『CINDERELLA Tour in SENDAI』
4月29日(木祝)仙台PIT(観衆226人=満員/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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妃南 |
7分58秒 |
琉悪夏● |
○AZM |
吏南 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
7分41秒 |
レディ・C |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
15分00秒 |
舞華 |
林下詩美 |
朱里 |
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○なつぽい |
14分14秒 |
羽南● |
ひめか |
スターライト・キッド |
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ジュリア |
岩谷麻優 |
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
13分28秒 |
<挑戦者組> |
ウナギ・サヤカ |
フキゲンです★● |
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○白川未奈 |
小波 |
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中野たむ | 刀羅ナツコ |
※第25代王者組の中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカが4度目の防衛に成功
試合詳細レポート
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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妃南 |
7分58秒 |
琉悪夏● |
○AZM |
吏南 |
&琉悪夏の大江戸隊がタッグで対戦、このカードは若い力の激突という図式にもなっている。なかでもキャリア実績で飛び抜けているのがAZMで、妃南をどのようにリードするか。妃南と吏南の双子姉妹対決に加え、大江戸隊入りした琉悪夏の成長ぶりも見どころのひとつだ。AZMが変貌を遂げた琉悪夏にどんな反応を示すのか。この試合は未来に向けての闘いでもあり、まさに現在進行形のカードでもある。
AZMと吏南の先発で試合開始。吏南が蹴りを入れるとAZMのロープワークには付き合わずストンピング。AZMがダッシュしようとすると琉悪夏が妨害し吏南がドロップキック。琉悪夏が入ってボディースラム。吏南もボディースラムでつづく。吏南はAZMを引き起こすとヘアーホイップ。AZMが「ふざけんな!」とエルボーをぶち込むと吏南がビッグブーツ。吏南がコーナーに振るとAZMがかいくぐってドロップキック。妃南が吏南をマットに叩きつけるが2カウント。琉悪夏が吏南と合体も妃南がかわして吏南、琉悪夏をマットに叩きつけ、まとめてストンピングで踏みつぶす。妃南がエルボー連打も、吏南が卍固め。AZMが入ると琉悪夏が分断。吏南はゴリースペシャルの体勢も妃南が回避しAZMに託す。AZMが吏南にミサイルキック、串刺しドロップキック。吏南が返すと「このクソババア!」と叫んでAZMを柔道殺法の連続。琉悪夏がAZMに串刺しエルボーアタック。2発目狙いはAZMがドロップキックで阻止してみせる。AZMが琉悪夏を捕獲しサブミッションでギブアップを迫る。AZMが琉悪夏とエルボーの打ち合い。AZMが連打も場外から吏南が足を引っ張る。吏南と琉悪夏が合体してAZMを攻める。琉悪夏がAZMをマットに叩きつけるとフィニッシュを宣言しコーナーから冷凍庫爆弾。しかしAZMがかわして丸め込む。妃南が琉悪夏を捕まえAZMと合体STO。AZMがダイビングフットスタンプを見舞うが琉悪夏が返してみせる。AZMは琉悪夏を引きお越しコルバタ。琉悪夏がかわしてフィッシャーマン狙い。AZMがかわすとミスティカ式ワキ固め。腕固めに移行すると琉悪夏がギブアップ、AZMの勝利となった。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
7分41秒 |
レディ・C |
