『STARDOM SENDAI CINDERELLA 2020』
11月15日(日)仙台サンプラザホール(観衆508人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 |
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<王者> |
8分9秒 |
<挑戦者> |
舞華 |
飯田沙耶 |
※第3代王者の舞華が2度目の防衛に成功
◆5WAYマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
7分6秒 |
妃南 |
※もう三人は羽南、里歩、上谷沙弥
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
10分58秒 |
刀羅ナツコ |
○白川未奈 |
鹿島沙希 |
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ウナギサヤカ |
吏南● |
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者> |
3分20秒 |
<挑戦者> |
AZM |
ゴキゲンです☆ |
※第19代王者のAZMが2度目の防衛に成功
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
11分1秒 |
ひめか |
◆SWA選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者> |
11分31秒 |
<王者> |
朱里 |
ビー・プレストリー |
※第6代王者のビー・プレストリーが初防衛に失敗。朱里が第7代王者となる
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者> |
20分43秒 |
<挑戦者> |
ジュリア |
小波 |
※第14代王者のジュリアが3度目の防衛に成功
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者> |
24分44秒 |
<王者> |
林下詩美 |
岩谷麻優 |
※第12代王者の岩谷麻優が6度目の防衛に失敗。林下詩美が第13代王者となる
試合詳細レポート
◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負 |
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<王者> |
8分9秒 |
<挑戦者> |
舞華 |
飯田沙耶 |
※第3代王者の舞華が2度目の防衛に成功
10・3横浜武道館ではオープニングマッチでハイスピード王座戦が組まれ、今回の仙台もフューチャー・オブ・スターダムのタイトル戦で大会がスタート。舞華が2度目の防衛戦に迎えるのは、王座決定巴戦でも闘った飯田沙耶。飯田はタッグリーグ戦で1勝にとどまるも、内容は高評価を得ており、舞華としては難敵と言えるだろう。若手のベルトという以上にメインを張ることのできるタイトルに消化させたいのが現王者の野望。飯田もそれに匹敵するポテンシャルを持っているだけに、好勝負が期待できそうだ。
ひめか、朱里、ジュリアが先導し舞華が入場。両者リング中央で睨み合い。ゴングと同時にロックアップで力比べ。舞華が押し込むが飯田が反転。コーナーに追い込むと親等にブレイクと見せかけ頬を張る。舞華がヘッドロックに取ると飯田がロープに振りショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのは飯田。舞華を起ち上げると飯田が逆水平の連打でコーナーに追い込む。さらに打ち込もうとすると舞華がかわしてロープに振る。しかし飯田が「なめんな!」とフライングクロスチョップ。舞華が返すと飯田はボディースラムの構え。舞華が切り返して一本背負いから柔道投げの連続。飯田が返すと、舞華がコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターを決める。さらにリング中央でもブレーンバスターを旋回式で放つ。返した飯田に舞華はフィニッシュを予告。しかし飯田がかいくぐるとカウンターでスパインバスター。両者ダウン状態から立ち上がり飯田がコーナーからミサイルキック。舞華が返すと、飯田が引き起こして逆水平。「ふざけんな!」と舞華が打撃のお返し。舞華が逆水平を受けて立ちエルボーを叩き込む。エルボーと逆水平の応酬が展開され、飯田がヘッドバットからノーザンライト。しかし舞華が返してみせる。飯田がブレーンバスターを狙うと舞華が回避も飯田が「もらった!」と飯田橋。舞華が返すと飯田は「決めるぞ!」と叫んで突進。舞華がラリアットを決めるが飯田が立ち上がる。再び舞華がラリアット。舞華は飯田を引き起こして炎華落とし。3カウントが入り、舞華が防衛した。敗れた飯田は「もう一回」を意味して指を突き立てた。
飯田のコメント
「まだ終わってない。まだ、この闘いは終わってない。オマエから、オマエからベルトを取るまで、この闘いは、一生終わらない、追わせない!」
舞華のコメント
「無事、2度目の防衛に成功した。1回目は上谷沙弥、2回目は飯田沙耶。2人とも私にとってはホントにすっげーいいライバル。競い合える、よき戦友かなと。上谷は上谷で、よさがあって。飯田は飯田で、真っ向勝負ってアイツは言ってたけど、想像を遥かに超えた真っ向勝負で、チョップといい頭突きといい、いまタンコブできてる。まあでも、ねえ、2度目の防衛した。じゃあ次、こないだは飯田が来たけど、次は誰が来るの? 10代組? また上谷? それとも負けず嫌いな飯田がまた来るかな? 今日のはまたもう一回というアピールだと思うから。誰でもどんとこい。私がフューチャーのチャンピオン」
――巴戦で闘った上谷と飯田をシングルでも破った。この2人を超えるような若い挑戦者は近いうちに出てくると思うか?
