『Go to BUDOKAN! STARDOM Valentine Special Day-2』
2月14日(日)後楽園ホール(観衆579人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ゴキゲンです☆ |
4分21秒 |
レディ・C |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
5分44秒 |
ルアカ |
◆DDMvs大江戸隊 タッグマッチ 15分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
10分30秒 |
朱里 |
○鹿島沙希 |
なつぽい● |
◆ウナギ・カブキ7番勝負~第三戦~ 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分54秒 |
ウナギ・サヤカ |
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○AZM |
11分6秒 |
スターライト・キッド |
星月芽依 |
飯田沙耶● |
◆スペシャル4WAYバトル 20分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
14分3秒 |
林下詩美 |
※もう二人はジュリア、中野たむ
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者組> |
21分46秒 |
<王者組> |
舞華 |
ビー・プレストリー● |
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○ひめか |
小波 |
※第19代王者組のビー・プレストリー&小波が2度目の防衛に失敗。舞華&ひめかが第20代王者組となる。
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ゴキゲンです☆ |
4分21秒 |
レディ・C |
前日の2・13後楽園では3WAYイリミネーションマッチでタッグを組んだゴキゲンです☆とレディ・Cがシングルで対戦。前日はレディがフォールを取られチームが敗退、今回は一騎打ちで争うことになった。前日、レディはゴキゲンとともに「デース!」「デース!」と連呼していたが、敵味方に分かれる今回は…?
ゴキゲンから「よろしくでーす」と手を差し出しレディが応じる。ゴングが鳴るとゴキゲンは四方にアピール。終わるのを待ってレディが手を上げて誘う。足を踏んだゴキゲンがヒザを着いたレディを誘い手を上げるがちょうど良い距離感に。しかしゴキゲンがレディの腕を取りロープ渡りに誘いアームホイップ。しかし、レディがショルダータックルで吹っ飛ばし逆片エビ固め。ゴキゲンがエスケープすると、レディがエルボー。ゴキゲンがやり返そうとするが額をつかまれ届かない。ゴキゲンが突進するたびにレディがビッグブーツ。倒されたゴキゲンが串刺しをかわす。ゴキゲンが突進するたびにレディがビッグブーツ。レディはビッグブーツで吹っ飛ばしカバー。ゴキゲンが返すとレディは河津落としからチョークスラム狙い。ゴキゲンがかわすと丸め込みの連続。ゴキゲンの突進にレディはビッグブーツ。ギリギリで返したゴキゲンにレディは「こんどこそ決めるぞ!」と叫んでビッグブーツ狙い。しかしゴキゲンが丸め込むとレディが返せず3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
5分44秒 |
ルアカ |
クイーンズクエストの渡辺桃とSTARSのルアカがシングルマッチ。このところ大きく成長の跡を見せているルアカがどこまで桃の牙城に迫れるか。
