『5★STAR GP 2020』
9月13日(日)西鉄ホール(昼)(観衆201人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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渡辺桃<7点> |
6分28秒 |
飯田沙耶<0点> |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ひめか |
6分20秒 |
鹿島沙希 |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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DEATH山さん。<4点> |
5分36秒 |
小波<8点> |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○ジャングル叫女 |
7分20秒 |
スターライト・キッド |
里歩 |
羽南● |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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刀羅ナツコ<6点> |
7分30秒 |
AZM<4点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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岩谷麻優<8点> |
10分35秒 |
上谷沙弥<3点> |
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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中野たむ<8点> |
10分24秒 |
ジュリア<6点> |
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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舞華<8点> |
13分55秒 |
林下詩美<9点> |
試合詳細レポート
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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渡辺桃<7点> |
6分28秒 |
飯田沙耶<0点> |
前日の夜の部メインでドローながらも林下詩美の全勝にストップをかけた渡辺桃が連敗中の飯田沙耶と対戦。桃からすれば確実に2点を取れるカードかもしれないが、ひとつでも爪痕を残したい飯田に残されたチャンスは今大会と後楽園での刀羅ナツコ戦のあと2試合。9・19後楽園が大江戸隊のナツコということを考えるとクリーンな闘いができるのはこの日の桃戦か。桃が生き残るには残り2戦の2連勝が必須条件で、あとは他力本願。悔いを残さないためにも桃にはキッチリ勝ちたい試合だが…。
飯田が握手を求めるが桃は応じずに試合開始。スタートとともに飯田がドロップキックを連打。桃が脚を取るが飯田が切り返して丸め込みの連続で金星を狙う。しのいだ桃に飯田がドロップキック。2発目狙いは桃がカウンターのミドルキックで阻止してみせる。桃は滞空時間を取ってのボディースラム。ミドルキック連打からサッカーボールキックも連打する。飯田が返すと桃はキャメルクラッチへ。桃は「どうした、クソゴリラ」と顔面を蹴っていく。エルボー連打をこらえた飯田がラリアットをかいくぐりドロップキック。飯田は「なめんな!」と逆水平の乱打。桃が突進するとカウンターの水平チョップでダウンさせる。さらにエルボーアタックを叩き込むも2カウント。飯田はブレーンバスターを狙うが桃が反対に投げつける。飯田が返すと、桃は逆片エビ固め。桃はフィニッシュを宣言するが飯田が回転エビ固めに切り返す。飯田はショルダースルーで放り投げるとミサイルキック。返した桃だが飯田がノーザンライトスープレックス。桃は側頭部への蹴りを叩き込むとドラゴンスリーパー。飯田が脱出し飯田橋。桃が2カウントで返してみせるとBドライバー。これで3カウントが入り桃の勝利となった。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ひめか |
