『~岩手を元気に!北斗建設株式会社 Presents~ STARDOM 岩手大会』
6月23日(水)岩手県営体育館(観衆239人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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AZM |
7分17秒 |
レディ・C |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ウナギ・サヤカ |
15分00秒 |
渡辺桃 |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○上谷沙弥 |
12分34秒 |
スターライト・キッド |
林下詩美 |
小波● |
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○コグマ |
12分53秒 |
白川未奈● |
岩谷麻優 |
中野たむ |
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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琉悪夏 |
16分33秒 |
舞華● |
○鹿島沙希 |
朱里 |
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刀羅ナツコ |
ジュリア |
試合詳細レポート
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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AZM |
7分17秒 |
レディ・C |
東北2連戦のオープニングを飾るのは、AZMとレディ・Cのシングルマッチ。体格差は歴然も、すでにAZMはベテランの域に達している。新人レディとの対戦でなにを叩き込むか。AZMがスピードで攪乱することが予想されるが、レディがそれを止めることができればパワーを利しての勝機がうかがえる。レディはハプニングながらも前の大会で初めてのメイン出場。AZM相手にさっそくその経験を活かしたい。
握手はかわさず、試合がスタート。探り合いからレディが手を高々と差し上げて相手を誘う。AZMは飛びつくと思わせて脚を踏みつけるとハイスピードのロープワークへ。しかしレディがかわしてショルダータックルの連打。コーナーに振ると串刺しビッグブーツをかわしたAZMが串刺しドロップキック。もう一発ドロップキックを放つと片ヒザでカバー。返したレディにAZMはボディースラム、フットスタンプで腹部を踏みつける。AZMは「どうした?」と挑発しサッカーボールキック。食らったレディが悶絶。立ち上がったレディがエルボーを打つとAZMも応戦。AZMが挑発しエルボー連打を受けて立つ。AZMが打ち返し倒れたレディを立ち上げる。レディが向かっていくがAZMは「そんなもんか?」と言って蹴り上げる。しかしレディがビッグブーツ連打で反撃。滞空時間の長いボディースラムを連発で叩きつける。AZMが返すと、レディは河津落とし狙い。AZMが切り返してサブミッションに取る。レディがエスケープすると、AZMはブレーンバスター狙い。レディが阻止してチョークスラムを狙うがAZMがかわして三角飛びからブレーンバスター。レディが返すとAZMはワキ固め。腕固めに移行するとレディはなんとか足を伸ばしてエスケープ。AZMがコーナーから狙い澄ましてミサイルキック。しかし2カウントどまり。するとAZMはフィニッシュを宣言しダイビングフットスタンプ。かわしたレディがビッグブーツから河津落とし。AZMが返すと、レディは絶叫しチョークスラムで叩きつける。しかしAZMの肩が上がる。レディが再び絶叫しAZMを立ち上げる。AZMが切り返して丸め込むと、3カウントが入った。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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ウナギ・サヤカ |