ルアカが手を差し出すが桃は握手に応じずゴング。ロックアップで組み合い、まずは力比べ。桃が押し込むがすぐにルアカが反転してラリアット。桃がかわしてヘッドロック。ルアカがヘッドシザーズも桃が脱出。ルアカはショルダータックルで吹っ飛ばし、串刺しショルダータックル。2発目は桃が読んでおりドロップキック。桃はルアカをロープに追い込み顔面を踏みつける。コーナーに振ると串刺しドロップキックを連発。ルアカが返すと桃はミドルキックの連打。ルアカがこらえてキャッチも桃がかわしてミドルでダウンさせる。ルアカはフライングクロスボディー。桃が返すと、ルアカはボディースラム狙い。桃がこらえるとルアカはバックブリーカーに切り替えフェースロックにとらえる。桃がエスケープするとルアカは中央にもっていきボディースラムの連発。桃が返すと、ルアカがビッグブーツ。桃がかわしてミドルキック連打。ルアカが「こい!」と受けて立ちラリアット。桃がかわしてマットに叩きつけるとPKを打ち込む。桃はバックを取るがルアカが切り返してコンプリートショット、ビッグブーツ。ルアカは桃を引き起こし、フィッシャーマンを決める。しかし、桃が返してみせる。ルアカはフィニッシュを宣言しもう一発狙い。桃がかわしてハイキック。ルアカが返すと、桃はチキンウイングフェースロック。胴締めに移行するとルアカがギブアップ、桃の勝利となった。
◆DDMvs大江戸隊 タッグマッチ 15分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
10分30秒 |
朱里 |
○鹿島沙希 |
なつぽい● |
ドンナ・デル・モンドの朱里&なつぽい組と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希組がタッグで対戦。前日の後楽園では朱里がSAW世界王座を防衛し、大江戸隊の小波を3・3武道館での挑戦者に指名した。朱里は愛弟子・小波とのスターダムでの再会に重きを置いているようだが、現在、小波は大江戸隊の一員。タイトルマッチでは技術がぶつかり合う真っ向勝負が期待されるものの、朱里の知らない小波でくる可能性もあるだけに、王者にとっては大江戸隊の闘い方を改めて確認しておきたい試合だろう。
ナツコは昨日に続き鉄パイプを持って入場。なつぽいが先発を買って出て鹿島を指名。ロックアップから腕の取り合いとなり鹿島がヘッドロック。なつぽいがロープに振ると鹿島がアームホイップ、なつぽいもやり返す。鹿島が突進するとなつぽいが蹴りを入れる。ロープに振ろうとするがナツコが乱入し連係攻撃で攻めていく。なつぽいが返すと、鹿島は髪を束ねてマットに叩きつける。鹿島はマットに叩きつけてヒザでカバー。ナツコがなつぽいとエルボーの打ち合い。ナツコがヘアーホイップから顔面ウォッシュ。なつぽいが飛びつくとナツコがヒップドロップ。なつぽいがかわしてドロップキック。朱里がナツコにミドルの連打。鹿島が乱入するが朱里がかいくぐり2人にミドルの連打を浴びせていく。朱里はナツコにドロップキック、スタンディングダイビングギロチン。腕十字狙いから腕固めに移行、ナツコがエスケープ。朱里がナツコのエルボーを受けて立つ。エルボーの打ち合いから朱里がミドルキック、ナツコがスピア。鹿島が朱里の顔面にビッグブーツ。朱里がサッカーボールキックも鹿島が返す。なつぽいが鹿島にドロップキック4連打、ダイビングボディーアタック、スイングネックブリーカー。鹿島が返すと、なつぽいはエルボー連打。鹿島がロープからフェースクラッシャー、顔面をかきむしりコーナーに追い込むとナツコが突進、交互に串刺しアタックを見舞い、鹿島がダブルアームスープレックス。ナツコがフロッグスプラッシュ、鹿島がダイビングフットスタンプ。さらに鹿島がダブルアーム式フェースバスターも2カウント。鹿島はマイエンブレムを狙うがなつぽいがかわす。鹿島がコーナーに突進もかわされる。なつぽいが朱里のアシストを得て丸め込む。返されるとバックを取ってジャーマン。しかしナツコのカットが間に合う。なつぽいは側宙プレスへ。鹿島がかわして丸め込むが2カウント。鹿島のビッグブーツをなつぽいがかわし、朱里のミドルからなつぽいがジャックナイフ。朱里がハイキックでナツコを排除、なつぽいがハイキックも鹿島が起死回生。なつぽいが返せず、鹿島が3カウントを奪ってみせた。
◆ウナギ・カブキ7番勝負~第三戦~ 15分1本勝負 |
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岩谷麻優 |
12分54秒 |
ウナギ・サヤカ |
ウナギ・サヤカがジュリア、AZMに続く7番勝負の第3戦。相手はスターダムのアイコン岩谷麻優だ。前日は岩谷がMarvelousの門倉凜と組んで中野たむ&ウナギ組と対戦。最後はウナギが岩谷のドドンパにフォール負けを喫した。ジュリアには同じ技で連敗しているだけに、その再現は食い止めたい。それどころか岩谷からの金星も狙いたいところ。初のシングルマッチでどこまでアイコンに迫れるか、ウナギにとっては正念場だ。
