2020/12/06 試合結果

2020年12月6日 『~プロレスBARナダレシキ PRESENTS~ スターダム富山大会』

『~プロレスBARナダレシキ PRESENTS~ スターダム富山大会』
12月6日(日)ボルファートとやま(観衆270人=超満員札止め/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負

上谷沙弥

8分12秒
スター・クラッシャー→片エビ固め

白川未奈

◆タッグマッチ 15分1本勝負

中野たむ

11分8秒
大ふへん固め

飯田沙耶

○ウナギ・サヤカ

ルアカ●

◆シングルマッチ 15分1本勝負

ビー・プレストリー

15分00秒
時間切れ引き分け

舞華

◆DDMvs大江戸隊 6人タッグマッチ 30分1本勝負

ジュリア

15分59秒
アルゼンチン・バックブリーカー

刀羅ナツコ

朱里

鹿島沙希●

○ひめか

小波

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負

○林下詩美

17分38秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

岩谷麻優

渡辺桃

スターライト・キッド●

AZM

里歩

試合詳細レポート

 6年連続開催となった富山大会。オープニングには富山大会ではおなじみの“キトキトロケンローラー”寅さんが登場。前説からアコースティックライブに入り『未来のスターダム』『富山にある』を歌い上げると観衆は拍手と場内ストンピングで盛り上がった。

 続いて小坂井ゆりえリングアナもリングに上がり、2人で本日から発売されたSTARDOM公式マスクのPRと対戦カード発表から大会のオープニングを叫んだ。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

上谷沙弥

8分12秒
スター・クラッシャー→片エビ固め

白川未奈

ゴッデス王者の上谷とスターダムのニューカマーである白川のシングルマッチ。

 白川が握手を求めるが、上谷はこれを無視。ゴングが鳴るとロックアップで組み合って押し込み合いの力比べ。互角と見るや上谷がリストを取り、そのまま腕の取り合いに発展。白川がヘッドロックからドロップキックを放つが、上谷がかわして逆にドロップキックを叩き込み、ファーストアタックを奪う。

 上谷はボディスラムから低空ドロップキック、さらに鎌固めで絞り上げていく。白川が全力でギブアップを拒否すると上谷は技を解いてロープに飛びニールキックを狙うが、白川がフライングクロスチョップでカウンター。

 白川はストンピング連打からボディスラムで叩きつけ、「よっしゃ富山行くぞ~!チャンス~!」と叫んでロメロ・スペシャルで吊り上げ、下ろしてからカベルナリア。さらに引き起こしていくが、上谷は「ナメんな!」とエルボー。両者雄叫びを上げながら足を止めて正面からエルボーで打ち合っていき、打ち勝った白川がローリングエルボー。続けてロープに飛ぶが、上谷は側転+バク転でかわしてからのドロップキック。さらに突っ込んでいくが白川はフランケンシュタイナーで迎え撃ち、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが上谷がかわして逆に串刺しのジャンピングニー。続けてミサイルキックと突き刺すと、スター・クラッシャーを狙うが暴れて着地した白川がランニングネックブリーカードロップ。さらにグラウンドでのスリーパーホールドも上谷はなんとかロープへ。

 白川はバックドロップを狙うが、上谷が振り払ってバイシクルキック。白川は倒れず耐えて裏拳を叩き込むと、続けてロープに飛んで空中胴絞落とし。さらにロープに飛ぶが上谷はフライングニールキックを叩き込み、フィッシャーマンズスープレックスホールド。これを返されるとスター・クラッシャーで突き刺して3カウントを奪った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負

中野たむ

11分8秒
大ふへん固め

飯田沙耶

○ウナギ・サヤカ

ルアカ●

アーティスト王座挑戦を控える中野たむ&ウナギがSTARSの飯田&ルアカと対戦。STARS対決でもあり、STARSvsCOSMIC ANGELSでもある一戦。

 選手コールが終わった瞬間に飯田&ルアカが奇襲してゴング。2人でたむに狙いを定めてダブルのショルダータックルから飯田のスライディングバックエルボー+ルアカビッグブーツの同時攻撃。

