『New century 2021 in SHINKIBA』
3月13日(土)新木場1stRING(観衆145人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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AZM |
4分23秒 |
レディ・C |
※もう一人は上谷沙弥
◆DDMvsSTARS タッグマッチ 15分1本勝負 |
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舞華 |
7分9秒 |
ゴキゲンです☆● |
○ひめか |
羽南 |
◆COSMIC ANGELSvsDDM 6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
15分00秒 |
ジュリア |
ウナギ・サヤカ |
朱里 |
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白川未奈 |
なつぽい |
◆QQvs大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ビー・プレストリー |
13分9秒 |
林下詩美 |
小波 |
渡辺桃● |
◆STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
16分23秒 |
岩谷麻優 |
鹿島沙希 |
スターライト・キッド |
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○琉悪夏 |
飯田沙耶● |
試合詳細レポート
◆3WAYバトル 15分1本勝負 |
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AZM |
4分23秒 |
レディ・C |
※もう一人は上谷沙弥
AZMvs上谷沙弥vsレディ・Cの3WAYマッチ。AZMと上谷はクイーンズクエストの同門対決。そこに割って入るのがレディ・C、上谷との大型対決にも“未来のスターダム”への期待がかかる。もちろんAZMも“未来のスターダム”。ハイスピード王座こそ失ったが、それだけに今後なにをターゲットにしていくのか、注目だ。
QQの上谷を詩美が、AZMを桃が迎え入れる。3人が歩を進めると上谷とAZMのみが握手をかわしてゴング。QQが共闘し、レディにダブルのスライディングキックで場外に送り出す。AZMは上谷を振ると見せかけ丸め込み。AZMが上谷にキックをぶち込むとレディが割って入りAZMにショルダータックル、上谷、AZMにビッグブーツを食らわす。AZMが返すと、レディが河津落としの構え。AZMが切り返して腕固めに取る。AZMが串刺しドロップキックからカバーするがレディが返す。AZMがコーナーに上がると上谷が入ってインディアンデスロックの体勢。そこにAZMが入って上谷に卍固め。脚を極められたレディがロープに逃れる。レディと上谷がAZMにビッグブーツの競演。上谷がレディをかいくぐりロープに追い込む。レディがエルボーを打つと上谷も応戦。レディの連打を上谷が受けるとニールキック。レディがカウンターのビッグブーツから河津落とし。カバーに入るとAZMがまとめてダイビングフットスタンプ。AZMが上谷のスワンダイブを阻止してレディを丸め込むと3カウントが入った。
◆DDMvsSTARS タッグマッチ 15分1本勝負 |
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舞華 |
7分9秒 |
ゴキゲンです☆● |
○ひめか |
羽南 |
舞華&ひめかのゴッデス・オブ・スターダム王者チームがSTARSのゴキゲンです☆&羽南組とタッグで対戦。舞華&ひめかは翌日の3・14新宿で、白川未奈&ウナギ・サヤカ組の挑戦を受けるゴッデス王座防衛戦が控えている。それだけにコンビネーションを整えておきたい試合だろう。一方のSTARSには家庭の事情で欠場していた羽南が復帰。琉悪夏離脱で戦力低下のSTARSには待望のカムバックだ。タッグリーグで急成長の後を見せた羽南にブランクは影響するか。まずはこの試合から試合勘を取り戻したい。
