体で前方に叩きつける。ジュリアはフィニッシュを宣言しグロリアスバスター。3カウントが入り、ジュリア&アンドラス組の勝利となった。

◆TCSvs世界選抜  6人タッグマッチ 20分1本勝負

ジャングル叫女

8分50秒
後方回転エビ固め

ビー・プレストリー

小波

ジェイミー・ヘイター

○DEATH山さん。

”セッションモス”マルティナ●

TCSと外国人選手による6人タッグマッチ。TCSはジャングル叫女&小波&DEATH山さん。組、外国人部隊はビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター&“セッションモス”マルティナのトリオで臨む。プレストリー&ヘイター組はゴッデス・オブ・スターダム王座への挑戦を表明、王者チーム叫女&小波組をにらんでの闘いとなる。

 叫女とマルティナの先発でスタートも、マルティナが叫女に恐れをなしてヘイターとタッチ。ヘイターからプレストリーにチェンジし、叫女と睨み合い。プレストリーは小波を指名し、リングへ入れる。ロープワークから小波がミドルキック。叫女と合体するがプレストリーがかわす。プロレストリーは小波の腕を攻撃。左腕をサードロープにかけて身体を揺さぶる。ヘイターが小波の額をロープにこすりつける。マルティナがコーナーの小波にビールを噴射。小波がプレストリーの突進をかわしミドルの連打。プレストリーが背後からドロップキック。エルボーとローキックの応酬からプレストリーがジャーマン。小波がニーをかわしてジャーマンで叩きつける。叫女とヘイターがショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのは叫女。マルティナが入ってくるとまとめてラリアットでなぎ倒す。叫女が低空ラリアットからエプロン越しのボディープレス。ヘイターがエルボーにいくと叫女もやり返す。ヘイターがニーアタックも叫女がクリアー。マルティナが叫女にエルボー連打。叫女がパワースラム。デスヤマがマルティナをコーナーに叩きつけるがトラースキックを食らう。マルティナはデスヤマにコードブレーカー、プレストリーがフットスタンプ。叫女と小波がプレストリーとヘイターのキックを食らう。マルティナをデスヤマが丸め込む3カウントが入った。

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 20分1本勝負

渡辺桃

11分43秒
アルゼンチン・バックブリーカー

星輝ありさ

○林下詩美

中野たむ

AZM

飯田沙耶●

STARSとクイーンズクエストが6人タッグマッチで激突。STARSは星輝ありさ&中野たむに飯田沙耶が加わる編成。一方のQQは渡辺桃&林下詩美&AZMのアーティスト・オブ・スターダム王者チーム。12・24後楽園では初防衛に成功した王者チーム。次期防衛戦のためにもここはキッチリ勝っておきたいところだが…。また、星輝と詩美にはワンダー・オブ・スターダム王座戦の前哨戦だ。

 星輝が詩美の髪を引っ張り挑発。その後ろから中野が星輝の髪を引っ張り元に戻す。すると飯田が「林下詩美と闘ってやる!」と立候補。しかしドロップキックはかわされてしまう。AZMが飯田を捕獲し桃に託す。桃が飯田にサッカーボールキックを連打。AZMが飯田に逆エビ固め。飯田がAZMに向かっていく。AZMは手を広げて挑発する。飯田がエルボー乱打、AZMは一発で倒してみせる。AZMは飯田をコーナーに追い込み突進。飯田がかわして逆水平の連打。AZMがかわすが飯田はカウンターのチョップで倒してみせる。中野はドラゴンスリーパーにAZMを捕らえる。AZMと桃に中野がスタナー。星輝が名乗りを挙げると中野が呼び込む。星輝と中野がビッグブーツ、ニードロップの競演。中野は側転ニードロップ。AZMが返すと、エルボー連打。エルボーの打ち合いからAZMが飛びついて卍固め。桃がAZMと合体、中野に串刺しドロップキックの競演。桃は裏投げで中野を叩きつけるが2カウント。桃が中野にミドルキックの連打。桃がダッシュすると中野がカウンターのスピンキック。桃がバイオレットシューティングをかわして蒼魔刀。両者ダウン状態からタッチ。星輝が詩美にエルボー連打。詩美もやり返しエルボーの打ち合い。詩美がショルダータックルで吹っ飛ばすと、セカンドからミサイルキック。詩美が払い腰からアルゼンチンバックブリーカー。飯田がカットし中野と星輝がトラースキック、飯田がドロップキック、星輝がトラースキックも2カウント。乱戦からリング上は詩美と星輝。星輝は飯田に託す。飯田が詩美にドロップキックからアームホイップ、ドロップキック5連発。詩美が返すと10分経過。飯田のダッシュを詩美がキャッチしたたき落とす。飯田が丸め込むが詩美が返す。飯田が飯田橋も桃がカット。飯田がコーナーに上がると詩美がデッドリードライブ、桃が走馬灯、AZMがダイビングフットスタンプ。詩美がラリアット。しかし星輝のカットが間に合う。QQが3人で飯田にドロップキック。詩美はアルゼンチンバックブリーカー。揺さぶると飯田がたまらずギブアップ、QQの勝利となった。