 ルアカとたむの対面となると、ルアカがボディスラム3連発からたむをロープにくくりつけて背中へのランニングビッグブーツ。ルアカは続けて逆エビ固めに入るが、たむは“コ”の字になるまで反り上げられて苦戦しながらも自力でロープブレイク。ルアカはたむがダメージを負った腰にストンピングを連打してから飯田にタッチ。

 飯田はたむの背中にダブルハンマーを叩き込み、インディアン・デスロックからブリッジ。さらに飯田は「上げるぞオラ!」とボディスラムで叩きつけてフォールも、たむがブリッジでするりと抜け出し、ヘッドハンター。ウナギにタッチを求めるもルアカがウナギを場外に落としてカット。飯田はたむに逆水平チョップを打ち込んでいき、たむにもエルボーを要求。互いに避けずに大ぶりの一撃を受け合っていき、バチバチとした打ち合いに。飯田がマシンガンチョップからロープに飛ぶが、たむはトラースキックを発射。飯田はこれをキャッチしてダブルハンマーを落としていくが、たむは飯田にバックドロップ。加勢に来たルアカにはRKOを叩き込み、ウナギにタッチ。

 ウナギはエルボー連打で飯田をコーナーに追い込み、串刺し攻撃を狙うが飯田がこれを回避。ルアカも加勢に飛び込んでくるがウナギは2人の攻撃を誤爆させるとルアカにボディスラム。その上に飯田もボディスラムで重ね、「そいやっ!」とギロチンドロップ。さらにウナギは串刺し攻撃を狙うが、飯田がコーナーに駆け上り、コーナー上からのドラゴンスリーパー。そのままローリングネックブリーカーで叩きつけ、ルアカにタッチ。

 ルアカはウナギへショルダータックル3連打からラリアットを狙うが、ウナギはこれをキャッチして大ふへん固めも、飯田がカット。ウナギはロープに飛ぶが、ルアカがカウンターのランニングクロスボディ。そこへ飯田がミサイルキックを叩き込むアシストを見せると、ルアカがフィッシャーマンズスープレックスホールド。これもたむがカットすると、ルアカはフルネルソン式のキャメルクラッチで絞り上げていくが、これをたむがカットし、ルアカにトラースキックを叩き込むアシスト。続けてウナギがランニングビッグブートを顔面に叩き込むも飯田がカット。飯田をたむがスピンキックで排除して勝負を託すと、ウナギは雄叫びを上げ、ルアカをロープに振って旋回式スパインバスター。さらに大ふへん固めで絞り上げるとルアカは無念のギブアップ。

たむとウナギは飯田とセコンドに付いていたSTARSの面々に握手を求めるが、飯田は首を横に振って拒否。STARSの面々はそのまま飯田に付き添って去っていった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

ビー・プレストリー

15分00秒
時間切れ引き分け

舞華

SWA王者および元・赤の王者であるビーとフューチャー王者の舞華のシングルマッチ。入場後に互いにコーナーに上って観衆にアピールし、そのままコーナー上でにらみ合う。

 ゴングが鳴ると、互いに小刻みなステップで距離を詰めて手4つから腕の取り合いからヘッドロックの取り合いに。互いにロープに飛んでいき、ビーの放ったドロップキックをキャッチして舞華が逆エビ固めに入ろうとするが、ビーもアームドラッグで脱出。さらにロープに飛んでいくが、舞華がカウンターのショルダータックルでなぎ倒す。

 舞華はビーにアームブリーカーを連発し、さらに組み付いていくがビーが素早くバックを取ってスクールボーイ。慌ててキックアウトした舞華にドロップキックを叩き込んで場外に蹴り出すと、ビーは舞華を顔面から場外鉄柱やエプロンに叩きつけていき、エプロンからのダイビングフットスタンプ。これで舞華は背中に大ダメージを負う。