「闘ったことない人もたくさんいるけど、全然別に、いやでも、このベルトに挑戦してくるその覚悟があるかどうかだよね。その覚悟をしっかりと持ったヤツが来ればいいと思う。それが飯田でも上谷でも、何回だっていい。私がトップに立つんだと、そういう野心があるヤツが、私は大好きだから。それを持ったヤツらが何度だって挑戦してきていいと思う」
――チョップで胸板がかなり赤くなった。こういう試合は初めてでは?
「そうだね。まあでも、飯田とはシングルは初なんだけど、こないだの巴戦といいチョップは打たれてたけど、今日はいつも以上に回数が多くて、また切れそうになったね」
◆5WAYマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
7分6秒 |
妃南 |
※もう三人は羽南、里歩、上谷沙弥
前日の11・14後楽園でデビューしたレディ・Cが2戦目で初めての6人タッグマッチに登場、上谷沙弥&妃南とのトリオで、里歩&スターライト・キッド&羽南組と対戦する…予定だったがレディ・Cが体調不良により当日になって急きょ欠場。このため試合は、6人タッグから里歩、スターライト・キッド、羽南、上谷沙弥、妃南の5WAYマッチに変更となる。STARSvsクイーンズクエストにもなる図式で勝ち名乗りを受けるのは?
全員で慎重に手を取り合いSTARS勢が結束、ビッグブーツからのドロップキックを見舞うとキッド、里歩、羽南が順々にQQを踏みつけて一斉にドロップキック。つづいてSTARS勢が3WAY状態。キッドが里歩にヘッドロック、羽南を巻き込んでコルバタを見舞う。キッドは羽南に首4の字固め。妃南、里歩が加わり数珠つなぎになると上谷が逆エビ固め。上谷が里歩をコーナーに振りジャンピングニー。ドロップキックは里歩がかわしてキッドとクローズラインもかわされてドロップキックを食らう。上谷は里歩にボディースラム。里歩がくぐり抜けてカサドーラで飛びつくとフットスタンプ。里歩がブレーンバスターにトライ、羽南が加わり、しだいに全員で掛け合う状態。レフェリーも巻き込み上谷と妃南が決めてみせる。キッドをコーナーに追い込むと上谷をかわして妃南にスリングブレイド。キッドは上谷とエルボーの打ち合い。キッドがモルタルを打ってドロップキック。里歩が妃南をカットするが払い腰を決められる。羽南が押さえ込むも妃南が返す。羽南がダブルリストからブロックバスターホールド。里歩が上谷に二段蹴りも、ニールキックを食らう。キッドが里歩と上谷にダイビングボディーアタック。キッドが妃南にクロスアームでバックブリーカー、スイングネックブリーカーからムーンサルトプレスを決めると3カウントが入った。
◆6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
10分58秒 |
刀羅ナツコ |
○白川未奈 |
鹿島沙希 |
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ウナギサヤカ |
吏南● |
11・14後楽園で中野たむが呼び込んだ「ZZ」の正体は、東京女子プロレスを退団したうなぎひまわり、あらためウナギサヤカだった。今回の仙台大会でも中野&白川&ウナギのトリオCOSMIC ANGELS(コズミックエンジェルズ)で登場、前日のSTARSとは正反対の大江戸隊、刀羅ナツコ&鹿島沙希&吏南組と対戦する。中野はこのトリオで今後もやっていくそうだが、あくまでも岩谷麻優率いるSTARSからの離反は否定。そのなかで大江戸隊とどんな闘いを見せるのか。ウナギの適応能力も試される試合になりそうだ。
吏南が「新入り出てこいよ!」とウナギを挑発。ウナギが握手を求めると吏南が襲いかかりドロップキック。吏南はウナギを踏みつけ挑発的な言葉を吐き捨てる。ウナギはバックエルボーからストンピング連打で反撃。ヘッドロックで締め上げるとグラウンドに持っていくウナギはヘッドシザーズを倒立して脱出。ウナギが突進するとリング下からナツコが足を引っ張る。吏南はヘアーホイップの連続から顔面を踏みつける。大江戸隊はウナギを自軍コーナーで捕獲し攻撃。ナツコがヘアーホイップから顔面ウォッシュの洗礼を浴びせる。ウナギが返すと替わった鹿島がコーナーに押し込み首を絞める。ナツコが押さえて鹿島が串刺しドロップキック。