『CINDERELLA Tour in MATSUMOTO』
4月18日(日)キッセイ文化ホール(観衆148人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ウナギ・サヤカ |
5分38秒 |
レディ・C |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○フキゲンです★ |
6分26秒 |
中野たむ |
吏南 |
白川未奈● |
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○朱里 |
11分31秒 |
林下詩美 |
ひめか |
妃南● |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○岩谷麻優 |
12分5秒 |
刀羅ナツコ |
スターライト・キッド |
小波 |
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羽南 |
琉悪夏● |
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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渡辺桃 |
15分36秒 |
ジュリア |
○AZM |
舞華 |
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上谷沙弥 |
なつぽい● |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ウナギ・サヤカ |
5分38秒 |
レディ・C |
当初はウナギ・サヤカvsレディ・Cvsフキゲンです★の3WAYマッチが発表されていたが、鹿島沙希が引きつづき体調不良により欠場。よって、フキゲンが第2試合のタッグマッチに移動し、第1試合がウナギvsレディのシングルマッチとなった。
ウナギから握手を求めると、レディもしっかりと応じて試合開始。ロックアップで組合いウナギがロープに追い込む。ブレイクするとウナギが髪をつかんでチョップを入れる。レディがショルダータックルを連打するとウナギがこらえて一発で倒してみせる。レディが返すと、ウナギはコーナーに叩きつけて喉元を踏みつけていく。レディがエルボーを打つとウナギもやり返す。レディがエルボー連打するが、ウナギが一発で倒してしまう。しかしレディはカウンターのショルダータックルで吹っ飛ばし串刺しビッグブーツをお見舞い。ウナギが返すと、ロープの反動を利用してフェースクラッシャー。レディがギロチンをかわして逆エビ固め。ウナギがエスケープすると、レディは河津落としを狙う。ウナギが切り返すがレディが強引に決めてチョークスラムの構え。ウナギがこらえて突進するがレディがビッグブーツ。レディがウナギを引き起こしチョークスラム。しかしウナギの肩が上がる。レディが突進するとウナギがコードブレイカーからギロチンドロップ。レディがギリギリで返すと、ウナギはカカト落としからマッドスプラッシュ。レディが返せずウナギが勝利した。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○フキゲンです★ |
6分26秒 |
中野たむ |
吏南 |
白川未奈● |
鹿島の欠場により、吏南のパートナーはフキゲンです★に変更。大江戸隊のフキゲン&吏南組がCOSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈組と対戦することになった。中野&白川はウナギを含むユニットでアーティスト・オブ・スターダム王座を保持、大江戸隊との防衛戦を控えている。その先兵とも言えるのがフキゲン&吏南だが、両者はもともとTCSのメンバー。形を変えてタッグを組むことになるが、フキゲンが大江戸隊としての闘いぶりを見せるのかも気になるところ。勝負に徹するか、それともSTARSへの回帰を望むような素振りを見せるのか、そのあたりも注目されるカードである。
