2021/09/26 試合結果

2021年9月25日 『5★STAR GP 2021 ~最終戦&優勝決定戦~』

『5★STAR GP 2021 ~最終戦&優勝決定戦~』
9月25日(土)大田区総合体育館(観衆1539人=満員/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負

羽南

3分34秒
足ばさみ式エビ固め

吏南

※もう一人は渡辺桃

◆スターダム・チャレンジ 15分1本勝負

桜井まい

5分24秒
ダイビング・エルボー・ドロップ→エビ固め

月山和香

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

白川未奈[6点]

7分27秒
リングアウト勝ち

なつぽい[9点]

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

フキゲンです★[10点]

1分52秒
後方回転エビ固め

鹿島沙希[4点]

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

コグマ[11点]

7分5秒
横入り式エビ固め

ひめか[10点]

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

岩谷麻優[11点]

9分16秒
二段式ドラゴン・スープレックス・ホールド

スターライト・キッド[11点]

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

AZM[8点]

3分39秒
あずみ寿司

琉悪夏[0点]

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ウナギ・サヤカ[9点]

11分53秒
大儀であった→片エビ固め

上谷沙弥[11点]

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

舞華[9点]

6分11秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

小波[10点]

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

朱里[12点]

20分00秒
時間切れ引き分け

彩羽匠[11点]

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

中野たむ[10点]

13分55秒
トワイライト・ドリーム

林下詩美[10点]

◆5★STAR GP 2021 優勝決定戦 時間無制限1本勝負

<ブルースターズ1位>
朱里

18分36秒
流炎→片エビ固め

<レッドスターズ1位>
渡辺桃

 

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負

羽南

3分34秒
足ばさみ式エビ固め

吏南

※もう一人は渡辺桃

 ジュリアが首を負傷しリーグ戦をリタイア。最終公式戦では渡辺桃との一騎打ちが組まれていたが、桃の不戦勝となった。これにより桃は6勝3敗の12点で公式戦を終了、決勝戦進出はこの日おこなわれるレッドスターズ公式戦の結果待ちとなった。まずは羽南、吏南の姉妹と3WAYで対戦。この試合の後、桃には決勝の舞台が用意されるのか、それともこのまま桃の5★STAR GPは終了となるのか。先の公式戦、9・20後楽園での試合が不完全燃焼に終わっただけに、このまま引き下がるわけにもいかないが、他力本願で待つしかない。

 吏南がまとめて二人を挑発。手四つと見せかけ二人の足を踏みつける。二人がドロップキックも吏南がかわしてみせると羽南をヘアーホイップ。怒った桃がエルボーで倒すと吏南の突進をかわしてみせる。桃は羽南にミドルキック、しかしリング下から吏南が桃の足を引っ張る。吏南と羽南がエルボーの打ち合い。羽南が丸め込みから柔道殺法。吏南が返すと桃がカムバックし羽南を外に出す。吏南が桃に卍固め。羽南がカットしようとするが吏南がまとめて捕獲する。羽南がドロップキックで吏南をカットし桃と共闘。コーナーへの振り合いから吏南が桃を分断。羽南が丸め込むと吏南がピンフォールを奪われた。

◆スターダム・チャレンジ 15分1本勝負

桜井まい

5分24秒
ダイビング・エルボー・ドロップ→エビ固め

月山和香

 アクトレスガールズからスターダムに新規参戦した桜井まいと月山和香にはスターダム・チャレンジと銘打つシングルの連戦が用意された。桜井は10戦で、後から参戦の月山は7戦。その最終戦で同期の両者がシングルマッチで対戦する。どちらもスターダム参戦後は全敗で、この試合で勝ったほうがスターダムのリングでの初勝利となる。

 両者クリーンに握手を交わし試合がスタート。桜井がいきなりビッグブーツを見舞いエルボー連打。月山が入れ替えてエルボーを連打しボディースラムを狙う。桜井が切り返すが投げたのは月山。月山が突進しドロップキックを連発。桜井が返すと、月山がワキ固めを決める。月山がギブアップを求めるが桜井の足がロープに届く。月山がロープに設置し低空ドロップキック。コーナーに上がると桜井が追いつき下からエルボーを連打しデッドリードライブで落とす。桜井はコーナーにたたきつけ串刺しビッグブーツ。桜井は何度も顔面を蹴飛ばし串刺しの回し蹴りからフェースクラッシャー。月山が返すと桜井が宣言してボディースラムの構え。月山が切り返しパロ・スペシャル。桜井がロープに逃れると月山はダブルハンマー、背中にドロップキック。月山がエルボー連打、桜井が足を滑らせそうになるもエプロンに出てスタナー。ビッグブーツからカバーするが月山が返す。桜井がビッグブーツを連発。月山が返すと桜井がボディースラム、セカンドからダイビングエルボードロップ。返した月山に桜井は連続でカバーしていく。最後は3カウントが入り桜井が勝利した。