6分20秒 |
鹿島沙希 |
ひめかと鹿島がシングルマッチで激突。鹿島が体調不良でリーグ戦を棄権したためこの試合はノンタイトルとなるが、好調のひめかが大江戸隊の鹿島と公式戦でぶつかればどうなるか、ある意味で仮想リーグ戦の試合でもある。大江戸隊の鹿島が反則絡みの攻撃を仕掛けてくることが予想されるが、ひめかがパワーで圧倒するか。前日夜の部で岩谷麻優に敗れ連勝を止められてしまったものの、ひめかは今大会開始時点でレッドスターズのトップを走っている。最終公式戦の小波戦につなぐためにも、ここはすっきりと勝ちたいところだろう。
コールされたひめかが串刺しボディーアタックで奇襲をかける。ゴングが鳴った後にひめかがバックフリップからニーアタック。鹿島が返すと早くもひめかはフィニッシュを予告しパワーボムを狙う。鹿島がこらえるとひめかはボディースラムから逆エビ固め。鹿島がエスケープすると、ひめかが突進し背中にニーアタック。しかし鹿島が肩を上げる。ひめかがダッシュするとセコンドのナツコが足を引っ張る。鹿島はひめかの額をエプロンに叩きつけリングに戻す。鹿島は両腕にアームブリーカー。グラウンドでは右腕を攻撃。ひめかがエスケープするが鹿島はロープに右腕をかけてビッグブーツ。2発目狙いはひめかが止めるが鹿島が丸め込む。丸め込みの応酬からひめかがラリアット。鹿島がかわして変型のストレッチプラム。逃れたひめかがロープに振ると鹿島がエプロンに出て蹴り上げる。鹿島はコーナーに上がるがひめかが阻止。鹿島がハイキックもひめかがラリアット。ひめかはフィニッシュ宣言から鹿島を引き起こそうとするが丸め込まれる。返したひめかはアルゼンチンバックブリーカーから前方に叩きつける。3カウントが入りひめかが快勝した。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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DEATH山さん。<4点> |
5分36秒 |
小波<8点> |
4勝1敗の小波と1勝4敗のDEATH山さん。という好対照な成績を残している2人が公式戦で対戦。小波がここでデスヤマを破ればレッドスターズ単独トップで最終公式戦のひめかを迎えることとなる。デスヤマが優勝戦線からすでに脱落しているとは言え油断は禁物だ。小波がデスヤマの丸め込みをかいくぐりサブミッションにどう移行するか。TCS同門対決ながら、これはもう個人の闘い。2年連続の決勝戦進出に向けてなんとしても白星がほしい小波の前に、2日間で4公式戦という過酷スケジュールの最後を迎えたDEATH山さん。が立ちはだかる!?
「DEAーTH」のアピールに小波もモノマネ。丸め込みから小波がロープに振るがデスヤマがクロスボディー。小波がスリーパーからスライディングキック。小波が腕を絡めてヘッドシザーズ。首4の字固めで絞め続ける。デスヤマがエスケープすると小波が左腕を捻りあげてエルボーから蹴り飛ばす。小波はデスヤマをコーナーに追い込んで左腕を踏みつける。コーナーに振って突進するとデスやあMがかわして突進。小波がそのたびに足を出して阻止していく。小波はカウンターのミドルで倒すがデスヤマが2発目をかわして打撃の連打。デスヤマは地獄突きの連打も小波がロープ際で宙吊り式に腕を取る。ドロップキックから小波がミドルの連打。デスヤマが返すと小波は腕十字から腕固め。エスケープしたデスヤマに小波が打撃の連続からハイキック、バックドロップ。バズソーキックからワキ固め、トライアングルランサー。切り返したデスヤマが上から全体重を乗せると3カウント。小波がまさかの逆転負けで、デスヤマが2勝目を挙げた。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○ジャングル叫女 |
7分20秒 |
スターライト・キッド |
里歩 |
羽南● |
シングルリーグ戦の真っ只中、興味深いタッグマッチが組まれた。ジャングル叫女と里歩が異色のタッグを結成、スターライト・キッド&羽南のチームと対戦する。里歩とキッドによるハイスピードな攻防はもちろん、里歩と羽南の対戦もフレッシュ。そこに叫女のパワーが加わりどんな光景が現出されるのか。
