2020/03/08 試合結果

2020年3月8日 ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE

ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE
3月8日(日)後楽園ホール(観衆=ー)

試合結果

◆スペシャル時間差バトルロイヤル 時間無制限

スーパー・ストロング・スターダム・マシン

24分20秒
OTR

中西、AZM

退場順…飯田沙耶、DEATH山さん。、ルアカ、吏南、妃南、キャプテンスターダム、レイラ・ハーシュ、夏すみれ、スターライト・キッド、小波、中野たむ、下田美馬、上谷沙弥

◆シングルマッチ 15分1本勝負

刀羅ナツコ

4分43秒
摩利支天→片エビ固め

スーパー・ストロング・スターダム・マシン

◆TCSvsDDM スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負

木村花

13分10秒
ジャングル・バスター→片エビ固め

ジュリア

○ジャングル叫女

舞華●

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者組>

13分45秒
クイーンズランディング

<挑戦者組>

○ビー・プレストリー

渡辺桃●

ジェイミー・ヘイター

林下詩美

※第17代王者組のビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイターが初防衛に成功

◆シングルマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優

17分43秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

鹿島沙希

試合詳細レポート

◆スペシャル時間差バトルロイヤル 時間無制限

スーパー・ストロング・スターダム・マシン

24分20秒
OTR

中西、AZM

※ 退場順…飯田沙耶、DEATH山さん。、ルアカ、吏南、妃南、キャプテンスターダム、レイラ・ハーシュ、夏すみれ、スターライト・キッド、小波、中野たむ、下田美馬、上谷沙弥

新型コロナウイルス感染拡大防止のため後楽園ホール大会を無観客で開催。試合の模様はYou Tubeにて配信となる。無観客試合のオープニングは時間差バトルロイヤル。出場選手は入場テーマ曲によって明らかになる仕組みだ。

 試合前のアナウンスで星輝ありさの欠場、バトルロイヤルの勝者が刀羅ナツコとシングルマッチをおこなうことが発表された。まずはDEATH山さん。、飯田沙耶が登場。3人目はAZM。AZMはいきなりあずみ寿司で丸め込んで飯田をフォールし退場させる。4人目はマスクを被った選手、中西百重とアナウンスされる。しかしマスクマンは否定し、リング上を徘徊。AZMがマスクを剥がすT出てきたのはやはり中西。パッションレッド興行以来6年ぶりのリングで、末っ子を産んでから受け身を取るのは初めてらしい。5人目がルアカ6人目には吏南が入場。デスヤマとルアカがワキ固めに中西を捕らえる。7人目は妃南。モモ☆ラッチによりデスヤマが退場。ルアカは全員に押さえ込まれて失格に。8人目は飯田沙耶っぽくもキャプテンアメリカっぽくもキャプテンニュージャパンっぽくもあるキャプテンスターダム。つづいてスターライト・キッド、レイナ・ハーシュ、小波が登場。ブレーンバスターの掛け合いはTCS勢が投げることに成功。中野たむが入ると首4の字固めの数珠つなぎに。13人目の夏すみれは数珠つなぎにスプレーをかけていく。つづいて上谷沙弥。吏南がキャプテンに丸め込まれ退場に。キッドが妃南を丸め込んで失格させる。ハーシュがキャプテンを丸め込み3カウント。14人目は下田美馬。小波がハーシュを腕固めでギブアップさせる。下田がイス攻撃から夏をピンフォール。16人目はグリーンマスクのスーパー・ストロング・スターダムマシン。しかしリングに上がらず場外で腕組み。中西がムーンサルトプレスでキッドをフォール。小波が退場になると、リング上では選手たちが次々と下田を踏みつけていく。中野と下田がエプロンでの攻防。カカト落としで中野がOTR退場。中西が下田にジャーマン。上谷は下田にランニングシューティングスターも中西にカットされる。下田がトリプルドロップキックをかわし次々カカト落とし。上谷が下田にミサイルキック。コーナーに上がると下田がデッドリードライブ。上谷がドロップキックで転落させる。上谷とスーパーがショルダータックルを打ち合う。上谷はオーバーヘッドキックからランニングシューティングスターもかわされてしまう。スーパーが魔神風車固めで上谷をフォール。中西がコーナーに上がるとAZMが落とす。中西がエプロン越しにドラゴンスクリュー。スーパーがドロップキックで2人を退場させるとスーパーの勝利となった。

