2020/02/15 試合結果

2020年2月15日 STARDOM NEWYEAR STARS 2020

STARDOM NEWYEAR STARS 2020
2月15日(土)新木場1stRING(観衆356人=超満員札止め)

試合結果

◆ヤングスターダム・タッグマッチ 10分1本勝負

上谷沙弥

6分12秒
ラ・マヒストラル

小野崎玲皇●

○星野唯月

妃南

◆ハイスピードGP 公式リーグ戦 10分1本勝負

AZM<4点>

5分43秒
あずみ寿司

ゾーイ・スカイ<2点>

◆TCSvs大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

刀羅ナツコ

8分30秒
マイ・エンブレム→体固め

木村花

○鹿島沙希

ルアカ●

夏すみれ

レイラ・ハーシュ

◆STARSvsドンナ・デル・モンド  6人タッグマッチ 20分1本勝負

ジュリア

11分38秒

里歩

○朱里

中野たむ

舞華

飯田沙耶●

◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 20分1本勝負

○渡辺桃

12分7秒
ピーチサンライズ

ビー・プレストリー●

林下詩美

ジェイミー・ヘイター

◆STARSvsTCS  6人タッグマッチ 20分1本勝負

○ジャングル叫女

8分26秒
ハンマースロー式パワーボム→エビ固め

岩谷麻優

小波

星輝ありさ

DEATH山さん。

スターライト・キッド●

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

飯田沙耶

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

34秒
腕ひしぎ十字固め

吏南

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

59秒
腕ひしぎ十字固め

妃南

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

42秒
腕ひしぎ十字固め

ルアカ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

星野唯月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

58秒
腕ひしぎ十字固め

小野崎玲皇

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月 

1分00秒
時間切れ引き分け

DEATH山さん。

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジャングル叫女

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

木村花

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

小波

39秒
トライアングルランサー

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジュリア

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

朱里

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

AZM

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

林下詩美

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

渡辺桃

59秒
ピーチサンライズ

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

鹿島沙希

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

刀羅ナツコ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジェイミー・ヘイター

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

ビー・プレストリー

21秒
クイーンズランディング

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

中野たむ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

59秒
串刺しボディーアタック→体固め

松本浩代

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

星輝ありさ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優

試合詳細レポート  

◆ヤングスターダム・タッグマッチ 10分1本勝負

上谷沙弥

6分12秒
ラ・マヒストラル

小野崎玲皇●

○星野唯月

妃南

新木場2連戦は「ヤングスターダム」によるタッグマッチでスタート。昨年度の新人王に輝いた上谷沙弥が星野唯月を率いて登場。翌日には林下詩美のフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦するだけに、勢いをつけたい試合である。相手は小野崎玲皇&妃南組。小野崎が2・16新木場で引退することを発表したため、この試合は小野崎の“ラスト2”。小野崎は妃南とのクイーンズクエストで登場し、後輩コンビとの対戦となる。後楽園のシングルで敗れた星野へのリベンジなるか?  上谷組が握手を求めると小野崎のみが応じる。すると星野が「玲皇さん、お願いします!」と小野崎を指名。試合は小野崎と星野でスタートする.ロックアップから星野がエルボー連打。小野崎はカウンターのエルボーから星野をコーナーに追い込みQQで串刺し攻撃の連続を浴びせる。小野崎はボディースラムで星野を叩きつけると妃南にタッチ。妃南は巴投げの連続から星野に腕十字狙い。上谷がカットすると小野崎が場外に送り出す。星野と妃南がエルボーの打ち合い。妃南の一発で星野がダウン。しかし星野はカウンターのドロップキックを浴びせる。替わった上谷がボディースラム。妃南が返すと上谷はその場跳びムーンサルト式ニードロップ。逆エビに捕らえると小野崎がカットする。QQが上谷をロープに振って連係で攻める。妃南が外道クラッチも上谷が切り返す。妃南が上谷に払い腰。小野崎が入ると上谷がエルボー連打。小野崎も打ち返すが上谷がドロップキック。星野がエルボー連打、振られた小野崎がコーナーからエルボーアタック。星野は串刺しドロップキックを3連発、ボディースラムでマットに叩きつける。返した小野崎に星野はエルボー乱打。小野崎が突進してきた星野にエルボー、フェースクラッシャー。さらに丸め込むが上谷がカットする。妃南が上谷をロープに振るがドロップキックを食らう。小野崎が上谷にフェースクラッシャー。星野が小野崎に丸め込みの連続。小野崎がスモールパッケージも2カウント。星野が飛びつくが小野崎がかわす。星野はマヒストラルで丸め込む。これで3カウントが入り、星野が小野崎をピンフォールした。