キッド組が握手を求めると里歩組も応じてキッドvs里歩でスタート。ハイスピードなロープワークの攻防が展開される。叫女が入ると羽南がドロップキックからエルボー連打。叫女がショルダータックルで吹っ飛ばす。叫女と里歩が2方向で串刺し攻撃の競演。叫女は羽南にフロントネックロック。里歩が羽南に弓矢固め。キッドが里歩にネックブリーカー。619を狙うと里歩がかわして619。里歩の619をかわしてキッドが619を成功させる。キッドが里歩のヒザにドロップキック。里歩がブレーンバスターもキッドが返す。叫女がキッドにかわされダブルのエルボーアタックを食らう。叫女が返すと羽南とキッドがドロップキックの競演。羽南が叫女にボディースラムの構え。叫女がこらえて反対にマットに叩きつける。叫女がコーナーに上がるとキッドがカット。羽南が一本背負いで叩きつけて腕を捻って蹴り上げる。キッドも腕攻撃をアシストし羽南が三角絞め。叫女が上から押しつけるが羽南が返す。羽南がカバーの連続も叫女が返す。羽南が叫女をマットに叩きつけるがダッシュでカウンターのドロップキックを食らう。叫女が里歩を片に乗せるがキッドにカットされる。叫女は2人まとめて逆エビ固め。里歩がダイビングフットスタンプ。叫女が羽南をカバーするが2カウント。叫女が羽南にサソリ固め。羽南がギブアップし叫女&里歩組の勝利となった。
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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刀羅ナツコ<6点> |
7分30秒 |
AZM<4点> |
刀羅ナツコとAZMはともに2勝3敗で一つの負け越し。この試合に勝率5割を懸けるわけだが、その闘いぶりは対照的。ナツコが反則負け上等の攻撃を仕掛けてくるのは必至で、AZMがどうかいくぐり勝機をたぐり寄せるか。AZMは前日昼の部で朱里を破る殊勲を挙げた。勢いそのままにAZMがナツコを破るか、それともナツコがラフ殺法でAZMにフラストレーションを蓄積させるか。たとえ勝ったとしても反則勝ちではAZMは満足できないだろうが…。
あとに入場のAZMがドロップキックで奇襲をかける。AZMが突進するとナツコがショルダータックル。AZMがリング下に姿を消す。ナツコが探し回るとAZMが背後から突っかかる。しかしナツコが鉄柱に叩きつけてリングに戻す。ナツコはボディースラムからセントーン、串刺しボディーアタック。顔面をコーナーに叩きつけるとトップロープにこすりつける。顔面ウォッシュ狙いはAZMが読んでドロップキック。反対にAZMが顔面ウォッシュを成功させる。AZMはブレーンバスターを狙うがナツコがこらえる。ならばとAZMは組み付いて卍固め、ブレーンバスター。返されたAZMが腕を取ってサブミッション。ナツコがエスケープするとAZMはボディースラムからコーナーへ。しかしナツコがデッドリードライブ。AZMが返すとナツコはハイキックをかわしてエルボー、ラリアット、フロッグスプラッシュ。AZMが返すと、ナツコがフィニッシュ宣言。AZMが丸め込むが2カウント。AZMはダイビングフットスタンプ投下。「まだだ!」と叫んで飛びつくとミスティカ式ワキ固め。ナツコが逃れるとAZMが突進もナツコがチェーンで殴打し担ぎ上げる、ナツコが旋回して叩きつけると3カウントが入った。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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岩谷麻優<8点> |
10分35秒 |
上谷沙弥<3点> |
黒星先行も前日の昼夜で連勝、優勝争いに生き残った岩谷麻優が上谷沙弥と対戦。黒星先行の上谷だが、引き分けながらもひめかの全勝をなくし中野たむからの勝利で爪痕を残した。そして迎える赤いベルトの王者とのシングルマッチ。ここで岩谷を脱落させるというもうひとつの爪痕を残せば上谷の株はさらに上がる。2度目の制覇をもくろむ岩谷には残り2戦全勝が絶対条件。岩谷が絶対に負けられない試合で上谷がどんな闘いを挑むのか、注目の一戦だ。