渡辺桃とレディ・Cが真っ向勝負の一騎打ち。実績十分の桃がレディに胸を貸す一戦だが、レディの大きさはやはり何物にも代えがたい魅力である。桃の蹴りにレディがどこまで耐え抜くか、そして高低差を利用した攻撃で桃を追い込むことができるのか。いまだ未勝利のレディながら、近未来につなげる闘いにしたいところだ。
桃がタックルでレディをグラウンドに持っていく。ネックロックに取るとレディが取り返す。首の取り合いから立ち上がって桃がヘッドロック。レディのショルダータックルを桃が受けて立ちエルボーを連打、コーナーに追い込んで連発する。桃が串刺しで突進するとレディがショルダータックルで吹っ飛ばす。レディの突進に桃がドロップキックでお返し。桃がサッカーボールキックからカバーするがレディが1カウントで返す。桃はキャメルクラッチでギブアップを迫る。桃は顔面を蹴って「どうした?」と挑発。レディが向かっていくと桃が仁王立ち。レディがエルボー連打も桃が一発で吹っ飛ばす。桃は片ひざでカバーするがレディがすぐに返してみせる。レディの蹴りをキャッチし桃がエルボー。レディがビッグブーツを連打するが2カウント。レディはボディースラムの構えも桃がこらえる。反対に叩きつけるとボディースラムの3連発。レディが返すと、桃がミドルキック連打。コーナーに追い込んでも桃がミドルの連打を見舞う。桃が突進すると、レディがかわして串刺しビッグブーツ。レディはボディースラムで高々と叩きつけるが2カウント。レディは「決めるぞ!」と叫んでチョークスラム狙い。桃が背後に回ってスリーパー。レディが逃れると、桃が突進。レディがかわして河津落とし。さらにチョークスラムを成功させる。しかし桃がクリアーに成功。レディがエルボーを連打して突進。しかし桃がカウンターでのミドルキックからコーナーへ。レディが追いついてエルボー連打から投げようとする。桃がカットするが2カウント。桃はスリーパーホールドにレディをとらえる。胴締めでのチキンウイングフェースロックに移行するとレディがギブアップ、桃の勝利が宣告された。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
15分00秒 |
舞華 |
林下詩美 |
朱里 |
朱里&舞華のドンナ・デル・モンドと林下詩美&上谷沙弥のクイーンズクエストがタッグで対戦。朱里と詩美はシンデレラ・トーナメント2回戦で対戦することになっているが、4・30後楽園が中止となり、2回戦はそのまま5・14後楽園にスライドされた。日程こそ変更されたものの、前哨戦であることに変わりはない。また、詩美&上谷組にはジュリア&朱里組が保持するゴッデス・オブ・スターダム王座挑戦へのチャンスが到来した。元王者組は5・5福岡でおこなわれるゴッデス・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定4WAYタッグマッチにエントリー。ここで勝ち抜けば、5・2広島でおこなわれるジュリア&朱里組vs桃&AZM組の勝者である王者チームに挑戦することとなる。それだけに、このカードはさまざまな意味で落とせない試合になるだろう。両チームの思惑が交錯するタッグマッチである。
詩美と朱里が先発を買って出て睨み合う。ゴングが鳴ると、探り合いから詩美がバックに回る。グラウンドでバックを取り合い朱里が腕を取って立ち上がる。詩美が取り返すと朱里も応戦。腕の取り合いから朱里がヘッドロック。グラウンドに持っていくが詩美がヘッドシザーズ。朱里が抜け出しバックを取りヘッドロック。詩美がヘッドロックに切り返すと朱里が取り返してグラウンドに持っていく。詩美がロープに振るが朱里がショルダータックル。詩美がこらえて反対に朱里を吹っ飛ばす。QQがダブルのロープワークで朱里を翻弄しドロップキックで合体。詩美がフロントネックロックに取り上谷に託す。上谷が朱里にボディースラム。朱里が返すと、サッカーボールキック。上谷が返すと朱里は舞華にタッチ。舞華が上谷を投げつけ朱里がドロップキック。DDMが左右から腕十字。詩美がカットに入るが、すぐに分断される。朱里が上谷をコーナーに追い込みストンピング乱打。顔面を踏みつけると串刺しニーアタック。上谷が返すと、朱里は控えの詩美を落として上谷へストンピング連打。舞華が上谷をロープで捕獲、朱里も加わり顔面を踏みつける。舞華は上谷へボディ-スラム。朱里がフロントネックチャンスリードロップから顔面を踏みつける。朱里がダッシュすると上谷がドロップキック。詩美が朱里へドロップキック。舞華が乱入しDDMがクローズライン。詩美がかいくぐりまとめてドロップキック。詩美は朱里へエルボー、ミサイルキック。朱里が返すと、詩美はスリーパー。詩美がアルゼンチンからコウモリ吊り落としを狙うが、朱里がこらえて腕十字に入る。詩美がこらえてエルボーの打ち合いに持っていく。