小波が不機嫌そうなフキゲンを連れて入場。コールを受ける際も嫌々な感じ。コズエンが握手を求めると吏南は「くんなよ」と追い払う。さらにフキゲンには「いってこい」と先発させる。試合は白川vsフキゲンでスタート。白川は「やる気ある?」と機嫌を伺いながらロープワークを仕掛ける。白川がフキゲンにアームホイップからドロップキック。コズエンが合体しフキゲンに連係攻撃を見舞っていく。左右からドロップキックで挟み撃ちにするがフキゲンがクリアー。フキゲンは白川の鼻をつまんでコーナーに叩きつける。吏南が入って白川にヘアーホイップの連続。顔面を踏みつけていくと、フキゲンも加勢する。吏南がボディースラムから白川をカバー。白川が返すとカウンターでドロップキック、フライングクロスチョップ。中野が吏南にネックブリーカードロップ。側転ニーは吏南がかわしてフキゲンと合体。しかし中野が切り返して2人まとめての串刺しエルボーアタック。吏南には側転ダブルニードロップ。吏南が返すと、中野はバックキック。吏南が中野のダッシュに払い腰。フキゲンが中野をコーナーに追い込んで突進。そのたびに中野が足を出していく。フキゲンはコーナーを蹴飛ばして不機嫌を露わに。さらに宣言したブレーンバスターを反対にやられてしまう。替わった白川が串刺しエルボーアタックからドロップキック、コルバタからの河津落とし。さらにフキゲンへ袈裟固めを決めるが、吏南がカットに成功。白川はコーナーに上がりダイブもかわされてしまう。それでも空中胴締め落としを決めてコズエンが大江戸隊を挟み撃ち。しかしキックが同士討ち。フキゲンが白川を丸め込むと3カウントが入った。
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○朱里 |
11分31秒 |
林下詩美 |
ひめか |
妃南● |
ドンナ・デル・モンドの朱里&ひめか組とクイーンズクエストの林下詩美&妃南組がタッグで対戦。4・30後楽園でのシンデレラ・トーナメント2回戦では朱里と詩美が激突。よってこの試合はトーナメントの前哨戦でもある。朱里は詩美との2回戦を要求し、それが通った形になった。朱里、詩美とも優勝した上での赤いベルト戦を望んでいるが、詩美はトーナメント2回戦で勝利すれば朱里とのタイトル戦は必要ないと考えている。それだけに、この前哨戦から駆け引きが始まると考えていいだろう。もちろん、詩美とひめかの大型対決も注目で、詩美がどのようにして妃南を牽引するかも勝敗を左右するだろう。みどころの詰まったタッグマッチとなりそうだ。
朱里が先発を買って出て詩美と対峙。慎重に手四つの構えからバックの取り合い。腕を取り合うと朱里がグラウンドに持っていく。詩美が切り返すと、切り返しの応酬に。朱里がヘッドロックに取り、グラウンドへ。詩美がヘッドシザーズに取ると朱里がすぐに脱出する、ひめかと妃南がロックアップ。ひめかがロープへ追い込んでロープに振るが、妃南がドロップキック。しかしひめかがショルダータックルからボディ-スラム。朱里が入ると2人で妃南の顔面を踏みつけていく。DDMが妃南をロープに振ってダブルで攻撃。妃南が返すと、朱里がサッカーボールキック。ひめかが妃南にヘアーホイップの連続から顔面を踏みつける。さらに高々とボディースラムを見舞い、朱里に託す。朱里は妃南にストンピングの連打。詩美に見せつけながら背中を踏みつける。ひめかが出てくると妃南がエルボー連打。ひめかが受けて立つとラリアット。妃南がかわして詩美にタッチ。詩美が入るがすぐに朱里が乱入。詩美はDDMをコーナーに追い込み串刺しエルボーアタック、相手を分断し、ひめかにミサイルキック。詩美はジャーマンの構え。ひめかが切り返すと腹部へのニーからジャンピングニーアタック。朱里が詩美へドロップキック、ニーアタック、フロントネックチャンスリードロップ。詩美がエルボーを打つと朱里もやり返していく。詩美が朱里にアルゼンチン。しかし朱里がこらえて腕固めから腕十字に移行する。妃南が慌ててカットに入るが、ひめかが場外に追いやる。朱里のハイキック、詩美のラリアットがかわされる。朱里が詩美にバックドロップも詩美が朱里へラリアット。朱里はカウンターでハイキックも、カウンターでのラリアットを食らう。妃南が朱里へドロップキック連打。朱里が返すと、妃南はボディースラムの構え。朱里がこらえてラリアット、しかし妃南がかわしてドロップキック、ボディースラム。朱里がヒザ十字に取るが詩美がカットに成功。QQが合体し朱里へ巴投げ、詩美がコーナーに追い込み、妃南が払い腰。朱里が返すと、妃南のエルボー連打を受けて立つ。朱里は腹部へのニーを連発するが、妃南が丸め込みの連続から外道クラッチ。朱里が返すと詩美が入ってラリアット、妃南が丸め込み。朱里が返すとひめかと合体してニーの挟み撃ち。ひめかが妃南にバックフリップ、朱里がスタンディングギロチン投下。決まったと思われたが詩美のカットが間に合う。ひめかが詩美にラリアット、朱里が妃南にニーアタックからサソリ固め。妃南がギブアップし、朱里が勝利となった。試合後、朱里が詩美に接近し睨み合い。朱里は詩美の肩を数回叩いてリングを下りた。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○岩谷麻優 |