スーパー「刀羅ナツコ、オマエ、タイトル戦なくなったらしいな。この私がオマエの相手になってやる。出て来い!」

スーパーの呼びかけからナツコが登場し、第2試合へ。

 

◆シングルマッチ 15分1本勝負

刀羅ナツコ

4分43秒
摩利支天→片エビ固め

スーパー・ストロング・スターダム・マシン

星輝ありさが白いベルト11度目の防衛に挑む。ここで防衛を果たせば紫雷イオを抜き、単独2位に躍り出る。渡辺桃が達成したV13まであと2と迫ることとなるが…。挑戦者は大江戸隊の刀羅ナツコ。引退した花月からは十手を授かり大江戸隊を任された。それだけに個人的にはもちろん、ユニットにもベルトをもたらせたい。このところファイトスタイルがよりいっそうラフになってきたナツコ。星輝の牙城を切り崩すことができるのか、それとも星輝が余裕のV11を達成するか!?

 ところが、星輝が首の負傷悪化による欠場がオープニングでアナウンスされ、ナツコが第1試合の勝者と対戦することになった。バトルの勝者はスーパー・ストロング・スターダムマシン。ナツコはスーパーに呼び込まれリングイン。ナツコはいきなりマシンを場外に送り出し無人の客席に叩きつける。水を顔面に噴射すると余裕でカムバック。戻ってきたスーパーに顔面ウォッシュの洗礼を浴びせる。ナツコは串刺しラリアットからキャノンボール。フロッグスプラッシュはスーパーが返す。逆水平の応酬からナツコが連打。スーパーがカウンターで逆水平。スーパーがコーナーに上がりミサイルキック投下。ナツコが返すとスーパーはなぜか飯田橋。ナツコがラリアットから押さえ込むが2カウント。ナツコは昇天を決めると、あえて引き起こしてみせる。ナツコは抱え上げて旋回。そのまま叩きつける変型サイドバスター、摩利支天からスーパーから3カウントを奪った。

ナツコのコメント

――カードが突然変更になったが。

「ああ、ウチらだってね、人間だから、それは体調いいときもあれば悪いときも誰だってあるけど、やっぱウチらは、プロレスラーだから。大切な日にコンディション整えて試合会場に来て、防衛戦する。それがプロなんじゃねえの? 信じらんないね。あんなヤツがずっとベルト持ってると思ったら反吐が出るわ。ああ」

――星輝とはあらためてタイトルマッチを早急にやるつもり?

「もちろん。リングでも言った通り、私はプロなんで、いつでも体調バツグン、いつなんどき星輝ありさが来たって、ぶちのめしてやれるくらい体力有り余ってんだわ。あんな根性ねえヤツと一緒にしないでほしい、ホント。いつでも望んだところで」

――モチベーションはどうだった?

「もちろんね、ただでさえ、コロナ、病気のせいでスターダムの大会が何試合もボツになってて、そんなかでやっと、やっと久しぶりにね、見てるヤツらだってYou Tubeかもしれねえけど、ウチらのプロレスをようやく見れるってなって、ウチより客の方が下がってんじゃねえの? あんなヤツがもっててさ。楽しいと思わないでしょ。ロクに防衛戦もできねえんだから。首かなんだか知らねえけど、みんな誰だって痛いところもってやってんだよ。根性なしが」

――対戦相手については? バトルロイヤルで勝ったスーパー・ストロング・スターダム・マシン。

「っていうか、アイツ、イイダだろ。イイダ。飯田沙耶でしょ。やってることまるっきり飯田沙耶だったしさ。でも、もうちょっとアタマひねってやったほうがいいんじゃない? いつもみてえなやり方じゃ勝てないのわかってんだからさ。せっかくマスク被ってやってんだったら、もうちょっとやったほうがいいんじゃねえの?」。

