4月7日(水)、東京・ホテルグランドヒル市ヶ谷にて記者会見がおこなわれ、4・10&30後楽園ホールで開催される「CINDERELLA TOURNAMENT2021」の概要を発表。4・10後楽園でおこなわれる1回戦の全カードが発表され、参戦選手が意気込みを述べた。
4月10日(土)後楽園ホール
『CINDERELLA TOURNAMENT 2021』
◆3WAYバトル
妃南(Queen’s Quest)vs 吏南(大江戸隊)vs レディ・C(新人)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第1試合
ひめか(Donna del Mondo)vs 羽南(STARS)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第2試合
舞華(Donna del Mondo)vs 小波(大江戸隊)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第3試合
ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)vs 刀羅ナツコ(大江戸隊)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第4試合
鹿島沙希(大江戸隊)vs AZM(Queen’s Quest)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第5試合
渡辺桃(Queen’s Quest)vs スターライト・キッド(STARS)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第6試合
岩谷麻優(STARS)vs フキゲンです★(大江戸隊)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第7試合
ジュリア(Donna del Mondo)vs 琉悪夏(大江戸隊)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第8試合
林下詩美(Queen’s Quest)vs 白川未奈(COSMIC ANGELS)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第9試合
中野たむ(COSMIC ANGELS)vs 上谷沙弥(Queen’s Quest)
◆シンデレラ・トーナメント1回戦:第10試合
朱里(Donna del Mondo)vs なつぽい(Donna del Mondo)
ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー「シンデレラ・トーナメントは2015年から始まりまして、今年で7回目を迎えます。もともとの趣旨がシンデレラと付いているとおり、一気にスターに駆け上がるという意味もありまして、ワンデートーナメントでおこなっていたんですけども、今年は参加選手が20名ということで、2大会に分けて開催いたします。試合形式ですけども、1回戦はシングルマッチ10分1本勝負。2回戦から準決勝までは15分1本勝負。決勝戦は時間無制限1本勝負になります。通常のプロレスルールと、オーバー・ザ・トップロープ(OTR)が加わります。そして、あらゆる引き分けが両者失格ということになりますので、ひじょうに短期勝負なので、そこでいろんなサプライズというか、番狂わせがあったりしたらおもしろいのかなとも思いますけども、新しいシンデレラの姿を見たいと思います」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第1試合
ひめかvs飯田沙耶
※飯田が欠場のため、ひめかvs羽南に変更。
ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。今回、シンデレラ・トーナメント初出場ということで、デカくて強くてかわいい私以外にシンデレラという名前が似合うわけもなく、ってことで、会社の方々、今回は、大きいサイズのドレスのご準備、お願いします」
飯田「STARSの飯田沙耶です。先日の横浜武道館大会で、自分、ケガをしてしまいました。本日病院に行き、診断の結果、右ヒザ前十字靱帯断裂、及び、右ヒザ外側側副靱帯断裂と診断されました。そのため、このたびのシンデレラ・トーナメントを欠場させていただきます。また、今後の大会も欠場になるかと思います。関係者及び、応援してくださるみなさまには大変ご迷惑をおかけいたします。申し訳ありません。ですが、アッシは、この脚を必ず完治させて、さらにパワーアップしてリング上に帰ってくるので、みなさま、待っててください! 巨人、すまん。闘えん」
ひめか「仕方ない」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第2試合
舞華vs小波