朱里がミドルキック連打、詩美がキャッチするがカウンターのバックキックを食らう。詩美がラリアットも朱里がニーアタック。詩美が投げっぱなしジャーマンも、朱里が再度ニーアタック。舞華が詩美へ串刺しラリアット。もう一発ラリアットを食らわせるが詩美が返す。舞華は予告してブレーンバスターの構え。詩美がかわしてアルゼンチン。すぐに舞華が脱出しラリアット。詩美がかわすと抱え上げてバックフリップ。上谷が舞華にエルボー連打。10分経過。上谷がドロップキックも舞華がラリアット。上谷がニーアタック。技のかわし合いから上谷が逆エビ固めに入る。舞華がロープに逃れるが上谷はすぐには外さない。上谷が背中へドロップキック。舞華が返すと、詩美が乱入し上谷に振る。キャッチした上谷がノーザンもカットされる。上谷は舞華にスタークラッシャーを狙う。舞華が切り返してブレーンバスター。上谷が返すと、乱入した朱里が上谷をマットに叩きつけ舞華がラリアット。朱里のミドルから舞華がカバーも詩美がカット成功。朱里が詩美にハイキックもラリアットを食らう。舞華のラリアットを上谷がかわしてニールキック。上谷がコーナーに上がると舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスター。残り1分。場外では朱里が詩美のカットを阻止。舞華がフィニッシュを宣言して上谷に炎華落としを狙う。上谷が丸め込むが2カウント。上谷がビッグブーツから舞華を引き起こしてスタークラッシャーの構えに。しかしここでタイムアップのゴング。試合は時間切れ引き分けとなった。試合後、詩美が朱里に赤いベルトを誇示して睨み合い。上谷と舞華も睨み合ってからリングを下りた。
◆6人タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○なつぽい |
14分14秒 |
羽南● |
ひめか |
スターライト・キッド |
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ジュリア |
岩谷麻優 |
岩谷麻優&スターライト・キッド&羽南組のSTARSとジュリア&ひめか&なつぽい組のドンナ・デル・モンドが6人タッグで全面対決。現在、大江戸隊との全面戦争で劣勢を強いられているSTARSだが、DDMとの闘いは心機一転で臨みたい。岩谷はシンデレラ・トーナメント2回戦で吏南に勝利すれば、準々決勝でひめかと対戦することになる。となれば、前哨戦を意識しての闘いになる可能性もあるだろう。岩谷はまた、キッドとのコンビでゴッデス・オブ・スターダム王座次期挑戦者決定4WAYタッグマッチに出陣、5・5福岡で勝ち残れば、タッグ王者となるチャンスも転がり込んでくる。キッドとのタッグで結果を残すためにも、勢いをつけておきたいところだろう。もちろん、キッドとハイスピード王者なつぽいとの高速対決も見逃せない。さらに、成長著しい羽南がどこまでDDMの牙城に食い込めるか。飯田沙耶が欠場中でゴキゲンです☆を大江戸隊に奪われた。戦力低下のSTARSだけに、羽南のさらなる躍進に大きな期待がかかっている。
キッドが握手を求めようと手を差し出すが、DDMは応じず。試合はキッドとなつぽいでスタート。ロックアップからロープワークに移行しなつぽいがアームホイップ。キッドの突進をなつぽいがかわして睨み合う。キッドが脚を取ると岩谷を呼び込み羽南も介入。トリオでフットスタンプの連続を見舞うと合体のドロップキック。羽南がなつぽいをカバーも2カウント。なつぽいが羽南をコーナーに叩きつけ串刺しドロップキック。DDMが串刺し攻撃で続き、トリオでヒップドロップ。DDMがトリオで羽南をコーナーに捕獲。ジュリアが羽南にスリーパーからキャメルクラッチ、胴締めスリーパー。ひめかがコーナーに追い込み顔面を踏みつけると、滞空時間の長いボディースラムから逆片エビ固め。羽南がエルボーで向かっていくとひめかが仁王立ちで受けて立つ。羽南が投げようとするがひめかが回避。しかしひめかの突進を羽南が止めてマットに叩きつける。岩谷がひめかをかわしてドロップキック。なつぽいが乱入しひめかと合体、しかし岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷とキッドが低空ドロップキックの競演。岩谷がひめかのバックを取るが、切り返されてラリアットを食らう。ジュリアとなつぽいが岩谷をロープに振って連係攻撃。ジュリアがエルボードロップからカバーも岩谷が返す。岩谷がバックキックからスリングブレイド。キッドがジュリアへダイビングボディーアタック、フライングクロスチョップ。ジュリアが返すと、キッドがフィッシャーマン狙い。