『5★STAR GP 2020』
9月12日(土)西鉄ホール(昼)(観衆109人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
6分57秒 |
羽南 |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ひめか <9点> |
4分31秒 |
DEATH山さん。<0点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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林下詩美<8点> |
5分54秒 |
飯田沙耶<0点> |
◆4WAYバトル 15分1本勝負 |
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舞華 |
6分28秒 |
鹿島沙希 |
※もう一人は小波、里歩
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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上谷沙弥<3点> |
11分6秒 |
中野たむ<6点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ジャングル叫女<6点> |
8分50秒 |
刀羅ナツコ<4点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ジュリア<6点> |
9分27秒 |
スターライト・キッド<2点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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岩谷麻優<4点> |
4分13秒 |
DEATH山さん。<0点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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AZM<4点> |
9分35秒 |
朱里<4点> |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
6分57秒 |
羽南 |
博多2DAYS3連戦は渡辺桃と羽南の一騎打ちでスタート。羽南は9・5新木場で約1年3ヵ月ぶりに復帰、今回は桃に胸を借りることとなる。
羽南が「お願いします」と握手を求めるが桃は応じず、ゴング。ロックアップで組み合い力比べで試合がスタート。腕の取り合いから桃がレッグロックも羽南が脱出し反対にレッグロック。桃が反転してみせるが羽南も反転し脚を取る。スタンディングから羽南がエルボー連打とドロップキック。串刺しを狙うが桃がカウンターでドロップキック。桃は「なめんなクソガキ!」と叫んで羽南をコーナーに追い詰める。羽南が向かっていくが桃が張り手。羽南がエルボーを打つと桃が一発で吹っ飛ばす。桃がストンピングを連打し仁王立ち、羽南のエルボー連打を受けて立つ。桃は逆エビ固めも羽南がエスケープ。桃の突進に羽南は払い腰。ボディースラムで叩きつけるが桃が返す。桃は羽南をコーナーに振りドロップキックの連発からブレーンバスター。羽南が返すと桃がサッカーボールキック。羽南は「こいや!」と挑発し、桃のサッカーボールキック連打を受けていく。羽南が返すと、カウンターのドロップキック、STO。桃が羽南をマットに叩きつけてPK。さらに逆エビ固めで絞り上げるが羽南がエスケープに成功。桃はBドライバーを狙うが羽南が切り返して丸め込む。桃が返すと羽南はブロックバスターホールド。返した桃がカウンターンのハイキックからドラゴンスリーパー。グラウンドに持ち込みチキンウイングフェースロックを決めると羽南がギブアップ。桃が第1試合で勝利をおさめた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ひめか <9点> |
4分31秒 |
DEATH山さん。<0点> |