鹿島はウナギに突進もボディースラムで叩きつけられる。中野が出てくると鹿島が顔面をかきむしる。中野は鹿島とナツコを分断。吏南にドラゴンスリーパーを決めると鹿島と同時にマットに叩きつける。ウナギが鹿島にエルボー連打。鹿島が受けて立ちコルバタで投げ捨てる。鹿島がビッグブーツもウナギがクリアー。ナツコが串刺しボディーアタックからキャノンボール。カミカゼの体勢は中野と白川がカット。コズエンがトリオでナツコにキックの挟み撃ち。ウナギがナツコにエルボーも2カウント。ウナギがエルボー連打もカウンターのラリアットを食らう。ナツコはバックフリップからセントーン。コーナーに追い込むと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、鹿島が叩きつけナツコがフロッグスプラッシュ。しかし白川のカットが間に合う。中野が鹿島にスピンキック。吏南が白川とエルボーの打ち合い。吏南が張り手を打つと、払い腰の連続から大外刈り。吏南は白川を引き起こし突進するが空中胴締め落としを食らう。白川がグラウンドでサブミッションもナツコがカット。中野が分断しリング上は白川と吏南。白川のバックドロップを切り返し吏南が丸めこむ。10分経過。ナツコと鹿島が同士討ち中野がナツコを場外に追いやると白川がフィニッシュを宣言。トリオでのカカト落としから白川がGSS。吏南が返せず3カウントが入った。
◆ハイスピード選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者> |
3分20秒 |
<挑戦者> |
AZM |
ゴキゲンです☆ |
※第19代王者のAZMが2度目の防衛に成功
AZMとゴキゲンです☆によるハイスピード王座戦。AZMは今回が2度目の防衛戦で、相手は赤白王者をタッグリーグ戦で破ったゴキゲンだ。正体が元ハイスピード王者のベテランということを考えてもAZMにとっては難敵と言えるだろう。ある意味ベルトを巻いてから最大のピンチが到来。前日はゴッデス王座に届かなかっただけに、ハイスピードのベルトはなんとしても死守しなければならない。試合はAZMのスピードを織り交ぜた関節技と、ゴキゲンの逆転丸めこみの勝負か。
ゴングとともにAZMが突進しハイスピードなロープワークを仕掛ける。スピーディーなカバーの応酬から睨み合い。手四つの構えと見せかけAZMが蹴り上げる。ゴキゲンが串刺しで突進のたびにAZMが蹴飛ばし、ドロップキック。ゴキゲンがカウンターで地獄突き、セントーン。ブレーンバスターを予告するがAZMが反対に叩きつける。AZMが回転し腕を極める。ゴキゲンがエスケープすると、AZMはフィニッシュを宣言しダイビングフットスタンプ。しかしゴキゲンが返してみせる。それでもAZMはすぐにサブミッションを決めて頭部を蹴り上げる。ゴキゲンが丸めこむがAZMも応戦。AZMがミスティカ式ワキ固め。ゴキゲンが反転し丸め込む。AZMがあずみ寿司で丸めこむとゴキゲンが返せず3カウントが入った。
AZMのコメント
「無事にハイスピードベルト2度目の防衛に成功しました。ゴキゲンです☆ではなく、いつか米山香織選手ともこのベルトを懸けてやりたいと思っているので。それは置いといて、次のハイスピードの挑戦者、このベルトを外の人と闘いたいと思っているので、私があの選手を逆指名しようかなと思っているので、楽しみにしていてください」
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
11分1秒 |
ひめか |
ひめかと渡辺桃が注目の初シングル。どちらかがシングルのベルトを持っていればタイトルマッチになってもおかしくない好カードだ。ひめかのパワーと桃の打撃が真っ向勝負。勝った方が今後のシングル戦線で勢いをつけるのは必至。ノンタイトルながら注目の組み合わせだ。