 ビーは「ヘ~イ!ショッパイネ~!」と舞華を罵倒しながらリングに上げると、「ヘイ、マイカ~♪」と優しく語りかけながら背中へ強烈なストンピングやエルボーを連打。さらに舞華の両腕をロープにくくりつけた上でスタンド式のキャメルクラッチ、背中への串刺しドロップキックと畳み掛け、首投げからのサーフボードストレッチ、チンロックでギブアップを迫る。舞華が足を伸ばしてブレイクすると、ビーはさらに背中へのストンピングからコーナーエルボーを連打。舞華がエルボーで反撃すると逆上したビーが舞華の顔面をコーナーでメチャクチャに踏みつけていき、さらに強烈なサッカーボールキックから背中にヒザを押し当てながらのキャメルクラッチと徹底した背骨攻め。

これも舞華がなんとかブレイクするとビーはロープに飛ぶが、舞華は風車式バックブリーカーで迎え撃ち反撃開始。舞華は払腰2連発から背負投、大外刈と投げ技連打。さらにロープに飛ぶがビーがビッグブートでカウンター。さらにコーナーに上るが、舞華がエルボーでエプロンに突き落とし、トップロープ越しのブレーンバスターを狙うが、ビーがジャンピングハイキックで振り払う。ビーは「イクゾー!」とコーナーに上っていくが、舞華は雄叫びを上げて立ち上がるとコーナーに駆け上り雪崩式ブレーンバスター。舞華は「もう一発!」と叫んでブレーンバスターを狙うが、腰に力が入らず上がりきらないところでビーがとっさの首固め。舞華はキックアウトしてビッグブートからロープに飛ぶが、ビーが飛びついて胴絞フロントネックロック。舞華があわや失神かと思われたが、舞華は恐るべきパワーでぶっこ抜いてブレーンバスター。舞華は「終わり!」と炎華落としの体勢も、ビーが背面着地してDDTで突き刺し、顔面へのトラースキックからVトリガーを宣言も、舞華がカウンターのラリアット。両者大の字に倒れ込み、ダブルダウン。

 先に起き上がった舞華はビーを山茶花で叩きつけて腕十字を狙うが、ビーがクラッチして耐えながらロープブレイク。舞華は再びラリアットを狙うが、ビーはカウンターのランニング・ニー・ハイキック。ビーはカミゴェを発射も、舞華がキャッチしてスクールボーイ。ビーのキックアウトに合わせて腕を取り、再び腕十字もビーはクラッチしながら上から潰していく。舞華がキックアウトするとビーはジャーマン・スープレックスからレッグロック・スープレックス・ホールド。さらにビーはニーパッドを下ろして串刺しVトリガーから舞華をコーナーに上げてクイーンズ・ランディングを狙うが、舞華がコーナーに捕まって耐えると宙吊りにしてチーキー・ナンドス・キック。ビーが改めて肩車で担ぎ上げ、いざクイーンズ・ランディングに入ろうとしたところでフルタイムドローのゴングが打ち鳴らされた。

 

ビー「……ツカレター!マイカー、チョット、チョット、ナイス!チョット、チョットチョットチョット、ストロング!ノー・ショッパーイ!デモ、ワタナベモモ、イチバンショッパイネー!アリガトー!」

◆DDMvs大江戸隊 6人タッグマッチ 30分1本勝負

ジュリア

15分59秒
アルゼンチン・バックブリーカー

刀羅ナツコ

朱里

鹿島沙希●

○ひめか

小波

DDMと大江戸隊の対抗戦は、ジュリア&朱里&ひめかに対し、現アーティスト・オブ・スターダム王者組のナツコ&鹿島&小波が対峙する豪華な顔ぶれ。

 ひめかと鹿島でゴングが鳴ると、ロックアップからひめかがヘッドロックに捕らえるが、鹿島も即座に髪を引っ張って脱出。ロープに飛んでいくがひめかがショルダータックル。さらにひめかがロープに走るが、ナツコが場外から足を引いて引きずり出すと全員入り乱れた場外戦へと突入。ナツコはチェーンを持ち出し、鹿島&小波は広い場内を贅沢に使いながらラフファイトを展開。村山レフリーが激怒するとナツコは「見てぇんだよ、客はこれが!」と抗議。