コールが終わった瞬間にウナギが奇襲攻撃を岩谷に仕掛ける。岩谷はバックキックでウナギを倒し動きを止める。ウナギを引き起こすとロープに固定。中央に持っていくとフェースバスター、サッカーボールキック。岩谷は足蹴りの連続から腕を取りにいく。ウナギがエスケープすると、岩谷は軽くミドルキック。右腕をロックしサポーターを外して締め上げる。岩谷はローキックから顔面を冷酷に蹴飛ばしていくと、さらにリング下に蹴落とす。14カウントでウナギが生還。岩谷のサッカーボールキックにウナギが悶絶。岩谷の蹴りはなおも続く。腕をロックすると岩谷はグラウンドへ。悲鳴を上げたウナギがなんとかエスケープ。岩谷は右腕を踏みつけ、蹴り上げる。再びリング下にウナギを蹴落とす。ウナギが戻ると、岩谷がダッシュ。受け止めたウナギがマットに叩きつける。岩谷が返すと、ウナギが大ふへん固め。岩谷が反転しバックキック、エルボー。ウナギはハイキックをキャッチも2発目でダウン。岩谷が低空ドロップキック、場外へプランチャ狙い。ウナギが戻ってコーナー上の岩谷を落とす。ウナギはランニングギロチン。岩谷がかわして、ロープに固定すると、背中にドロップキック。コーナーに上がると、ダイビングフットスタンプを投下。しかしウナギがクリアーに成功。岩谷はもう一発を予告。ウナギがフロッグスプラッシュをかわして、カカト落とし。10分経過。ウナギがコーナーに上がりマッドスプラッシュ。しかし岩谷がかわしてみせる。岩谷がエルボー、ウナギのエルボーに仁王立ち。エルボーの打ち合い。岩谷がウナギの連打を受けて立ち、張り手をぶち込む。打撃の連打でウナギがダウン。岩谷はウナギを引き起こすと、ツームストーンの体勢。ウナギが切り返すと大ふへん固め。残り3分。岩谷が逃れてエルボー、ためにためてのツームストーンパイルドライバー。岩谷はウナギを引き起こし一気にドラゴンスープレックス。3カウントが入り岩谷がウナギをフォールした。
岩谷のコメント
「楽勝ですよ。強いて言うなら自分がフロッグスプラッシュで自爆したところぐらい。自爆しちゃって、ちょっとペースもっていかれそうに…もなってないかな。でも、自分のキツイ攻めに耐えた。頑張って耐えてた。やってて昔の自分と試合している感じですね。これがいい経験になって、彼女が成長して数年後が楽しみだなと思いましたね。でも、いまは別に眼中にないですし、自分が負けるなんて一切も思わなかったしね。でも、よかったんじゃないかな」
――昔の自分に似てるとはどこらへんが?
「やられっぱなしの。すぐスタミナ切れちゃって。すごく似てましたね」
――途中、ロープに追い込んでの張り手は怒っていたようにも見えたが?
「いや、怒ってはないですけどね。普通に攻めただけで」
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○AZM |
11分6秒 |
スターライト・キッド |
星月芽依 |
飯田沙耶● |
前日の門倉凜に続き、この日もMarvelousから星月芽依が参戦。星月は昨年9・28後楽園でスターダムに初参戦し、AZMからフォール勝ちをおさめ、試合後にはタッグ結成を要求した。が、AZMは星月とのハイスピード王座戦を優先、ベルト防衛に成功し、今回星月の希望通りにタッグが組まれることとなった。相手はスターライト・キッド&飯田沙耶のSTARS。AZMとキッドは前日のセミ、メインでタイトル挑戦。そして今回はタッグで再びライバル対決となる。また、パワーの飯田と星月の初遭遇にも注目だ。
星月がQQのマスクを持参しAZMと記念撮影、そのマスクを抱きしめる。星月が相手と握手をかわすとAZMも2人と握手。キッドと星月が飛び出しハイスピードなロープワークを展開。キッドがアムームホイップも星月がグラウンド。すぐにキッドが切り返し控えのAZMをリング下に落とすと自軍コーナーに星月を連行する。キッドと飯田が合体し次々と串刺し攻撃。AZMが突進し飯田の足をすくって星月をアシスト。星月は飯田にフライングメイヤー連発。ロープの反動を利用して倒すとフェイントをかけて張り手を見舞う。AZMが飯田にボディースラム。AZMが飯田の脚を取り星月がロープ間を走ってフットスタンプの連続。AZMが飯田の背中を踏みつける。