ジュリアがこらえるとキッドがエルボー。食らったジュリアは「マジ痛え」。キッドのエルボー連打をジュリアが受けて立つ。ジュリアも打ち返すとエルボー合戦へ。ジュリアがネックブリーカードロップ。キッドが返すと、ジュリアがバックドロップの構え。キッドがこらえて突進もジュリアがビッグブーツ。ロープに固定するとキッドのマスクに手をかける。岩谷が救出し、キッドがジュリアを捕獲、ロープに固定しSTARSが一斉攻撃。岩谷とキッドが619の挟み撃ちからその場跳びムーンサルトでも競演。10分経過。なつぽいがキッドをカットも岩谷が場外に追いやる。キッドがジュリアにフィッシャーマン。ジュリアが返すと、キッドはコーナーへ。ジュリアが立ち上がりコーナー上でエルボー連打、雪崩式ダブルアームスープレックス。キッドがジュリアにネックブリーカーもバックドロップを食らう。羽南がなつぽいにドロップキック連打。なつぽいがやり返しネックブリーカーを狙う。羽南が切り返してドロップキック、大外刈り、カナディアンで担ぐと岩谷がキック。羽南がダブルリストアームサルトもカットされてしまう。羽南はなつぽいを引き起こし担ぎ上げるがなつぽいが逃れてひめかがニー、ジュリアがドロップキック、なつぽいがバックラッシュ。しかしこれもカットされる。羽南がなつぽいに丸め込み。返したなつぽいがトラースキックらノーザン。羽南が返すと、なつぽいはエアリアルギフト。羽南が返せず3カウントが入った。試合後にはジュリアとキッドが乱闘に。
◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負 |
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<王者組> |
13分28秒 |
<挑戦者組> |
ウナギ・サヤカ |
フキゲンです★● |
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○白川未奈 |
小波 |
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中野たむ | 刀羅ナツコ |
※第25代王者組の中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカが4度目の防衛に成功
メインはアーティスト・オブ・スターダム王座最多防衛隊記録をかけて、COSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組が大江戸隊の刀羅ナツコ&小波&フキゲンです★の挑戦を受ける。長期政権の難しいアーティスト戦線だが、中野組がここで防衛を果たせばV4。第4代王者の松本浩代&脇澤美穂&岩谷麻優組、第18代王者の岩谷&鹿島沙希&中野組と並ぶことになる。挑戦者の大江戸隊は当初、鹿島が挑戦者に名を連ねていたが、現在体調不良で欠場中。ナツコのアピールからメンバーが変更となり、大阪大会の中止を受けて今大会でおこなわれることとなった。ユニットトーナメントでは優勝を果たし、全面戦争中のSTARSも追い込んでいる大江戸隊。ここで一気にアーティストのベルトも奪い、ユニット闘争のトップに立つか、それともコズエンが最多防衛記録に並ぶのか。次期挑戦者にはDDMの舞華&ひめか&なつぽい組が名乗りを挙げており、今後のユニット戦線を占う重要なタイトルマッチだ。
最後に中野がコールされるところで大江戸隊が急襲し試合がスタート。コズエンがトリプルドロップキックで大江戸隊を場外に送り出す。しかし大江戸隊がすぐに戻ってロープ際でアピールするコズエンをリング下に落としてみせる。場外戦では大江戸隊がリード。小波がウナギをリングに戻してロープに固定して攻撃する。小波がロープ越しにスリーパー。フキゲンがウナギの顔面をロープに擦りつける。ナツコがウナギにキャメルクラッチ。フキゲンが入って顔面を踏みつけていく。ナツコはウナギにヘアーホイップから顔面ウォッシュ。フキゲンがウナギの額に噛みつき攻撃。ウナギがフキゲンの突進を止めてボディースラム。しかしフキゲンがストンピング連打。小波もつづいてストンピングの連打を浴びせる。小波が突進するとウナギがフェースクラッシャーからギロチン投下。中野が入り、小波にショルダータックル。しかしナツコとフキゲンがカット。中野は3人まとめてコーナーに追い込み串刺しエルボー、ダイビングボディーアタック。中野が突進すると、小波がキャッチし腕十字に入る。小波は中野の蹴り脚をつかんでヒールホールド。中野が切り返すが小波がドロップキック、フィッシャーマン。ナツコが中野にセントーン。