2021/05/04 試合結果

2021年5月4日 『Golden Week fight tour 2021』

『Golden Week fight tour 2021』
5月4日(火祝)アクロス福岡(観衆202人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負

ウナギ・サヤカ

6分10秒
マッドスプラッシュ→片エビ固め

レディ・C

※もう一人は妃南

◆シングルマッチ 15分1本勝負

朱里

7分51秒
流炎→片エビ固め

羽南

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○白川未奈

10分14秒
インプラントDDT→片エビ固め

吏南●

中野たむ

小波

◆タッグマッチ 20分1本勝負

スターライト・キッド

12分31秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

琉悪夏●

○岩谷麻優

刀羅ナツコ

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負

なつぽい

17分33秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

上谷沙弥●

ひめか

林下詩美

○舞華

AZM

ジュリア 渡辺桃

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負

ウナギ・サヤカ

6分10秒
マッドスプラッシュ→片エビ固め

レディ・C

※もう一人は妃南

 福岡大会2DAYSのオープニングマッチは、アーティスト王者のウナギが妃南とレディ・Cに胸を貸す形になる3WAYバトル。

 試合前にウナギが握手を求めるも、2人はこれを拒否。ゴングが鳴ると、妃南とレディ・Cがウナギをロープに振り、レディ・Cのショルダータックルから妃南の低空ドロップキックがヒット。さらに2人でコーナーに振ってトレイン攻撃を狙っていくが、ウナギは2人の攻撃をかわしてレディ・Cに串刺しバックエルボー。妃南にはショルダータックルを見舞っていく。ウナギはロープに飛んでXファクターから拙者、蒲焼き者で候。これを返されると、エルボー連打も、これをキャッチした妃南がレインメーカー式払腰、大外刈りを2連発から腕十字。これはレディ・Cがカット。レディ・Cは妃南にボディスラム2連発からコーナーに振って串刺しビッグブートから河津掛け。「決めるぞ!」とチョークスラムの体勢に入るが、妃南が振り払って払腰。ウナギがこれをカットし「レディ、行くぞ!」と号令をかけてキャメルクラッチ。レディ・Cは妃南にキックすると見せかけてウナギの顔面にキックを放つがウナギはこれを先読みしてキャッチ。2人でもみ合う中で妃南が2人まとめて回転エビ固めも、これをキックアウトしたウナギが2人を同時に固める変形逆エビ固め。さらにウナギは2人にそれぞれ踵落としを見舞ってから2人へ同時に拙者、蒲焼き者で候。これを返した2人がウナギをロープに振っていき、レディ・Cがビッグブート、妃南が払腰を決め、妃南の大外刈り+レディ・Cの河津がけの合体攻撃が炸裂。しかし妃南はすぐにレディ・Cへ丸め込み攻勢をかけ、スクールボーイ、首固め、外道クラッチと翻弄してから大外刈り。フォールに入るもウナギが拙者、蒲焼き者で候。でカットし、妃南に踵落とし。妃南が場外でダウンしている間にウナギがレディ・Cをボディスラムで叩きつけ、コーナーに上ってこれより我は修羅に入る!を投下してカウント3を奪った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

朱里

7分51秒
流炎→片エビ固め

羽南

 戦線復帰後に急成長を見せている羽南の前にSWA世界王座&ゴッデス王座の二冠王の朱里が立ちはだかるこの一戦。羽南は選手コール時に現在欠場している飯田沙耶のドラミングポーズを決める。