 場外カウント15でナツコがひめかをリングに戻すと、大江戸隊3人でひめかをロープにくくりつけ、ナツコが「写真タイムぅ~♪」とひめかの顔面を歪めてシャッターチャンスを作り出す。怒りのひめかは鹿島をショルダータックルでなぎ倒して顔面にランニングニー。朱里にタッチ。

 朱里は鹿島に串刺しジャンピングニー、座り込んだ鹿島に串刺しランニングニーを見舞い、ジュリアを呼び込んで2人でダブルのスパインバスター。さらに2人で鹿島の足を片方ずつアキレス腱固めに捕らえ、ひめかが身動きの取れない鹿島にフットスタンプ。朱里は鹿島をコーナーに振っていくが、鹿島はコーナーに飛び乗ってフランケンシュタイナーで放り捨て、顔面に貫通ビッグブートを叩き込んで小波にタッチ。

 朱里と小波の対面となると正面からバチバチのミドルキックの蹴り合いとなるが、小波が蹴り足をキャッチしてアンクルロック。朱里はニーリフトからサッカーボールキックを叩き込むと、小波もサッカーボールキックで反撃。小波は自ら座り込んで朱里にサッカーボールキックを促し、朱里も座って「来いよ!」とサッカーボールキックを要求。両者意地の張り合いからローキックの打ち合いとなり、小波が飛びつき腕十字。カットに来たジュリアは鹿島がスリーパーホールド、ひめかにはナツコがキャメルクラッチを食らわせ、小波がロープに飛ぶが朱里が追走してキックで止め、サッカーボールキック+PKを連打してジュリアにタッチ。

 ジュリアは小波の足をロープに引っ掛けると3人でトレイン攻撃を見舞い、小波の後頭部にビッグブートからスイングネックブリーカー。さらにジュリアが引き起こそうとすると小波が延髄斬りを叩き込んでナツコにタッチ。

 ナツコはジュリアをショルダータックルでなぎ倒し、起き上がるたびに何度もなぎ倒してセントーン。続けてナツコはジュリアをコーナーに振って「おまたせ!富山~!」と叫びながらのキャノンボールで押しつぶし、バックフリップから両手を広げてジュリアをエルボー合戦に誘い込む。互いに正面からゴツゴツとエルボーで打ち合っていき、打ち勝ったナツコがロープに飛んでラリアットを狙うが、これをキャッチしたジュリアが蜘蛛の巣。ナツコがなんとか自力でブレイクしようとすると、ジュリアは技を解いて顔面にケンカキック。ジュリアは「行くぞ!」とコーナーに上ってミサイルキックを突き刺し、さらにロープに飛ぶが鹿島がエプロンからハイキック。アシストを受けたナツコが鹿島とのサンドイッチキックからラリアットで叩き伏せ、ボディスラムで叩きつけてからコーナーに上ってフロッグスプラッシュを投下も、ジュリアが回避してシャイニング・ケンカキック。ジュリアは「決めるぞ!」とグロリアス・ドライバーを狙うが、ナツコが振り払ってラリアット。さらにラリアットを狙うがジュリアは死力を尽くしたカウンターのビッグブートを叩き込み、両者ダウンから両者タッチ。

 鹿島とひめかの対面となると、ロープに飛ぶ鹿島をキャッチしたひめかがシュミット式バックブリーカーで叩きつけ、急角度逆エビ固め。鹿島の身体が“コ”の字に曲がるが、鹿島はなんとか自力でロープへ。ひめかはロープ際でのランニングニーを叩き込み、朱里がエプロンからのミドルキックで追撃。さらにひめかが串刺しラリアットを狙うが、これを鹿島がかわすとナツコ&小波が飛び込んできてひめかにトレイン攻撃。さらにナツコがひめかをボディスラムで叩きつけ、鹿島がダイビングフットスタンプを投下。さらに鹿島がロープに飛ぶが、ひめかはジャンピングニーでカウンター。ここにDDMの面々がリングに揃い、ひめかのゴードバスターにジュリア&朱里が腹部への蹴り上げを合わせる合体攻撃。ここに大江戸隊も飛び込んでくるが、朱里がハイキックでナツコを撃退、朱里を小波がハイキックで撃退、ジュリアがヘッドバッドで小波を撃退とリング上は大混乱。

