『KORAKUEN NEW LANDSCAPE 2020』
11月14日(土)後楽園ホール(観衆563人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆レディ・Cデビュー戦 15分1本勝負 |
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飯田沙耶 |
7分23秒 |
レディ・C |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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小波 |
7分36秒 |
里歩 |
○吏南 |
妃南● |
◆ハンディキャップマッチ 15分1本勝負 |
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ひめか |
4分26秒 |
羽南 |
ルアカ● |
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○中野たむ |
12分32秒 |
岩谷麻優 |
白川未奈 |
スターライト・キッド |
|
ウナギ・サヤカ |
ゴキゲンです☆● |
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者組> |
18分27秒 |
<王者組> |
○ビー・プレストリー |
ジュリア |
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刀羅ナツコ |
朱里● |
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鹿島沙希 |
舞華 |
※第23代王者組のジュリア&朱里&舞華が3度目の防衛に失敗。ビー・プレストリー&刀羅ナツコ&鹿島沙希組の大江戸隊が第24代王者となる。
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
23分6秒 |
<挑戦者組> |
○林下詩美 |
渡辺桃 |
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上谷沙弥 |
AZM● |
※第18代王者組の林下詩美&上谷沙弥が2度目の防衛に成功
試合詳細レポート
◆レディ・Cデビュー戦 15分1本勝負 |
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飯田沙耶 |
7分23秒 |
レディ・C |
身長177センチの大型新人レディ・Cがデビュー、迎えるのは小さな巨人・飯田沙耶だ。172センチのひめかを上回るスターダムはもちろん、現役女子レスラーで最も身長が高いレディ・Cが初マットでいったいなにを見せるのか。翌日の仙台大会で舞華のフューチャー王座に挑戦する身長差32センチの飯田にとっては新人のデビュー戦とタイトルマッチの連戦という試練の場でもある。タッグリーグでは最後の最後で白星を挙げ、内容に加えひとつの結果も出した飯田。ここではレディ・Cのポテンシャルを引き出すのも彼女の役割となりそうだ。
レディのセコンドにはゴッデス・オブ・スターダム王者の林下詩美&上谷沙弥がつく。レディはコーナーに上がってコールを受ける。両者歩み寄ると慎重に握手をかわしてゴング。ロックアップで組み合いレディが押し込もうとすると飯田が押し返してロープへ。飯田がブレイクするとレディが高く手を差し上げる。飯田は「なめんな」とタックル、ヘッドロックに取る。レディがロープに振ろうとするが飯田が離さない。レディがロープに振ると体当たりの相打ちから飯田がドロップキックで吹っ飛ばす。飯田が投げてカバーするがレディがすぐに肩を上げる。飯田はキャメルクラッチにとらえる。飯田がこれをほどくと「デカいくせにたいしたことねえな」と挑発。飯田が筋肉ポーズと取るとレディがエルボーを連発。レディがショルダータックルも飯田は「きかねえよ!」とこらえてみせる。レディが打ち勝つとボディースラムで高々と叩きつける。返した飯田がエルボーから逆エビ固め。レディがエスケープすると飯田が突進。レディがカウンターのビッグブーツからカバー。5分経過。レディが引き起こし気合いを入れると高々とチョークスラム。しかし飯田がクリアー。レディはグロッギー気味の飯田をコーナーに叩きつけると、串刺しで突進ビッグブーツ。かわした飯田が逆水平の連打を浴びせる。レディがこらえるも飯田が強烈な一発からバックエルボー。レディが返すと飯田が逆エビ固め。レディがエスケープを狙うが飯田が引き戻す。レディがギブアップし飯田の勝利となった。試合後、飯田はレディの健闘を称えた。レディは詩美の肩を借りて退場した。
レディ・Cのコメント
「いま自分が出し切れる全力を思いきり飯田さんにぶつけさせていただきました。でも、飯田さんの技の一つひとつ、チョップの重みがすごくあって、全力でぶつかってもかなうことができませんでした。でも、思い切り信頼してぶつけられる先輩がいて、それを見てくれて応援してくださるお客さんがいて、すごく幸せなことだなと思って、やっとプロレスの人生、やっと一歩踏み出せて、すごくこれから、楽しみに思ってます」
――目標とする選手は?