桜井のコメント

「今日、ダブル・チャレンジ、月山和香とのシングル戦、勝つことができました! 応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。メチャクチャうれしいです。スターダムにきて、初勝利することができました。でも、余裕で勝てたわけじゃないのでもっともっと練習して…ちょっと息が…もっと上をめざしてがんばりたいと思います。ありがとうございました」

――大舞台で月山とシングルで闘って。

「前から一緒につらいときも、楽しいときも一緒に過ごしてきて練習もいっぱい一緒にしてきた仲間だと思っていたので、今回の試合は、すごく楽しみでした。でもやっぱり勝ちたい気持ちは譲れなかったので、全力で挑みました」

――チャレンジマッチを振り返り。

「そうですね、やっぱり一試合一試合、どんどんリングに慣れてきて、声も最初はあまり出せなかったんですけど、徐々にもっと出せるようになってきて、これからもっともっと強い選手になって、みなさんのことを魅了していきたいと思うので、よろしくお願いします」

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

白川未奈[6点]

7分27秒
リングアウト勝ち

なつぽい[9点]

 昨年同時期にスターダムに参戦したなつぽいと白川未奈の最終公式戦。シリーズ中、なつぽいはスターライト・キッドに敗れハイスピード王座から陥落してしまった。久しぶりにエントリーの5★STAR GPではここまでひとつの勝ち越し。渡辺桃が12点でリーグ戦を終了したため、ここで勝っても決勝進出は果たせない。が、最終戦を前に一つの勝ち越しは健闘の部類に入るのではないか。それだけに最後も勝って有終の美を飾りたい。一方の白川は2連勝スタートから失速し現在6連敗。こちらも最後は勝って有終の美を飾りたいところだ。試合内容には失速感は見られないだけに、なおさら「終わり良ければ総て良し」にしたいだろう。

 ゴングとともに両者突進、ロープワークの攻防で白川がドロップキック。なつぽいのドロップキックを白川がかわす。場外に出た白川がなつぽいが走るとリングにカムバックしてポージング。なつぽいが背後からドロップキック。白川がコーナーに振られず走るとともにポーズを決める。怒った白川がなつぽいチックなポーズを作る。白川がヘッドロックを決められ振られるとフライングクロスチョップ、吊り天井を連続で決める。さらにドラゴンスリーパーへ。ボディースラムの構えはなつぽいがこらえてドロップキック連発。なつぽいが串刺しドロップキックからネックブリーカー。スイングネックブリーカー狙いを白川がネックロック。白川がたたきつけるとジャーマンの構え。白川がロープに逃れるもなつぽいが中央にもっていく。白川が丸め込みを返されると空中胴締め落とし。白川の突進をなつぽいが丸め込む。返した白川になつぽいは低空ドロップキック。リング下に落ちた白川にコーナーに上がるなつぽい。白川が落としてセカンドからプランチャを見舞う。場外戦となりなつぽいが花道に連行して攻撃。ボディースラムの掛け合いから白川が叩きつけてみせる。戻ろうとする白川の背中になつぽいがドロップキック、白川が足を引いて戻さず。なつぽいがエプロンで捕まえるが白川がインプラントDDT。白川が戻りリングアウト勝利となった。

 

白川のコメント

「やった、やった。ついになつぽいと3回目のシングルで勝ち2点ゲット! 拍手!拍手!拍手! 二人とも場外でリングアウト勝ちかもしれないけど、勝ちを取りました。私の精神攻撃が効いていたんじゃないでしょうか? あとは、今年のスターダム流行ポーズ。白川みーなー(ポーズをとる)。こちらみなさん、試してください。やったあ、うれしい」

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

フキゲンです★[10点]

1分52秒
後方回転エビ固め

鹿島沙希[4点]

 フキゲンです★と鹿島沙希の大江戸隊同門対決。すでに両者とも決勝進出の望みは消えている。そんな状況下でどんな同門対決を見せるのか。

 新聞を広げるフキゲンを鹿島が蹴飛ばす。ダブルアームの構えをフキゲンが丸め込みの連続。鹿島が上になり丸め込みの連続に。フキゲンが回転エビ固めにいくと3カウントが入った。

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

コグマ[11点]

7分5秒
横入り式エビ固め

ひめか[10点]

 ひめかとコグマの最終公式戦。腰の負傷から復帰し、5★STAR GPには途中参戦のひめかは連敗スタートもその後持ち直し、決勝進出の可能性を残して最終戦を迎えた。ひめかは昨年の準優勝者、2年連続の決勝進出、そして初優勝を目指し、コグマと激突する。現役復帰後は5★STAR GP初エントリーのコグマだが、ブランクを感じさせない天才ぶりを発揮。すでに優勝の可能性こそなくなったものの、ここで昨年の準優勝者に一泡吹かせるか、非常に興味深い対戦だ。