◆ハイスピードGP 公式リーグ戦 10分1本勝負

AZM<4点>

5分43秒
あずみ寿司

ゾーイ・スカイ<2点>

優勝者が里歩の保持するハイスピード王座に挑戦できるリーグ戦。AZM、ゾーイ・スカイともに1勝1敗同士の対戦となる。この試合で勝った方が決勝進出に望みをつなげられるだけに、どちらにとっても2点がほしい試合。とくにリーグ戦提唱者のAZMには負けられない闘いだ。決勝に駒を進めるのは5人中2人。リーグ戦ではレイラ・ハーシュが2勝1敗でリードしている状況だが…。

 ゴングと同時にAZMが突進、スカイがロープワークに誘いAZMがアームホイップ。スカイがやり返しショルダータックル。AZMが返し、間合いを取る。AZMが手を差し上げて挑発。スカイが応じようとするとAZMが足を踏みつける。しかしすぐにスカイがコーナーに追い込みストンピング連打。スカイはAZMをコーナーに追い込み踏みつけていく。ロープへの振り合いからAZMが突進。かわしたスカイがエプロン越しにリング外からDDT。スカイはエプロンを走ってミドルキックもAZMがかわしてやり返す。AZMはスカイをリングに戻してミサイルキック。スカイが返すと、正面にまわってドロップキック。スカイはエルボー連打から左右のニー。エプロンから頭部へドロップキックを浴びせるがAZMがクリアー。スカイは首を絞めチョーク攻撃。AZMを引き起こすと、キックをかわしてエルボー連打。AZMが飛びついてミスティカ式ワキ固め。しかしスカイがロープに到達。AZMはダイビングフットスタンプもスカイがかわしてスクールボーイ。丸め込みの応酬となるが、2カウント止まり。AZMが強引に丸め込むとスカイが切り返す。スカイは蹴り足をつかんで顔面蹴りへ。コーナーに追い込むとスカイが突進、コードブレーカーをかわしてAZMが丸め込むと3カウントが入った。

◆TCSvs大江戸隊  6人タッグマッチ 20分1本勝負

刀羅ナツコ

8分30秒
マイ・エンブレム→体固め

木村花

○鹿島沙希

ルアカ●

夏すみれ

レイラ・ハーシュ

TCSと大江戸隊が6人タッグマッチで激突。TCSは木村花&ルアカ&レイラ・ハーシュの編成で、大江戸隊は刀羅ナツコ&鹿島沙希&夏すみれの布陣。ナツコ組は2・22大阪でのアーティスト・オブ・スターダム王座戦を控えているだけに、着実に白星をつけたいところ。ドンナ・デル・モンドとのタイトルマッチを前に大江戸隊が勢いをつけるか、それともTCSが大江戸隊の目論見を打ち砕くか。