ひめかvsDEATH山さん。の公式戦。ひめかは負けなしも仙台大会で上谷沙弥に時間切れドロー。1点を獲得するにとどまったが、これがプラス1となるかマイナス1となるかは今後しだい。連敗スタートのDEATH山さん。は昼大会でダブルヘッダー。夜の部と明日も公式戦が組まれており、2日間で4試合の公式戦をこなさなくてはならない。一気に優勝戦線の中心となるか、それとも脱落か。まずは全勝がストップしたひめかとの闘いで弾みをつけたい。
ジュリアと朱里がひめかを先導。ゴングが打ち鳴らされるとデスヤマが四方にアピール。レフェリーにも「DEAーTH!」とアピールするとあらためて向き合う。ひめかが手を高く差し上げるとデスヤマは足を踏みつけて後方にまわる。突進していくとひめかがショルダータックルからヘアーホイップ。コーナーに追い込むと顔面を踏みつけていく。さらに高々と持ち上げてボディースラムから逆片エビ固め。デスヤマがエスケープすると、ひめかがパンチを受けずに額を握る。デスヤマのパンチが届かないと、潔くあきらめてコーナーへ追い込む。しかしひめかがショルダータックル。それでもしのいだデスヤマがセントーンを決める。デスヤマは予告してブレーンバスターを狙うがあえなく反対に叩きつけられる。ひめかはショルダータックルからアルゼンチン狙い。デスヤマが丸め込むとひめかが返す。デスヤマは回転エビ固め狙い。ひめかがかわすも丸め込みへ。ひめかがカウンターのニーアタック。もう一発叩き込むとアルゼンチンバックブリーカーへ。悲鳴を上げたデスヤマがギブアップ。ひめかがデスヤマを破りレッドスターズの首位をキープした。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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林下詩美<8点> |
5分54秒 |
飯田沙耶<0点> |
林下詩美と飯田沙耶の公式戦。詩美は3連勝で飯田は3連敗と対照的な2人によるカードとなった。5☆STAR GPではデビュー直後の初出場以来2年連続で3戦目を落としていた詩美だが、8・15大阪で直前中止のハプニングに見回れるも仕切り直しの9・6仙台で3戦目白星、唯一のフル得点を継続し優勝候補の筆頭に躍り出た。白星のない飯田は確実に2点を取れる相手と思われるが、試合はやってみなければわからない。結果にこそ結びついてはいないものの、肉体改造からくる飯田の成長は明らか。大番狂わせを起こすには絶好のチャンスだ。
飯田が突進しドロップキックで先制。コーナーに追い込み逆水平の乱れ打ち。コーナーに振られた詩美がショルダータックル。しかし飯田がドロップキックからアームロックへ。詩美がすぐにエスケープすると飯田がドロップキックをかわして反対にドロップキックを叩き込む。飯田は右腕を集中攻撃。詩美のパンチをブロックし飯田がエルボー連打。詩美はカウンターのドロップキックから串刺しエルボーアタック、背後からドロップキック。飯田が返すと、詩美はスリーパー。飯田がエスケープすると詩美はバックを取って中央へ持っていく。飯田が逃れるが詩美が至近距離からラリアット。詩美が突進すると飯田が体当たり。飯田はノーザン狙いも詩美がこらえてボディースラム。詩美がコーナーに上がると飯田がドロップキックで落としもう一発ドロップキック。飯田はノーザンライトボムを決めアームロックへ。詩美がエスケープすると、飯田が突進。詩美がキャッチしアルゼンチンからバックフリップで叩きつける。飯田が返すとそのまま丸め込む。詩美が返すが飯田は丸め込みの連続。返した詩美に飯田がダッシュもラリアットを食らう。飯田が返すと、詩美はエアレイドクラッシュへ。飯田が返せず詩美が唯一無傷の4連勝を飾った。
◆4WAYバトル 15分1本勝負 |
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舞華 |
6分28秒 |
鹿島沙希 |
※もう一人は小波、里歩
舞華、鹿島沙希、小波、里歩による4WAYマッチ。予想不可能な闘いが展開される。