星月が飯田を自軍コーナーで捕獲しAZMとともに攻めていく。星月が飯田にドロップキック。エルボーを打って飯田にも打たせる。飯田が逆水平にいくと星月がかわして蹴り倒しエプロンを挟んでドロップキック。飯田がカウンターのダブルチョップ。キッドが星月にサブミッション。AZMがカットし、ダブルを要請。キッドがドロップキックをかわすとまとめてその場跳びムーンサルトプレス。キッドは星月とコーナーの振り合い。星月が飛びついて丸め込む。キッドの打撃をかわしまくって星月がドロップキック。AZMがキッドにミサイルキック。キッドとAZMでエルボーの打ち合い。キッドが連打を浴びせ、スイングネックブリーカー。飯田がAZMにショルダータックル、逆水平の乱打。AZMがかわして飛びつくが飯田が受け止めマットに叩きつける。飯田とキッドがAZMに合体フェースクラッシャー。しかし星月がカットに成功。飯田がドロップキックからAZMに変型ネックブリーカー狙い。星月が阻止してデッドリードライブ。AZMはダイビングフットスタンプ投下も飯田が返す。AZMが星月を呼び込みダブルのドロップキックをエプロン、リング内で放つ。AZMはすぐに飯田に腕固めもキッドがカット。10分経過。AZMが飯田にジャーマン狙い。飯田がハイキックをかわすがAZMが丸め込みの連続。星月がカットしAZMが丸め込む。飯田がブレーンバスターを狙うがAZMがあずみ寿司。3カウントが入りAZMの勝利となった。
AZM「芽依ちゃん、今日は、スターダム参戦してくれてありがとう! でもお客さん、まだまだ星月さんみたいですよね! 1回とは言わずこれから何回でも組みましょう」
星月「仲良くいきましょう! めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございます。(握手を交わして)またお願いします」
AZM&星月のコメント
――星月は9月にスターダム初参戦し、AZMとのタッグを希望。ハイスピード王座に挑戦し、今回初めてタッグが実現。やっと組めた感じ?
星月「ハイ、メチャメチャうれしかったです。カード教えてもらったときからワクワクドキドキで。今日は伝えたかったです」
――入場の時に星月も(クイーンズクエストの)マスクを持ってきたが。
AZM「そうなんですよ。でも今日ちょっと間に合わなくて、自分の昔のマスクを被ってもらったんですけど、でも次またね、組むから、そのときは芽依ちゃんのマスクを作ってもらって、被りましょう、いっしょに」
星月「お願いします。メチャメチャ楽しかったです」
AZM「アハハ」
――星月はAZMとはタイトルを懸けて闘うよりもタッグの方がいい?
星月「ハイ!」
AZM「え、ホントですか? ホントですか? 予想外だった(笑)」
星月「ハハハ」
――なぜタッグの方がいい?
星月「もうずっと決めてたんですよ。初めて、まだプロレスラーになってないときに、練習生のときに、スターダムを見に来たときに、AZMさんがやってまして、それ見てからずっとAZMさんと絶対タッグ組みたいって思ってました」
AZM「初耳」
――知らなかった?
AZM「知らなかった。ホントにいま初めて知りました」
星月「ありがとうございました」
AZM「ハイ」
――Marvelousの星月にとってスターダムとはどういう団体?
星月「スターダムさんはすごい空中殺法とか、けっこう飛び技をやる選手が多いので、自分はもちろん飛び技も練習したらできます、でもやっぱり自分のなかではドロップキックが一番必殺技だと思っているので、そうですね、技がすごいです(笑)」
AZM「まあね、スターダムといわずMarvelousさんでもね、他団体でもいろんなところでこれからタッグを組んでいきましょう」
星月「ハイ、お願いします」
AZM「お願いします」
◆スペシャル4WAYバトル 20分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
14分3秒 |
林下詩美 |
※もう二人はジュリア、中野たむ
3・3武道館でおこなわれる注目の2試合。林下詩美vs上谷沙弥のワールド・オブ・スターダム王座戦と、ジュリアvs中野たむの敗者髪切りマッチ。この試合の前哨戦がまとめて4WAYマッチとしておこなわれる。詩美と上谷、ジュリアと中野、それぞれがそれぞれの相手しか視界に入らない状況で、どんな駆け引きが展開されるのか?