上谷がドロップキックにいくが岩谷がかわしてサッカーボールキック。岩谷がフロントネックロックでグラウンドに持ち込む。岩谷は背中にフットスタンプを放つとロープ越しに髪の毛を引っ張る。ロープに固定し背中へのドロップキックを放つが上谷が返す。すると岩谷は逆片エビ固めで上谷の悲鳴を引き出す。岩谷のダッシュを読んだ上谷がドロップキック。串刺しジャンピングニーから再度ドロップキック。岩谷が返すと、上谷は逆エビ固めでギブアップを迫る。岩谷がエスケープすると背後からドロップキック。返した岩谷に上谷はボディースラム狙い。切り返した岩谷が低空ドロップキックで上谷をリング下に送り出し、場外にプランチャ。上谷のカカト落としを岩谷がつかんでトップロープに叩きつける。岩谷は脚をロックも上谷が反転。岩谷が元に戻して締め上げる。上谷は必死にロープへ。上谷がエルボーも崩れ落ちる。立ち上がった上谷が岩谷とのエルボー合戦に挑む。上谷がダッシュすると岩谷はヒザにドロップキック。上谷の蹴りをつかんでドラゴンスクリュー。上谷が二段蹴りからニールキック。岩谷が返すと、上谷は「勝つぞ!」と絶叫。コーナーに上がりミサイルキックを命中させる。しかし岩谷がクリアー。すると上谷はフィニッシュを宣言しランニングシューティングスタープレス。しかし2カウント止まり。上谷は「まだだ!起きろ!」と絶叫しコーナーへ。岩谷が追いつき雪崩式フランケン、フロッグスプラッシュ。上谷が返すと、岩谷はジャーマン。しかし上谷が返してみせる。岩谷は「終わり!」と叫んでドラゴン狙い。上谷が丸め込むと返した岩谷がトラースキック、バズソーキック、変型のスタンディングドラゴンスリーパー。上谷がギブアップし岩谷が4勝目を挙げた。
◆レッドスターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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中野たむ<8点> |
10分24秒 |
ジュリア<6点> |
ジュリアと中野たむはリーグ戦でともに3勝2敗。決勝戦進出には残り2試合の全勝が最低条件だろう。この試合は優勝戦線生き残りを懸けた闘いであると同時に、10・3横浜武道館にスライドしたワンダー・オブ・スターダム王座戦の前哨戦でもある。前回の対戦は白いベルトの王座決定戦でジュリアが勝利し新チャンピオンに。しかし中野の懇願から異例の早さで再戦が組まれた。8月のタイトル戦は流れたものの、10月の再戦に向けてどんな攻防が展開されるか。“三番勝負”の第2戦、女の情念がぶつかり合う!
ゴングと同時に両者が突進。中野が強引に押さえ込むがジュリアが返す。中野がエルボー乱打からニーをぶち込むとサッカーボールキック。中野の蹴りをジュリアがキャッチしてエルボー連打から張り手を打ち込む。さらに背中へのドロップキックを放つが2カウント。ジュリアは中野をコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。ジュリアが突進すると中野がかわす。コーナーからドラゴンスルーパーでジュリアを宙吊りに。さらにデスティニーハンマーを決めるがジュリアが返す。中野はマウントを取って左右で張り手の連打。コーナーに上がるとジュリアが追いつく。コーナー上で張り手の打ち合い。ジュリアがヘッドバットを打ち込み雪崩式ブレーンバスター。しかしすぐに中野がバイオレットシューティング。両者ダウン。9カウントで立ち上がりエルボーの打ち合い。ジュリアが飛びついて腕を取る。中野がロープに逃れるがジュリアが二段蹴り。中野を引き起こすとジュリアがファルコンアロー。返した中野にジュリアはグロリアスドライバーの構え。中野が切り返しドラゴンスリーパー。ジュリアがロープを利用し反転するとバックドロップ。「終わらせてやるから起きろ!」ジュリアは中野を引き起こし、再びグロリアスドライバーの体勢。中野が阻止して蹴り上げるとジュリアがダウン。中野がバックを取るがジュリアがエスケープ。中野が突進しジュリアをかわしてジャーマン。中野はタイガーを連発。ジュリアが返せず3カウントが入った。
中野「ジュリア、ジュリア、オマエのすべてを私が奪ってやる。その白いベルト、そのアーティストのベルトもアンタの全部を奪ってやる。今日で1勝1敗、10・3横浜武道館で完全決着だ」