腕の取り合いでスタートしひめかがヘッドロック。桃が取り返すがひめかが首を取る。桃が腕を取ってブレイク。桃が突っ込みロープに振ろうとするがひめかが応じず、カウンターのショルダータックル。桃はカウンターのドロップキックでやり返す。桃が顔面にストンピングを連打しコーナーで踏みつける。桃がサッカーボールキックを連打しキャメルクラッチ。桃が「ひめか、どうした?」と挑発。コーナーに振られたひめかがかわして串刺しショルダータックル。リング中央でも決めて桃を吹っ飛ばす。ひめかはバックブリーカーから逆片エビ固め。ひめかが桃の背中にニーアタック。桃が返すと、ひめかがエルボー、桃はミドルキックでやり返す。桃がミドルでコーナーに追い込むと串刺しドロップキックを連発。ブレーンバスター狙いはひめかがこらえる。桃はミサイルキックに切り替えダウンさせると、あらためてブレーンバスターを決めチキンウイングフェースロックへ。桃は胴締めに移行。ひめかが立ち上がり、コーナーに背中をぶつける。ひめかの突進を桃がかわすもネックハンギングボムを食らう。両者ダウン状態から立ち上がりひめかがジャンピングニーアタック。正面から蹴り上げるも桃がクリアー。ひめかは串刺しラリアットからコーナーに乗せてパワーボム狙い。桃が切り返すが、ひめかは逆エビ固め。桃がエスケープするとひめかは「決めるぞ!」と絶叫しアルゼンチンで担ぎ上げる。前方に落とすが桃の肩が上がる。ひめかがフィニッシュを予告しパワーボム狙い。桃がBドライバーで切り返して叩きつける。桃が蒼魔刀をぶち込むとダイビング式でも放つ。10分経過。ひめかが返すと、桃が頭部を蹴ってテキーラの構え。ひめかが至近距離からラリアット、桃がハイキックからピーチサンライズ。ひめかが返せず桃が3カウントをゲットした。
桃のコメント
「かなり攻められましたけど、5★STAR準優勝者から私がキッチリ、スリー取りましたよ。いまゴッデスタッグリーグも優勝して渡辺桃、ノリに乗ってますので、まったくしょっぱくなんかない」
◆SWA選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者> |
11分31秒 |
<王者> |
朱里 |
ビー・プレストリー |
※第6代王者のビー・プレストリーが初防衛に失敗。朱里が第7代王者となる
止まっていたSWA戦線が再び動き出した。ビー・プレストリーが新王者に就き、挑戦者はスターダムに入団した朱里。両者は10・18後楽園での8人タッグマッチで対戦し、とくに終盤ではシングルマッチのようにバチバチやり合った。ここで2人の遺恨が発生、朱里が挑戦者の形で一騎打ちが決定したのだ。10・3橫浜では岩谷麻優の赤いベルトに挑戦し敗れた朱里。赤いベルト奪取という目標が入団の決め手になっただけに、元王者のプレストリーを破り赤いベルトに再接近したいところ。プレストリーに敗れアーティスト王座を失った朱里だけに、この試合には雪辱戦の意味もある。朱里がスターダムで初めてのシングル王座奪取か、それともプレストリーが返り討ちにしてみせるのか!?
ゴングが打ち鳴らされ、両者が慎重に歩み寄る。探り合いから手四つの構えと見せかけ朱里がバックへ。グラウンドに持っていこうとするとプレストリーがかわす。朱里がタックルでコーナーに追い込む。プレストリーが拒否してブレイク。朱里のハイキックをかわす。朱里はサッカーボールキックからカバーも2カウント。朱里はヘッドロック。プレストリーが取り返す。朱里がロープに振るとプレストリーがショルダータックルで吹っ飛ばす。朱里がスリーパーにいくがロープに逃れられる。朱里がロープに追い込んで突進しニーアタック。場外に送り出すと朱里がエプロンからジャンピングニー。朱里はエプロン越しにエルボー、リングに戻るとプレストリーがドラゴンスクリュー。プレストリーが右腕を踏みつけ左脚をロープにかけて締め上げる。プレストリーが両脚をロックしチンロック。プレストリーが挑発し朱里が殴りかかっていく。朱里はニーを叩き込みコンプリートショットから腕十字。プレストリーがこらえると朱里が回転して腕を極めにいく。朱里はミドルキック。プレストリーがコーナーに追い詰め左ヒザにドロップキック。朱里がエプロンに出るとプレストリーがカカト落とし、フットスタンプをコーナーから放つ。朱里が返すと、プレストリーが蹴り足をつかんでヒザ十字固め。こらえた朱里にプランビー狙い朱里が切り返してミドルキック、プレストリーはエルボーで対抗。打撃の応酬から朱里がバッククラッカー、サッカーボールキック、DDT、腕十字、三角絞め。プレストリーがリフトアップし叩きつける。朱里のハイキックをプレストリーがブロック、キャッチしてヒールホールド、トラースキック。朱里が返すと、ラリアットをかわしてジャーマン。プレストリーが返して前蹴りからカミゴェ。朱里が止めて丸めこむとニーアタック。朱里はフィニッシュを予告もプレストリーがバックを取りプランビーを決める。しかし朱里の肩が上がる。10分経過。プレストリーが串刺しニーアタック。コーナーに乗せるとクイーンズランディング狙い。朱里が回避しハイキック。しかし2カウント止まり。朱里がスリーパーにとり複合関節技の青龍へ。プレストリーがギブアップしベルトが朱里に移動した。
