2021/07/01 NEWS

7・4横浜武道館大会の全対戦カード発表

 7月1日(木)渋谷・東京カルチャーカルチャーにて記者会見がおこなわれ、7・4横浜武道館大会の全対戦カードを発表、4大タイトルマッチの調印式とともに、出場選手が意気込みを述べた。

記者会見詳細

▼ガントレットタッグマッチ

舞華&レディ・Cvs阿南&妃南vs鹿島沙希&吏南vs小波&フキゲンです★

▼渡辺桃&AZMvsスターライト・キッド&琉悪夏

琉悪夏「今回、スターライト・キッドと初タッグということで、大江戸隊としてタッグを組めることを最高にうれしいんですが、どうでしょう?」

スターライト・キッド「はじめての2人でのタッグ、ウチら同期としてはうれしいですねえ」

琉悪夏「そうですねえ。相手はMOMOAZ? まあ、勝つだけでしょう(笑)」

キッド「ビッグマッチの第2試合、大江戸隊らしくリング上は君が必要かなあ、なんてね。完全闇落ちした、新しいスターライト・キッドをどうぞお楽しみに」

AZM「スターダム、クイーンズクエストのAZMです。今回は、キッドと琉悪夏。遠征で、琉悪夏とのシングルマッチでボックスで殴られ、しかも、キッドとのシングルマッチでは大江戸隊の乱入、反則。いまさら反則使うなとは言いませんよ。私たちMOMOAZは、反則が来てもキッチリ勝ち抜きたいと思います」

渡辺桃「万年反抗期の琉悪夏と闇落ちしたキッド。初タッグらしいですけど、まあMOMOAZはずーっと組んでるタッグなので、初タッグなんかに負けるはずがない。こんな試合より私たちは、このあとにあるゴッデス・オブ・スターダムの方が私たち的には気になってます。こないだ岩谷麻優、コグマと引き分けた私たち。あそこがゴッデス・オブ・スターダム取ったなら、私たちが初防衛戦に挑戦したいと思います」

▼フューチャー・オブ・スターダム王座決定トーナメント優勝決定戦

白川未奈vsウナギ・サヤカ

ウナギ・サヤカ「白川未奈とはスターダムの中で、前の団体も含めて一番一緒にいると思います。未奈ちゃんは、プライドが高くて、人に弱みを見せなくて、そして人に興味がない。そんな人だと思ってるんですけど、そんな未奈ちゃんが見せれてない部分を見せてしまってる。その相手がこの私という。これってプロレスラーとして最高においしいと思ってます。そんな見せたくない汚い白川未奈をすべて出してきてほしいと思ってます。COSMIC ANGELS同士だからどっちを応援したらいいかわからない。そんな方もいらっしゃると思うのですが、アーティスト・オブ・スターダムはもちろん3人のベルト、3人で守ります。でもこれは、シングルのベルト。どちらか1人しか巻けない。これは白川未奈とウナギ・サヤカ、2人の闘いです。COSMIC ANGELS、後先なんて考えられてない。どうなろうとも絶対に取りにいきたいと思います。7月一発目、最高のお祭りにぶち上げていきたいと思います。よろしくお願いします」

白川未奈「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。正直に言います。ウナギに対して、こんなに悔しいと思う日が来るとは、まったく想像してなかったです。鼻の(ケガで)欠場をしている間に、ウナギ・カブキ7番勝負が始まって、セコンドで頑張ってねと思いながらついてたけど、うん、まあ、そうやって強い人とたくさんあたって、どんどんどんどん進んでいくウナギを見て悔しいと思った。また、日本武道館のランブルで、私が目標としている愛川ゆず季さんと最後一対一で闘ったのもウナギだった。そしてそのゆずポンさんをウナギが超えると言ってて、私は、それを目標としてここに来てるのに、それを先にウナギに言われたことがすごく悔しかったです。ホントにホントに、悔しい、苦しい。ずっといまその感情が、心の中を巡ってます。でもそんな私の心、気持ちが晴れたことがあって、それは今回のビッグマッチに向けた大事な週プロのスターダムのページ、コズエンと、そして私のインタビューで独占できたことがすごいうれしい。あとは、赤のベルト、白のベルトじゃなくてフューチャーのベルトがツイッターで一番投票、勝敗予想されてました。これがすごいうれしい。わかりました? 私はそういうの一つひとつ毎回毎回気にしてます。そんな負けず嫌いの私が、ウナギに先を譲るはずがありません。ウナギは、私は歌舞伎者に見えない、単なる変わり者にしか見えません。必ず私がフューチャーのベルトを巻きたいと思います」