2人それぞれ歩み寄ってクリーンな握手からゴングが鳴ると、バックの取り合い、腕の取り合い、グラウンドでの首の取り合いとオーソドックスなレスリング戦が展開されていき、朱里がヘッドロックでじっくりと絞り上げる。羽南が苦戦しつつもロープに振ることに成功するが朱里はショルダータックルでなぎ倒す。羽南は雄叫びを上げながらのエルボー連打からドロップキックを発射も、朱里はこれを回避して厳しいストンピングの連打。さらに容赦のないサッカーボールキックを叩き込んでから顔面をグリグリと踏みつける。朱里は「おっしゃ行くぞ!」と串刺しランニングニーからグラウンドヘッドロックも羽南は足を伸ばしてブレイク。なおも羽南の顔面を踏みつけていく朱里に対し、羽南は満身創痍になりながらも雄叫びを上げながら根性のエルボー連打。朱里は余裕の笑みを浮かべて両手を広げながら受けきりミドルキック。さらにロープに飛んでいくが、羽南は「コノヤロー!」と叫びながらカウンターの払腰を決めて反撃開始。羽南はドロップキックからマフラーホールド。これを朱里にブレイクされると朱里の足をロープに引っ掛けた上でヒザへのドロップキックを放ち、セカンドロープからヒザへのダイビングダブルフットスタンプと朱里の蹴り技を封じるべく足への一点集中攻撃を展開。しかし、羽南が上から体固めに入ろうとした所で朱里が下から組み付いて三角絞めに捕らえる。羽南がこれをブレイクすると、朱里はショットガンドロップキックでコーナーに吹き飛ばして串刺しジャンピングニー、ハーフハッチ・スープレックスからフェイスロックも羽南はロープブレイク。朱里はジャーマンを狙うが、羽南が振り払って大外刈りからカナディアンバックブリーカーに入り、そのまま前に落とすフェイスバスター。さらにブロックバスター・ホールドもカウントは2。羽南はエルボー連打からロープに飛ぶが、素早くバックを取った朱里がバッククラッカーからサッカーボールキック、PKと連撃し、見得を切ってからバズソーキックを発射。羽南はこれをかわしてビクトル投げで反撃していくが、即座にキックアウトした朱里がランニングハイニーを叩き込み、最後は流炎で叩きつけてカウント3。試合後、朱里は羽南の健闘をたたえて頭を撫でるが、羽南は悔しそうな表情を浮かべてその手を払った。

◆タッグマッチ 20分1本勝負

○白川未奈

10分14秒
インプラントDDT→片エビ固め

吏南●

中野たむ

小波

 COSMIC ANGELSと大江戸隊の対抗戦となるタッグマッチ。どちらもベルトホルダーであるコズエンの2人に対し、小波&吏南がどのような爪痕を残すのかに期待がかかる試合。

 白川と吏南でゴングが鳴ると、吏南は「来いよババア!」と挑発して手4つを仕掛ける。白川が引きつった笑いを浮かべながら応じようとすると吏南はメチャクチャに足を踏みつけてからヘアホイップを3連発。さらに「オラ!このクソババア!」と顔面を踏みつけていき、ロープにくくりつけて小波とともに両サイドから顔面踏みつけで恥辱を味わわせる。小波に代わると、小波は観衆に見せつけるように白川の顔面を踏みつけてからサッカーボールキック。吏南にタッチ。吏南は「上げるぞ~!」とボディスラムで叩きつけ、小波にタッチ。小波が髪を掴んで引き起こすと白川は振り払ってエルボーで反撃し、フライングクロスチョップを決めて生還。代わるたむは小波に串刺し攻撃を発射も、小波が回避。ここに吏南も加勢に来るが、たむはこれをかわして2人を重ねての串刺しバックエルボーからダイビングクロスボディで2人まとめて押しつぶす。ここに白川も入ってきて2人でのロープワークで翻弄してからのダブルドロップキック。たむは小波にバックドロップを狙うが、小波は振り払ってコンビネーションキックからクロスフェイス。さらに形を変えて無道の形に捕らえていくも、たむは足を伸ばしてなんとかロープブレイク。小波はたむに顔面ウォッシュからぶら下がり式腕十字、顔面への低空ドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにジャーマン・スープレックスを狙っていくが、ここで白川がエルボーでカットし、たむがスピンキックからジャーマン・スープレックス・ホールド。これを吏南がカットすると、白川は吏南を場外に連れ出してたむに勝負を託す。たむは小波にバイオレット・シューティングを狙うが、小波はハイキックで迎撃しジャーマン・スープレックス。両者タッチ。白川と吏南は正面からエルボーで打ち合っていき、打ち勝った白川がランニングネックブリーカードロップ。さらに串刺しバックエルボー、顔面への低空ドロップキックと連撃し、コーナートップから飛び込んでいくが、吏南がこれを回避。即座に小波が入ってきてミドルキックでアシストすると、吏南がノーザンライト・スープレックス・ホールド。吏南は卍固めをガッチリと決めていくが白川がギブアップしないと見るやスクールボーイからの払腰、大外刈りとラッシュをかける。これをたむにカットされると欠場中の鹿島に捧げるmy emblemを狙うが、これをたむがトラースキックでカットし、白川がローリングエルボー、たむがバックドロップと2人で連撃。たむは小波を押さえながら「ちゃんみな!飛べぇ~ッ!」と叫び、これに応えてコーナートップに上がった白川がダイビングラリアット。小波がカットすると、たむがトラースキックで撃退。白川はインプラントDDTを狙うが、吏南が首固めで切り返し、「もらった!」とウイングクラッチホールド。これを返されると吏南はロープに飛ぶが、白川がカウンターで空中胴絞め落としを決め、続けてインプラントDDTで突き刺して3カウント。