 TCSはルアカが先発を買って出る。大江戸隊は鹿島が登場。ルアカがロープに追い込むと鹿島が走らせずに髪をつかんで押し倒す。鹿島が走るとエプロンから花が妨害、ルアカがショルダータックル。花とルアカでダブルのショルダータックル、ハーシュも入ってTCSのポーズを決める。花が鹿島を引き起こしボディースラム、ストンピングの連打。花はルアカの足に鹿島の額をぶつけていく。ハーシュが鹿島に串刺しラリアット、ロープに固定しサーフボードストレッチ、ブレーンバスター。ルアカが鹿島にビッグブーツ連打。ハーシュが鹿島にエルボーの連打。鹿島がコルバタからビッグブーツ。替わった夏がTCSの控えを場外に落とし、ハーシュにブロンコバスター、ブレーンバスターホールド。ハーシュがエルボー連打から前方に叩きつける。花が夏にビッグブーツ。ナツコが入ると花とエルボー合戦。花がカウンターのドロップキックからブレーンバスターを狙う。ナツコがこらえるとスピアを見舞う。返した花にナツコはカミカゼ。鹿島がダイビングフットスタンプも花がかわして滞空時間の長いブレーンバスターで叩きつける。鹿島が隙を突いて「もらった!」と起死回生もカットされる。花がナツコをドロップキックで追いやるとリング上はルアカと鹿島。ルアカがビッグブーツの連打を浴びせていく。鹿島が返すと大江戸隊が一斉に乱入し串刺し攻撃。鹿島がルアカにマイエンブレム狙い。切り返したルアカがクロスボディーアタック、フィッシャーマン。鹿島が返すとナツコが凶器で殴打し鹿島がマイエンブレム。花のカットも届かず鹿島がルアカからフォールを奪った。

◆STARSvsドンナ・デル・モンド  6人タッグマッチ 20分1本勝負

ジュリア

11分38秒

里歩

○朱里

中野たむ

舞華

飯田沙耶●

AEWで女子王座のベルトを失った里歩だが、ハイスピード王座はキープしたままでスターダムにカムバック。今回は中野たむ&飯田沙耶とのSTARSトリオとして登場する。対するはドンナ・デル・モンドのジュリア&朱里&舞華のアーティスト・オブ・スターダム王者組。里歩との遭遇は興味津々だ。また、DDMは2・22大阪でアーティスト・オブ・スターダム王座初防衛戦。当然ながら、タイトルマッチと同じメンバーだけに、ここで試合を落とすわけにはいかないだろう。

 ジュリアが歩を進め、視線は里歩へ。里歩が出てきて握手を求めるがジュリアがエルボー。カバーを返し合い、両者が握手をする状況に。ジュリアがサッと手を引き飯田vs舞華へ。飯田がショルダータックルをぶつけると舞華がこらえる。飯田が打ち勝ちSTARS全員で舞華を攻撃。フットスタンプの連打からSTARSがドロップキックの挟み撃ち。飯田がエルボードロップからカバーするが舞華が返す。飯田は舞華にボディースラムの構え。舞華が反対に飯田を叩きつける。朱里が飯田にサッカーボールキック、腕十字。飯田がエスケープすると、ジュリアが入り自軍コーナーで捕獲。舞華が飯田に一本背負い、ワキ固め。DDMがサブミッション競演で舞華を援護。こらえた飯田が「ふざけんな!」と舞華に逆水平の乱れ打ち。舞華がかわすが飯田はダブルチョップでダウンさせる。里歩が舞華をかいくぐり619を決める。ダイビングボディーアタックも放つが舞華が返す。舞華は里歩にSTO。ジュリアが里歩にニーをぶち込むとネックブリーカー。里歩が返すとコーナーにジャンピングニー、ノーザンライト。中野がジュリアに串刺しエルボーアタック。ジュリアが蹴りをつかんでエルボー。中野がスタナー。中野はバックを取るがジュリアが切り返し仁王立ち。エルボーの打ち合いとなり、中野が連打。ジュリアが両手を広げて打ってこさせる。ジュリアがニーを叩き込みカウンターのビッグブーツ。ジュリアの突進に中野は回し蹴り。飯田が朱里のキックをかわしエルボー。朱里は飯田にエルボーを打ってこさせる。飯田が串刺しドロップキック。朱里が連打を返すと、ニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ。さらに腕固めを決めるが里歩がカット。飯田がバックを取り中野のバックドロップを呼び込む。里歩がダイビングフットスタンプ、飯田がミサイルキック。10分経過。飯田が飯田橋を決めるが朱里が返す。飯田はエルボー連打から突進もカウンターのハイキックを食らう。しかし中野と里歩のカットが間に合う。DDMが里歩と中野にビッグブーツ。舞華が飯田にフロントネックロック。持ち上げると両サイドから朱里とジュリアが蹴り上げる。朱里が腕を固めると飯田がギブアップ。DDMの勝利となった。