15分00秒 |
渡辺桃 |
クイーンズクエストの渡辺桃とCOSMIC ANGELSのウナギ・サヤカが初シングル。ウナギは今年2月にウナギ・カブキ7番勝負を敢行。4月には上谷沙弥との番外編も闘っている。これらのシングルでは全敗ながらも、シンデレラ・トーナメントでは4強入り、フューチャー・オブ・スターダム王座決定トーナメントでは白川未奈との同門決勝戦が決まっている。桃との一騎打ちは7番勝負番外戦とも言えるだけに、ここはシングル初戴冠に向けても勝負どころ。ウナギには結果以上に内容が期待される。
ウナギが歩み寄り握手を求めるが、桃はコーナーから動かず応じない。試合が始まるとロックアップから桃がロープに押し込みエルボー。桃がテイクダウンを取りグラウンドに持っていくとフロントネックロック。ウナギが取り返すが、桃が切り返して再びネックロック。バックの取り合いからウナギが左腕を捻りあげる。桃が取り返しウナギの左腕を絞りあげる。切り返しの応酬から桃が腕固め。桃がヘッドロックに決めるとウナギがロープに振ろうとするが、桃は離さず。ウナギが丸め込むと桃が返してハイキック。ウナギがかわすと桃がコーナーに持っていき宙吊りに。桃は宙吊り状態のウナギにミドルキックから顔面を踏みつける。さらに桃は首をひねってグラウンドに持っていくとサッカーボールキックへ。桃は片ひざでカバー。ウナギが返すと桃は高々とボディースラム。ウナギが返すと桃は逆エビ固めに入る。ウナギがエスケープすると、桃は背中にミドルキック。たまらずウナギがリング下。桃は気合いを入れてエプロンから背中にキックを叩き込む。桃はリング下のウナギに「どうした!? 自分で上がってこいよ」と挑発。ウナギが戻ると桃はストンピングの連打。ウナギがエルボー連打で向かっていくが桃がカウンターのドロップキック。ウナギが返すと、桃は逆片エビ固め。ウナギはエスケープに成功も桃のストンピングを食らう。桃が突進するとウナギがチンクラッシャー、ギロチンドロップ。桃が返すと、ウナギがエルボー。桃もやり返してウナギがダウン。ウナギが立ち上がりエルボー。桃は「なめんなコラ!」と打ち返し、ウナギをダウンさせる。エルボーの打ち合いから桃が仁王立ち。ウナギが挑発すると桃がミドルキックの連打を浴びせる。ウナギは蹴り脚をキャッチし桃のエルボー連打をこらえながらグラウンドへ。ギロチンをもう一発放つと変型ネックロック。しかし桃がロープに到達。ウナギはコーナーに追い込み背中へのキック、ヘッドバットを連打。ウナギは串刺し攻撃を狙うがかわされてしまう。10分経過。桃が串刺しドロップキックを連発。ウナギが返すと、桃はドラゴンスリーパーへ。しかしロープ際でウナギが命拾い。桃が裏投げからカバーするがウナギが肩を上げる。桃が突進するとウナギがフェースクラッシャーから顔面蹴り。桃がハイキックからダウンしたウナギの顔面を蹴り上げる。桃はミドルキック連打。残り3分。桃がハイキックからカバーするがウナギがクリアー。ならばと桃はフィニッシュを宣言しBドライバー狙い。かわしたウナギがカカト落とし、大ふへん固め。残り2分。桃がしのぐと、ウナギはマッドスプラッシュ狙いでコーナーへ。気づいた桃がデッドリードライブから蒼魔刀を連打。ウナギが切り返して丸め込む。桃が返すとハイキック。桃はウナギを引き起こして胴締めスリーパー。残り1分。ウナギは「(ギブアップは)イヤだ!」と絶叫。桃が締め上げるとウナギは動けず。残り30秒、20秒、10秒…。ウナギがこらえる状態でタイムアップとなり、時間切れ引き分けがアナウンスされた。試合後、桃が立ちはだかりウナギの頭部を蹴飛ばす。立ち上がったウナギが桃の髪の毛を掴んで睨み合った。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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○上谷沙弥 |
12分34秒 |
スターライト・キッド |
林下詩美 |
小波● |