◆タッグマッチ 20分1本勝負

スターライト・キッド

12分31秒
ムーンサルトプレス→片エビ固め

琉悪夏●

○岩谷麻優

刀羅ナツコ

 今年に入ってから過熱しているSTARSvs大江戸隊の対抗戦。先月の横浜武道館大会ではゴキゲンです改めフキゲンですを強奪された。このGWシリーズ初戦の広島大会では岩谷がムーンサルト・プレスで快勝。この日はSTARSが誇る正タッグ・MKシスターズと最近頭角を現しつつあるナツコ&琉悪夏のタッグが激突した。

 入場を終えたMKシスターズは、キッドの投球を岩谷がキャッチャーとして受けてセカンド送球するバリエーションでリストバンドを客席に投擲。その瞬間に大江戸隊が奇襲をかけ、場外で観客席になだれ込みながら大暴れする中でゴング。ナツコはキッドをリングに戻すとマスク剥ぎを狙っていき、村山レフェリーが激怒すると「外してねーだろーがよ」と抗議しつつキッドのマスクの耳を掴んで捻り上げながらイヤーホイップ。さらにロープ際での顔面ウォッシュを叩き込み、琉悪夏にタッチ。琉悪夏も顔面ウォッシュで続き、滞空時間の長いボディスラムで叩きつける。さらにコーナーに押し付けて顔面を踏みつけ、ナツコにタッチ。ナツコは「お前ら応援してやれよ~!」と観衆に呼びかけて煽りながらキッドをボディスラムで叩きつけてセントーン。さらに逆エビ固めに入るも、これは岩谷がカット。琉悪夏にタッチ。琉悪夏はキッドをロープに振っていくが、キッドは「ナメんじゃねえ!」とブーメランアタックで反撃し岩谷にタッチ。岩谷は琉悪夏にドロップキック、さらにロープに飛ぶが、エプロンからナツコがキックを見舞って妨害。そのまま2人でロープに振ろうとするが、岩谷はロープを踏み台にしたダブルアームドラッグで2人を投げ捨て、2人にまとめてドロップキック。さらに「バカタレ!」と叫びながら琉悪夏の顔面にバカタレスライディングキックを叩き込み、キッドにタッチ。キッドは串刺しバックエルボーからスリングブレイド、さらに「上げるぞ!」とボディスラムを狙うが琉悪夏が耐えてビッグブート。ナツコにタッチ。ナツコは「75kg!」と叫んでセントーンからキャノンボールを発射も、これをかわしたキッドがショットガンドロップキック。さらにロープに飛んで飛びつき、変形の回転エビ固めから低空ドロップキック。続けてキッチャーマンを狙うがナツコが振り払うとコルバタで放り捨てて岩谷にタッチ。岩谷はナツコに串刺しドロップキックからコーナーに上ってダイビングダブルフットスタンプ。さらに「キッド、行くぞ!」と号令をかけ、キッドのバッククラッカー+岩谷のダイビングダブルフットスタンプを合わせる同時攻撃。岩谷は「MK行くぞ!」と龍星の体勢に入るが、琉悪夏が下から組み付いて叩き落とし、ナツコが岩谷をデッドリードライブでリング内に放り捨てる。ナツコの串刺しスプラッシュからキャノンボールが決まり、ナツコはコーナートップからのフロッグスプラッシュを投下も、岩谷がギリギリで回避したため自爆。大ダメージを受けたナツコに対し、岩谷が飛びかかるが、ナツコはボディブローからのヘッドバッド、ロープに飛んでのラリアットを叩き込む。さらにナツコはデスバレーボムで叩きつけるがキッドがカット。ナツコがロープに飛ぶとキッドがドロップキック 岩谷がエルボー 顔面を撃ち抜くトラースキックからフォールに入るも、琉悪夏がコーナーから手を伸ばしてタッチ。琉悪夏は岩谷へランニングクロスボディから串刺しスプラッシュ、ロープに飛んでのぶちかまし、ビッグブート、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドと猛攻をかけるもカウントは2。琉悪夏はナツコとともにサンドイッチラリアット狙うが、岩谷がかわしたため2人のラリアットが正面衝突。そこへキッドがコーナートップからダイビングクロスボディで飛んできて2人まとめて押しつぶし、岩谷とキッドは619&その場飛びムーンサルト・プレスの競演を見せる。岩谷は琉悪夏にノーザンライト・スープレックス・ホールド、バズソーキックと畳み掛けるが、ナツコのカットがギリギリ間に合う。キッドはナツコをコードブレイカーで撃退。岩谷&キッドの龍星が炸裂し、最後は岩谷がムーンサルト・プレスで押しつぶして3カウントを奪った。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負