朱里「ビー、負けたから言えないよね。だったら、私が代わりに言ってやるよ。ビー・プレストリー、オマエはショッパイ!」
プレストリーがノーマイクでまくし立てる。
朱里「SWAのベルトを取りました! 私はこのベルトを最高に輝かせていきたい。なので、ルールの変更を申し入れたいと思ってます。このベルトは、同じ国籍の人が試合はできない。私は父親に日本人、母親がフィリピン人。なので、ふたつの国籍を背負って試合をしていきたい。なので、防衛戦、日本国籍の人ともどんどん防衛戦をしていきたい! 以上、ありがとうございました!」
プレストリーのコメント
「今日は、(昨日のダメージで)背中と鎖骨の部分を痛めていた。SWAのベルトを守りつもりでいたけど、2日間でアーティストとSWAの2連戦ってなに? 昨日痛めたところをそのままでシングルのタイトルマッチをしなければならないなんて、現実的じゃない。私にはフェアじゃなかったわよ。ロッシー小川に大会後、文句を言ってやる。ありがとね、ふざけんな! でもこれだけは言っておくよ。シングルのベルトを落としてもビー・プレストリーがトップガイジンである事実は変わらない。朱里はまだショッパイ、渡辺桃はもっとショッパイ!」
朱里のコメント
――SWAノベルトを取って。
「ビー・プレストリーとの因縁が生まれてSWAのベルトのシングルマッチ、所属になって記念に一対一を要求して、そしていま、自分のこの手にSWAのベルトがあるっていうのは最高の気分です。ショッパイショッパイと何回も言われて、今日勝って、ビー・プレストリーにショッパイという言葉は朱里には似合わないというのがわかったんじゃないかなと思います」
――スターダムに入団した朱里だが、SWA世界王座のベルトを知っていた?
「参戦する前はまったくもって知らなかったです。でも、参戦しだして存在を知って、紫雷イオさんが最初に持ったベルト。同じ国籍の人とは試合ができないと聞いていたので、取ったら自分は日本とフィリピンのハーフなので、その国籍二つを背負ってやっていきたい。なので日本の選手ともどんどん防衛戦をやりたいと思っていたので、リングで勝ったあとは言おうと思ってました」
――ルール変更の要求は通りそう?
「う~ん、チャンピオンになったので、通ると思ってます、ハイ」
――これはあくまでも赤いベルトへの足がかり? それとも別の意味づけをしていく?
「このベルトもやっぱり自分が巻いたからには最高に輝かせていきたいと思っているのと同時に、やっぱり赤いベルトは自分のものにしたいと思っているので、ベルトを2本巻いた姿を見せたいなと思ってます」
◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者> |
20分43秒 |
<挑戦者> |
ジュリア |
小波 |
※第14代王者のジュリアが3度目の防衛に成功
白いベルトの王者ジュリアが小波を挑戦者に3度目の防衛戦。この試合で勝利すれば、5☆STAR GPで敗れた相手へのリベンジがコンプリートする。小波とのシングル戦績は過去1勝1敗。ワンダー・オブ・スターダム王座決定トーナメントの1回戦でジュリアが勝利したが、スターダムに参戦以来最大の苦戦を強いられた。2度目は小波がやり返し、ジュリアのリーグ戦に黒星をつけた。そして迎える3度目の一騎打ち。内容的にはジュリア苦戦のイメージが大きい。小波が勝てばスターダムで初めてのシングル王者となるが…。