 コグマが握手を求めるが拒否したひめかがゴングと同時に突進。そのたびにコグマがかいくぐりポーズを見せつける。ひめかが乗ってポーズをまねる。コグマが拍手とみせかけ後方から蹴飛ばすも、ひめかがショルダータックルで吹っ飛ばし顔面を踏みつける。ひめかがコーナーに乗せて串刺しアタック。コグマが返すと、ひめかは滞空時間をとってボディースラムで叩きつける。逆片エビ固めにもっていくがコグマがエスケープ。ひめかの突進にコグマが足をかける。ひめかがこらえてストンピング連打。コグマが突進を止めて丸め込みからドロップキック。背中を踏みつけてフットスタンプ。ひめかが返すと、ボディースラムの構え。コグマが切り返し飛びつく。ひめかがコーナーにもっていくがコグマは離れない。ひめかが前方に投げ捨て、突進。コグマがかわして背中にドロップキック、ボディースラムで投げ捨てることに成功。コグマが串刺しアタックからフェースクラッシャー。ひめかが返すと、コグマがコーナーに上がる。ひめかが追いつきパワーボムの体制。コグマがかいくぐりバックをとる。ひめかが切り返すがコグマが逃れる。しかしひめかがショルダータックルで吹っ飛ばす。コグマが下から丸め込むも2カウント。コグマの突進にひめかがラリアット。ひめかがアルゼンチンからJPコースターへ。コグマが切り返し丸め込むとひめかも丸め込みで返す。ひめかが背後からラリアット、ランニングパワーボム狙いをコグマが切り返し丸め込む。3カウントが入りコグマがひめかを破った。

 

コグマのコメント

「ひめかに勝ちました! ちょっと初めてだったんです、タッグもやったことないし、シングルももちろん初めてで。大きい選手っていうのは知ってたんですけど、ヤバいですね。やっぱ大きいだけ、パワーもあって、のどがかすかすなんですけど。でも、無事勝てました! そしてひめかもデカイクマになってくれました。今日の私の勝利のポイントです!(笑)」

――パワーは想像以上だった?

「押し切られるようなパワーですよね。大きい選手っているんですけど、また違った体格で。凄かったです。いや、楽しかったですよ」

――切り返しての勝利は狙っていた?

「そうですね、私も横は大きくても縦はないので。そういうところで埋めていかなきゃいけない部分もあったので。狙ってはいましたね」

――リーグ戦を振り返ると?

「なんだろうな、もちろん勝って決勝とかに行きたかったですけど、そこのこだわりよりは一戦一戦いろんな発見だったり、楽しさを追求していったリーグ戦になりましたね」

――復帰して3カ月が経ったが?

「試合が多いっていうのもあって、自分でも復帰したばかりの映像を見て、違うなって思ってきました。自分の体的にも軽くなったところがありますし。ドンドンコンディションは上っていってます。これからも登るのみです」

――大阪城ホールでは葉月と対戦。思い入れのある一戦になるのでは?

「特別ですね、いろいろと。共通点がおおくて、好きでプロレス入ったのもそうですし。出身も同じ、年齢も一緒、同じ寮に住んでた。同じ五期生、そして同じ復帰組。たくさんちょっとありすぎて、いろんな思いが交差してますけど、大阪城でいろいろと清算して、クリアーになればいいなと思ってます」

◆5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

岩谷麻優[11点]

9分16秒
二段式ドラゴン・スープレックス・ホールド

スターライト・キッド[11点]

 岩谷麻優とスターライト・キッドは遺恨対決と言っていいのだろう。元STARSのキッドはルールによって強制的に大江戸隊に移籍させられたが、STARSに戻る道を選ばず大江戸隊に残留。それ以降は吹っ切れたファイトを展開し、今シリーズ中にはなつぽいを破り悲願のハイスピード王座も手に入れた。その上、5★STAR GPも好調でトップを快走、最終戦を迎え現在はトップの渡辺桃と1点差だ。ここは宣言通りに大江戸隊が全力でキッドのアシストに出てくるだろう。対する岩谷はどう対処するのか。これは形を変えたSTARSと大江戸隊の全面戦争。キッドが勝って優勝決定戦にコマを進めるのか、それとも岩谷がキッドの足を引っ張り優勝の望みを消し去るか?