舞華「このシンデレラ・トーナメント、1回戦は難敵だけど、全員ぶっ倒して、私が優勝する。まあ、シンデレラって柄でもないし、シンデレラって灰かぶりとも呼ばれてるけど、私は灰も被ったことがないし、優勝したら、女帝とも呼んでもらおうかな」
※小波は欠席。
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第3試合
ウナギ・サヤカvs刀羅ナツコ
ウナギ「宇宙をかける歌舞伎者ウナギ・サヤカです。初めてのスターダムのトーナメント、とても楽しみです。そして、ウナギ・カブキ7番勝負を終え、番外編を終え、シングルでは全敗していますが、ここで本当に変わって勝ち進んでいきたいと思います。そして第1回戦目の相手、刀羅ナツコ選手、4月25日大阪大会でアーティストの防衛戦もあります。ただ、腰にベルトを巻いてるだけではなく、シングルでしっかり勝って。ベルトも防衛していきたいと思います」
ナツコ「あのさあ、シンデレラ・トーナメントにさあ、アーティストうんぬんって言う必要あるの? 関係ないじゃん。オマエ、いつもそうだよな。関係ないことばっか頭にあって。オマエの頭、ガラスの靴でたたき割ったろうか?」
ウナギ「どうぞ」
ナツコ「単純にさあ、質問なんだけど、このトーナメント、オマエと私、どっちが勝った方がってか、どっちがドレス着た方が客はおもしろいと思う?」
ウナギ「……。おもしろいのは…そちらですかね。おもしろいのは」
ナツコ「シンデレラ・トーナメント勝つって意気込み見せたんじゃないの? 負けてんじゃん。正直このシンデレラ・トーナメント、コイツと闘うの、なんて言うかなあ、なんか、ガチャ失敗したみたいな感じ。琉悪夏とかさあ、やりたかったよ。シングルで、できねえんだからさあ、こういうときじゃないと。なんでコイツなんだろうなって。ま、以上かな」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第4試合
鹿島沙希vsAZM
AZM「先程ロッシー小川さんから説明があったとおり、誰でも優勝のチャンスがあるルールだと私は思っております。そのなかでね、相手をちゃんと見据えて、鹿島沙希なんでね足下すくわれないよう、しっかり、18歳の私が優勝したいと思います。そしてトップ戦線に一歩踏み込みたいと思います。お楽しみに」
※鹿島は欠席。
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第5試合
渡辺桃vsスターライト・キッド
キッド「STARSのスターライト・キッドです。今年もシンデレラ・トーナメントにエントリーできること、うれしく思います。1回戦目の相手が渡辺桃。このカード、去年のシンデレラ・トーナメント1回戦とまったく同じカードなんですよね。去年は、この渡辺桃に負けて1回戦敗退し、悔しい思いをしました。でも、いまの私は、去年の私とは全然違う。今年は、渡辺桃には私の踏み台になってもらいましょう。勝ち上がって対戦する選手全員を踏み台にして、私は次のチャンスをつかみ取りに行きます。2021年のシンデレラ・トーナメント、素敵なドレスを着て光り輝くのは、スターライト・キッドです」
桃「ハイ、クイーンズクエストの渡辺桃です。去年と同じカードということは、結果も去年と同じ。私が勝って2回戦に進む。去年と違うのは、私が優勝するということだけですね。そして私が優勝したら願いがなんでもかなうというか、望みを言えるということなので、私も望みあるので、優勝してかなえたいと思います」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第6試合
岩谷麻優vsフキゲンです★
岩谷「(欠席のため、メッセージを小坂井リングアナが代読)1回戦はゴキゲン、いや、フキゲンさんと試合。フキゲンさんとははじめましてとなるので、少し怖い部分はありますが、必ずSTARSに取り戻して、ゴキゲンに戻します」
※フキゲンです★は欠席。
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第7試合
ジュリアvs琉悪夏
琉悪夏「大江戸隊の琉悪夏です。今回、1回戦目、ジュリア。初めて対戦するジュリア、そして、初めてのシンデレラ・トーナメント。ここでジュリアを冷凍庫爆弾でぶっ潰して、先に進みたいと思います」
ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、ごきげんよう。琉悪夏、ジュリア相手に3分もったらたいしたもんだよ。その冷凍庫爆弾自爆して、ちびんねえように、あそこ締めとけよ。まあこのシンデレラ・トーナメント、去年は私が優勝しまして、一年でシンデレラストーリーを作ってきたと思いますが、一晩にして、それはなくなりました。また、このシンデレラ・トーナメント、私が優勝し2連覇をして、新たなシンデレラストーリーを作り、誰も手の届かないところまで駆け上がっていきたいと思います。アリベデルチ、またな」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第8試合