詩美「おい、星輝ありさ。19日後楽園ホールも、オマエも、飯田と同じ、結果も5☆STARと同じ。私がオマエをへし折ってその減らず口、たたけなくしてやるよ」

星輝「5☆STARのときに負けましたね、私。で、いまひとりずつ復讐しているんですよ。最後の相手に負けるわけにはいかないんだよね。で、明日(1・4)、また前哨戦がありますね、両国で。今日はアンタ勝ったけど、アタシ勝ちますんで、明日。よろしくお願いしま~す」

詩美「明日も勝たせねえし、タイトルマッチも私が白いベルト取るので、みなさんぜひ観にきてください」

◆花月引退ロード~花月&花復活~ 30分1本勝負

花月

14分25秒
パッケージ・ドライバー→エビ固め

岩谷麻優●

○木村花

鹿島沙希

前日スタートした花月引退ロード。第2戦となるこの試合では、木村花とのタッグが復活。かつては大江戸隊でゴッデス王者に君臨していた花月と花が再びチームを組む。とはいえ、“和解”したわけではないだけに、果たしてチームとして成立するのかやってみなければわからない。相手は岩谷麻優&鹿島沙希の純度100%のSTARSだ。花月と岩谷は連日の対戦となる。

 TCSの花は大江戸隊時代のコスチュームで登場。花月と花がゴング前に突進しそのままゴング。試合は場外戦となる。花月が鹿島、花は岩谷を攻撃。花は岩谷を階段で蹴落とす。花月が花道から鹿島をリングに投げ入れる。花月と花がロープを使って鹿島を攻撃。花は鹿島の顔面を踏みつける。中央に戻すとボディースラムから片足でカバー。花月と花は自軍コーナーで鹿島を踏みつけ。花月は鹿島に水を噴射。村山レフェリーにも吹き付ける。花は鹿島にヘアーホイップの連続。さらにキャメルクラッチで押さえつけると花月が正面からドロップキック。鹿島が向かっていくが花月が顔面を蹴飛ばす。鹿島は串刺し攻撃をビッグブーツで阻止してダイビングフットスタンプ。岩谷が花月に串刺しドロップキック。花月のラリアットをかわして岩谷がドロップキック。花が乱入し花月と合体。しかし岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と鹿島がドロップキックの競演。岩谷が突進すると花月が止めてバックフリップ。花がタッチを求めてリングイン、岩谷にビッグブーツを連続で見舞う。岩谷が返すと、花はブレーンバスター狙い。しかし岩谷がネックロックに切り返す。それでも花がリフトアップしてブレーンバスター。さらに卍固めにいこうとするが鹿島がカット。岩谷と鹿島が左右からのキック。鹿島がダイビングフットスタンプ、岩谷はフロッグスプラッシュ。岩谷がドラゴンの構え、切り返されるとリング下からボードで殴打される。花は岩谷にハイドレンジア。岩谷がロープに逃れる。10分経過。花がビッグブーツからミサイルキック。パッケージパイルの体勢にいくが鹿島がカット。しかし鹿島は花月のスワンダイブ式ミサイルキックを食らう。花月と花がビッグブーツの競演。花月が肩車して花が岩谷にミサイルキック。カットに入った鹿島を花月が場外に追いやる。花は岩谷にハイドレンジア狙いもパイルドライバーを食らう。駆け込んできた花月が鹿島にハイキック。鹿島が花月にマイエンブレム。4人がダウン。岩谷が花を挑発しエルボー。岩谷と花がヒザを着いた状態でエルボーを打ち合う。立ち上がってもエルボーの応酬。花の突進に岩谷はトラースキック。岩谷が花にジャーマン。花が返すと、岩谷はフィニッシュを宣言しムーンサルトプレス。もう一発狙うが花月が阻止して花が凶器で殴打。鹿島がカットし岩谷を殴打する。場内ブーイング。鹿島は高笑い。花がパッケージパイルドライバーを決めると3カウント。花の勝利が宣告された。