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉朱里&ジュリアvs〈挑戦者〉岩谷麻優&コグマ

コグマ「コグマです。ここで先に、私がまず発表したいことがあります。それは、私と麻優さんのタッグ名がついに決まりました。ウフフ。さっきツイッターで最終アンケートをとって、いろいろアイデアとかをいただいたんですけども、タッグ名はMAGUMAです。麻優さんの“マ”と私の“クマ”で火山のように勢いをつけて、熱いタッグにしていきたいと思ってます。タッグ名も決まったので、私たちは準備万端です。私はこの勢いで絶対にあのベルト、取りにいくんで、よろしくお願いします。麻優さんのモヤモヤも、もうなくなったと思ってます」

岩谷麻優「ハイ、みなさんこんばんは。スターダムのアイコン岩谷麻優です。このタッグのベルトは、最近ホントに、全然自分の元に帰ってこないですね。鹿島沙希と巻いたり、紫雷イオと巻いたり、このベルトの価値を十分自分は高めてきたんですけど、このタッグのベルトをまた巻いて、自分たちの手で輝かせていきたいと思います。ホントはやっぱキッドと取るっていうのを目標にしてたので、うん」

コグマ「麻優さん、でも私がキッドの意志も継いでベルトも取って、STARSを活性化させて、どんどん熱く強いチームにしていきましょう」

岩谷「そうですね。いまSTARS、羽南とコグマ、岩谷、3人しかいない中で、ホントに勢いづかせていかないといけない時期だと思いますので、ホントに気持ちを入れ替えて、というか、新しい気持ちでコグマとこのタッグのベルトを巻きたいなと思います。応援よろしくお願いします」

朱里「世界に通用するモノが違う女、朱里です。7月4日、ゴッデス・オブ・スターダムタイトルマッチが決まってうれしいです。コグマ、なつぽいから憧れの選手と聞いておりました。昔の映像を見ても、すげえ動きするなって思ってビックリしました。でも、いざ会ったら、昔の印象が強かったのでね、ものすごいデカくなってて、衝撃を受けました。そしてSNSで、刺激がほしいと言っていたので、その期待に応えたいなと思ってます。そして、スターダムのアイコン、岩谷麻優。私は、岩谷麻優のことをずっと(×20)、ずーーーーーーっと、意識をしています。ガンガンやり合いたい。私たち、アリカバ、プロレス界最強タッグを名乗るには、どんな相手でも魅了して勝利していかなければならない。歴史的に素晴らしい試合をアリカバで見せていきたいなと思っております」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない配信をごらんの諸君、ごきげんよう。ハイ、7・4横浜武道館でゴッデス迎えるにあたって、ちょっとひとつ心配だったのは、岩谷麻優の元タッグパートナーへの未練たらたらな姿を見て、このタッグ勢いあるのはコグマだけなんじゃないのって思ってたんだけど、さっきの聞いて、前のパートナーはもう完全に吹っ切れて、ベストパートナーができたみたいだねえ。おめでとうございます。安心しておりますよ、ハイ。絆がたっぷりある状態でタイトルマッチを迎えてくれるということで、とても楽しみになりました。そんな岩谷麻優の新しいパートナー、コグマ。コグマはねえ、もともとは天才でトンパチなレスラーと。もう最高だよね、天才でトンパチってプロレスラーとして最高だなって思うけど、6年間社会人を経験して、ちょっと真面目ちゃんになっちゃったのかなみたいな。ちょっとこの子、真面目な子きちゃったな、ウソ、絡みづらいなってちょっと思ってたんだけど、ツイッターでメチャクチャ元気で、おもしろいじゃんってちょっと思ったんだよね。でもツイッターだけでおもしろいのもなんだから、私はこの試合で、本当のコグマの本性、それを確かめたいなと思います。本当のコグマの姿、私が暴いてみせます」

コグマ「おい、ジュリア、本当の姿とか、そういうの、私にはないんだよ。全部がコグマ。どの部分もコグマ。それをもっとこれから知ってもらえたら、もっと楽しい試合になるんじゃないかなと」