林下詩美vs白川未奈
詩美「第13代ワールド・オブ・スターダムチャンピオンの林下詩美です。私は2018年タッグリーグ優勝、2020年5★STAR GP優勝、そして、今年2021年はシンデレラ・トーナメントを優勝して、その上でこの赤いベルト次期挑戦者に朱里さん、逆指名したいと思っています。白川未奈は、そのための第一歩です」
白川「ハイ、なんか、いつもツンツンツンツンしてて、まるでツンデレラだなっていつも思ってました。そんなツンデレラをですね、私、2018年デビューで、デビュー1週間違いくらいですかね。同期なんですよね。だからこのスターダムのリングに来る前からずっとずっと、ずっとずっとずーっと意識してました。そのツンデレラ林下詩美とやっとシングルができる、そのチャンスが巡ってきました。だから簡単に、そのツンデレラの夢の実現のために踏み台になるつもりもないですし、そして私、2021年、シングルのベルトに挑戦したいという目標を年始に掲げました。私はいまほしいシングルのベルトがあります。なので、このシンデレラ・トーナメントを駆け上がって、それに挑戦しにいきたいと思ってます。ツンデレラ、よろしくお願いします」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第9試合
中野たむvs上谷沙弥
上谷「クイーンズクエストの上谷沙弥です。ハイ、シンデレラ・トーナメント1回戦、たむさんと闘えること、すごくうれしく思います。運命のように感じます。あの頃のたむさんは、すごくキラキラしていて、手に届かないような存在、ずっとそんなことばかり考えていました。でも、これまでに沢山の試練を乗り越えてきて、いまの自分が師匠とか、弟子とか、そんなものではなく、同じ土俵に立って正々堂々ぶつかり合えると思っています。私には、シングルの実績はなにひとつありませんが、未来のスターダムからスターダムに駆け上がる、そのシンデレラストーリー、これから作り上げていきたいと思っています」
中野「ハイ、宇宙一かわいいアイドルレスラー、そして、第15代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむです。上谷、私もアナタと闘えること、すごくうれしく思います。上谷は、私のことを遠い存在だって言うことが多かったけど、私は一度もそう思ったことはありません。私は上谷みたいに背も高くないし、ピョンピョン跳び回れないし、クルクル回ったりできない。いつもすごく怖い存在だなと思っていました。けど、いまの私は、この聖なる白いベルトの王者として意地とプライド、そして責任があります。いまのアナタに、過去もいまも現在も、ここで負けてはいられません。そしてこのトーナメントを制して、私が一番のヒロインになります」
▼シンデレラ・トーナメント1回戦第10試合
朱里vsなつぽい
なつぽい「ハイ、ハイスピードチャンピオン、ドンナ・デル・モンドのなつぽいこと…なつぽいです。ハイ、このシンデレラ・トーナメント、初めての参戦なんですけれども、このトーナメントは強さだけじゃなくて、美しさも証明できる。まさにいまの女子プロレスラーを物語るような魅力的なトーナメントだなと思って、ホントに楽しみにしていました。その1回戦目の相手が、朱里姉ちゃん。はあ…最悪だよね。どんな、どんな、誰が考えたのかな? くじ? くじ引き? 1回戦目からとんだ試練だよねって話なんですけども…取り乱しちゃってすいません。まあ、そのね、朱里姉ちゃんが強いのはわかります。メチャクチャ強いし、私の憧れのお姉ちゃんです。でも、物語でいったらさ、がむしゃらにどんなことがあってもあきらめないで食らいついていく姿の方が、シンデレラっぽいよね。ってことは、私の方がシンデレラっぽいってことじゃん。朱里姉ちゃんが意地悪なお姉ちゃんだとか、そういうことと言ってるんじゃなくて、ホントに大好きで憧れで尊敬しているお姉ちゃんだけど、朱里姉ちゃんにガラスの靴は、入らない。シンデレラは、この私です!」
朱里「ハイ、世界に通用するモノが違う女、朱里です。シンデレラ・トーナメント1回戦目からドンナ・デル・モンド対決、なつぽいとの試合、私はすごくうれしいです。そして、なつぽいとはスターダム所属になる前ですね、5年前くらいかな、シングルマッチをしたことあります。そして舞台でも、姉妹役として共演しました。それを経てこうやってスターダムでまた一緒になって、ユニットも一緒になり、いつかは闘うだろうなと思っていたので、すごくワクワクしてます。でも、でも、なつぽい、私は試合では、ものすごく怖えから覚悟しとけよ。あと、私は赤いベルトに挑戦表明してます。このシンデレラ・トーナメント優勝して、赤いベルトは私が手に入れます。あと、林下詩美に言いたいことがあるんだよねえ。私が優勝して真っ赤なドレスを着て、いっぱいのバラとともに、林下詩美ちゃんに私の言葉をプレゼントしたいなあって思っちゃってます。林下詩美、楽しみにしてろよ!」