林下詩美&上谷沙弥のクイーンズクエストと小波&スターライト・キッドの大江戸隊がタッグで対戦。注目は大江戸隊入りしたキッドだろう。古巣STARSとの対戦ではない中で、どのように大江戸隊ファイトを見せるのか。それともSTARS仕様のキッドで臨むのか。キッドの出方次第で試合内容が大きく変わりそうだ。一方、詩美&上谷にはゴッデス・オブ・スターダム王座挑戦が決定的。日時は未定だが、タイトルマッチに向けてこのチームではひとつも落としたくないところ。詩美には刀羅ナツコを迎えての赤いベルト戦も控えている。それだけに、大江戸隊ナツコの介入にも注意したい。
小波&キッド組のセコンドにはナツコ、鹿島、琉悪夏がつく。鹿島はなにやら小波に耳打ち。キッドは不機嫌そうに、小波の横に立つ。
上谷とキッドのロープワークから試合がスタート。キッドがアームホイップも上谷がラリアット。かわしたキッドがフライングエルボーアタック。小波が入り上谷にサッカーボールキック。片ヒザでカバーすると上谷が1カウントで返す、小波が上谷をロープに追い込み鹿島と琉悪夏が援護、キッドを呼び込む。しかしキッドはリング下で応じず。キッドがリングインし上谷にサーフボードストレッチ。キッドが突進すると上谷が先回りしてドロップキック。詩美が上谷と合体しキッドを翻弄、背中へのドロップキックをダブルで打ち込む。詩美はストンピング連打から自軍コーナーに捕獲。上谷がキッドにストンピング連打、ボディースラム。キッドは1カウントで返すが再びコーナーで捕獲される。詩美がボディースラムでつづくもキッドが返す。詩美がロープに振るとキッドがダイブするがキャッチされる。キッドが反転し丸め込みからドロップキック。小波が詩美にニーアタック、スライディングキック。フィッシャーマン狙いは上谷がカットし詩美と合体。クローズラインを小波がかわして詩美を丸め込みからドロップキック。詩美が返すと、小波がバックを取る。詩美がラリアットからスライディングラリアット。小波が返すと、詩美はバックを取ってジャーマンの構え。小波が切り返して延髄斬り。キッドが詩美にネックブリーカードロップ、コルバタ。コーナーに追い込み突進。詩美がかわすがキッドがダイビングボディーアタックをヒットさせる。キッドはフィッシャーマンの体勢にいくが、詩美が切り返してアルゼンチン狙い。キッドがこらえて抜け出すが突進をキャッチされ前方に叩きつけられる。上谷がキッドへ串刺しニーアタックからドロップキック。キッドが返すと、上谷は逆エビ固め。詩美は大江戸隊を牽制。キッドがエスケープすると、上谷が突進。キッドがかわして小波の援護から619を決める。さらにキッドがネックスクリューも2カウント。替わった小波がミドルの連打。上谷がドロップキックからニールキック、二段蹴り。串刺し攻撃を小波がかわすとキッドが援護し、その場跳びムーンサルト、小波がノーザン。キッドはQQを分断。小波が上谷のバックを取り飛びつくと腕を取る。上谷が丸め込むが小波がクリアー。詩美が小波をカットし上谷がビッグブーツ、詩美がサイドバスター、上谷がスワンダイブ式ダイビングボディーアタック。上谷は「決めるぞ!」と絶叫しスタークラッシャーを狙う。小波が切り返しスリーパーも詩美がラリアットでカットする。詩美はキッドにドロップキック、上谷と合体のネックブリーカー。上谷は小波にスタークラッシャーを狙うがナツコが鉄パイプで殴打し妨害。残り3分。小波が紐を使って上谷を宙吊りに。レフェリーが5カウントを入れ、小波の反則負けとなった。試合後には大江戸隊が勝手に“勝ち名乗り”。
◆タッグマッチ 20分1本勝負 |
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○コグマ |
12分53秒 |
白川未奈● |
岩谷麻優 |
中野たむ |
STARSの岩谷麻優&コグマ組と、アーティスト・オブ・スターダム王者COSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈組が対戦。岩谷&コグマ組は2大会連続の実現で、6・20米原では林下詩美&AZM組に勝利した。大江戸隊との全面戦争で苦境に立つSTARSにとってコグマの加入は頼もしい。今後も岩谷&コグマでの出陣が増えそうだ。一方、COSMIC ANGELSは米原大会で白川とウナギ・サヤカが若干ギクシャク、中野の心配そうな表情が印象に残った。これは7・4横浜フューチャー・オブ・スターダム王座決定トーナメント決勝を控えてのライバル心に違いないが、その前には6・26むつでのアーティスト・オブ・スターダム王座戦が控えており、結束力をキープしなければならない。まずは中野と白川のタッグで快勝し、いい形で6・26むつ、7・4横浜につなげたい。