 前の試合の結果から、この試合でキッドが勝てば決勝進出、岩谷が勝てば桃が進出、引き分けは直接対決の結果からキッドが決勝進出することがアナウンスされた。キッドには大江戸隊がセコンドにつく。両者ゆっくりと歩み寄り額をつけキッドが胸を突く。エルボーの応酬から岩谷が乱打しバックキック。岩谷がドロップキックもキッドもやり返してネックブリーカー。キッドが首4の字固め、岩谷がエスケープ。キッドはロープに固定し腰へのドロップキック。岩谷が返すと、キッドが左右から小ばかにしたように張り手の連打。首を絞めにいくとレフェリーが止めに入る。キッドのダッシュに岩谷がスリングブレイド。場外に出たキッドに岩谷がトペもかわされてしまう。キッドがラ・ケブラーダで飛ぶと岩谷をリングに戻す。キッドはコーナーからダイビングボディーアタック。岩谷が返すとキッドは黒虎天罰狙い。岩谷が切り返すがキッドがチョップ。岩谷も打ち返し、チョップの打ち合いに。岩谷が崩れ落ちキッドがさらに連打。キッドはニーで岩谷の顔面を襲う。キッドが仁王立ち。岩谷がチョップの連打、トラースキック。岩谷がセカンドからダイビングフットスタンプ、キッドがバカタレキック。ムーンサルトは岩谷がかわす。岩谷が回し蹴りからコーナーに乗せるとランニングスリー狙いか。キッドが切り返しドロップキック。キッドはダブルアームDDT、引き起こすと黒虎天罰。しかし岩谷の肩が上がる。キッドは岩谷を起こしてタイガー狙い。岩谷が丸め込むがキッドが返す。岩谷がトラースキックをカウンターで連打。高角度のドラゴンを決めるがキッドが返してみせる。岩谷はキッドを起こすが丸め込まれる。岩谷がトラースキック連打。キッドが返すとフィニッシュを宣言しバックをとる。二段式でドラゴンを決めると3カウントが入った。

 

岩谷のコメント

「今日、自分は大田区の舞台で決勝戦することはできず、優勝も逃してしまいましたが、最後の最後にスターライト・キッドという絶対いま負けられない相手との闘いで、まだまだ高い壁で、まだまだ高い壁でいます。いまは優勝できなくて悔しいというよりは、キッドと今日闘って勝ったことが一安心です。来年は必ず優勝したいと思います」

――試合後に握手を求めたのはどんな気持ちから?

「なんで、なんでですかね? まあ、なんでだろう? キッドには特別な思いがあるので、キッドがデビューして何年かずっととなりにいて、まあいまは離れて…わかんないです。自分の性格ですかね?」

――12月の両国大会が発表されたが。

「すごいうれしいです。まさか、まあ、ゆずポンの引退試合で両国大会という大舞台に建てたんですけど、まさかちゃんとスターダムが終わらずに続いていることがすごいなと思うし、スターダムで両国大会ができてまたあの舞台に立てることがうれしく思います。8年前は8人タッグミックスドマッチ、自分は須佐えりとの対決って感じだったんですけど、今年は今年の岩谷麻優はスターダムのアイコンというキャッチフレーズというか、アイコンという名を持っているので、今年はすてきな試合をお届けしたいと思います」

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

AZM[8点]

3分39秒
あずみ寿司

琉悪夏[0点]

AZMと琉悪夏の最終公式戦。どちらも優勝戦線に加わることはできなかったが、AZMは大物食いでインパクトは残してみせた。一方の琉悪夏は白星なしの全敗で最終戦を迎える。シングルプレーヤーとして成長の跡を見せながらも白星はついていない。ここはどうしても勝ちを狙いにくるのか、それともこれまで通り勝敗度外視のヒール戦法でくるのか。琉悪夏には10・9大阪城ホールでのフューチャー・オブ・スターダム王座戦が濃厚だが…。

 AZMのコールに琉悪夏が奇襲攻撃。AZMがウラカンラナを狙うが琉悪夏がこらえて顔面ウォッシュへ。返された琉悪夏はフロントキックからラリアットを狙う。AZMがかいくぐってドロップキック。AZMはもう一発撃ちこむが琉悪夏がラリアット。もう一発狙うとAZMがブレーンバスターに切り返す。AZMはダイビングフットスタンプからミスティカ狙い。琉悪夏が逃れるがAZMが三角飛び。これを琉悪夏が迎撃してフィッシャーマン。冷凍庫爆弾にいく琉悪夏だがAZMがかわして丸め込む。しかしセコンドが手を出しカットする。鹿島と吏南はダブルのドロップキック。すると琉悪夏がボックスを取り出すがAZMが回避。AZMが丸め込むと琉悪夏が切り返す。しかしAZMがミスティカで飛びつきあずみ寿司で丸め込むと3カウントが入った。

 

AZMのコメント

「5★STAR、公式リーグ戦最終戦、無事、琉悪夏からきっちり3カウントを取りました。琉悪夏は0点が不思議なぐらい一発一発が重いんですよね。何歳だっけ? 14歳ぐらい? 代理じゃなくてちゃんと公式リーグ戦に参加したのが私にとってはうらやましいなって思うので、ぜひまた5★STAR、来年、琉悪夏と当たりたいなって思うんですけど、私優勝なくなったけど最後に表彰式、絶対、賞取ってやるから」

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

ウナギ・サヤカ[9点]

11分53秒
大儀であった→片エビ固め

上谷沙弥[11点]