◆クイーンズ・クエストvs大江戸隊 20分1本勝負

○渡辺桃

12分7秒
ピーチサンライズ

ビー・プレストリー●

林下詩美

ジェイミー・ヘイター

クイーンズクエストvs大江戸隊のタッグマッチは危険な香りのする一戦。というのも、ビー・プレストリーがQQに反旗を翻しジェイミー・ヘイターが所属する大江戸隊に移籍。プレストリー&ヘイターは現ゴッデス・オブ・スターダム王者であり、渡辺桃&林下詩美は元王者。この試合の内容と結果しだいではタイトルを懸けてのリマッチもあり得るだろう。もちろん、裏切られた桃組がプレストリー一本狙いでくることも考えられる。

 プレストリー組がリングインしコーナーに上がりアピールすると、桃組が襲いかかり試合開始。桃がプレストリーを捕まえストンピングの連打。コーナーに追い込んで顔面を踏みつけていく。プレストリーはローキックから桃の腕を取りロープ渡り。さらにロープに追い込み顔面を踏みつけて挑発。控えの詩美も挑発しリング下に落とす。ヘイターが桃にストンピング連打、ボディースラム。ヘイターも控えの詩美をリング下に落とす。プレストリーがコーナーで桃の顔面を蹴っていく。コーナーに振られた桃がミサイルキック。詩美が入りプレストリーにタッチをさせず。コーナーに振ると串刺しエルボーアタック、乱入したヘイターを同士討ちさせる。詩美はプレストリーに突進。かわしたプレストリーがハイキック。ヘイターが詩美にラリアット、ニーアタック。返した詩美の首筋にエルボーを連打。ヘイターは詩美にブレーンバスター狙い。詩美が切り返しスリーパー。ヘイターはかけられたままコーナーに詩美をぶつけて脱出し、コーナーにブレーンバスターで叩きつける。詩美がシュバインをヘイターに決める。桃がプレストリーにミドルの連打、串刺しドロップキック。2発目をかわしたプレストリーがニーアタック、スイングネックブリーカー。プレストリーはコーナーに上がるが桃が雪崩式でBドライバーを狙う。プレストリーが切り返しパワーボムの構え。桃がこらえるがプレストリーが顔面蹴りから肩車の体勢。クイーンズランディングを桃が切り返し丸め込む。桃がバックを取ると詩美がミサイルキック。桃がダイビング式蒼魔刀を放つが2カウント。10分経過。桃がスリーパーにプレストリーを捕らえる。桃はテキーラを放つがカットされる。桃の突進にヘイターがラリアット、プレストリーがバックドロップホールド。ギリギリで詩美がカットに成功。プレストリーとヘイターが前後からニー。桃がかわして同士討ちに。詩美がプレストリーを投げ捨てると桃がピーチサンライズ。プレストリーが返せず桃の勝利となった。

桃「こないだの後楽園のお返し、ビッチリさせてもらったんで、とりあえず今日は、私たちが勝ちました。ということは、ということは私たち前王者がアナタたちの持ってるゴッデス・オブ・スターダム挑戦させてください」

プレストリーが桃に殴りかかり乱闘に。

プレストリーは「マタネー、キューキュー」と言い残し退場した。

◆STARSvsTCS  6人タッグマッチ 20分1本勝負

○ジャングル叫女

8分26秒
ハンマースロー式パワーボム→エビ固め

岩谷麻優

小波

星輝ありさ

DEATH山さん。

スターライト・キッド●

赤いベルトと白いベルトの王者が再び揃い踏み。岩谷麻優と星輝ありさがスターライト・キッドを率い登場、ジャングル叫女&小波&DEATH山さん。のTCSと対戦する。この試合最大の注目は、岩谷に挑戦表明した叫女の存在となるだろう。2・8後楽園のメイン終了後、バックステージで叫女が岩谷への挑戦をアピール。その舞台を2・23名古屋とした。地元名古屋でシングル初戴冠を狙う叫女だが、岩谷は鹿島沙希から一騎打ちを要求されている。2・8後楽園でMarvelousの彩羽匠には敗れたものの、岩谷の赤いベルトを狙う選手が次々現れているのだ。この試合では岩谷と叫女が直接対決。2・23名古屋に向けて、なんらかの動きがありそうだ。