鹿島以外の3人が睨み合い。鹿島はコーナーに座り高みの見物。小波と里歩がクローズラインも舞華が破壊し里歩にショルダータックル。舞華が鹿島に向かっていくがコルバタで投げられてしまう。鹿島は舞華をコーナーに叩きつけヘアーホイップ。鹿島は福岡出身の舞華をロープに固定、「舞華の地元はこんなもんか!? 応援してみろよ!」と観客をあおりながらロープに固定。そこへほかの選手も加勢する。小波が鹿島を排除し舞華にスリーパー。すると里歩、鹿島が加わりスリーパーの数珠つなぎに。ロープブレイクから小波と鹿島がエルボーの打ち合い。里歩が割って入りまとめて丸め込むが舞華がカット。舞華が強引に里歩を押さえ込むが2カウント。舞華が3人相手にエルボーを打ち込んでいく。リオと鹿島のクローズラインを舞華がかいくぐり次々と柔道殺法で相手を叩きつけていく。舞華のラリアットを里歩がかわしてフットスタンプ。里歩がコーナーに振ると舞華がクロスボディーをキャッチ。そこへ小波がミサイルキック。小波は舞華にジャーマンも2カウント。小波がトライアングルを狙うと鹿島がカットし舞華にフットスタンプ投下。舞華が返すと、鹿島がハイキック。里歩がカットすると鹿島が舞華に突進。舞華が受け止めるが鹿島が丸め込む。鹿島はビッグブーツから突進するが舞華のラリアットを食らう。舞華が 舞華カッターあらため山茶華(さざんか)を決め押さえ込むと鹿島が返せず。舞華が3カウントを奪ってみせた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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上谷沙弥<3点> |
11分6秒 |
中野たむ<6点> |
中野たむと上谷沙弥の公式戦。中野はここまで3勝1敗。2つの貯金で順調に白星を伸ばしてきたといっていいだろう。ここで上谷から白星を挙げればレッドスターズの決勝進出に大きく前進すること間違いない。相手の上谷は彼女をプロレスラーとしてデビューさせた関係もあり、大きな思いがある。だからこそ上谷にとっても自分のすべてをぶつけるチャンスでもある。9・6仙台では引き分けながらもひめかの全勝をストップさせた。それをこんどは2点獲得につなぐことができるか。中野にとっても油断ならない相手だろう。
中野から歩み寄るが上谷が応じず。ゴングが鳴ると慎重に手四つの構え。力比べで中野が上になるが上谷が返して全体重を乗せる。中野が上になりカバーの連続。両者とも肩を上げ中野がヘッドロックへ。上谷がロープに振ってドロップキック。中野がカバーをすり抜けてネックブリーカードロップ。上谷が返すと中野はレッグロックからアンクルを取る。さらに足4の字固めに移行。中野は上谷の左ヒザにニードロップ。コーナーに振られた上谷が崩れ落ちる。上谷はエルボーで向かっていくが中野もやり返す。中野が突進すると上谷がドロップキック、串刺しニーアタック、ドロップキック。中野が突進をブリッジでかわしヒールホールド。上谷がエスケープすると中野がニーアタック。上谷のエルボーに中野もやり返す。上谷は「痛えな、クソが!」「なめんな!」とエルボー連打。中野がカウンターのキックで上谷をダウンさせる。上谷が場外にエスケープすると中野がコーナーへ。上谷は下から張り手を放ち雪崩式狙い。中野が落とすが上谷は下からドロップキック、アームホイップで中野を落とす。上谷はさらにニールキックを決めるが中野が返す。上谷は逆片エビ固め、ロープに逃げられるが中央に戻してみせる。中野がエスケープすると上谷は「まだだ!」と絶叫しトップロープに乗せる。そこへトップからダイブしフィニッシュを宣言。しかしランニングシューティングスターは中野がかわす。中野がスピンキックも上谷がクリアー。中野はバイオレットシューティングにいくが上谷がかわす。それでも中野はバックドロップからバイオレットシューティング。中野は上谷を引き起こそうとするが上谷が反転。強引に押さえ込むと3カウントが入り、上谷の勝利が宣告された。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ジャングル叫女<6点> |
8分50秒 |
刀羅ナツコ<4点> |
ジャングル叫女と刀羅ナツコはともに連敗スタートも連勝で星を五分に戻し優勝戦線に生き残った。そして今回、元JAN対決で両者が勝ち越しを懸けて激突。かつて5☆STAR GPではナツコが叫女の決勝進出を阻止した経緯もある。現在は袂を分けた叫女とナツコ。TCSvs大江戸隊のTCS解散問題も気になるところ。その決着は?