ひめかが鹿島にアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、鹿島が起死回生。ひめかがギリギリでキックアウトすると、再びジュリアが飛び込んできて鹿島にバックドロップを見舞うアシスト。その間にロープに飛んで力を溜めたひめかがラリアットで叩き伏せてからアルゼンチン・バックブリーカーで絞り上げると、鹿島は無念のギブアップ。

◆STARSvsクイーンズ・クエスト 6人タッグマッチ 30分1本勝負

○林下詩美

17分38秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

岩谷麻優

渡辺桃

スターライト・キッド●

AZM

里歩

新旧赤の王者を擁するSTARS+里歩vsQueens Questの対抗戦。

 3人揃って握手を求めるSTARSに対し、QQは無反応。岩谷と桃でゴングが鳴ると、ロックアップからバックの取り合い、腕の取り合いから両者クリーンブレイクし、タッチへ。

 詩美と里歩の対面となると、詩美は「里歩さん、今日も仲良くしましょう」と満面の笑みで握手を要求。里歩が突っ込んでいくと詩美はとろけそうな表情でお姫様抱っこ。里歩が暴れて脱出してクロスボディも、再び詩美は恋する乙女のような表情でお姫様抱っこ。里歩はこれ以上を怖がって下がっていき、両者タッチ。

 キッドとAZMの対面となると、互いの攻撃をかわし合いながらロープに飛ぶ目まぐるしいロープワークからアームドラッグの応酬となり互いに連続エビ固めを続けていく。これに競り勝ったAZMがヘアホイップで自軍コーナーにキッドを叩きつけ、QQ3人でキッドの顔面を踏みつけてから桃に代わる。

 桃はキッドにサッカーボールキックを3発叩き込み、「ナメんなコラ!」とヒザでロープに顔面を押し当ててから詩美にタッチ。

 詩美はボディスラム2連発からフロントネックロックで連れ帰り、AZMにタッチ。

 AZMはキッドをコーナーに振って串刺しドロップキック。さらに両手を広げて「来いよ!」とキッドにエルボーを誘い、両者エルボーの打ち合いに。キッドはロープに振られるとブーメランアタックから「一発喰らえ!」とその場飛びムーンサルト・プレスで一矢報いて里歩にタッチ。

 里歩はAZMにジャンピングニーを叩き込み、突っ込んできた詩美にはAZMを踏み台にスイングDDT。さらに突っ込んできた桃には岩谷とのダブルドロップキックを叩き込んで撃退。そしてAZMの両腕をそれぞれ岩谷と里歩が固め、その上にキッドが乗って「We are STARS!」とポーズを決める。AZMはトラースキックで攻め込んでいき、里歩にキャッチされると低空ドロップキックで反撃して桃にタッチ。

 桃は里歩に串刺しドロップキック2連発からハーフハッチスープレックスからBドライバーを狙うが、里歩が振り払って飛びつき、カサドーラ・フットスタンプ。さらに後頭部への蒼魔刀を叩き込み、岩谷にタッチ。

 岩谷はドロップキックで桃をコーナーに吹き飛ばし、さらにスクールボーイからのバカタレスライディングキック。続けてブレーンバスターを狙うが、ここにAZM、キッド、詩美、里歩と加わっていき、3vs3のブレーンバスター合戦。これはQQが競り勝ってトリプルブレーンバスターを見舞うと、桃が岩谷にチキンウイングフェイスロック。岩谷は苦戦しながらも自力でロープブレイク。

 桃は「終わり!」と叫んでテキーラ・サンライズを狙うが、振り払った岩谷がハイキック。桃も反撃のハイキックからBドライバーを狙うが、岩谷が暴れて着地すると両者正面からのエルボー合戦となり、両者髪を振り乱しながらノータイムでガツガツと打ち合っていく