詩美以外が歩を進めると上谷が「なめんじゃねえよ」とコーナーの詩美にドロップキック。中野とジュリアがエルボーを打ち合いジュリアがビッグブーツ。中野が突進するとジュリアがビッグブーツ。場外に中野が落ちるとリング下でやり合っていた上谷と詩美がカムバック。上谷が詩美にボディースラム、ジュリアがカバーをカットする。ジュリアが上谷に向かっていくと詩美をジュリアが場外に落とす。ジュリアは上谷にブレーンバスター狙い。上谷が阻止してドロップキック。上谷はジュリアに突進も、ミサイルキックを食らう。上谷が返すと、ジュリアが中野のバックキックを食らう。中野は上谷にRKO。詩美がジュリアにエルボー連打、ジュリアは詩美にDDT。詩美がネックブリーカーをかわしてアルゼンチン、そこは中野がトラースキック。上谷が詩美と合体も、中野がかわすとまとめてDDT。中野が上谷にエルボーも詩美と上谷が合体しドロップキックの挟み撃ち。上谷が詩美に突進、詩美がかわすが上谷がスタークラッシャーを狙う。詩美が切り返してカナディアンバックブリーカーから担ぎ上げる。上谷が切り返しに成功も詩美がカウンターのエルボー。詩美はコウモリ吊り落とし。しかしジュリアと中野がカットする。詩美が中野とジュリアにまとめて串刺しエルボーから背中へのドロップキック。詩美が2人にエルボー連打もジュリアと中野がカウンターでビッグブーツ。中野がジュリアにドラゴンスリーパー。ジュリアが担ぎ上げるが中野がバックを取る。ジュリアが飛びつくと変型卍固め。中野がドラゴンスリーパーでジュリアを宙吊りに。場外に落ちたジュリアに中野はプランチャ。詩美も食らうが上谷はよける。上谷がエプロンからムーンサルトアタック。上谷は詩美を戻してミサイルキック、オーバーヘッドキック。詩美がスリーパーに取るとネックロックへ移行。アルゼンチンで担ぎ上げ旋回。上谷が切り返すとニールキック。10分経過。上谷がノーザンも2カウント。上谷はフィニッシュを宣言しスタークラッシャー。しかし中野がカットする。ジュリアが中野にビッグブーツ、中野がスピンキック。4人がダウン。中野とジュリアが顔面を張り合う。立ち上がっても張り合い、ジュリアの突進を中野が止めてジャーマンへ。ジュリアが返すと、中野がタイガーの構え。ジュリアが回避しバックドロップ。しかし上谷がカットする。上谷はジュリアへ向けてコーナーへ。しかしジュリアが追いつきコーナーへ。中野も加わり中野のパワーボムとジュリアのブレーンバスターが合体。上谷が叩きつけられる。すると詩美が中野にジャーマン、上谷が詩美にスワンダイブから飛びついてフランケンから押さえ込む。最後は上谷が詩美から3カウントを奪った。試合が決まってもジュリアと中野がやり合う。
上谷「チャンピオンからスリー取りました! 私がすべてをひっくり返す! そして、3月3日。武道館で必ず、林下詩美からスリーとって赤いベルトのチャンピオンになります!」
林下「チャレンジャーからスリー取られちゃった。上谷、きょうの借りは3月3日、日本武道館で何百倍して返してやるから。スターダムの最高峰のベルトをかけて、上谷との防衛戦、楽しみにしている。覚悟しとけよ」
ジュリア「オマエが丸坊主になるまで2週間ちょっとだ。昨日、(白いベルトを)防衛したから防衛戦にしようと思います。日本武道館。そこで、わたしはこの試合をスターダムの、いや女子プロレス史上ヤベェ試合にしてやるんで。見にこいよ」
たむ「ジュリア、わたしはもう覚悟はできてる。だから、いまはなにも言うことはない。ただ、髪切りだけがこの試合で先行している。ほかの試合よりも、ヤベェ試合にする自信がある。ほかのどのカードにも負けない、ジュリア、あなたにも絶対に負けない」
ジュリア「望むところだよ」
上谷のコメント
「今日、林下詩美から自分の手でスリー取りました。赤いベルトに挑戦するにあたって、お客さん、選手、いろんな人から不満があるかもしれません。ですが、そんなの気にせず自分一人の力でスターダムの頂点に私が立って、3月3日、日本武道館で必ず詩美さんからスリー取ります」
――今日フィニッシュに出した技は?