コグマがリング上で岩谷を肩車。コズエンの白川が岩谷に握手を求めるも、岩谷は応じない。試合はコグマと白川の先発でスタート。腕の取り合いから白川がヘッドロック。コグマが切り返してヘッドロックで締め上げる。白川がロープに振るとヒザへのドロップキック。中野が入り白川と合体攻撃を見舞う。コズエンはダブルのドロップキックで挟み撃ち。コグマが返すと、白川の脇腹にドロップキック、高々とボディースラム、腹部へのフットスタンプ。岩谷がコグマと合体、コグマが首を取り岩谷がドロップキック。岩谷は白川にサッカーボールキックから逆片エビ固め。中野がカットに入るがコグマに追い出される。岩谷は逆片エビ固めを続行もロープに逃げられる。岩谷がストンピング連打からコーナーに叩きつけコグマに託す。コグマは白川にキャメルクラッチ。しのいだ白川がフライングクロスチョップ。中野がコグマに串刺しエルボーアタック。コグマはロープに振られることを拒否、岩谷が乱入。中野は2人をコーナーに追い込んでエルボーアタック、ダイビングボディーアタック。コグマに側転ダブルニードロップ。コグマが返すと、隙を突いて丸め込み。返した中野にドロップキックを見舞う。岩谷が中野のエルボーをブロックしバックキック。中野がコーナーに振って突進すると岩谷がかわしてドロップキック。岩谷が両手を広げて中野のエルボーを迎え撃つ。エルボーの打ち合いから中野が突進、岩谷がトラースキックで迎撃しバックドロップ。しかし中野がバックドロップのお返しで、両者ダウン。白川がコグマに串刺しエルボーアタックからドロップキック。コグマが返すと丸め込みの連続。白川が突進をかわしてコルバタもコグマがクリアー。返したコグマに白川はヘッドシザーズ。白川はコーナーに上がるがコグマが追いつく。岩谷がハイキックで援護しコグマが雪崩式フェースクラッシャーでトップロープに打ち付ける。コグマが岩谷を担いでコグマのボディープレスにつなぐトリッキーな連係。コグマへ中野がトラースキック、白川がエルボーアタック。コグマが返すと白川はダイビングクローズライン。白川は中野を呼び込みリング下へ。すると中野がプランチャで舞う。コズエンはコグマを戻してカカト落としの競演。しかしコグマの肩が上がる。白川はフィニッシュを宣言しインプラント狙い。しかしコグマがDDTで切り返す。白川がダッシュするとコグマがRKO。コグマが狙い澄ましてミサイルキック。白川が返すと、コグマはジャーマン。3カウントが入り、コグマがアーティスト王者&フューチャー王座トーナメントファイナリストの白川を破った。
◆6人タッグマッチ 30分1本勝負 |
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琉悪夏 |
16分33秒 |
舞華● |
○鹿島沙希 |
朱里 |
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刀羅ナツコ |
ジュリア |
ジュリア&朱里&舞華のドンナ・デル・モンドベストトリオが、刀羅ナツコ&鹿島沙希&琉悪夏の大江戸隊と激突。6・20米原ではジュリアが体調不良により急きょ欠場。DDMが朱里&舞華の2人のみになるという非常事態となった。が、ジュリアは1試合を欠場したのみでカムバック。大江戸隊は米原大会でなにかと舞華の名前を出しており、DDMにとっては穏やかではない。ジュリアの復帰によって、さらなる両軍の駆け引きが展開されそうだ。また、大江戸隊はこのトリオで中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組のアーティスト・オブ・スターダム王座に挑戦。6・26むつでのタイトルマッチを前に勢いをつけたい試合である。