 上谷沙弥とウナギ・サヤカによる最後の公式戦。上谷は連敗スタートも一つの引き分けを挟み5連勝で優勝戦線に食い込んだ。一方のウナギはシリーズ中にフューチャー王座戦も敢行し、シングルリーグ戦との二刀流で闘ってきた。両者はウナギの7番勝負番外戦でもあたっているが、ここでは上谷が圧勝。現在も上谷はウナギが保持するフューチャー王座への挑戦権を有している。同王座は卒業したイメージがあるが、現実にはベルトを巻いていないとあって上谷自身には未練があるようだ。とはいえ、ここは決勝進出がかかる大一番。上谷が勝利すれば、得点上は文句なしにブルースターズのトップに立つ。

 ウナギがゴング後握手を求める。上谷がドロップキックで吹っ飛ばしエルボー連打。ドロップキックをウナギが払いのける。上谷が側転でかく乱しドロップキック。ウナギがボディースラムからあらためて握手を求める。上谷が振りほどくと、ウナギの突進にドロップキックを打ち込む。上谷が足へのストンピング連打。上谷が足をロックもウナギがエスケープ。上谷が足へのストンピングを乱打し、ウナギのエルボーを受けて立つ。上谷がダッシュするとウナギが止めてコードブレイカー。ウナギが足を引きずりながらもフェースクラッシャー。上谷が返すと、ウナギは大ふへん固め狙い。上谷がこらえるとエルボーをぶち込む。上谷がフランケンシュタイナーから場外へスワンダイブ式プランチャで舞う。リングに戻してスワンダイブ式ボディーアタック。スタークラッシャー狙いをウナギが切り返し前方に叩きつける。ウナギのラリアットを上谷がかわして突進するがマットに顔面から叩きつけられる。ヒザをついた状態でエルボーを打ち合うと、上谷が受けて立つ。エルボー合戦からウナギがダウン状態に。上谷が頭を踏みつけてから引き起こしエルボーで倒す。上谷が「こいよ」と挑発し仁王立ち。ウナギがエルボーを打つと上谷が倒れる。ウナギがカカト落とし連打。上谷がミサイルキック。ウナギが返すと、コーナー上の上谷にコードブレイカー。ギロチンを投下し再度コーナーからのダイビングギロチン。上谷が返すと、ウナギは大ふへん固め。上谷が切り返し後方に投げつけると二弾蹴り。ウナギが返すと、上谷が飛びついてフランケン。返したウナギが大ふへん固め。形が崩れるがウナギがカバー。上谷が返すと、ウナギが大儀であったあを狙う。後方から上谷がフランケンもウナギの肩が上がる。上谷が引き起こしてスタークラッシャー狙い。ウナギが切り返して大儀であったでたたきつけると上谷が返せず3カウントが入った。

 

ウナギのコメント

「イェー!!! 上谷沙弥、決勝戦行かせることなく、止めてやりました! ウナギカブキ七番勝負番外編で負けてしまったので。これで1勝1敗ということで。チャレンジ的には彼女のほうがいろいろありますけど、私もここからぐんぐん加速して、全員追い抜いていくので。まぁまた今日もカブいてしまったなという感じで。また名古屋からね、進んでいきたいと思います! ウナギ・カブキは終わらない!よし!」

――リーグ戦について。

――7番勝負とは違って、みんな本気で勝ちを、星を取りにきてたので。そういう意味では対等に闘いはじめてますよね?っていう。まだまだ持ったことないタイトル、いっぱいあるので。目指すもの、上は死ぬほどいるので。ここから気を抜かずにもっともっとカブいていきたいと思います」

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

舞華[9点]

6分11秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

小波[10点]

 舞華と小波はともにリーグ戦途中でブロックのトップに立った。が、舞華は一つの負け越しですでに決勝進出の可能性はなくなった。小波は10点を挙げているものの、この試合で勝ったとしても、あとは他力本願の結果待ちという状況になる。それでも小波としては一縷の望みを託して勝ちにくるだろう。それを舞華が止めにかかる闘いか。

 後から入場の舞華がコールされると小波が襲い掛かり場外に送り出す。リング下では大江戸隊が舞華を攻撃。小波もリングを降りて舞華を鉄柱に叩きつける。しかし舞華が場外でボディースラム。小波をリングに戻すとブレーンバスター狙い。小波がこらえてカウンターでハイキック。小波はミドルの連打で舞華を吹っ飛ばす。引き起こすと飛びついて腕十字へ。小波が三角絞めも舞華が持ち上げてコーナーに叩きつける。コーナーに乗せると雪崩式ブレーンバスター狙い。小波が切り返し腕を決める。舞華を落とすと小波がハイキック。舞華がキャッチするが小波が後方に回り込みサブミッション。小波は卍固めからグラウンドでサブミッションを決める。しかし舞華のあしがロープに届く。小波がジャーマンも2カウント。小波がバズソーキックにいくが舞華がキャッチしラリアット。小波がハイキックも舞華がラリアット。舞華がコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター。小波が返すと、舞華はスリーパー。小波が体重を乗せるが2カウント。舞華が持ち上げるも小波が切り返してスリーパー。舞華が炎華落としを決めるが小波が返す。ならばと舞華はみちのくドライバー。3カウントが入り舞華が勝利した。