 叫女が岩谷に手を差し出す。岩谷が歩を進め応じようとすると叫女が手を引いて握手せず。試合はキッドとデスヤマでスタート。ロープワークの攻防からキッドがアームホイップ、ドロップキック。エプロンで小波が羽交い締め、逃れたキッドに小波がエルボー。叫女がキッドの腕を取りアームブリーカー、腕へのランニングボディープレス。キッドが小波にクロスボディー、その場跳びムーンサルト。星輝が小波に串刺しダブルニーアタック、ダブルニードロップ。叫女とデスヤマを小波に乗せるとまとめてダイビングダブルニードロップ。小波が返すと、星輝はその場でダブルニードロップ。岩谷は小波をかいくぐりドロップキック。小波がワキ固めに岩谷を捕獲。岩谷が逃れると小波がハイキック。叫女が岩谷にショルダータックル。立ち上がった岩谷がバックキックから回転エビ固め、トラースキック。岩谷は叫女のバックを取るが叫女のラリアットを食らう。岩谷が返すと叫女はフィッシャーマンの構え。切り返した岩谷に叫女がエルボーをぶち込むと両者ダウン状態に。キッドが叫女にダイビングボディーアタック。フィッシャーマン狙いは叫女がこらえてラリアット。かわしたキッドがコルバタから619へ。叫女がキャッチするがキッドが丸め込む。叫女はラリアットも岩谷がエプロンで妨害しキッドがフィッシャーマン。星輝が叫女に1399、岩谷がフロッグスプラッシュ、キッドが旋回式ダイビングボディープレス。叫女が返すとキッドがキッちゃんボム狙い。デスヤマがカットし叫女がスライディングD。岩谷と星輝がデスヤマを捕獲。デスヤマがかいくぐり誤爆させる。叫女がキッドに串刺しラリアット、パワーボムの構えはキッドが切り返す。叫女があらためて旋回式でパワーボム。3カウントが入り、叫女がキッドをフォールした。

叫女「キッドのように次は岩谷麻優。私がジャンジャン投げてグルグル回して、名古屋でチャンピオンになります! 今日は決めなかったけど、新しい技で、名古屋の地で岩谷麻優を沈めます」

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

飯田沙耶

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

34秒
腕ひしぎ十字固め

吏南

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

59秒
腕ひしぎ十字固め

妃南

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

42秒
腕ひしぎ十字固め

ルアカ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

星野唯月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

58秒
腕ひしぎ十字固め

小野崎玲皇

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

上谷沙弥

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月 

1分00秒
時間切れ引き分け

DEATH山さん。

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジャングル叫女

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

木村花

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

小波

39秒
トライアングルランサー

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジュリア

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

朱里

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

AZM

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

林下詩美

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

渡辺桃

59秒
ピーチサンライズ

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

鹿島沙希

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

刀羅ナツコ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

ジェイミー・ヘイター

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

ビー・プレストリー

21秒
クイーンズランディング

花月

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

中野たむ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

59秒
串刺しボディーアタック→体固め

松本浩代

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

星輝ありさ

◆花月引退全員掛け 1分1本勝負

花月

1分00秒
時間切れ引き分け

岩谷麻優

 

1月をもってスターダムを退団した花月がフリーとして最後の参戦、恒例の「全員掛けの1分1本勝負」をまだしていなかったのだ。よってこれが正真正銘、最後のスターダム。出場選手全員が、闘いをもって花月に感謝の気持ちを伝える。