◆TCSvsDDM スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負

木村花

13分10秒
ジャングル・バスター→片エビ固め

ジュリア

○ジャングル叫女

舞華●

木村花&ジャングル叫女のTCSとジュリア&舞華のドンナ・デル・モンドがタッグで対戦。

 先発は叫女と舞華。ロックアップでの力比べから叫女がヘッドロック。ショルダータックルのぶつけ合いで叫女が打ち勝つ。ジュリアが羽交い締めにするが花も舞華を羽交い締め。ジュリアと花がどちらが離すかで言い争い。叫女が突進し花と同士討ち寸前。背後からDDMが襲いかかり、叫女を攻め込む。ジュリアが叫女を捕らえてサブミッション。DDMが2対1で叫女を攻撃。舞華はエクステをとって無人の客席に投げ込む。が、叫女がパワースラムで舞華をジュリアの上に叩きつける。花がリングインし舞華に怒りのビッグブーツ連打。花は2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。花は舞華に卍固め、ジュリアがカットに入ると花はまとめてサブミッション。舞華が巴投げで花をマットに叩きつける。ジュリアが花にネックブリーカードロップ。エルボーの打ち合いから花が唾を吐きつけるとジュリアがビッグブーツ。花も打ち返すがジュリアがカウンターのビッグブーツ。ジュリアが花に絡みつく。花がマットに叩きつけ突進するとジュリアがカウンターのビッグブーツ。両者ダウン状態からお互いにタッチ。舞華が叫女の腕を取る。10分経過。舞華が柔道殺法で叫女を何度もマットに叩きつける。舞華は腕十字から三角絞め。DDMがダブルで叫女をマットに叩きつけると合体攻撃から舞華が腕十字。叫女がエスケープすると花が乱入、叫女とダブルのラリアット。叫女がカバーするが舞華が返す。叫女がかいくぐると花が2人にミサイルキック。叫女が舞華に串刺しラリアット、ジャングルバスター。花がジュリアを抑えている間にリング上では叫女が3カウントを奪ってみせた。

叫女「地元の名古屋ビッグマッチがなくなって、力があり余ってたんだよねー! そこの舞華に全部、憂さ晴らししようと思ってぶつけました。そして、ジュリア! ジュリアは生ぬるいリモン●○ごっこみたいだったなーって。だから、そのイタリアの味を、次はシングルマッチで十分に味わいたいなーなんて」
ジュリア「ジュリアのことが好きで、好きでたまらなかった木村花。まあ最近、アンタ、私に興味ないみたいだからどーでもいいんだけど、別にね、私だってアンタにかまってられないけど。でもね、私にケンカ売ってきたからにはオメーのこといつかぶっ潰してやるから覚悟しておけよ。まあ、どうでもいいけど。まあジャングル叫女、ツイてない女だけど、デビューして9カ月の舞華にまあいい勝負できたんじゃないですか? 私のこと一度、味わったら好きで、好きでアンタも溜まらなくなるよ。リモンチェルね、発音、ちゃんと勉強してきて。ということでアリベデルチ、またな」

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<王者組>

13分45秒
クイーンズランディング

<挑戦者組>

○ビー・プレストリー

渡辺桃●

ジェイミー・ヘイター

林下詩美

※第17代王者組のビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイターが初防衛に成功

1・19後楽園でジャングル叫女&小波組を

破りゴッデス・オブ・スターダム王座を奪取したビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイターの大江戸隊が初防衛戦。相手は元王者でクイーンズクエストの渡辺桃&林下詩美である。この試合はタイトルマッチデあることはもちろん、遺恨対決ともなった。プレストリーがQQを裏切り大江戸隊へと走ったためだ。裏切られた桃と詩美にとってはベルト奪回とともにリベンジが課題だが…。

 桃組が突っかかる形で試合がスタート。場外に出ると王者組が一気に優位に立つ。挟み撃ちにするとリングサイドを駆け回ってハイタッチ。リングに戻っても王者組の優勢がつづく。プレストリーが桃を捕獲し控えの詩美を場外に落とす。自軍コーナーで孤立させると早いタッチワークで交互に攻めていく。ヘイターが桃にボディースラムからコーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。ようやく桃がミサイルキックを放ち詩美に託す。詩美はプレストリーを担ぎ上げてヘイターに叩きつける。詩美がヘイターにミサイルキック。詩美が突進するとヘイターが受け止めてコーナーに投げつける。さらに串刺しエルボーの連打。詩美が返すとヘイターが左右のニーを連打。詩美がダッシュするとヘイターがバックブリーカーからブレーンバスター。プレストリーが蹴りにいくが詩美が連続でかわしていく。詩美がプレストリーをかわしてラリアットを反対に叩きつける。桃がプレストリーに串刺しドロップキック、串刺しミドルの連打からドロップキック。プレストリーが返すとニーアタック、スインギングネックブリーカー。プレストリーがコーナーからエプロンに飛ぶが桃がかわしてBドライバーを放つ。詩美がバックを取り桃が後頭部への蒼魔刀。桃が蒼魔刀を放つがプレストリーが返す。10分経過。桃がもう一発Bドライバーもヘイターがカットする。ヘイターが詩美を外に追い出し桃にアッパーカット、セントーン。プレストリーが押さえ込むが2カウント。王者組が桃を狙うがかわされ2人からバックドロップを食らう。桃がプレストリーに蒼魔刀をダイビングで放つ。しかし3カウントには届かず。桃がハイキックからピーチサンライズ。しかしギリギリでヘイターがカットする。桃はプレストリーにカミゴェ的なニーもバックドロップを食らう。プレストリーは桃を引き起こしニーを放つ。ヘイターが詩美にラリアット。王者組が桃にニーとラリアットのサンドイッチ攻撃。背後からにーを叩き込むとクイーンズランディングへ。桃が返せず王者組の防衛となった。すると上谷がリングへ。