ゴキゲン組が握手を求めるもDDMは応じず、自分たちで「よろしくでーす」と握手をかわす。先発は羽南と舞華でグラウンドの攻防。羽南が上になるが舞華がすぐに反転。羽南が首を取って後方に回る。羽南がヘッドロックも舞華がフロントネックロックに切り返す。ロープ際でブレイクして向き合うと、ゴキゲンが接近。ひめかが注意するも、ゴキゲンと羽南が合体。舞華を捕獲しリング上でポーズを取る。舞華がロープに振られるもひめかが乱入しダブルでショルダータックル。ひめかがゴキゲンを自軍コーナーで捕まえ顔面を踏みつける。舞華がゴキゲンをコーナーに振るがかわされる。ゴキゲンが串刺し攻撃を仕掛けるも舞華がそのたびにビッグブーツで吹っ飛ばす。しかしゴキゲンはカウンターで地獄突き。羽南が舞華にドロップキックの連打からダイビングボディーアタック。舞華が返すと、羽南をかわしてショルダータックル。ひめかがニーアタックも羽南が返す。ひめかは逆エビ固め、後方からニーアタック。羽南が返すと、ひめかの突進に投げを打つ。ゴキゲンが入り羽南と合体。ダブルのビッグブーツから羽南がゴキゲンをひめかに叩きつける。ゴキゲンと羽南がブレーンバスターを宣言もDDMが反対に叩きつけラリアットの共演。さらにゴキゲンにサンドイッチラリアット、ひめかがもう一発ぶち込む。返したゴキゲンにひめかはアルゼンチンバックブリーカー。前方に叩きつけるがゴキゲンが丸め込む。さらにひめかが反転して丸め込むと3カウントが入った。
◆COSMIC ANGELSvsDDM 6人タッグマッチ 15分1本勝負 |
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中野たむ |
15分00秒 |
ジュリア |
ウナギ・サヤカ |
朱里 |
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白川未奈 |
なつぽい |
中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカのCOSMIC ANGELSと朱里&なつぽい&ジュリアのドンナ・デル・モンドが6人タッグで全面対決。コズエンはアーティスト・オブ・スターダム王者でもあるフルメンバーでこの試合に挑むこととなった。さらには中野とジュリアが早くも3・3日本武道館以来の遭遇。白いベルトを獲得した勝者・中野と、ベルトと髪の毛を同時に失ったジュリア。2人の間にどんな感情が芽生えたか、この試合の最大の見せ場になりそうだ。また、ノンタイトルながらもアーティスト王者と対戦するDDMは、朱里となつぽいがシングルのチャンピオン。武道館で朱里が小波にSWA世界王座を防衛すれば、なつぽいはAZMからハイスピード王座を奪取した。それだけに、タイトルマッチとなってもおかしくない6人タッグマッチ。コズエンの真価も問われる試合である。ちなみに、この試合では出直し2戦目のジュリアだけが無冠だ。
白川が先発を買って出てジュリアを呼び寄せる。ジュリアが白川の額を叩いてロックアップ。白川が押し込むと、エルボー連打。ジュリアが受けて立つが白川がカニ挟みでグラウンドに持っていき吊り天井へ。ウナギが白川と合体しジュリアを攻め込む。ウナギがジュリアにストンピング連打。ジュリアがウナギにボディースラムから背中を踏みつけ朱里に託す。朱里がウナギにボディ-スラム。なつぽいがウナギにボディ-スラム。朱里がウナギを自軍コーナーに追い込むとDDMで動きを止める。ジュリアと朱里が串刺しエルボーアタック、ドロップキックで共演。朱里がウナギにサッカーボールキック。片足でカバーされたウナギがクリアー。朱里はミドルキック一発で吹っ飛ばす。ウナギがエルボーを打つが朱里とジュリアがコーナーに追い詰め踏みつける。朱里がウナギの腹部にニー連打。ウナギがフェースクラッシャーからギロチン投下。白川が朱里にフライングクロスチョップ、DDMをリング下に落とすと串刺しエルボーアタックから飛びついて河津落とし。