花月はオーバーマスクを被っての登場、何人を相手にするのか本人もわかっていないという。1人目は飯田沙耶、ゴングと同時にドロップキックを連打すると花月が受けてたつ。花月がカウンターのドロップキックを放つと飯田が逆水平の乱れ打ち。花月がチョップを打ち返すがカウンターの一発を食らう。飯田が飯田橋も2カウント、そのままタイムアップに。2人目は吏南。吏南は握手と見せかけマットに叩きつけると卍固めから逆さ押さえ込み、ブリッジで押さえつける。花月は腕十字。吏南がギブアップし3人目の妃南へ。妃南はクリーンと見せかけ襲いかかる。腕十字を狙うと花月が脱出。妃南はドロップキック。花月のドロップキックをかわして丸め込む。妃南はブレーンバスターの構えから払い腰。花月が飛びついて腕十字でギブアップさせる。4人目のルアカがビッグブーツの連続。ルアカは首を取るが花月が切り返し腕十字でギブアップ勝ち。5人目の星野は勢い余ってドロップキックがリング下の夏すみれにもヒット。花月はボディースラムの連発。星野が返すとウラカンラナ。花月が返すと、星野が突進。花月が後方に投げつける。そのままタイムアップで6人目の小野崎。リングインするなりエルボーを串刺しで乱れ打ち。こらえた花月が顔面蹴り。花月は「先に引退しやがって」と小野崎にクレーム。小野崎が押さえ込むが2カウント。小野崎は丸め込みの連続も花月が腕十字、小野崎がギブアップ。上谷が「もういい」と苦しそうな花月にドロップキックを連打。その場跳びムーンサルトからランニングシューティングスター。しかし花月がかわして水を噴射。そのままタイムアップに。8人目はスターライト・キッドでダイビングボディーアタック連発の先制攻撃。キッドはフィッシャーマンを決めるが花月が返す。花月が打撃の連打もキッドが飛びついて丸め込む。しかしここで時間切れ。9人目はDEATH山さん。デスヤマは四方にアピール、花月はダウン状態。残り30秒を切ってから両者立ち上がりデスヤマポーズ。これを繰り返している内に時間切れに。10人目にはジャングル叫女。叫女は手四つを仕掛け力比べに持っていく。押し倒すとジャイアントスイングを宣言し22回転。そのままタイムアップとなり、11人目の木村花へ。花は卍固めに花月を捕らえる。グラウンドに持っていくと花は足も固めにいく。花月がエスケープし打撃の連打からハイキック。チョークスラムで叩きつけると突進、ゴングが鳴るが花がチョークスラムのお返し。12人目は小波。小波はキックの連打で花月を挑発。花月も蹴り返しキックの打ち合いになる。小波がトライアングルランサーにいくと花月がギブアップ。小波がこの試合で初めて花月から勝利を奪った。13人目のジュリアがゴングと同時に襲いかかり滞空時間をとって前方にたたき落とす。ジュリアは仁王立ち。花月がエルボー連打、ジュリアがグロリアスドライバーを決めたところでゴングに。14人目は朱里。朱里は強烈なミドルキックの連打から串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ、腕十字。花月が切り返し腕十字の体勢。朱里が切り返して腕固めも時間切れに。15人目はAZMでダイビングフットスタンプの奇襲。花月が返すとAZMはワキ固め。逃れられるとスワンダイブでリングインしエルボー連打。花月はAZMとハイスピードなロープワークを展開。AZMがミスティカ式腕固めもタイムアップ。16人目は林下詩美。詩美はリング上で正座。「練習生の頃からありがとうございました!」。花月が歩み寄ると詩美はスリーパー。中央に持っていき胴締めに。花月がこらえると詩美はアルゼンチンにもっていく。「ありがとうございました!」と言ってマットに叩きつけると同時にタイムアップ。17人目の桃は「花月起きろ!」と挑発。花月がミドルにいくと桃も蹴り返す。ミドルの応酬から花月がキャッチも桃がミドルでダウンさせ蒼魔刀。QQが一斉にリングインしドロップキック。つづいて桃がピーチサンライズ、花月からフォールを奪った。18人目は鹿島沙希で「3カウントをプレゼントさせていただきたいと思います」と声をかける。しかしこれは当然フェイク、水を吹き付け大江戸コースターまで宣言。コーナーに上がるがそのまま時間切れに終わる。19人目は刀羅ナツコで串刺しエルボーからショルダータックル。花月が連打を受けて立つとナツコはサミング。花月もやり返す。ナツコはショルダータックルで花月を吹っ飛ばすとコーナーへ。フロッグスプラッシュを放ったところでゴングとなった。20人目にはジェイミー・ヘイター。「ダイジョーブ、心配ないよ」と言葉をかけて攻撃すると牛殺しの構え。花月が切り返して突進するがラリアットを食らう。そのままタイムアップもヘイターはブレーンバスターで叩きつける。21人目はビー・プレストリーで、ニーからのクイーンズランディングで秒殺。22人目は中野たむ。中野はダウンの花月を握手で引き起こしバイオレットシューティング。バックにまわると花月が切り返し打撃の連打。花月が中野から譲り受けたP様と突進するがそのままゴングに。23人目は松本浩代がサプライズ参戦。松本は花月を引き起こしエルボーを受けて立つ。松本はコーナーに叩きつけて串刺しボディーアタック。するとみずから串刺しボディーアタックを受けてみせる。花月がカバーすると3カウントが入った。24人目は星輝ありさ。星輝がドロップキックからマウントパンチを連打。引き起こしエルボーとキックの乱れ打ち。ハイキックでダウンさせるが花月が返す。星輝は1399。花月がなんとか返し、そのままタイムアップに。しかし花月がミストを噴射し、えびす落とし、大江戸コースター。25人目は岩谷麻優。岩谷は自分でゴングを鳴らすが見事に失敗。とりあえず試合がスタートし岩谷はなぜかじゃんけんで勝負。岩谷はドドンパからジャーマン、ドラゴンへ。花月が返すと岩谷はムーンサルトプレス。「終わり!」と叫んだところでゴング。しかし岩谷は二段階式ドラゴンを予告し放ってみせる。総勢25人と闘った花月の全員掛けがこれで終了とのアナウンス。