上谷「QQ最強のタッグが負けてしまいました。私は悔しいです。詩美さん、次は私とパートナーを組んで、あのベルト挑戦させてください」
詩美「上谷、いまのこのチャンピオンは本当に強いよ。自分と上谷で組んで向かって行っても敵わないかもしれない、本当に強いチャンピオンだし、そう簡単にはまた挑戦しようなんて言えないけど、上谷に本当に覚悟あるんだったら、私もまた、あのゴッデスのベルト、挑戦したい。ネクスト、チャレンジャー・ミー・アンド・カミタニ」

プレストリーが受諾。

詩美「挑戦、受けてくれるって言ってた? じゃあ今日は負けちゃったけど、次はこのQQの大型新人、未来のスターダム・上谷沙弥と今度こそあのベルト挑戦して、一緒に取りたいと思います。みなさんぜひ応援してください」

◆シングルマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優

17分43秒
ムーンサルト・プレス→片エビ固め

鹿島沙希

メインは岩谷麻優と鹿島沙希がノンタイトルで激突。試合はセコンドがリングを取り囲み、場外に出た選手を強引に戻すランバージャック方式でおこなわれる。セコンドといってもリング下に控えるのはSTARSと大江戸隊。相手ユニットの選手がリング下に出ればリングに戻す前に攻撃を加えてくることが予想される。逃げ場のない闘いで生き残るのは…。

 岩谷のコール直後に鹿島が襲撃しゴング。岩谷がサッカーボールキックにいくが鹿島が阻止してロープに叩きつける。岩谷はバックキックから鹿島を場外に落とす。鹿島は戻されるのではなくセコンドに追いかけられるとみずからリングに戻る。鹿島が岩谷を落とすとランバージャックにもかかわらず誰もリングに戻そうとせず一方のユニットが敵対ユニットを攻撃する。鹿島は岩谷をロープに括り付けて攻撃。鹿島は夏が剥き出しにしたコーナーに岩谷を叩きつける。さらに岩谷の左ヒザを蹴り上げるとレッグロック。ドロップキックでリングに落とすと場外乱闘。相変わらずセコンドは選手を戻すことなく攻撃。大江戸隊がアタマにバケツを被せて攻撃する。ナツコがカサを使って首を攻撃。鹿島も加わりコーナーポストで殴打。セコンドではなく鹿島が岩谷をリングに戻す。岩谷が低空ドロップキックで鹿島を場外に送り出すとSTARSが捕獲し岩谷がプランチャ。しかしかわされ誤爆してしまう。大江戸隊が岩谷を担いで無人の客席へ。岩谷は階段からプランチャで飛ぶ。しかし背後からイスで鹿島が殴打。鹿島が突き落として岩谷が一番下まで転げ落ちる。鹿島が岩谷を戻し、コーナーからダイビングフットスタンプ。岩谷がかわし頭部をコーナーに叩きつける。岩谷がランニングスリーの体勢から場外に投げ捨てる。STARSが初めて鹿島をリングに戻す。岩谷が串刺しドロップキックからサッカーボールキック、張り手。鹿島が左右の張り手を連打し、顔面をマットに叩きつける。ビッグブーツで倒してカバーするが2カウント。岩谷が投げっぱなしドラゴン。トラースキックは村山レフェリーに誤爆。大江戸隊が乱入し岩谷を次々と攻撃。STARSも入って鹿島を攻撃。岩谷がミサイルキックもレフェリー不在。岩谷はフロッグスプラッシュからムーンサルトプレス投下。STARSがレフェリーをリングに入れてカウント。しかし2カウント止まり。岩谷はフィニッシュを宣言しバックを取る。鹿島が切り返し起死回生。岩谷がバズソーキックから「終わり!」と叫んでドラゴン。しかしナツコがレフェリーの足を引っ張る。夏がリング下からイスで殴打。大江戸隊のタッグ王者が入るも同士討ち、STARSがカット。岩谷はトラースキック、ハイキックの連打、ためにためてのツームストーンパイルドライバー、ムーンサルトプレス。これで3カウントが入り、岩谷の勝利となった。