朱里が制してニーからフロントネックチャンスリードロップ、サッカーボールキック。ジュリアが白川に張り手から骨折した鼻をつまむ。さらに、そのままトップロープに擦りつけていく。ジュリアは「治った?」と問いかけ串刺しビッグブーツ。ウナギがカットするとジュリアにエルボー連打。白川と合体し、ウナギの大ふへん固めに、白川がフライングラリアット。朱里がカットしジュリアとダブルのバックドロップで白川を叩きつける。ジュリアと朱里が交互にビッグブーツ。白川がジュリアにエルボー連打、ローリングラリアット。ジュリアがビッグブーツで吹っ飛ばす。なつぽいが中野と蹴りのかわし合い。バックの取り合いからエルボーの打ち合い。中野がジャーマンもなつぽいが返す。中野がタイガーの体勢に入るとなつぽいが丸め込みを狙う。中野が体重を乗せて押さえ込む。返したなつぽいが丸め込み。中野のバイオレットシューティングをなつぽいがかわして押さえ込むが2カウント。なつぽいがドロップキックから中野にジャーマン狙い。中野がこらえて投げさせず。なつぽいが再度バックを取ってコーナーポストに叩きつける。なつぽいはコーナーからエアリアルギフトもかわされてしまう。中野がバイオレットシューティング。しかし朱里がカットする。残り3分。混戦模様から白川がジュリアにバックブロー。中野となつぽいはダウン。なつぽいのエルボーに中野もやり返す。ジュリアと朱里が乱入し中野にビッグブーツ。さらにダブルでバックドロップ。なつぽいがジャックナイフで続く。中野が返すと残り1分。中野がなつぽいにブレーンバスター。なつぽいが切り返して押さえ込み。なつぽいがバックを取ると中野がロープに逃れる。しかしなつぽいが引き戻してジャーマン。なつぽいが中野を引き起こす。中野がハイキックを放ったところでタイムアップとなった。試合後もなつぽいは中野のバックを取ってジャーマンを狙う。分けられたなつぽいは中野に「オマエには負けないんだよ!」
◆QQvs大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○ビー・プレストリー |
13分9秒 |
林下詩美 |
小波 |
渡辺桃● |
4・4横浜武道館で赤いベルトを懸けて対戦する林下詩美とビー・プレストリーがタッグマッチで前哨戦。詩美のパートナーは渡辺桃で元ゴッデス・オブ・スターダム王者チーム。対するプレストリー&小波組もタッグのベルトを巻いていた前王者組である。3・7後楽園での前哨戦第1ラウンドでは詩美がプレストリーに敗れているとあって、王者・詩美に同じ相手からの連敗は許されない。両者の駆け引きはもちろん、因縁深い桃とプレストリーの対戦も見逃せない闘いだ。
先発は詩美とプレストリー。詩美がエルボー連打で追い込むとプレストリーがエルボーとストンピングの乱打で反撃。コーナーに追い込み詩美が向かってくるとカウンターでビッグブーツ。詩美はショルダータックル連発。桃と小波がローキックの打ち合い。桃がカウンターでドロップキック。詩美と桃が合体を狙うがプレストリーがドロップキックで阻止してみせる。大江戸隊がロープに桃を捕獲。小波がコーナーに叩きつけプレストリーと一緒に顔面を踏みつける。プレストリーが詩美に見せつけるように桃の背中へドロップキック。ロープ際に追い込むと小波とともに顔面を踏みつける。小波と桃がエルボーの打ち合い。小波が桃の足にエルボーも桃がミドルキックでやり返す。詩美が小波にショルダータックル。プレストリーが乱入し小波と合体。しかし詩美がプレストリーを担いで小波に叩きつける。詩美は小波にミサイルキック。小波が返すと、腕十字狙い。詩美が反転し覆い被さるが2カウント。小波が詩美に変型卍固めから頭部にドロップキック。詩美が返すと小波は腕固め。プレストリーが詩美にエルボー連打。詩美のバックエルボーをかわしてドロップキック、串刺しエルボーアタック、ダイビングフットスタンプ。詩美が返すと、プレストリーとエルボーを打ち合う。詩美がバックにまわりスリーパーからアルゼンチン。プレストリーがすぐに切り返し突進。かわした詩美がバックフリップ。返したプレストリーに詩美はジャーマン狙い。プレストリーが切り返し蹴り上げるが詩美がカウンターでラリアット。