「自分は女子プロレスをスターダムしか見たことがなかったので、スターダムの選手全員すごく尊敬してますし、それぞれのいいところを見て、盗んで成長していきたいと思ってます」
――スポーツ歴は?
「剣道を3年間やっていたぐらいです。中学の3年間です」
――生年月日は?
「1994年11月17日生まれです」
――プロレス界での目標は?
「いつかは主要になるような選手になりたいとは思ってるんですけど、まず一番にはお客さんから応援してもらえるような選手になることを目標にしてやっていきたいと思いま」――リングネームの由来は?
「自分が小川さんにリングネームをつけてほしいとお願いして、その理由はジャングル叫女さんみたいなプロレスラーらしいかっこいい名前がいいなと思っていて、小川さんに相談したところレディ・Cというリングネームをいただきました。特にCの意味とかはうかがってないんですけども、自分の名前の由来とか、Cから始まる言葉にはチャンピオンとかチャンスとかチャレンジとか、そういうポジティブな言葉がいっぱいあると思っているので、そういう意味だと思って、私はこのリングネームを受け取りました」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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小波 |
7分36秒 |
里歩 |
○吏南 |
妃南● |
小波&吏南の大江戸隊と里歩&妃南がタッグ対決。翌日の11・15仙台でジュリアの白いベルトに挑戦する小波には大一番に向けての調整試合となりそうだが、この試合では新加入の吏南をいかにして操縦するかがポイントか。ユニットが分かれた吏南と妃南にはシングル対決を経ての姉妹対決。吏南は大江戸隊の一員を証明し、妃南には吏南に離脱の真意を問う闘いとなる。
里歩だけが握手を求めるが相手側は応じず。先発は妃南と吏南。ロックアップでの力比べから吏南が腕を取る。妃南が取り返して腕の取り合いに。妃南がヘッドロックに取りグラウンドに持っていく。吏南がヘッドシザーズにいくが妃南が脱出し里歩を呼び込む。妃南と里歩が串刺し攻撃の連続。妃南が巴投げからカバーするが吏南が返す。すると小波がリング下から足を引いて吏南を援護。吏南は「なめてんじゃねえぞ!」と妃南にヘアーホイップの連続。コーナーに追い込むと顔面を踏みつける。小波が入り妃南に強烈なミドルキック、吏南も加わりロープ際で捕獲する。小波は妃南にサッカーボールキック。妃南が返すと小波はワキ固めを決める。妃南がエルボーで向かっていくが小波がストンピング連打。妃南は蹴りをかわして払い腰。替わった里歩がダイビングボディーアタック。キックを食らうもクロスボディーからフェースロック。小波が切り返すが里歩がカサドーラで飛びついてフットスタンプ。妃南が小波にボディースラムの構え。小波がこらえて延髄斬り。吏南が妃南にドロップキック、払い腰の連続から大外刈り。妃南が返すと、吏南と小波が合体クローズライン。かわした妃南が里歩とドロップキック競演。妃南の柔道殺法から里歩が619を決める。妃南のカバーを吏南が返すと妃南は外道クラッチ。妃南は吏南をコーナーに振って串刺しドロップキック。吏南がラリアットをかわすと小波との連係を繰り出す。しかしジャックナイフは里歩がカット。吏南が妃南にノーザンライト。3カウントが入り、吏南の勝利となった。
◆ハンディキャップマッチ 15分1本勝負 |
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ひめか |
4分26秒 |
羽南 |
ルアカ● |
ドンナ・デル・モンドのひめかが1vs2のハンディキャップマッチを敢行。ひめかの担当はもちろん「1」の方。1人で羽南とルアカの2人を相手にすることとなる。羽南とルアカが結束し突破口を見いだすことになるが、対するひめかには圧倒的勝利が求められる。スターダムのリングでは非常に珍しい試合形式。ひめかが新機軸を打ち出すか。