試合前、叫女がナツコのチェーンを「置けよ!」と要請。ナツコはチェーンを手放し試合開始。ロックアップでスタートし力比べ。ナツコが押し込みクリーンにブレイクする。突っ込むと見せかけてナツコは叫女と組むことをしない。あらためて向き合うとナツコがヘッドロック。叫女が切り返しヘッドロックに取るとショルダータックルをぶつけ合う。ナツコが先回りしショルダータックルで叫女を倒す。ナツコはヘアーホイップから顔面ウォッシュ。叫女がラリアットを連発もナツコが返す。すると叫女は逆エビ固め。叫女が串刺しボディーアタックからドロップキック、スライディングラリアット。ナツコが場外に転落するとエプロンで叫女の足にラリアット。ナツコが場外で叫女を凶器攻撃。リングに戻すとナツコは椅子を持ってレフェリーを排除、しかし叫女がドロップキック、ラリアット連打、ダイビングボディープレス。ナツコが返すと叫女はパワーボム狙い。ナツコがこらえ顔面をかきむしる。ナツコはスピアからエルボースマッシュ、昇天へ。叫女がギリギリで返すと、ナツコはフィニッシュを宣言しフロッグスプラッシュ。かわした叫女がラリアット。エルボーの打ち合いからナツコが突進も叫女が顔面にエルボー。叫女が突進するとナツコがチェーンごと体当たり。ナツコは叫女をコーナー上から絞首刑。叫女がしのいでジャングルバスターの構え。切り返したナツコがチェーンで絞首刑に。レフェリーが反則を取り叫女の勝利となった。
叫女「おい、ナツコ、なになめたことしやがって。こんなの認めない。これがナツコのやり方か? おい、わかったよ。凶器もろともぶっ飛ばしてやるよ」
ナツコ「オマエさ、いっつもそう言ってるじゃん。オマエ、いつまでも悲劇のヒロインぶるのいいけどさ、ここにいるヤツらも東京にいるヤツらも、ほかの地方にいるヤツらも、みーんな飽きてるんだよ。わかる? まあ、いいよ。9月28日、大江戸隊はオマエらにビッグサプライズを用意してるから楽しみに待ってろよ。じゃあな」
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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ジュリア<6点> |
9分27秒 |
スターライト・キッド<2点> |
ジュリアとスターライト・キッドが公式戦でシングルマッチ。スターダム登場以来シングルで負けなしをつづけてきたジュリアだが、5☆STAR GPでは早くもまさかの2敗を喫している。白いベルトの王者としてもこの2日間は勝負だろう。果たしてキッドはジュリアにとってくみしやすしなのか。確実に2点を挙げなければ決勝戦進出は厳しくなるだろう。反対にキッドにとっては大きなチャンス。番狂わせに期待がかかる。
グラウンドの攻防でスタートし、ジュリアが首を取る。キッドが取り返しフロントネックロックからヘッドロック。ジュリアが切り返してロックアップ。ロープに振られたキッドがクロスボディーアタック。キッドはボディ-スラムを狙うが反対に叩きつけられる。ジュリアはグラウンドでフェースロックから両腕を取る。ロープ際に追い込むと顔面を踏みつけていく。背後からのドロップキックを食らったキッドがエルボー連打。ジュリアが受けて立ちネックブリーカー。キッドが返すとジュリアをかいくぐりコルバタ、619、その場跳びムーンサルトプレス。返したジュリアにキッドが突進。かわしたジュリアが突進するとキッドがモルタルを切ってドロップキック。エルボーの打ち合いからジュリアがDDT。キッドが返すとジュリアはSTF。キッドがエスケープするとバックドロップをかわして丸め込む。キッドはダイビングボディーアタックからフィッシャーマン、旋回式ダイビングボディープレス。ジュリアが返すとキッドはキッチャンボム狙いもジュリアがキャッチし叩きつける。キッドが切り返し丸め込みの応酬。ジュリアがフィニッシュを予告しグロリアス狙い。しかしキッドが切り返して丸め込む。キッチャンボムをかわしたジュリアがバックドロップ。しかしキッドの肩が上がる。ジュリアは腕を取ってグラウンドでのサブミッション。キッドがギブアップしジュリアが勝利した。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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岩谷麻優<4点> |
4分13秒 |
DEATH山さん。<0点> |
5☆STAR GPで黒星が先行する岩谷麻優。DEATH山さん。との公式戦で敗れれば脱落の可能性が大きいだけに、ここはなんとしても2点を取らなければならない試合となった。2日間で4公式戦というハードスケジュールのDEATH山さん。からすれば丸め込みの応酬に持ち込んで最後に3カウントを奪いたいところ。前の試合で敗れているだけに後がない。と同時に、岩谷にとってリーグ戦でもっとも重要な試合かもしれない。
前の試合のダメージからかデスヤマは元気なし。それでも岩谷と向かい合うと「ファイトDEAーTH」と気合いを入れる。試合が始まると丸め込みの連続でデスヤマが岩谷を追い込む。ロープワークになるとデスヤマは場外に下りて間合いを取る。デスヤマがエプロンに戻ると岩谷がドロップキック。早くもフィニッシュを予告しコーナーに上がるがデスヤマに宙吊りにされる。デスヤマは岩谷の本を取り出し四方に見せつけると本ごと突進。米山は「1500円DEA―TH!」と岩谷本の値段を紹介。デスヤマはキャメルクラッチにとると岩谷に本を読ませる。よきところでデスヤマが押さえ込むが岩谷が返す。デスヤマがコーナーに振って突進。岩谷がかわしてドロップキック。岩谷は「宣伝アリガトー!」と叫んで攻撃もデスヤマにかわされる。デスヤマは岩谷を寝かせてコーナー上で本を読みダイビングセントーン。かわした岩谷がトラースキックから「おしまいでーす!」とムーンサルトプレス。3カウントが入り、岩谷が2勝目を挙げた。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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AZM<4点> |
9分35秒 |
朱里<4点> |
メインは朱里とAZMの公式戦。朱里は仙台大会を欠場し桃との公式戦は不戦敗、連勝がストップした。赤いベルトの挑戦があらためて決まっただけに、仕切り直しの試合は確実に2点をゲットしたい。相手はハイスピード王者のAZM。9・6仙台での林下詩美戦につづき2度目のシングルメインとなる。とはいえここまで黒星が先行、それでも赤いベルト戦が決まっている朱里を破ることにでもなれば一気に勢いを取り戻すことも可能だろう。朱里の打撃をAZMがスピードでどうかいくぐるか。スリリングな攻防の果てに待つものは?