花月「……。新木場のオマエら元気かー? もう一丁、元気かー? おい、オマエらヒドいやんか。最後だからって、ちょっと待って、誰になにをやられたかもまったくおぼえていない。でも、ビーとジェイミーが一番ヒドかったってことだけはおぼえてる。いやあ、ホントに、疲れました。ありがとう。ホントにありがとう。アタマがまわらないので、しゃべれないですけど、二つだけ、いつも通り2つだけ簡単に言わせてください。十手ありますか。大江戸隊、私がいなくなってからの大江戸隊、どうですか、好きなようにやってますか? まわりがどう言おうと、アナタたちが好きなようにやりなさい。好きなようにやって学んでいくことはたくさんあります。ムダなことなんてひとつもないから。ナツコ、前に来て。いまのナツコは、まだ、まだこの十手を心の底からスンナリと渡しますっていうことは言えない。だけど、だけど、こういうふうにしないと、私としてのケジメがつけれません。この十手をいまここで受け取ってくれるのならば、それなりの覚悟をもって受け取ってください。受け取ってくれますか?」

ナツコが「ありがとうございます」と言って十手を受け取る。

花月「こんなにベラベラしゃべれるほど気力はないんですよ、ホントに。でも、みなさんが証人です。これからも大江戸隊を見ていてくださいね。そして、スターダムの全員リングに上がってください。もう胴上げはいい。危ないの知ってるから、ウフフ。疲れました、ホントに。羽南、私が今日勝った選手全員、飛びつき腕ひしぎ十字、なんでこれで取ったか、アナタに送るメッセージです。必ず未来を背負ってください。浩代さんいますか?