慎重に歩を進め探り合いから手四つ。すぐに離れると小波が座ってジュリアを誘う。ジュリアが入っていくと首を取りにいくが小波が腕十字狙い。ジュリアが上になり小波から離れて距離を取る。小波が手を上げ誘うとヘッドロックに取る。ジュリアがロープに振りロープワーク。ジュリアがアームホイップからドロップキック。突進したジュリアをロープを引いて外に出すと小波はエプロン越しにアームブリーカー、スライディングキック。小波はジュリアの右肩を踏みつけ腕を引っ張り捻りあげる。さらに右腕にエルボーを落としてから蹴り上げる。ワキ固めから腕十字の構えもジュリアがロープへ。小波の突進にジュリアはヒザへのドロップキック。小波が場外に下りるとジュリアも追う。セコンド陣がリングサイドで小競り合い。小波がイスを持ち出して右腕にかけると鉄柱にぶつけていく。小波がリングに戻り胡座をかいて待つ。小波は「ジュリア」を呼ぶがジュリアは戻れず。ようやくリングに入ると小波が右肩にストンピング、右腕をロープにかけて締め上げる。ジュリアは悲鳴。小波はさらに右腕を蹴飛ばしていく。小波は余裕でジュリアを待つ。小波が接近しジュリアの右腕を再度、何度も蹴り上げる。ジュリアは悶絶。小波は右腕を踏みつけるとコーナーで待つ。ジュリアが落とすとエプロン越しに小波がスリーパー、宙吊り式首4の字固め。小波は対角線を走り2コーナーでジュリアを叩きつけていく。顔面ウォッシュからドロップキック、フロントネックチャンスリー、腕十字。ジュリアがエスケープし10分経過。小波はジュリアの顔面を蹴飛ばし張り手。ジュリアが立ち上がりカウンターのビッグブーツを「なめんなコラ!」と3連発。串刺しは小波が止めるもジュリアがネックブリーカー、ミサイルキック。ジュリアは左右の張り手からグラウンドに持っていき腕を取る。ジュリアが上になりSTFへ。しのいだ小波が腕固め。小波がバックを取るとジュリアが逃れてビッグブーツ、バックドロップ。小波が立ち上がりジャーマンでお返し。両者のハイキックが交錯しダウン。ヒザを着いた状態でエルボーの応酬、小波が誘う形でジュリアも打っていく。小波が脳天にパンチ。小波が軽く張り手の連打。ジュリアがヘッドバットを叩き込むと15分経過。ジュリアがバックを取るが小波が切り返しスリーパー。エスケープをさせず後方に投げ捨てPKで蹴り上げる、さらに巴投げから腕を取りにいく。ジュリアは蹴りをかわして小波の顔面を蹴り上げる。小波がバックを取るとジュリアが丸めこみ。ジュリアが腕を取り締め上げる。腕固めからさらに複合関節技。小波の足がなんとかロープへ。ジュリアは気合いを入れて起ち上げるとバックを取る。小波が切り返すがジュリアは強引にバックドロップ。二段蹴りから押さえ込むが小波がクリアー。ファルコンアローも小波が返す。ジュリアはフィニッシュを宣言しグロリアス狙い。小波が右腕をロックする。20分経過。ジュリアがジャンプしてシットダウンでのグロリアスドライバー。小波が返せず、ジュリアが防衛に成功した。
ジュリアのコメント
「痛え…。これはヒジ、いったわ。小波、なんか、勝ったのに、勝った気がしねえってこういうこと? 強い。しかもさあ、なんかアイツさあ、ゲンコツしてきたよね。ゲンコツって親にされたとき以来だわ。でもさすがにサブミッションもう全然強すぎる。私も得意とか言って好きは好きだけど、全然違うなと思ってレベルが。なんか勝ったけどもう一回ちゃんとやって闘わないと全然納得がいかないと思ったのが正直なところ」
――3回シングルをやっているが、初めてやったときにはスターダム参戦以来最大のピンチだったと言っていたが、今回は?
「1回目も闘ってみたときに、コイツ強いな、いつ負けるかわからないなと思ったら案の定、2度目で負けて。でもそれじゃ納得いかないから、あえて感情を引き出した上で私はしっかり勝ちたいと言ったけど、でも小波のふだん見られない姿を見た気がしたんだけど、そう思いません?」
――どういう姿?
「あの人こんなに睨み合ったり、ゲンコツしたり、アタマ叩いたり。そういうヤツなんだって。大江戸隊に入って小波の内側の部分というのが今日は見れた気がして、それだけでもひとつなんか私は指名してよかったなって思った」
――感情とはまた違うところが見えたようだったが。
「あれはわからない。どれがホンモノの小波なのかわからない。もしかしたらこれがそうなのかもしれない。ただひとつ言いたいのはいままでの小波ではなかった。相手の技を受けて受けて受けきった上で私は勝つ。感情も引き出した上で勝つ。それがやりたいと思ってて。ただ勝った気? サブミッションの面ではまったく勝てた気がしないけど、うん、誰も知らない小波が今日見れたんじゃないかなと思って、大きな収穫だなと思って。またやってみたい」
――中野との連戦から、中野も含めて5☆STAR GPで負けた相手へのリベンジをしてきた。今日達成したが、次はなに?