岩谷「後楽園ホールのみなさん、こんばんはー!(実況席の)ライガーさん、ありがとうございます! でも、今日、そうだよねノーピーポーだもんね。ノーピーポー、そっか……。えーっと、じゃあこっちかなあ。YouTubeのみなさん、こんばんはー! えっと、今回無観客試合ということで、まさか後楽園ホールでこんな形で試合をやるとは思ってもいなかったんですけど、今日本当にこういう環境というか、ノーピーポー体験してみて、面白かったなっていう新鮮さはあったんですけど、やっぱり鹿島沙希に自分は裏切られた側なので、やっぱ裏切っていった者と、裏切られた者のユニット対抗戦みたいなものを、いろんな満員のお客さんの前でやりたかったんですけど、結果的にいつもより多い方がご試聴してくれているのではないでしょうか。本当に視聴をいただいてありがとうございます。今回この配信を見て、スターダム面白いなって思ってもらえたらうれしいし、これから会場に来てみたいなって思ってくれる人が増えたらうれしいなと思います。えーっと、今日はSTARS! STARS、上がってください。今日、急きょ、セミファイナルの星輝ありさがちょっと出れなくて、試合カード変更になってしまったんですけど、みんな試合をしてみて感想を一言ずつどうぞ」
キッド「はじめての無観客試合だったんですけど、やっぱりこうやってリング上に立つと目の前が全部オレンジシートという、ちょっと悲しいです。やっぱりお客さんの声援があって、選手ももっと力がみなぎって闘えるというのが本当に今日、実感できました。こうやってたくさんの方にご試聴していただけたのは、うれしいんですけども、やっぱりみなさん会場に来てぜひ応援していただきたいです。ありがとうございました」
中野「さみしかった? さみしかったかな? え、私でも画面の向こうからエネルギーをバシバシ感じたし、なんか心強かった! だから私たちもそれ以上のパワーをもっともっと画面の向こうのみなさんに、世界中の、宇宙のみなさんに届けていけるようにがんばるので、これからもスターダムの応援よろしくお願いします!」
羽南「セコンドから見てたんですけど、やっぱり後ろから声援がないとセコンドもやりづらいですし、やっぱり試合したときもつまらないというか、さびしくなっちゃうと思うので、お客さんのいる温かさを実感できました。ありがとうございました」
飯田「本日自分、バトルロイヤルしょっぱなですぐ終わっちゃって、たぶん飯田沙耶はお客様ありきの飯田沙耶なんだなと実感した次第でございます。はい、お客さんいたのほうがプロレスって盛り上がるので、ぜひ会場でお会いしましょう。ありがとうございました」
岩谷「というわけでね、こういう発表会みたいな感じになりましたけど、本当にこれからスターダム、会場をね、これからウイルスが収まってちゃんとプロレスの試合を見に来られるようにゃ、見に来られるような環境になったら、ぜひスターダムに足を運んで、プロレスを楽しんでください。本日はありがとうございました! えーっと締めましょうかね。いつもの締め、画面越しのみなさんでやっていただきたいと思います。では、本日ご観戦ありがとうございました。締めたいと思います、今を信じて、明日に輝け、We Are STARDOM! ありがとうございましたー!」