桃が串刺しドロップキック連打からミドルキックの集中砲火をプレストリーに浴びせていく。さらにブレーンバスターで投げきるが2カウントどまり。プレストリーが桃にニーアタック。桃が返すと、プレストリーはエルボー連打。詩美が乱入しラリアット、桃が裏投げ、蒼魔刀。プレストリーが返すと桃はドラゴンスリーパー。小波がハイキックで援護しプレストリーがスイングネックブリーカードロップ。プレストリーがカミゴェを狙うと詩美が背後からカット、桃がドラゴン。しかし2カウントどまり。桃がプレストリーに串刺しドロップキックもかわされる。大江戸隊が延髄斬りの挟み撃ち。プレストリーが桃にトラースキック。プレストリーがカミゴェも詩美にカットされる。プレストリーが桃の背後からエルボー、串刺しニーアタックを後頭部に決める。肩車するとクイーンズランディングへ。桃が返せず3カウントが入った。
プレストリー「ハイウターミ、大丈夫? ウタミにはやりすぎたかな? でもね、でもね、その結果ビーが勝ったんだよ。ウターミ、ウターミ、見ときな。私にはアナタにやるべき仕事があるの、お願い、ヨコハマの前に聞いといて。この権威あるベルトを正々堂々クリーンにヨコハマで取る。アンタはね、私の仕事がすんだら何物でもなくなる。いまの私に用があるのはウタミだけ。また会いましょうね」
詩美「おいビー・プレストリー、調子に乗ってんじゃねえぞ、オマエ。横浜武道館、絶対に許さないからな。みなさん、4月4日、横浜武道館は私が防衛します。そして、アイツのあのつまんないマイクも封印させます」
◆STARSvs大江戸隊 6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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刀羅ナツコ |
16分23秒 |
岩谷麻優 |
鹿島沙希 |
スターライト・キッド |
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○琉悪夏 |
飯田沙耶● |
STARSの岩谷麻優&スターライト・キッド&飯田沙耶と大江戸隊の刀羅ナツコ&鹿島沙希&琉悪夏が6人タッグマッチで全面戦争。岩谷組はこの編成でCOSMIC ANGELSに挑むもアーティスト・オブ・スターダム王座取りに失敗、気を取り直して再び大江戸隊との全面戦争に臨むこととなる。大江戸隊としては新加入の琉悪夏が移籍を契機にどこまで成長するか。今後、メインで起用されることも多くなりそうなだけに、この試合のキーパーソンにもなってくるだろう。羽南もカムバックするとあって、琉悪夏には正念場の闘いになりそうだ。
入場してきた岩谷がコーナーに控えるナツコを睨み付ける。ナツコが「いってこーい!」と琉悪夏を送り出す。琉悪夏はキッドをキャッチしマットに叩きつける。キッドがコルバタからラリアットをかいくぐる。STARSがトリオで琉悪夏にフットスタンプの連打からドロップキック。飯田がエルボードロップ、ナツコがカット。琉悪夏が飯田にボディースラム、鹿島がフットスタンプ、ナツコ、琉悪夏がセントーン。琉悪夏は飯田に逆エビ固めの体勢、ナツコと鹿島がSTARS勢を場外に落として琉悪夏を援護。琉悪夏の逆エビを飯田がエスケープ。鹿島が飯田にヘアーホイップ、両腕をロック。飯田がエスケープすると鹿島はすぐにフットスタンプから自軍コーナーへ叩きつける。ナツコが飯田にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。ナツコがボディースラムから飯田の腹部を蹴り上げる。琉悪夏が飯田にキャメルクラッチ。慌てて岩谷とキッドが救出に入る。しかし琉悪夏が飯田の腕を蹴り上げると飯田が悲鳴を上げる。鹿島が「どうしたんですか?」と飯田の髪をつかんで挑発。飯田がロープに振るとショルダータックル。岩谷とのタッチがようやく成立。岩谷が鹿島をコーナーに叩きつけるとカウンターでドロップキック。背後からナツコが岩谷を止めるも岩谷はかいくぐって鹿島にドロップキック。鹿島が岩谷にエルボー、岩谷もやり返す。