12分5秒 |
刀羅ナツコ |
スターライト・キッド |
小波 |
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羽南 |
琉悪夏● |
STARSと大江戸隊の全面戦争が今大会でもおこなわれる。飯田沙耶を負傷欠場で欠き、ゴキゲンです☆を奪われたSTARSは前日の高崎大会に引きつづき岩谷麻優&スターライト・キッド&羽南組で臨み、この抗争で圧倒的優位に立っている大江戸隊は刀羅ナツコ&小波&琉悪夏組で出陣する。ビー・プレストリーが脱退し鹿島が欠場中だけに万全とはいかない大江戸隊ながらも、STARSとの抗争では前日も圧勝。この勢いを持続させるか、それともSTARSが一矢報いるか。
入場したキッドがコーナーに上がるとナツコが鉄パイプで威嚇する。キッドがコールされたところで岩谷を待たずに大江戸隊が襲い掛かる。場外戦で琉悪夏が羽南、小波が岩谷、ナツコがキッドを圧倒する。セコンドの吏南もキッドを蹴飛ばす。ナツコがキッドを戻すが再びリング下に落としてしまう。試合は引きつづき場外戦に。ナツコが再度キッドをリングに入れる。ナツコと琉悪夏がキッドにショルダータックル、セントーンの競演。大江戸隊がキッドを自軍コーナーで捕獲。小波がキッドにサッカーボールキック。大江戸隊は吏南も加え、ロープにキッドを固定して攻撃を加える。琉悪夏がキッドの顔面を踏みつけ、腹部へのパンチ。ナツコがキッドに顔面ウォッシュ。キッドがアームホイップにいこうとするがナツコがこらえる。キッドは強引に丸め込み、返されるとネックブリーカードロップへ。羽南がナツコ、琉悪夏、小波に次々と柔道投げを見舞う。ナツコに逆水平チョップの連打。岩谷が入るとフライングダブルチョップの競演からゴリラポーズを決めてみせる。羽南が突進するが、動きを呼んでナツコがスピア。羽南は小波の突進をかわすがロープ越しに腕十字を極められる。羽南がこらえるが小波がドロップキックから腕を絞り上げる。STARSがカットするが琉悪夏が分断。羽南は小波へドロップキック。岩谷が小波に低空ドロップキック。琉悪夏が乱入するが岩谷がまとめてアームホイップ。キッドが加わり619の競演、さらには同時にその場飛びムーンサルトを決める。岩谷が小波にドラゴンスクリュー。小波が岩谷に延髄斬り。琉悪夏が岩谷にショルダータックル連打。岩谷が返すと回し蹴りから串刺しアタック。しかし大江戸隊が次々と串刺し攻撃。琉悪夏が岩谷にフィッシャーマン。ボディースラムで叩きつけるとコーナーへ。そこへキッドがアームホイップ、岩谷がバズソーキック。しかしナツコがカットする。STARSが3方向からダイブし、一斉にノーザンライト。しかし琉悪夏が岩谷をキックアウト。岩谷はフィニッシュを予告してドラゴン狙い。琉悪夏が切り返すが琉悪夏がバックを取る。ナツコのイスがかわされ岩谷が琉悪夏を場外に送り出す。岩谷はトペスイシーダを敢行。羽南が琉悪夏を叩きつけキッドがセカンドからムーンサルト、岩谷がトップからのムーンサルト。これで3カウントが入り、岩谷が琉悪夏を破った。
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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渡辺桃 |
15分36秒 |
ジュリア |
○AZM |
舞華 |
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上谷沙弥 |
なつぽい● |
メインはドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&なつぽい組とクイーンズクエストの渡辺桃&AZM&上谷沙弥組が全面対決。前日の高崎大会でジュリア&朱里組が桃&AZM組と時間切れドロー。王者ジュリアの呼びかけからゴッデス・オブ・スターダム王座を懸けてのタイトルマッチが実現確実となった。よってこの試合はジュリアと桃&AZMの前哨戦の意味合いが濃いカードに。桃&AZMがジュリアをより意識して向かってくることは必至。また、4・30後楽園でのシンデレラ・トーナメント2回戦ではジュリアと舞華が激突。4・4横浜ではタッグのベルトをかけて闘った2人が再び同門対決を意識して同じコーナーに立つことになる。そのあたりがこの試合にどんな影響を及ぼすのか。さまざまな思惑が交錯するメインイベントだ。