「さっき朱里、(ベルト)取ったよね。次がメインだから、詩美vs岩谷、どっちが勝つかわかんないけど、シングルのチャンピオンというのがスターダムには3人いる。最強を決めてみてもいいんじゃないかなというのは、ちょっと思ったかな」
――セミの試合前、来年3月3日の日本武道館が発表されたが。
「ホントだよ。なんで、セミの私の試合の前にあんなところで発表すんだよ。オシッコちびっちゃうかと思ったよ。足ブルブルだったわ。だって武道館なんて浜崎あゆみのコンサート行って以来だから。いやもうホントに、あとは、自分がデビューして3年、スターダムに来て1年経ったいま、スターダムに来てまず東京ドームに立った。でもそれは新日本さんのリング。それだけでもすごいけど、スターダムが日本武道館って、だ、大丈夫?みたいな。なんかちょっとよくわかってないですね。試合の前に急に(映像が)流れて、オシッコちびりそうになって。試合どころじゃねえよって気分になったけど、でもまずは試合に集中しないといけないし、いま終わったばっかだし、整理して考えます、そこは。パットは出てこない。夢みたいだ」
◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者> |
24分44秒 |
<王者> |
林下詩美 |
岩谷麻優 |
※第12代王者の岩谷麻優が6度目の防衛に失敗。林下詩美が第13代王者となる
仙台初のビッグマッチでメインを飾るのは岩谷麻優vs林下詩美のワールド・オブ・スターダム王座戦だ。両者の対決は詩美がデビューした18年9月の5☆STAR GP決勝戦以来。詩美はデビュー直後のシリーズで早くもシングルリーグ戦の決勝戦に進出。このときは岩谷が勝利し優勝した。そして2年後、こんどは詩美が初優勝を達成し、あらためてスターダムのアイコン岩谷に挑む。コロナ禍で不安定な防衛ロードを強いられた岩谷が今回もベルトを死守か、それとも詩美が2度目の挑戦で赤いベルトを初戴冠、スターダムに新風景を現出させるのか。詩美が勝てば、前日に防衛したゴッデスと合せて2冠王となる。
岩谷が握手の手を差し出すが詩美は動かずゴング。歩み始めると再び岩谷が握手を求め、詩美がゆっくりと応じる。手四つでの力比べから腕を取り合い岩谷がバックへ。詩美が足を取って岩谷を倒すとネックロック。首の取り合いから立ち上がり詩美がヘッドシザーズ。岩谷が脱出しロックアップ。詩美が押し込みブレイク。再び組み合うと岩谷が押し込むが詩美がショルダータックル。岩谷が腕をロックしグラウンドへ持っていく。詩美がエスケープすると、岩谷がストンピング連打、腕をロープにかけて締め上げる。岩谷は右腕を取りグラウンドへ。詩美がエスケープすると、岩谷が右腕を踏みつける。詩美がカバーを返すと、岩谷の突進にドロップキック。詩美は背後へのドロップキックからストンピング連打。岩谷を引き起こし滞空時間の長いボディースラム、キャメルクラッチ。エスケープを許さず中央に戻して締め上げる。詩美はクルックヘッドシザーズ。岩谷が逃れると、詩美は後頭部へのニードロップ。コーナーに振ると串刺しアタックから背中へのミサイルキック。岩谷が返すと、ロープにかけて背中へのドロップキック。背中へのエルボーを連打し押さえ込むが岩谷が返す。コーナーに振られた岩谷が崩れ落ちる。しかし詩美が突進するとかわしてドロップキック。10分経過。岩谷は低空ドロップキックからエプロンでパイルドライバーを放つ。リング下の詩美に岩谷がトペスイシーダ。14カウントでリングに戻すと、ミサイルキック。返した詩美に岩谷はドラゴンの構え。詩美が振りほどくが岩谷がジャーマン。詩美が返すと、岩谷はフィニッシュを予告してコーナーへ。詩美が止めて投げっぱなしジャーマン。すると詩美がエプロンでコウモリ吊り落としを敢行。エプロンでカカト落としから蹴り上げると15分経過。詩美はエプロン越しにスリーパー。強引にリングに入れるとスリーパーで絞め続ける。そのまま詩美がぶん回し、さらに絞めていく。岩谷が逃れると、詩美が引き起こしてジャーマン狙い。岩谷がもがいてロープをつかむ。しかし詩美が強引に投げっぱなしジャーマン。アルゼンチンで担ぎ上げると、岩谷がもがいてドドンパ。詩美が先に立ち上がりエルボー。岩谷もやり返すが、詩美のエルボーでダウン。詩美が起こしてコウモリ吊り落とし。岩谷が返すと、詩美はカナディアンで持ち上げる。逃れた岩谷がフブキ・ラナ。詩美が返すと、20分経過。岩谷がトラースキック、ドラゴンスープレックス。詩美が返すと岩谷がムーンサルトプレス。しかし詩美の肩が上がる。岩谷はフィニッシュを予告して二段式のドラゴン狙い。詩美が切り返してスリーパー、ネックブリーカー、フロントネックロック。岩谷の足がロープにかかる。詩美は岩谷を引き起こしバックドロップ。岩谷が返すと、詩美はアルゼンチンから前方に叩きつける。これも岩谷がクリアー。ならばと詩美が引き起こすが岩谷がスモールパッケージ。岩谷が突進すると詩美がラリアット、アルゼンチンからトーチャーラックボム、カナディアンから高く上げて旋回させBTボム。これで3カウントが入り、赤いベルトが岩谷から詩美に移動した。