鹿島「麻優ちゃん大丈夫? 大丈夫? ハハハ。惨めだな、オマエ。おい岩谷麻優。タッグパートナーに裏切られる気分はどうだ? 悔しいか、オラ! 私はいつもいつもオマエのとなりでな、悔しい思いをしてきたんだよ。オメエの引き立て役なんてもうやりたかねえんだよ! キラキラSTARSのみなさん、こんばんは。私はな、オマエらみたいなキラキラしたプロレスなんかやりたくないんだよ! 私は本当の鹿島沙希のプロレスがしたい。おい負け犬、オマエいつまでそこにいるんだよ? 負けたんだからサッサとくたばれよ。目障りなんだよ! 邪魔だ、早く帰れ。くたばれ」

夏がリングへ。

夏「いや、いや、すっごいことやっちゃったね。ヤバいわ。アラララ。どうすんの、この空気。いやでもさあ、聞いてて思ったわ。鹿島、オマエさ、気づくの遅くねえ? 私、前からずっと言ってますよね。私、1年前から言ってます。アナタはね、ただの田舎のドンキのヤンキーなの。ずっと言ってるじゃん。オマエにキラキラなんか似合わないんだって。ひどいことねえ。もう怖い怖い怖い。でもさあ、思ったわ。STARSだったら似合わない。STARSでオマエのこと生かし切れない。自分で言うのもなんだけど、オマエさ、私とやり合ってる方がよっぽどいい顔して笑ってるよ。STARSにいたらオマエはただの田舎のヤンキーだよ。でも、大江戸隊にきたらオマエのその田舎のヤンキー気質、立派な武器になる。ハッキリ言うわ。私もナツコもなりふり構ってられないんだ。人がほしいんだわ、人が。オマエもこんなんやっちゃったらSTARSに戻れないだろ。覚悟決めてやったんだろ。覚悟決めてやったんだったらウチら大江戸隊が拾ってあげてもいいですけど…。いや、入ってください。このままじゃただのお騒がせ女になっちゃうぞ。覚悟決めろよ」

鹿島「人の悪口ばっかいいやがってよ。どうせ大江戸隊なんかに入ってもな、私は本当の鹿島沙希の姿で試合がしたいんだよ。でも、それができるのであれば…」

鹿島が手を差し出す。夏も手を出す。

夏と鹿島は「オマエがこい」と言い合う

ナツコが2人の手を握らせる。

ナツコ「今日から鹿島沙希は大江戸隊じゃ!」

花道で見ていた花月が入ってくると大江戸隊全員で手を上げる。

夏「コイツはドンキじゃねえから。コイツは鹿島沙希だ!」

花月「じゃあドンキ、よろしくな。あらためて新木場のオマエら元気か!? もう一丁元気か!?」

花月は花を迎え入れる。

花月「なんだかさ、入場した時点で私の引退ロードにもかかわらず、木村花が出てきたときが一番沸いたじゃないか。私から一言、言うのであれば、木村花とのタッグが本当に心強い、最強で最高のタッグパートナーでした。いまとなってはTCSを花が起ち上げ、ホントにいっちょまえになったなあ。まあ、私の引退ロード、木村花だけは、昔から我が強くて自分が思ったとおりに生きてきた子なので 、私のわがままを聞いてくれるかなって思ったけど、二つ返事で快く受けてくれたとロッシーから聞いてます。ホントにありがとう」