「スワンダイブからの飛びつきフランケンの丸め込みなんですけど、これは自分にしかできない技で、相手の隙を狙った技なんですけど、たぶん詩美さんは余裕こいてたと思うんです。そこを狙って私が取りました」
――詩美選手から楽しみにしてるよという言葉を初めて引き出したが?
「まあ、振り向いてくれたことに関しては素直にうれしいですけど、私は詩美さんに認めてもらうことよりも、詩美さんを超える、そして赤いベルトを取ることを目標にやっているので、別に関係ないです」
――今日の詩美からの3カウントは狙っていた?
「もちろんです。4WAYで白いベルトの挑戦者と王者がいましたけど、私は詩美さんからしか狙ってなかったので、最初からいきました」
◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<挑戦者組> |
21分46秒 |
<王者組> |
舞華 |
ビー・プレストリー● |
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○ひめか |
小波 |
※第19代王者組のビー・プレストリー&小波が2度目の防衛に失敗。舞華&ひめかが第20代王者組となる。
後楽園2DAYSの最後を飾るのは、ゴッデス・オブ・スターダム王座戦。王者が大江戸隊のビー・プレストリー&小波組で、ドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか組の挑戦を受ける。昨年度最終戦でベルトを奪った王者はこれが2度目の防衛戦。前回の1・30高田馬場では、ひめか&なつぽい組を退けており、ひめかの執拗な要求から再挑戦を受けることになった。ひめかには3度目のゴッデス挑戦で、舞華とのタッグでは昨年10月以来2度目となる。スターダム参戦以来、未戴冠のひめかには悲願のベルトだが、朱里とのSWA世界王座戦が決まった小波には2冠王のチャンス到来でもある。勝って3・3武道館に乗り込むのは、いったいどのチームか!?
王者組は大江戸隊全員がリングに上がりナツコが鉄パイプ、鹿島がイスを持参。4人揃った中央では小波とプレストリーがベルトを掲げる。小波と舞華の先発でゴング。慎重に歩を進め小波が座り込む。舞華を誘うとグラウンドに持っていく。小波がネックロックからヘッドロック、サッカーボールキック。PKは舞華がかわしてショルダータックル、ひめかが入りクローズラインも小波がかわしてプレストリーがドロップキック、小波と競演しDDMを場外に送り出す。場外で小波が舞華、プレストリーがひめかを攻撃。プレストリーが舞華にビッグブーツの連打。小波が戻りリング中央で胡座をかく。舞華が戻ってくると小波が腹部、背中にストンピング連打。プレストリーが舞華へストレッチプラム式にサブミッションを仕掛ける。プレストリーが舞華の左腕を踏みつけて攻撃。舞華が悲鳴を上げる。小波が舞華の腕を蹴り上げ腕十字へ。舞華の足がロープに届く。しかしロープ際で大江戸隊がダブルで攻撃。プレストリーが舞華の左腕をロープに括り付けて攻めていく。プレストリーが突進すると舞華がキャッチしバックブリーカー。ひめかがプレストリーにショルダータックル。小波が入ると2人に次々とショルダータックル。2人まとめてコーナーに追い詰めショルダータックル、さらにまとめてアルゼンチンで担いでみせる。しかし、しのいだプレストリーがミサイルキック、小波がニーアタック、スライディングキック。ひめかはカウンターでニーアタック。舞華が小波に柔道投げの連続。小波が返すと、舞華がビッグブーツ。ラリアットをかわした小波が舞華にネックロック。10分経過。舞華がリフトアップしブレーンバスター狙い。小波がこらえてグラウンドに持っていく。それでも舞華が持ち上げてコーナーに叩きつける。小波はぶら下がり式でヘッドシザーズ。コーナーに上がると舞華が追いつき、エルボーを打ち合う。舞華が雪崩式ブレーンバスターを敢行。小波が返すとアームロック。ひめかがカットするがプレストリーが場外に連行。小波はフェースロックで舞華を追い込む。舞華がエスケープすると、小波はバックへ。舞華が切り返すも小波がエルボー。