松本がリングへ。

花月「ホントになにも聞かされていなかったので、ホントにビックリしました。ホントにありがとうございます。スターダムでは、イオさんいなくなって、一番上でやってきた、言えなかったこととか、ホントにあって。それでも一番、一番気にかけてくださった先輩です。もう泣きません。ハハハハ。ホントにありがとうございました。そしてホントにみんな、ありがとうございます。私はスターダムに所属して、スターダムの花月であって、ホントに心の底からよかったと思います。引退発表してから2カ月間、引退ロードを指せてもらいました。そしてホントに異例な一ヶ月間、フリーとしてやらせてもらってます。だけど私は、1秒たりともスターダムであったことを忘れておりません。スターダムとして他団体に上がってます。私の心の中は常にスターダムの一員なんです。それだけはここにいるみんなもお客さんもおぼえていてください。私は、引退するまで最後までスターダムの花月として、フリーですけどスターダムの花月として闘い抜きますので、最後までどうぞよろしくお願いします。ホントにありがとうございました。最後はWe are STARDOM!で締めさせてください。胴上げは要らないので。…未来を信じて? 明日を信じて!…ちょっと待って。いまを信じて、明日に輝け、We are STARDOM!」。それでも最後は花月を胴上げ。

花月のコメント

「あ~、終わったあ。何人? 25? 25かあ。疲れたあ。これから連戦ですよ。これやったらもうなにも怖いものないでしょう。もうホントにアタマがこんがらがってますけど、リング上で言ったとおり、私のプロレスラー人生約12年間ね、いろんなセンダイガールズ経由していろんなところに上がらせていただきましたけど、ホントにそれを踏まえて最後の3年間スターダムの花月というところがホントに特別な3年間で、一番ホントによかったなってホントに思います。スターダムだから私の花月っていうものをここまでの存在にしてくれたし、スターダムであったからこそできたこと、与えられた試練、乗り越えられたことたくさんあります。スターダムには感謝しかありません、ホントに。最後までね、スターダムの一員として、一員のつもりとして、私はすべてのリングに上がってますし、いまも、上がりつづけたいと思ってますので、最後までどうか見守っていただけたらなと思います」

――闘った全員とはなんらかの関係がある。

「私にとって、(関係の)浅い選手って誰1人としていないのかなと思います。それは外国人選手も含め。ひとりずつ特別な思いがあるので。今日、出れなかった羽南とかも私がマイクで言ったとおり十字で取ったのかというのをしっかりとわかってもらいたいなと思いますし、全員特別な思いがあります」

――最初で最後のシングルの選手もいたのでは?

「いましたね。前の方の選手だと思いますね、星野とか」

――松本が出てきたが。

「ビックリしました、ホントに! すっごいうれしかったです。ホントに実現しないだろうなってホントにあきらめてたので、メッチャうれしかったですね。なんかホント、サプライズでうれしいですね。しんどかったけど。アハハハ」

――松本は花月がスターダムに参戦した頃にタッグを組んでいた。

「そうなんですよ。浩代さんがスターダムに呼び込んでくれたんですよね。ホントに主戦場が変わったとしても切っても切れない縁というのはこういうことなんだなって。お互いが思い合ってるというのは、すごい思ってくれてたと思うんで。ウフフ。浩代さんとはたぶん、タッグを合わせるとスターダムで復帰したときにあたってますかね? 2年くらいはあたってなかったと思います。ちょうど私が2カ月間欠場したときに、イオさんとのタイトルマッチと浩代さんのOZのタイトルマッチに両方負けたのが欠場のきっかけなので、それを合わせるとホントにいろんなきっかけを与えてくれた人。2年ぶりくらいです、ホントに」

――ナツコについて。

「ホントにリング上で言ったことがすべてで、ナツコだったら素直に大江戸隊任せたよという言葉をかけられると思うんですけど、心の底からじゃあ任せたよと言えるのかといったらちょっと、100%の思いでは渡せないというのがホントに自分の本心であって。でも私的にこれを持ったまま、十手を持ったまま引退するのは、どうしても腑に落ちないというか、あとはやっぱり未来を築いていくのは彼女たちだと思ってるので。なんとか希望をつなげたいと思って。あとはナツコしだいじゃないかなと思います。私は1%の希望をもって彼女に託したいなって思ってます」

 

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