最後に朱里がコールされSWAのベルトをロープ上で誇示したところで鹿島が襲い掛かり試合開始、大江戸隊がDDMを圧倒し、リング上ではナツコが舞華をとらえる。ナツコは舞華にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。琉悪夏が舞華にヘアーホイップの連続。コーナーに追い込むと腹部へのパンチを連打する。琉悪夏が片ヒザでカバーするとDDMがカットする。鹿島が舞華にストンピング、顔面蹴りを連打。舞華がロックボトムを見舞い朱里にタッチ。朱里は鹿島にドロップキック。しかしナツコと琉悪夏が介入。朱里は2人を蹴散らして鹿島に突進、串刺しニーアタック、流炎。鹿島が返すと、エルボーの打ち合いに。朱里がサッカーボールキックも2カウント。コーナーに振られた鹿島がコルバタから前蹴り。琉悪夏がショルダータックル連打で朱里を吹っ飛ばしていく。朱里が返すと、琉悪夏が串刺しエルボーアタック、ショルダータックル。串刺しアタックは朱里がかわしてジュリアと合体の串刺しエルボーアタック、ドロップキック、エルボードロップでたたみかける。ジュリアと琉悪夏がエルボー合戦も、琉悪夏がジュリアの腕に噛みつく。ジュリアは「お返しだ!」と琉悪夏のアタマに噛みつく。すると琉悪夏がカウンターのクロスボディー。ナツコがセントーンの連打からジュリアとエルボーを打ち合う。ナツコが突進するとジュリアが飛びついて変型卍固め。DDMが大江戸隊にサブミッション攻撃でジュリアを援護する。ナツコが持ち上げてロープに逃れようとする。ジュリアが丸め込むとナツコがヒップアタックもかわされる。ジュリアはバックドロップを狙うがナツコがこらえてみせる。ナツコがジュリアを担ぎ上げるが、ジュリアが反転してDDT。舞華がナツコとショルダータックル、ラリアットをぶつけ合う。打ち勝ったのは舞華。舞華は予告してナツコにブレーンバスターを狙う。ナツコがこらえると、舞華は前方に叩きつける。10分経過。ナツコが顔面をかきむしりスピアを決める。鹿島が舞華の顔面を蹴り上げコルバタで投げ捨てる。さらに顔面へのビッグブーツ。舞華が返すと、鹿島が突進。そこへ朱里が介入し舞華が担ぎ上げるとジュリアと合体のサイドスラム。鹿島が舞華の突進をかわし大江戸隊が串刺し攻撃。ナツコが叩きつけ鹿島がダイビングフットスタンプを舞華に決める。舞華が返すと、鹿島がダブルアームの構え。舞華が切り返してブレーンバスターで叩きつける。鹿島が返すと、舞華は炎華落とし狙い。鹿島が起死回生もカットされる。DDMが合体、舞華が担ぎ上げるが大江戸隊が阻止。鹿島が舞華を丸め込む。ジュリアが鹿島に突進も舞華にドロップキックが誤爆。ジュリアと朱里が合体も、大江戸隊にかわされ、これも舞華に誤爆。ナツコが舞華にキャノンボール。鹿島のダイビングフットスタンプ、琉悪夏の冷凍庫爆弾。ナツコのフロッグスプラッシュ、鹿島がマイエンブレム。舞華が返せず、大江戸隊がDDMを破った。
ナツコ「あ~あ~、かわいそうな舞華。最後は、DDM2人の攻撃受けちゃったねえ。舞華、やりづらくない? 素直になった方がいいんじゃない? ねえ、舞華」
退場するDDM。リング下から朱里が、「ウチの舞華に話しかけてんじゃねえよ!」
ナツコ「そう、私、刀羅ナツコと鹿島沙希、琉悪夏、この3人は青森(むつ)で、アーティストに挑戦する。オマエら、最後の技、見ただろ。沙希、体重何キロ?」
鹿島「50」
ナツコ「意外に軽いな…。琉悪夏は?」
琉悪夏「70、70」
ナツコ「そして私は、最近ちょっとパワーアップして、79キロ」
朱里がリング下から「デブ!」
ナツコ「誹謗中傷に聞こえたけど、大丈夫か?今日は勝ったんだから、気分がいいな。ウチら3人のプレスを受けてCOSMIC ANGELSの3人は、果たして手を挙げることはできるかな? 舞華も、DDMも、COSMIC ANGELSの3人も、震えて、眠れ」
大江戸隊のコメント
ナツコ「DDMの3人は、ちょーっとふざけて舞華って名前を出してあの動揺の仕方。さてはなにか隠してるな。ね、そう思うよね。それからアーティストについて」
鹿島「アーティストね。もうすぐアーティスト、この3人で挑戦するけど、まあ今日この3人で闘って勝って当たり前。アーティスト戦の前に負けてなんていられないし、取る、取る、取りたいとかじゃなくて、取る。この3人で。まあね、コズミックエンジェル? いつまでもあんなヤツらに持たせていられないっすよ」
ナツコ「よし、焼き肉食いいこう。冷麺食べたいんだけど、ウチ」