2人が握手を求めるとひめかが応じず。ならばと2人が襲いかかり試合開始、エルボー連打を浴びせロープに振るとドロップキックとショルダータックルを同時にぶつける。ひめかは2人をなぎ倒し分断すると羽南にボディースラムを連発し逆エビ固め。羽南がエスケープすると、ひめかがストンピングの連打。コーナーに叩きつけヘアーホイップで叩きつける。さらにコーナーに追い込んで顔面を踏みつける。ひめかは羽南をコーナーに振って突進。かわした羽南がルアカとともに串刺し攻撃の連続。替わったルアカがショルダータックル連発もひめかが受けて立つ。ルアカのビッグブーツをかわすとひめかがショルダータックルで倒してみせる。ルアカが止めて羽南がクロスボディー。ひめかがキャッチもルアカが倒すことに成功。2人でブレーンバスターを成功させルアカがホールド。しかしひめかが返してみせる。クローズラインをかいぐったひめかがまとめてラリアット。ひめかはルアカを羽南にぶつけて体当たり。さらに2人まとめてアルゼンチンバックブリーカー。ひめかがギブアップを勝ち取り圧勝した。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○中野たむ |
12分32秒 |
岩谷麻優 |
白川未奈 |
スターライト・キッド |
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ウナギ・サヤカ |
ゴキゲンです☆● |
STARS同門対決となる6人タッグマッチ。ワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優はスターライト・キッドとゴキゲンです☆を率いて登場。岩谷は翌日の11・15仙台で林下詩美の挑戦を受け、ゴキゲンはAZMのハイスピード王座に挑戦。両者ともこの試合ではタイトルマッチに向けての弾みをつけたいところだろう。同門対決とはいえ、気になるのはZZの存在。その正体しだいでは同門対決が同門対決とは言えなくなってしまうかもしれない。果たして、中野が予告したパートナーとはいったい誰なのか。中野&白川&ZZ組は11・15仙台にも同じ編成で出場、大江戸隊と対戦するが…。
STARSにつづき中野&白川が入場。その後、ZZがコールされて登場。正体は、9月で東京女子プロレスを退団したうなぎひまわり。あらためてコールされたのは、カタカナ表記の「ウナギサヤカ」。ウナギが先発で出ると岩谷組はゴキゲンがいつものポーズを四方に見せる。このパターンを知っていたのかウナギは4回目で蹴りつけ足を取る。ゴキゲンがヘッドロックに取るとゴキゲンがヘッドシザーズ。ウナギが倒立して脱出すると3人での串刺し攻撃からキックの競演(タイミングずれる)。すると岩谷組がウナギを捕まえて連係攻撃からポーズを決める。キッドがウナギをコーナーに叩きつけエルボーアタックから串刺しドロップキック。キッドはキャメルクラッチ、岩谷がドロップキックで加勢。キッドがフットスタンプからカバーするがウナギが返す。岩谷がウナギにストンピング連打、サッカーボールキックの洗礼。「もう一発」と予告しサッカーボールキック。キッドが「オマエどうした?そんなもんか?」とストンピング。ウナギが立ち上がりエルボー連打。キッドがやり返し突進するとウナギが捕まえてエルボードロップ。白川がキッドにフライングクロスチョップ。キッドが返すと、白川が吊り天井。岩谷とキッドが共闘すると白川がまとめてネックブリーカー。白川がキッドをコーナーに振り串刺しで突進。キッドがかわして丸めこむとボディーアタック。キッドが白川に619からその場跳びムーサルト。岩谷が白川をかわして丸めこむとドロップキック。中野が岩谷に串刺しエルボーアタックからカカト落とし。岩谷が中野のダイブをかわしてスリングブレイド。中野がエルボーを打つと岩谷がやり返す。エルボーの打ち合いから中野がスピンキック。岩谷がカウンターのトラースキック。10分経過。ゴキゲンが中野にセントーン、ブレーンバスターを予告。中野が斬り返してバックドロップ。中野がバックを取るとキッドがカットし岩谷がダイビングフットスタンプ、ゴキゲンがダイビングセントーンを中野に浴びせる。ゴキゲンの回転エビ固めを中野がかわすとウナギがエプロンで援護し中野が押さえ込む。ウナギがキッドにスパインバスター。岩谷がバックを取るが白川がバックブローでウナギを救出。中野がウナギと白川のアシストを得て場外ダイブ、リングに戻るとトリオでカカト落とし、中野がタイガーでゴキゲンを下した。