 

舞華のコメント

「過酷な5★STARもこれで終わり。結果としては9点で終わってしまったけど、今回の5★STARで勝ちたいヤツに勝てた、負けたくないヤツに負けた、いろいろあるけど、これでまた一つ私も、もっともっと強くなれると思う。まだまだこんなんじゃ物足りない。私は、もっともっと強くなってやるよ」

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

朱里[12点]

20分00秒
時間切れ引き分け

彩羽匠[11点]

 11点で上谷沙弥と並びブルースターズのトップで最終戦を迎えた朱里が、Marvelousの彩羽匠と注目の一騎打ち。彩羽も優勝の可能性を残しており、1点差で上谷と朱里を追っている。赤いベルトへの挑戦権を再びつかむためにも朱里には負けられない一戦であり、Marvelousを代表して古巣参戦した彩羽にも優勝という結果を団体に持ち帰りたい。彩羽にはまた、大量離脱のマイナスイメージをぬぐう目的もある。

 グラウンドの攻防から朱里がアキレス腱固め。彩羽もアキレス腱を取って締め上げる。両者ほぼ同時にロープに逃れる。朱里が前方から蹴りにいくが彩羽がかわす。朱里も彩羽のキックをかいくぐりニールキックもかわしてみせる。朱里がヘッドロックでグラウンドへ。彩羽が切り返しヘッドロック。朱里がロープに振るが彩羽がショルダータックル。エルボーの打ち合いから彩羽がダッシュも朱里がアームホイップから腕を決める。朱里は腕十字に移行、彩羽がロープに逃れる。朱里はフロントネックロックからグラウンドへ。朱里が顔面を連続で蹴飛ばしコルバタ、フェースクラッシャー。彩羽が返すと、朱里は腕十字。彩羽がキックのコンビネーション、フェイントをかけて頭部を蹴飛ばすと高速ブレーンバスター。朱里がニー連打、彩羽の蹴りをブロックしミドルキック連打。彩羽がダウン。朱里が彩羽を見下ろすが、立ち上がった彩羽が強烈な張り手。彩羽は左右で蹴っていくも朱里が張り手からストンピング乱打。彩羽がカウンターのパンチ、頭部を蹴り上げる。バックをとるとジャーマン。朱里が立ち上がり彩羽にジャーマンのお返し。彩羽の突進に朱里がハイキック。二人のハイキックが交錯しダウン。9カウントで立ち上がり朱里がDDT。彩羽が返すと、朱里はコーナーへ。彩羽が下から蹴り上げパワーボム。15分経過。朱里が返すと、彩羽はスワントーンボム。返した朱里に彩羽はランニングスリーの体勢。朱里がかわしてハイキック。彩羽を引き起こすとジャーマン。しかし彩羽の肩が上がる。残り3分。朱里の突進に彩羽がハイキック、ジャーマン。朱里が返すと、強引に押さえ込む。朱里が腕固めも彩羽の足がロープに届く。エルボーの打ち合いから彩羽がハイキック。朱里が返すと、彩羽はローリングエルボー、パワーボム、2発目狙いを朱里が丸め込む。朱里のハイキックが決まるが彩羽が返す。残り30秒。彩羽のニールキックがヒットも朱里がクリアーしニールキック。朱里が連続で抑え込み返した彩羽が丸め込んだところで時間切れのゴングが打ち鳴らされた。

◆5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦 20分1本勝負

中野たむ[10点]

13分55秒
トワイライト・ドリーム

林下詩美[10点]

 林下詩美と中野たむの公式戦は、赤白王者対決でもある。赤いベルトの王者・詩美はここまで10点、勝てば他力本願ではあるものの決勝進出の可能性を残している。2連覇達成のためにも、まずはこの試合で確実に2点を取っておかなくてはならない。一方の白の王者・中野は五分の戦績で優勝戦線からは脱落してしまった。ここは赤白王者対決で赤い王者の足を引っ張りに来ることが考えられる。勝ったほうが決勝進出という同じ条件ではなくなってしまったことがどんな影響を及ぼすのか。さまざまな意味で注目の王者対決となる。

 前の試合の結果により、中野が勝てば朱里が決勝、詩美のドローは朱里の決勝進出、詩美が勝てば直接対決がドローのため、進出者決定戦が朱里vs詩美でおこなわれることがアナウンスされた。