岩谷のコメント

「今日、鹿島沙希とのシングルマッチ、過去に2回連続で負けてるんで、きょうこそ絶対勝ちたいなという気持ちがあったし、鹿島沙希が復帰して、ずっとSTARSの仲間としてプライベートでも常に一緒にいた人からまさか裏切られると思ってなくて。向こうも覚悟があって裏切ってきたんでしょうけど、自分は信頼してたから、ずっと一緒に成長していきたかったし、一緒にいろんなベルトもこれから取っていきたいと思ったし、いるのが当たり前だと思ってたから、まさかこういう因縁がつく形でシングルマッチをするというのが、考えてなかったし。今回、コロナウイルスで無観客試合となってしまったんですけど、試合ができたのはよかったなと思いました。試合が流れてなくなってしまうより、こういう形で誰一人観客がいないなかでの試合は不安もあったし、大丈夫かなって恐怖があったんですけど、やってみたらすごく楽しかったです。いつもお客様の声援に自分を乗せてもらってるという感じだったんですけど、今日は自分のペースで。いつも自分のペースなんですけど(笑)、今日はのんびりとというか、鹿島沙希をいたぶられた…いたぶらせた…いたばれた…いわれたのかなって思います。ランバージャックというルールで本当はSTARSは不利だと思うんですよね。人数では勝ってましたけど、チーム力も勝ってたと思います。でも、凶器の使い方だったり、こずるかしい…こずるい感じとか、パワー的な部分も負けてたと思うんですけど、ここで岩谷麻優は負けるわけにはいかないです。自分でルールを提示したし、こんなところで負けてられないですよ。今日、本当は赤いベルトを懸けてもよかったんですけど、自分は赤いベルトを防衛するっていうよりも、あいつをムチャクチャにして勝ちたいというのがあったので今回は懸けなかったんですけど、まあ、痛かったですね。STARSにいたときの鹿島沙希より大江戸隊にいる鹿島沙希の方が荒々しいというか。けっこう、怖かったですね。腹立つし、むかつくし、大嫌いですけど、試合相手としてはすごく成長したなと思いました。やってて楽しかったです。でも、試合をしてて自分が負ける姿は一切浮かんでこなかったので。自分は余裕勝ちかなとと思いますね。とりあえず、このコロナが早く収集ついて、また一人でも多くの方にスターダムを見て楽しんでいただけたらなと思いますので。これっていまYouTube生放送してるんですか? してるの!? 超、気を抜いてた。YouTubeをごらんの皆さん、こんばんはー! 本日は試合に来られなくて残念だなと思った人もいると思うんですけど、逆に試合にくる予定はなかったけど、スターダム配信やってうから、見てみようかなというのが見てくれた方もいると思うんですけど。スターダム、今日は変則的な試合が多かったんですけど、今日もバチバチしてたと思いますけど、いつも本当にユニットのパワーとか個性とかガンガンにすごいスターダムだと思うので、またこの配信を見ていいなと思ってくださった方は次の後楽園でお待ちしましょう(笑)。…お待ちしましょう。モーヤダ! 階段で頭打ったからですよ。階段ごろごろされたから頭打ったんです。だから言葉はまとまらないですけど、普段はちゃんとしゃべれるんです。ダメージはやばいですよ。人間、人生であんな転げ回ることあります? ないですよね。想像してみてください。痛いです」――初めての無観客でどんなものを見せたいと思っていた?

「というか、みんな個性があるし、ユニット抗争も見てて面白いと思うし、一人一人の物語があると思うので。一緒に成長を見守ってもらいたいなというのがありますね。自分もデビューしたときはウルトラマンと言われてて、スタミナが3分しかなくて、へろへろになってというのから赤いベルトのチャンピオンになってというのが。一人ひとりの生き様というか、プロレスラーとしての人生があるので。こういうのを見てファンになってほしいというよりは、何も考えずに見に来てもらったらたぶん誰かのファンになると思うので。こういうYouTubeで配信するのは初めてだし、大丈夫かなと思ったとき、みんな不安あったと思うんですけど、こうやって本当に初めてスターダムを見るという方もたぶんいると思うので、逆に生配信、無観客で生配信できたことはすごくいいことだったんじゃないかなと思います」

鹿島のコメント

「クソー! 岩谷麻優に負けた! あー、クッソ! ずっと待って待って待ってやっとやっとシングルができたけど、過去に自分がやったランバージャックでボコボコKOされたのがよみがえるかのように、きょうもボコボコにされちまったよ。試合形式もお客さんがいないからいつもと気持ちが、言い表せない気持ちだったんですけど、試合が始まっちゃえばそんなの関係なく、自分がいま持ってる岩谷麻優と対戦できる楽しさやずっと隣にいたけど、何もできなかった悔しさとか、いろんな感情を今日全部ぶつけて出した。その出した上で負けたというこの屈辱。今回限りってアイツは言ってたけど、自分は闘えるチャンスがあるなら、何回でも岩谷麻優と闘いたい。そして必ずいつかこの手で沈めてやる」

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