中野「中野たむ率いる宇宙一の天使たち、1戦目勝利を飾りましたー。ありがとうございます」
白川「レディース・アンド・ジェントルメン。アテンション・プリーズ。私達はもっともっともっともっと、大きな夢を掴みに宇宙旅行に出掛けます。キャビンアテンダントの白川未奈です」
ウナギ「ウナギサヤカです。これからてっぺんめざして頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
中野「みなさん、私たちと一緒に最高の宇宙旅行を味わいましょう。私たちもアナタたちも、デリシャス、ウ〜ンマ!」
中野&白川&ウナギのコメント
中野「宇宙一かわいいアイドルレスラー中野たむ率いる宇宙一の天使たち」
ウナギ「プヨプヨプヨ~」
中野「赤ちゃん天使が生まれました」
白川「たむさんの愛の結晶」
中野「これから3人で宇宙旅行に行きたいと思うんですけど、みなさん私たちと一緒に最高の夢を探しに、宇宙旅行ついてきてくれますか?」
白川「ウェルカム・アボード。アワー・エンジェルズ・フライト」
中野「これからウナとミナとタムで、そしてみなさんにおいしい夢を味わいに行きましょう」
3人「デリシャース。ウ~ン、マ!!」
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者組> |
18分27秒 |
<王者組> |
○ビー・プレストリー |
ジュリア |
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刀羅ナツコ |
朱里● |
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鹿島沙希 |
舞華 |
※第23代王者組のジュリア&朱里&舞華が3度目の防衛に失敗。ビー・プレストリー&刀羅ナツコ&鹿島沙希組の大江戸隊が第24代王者となる。
ドンナ・デル・モンドのジュリア&朱里&舞華組がアーティスト・オブ・スターダム王座3度目の防衛戦。刀羅ナツコ&鹿島沙希は7・23大阪でも挑戦したが、ジュリアがビー・プレストリーの大江戸隊入りに興味を示したため、今回はプレストリー&ナツコ&鹿島組の編成でベルトをかけることとなった。また、朱里とプレストリーの遺恨も後楽園での6人タッグマッチで発生。しかも11・15仙台で朱里がプレストリーのSWA世界王座に挑戦するため、この試合はシングル王座戦に向けての前哨戦も兼ねている。ジュリアが白いベルトで舞華がフューチャー王座を保持。ともに11・15仙台で防衛し朱里が奪取となれば、アーティスト王者組が3人ともシングル王者ということにもなる。そのためにも落とせない、今回のアーティスト王座戦だ。
朱里とプレストリーが先発で対峙。朱里がローキック連打からグラウンドに持ち込み腕十字。プレストリーが逃れると朱里が再びローの連打からグラウンドに持っていき胴締めスリーパー。プレストリーがエスケープすると朱里が突進。鹿島がカットしプレストリーがドロップキック。鹿島が朱里にビッグブーツから前蹴りでダウンさせる。朱里はサッカーボールキックからDDMを呼び込みトリオで攻める。ジュリアが鹿島の腹部にニーの連打からキャメルクラッチ。舞華が鹿島に柔道投げの連続。鹿島がビッグブーツ。ナツコが舞華に顔面ウォッシュを浴びせる。場外戦となりプレストリーが舞華をリングに戻す。ナツコがすぐに押さえ込むが舞華が返す。プレストリーが舞華に串刺しエルボー、後頭部へのドロップキック、後頭部を押さえつけると首元を踏みつける。鹿島が舞華にエルボー連打。舞華がカウンターでバックブリーカー。替わったジュリアがナツコとプレストリーを分断しビッグブーツ。鹿島をコーナーに追い込むとビッグブーツ、ネックブリーカー。鹿島が「なめんな!」とジュリアに張り手。ジュリアがカバーするが2カウント。ジュリアがファルコンアローも鹿島が返す。10分経過。ジュリアはグロリアスの体勢にいくが鹿島が切り返すとナツコが足を引っ張り鹿島がドロップキック。ナツコがジュリアに串刺しエルボーアタック。ジュリアが朱里を呼び込み連係でナツコを攻める。ジュリアがミサイルキックもプレストリーがカット。舞華とナツコがエルボーの打ち合い。ナツコが先回りしてスピアからエルボースマッシュ、ラリアット。