ジュリア「わかった。まあ、ネコだかなんだかいろんなもの被ってるけど、私がそれを全部剥いてね、7・4、まだ見たことないコグマ、私はまだ見たことないコグマと試合がしたい。楽しみにしております。そして必ず、アリカバが防衛します。アリベデルチ。横浜でお会いしましょう」

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉中野たむvs〈挑戦者〉上谷沙弥

上谷沙弥「2021年シンデレラ、クイーンズクエストの上谷沙弥です。スターダムの不死鳥のこの私が、師匠であるたむさんを超える日がやってきました。たむさんとの長い道のり、楽しかったことも悔しかったことも、つらかったこともすべてひっくるめて、試合にすべての感情を乗せて、その上で、ワンダーのベルトを取って、たむさん、アナタを超えてみせます」

中野たむ「宇宙のみなさん、こんにちは。第15代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオンの中野たむです。上谷と、この白いベルトを懸けて闘えることが本当にうれしい。ただ、こないだの東北ツアーで欠場してたこと、ケガの具合はどうなのかだけが本当に心配です。私は万全な状態の上谷と闘いたいから、いつまでだって待つし、いまこの大事な時期に無理だけはしてほしくないと思ってます」

上谷「体調は万全です。正々堂々、闘います」

中野「私は、上谷には本当に特別な思い入れがあります。プロレスラーになってくれて本当にありがとう。けど、いまは上谷には、この白いベルトは絶対に巻けない。どうしてかわかる? 自分の弱さから逃げてるから。こないだの大田区で私のこと無視したのも、わざとかはわからないですけど、本当は向き合うのが怖かったからじゃないですか? 自分自身の劣等感、嫉妬、哀しみ、憎悪とか、そういう自分自身の汚い気持ちと、真っ正面から向き合ってやっとつかめるのがこの白いベルトです。だから、いまの上谷には巻けない」

上谷「たむさんに気づかなかったのなんて、わざとじゃないし、私は自分から逃げていない。たむさん、私のこと見ててくれてると思ってたけど、全然見てくれてないですね」

中野「見てたよ。ずっと見てた。けど、いま、私は上谷からこの白いベルトを守り抜いて、その先に闘わなきゃいけない相手がいます。シンデレラのジンクス、今年で終わりにしちゃうね」

上谷「私の怖さ、覚悟しといてください」

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉林下詩美vs〈挑戦者〉刀羅ナツコ

ナツコの後ろに大江戸隊が全員つくと、ナツコのマイクを詩美が遮る。

詩美「おい」

ナツコ「なに?」

詩美「おかしいだろ、それ。赤いベルト、シングルのベルトだよ。おかしいだろ、後ろのヤツら。邪魔だろ、ソイツら」

ナツコ「なに? シングルのベルトだから1人しか来ちゃいけないとか、あるわけ? かわいいでしょ大江戸隊、こういうとこ。みんなウチのために来てくれた」

詩美「刀羅ナツコ、オマエとはこの赤いベルトを懸けて、赤いベルトらしい力と力のぶつかり合い、林下詩美と刀羅ナツコの試合がしたいって言った。大江戸隊のソイツら要らない」

ナツコ「それはオマエの気持ちだろ。私は私の好きなように、この赤いベルトやりたいわけ。それだけ」

詩美「オマエに私の気持ちは通じないのかもしれないけど、この赤いベルト、団体最高峰のベルトなんだよ」

ナツコ「だからなんだよ?」

詩美「乱入するとか、凶器使うとか、そんなことで、この赤いベルトに挑戦するのかよ。オマエは正面から闘いたいとは思わないのかよ」

ナツコ「ブルってるの? 凶器使うなあ~、反則するなあ~。オマエ、ファンか? チャンピオンなんだろ。ちっせえこと言ってんじゃねえよ」

詩美「これ以上言ってもムダだとは思うけど、私はチャンピオンとしてこの赤いベルトの価値を上げていくためにも、刀羅ナツコとしょうもない試合なんてしたくない。真っ正面から闘えることを願ってます」

ナツコ「しょうもない試合。私は、私が好きでこの道を選んだ。しょうもないなんて思ったことないねえ。リングの上でも、いまも。自分の人生だろ。自分が好きなことやって、誇りを持って、やってんだよ。簡単にしょうもないとか言われたくないね。それに、スターダムはビジュアルだけの団体じゃねえんだろ。女子プロレスの団体なんだろ。プロレスしようや」

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