なつぽい

17分33秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

上谷沙弥●

ひめか

林下詩美

○舞華

AZM

ジュリア 渡辺桃

 福岡大会初日のメインイベントを飾るのは、Donna Del MondoQueens Questのユニット対抗戦。全員が現王者または元王者という豪華メンバーが勢揃いした。そして、この8人の中では、ひめかと上谷が現在開催中のシンデレラ・トーナメントにて準決勝で当たる可能性があり、この2人の対面にも注目が集まる試合。そして、福岡県出身の舞華にとっては凱旋試合となった。

 舞華と上谷の対面でゴングが鳴ると、手4つからグラウンドにもつれ込み、上谷は足を、舞華は腕を狙ってじっくりとしたレスリング戦を展開。両者クリーンブレイクからタッチ。なつぽいとAZMのハイスピードな対面となると、なつぽいのドロップキックをかわしてロープに飛んでスピーディな動きで翻弄するAZMだったが、なつぽいもこのスピードに追随してアームドラッグからドロップキックをヒットさせる。さらにDDM4人でのトレイン攻撃から4人同時のヒップドロップ、4人でAZMの四肢をそれぞれ固める豪華な合体ジャベを見せる。なつぽいはAZMをコーナーに追い詰めていくが、AZMは振り向きざまのミサイルキックをヒットさせる。ここでQQが入ってきて詩美&桃の合体スパインバスターからAZM&上谷がここに加わって4人でポーズ。詩美にタッチ。詩美はなつぽいをボディスラムで2回叩きつけ、キャメルクラッチに捕らえる。そこへ桃が入ってきてなつぽいの胸板にローキック。詩美がなつぽいを引き起こすと、なつぽいはソバットからヘッドハンターで一矢報いてひめかにタッチ。ひめかは詩美をショルダータックルでなぎ倒すが、上谷が詩美の加勢に入る。ひめかは2人を相手に串刺しラリアットから2人を重ねて串刺しボディスプラッシュを見舞って上谷を撃退。さらに詩美へショルダータックルからラリアットを発射するが、詩美もラリアットで迎え撃ってラリアット同士が正面衝突。2人は何度もぶつかり合っていくが、詩美が振り向きざまの一撃をヒットさせ、桃にタッチ。桃はひめかに串刺しドロップキックを2連発。さらにブレーンバスターの体勢も、ひめかが耐えてニーバッドからランニングニー。ジュリアにタッチ。ジュリアは舞華とともにリングに飛び込み、2人でダブルビッグブート。さらになつぽいがドロップキックで追撃し、ジュリア&舞華が腕を組んでのダブルエルボードロップ。ここになつぽいが加わって3人でマッスルポーズを決める。続けてジュリアは桃へスイングネックブリーカーからバックドロップを狙っていくが、桃は耐えきってジュリアをカニバサミで倒してビッグブートも、なつぽいが飛び込んで来てキャッチしドラゴンスクリュー。ジュリアも桃のミドルキックをキャッチして足へのDDTからアキレス腱固めに入る。桃もアキレス腱固めで取り返し、2人で意地を張りつつ互いに顔面を叩き込んでいく執念を見せつけるも、2人同時に転がっていってロープブレイク。桃はジュリアに怒りのローキック速射砲。ジュリアはグーパンチを放つと見せかけてヒザへの低空ドロップキックを放って体勢を崩しバックドロップ。さらにシャイニング・ケンカキックを狙うが、桃がカウンターのハイキックを叩き込んで上谷にタッチ。上谷はジュリアに串刺しジャンピングニーからドロップキック。さらに逆エビ固めを狙うがジュリアが下から組み付いてサムソンクラッチ。キックアウトした上谷の顔面にドロップキックを叩き込んで舞華にタッチ。舞華と上谷は正面からエルボーで打ち合っていき、舞華が連打で打ち勝つも上谷は側転+バク転ドロップキックで反撃。上谷&AZMがダブルのフロントキックからダブルのスライディングキック。詩美&桃がダブルのフラップジャック、上谷のフットスタンプとQQの連撃が決まるが、上谷がスタークラッシャーを狙ったところで舞華が裏投げで反撃。起き上がった上谷がロープに飛ぶが、ジュリアがエプロンからキックを見舞ってリングに上がる。ジュリア&舞華が合体バックドロップ、ひめかがなつぽいをホイールバローの形で叩きつける合体ボディプレス、舞華のリバーススプラッシュとDDMの面々が上谷に猛攻。さらに舞華がラリアット狙うが、上谷はかわしてニールキックを発射。舞華はこれをかわしてスリーパーホールドに入るが、詩美が慌ててカット。リング上は全員入り乱れる大混戦に。再びリング上が舞華と上谷の1vs1の対面となると、舞華のラリアットに上谷がニールキックをカウンターで合わせてヒット。続けて上谷はコーナーに上っていくが、舞華は追いすがって下からエルボーを連打し、超滞空式の雪崩式ブレーンバスター。さらに舞華が炎華落とし狙っていき、上谷が着地すると舞華が振り向きざまのラリアットを狙うが、上谷が飛びついてフランケンシュタイナーで場外へと放り出し、場外へのスワンダイブ式ダイビングクロスボディでDDM4人を押しつぶす。上谷が舞華をリングに放り込むと、詩美がバックフリップ、桃が蒼魔刀、AZMがダイビングダブルフットスタンプ、上谷がノーザンライトスープレックスホールドと舞華に大技ラッシュをかけていくが、DDM3人のカットが間に合う。上谷がロープに飛ぶと、ひめかが追走ランニングニーを叩き込み、ジュリア&なつぽいが顔面へのサンドイッチキック、さらにひめか&舞華がそれぞれ上谷の後頭部へラリアットを叩き込み、舞ひめが合体チョークスラム。舞華は上谷を山茶花で叩きつけてから、炎華落とし狙うが、上谷はスクールボーイで切り返し、舞華の起き上がりにジャンピングニーをクリーンヒット。しかし舞華すぐ起き上がって強烈なラリアットを叩き込み、間髪入れずにみちのくドライバーIIで突き刺してカウント3を奪った。