AZMがドロップキックで先制。ブレーンバスターを狙うと朱里がこらえて不発にさせる。ロープワークになりAZMがアームホイップ狙い。朱里が受けずにサッカーボールキック。正面からの蹴りはAZMがかわしハイキックも食らわず。AZMがテを挙げて挑発すると朱里が蹴りを入れてコーナーに追い込む。ストンピング連打から顔面を踏みつけると串刺しニーアタックを連発。AZMが返すと朱里は腕十字。AZMがロープエスケープ朱里はニーで突進しDDT。AZMが返すと、朱里が「こいよ!」と挑発。AZMはエルボー連打も朱里がストンピングの連打。グラウンドに持っていくとカバーの連続でAZMを追い込む。朱里はニーの連発からコーナーにフルがAZMがミサイルキック。AZMは予告してのブレーンバスター狙い。朱里がこらえてニーを連打。AZMが飛びつくと卍固め。AZMはブレーンバスターも朱里が返す。朱里の突進にAZMがドロップキック。朱里は2発目を食らわずブレーンバスター。朱里がミドルキック連打でコーナーに追い込み、突進。AZMがカウンターのハイキック、グラウンドでサブミッションを決めギブアップを迫る。しかしロープ際で朱里がエスケープ。AZMは中央に寝かせてダイビングフットスタンプ。朱里が返すとAZMがフィニッシュを宣言しミスティカ式腕固めから腕固め。朱里がエスケープするとAZMが突進。朱里がカウンターのハイキックを放つがAZMが返す。すると朱里は腕固めへ。しかしAZMの足がロープに届く。首里がジャーマンから担ぎ上げる。AZMが切り返し丸め込みの応酬に。首里がニーアタックもAZMがギリギリで肩を上げる。首里はフィニッシュを宣言してキックを打つがかわされて丸め込まれる。するとAZMが3カウントをゲット。AZMが首里を破り番狂わせを起こした。
AZM「朱里からスリー取ったぞー! これはマグレじゃなくて、私の実力なんですよ。これから全部私が金星でいくつもりなんで、優勝してね、ほかのベルトも狙っていくんで 楽しみにしておいてください。ということで、私が勝ったんで福岡締めていいですか!? いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
AZMのコメント
「今回、福岡、昼、朱里からキッチリ3カウント取りましたよ。これでマグレとか言うバカいるでしょ。違う、違う、違う。私がチャンピオンになったから取れた3カウントです。なので私はハイスピードにとどまらず、これからいろんなベルトを狙っていくんで楽しみにしておいてください」
――赤いベルトも狙っていく?
「そのつもりです」
――横浜武道館で朱里が(岩谷に)挑戦することになっているが、挑戦権を横取りしようとは思わない?
「横浜はハイスピードがあるので、やっぱ、そのキッドと一回向き合わないと、そこを突破してからそこは考えるんで。いったんハイスピードですね」
――いまはハイスピード優先?
「そうですね。いまは、やっぱ目の前の敵を見ないと、負けてしまう人が多いので、まずは目の前の敵からジックリ勝っていきたいと思います」