桃が打ち勝ってロープに飛ぶが岩谷がカウンターのトラースキック。さらに岩谷がロープに走るが、桃がキャッチしてBドライバー。両者大の字になってダウンし、タッチへ向かう。

 詩美とキッドの対面となると、キッドは詩美のラリアットをかわしながら走っていき、コルバタでロープ際までふっ飛ばして619も、詩美がキャッチしエアレイドクラッシュを狙う。キッドは背面に組み付いて回転エビ固めで切り返し、キッチャーマンを狙うが詩美が耐えてボディスラム。詩美はキッドに串刺しバックエルボーから後頭部への低空ドロップキック。さらに「終わりだ!」とアルゼンチン・バックブリーカー狙いも、キッドが着地してコルバタを狙う。詩美はこれをキャッチして担ぎ上げてバックフリップで叩きつけ、コーナーに上って行くが、里歩が詩美にすがりついて必死の妨害。キッドは「落とすぞ!」と雪崩式アームドラッグで放り捨て、里歩がジャンピングニーで追撃。さらにキッドのバッククラッカーに岩谷がダイビングフットスタンプを合わせる合体攻撃を見舞い、キッドがダブルアームDDT。さらにSTARSの面々はQQ3人を三方向それぞれロープにもたれかからせ、里歩がAZMに、キッドが詩美に、岩谷が桃へ619の三重奏からそれぞれの相手にトリプルドロップキック。場外に飛び出していったQQ3人へ岩谷がトペ・スイシーダ。

 岩谷が詩美をリングに放り込むとキッドがコーナーに上がり、旋回式フロッグスプラッシュ。これを返されるとキッドはキッちゃんボム狙うが、キッドが詩美に飛び乗ったところで桃がハイキックでカットし蒼魔刀で追撃。さらにAZMがダイビングフットスタンプで追撃し、詩美がロープに飛んでラリアット。キッドは横回転の錐揉みで吹っ飛んでいく。

 詩美がフォールに入ると里歩がカットすると、桃が里歩にドロップキック、岩谷が桃にトラースキック。AZMが岩谷にハイキックと全員入り乱れ、詩美はうつ伏せのキッドをぶっこ抜いてジャーマン狙う。これをキッドが腰投げ切り返してウラカン・ラナ。これをAZMにカットされるとキッドはロープに飛ぶが、桃&AZMが飛び込んできて3D。詩美がエアレイドクラッシュで叩きつけ、うつ伏せのキッドをぶっこ抜いて振り回しながらのジャーマン・スープレックス・ホールドで3カウント。

 

詩美「富山大会、Queens Questが勝ちました~!最近は、桃さんばっかりフォール取ってるから、今日は私が意地で勝たせてもらいました。私と桃さん、組まれてますね。東京で2試合。そこで私が勝って、1220日、大阪大会での勢いをつけたいと思います。ということで、今日は私達が勝ったのでQueens Questが締めさせていただいてもいいですか?!皆さん是非ご起立ください!みんな、締め方は大丈夫ですか?(※観衆が拍手で応える)富山の皆さん、今日はスターダム、お楽しみいただけたでしょうか?(※観衆が拍手で応える)これからもQueens Questが明るいスターダムを作っていきますので、皆さん楽しみにしていてください!今を信じて明日に輝け!誰を信じるかは自分で決めろ!Bow down to the Queens!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

Queens Quest

詩美「はい、富山大会、見事私達Queens Questが勝利して、最後は私が3キッチリ決めさせてもらって、1220日、そしてその前の東京での前哨戦に向けてもいい勢いが付けられたと思います。このまま前哨戦、タイトルマッチ、全て私が勝って、良い年越しをしたいと思います!」

桃「ふーん。今日勝っただけだから調子いいけど、私のほうが最近は絶好調なんで。仲間で申し訳ないけど」

詩美「私はいつも絶好調ですけどね?(笑)ありがとうございました!」

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