エルボーの打ち合いから中野がバックドロップ狙いもナツコがこらえる。しかしコズエンのアシストを得て中野がバックドロップ。白川がフライングクロスチョップからナツコにコルバタ式河津落とし。ナツコが返すと、白川の鼻を掴んで攻撃。マットに叩きつけるとナツコが突進、白川がかわしてドロップキック、背後からエルボーアタック。ナツコが返すと、白川は串刺しエルボーアタック。ナツコがかわすと大江戸隊が次々と串刺し攻撃、ナツコがキャノンボール、フロッグスプラッシュ。しかし白川の肩が上がる。10分経過。ナツコが白川に昇天も中野がカット。乱戦からフキゲンが白川にビッグブーツ、顔面を蹴っていく。しかし予告してのブレーンバスターは反対に食らってしまう。小波が入ってブレーンバスターをフキゲンと仕切り直しを狙う。全員が入って大江戸隊がコズエンを投げきる。コズエンは大江戸隊を場外に落として中野がダイブ。白川がフキゲンへダイビングエルボーアタック。フキゲンが返すと、白川はDDT狙い。フキゲンが切り返して丸め込み。白川が返すと小波がハイキック、フキゲンが回転エビ固め。白川が切り返して押さえ込むと3カウントが入った。
中野「コズミックエンジェルズ、アーティスト・オブ・スターダムチャンピオン防衛しました。みんな頑張ってくれた。ということはアーティスト・オブ・スターダム最多防衛記録タイに並びました。私たちコズミックエンジェルズは結成してまだ5ヵ月だけど、このユニットの象徴のベルト、次の防衛戦で最多記録更新になります。ドンナ・デル・モンド!」
舞華&ひめか&なつぽいの3人がリング上へ。
中野「舞、ひめ、ぽい? 約束通りちゃんと守ったよ。私たちの最多防衛記録更新の相手になってくれるんだよね?」
なつぽい「最多防衛記録タイ、ギリギリの防衛、おめでたいね。最多防衛記録もそうだし、2冠でグラビア、代わりに私がやっといてやるよ」
中野「みなさんが見たいのはどっちですか?(「たむ」の声に)だって。このベルト、ギラギラに磨いて待ってるから」
DDMの3人がリングを下りる。
「仙台のみなさん、本日はお足元の悪いなかご来場いただき、本当にありがとうございました。世の中がこんな状況で不安になることも多いと思いますが、私たちコズミックエンジェルズを、そしてスターダムを信じて、みんなとともに闘って乗り越えていきましょう。今日は未奈が3カウント取ったので締めてくれる?」
白川「プリーズ、トラスト、アス。ウイーウォナビークイーンズオブスターダム。ウィープロミストゥビーアユニットザットウィールルビーリメンバードアンドレコーデッド」
ウナギ「ウン? 私たちコズミックエンジェルズがスターダムの女王となり、みんなの記憶にも記録にも残るユニットになることを 約束しますってことだよね」
白川「ホントに信じてくださったみなさんを悲しい気持ちにさせないように頑張りましょう。私たちもアナタたちもデリーシャース、ウ~~ンマ!」
コズエンのコメント
中野「V4、V4、やった。ありがとう!」
白川「最後なんか、自分の大技は出せなかったので焦りましたけど、なんか、今日の大江戸隊のベルトへの思いよりも絶対にはるかにコズミックエンジェルズの方がベルトへの思いは重いっていうのは、それには自信があったので」
ウナギ「おもいは、おもい」
白川「それが最後につながったかなと思います」
中野「ホントにありがとう。これが最多防衛記録タイに」
ウナギ「昔のたむさんにやっと並んだ」
中野「最多防衛記録持ってるのって、実はSTARSで岩谷麻優、鹿島沙希、中野たむだって知ってた?」
白川&ウナギ「知ってました」
中野「ホントに?」
白川「そういうのちゃんとウィキペディアとかで調べるタイプなので」
ウナギ「あとすり込まれるので」
白川「私はウィキペディアで」
中野「コズミックエンジェルズはユニットができてまだ5ヵ月だけど、独立した意味もこれで証明していけるんじゃないかなって私は思ってる」
白川「たむさんってなんか昔の思い出と比べるじゃないですか。私はけっこうそれがあんまり好きじゃなくて、昔のことを思い出させないような新しいもっとワクワクする思い出、記録を作ってやろうって思ってますよ」
中野「なんか泣ける」
白川「昔とくらべられるのはやっぱイヤですね」
ウナギ「いまホントに追いついた。追いついたから、ここから追い越して、たむさんのそのマイナスの気持ちとか、すぐ暗くなっちゃうものとかを全部ウチらが全部楽しい方に」
白川「そう」
ウナギ「だから元気に頑張りましょうね」
白川「涙はうれしい涙だけ流しましょ」
中野「みんなうれしいよ」
白川「じゃあそんな感じだ。スターダムのクイーンズになりましょう」
3人「私たちもアナタたちもデリーシャース、ウ~~ンマ!」