桃が先発を買って出ると、ジュリアも前に出てゴング。探り合いから手四つの構えで力比べ。ジュリアが腕を絞り上げると桃がヘッドロックでグラウンドに持っていく。ジュリアが反転するが、すぐに桃が元に戻していく。ジュリアが切り返してスリーパーから腕十字を狙う。桃が上になりカバーするが2カウント。AZMとなつぽいが入るとハイスピードの攻防に。なつぽいとAZMでアームホイップとドロップキックの応酬。AZMが蹴りをぶち込みブレーンバスターの体勢。桃が入るとジュリアもリングイン。上谷、舞華も加わりブレーンバスターのかけ合い。投げきったのはDDM。DDMがAZMを連係で攻撃。3人で腕と脚を極めてみせる。なつぽいがAZMをボディースラム。舞華、ジュリアもボディースラムでつづく。DDMは自軍コーナーでAZMの顔面を踏みつける。舞華がAZMにボディースラムを連発。AZMが返すと、舞華に飛びついて丸め込む。上谷が舞華にドロップキック、ニーアタック。バック宙からのドロップキック。さらに逆エビ固めに入るが舞華がエスケープ。上谷が突進すると舞華がショルダータックル。上谷がラリアットをかわすが舞華がエルボー。エルボーの打ち合いから舞華がブレーンバスター。ジュリアが上谷の顔面にビッグブーツ、上谷はニールキック。桃がジュリアへ串刺しドロップキック連打。コーナーに追い込みミドルキックの連打。ジュリアが掴んで張り手も桃がかわす。ジュリアがビッグブーツも、桃がミドルキック。桃のミドル連打にジュリアはビッグブーツでやり返していく。ジュリアが張り手から顔面へのドロップキック。桃が返すと、ジュリアが串刺しで突進。桃がかわすとAZMが援護し桃が蒼魔刀。ジュリアが返すと桃はチキンウイング。しかし舞華がカットする。桃はジュリアにテキーラ狙いもバックドロップを食らう。ジュリアが桃にドロップキックを放つと両者ダウン。なつぽいにAZMがハイキック、なつぽいが丸め込むが上谷がカットし、AZMが丸め込む。10分経過。AZMがワキ固めも舞華がカットする。AZMがミスティカ式ワキ固めをなつぽいに決める。腕固めに移行するがジュリアがカット成功。QQがなつぽいにトリプルドロップキックもかわされてしまう。DDMがドロップキックでQQを場外に出す。なつぽいのプランチャがヒット。ジュリアがAZMを捕獲しなつぽいがバックラッシュ。なつぽいがAZMにネックブリーカードロップからコーナーへ。AZMが追いついてハイキックでリング下に落とす。上谷が場外へスワンダイブ式プランチャ。なつぽいをリングに入れて桃がバックを取るとAZMがダイビングフットスタンプ。AZMが正調のダイビングフットスタンプ。ギリギリでなつぽいがクリアーに成功。AZMがダッシュするとなつぽいが丸め込みの連続。AZMも丸め込んで、丸め込みの応酬。乱戦から桃がジュリアにハイキック。なつぽいがAZMにトラースキックからジャーマン。AZMが返すとなつぽいがクロスアームに取る。AZMが切り返して丸め込むと3カウントが入った。
AZM「現ハイスピードチャンピオンからスリー取ったぞ! 次は、いつかは決まってないけど、MOMOAZUでゴッデス。次はチャンピオンから、ジュリアから取るか?朱里から取るか?楽しみにしとけ!」
ジュリア「防衛回数を増やすご協力をしていただき、先にお礼を言っとくよ。楽しみにしてます」
AZM「帰れ、帰れ、帰れ」
ジュリア「アリベデルチ、またな」
DDMが退場。
AZM「次また長野に来る頃には、私たちがゴッデスのベルトを巻いているので楽しみにしていてください! 今日はクイーンズクエストの私たちが勝ったので、最後、締めたいと思います。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」
QQのコメント
AZM「ハイ、現ハイスピードチャンピオンのなつぽいから、あずみ寿司で3カウント取りました。次はね、MOMOAZUでゴッデスなんですけど、高校を卒業してからの私は、欲をどんどん出していくので、いろんなベルトに挑戦していくの、楽しみにしていてください」
桃「まずはゴッデス・オブ・スターダム。AZMちゃんが高校卒業したし、私も乗りに乗っていきたいので、あのいけ好かないジュリア、絶対にやってやりたいと思います」
上谷「私は、同じく黄金世代と言われている舞華、意識すべき相手だと思いました。これからもっとやり合っていきたいです」