ジュリア「アンタ、私を怒らせたよ。たむ、STARS、オメエらに地獄を見せてやるよ。無様に散りやがれ!」
中野「宇宙に漂う塵になるのはアンタだよ。バカチンが!」
◆ブルースターズ公式リーグ戦 20分1本勝負 |
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舞華<8点> |
13分55秒 |
林下詩美<9点> |
前日夜の渡辺桃戦がドローとなり全勝が消えた林下詩美だが、ブルースターズの首位にいる事実には変わりがない。が、相手はこちらも好調をキープしている舞華だ。舞華のスターダム入団前、JUST TAP OUT時代から因縁がある2人が決勝進出を左右する大一番で再び激突する。果たして福岡県出身の舞華が地元凱旋を勝利で飾り初出場初優勝に望みをつなげるか、それとも詩美が無敗(1分け)のまま9・19後楽園の最終公式戦に駒を進めるか。また、10・3横浜武道館でおこなわれるゴッデス・オブ・スターダム王座戦、詩美&上谷組vs舞華&ひめか組をにらんでの前哨戦でもある。
ロックアップで組み合い力比べ。詩美がロープに押し込んでクリーンにブレイクする。再びロックアップで組み合うと舞華が押し込んでワキ固めへ。一本背負いから腕十字に入るが詩美がエスケープ。詩美は至近距離からドロップキック。滞空時間を取ってのボディースラムからキャメルクラッチへ。ロープ際に追い込むとダブルニードロップを背中に投下。舞華が返すと詩美はコーナーに2度叩きつける。さらにエルボー連打で「どうした?」と挑発。詩美が突進すると舞華がスパインバスターから柔道殺法でマットに叩きつけていく。詩美が返すと舞華はスリーパー。詩美がエスケープすると舞華はブレーンバスター狙い。後方にまわった詩美がスリーパー。逃れた舞華に柔道殺法のお返しを見舞いエルボードロップへ。舞華が返すと詩美はスリーパーに捕らえる。逆落としから詩美が胴締めスリーパーホールド、アルゼンチン。舞華が逃れてビッグブーツ連打、ブレーンバスター。舞華の隙を突いて詩美がジャーマン。すぐに舞華がラリアット。両者ダウン状態からヒザを着いてエルボーを打ち合う。詩美がエルボー連打、舞華がダッシュをキャッチしボディースラムからコーナーへ。舞華は突っ込んできた詩美を止めて宙吊りのスリーパー。スプラッシュを食らった詩美は2カウントでクリアー。舞華が腕をクロスするが詩美が切り返しスリーパー。10分経過。舞華がエスケープすると詩美はエアレイドクラッシュ。しかし舞華の肩が上がる。詩美がジャーマンを決めるがギリギリで舞華が返す。詩美は逆エビ固めに舞華を捕らえる。舞華はなんとかロープに到達。詩美はアルゼンチンからトーチャーラックボム狙い、かわした舞華がブレーンバスターからスリーパー。詩美がそのまま立ち上がりコーナーに叩きつける。すぐに舞華が背後から組み付いてスリーパー。グラウンドに持ち込み片羽絞めを決めるとレフェリーがゴングを要請。舞華が詩美をレフェリーストップで破った。
舞華「ただいま福岡―! 地元福岡で宿敵、林下詩美に勝ちましたー! 5☆STAR、4勝1敗、残り2戦連勝して、優勝につなげていきたいと思います」
ひめかとジュリアがリング上へ。
舞華「福岡のみなさん、必ずまた帰ってくるけん。みんな、待っとってね。そして、舞華から目を離さんとってばい。それじゃ、またな!」
舞華のコメント
「ずっとずっとずーっと、林下詩美を見てきて、負けたくねえって思った初戦は負けてしまって、次のシングルマッチでは引き分けて、そして、やっとやっとやっと、私の地元福岡で勝つことができました。まあでもこれで1勝1敗1引き分け。そして10月3日、ゴッデスのベルト、また必ず林下詩美から勝って3本目のベルトを奪いたいと思います」
――9・19後楽園では公式戦が2試合。ダブルヘッダーになるが。
「自分に自分の成長につながる大事な大事な一日だと思って。だって、2試合するだけでもキツいけど、2戦勝って、その次(3試合目の決勝戦で勝って)優勝。必ずこれを乗り越えたら私はもっともっともっと高いハードル乗り越えると思ってる」
――3試合する気満々?
「もちろん」
――決勝に進出した場合、相手のブロックで出てきてほしい選手は?
「そうだなあ、まあでもいまのところひめかが独走状態なのかな、わかんないけど。まあでもね私もパワーで負けてられないので、ひめかと決勝であたって、私が優勝したいと思う」