詩美「岩谷麻優を破って新しい赤のチャンピオンになりました! スターダムのアイコン、そして世界の岩谷麻優は本当に強くて、タフでした。10年間の歴史の重さを感じました。私はこれからはビッグダディの娘として、さらにスターダムの新しい時代を引っ張っていくリーダーになります。私のスターダムの新しい時代の始まり、最初のこの赤の防衛戦の相手は12月20日、エディオンアリーナ大阪第一競技場でおこないたいと思います。相手には新しい時代の始まりにふさわしい強いチャレンジャーを希望します。あえてこちらからは指名しません。誰かこのベルトに挑戦したい人はいませんか」
ジュリア、朱里がベルトとともにリングイン
ジュリア「ここにスターダムのシングルのチャンピオンが3人、揃いましたね。誰が最強なのか、誰が強さのシンボルなのか、決めましょうよ。チャンピオン」
朱里「林下詩美、新チャンピオンおめでとう。このSWAのベルトとその赤いベルトを懸けて、2冠戦なんてどうかな」
ジュリア「ちょっと待った、ちょっと待った。2冠戦やるんだったらこうでしょ。赤白の2冠戦見たいですよね、諸君」
桃が割って入ってくる。
桃「おい、ちょっと待て。詩美がこの赤いベルト取ったからには、私、渡辺桃が挑戦するって決まってんだよ。詩美はゴッデス巻いて5★STARも優勝してQQとして頼もしいけど、この赤いベルトだけは気に食わねーんだよ。私に挑戦させろよ」
ジュリア「ちょっと待った! これはこれはショッパイとうわさの渡辺桃…先輩じゃないですか。復活したみたいですけど、よかったですね。いいですよ。赤いチャンピオン、指名してください。選んでください。どうぞ好きな人」
ジュリアと朱里が手を差し出す。
詩美「この3人、正直全員とやりたい。けど、初防衛戦はいままでの勝敗、1敗1分けの桃さんとやりたいです」
詩美が握手を求めるも、桃が拒否。
ジュリア「いいよ、じゃあ。あっさり決まってしまいましたが、じゃあDDM同門対決、2冠戦、いかがでしょうか」
朱里「私はジュリアちゃんが相手でも100%の力を出すのみ。よろしく」
ジュリアと朱里が握手をかわす。
詩美「まあ、決まったみたいなんで、お好きにやってください」
ジュリア「12月20日、エディオンアリーナでやりましょう。アリベデルチ、またな」
朱里「サラマポ(またな)」
2人が退場。
詩美「私たちは12月20日、エディオンアリーナ第一競技場でこの赤いベルトの初防衛戦、QQ同士で最高の試合をしましょう。2020年、このスターダムの至宝を懸けた赤いベルト戦、私と桃さんで12月20日、エディオンアリーナ第一競技場で、最高のスターダム新時代の幕開けに等しい、最高の試合をします。皆さん、楽しみにしていてください。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
詩美のコメント
「世界の岩谷麻優からこの赤いベルトを取りました。本当にタフでどこまでも強くて本当にゾンビみたいな人で心がくじけそうになりましたけど、私がスターダムの新しい時代を作るためにも、きょうこうやってベルトを取ることができました。古いベルトとこの新しいベルトがあったんですけど、私はスターダムの新しい時代を引っ張っていくリーダーとして、この新しい赤いベルトを大事にしていきたいと思います」
――次の防衛戦の相手が桃になったが?
「桃さんとはシングルはいまのところ1敗1分け、でも私が負け越してる形になります。でも、いまの私はただの林下詩美ではない。スターダムを引っ張っていく赤いベルトのチャンピオンの林下詩美なので、そう簡単には負けません。同門でも、容赦なく。私が岩谷麻優からこのベルトを取ったので、桃さんも倒して防衛したいと思っています」
――初防衛戦に大きい舞台を選んだ決意は?「エディオンアリーナ第一という大きい会場で、もちろんやるのは初めてなんですけど、新しいスターダムの始まりにふさわしい、最高の舞台なのかなと思います」
――その先には(21年3・3)武道館が決まったが?
「そうですね、今日発表がありましたように、武道館でも試合ができるということで、もちろんその舞台のメインイベント、最後の花道を歩くのはこの私、林下詩美だと思ってます。大きい舞台で林下詩美という存在のでかさを見せつけてやりたいです」
会場で観戦していた詩美の父・ビッグダディこと清志さんが祝福に登場。
清志「大変だぞ、オマエ」
詩美「頑張ります(笑)」
清志「まあ、頑張るしかない」
詩美「ありがとうございます」
清志「一年ぶりのスターダム、見に来たかいがあったよ。よかったよ」
詩美「よかったら記念に一緒に(写真を)撮ってください(笑)」