 グラウンドの攻防からバックの取り合い。詩美がヘッドロックにとると中野が腕十字狙いからスリーパーへ。詩美が切り返すが中野が腕をとってヘッドロック、前方に投げてサッカーボールキック。前からの蹴りは詩美がつかむ。中野がコーナーに振ると詩美がショルダータックルで吹っ飛ばす。詩美がストンピング連打から後方にエルボー、ドロップキック。中野が返すと、詩美はキャメルクラッチ。中野はなんとかロープに足を延ばす。詩美がエルボー連打からボディースラムを狙うが中野が切り返してスピンキック。リング下に落ちた詩美に中野がコーナーへ。詩美がエプロンに上がり担ぎ上げるとそのまま投げ捨てる。さらに花道でバックをとる。中野が逃れて先にリングに戻るとコーナーから場外プランチャ。リングに戻すと中野はジャーマン狙い。詩美が逃れてエルボー。中野もやり返しエルボー合戦。詩美の突進に中野がキックも詩美が止めてジャーマン。中野もジャーマンでやり返す。しかし詩美がもう一発ジャーマン。詩美は再度バックを取り投げようとするが中野がロープをつかむ。詩美は離さずジャーマンを決めるが2カウント。詩美はフィニッシュを宣言しアルゼンチン。中野が逃れてジャーマンからタイガーで叩きつける。しかし詩美が返してみせる。10分経過。打撃のかわしあいから詩美が打ち勝ちコウモリ吊り落とし。トーチャーラックボムを返した中野を詩美が引き起こす。中野がカナディアンを丸め込む。中野はブレーンバスターを狙うが詩美が切り返す。中野はトラースキック、垂直落下で叩き落とすが詩美がギリギリで返してみせる。中野がトワイライトドリームを決めると詩美が返せず3カウント。決勝戦は桃vs朱里になった。

 

中野のコメント

「あー、いてて。赤の!チャンピオン!林下詩美を、決勝戦から引きずり降ろしてやりました。あってますか? ブスですか? 大丈夫ですか? 赤がスターダムの最高峰のベルトって誰が決めたの? 私はこの白いベルトこそがスターダムの象徴であるべきだと思ってます。林下詩美、また赤と白の価値を懸けて、また絶対やりましょう。スターダムの象徴はこの聖なる白いベルトだし、この聖なる白い王者・中野たむです。5スター優勝はできなかったけど、このベルト懸けて闘いたい人がたくさんいるけど、特別闘いたい人がいます! 見ててください。ありがとうございました」

◆5★STAR GP 2021 優勝決定戦 時間無制限1本勝負

<ブルースターズ1位>
朱里

18分36秒
流炎→片エビ固め

<レッドスターズ1位>
渡辺桃

 朱里のセコンドには欠場中のジュリアも含めDDMがセコンドにつく。両者が中央で睨み合い試合開始。朱里のミドルキックに桃もミドルキックで応戦。桃の連打で朱里がヒザをつく。朱里が桃を抱え上げて後方に投げつける。桃がバックをとると朱里がロープへ。桃のミドルを朱里がかわす。しかし桃がサッカーボールキックをヒットさせる。朱里は至近距離からドロップキック。桃が突進すると朱里が足を出してカット、ぶら下がり式腕十字。桃はコーナーの朱里を落としてミサイルキック、串刺しドロップキックを5連発。さらにコーナーに宙づりにすると、頭部を蹴り上げる。桃がミドルキックの連打から突進すると、朱里がカットし背中にミドルキック。エプロンに寝かせてダイビングギロチン。場外戦となり桃がBドライバー。桃が戻ろうとするが朱里が足を引っ張る。リング下でエルボーの打ち合い。朱里が止めに入ったレフェリーを突き飛ばす。なおも桃がリング下でハイキック。桃は朱里をリングに戻してミドルキックの連打。ダウン気味の朱里が食らいながらもだんだん立ち上がりバックブロー、ミドルキック連打のお返し。桃がダウン。桃が立ち上がり張り手。朱里も打ち返し張り手の応酬に。朱里がコードブレイカー、ハイキック。ダッシュに桃がカウンターで裏投げ。両者ダウンから桃が後方への蒼魔刀。ダイビングでも決めるが朱里がコーナーに上がって腕をとると雪崩式で叩き落とす。朱里はロックを外さず締め上げる。朱里がハイキックも2カウント。コーナーに上がると、桃が追いつき雪崩式裏投げで叩き落とす。桃が顔面を蹴り上げBドライバーを決める。しかし朱里が返してみせる。桃が引き起こしてテキーラ狙い。朱里がワキ固めに切り返し腕固め。桃が返すが朱里がニーアタック。返した桃に朱里は山折り。桃が返すと、流炎狙い。桃がチキンウイングフェースロックに切り返す。桃は胴締めに移行し15分経過。朱里がエスケープすると、桃はテキーラサンライズ。朱里が返すと、桃は改めてテキーラを放つ。しかし2カウントで朱里が返す。朱里がハイキックからロープに乗せてDDT。桃が返すと、朱里は投げっぱなしジャーマン、バズソーキック。しかし桃が返してみせる。朱里が裏拳連打から流炎。桃が返せず朱里が3カウントをゲット、今年の5★STAR GPを制した。