エルボーの打ち合いから鹿島が顔面をかきむしるとダブルアームスープレックスホールド、ビッグブーツ。岩谷が返すとナツコがショルダータックル3連打。返した岩谷にエルボースマッシュ連打。岩谷が飛びついて丸め込むがナツコが返す。キッドがナツコに串刺しエルボーアタック、ネックブリーカー、ドロップキック。しかし619をナツコにキャッチされる。それでもナツコをかいくぐり飯田とドロップキックの競演、キッドがその場跳びムーンサルトプレス。キッドはナツコにエルボー連打。琉悪夏が乱入しビッグブーツでナツコを援護。10分経過。ダブルのショルダータックルからセントーンを交互に放つと合体でも決める。ナツコがキッドにバックフリップ。ナツコがキッドに突進。かわしたキッドがダイビングボディーアタック。キッドが突進するとナツコがラリアット。琉悪夏が飯田に突進、ショルダータックルをぶつけ合う。打ち勝ったのは琉悪夏。飯田も立ち上がりショルダータックルで吹っ飛ばす。飯田は琉悪夏を起こしてボディースラムの構え。琉悪夏がこらえてビッグブーツも飯田がこらえる。琉悪夏がビッグブーツ、飯田が逆水平。琉悪夏がビッグブーツ連打も飯田がカウンターのフライングダブルチョップ。飯田が琉悪夏を強引に持ち上げる。ボディースラムで叩きつけると飯田がバックエルボー。琉悪夏が返すと、飯田はフィニッシュを宣言しミサイルキック。しかしナツコのカットが成功。STARSが琉悪夏を持ち上げるがリング下から大江戸隊がカット。ナツコのかけ声から大江戸隊が串刺し攻撃を飯田に見舞う。琉悪夏が押さえ込むが岩谷がカットする。ナツコと鹿島を岩谷がアームホイップ。619の競演をかわしてナツコと鹿島がラリアット。リング上は琉悪夏と飯田。飯田がドロップキックも琉悪夏がこらえる。飯田がコーナーに上がると鹿島がイスで殴打。鹿島がダイビングフットスタンプ、ナツコがフロッグスプラッシュ、琉悪夏が「決めるぞ!」と絶叫しダイビングボディープレス。飯田が動けず琉悪夏がピンフォール勝ちをおさめてみせた。
琉悪夏「おいおいおーい、飯田―。オマエー、最近よー、絶賛されてるみてえだけど、たいしたもんじゃねえなあー、大丈夫かー? 16歳のこの琉悪夏が、オマエの持ってる、その(フューチャー王座の)ベルトに、挑戦してやるからよー! どうなんだよー?」
飯田「ルアカ、いや、琉悪夏。ようやくその言葉口にしたな。アッシは、その言葉、心待ちにしてたんだよ! 16歳? なんぼのもんじゃい。若かろうが老いていようが、努力すれば結果は実るんだよ。取れるもんなら取ってみやがれ!」
ナツコ「琉悪夏の挑戦決定ね。オマエ、ゴリラとか言ってるんだっけ。こっちは、オランウータンだからよ、その気でこいよ! あと、岩谷麻優。オマエがこの全面戦争仕掛けたんだ。オマエ、なにかおもしろいアイデアでもあるんだろうな。まさかこのまま不毛な闘いを続けるつもり? 明日まで待ってやるよ。いい答え用意してこいよ。OK、じゃあビーちゃん、いつもの言ってあげて」
プレストリー「ヘイヘイ、STARS
STARS、STARS。待て待て」
岩谷「やだ、帰る」
プレストリー「OK、イーダショッパイ、キッドショッパイ、マユモットショッパイ。デモ、ウターミ、イチバンショッパーイネー!」
大江戸隊のコメント
ナツコ「岩谷麻優に、明日までにいいアイデアもってこいって言ったんだよ。アイツさあ、やっぱなんも考えてねえんだよ。ウチらは、この大江戸隊とSTARSの闘い、ルアカを成長させるための大切な試合だと思ってんだよ。現に今日、その成果が出たでしょ、試合に。STARSはどうだ? 岩谷麻優、スターライト・キッド、飯田沙耶? あと、ゴキゲン。あと誰だ? ああ、今日復帰した羽南。誰ひとり、この闘いについてなにも考えてない。意欲を感じない。頭も使ってねえし、毎回同じ動き。オマエらそんなんで応援してて楽しいのか、STARSのこと。なんか言ってやれよ。飯田に挑戦表明したんだろ」
琉悪夏「なんかあ、あれがあ、チャンピオンかあ、という感じですかねえ」
ナツコ「マイクで言った通り、あっちはゴリラで売ってるかもしれねえけど、琉悪夏はその倍、オランウータンだから。オランウータンの方が強いに決まってんだよ。以上!」