舞華も応戦しエルボー合戦に。小波が飛びついて腕固めも、ひめかがすぐにカットする。舞華が小波にラリアット。小波がカウンターで延髄斬り。プレストリーがひめかと打撃をかわし合う。プレストリーがニーアタック、ひめかもやり返す。ひめかが逆片エビ固めもプレストリーがエスケープ。15分経過。ひめかが背中にニーアタック。小波とプレストリーが延髄斬りの挟み撃ち。小波がイスを振りかざすがカットされる。ひめかが小波を場外の大江戸隊に投げ捨て舞華とラリアットの挟み撃ちをプレストリーに見舞う。ひめかはプレストリーを起こすがエルボーを食らう。ひめかがこらえてやり返していく。エルボーの打ち合いからひめかがカウンターでラリアットをぶち込む。舞華がプレストリーを起こして大外刈り、ひめかと合体しファンタスティックフリップ投下。しかしプレストリーの足がロープに届く。ひめかはフィニッシュを宣言しアルゼンチンから前方にたたき落とす。プレストリーが返すと、ひめかはコーナーに振って後方からラリアット、コーナーに乗せて中央でパワーボム。しかしリング下からレフェリーが足を引かれる。大江戸隊が乱入し場外で攻撃、プレストリーがエプロンからトペコンで飛ぶ。ひめかがリングに戻されプレストリーのバックドロップ、小波のラリアットが合体。20分経過。プレストリーがトラースキックもひめかが返す。プレストリーがひめかを引き起こしカミゴェ。しかし舞華のカットが間に合う。ナツコがレフェリーにクレーム。プレストリーはひめかを起こしてプランビー。ギリギリでひめかが返すと、プレストリーがニーパットをハズしてカミゴェ、ひめかがキャッチし丸め込むと3カウントが入った。
ひめか「舞ひめタッグがついに、ついに…ついに! ゴッテス巻いたぞー! 日本武道館、わたしたち2人はチャンピオンとして出たい」
ナツコ「その話、ウチらがのってやるよ! だいたいさ、ずっと思ってたんだけど、ひめか。オマエがスターダムにきた理由も中途半端。DDMでやってる肉体改造? オマエだけ中途半端。だよなぁ! こないだのタッグの試合も、1回負けたくらいで相方すぐ“ぽい”しちゃって。それに比べて…私が反則で負けてもイヤな顔せずについてきてくれる。それに私は沙希が負けても恥ずかしいとは思わない。オマエはどうだ? ひめか。恥ずかしいと思っただろ? タッグに対する思いも中途半端だなぁ! 日本武道館、どっちのタッグの絆が強いか試してみようか! 忘れてたわ、すまん。ビーちゃん、言うことあったよね。こんなときにウチだって言いたくねぇけどよ! ビーちゃんいつものやってあげて!」
ビー「ホントウショッパイネ! フフッ。デモ、ワタナベモモが、イチバンショッパーイ!」
ひめか「黙れ黙れ黙れ! オイ、大江戸隊、懲りずにまたきたな。オイ、肉体改造の件はテメェらには一番言われたくねぇよ。3月3日、日本武道館。その挑戦受けてやるよ。なつぽい、朱里、ジュリア。舞華。そしてひめか。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンドだ。デカイは強い、デカイは正義。そしてデカイはカワイイ。またな!」
舞華&ひめかのコメント
舞華「舞ひめが、この念願だったゴッデスのベルトを奪うことができました。どうなることかと思ったけど、ひめかを信じて、最後まで闘い抜くことができたと思う」
ひめか「本当に、ホントにホントにホントにホントに、うれしい! うれしい! デカいヤツの倒し方はこのデカい私が一番わかってる。スターダムに来てベルトが取れて、本当にうれしい…」
舞華「これからがスタートなんで、DDM今年こそベルト総取り、必ずこの夢を私たちDDMで叶えてみせるよ」
ひめか「そして3・3、豚モヤシ。私らが豚モヤシに負けるわけないよ。肉体改造? 3・3までにやってやるよ。DDMをなめんなよ」
――最後はまさかの丸め込み。あれは狙っていたのか、とっさに出たのか?
ひめか「自分が、でっかい自分自身の弱点が丸め込みってこともあって、もし自分が本当に危ないときは出そうとはずっと思ってましたので。まあ狙ってというのは言い方が違うかもしれないですけど、とっさに出た判断があたったということですね」