 

舞華「今日、スターダムには私、ひめか、林下詩美、上谷、そして今は欠場中でここには来れてないけど、飯田沙耶。この5人が黄金世代と呼ばれています。今日、私が勝ったということは、一歩、黄金世代、リードしてるんじゃないでしょうか?!お前らはそれで良いのか?私はどんどんどんどん上を目指していくよ」

上谷「見とけよ……!見とけよ……!」

(※上谷がノーマイクで悔しそうにつぶやく中、QQが退場)

舞華「福岡の皆さん、また福岡に帰ってくることが出来ました!本当にこのコロナの中、ご来場・ご観戦本当にありがとうございます!スターダムは明日も試合がありますが、コロナに負けず、止まらず、どんどんどんどん突き進んでいきたいと思います!そして必ずまたここ、福岡に帰ってくるけん、みんな、待っとってね!なつぽい、ひめか、朱里、ジュリア、そして舞華!世界に弾ける女達、Donna Del Mondo!さらばだっ!」

<試合後コメント>

舞華「福岡!熱いねェ~!」

ジュリア「もう舞華の地元、最高じゃん!」

舞華「ベリベリホットよ!熱男、熱女、勢揃い!ソフトバンクも強いし、福岡出身の私、Donna Del Mondoも強い!今日も無事勝つことが出来ました!まあ、黄金世代と呼ばれている私たち、最近対戦多いですけど、私が一歩も二歩もリードしてるんじゃない?」

ジュリア「うん、してるよ」

舞華「この勢いのまま、黄金世代のトップを私が走って、さらにもう1ランク黄金世代を上に上げていきたいと思います」

ジュリア「去年もね、ここ福岡に来たときにメチャクチャお客さんたちがアツアツで!舞華の地元は羨ましいよ。こんなにあったかいところが故郷だなんて。今日福岡で出来て、本当に私は最高の気分!そして、勝利おめでとう!明日もね、Donna Del Mondoが舞華の地元・福岡で勝利という結果を残して、止まらず突き進んでいきたいと思います!」

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