舞華が返すと、ナツコはバックフリップ。ナツコとプレストリーが舞華にダブルでニーアタック。ナツコがコーナーに上がると舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスター、中央でもブレーンバスターを放つ。朱里とプレストリーが打撃戦を展開。朱里の突進にプレストリーがニーアタック。朱里がニーからサッカーボールキック、PK。プレストリーが返すと朱里がニー連打でコーナーに追い込み串刺しで突進。プレストリーがかわして大江戸隊が串刺し攻撃の連続、プレストリーがノーザン15分経過。朱里がニー連打からハイキック。連打をプレストリーがかわしてジャーマン、プランビー。しかしDDMのカットが間に合う。プレストリーが朱里を引き起こし、カミゴェ。朱里がキャッチし丸めこむ。朱里がミドルで倒してDDMが加勢。朱里がジャーマンで投げるが鹿島がカット。朱里はニーアタックもプレストリーが返す。朱里は腕十字から腕固め。ナツコがイスで殴打しプレストリーがトラースキック連発。朱里が返すと、プレストリーが串刺しニーアタック、クイーンズランディング。3カウントが入り、アーティスト王座が大江戸隊に移動した。
ナツコ「ヘイヘイヘイ、団結力もココ(頭)の使い方も強い強い大江戸隊がアーティストのチャンピオンになったぞ。ドンナ・デル・モンド? 君たちは今日負けた。つまりもうDDMの政権は今日でおしまい。これからは過去の栄光にすがって生きていけ。ビーちゃん、いつものお願いしてもいい?」
ビー「ジュリア・ノーベルト、オンリー・ジュリア。メイビー・マイカ・ショッパイ。ジュリア・ショッパイ。シュリ・モット・ショッパイ。ワタナベモモ・チョー・ショッパイ・イチバン!」
朱里「しょっぱい、しょっぱいってナメてんじゃねーぞーーー! 仙台でお前ら大江戸隊、入ってくるんじゃねーぞ。ビー・プレストリー、オマエこそがしょっぱいところを披露してやる!」
大江戸隊のコメント
プレストリー「3本のベルトが大江戸隊のものになった!」
ナツコ「沙希、ずっと欲しいって言ってたもんな」
鹿島「アーティストのベルトにいろいろと思い入れがあって、本当にめちゃくちゃ一番欲しかったベルト。ビーとナツコのおかげでね、本当にありがとう」
ナツコ「でも、一番面白かったのは、いまスターダムで一番調子乗ってる面白くないヤツらは、誰がどう見てもドンナ・デル・モンドじゃん。そんなヤツらにアンチいっぱいのうちらが勝っちゃって、ベルト巻いちゃったけど、あいつら明日からどんな顔して生きるんだろうな。それが楽しみだな。明日はそんなジュリアに我らが小波がワンダー・オブ・スターダムのベルトやるから。楽しみだな」
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
23分6秒 |
<挑戦者組> |
○林下詩美 |
渡辺桃 |
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上谷沙弥 |
AZM● |
※第18代王者組の林下詩美&上谷沙弥が2度目の防衛に成功
林下詩美&上谷沙弥vs渡辺桃&AZMのゴッデス・オブ・スターダム王座戦はクイーンズクエストの同門対決。王者の詩美&上谷組はゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦で不本意な成績を残してしまったために、タイトルマッチは名誉挽回の最大のチャンスである。一方、挑戦者の桃&AZM組はリーグ戦を制し勢いに乗っている。AZMにはハイスピード王座と合わせ2冠王のチャンスが到来。翌日のハイスピード防衛戦に向けてもさらなる勢いをつけたいだろう。桃にとっては詩美とのタッグでベルトを落として以来、こちらも名誉挽回のチャンス。このところビー・プレストリーから「ショッパイ」「ショッパイ」と屈辱的な言葉を浴びせ続けられているだけになおさらリベンジの気持ちは大きいに違いない。同門対決を超えたリベンジ合戦が展開される。