花「みなさん、お久しぶりでーす。お元気でしたか? 私が過去に大江戸隊にいたときが、一番大江戸隊がよかったと自負してるんですけども、私が大江戸隊をメキシコから帰ってきて裏切ったときに、私はもう一生1人でいい覚悟で裏切ったので、過去に2人でやっていたこのタッグの記憶も迷子にさせたし、仲間がほしいなんて絶対に思わないようにいままでここまでやってきました。今日、私が花月犬とタッグを組んだ理由は、ただのお人好しではなく紛れもない復讐のために組んだので、2年前のゴッデスで花月の毒霧がきっかけで負けて、そのやり直しをできると思ったので、利用させてもらいました。ごっちゃんし。花月犬…」

花が座礼すると花月も座礼し2人がハグ。

花月「ということで、今日は2人で締めていいですか。2年前の締め方おぼえてますか」

2人「大江戸隊を信じて明日もテキトーに頑張ろうWe areオーエドターイ!」

花月&花のコメント

花月「さっきリング上で言ったとおり、花がこうやってタッグを組んでくれたことで感謝してます。ありがとう」

花「今日のタッグはあくまでも私の私利私欲で許可したのであって、べつに未練があるとか、あの頃が楽しかったとかは思ってないので、そこだけは勘違いされないように。まあ、私の2倍以上のキャリアでたくさん大江戸隊のときも身体が辛そうなところとか、なぜだか試合後に鼻血を流してた時期もありました」

花月「あったね(笑)」

花「夏すみれが加入したときとか、すごい私は大江戸隊がなかったらいまの自分はいないと思っているし、スターダムに入団することはなかったんじゃないかなと思ってるので、そこの部分だけは感謝してます」

花月「花はこうやって言ってくれてますけど、言ってくれてるというのもおかしいけど、私自身もフリーで下っ端でやってきたキャリアが8年くらいあったんですけど、花と出会って初めて後輩が、初めて近くにいる後輩ができて、私自身、上としての勉強をさせてもらったひとりなので、すごく私自身成長させてもらったと思っています。今日は幻と言うことでお納めください」

大江戸隊のコメント

ナツコ「ということで今日から鹿島沙希はSTARSではなく大江戸隊にやって参りました」

鹿島「ありがとうございます! あんなね、キラキラしたSTARSなんてやってらんねえよ!」

夏「遅えよ、気づくの」

鹿島「気づいちゃいたんだけどねえ、なんだろうねえ」

夏「前から言ってたよね、私は」

花月「言ってた、言ってた」

鹿島「コイツ痛いとこ突いてくるなって思ってたよ」

花月「夏さん、同じユニットだからね」

鹿島「やっぱプロレス、自分一回フェードアウトしてホントにプロレスがやりたくて戻ってきたんですけど、戻ってきたからにはやっぱ自分のプロレスを、嘘偽りないプロレスをやっていきたい。自分のありのままが出せるのは、大江戸隊なら自分のありのままの姿が出せるんじゃないかって」

夏「出しますよ、大江戸隊は。あんなのね、お人形さんなんかでいられないっすから。あんなキラキラキラキラ、やかましいって話ですよ!」

鹿島「やかましいわ!」

夏「これからは鹿島は訂正します。ドンキではありません。真の鹿島沙希。真の鹿島沙希でやっていこうじゃないですか」

花月「真の鹿島沙希、いいねえ」

鹿島「……」

夏「鹿島がだよ! 私が言ってどうすんの?」

花月「私なきあとの大江戸隊大丈夫かな? いまので不安になっちゃったよ(笑)」

鹿島「これからは真の鹿島沙希でいくぞー!」

花月「じゃあ飲みに行きましょう」

夏「なんかドンキの近くにいい大衆居酒屋あるみたいで」

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