朱里「優勝したのはこの私、朱里だーーー! ドンナ・デル・モンドのジュリア、舞華、ひめか、なつぽい、本当にありがとう! 応援してくれたみなさん、本当にありがとうございます! 孤独なリーグ戦、私のプロレス人生の中で大きな結果を残すことができました。すごくすごくうれしいです。この優勝は、赤いベルトへの挑戦権、獲得の証なので、109日、大阪城ホール!と言いたいところですが、私は1229日、両国国技館で挑戦したいと思っています」

彩羽が詩美の手を強引に引っ張りながら登場。

彩羽「すみません、リングに上がっちゃいました。スターダムのファンのみなさん、約1カ月5★STAR、本当にありがとうございました! 優勝することはできなかったです。でも、朱里さん! 12月って言いましたよね? (詩美に向かって)109日!……自分は優勝してないので何も言えないです。109日!……優勝してないので、何も言えないです!!

詩美「いえ、いえ、いえ…。私だって優勝できなかったし、今日だって最終戦負けてますんで、何かを決めるとか、偉そうなことは言えないです。ただ一つだけ言えること、彩羽匠とはもう一度、試合がしたい。赤い女王・林下詩美は、マーベラス・彩羽匠とスターダム最高峰のベルトを懸けて試合がしたい」

彩羽「自分たちは優勝できなかったので何も言えないです。小川さん、よろしくお願いします!!

彩羽と詩美が退場。

朱里「ちょっとなんなん? なんなんホント。優勝したの私ですけど! でも私は林下詩美、彩羽匠、どっちがチャンピオンになっても1229日、両国で待ちたいと思います」

中野たむが現れリングに駆け込む。

朱里「なんなん、本当にもう!」

中野「宇宙のみなさんこんにちは! たむにもちょっとしゃべらせてください。白い、聖なるベルトのチャンピオン・中野たむが赤いベルトの林下詩美に勝ちました! でも、このリーグ戦、ちょっと負けが進みました。私は、5★STAR優勝してないから何にも言えません。けど、でも、このスターダムの象徴、白いベルトを懸けてでもでも優勝してないので何も言えません

朱里「なんなんだよー!」

中野「でも、やっぱりどうしても、このベルトを懸けて闘いたい相手がいます。岩谷麻優!」

花道から岩谷が登場。

中野「岩谷麻優、岩谷麻優、このベルトを懸けて、私と闘ってください」

岩谷「大田区のみなさん、こんばんはーーー! 逆指名ありがとうございます。まあ、自分も優勝したらその白いベルト、挑戦表明しようと思ってたんで、ありがとうございます。白いベルト・中野たむ、キッチリ3カウント取って、大舞台に強い岩谷麻優が大復活します。109日、大田区体育館

中野「大阪城ホールです」

岩谷「109日大阪城ホール、よろしくお願いします」

朱里「大丈夫、終わった? 終わった? 早く帰って、早く帰ってよ! もういろんな人が出てきて困っちゃうね。スターダムはどんどん動いていきます! 私は大阪城ホール、5★STARで負けてる愛弟子・小波と再戦したいと思っています。お願いします」

優勝…朱里

準優勝…渡辺桃

殊勲賞…AZM

敢闘賞…ウナギ・サヤカ

技能賞…スターライト・キッド

ベストマッチ賞…レッドスターズ7・31岩谷麻優vsジュリア。ブルースターズ9・25朱里vs彩羽匠

朱里「5★STAR GP優勝しました! メチャクチャうれしいです。スターダムはもっともっと大きく輝いていきます。その一瞬一瞬を、目を離さず一緒に盛り上げてくれたらうれしいです。109日大阪城ホール、1229日両国国技館と大きな会場で開催できる団体の一員として、努力を重ねていきます。これからも応援のほうよろしくお願いします。最後に一つ、この優勝は1年前に天国に旅立った亡き母に捧げます! それでは、みんなサラマポ、ありがとうございました」

朱里のコメント

「5★STAR GP、優勝しました。本当に本当にうれしいです。ずっと応援してくれてるみなさん、パワーになりました。そしてドンナ・デル・モンドのみんな、ジュリア、舞華、ひめか、なつぽいの存在、仲間の存在、本当に自分にとって大きかったです。自分は優勝したので赤いベルトへの挑戦権をもって1229日、両国国技館で赤いベルトへ挑戦したいと思ってます。今度こそ、今度こそ赤いベルトをつかみ取ります。応援してくれてる皆さん、去年亡くなった亡き母に赤いベルトを巻いた姿を絶対に見せます。2022年、朱世界の始まりにします」

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