ゆっくりと歩み寄り両軍が握手をかわす。先発は詩美と桃。慎重に探り合い桃がバックを取る。バックの取り合いから桃がネックロック。詩美が取り返し桃の取り替えさせず。桃が上になり首を取ると詩美が腕を捻りあげる。桃が取り返しヘッドロックへ。詩美のヘッドシザーズを桃が脱出。上谷とAZMがロープワークを展開。上谷がバック宙の連続からドロップキック。詩美が桃を落として上谷を援護。上谷がAZMにボディースラムから鎌固め。詩美がAZMにボディースラムの連続。詩美が首を取り上谷に託す。上谷がAZMのエルボー連打を受けて立ちドロップキック。詩美と合体しAZMをかいくぐる。ドロップキックをAZMがかわしペースを逆転、ヘアーホイップ。桃がコーナーでAZMとともに顔面を踏みつける。桃が上谷にボディースラムからヒザでカバー。返されるとキャメルクラッチへ。上谷とAZMが前後で蹴りの挟み撃ち。AZMが上谷にエルボーを受けて立つ。AZMは「こいよ」と挑発。詩美が入り上谷とダブルのエルボー。詩美を飛び越え上谷がフットスタンプ。詩美がAZMにドロップキック。AZMと桃が合体するが詩美が桃を担いでコーナーのAZMに叩きつけるとまとめてエルボーアタックを串刺しで見舞う。詩美の突進をAZMがスモールパッケージ。ブレーンバスターの構えは詩美がこらえる。詩美がAZMをコーナーに振るがAZMがクロスボディー。桃がミドルキックの連打を詩美に浴びせる。詩美が連打をこらえエルボーを打ち込む。桃がやり返しエルボーの応酬に。詩美が突っ込むと桃がフルネルソン。詩美が持ち上げようとするが桃が回避。詩美は背後からドロップキック。10分経過。上谷が桃に串刺しニーアタック、ドロップキック。上谷は気合いを入れてコーナーに上がるが桃がデッドリードライブからPK、串刺しドロップキック連発。さらにコーナーからミサイルキックも放つ。上谷が返すと、桃がチキンウイングフェースロック。上谷がエスケープすると、桃がバックを取りAZMがコーナーへ。詩美がカットし上谷が丸めこむが桃がミドルキック。上谷が桃をかいくぐりニールキック。上谷は桃に逆エビ固め。桃がエスケープすると、上谷がスタークラッシャーの構え。こらえた桃が裏投げからハイキック。コーナーに振られた上谷がダイビングボディーアタック。両者ダウン状態からタッチ。詩美がAZMにショルダータックル。担ぎ上げられたAZMが切り返しサブミッションでギブアップを迫る。詩美がロープに逃れるとAZMが突進。詩美がかわすがAZMも突進をかわし場外に送り出す。桃がエプロンで蹴飛ばしAZMが詩美をロープ越しにコルバタ、ダイビングフットスタンプ。詩美が返すとAZMは腕を固めてギブアップを迫る。15分経過。詩美がバックフリップから引き起こして突進。AZMがハイキックも上谷がドロップキック、桃にニーアタック。4人がダウン状態。AZMと詩美がヒザを着いてエルボーを打ち合う。AZMが連打すると詩美がやり返す。詩美に桃がドロップキック、蒼魔刀。AZMがダイビングフットスタンプ。しかし詩美の肩が上がる。AZMと桃が蹴りの挟み撃ちからニーも挟み撃ち。AZMが詩美にコーナーから飛んで腕固め。さらに脚もロックするが上谷がカットする。上谷が突進すると桃とAZMが3Dで合体。桃がバックを取りAZMがフットスタンプでコーナーからダイブ。AZMが詩美に飛びついてミスティカ式腕固め。そり上げるAZMだが、詩美がこらえると腕十字へ。詩美の足がなんとかロープへ。詩美が突進をかわしてスリーパー。AZMを逆打ちで叩きつけ胴締めへ。桃がカットも上谷が分断。詩美はAZMを引き起こしアルゼンチン。AZMがくぐり抜け丸め込む。ギリギリで詩美が返すと桃がコーナーへ。上谷がドロップキックで落とし詩美がエプロン越しにラリアット。詩美はAZMのハイキックを食らうがカウンターでラリアット。詩美はAZMにコウモリ吊り落とし。AZMが返すと、詩美は上谷と合体しマジックキラー。詩美がAZMのバックを取りジャーマンで叩きつける。3カウントが入り、詩美がAZMをフォールした。
詩美「2020年タッグリーグ優勝チームに勝って、AphroditEが2度目の防衛に成功しました。これからも私と上谷のAphroditEはタッグの強さを見せていくのでみなさん楽しみにしていてください。今日はQQ同士で最高のタッグマッチになったと思います。みなさん、どうでしたか? 今日、ゴッデスを防衛して、そして明日にはすぐ仙台サンプラザでビッグマッチがおこなわれます。私はついに岩谷麻優の持つ赤いベルトに挑戦してきます。林下詩美の第1章、最高の、イチバン大事な舞台になると思います。そして、桃さんは明日デカいひめか、AZMさんはハイスピード防衛戦、ゴキゲンさん…、QQみんな試合あるのでみんなで勝って、明日の仙台のリングもクイーンズクエストみんなで締めたいと思っています。今日はクイーンズクエスト最高の試合をしたので、私たちクイーンスクエスト全員で締めたいと思います。桃さん、AZMさんありがとうございました。みなさん、今日は後楽園大会、クイーンズクエスト同士の試合、その他、アーティストとかもありましたけど、楽しんでいただけましたか? たくさんの人が来てくれて、私たちAphroditEもMOMOAZも、クイーンズクエストみんなすごく楽しかったです。ありがとうございました。今を信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
詩美&上谷のコメント
――QQ同門対決を制してベルトを守った。
詩美「そうですね、相手はタッグリーグ優勝したチームなのでそう簡単にはいかなかったですけど、最後は私たちのタッグ力がまさり、無事に2度目の防衛に成功しました」
上谷「無事に詩美さんと2度目の防衛することができました。相手はMOMOAZさんで、同じ同門対決ならではこその熱い試合ができたんじゃないかと思います。防衛するにあたって自信はもちろんあったんですけど同じくらい不安もあって、すごい不安もあったんですけど(涙)、無事に最後まで試合ができて、守れたことができてよかったです」
――タッグリーグのすぐあとにベルト防衛できたが、優勝できなかったのは、どう? しかも連敗で苦しんだ。
詩美「タッグリーグは結果はいいように進まず最初は負けが続いて、ホントにチャンピオンとしてふがいないばかりでしたが、こうやってチャンピオンとしての結果を残したので安心してます」
上谷「いま言ったようにタッグリーグが思うような結果に全然いかなくて、あせりだったり不安とかもたくさんあったんですけど、いつも以上に連携も決まりましたしタッグ力というのが示せたような試合だったと思います。なのでこれに満足せずどんどん防衛してもっともっと高みを目指していきたいと思います」
――タッグ力とはどういうところがよくなっていった?
詩美「最初に組み始めた頃よりも、連係の数も技術も明らかに上がっているなと私は思ってます。最初は組んだばっかりで試合中止とかも続いたので名ばかりのタッグだったんですけど最近はずっと組んでいるので2人の結束力も上がりましたし、タイミングとかもわかるようになってきて、経験が積まれてきていると思います」
上谷「最初ベルト取った当初もまだ数回というところだったので、タッグリーグ中もそんなにたくさん組んでいたというわけでもなくて、タッグリーグを通して反省だったり、こういうところがダメだとか、こういうところがいいから伸ばしていこうとか、連係だったり、そういうのを含め、プライベートだったりとかもほかのときでも一緒にいたり、タッグとしてすべて必要だと思うものを自分たちで実行してきました」
――明日、赤いベルト挑戦だが、次のゴッデス・オブ・スターダム王座は?
詩美「そうですね、今日試合が終わって次に挑戦させてくれって出てくるものもいなかったので、自分はとりあえずMOMOAZの2人と防衛戦必ずやりたいと思って今回それができたので、次はこちらから指名もいいんですけど、誰かタッグが、我こそがという人に出てきてほしいと思います」
上谷「自分は、最近入ってきた、なんかブリブリした人たち。その人たち、なんか気にくわない(苦笑)。倒したいです(苦笑)。名前誰だったかはちょっとわからないです(苦笑)」
詩美「あいさつされてない。あとから来たのにね。知らないです」
上谷「ブリブリ、自分受け付けない(苦笑)」
――詩美は2冠に王手。明日の仙台で赤いベルト挑戦。
詩美「明日、岩谷麻優と赤いベルトですが、まあ、岩谷麻優の試合、防衛戦を観てきてやっぱりそう簡単に倒せる相手ではないと思ってるので、勝つための秘策、考えることたくさんしてきたので、この(ゴッデス)ベルトを防衛して明日へのいい弾みができたので、明日は自分が赤いベルトを取り、2冠チャンピオンになり、そしてスターダムに新しい時代を作っていきたいと思っています」