2021/09/28 NEWS

10・9大阪城ホールの全対戦カード発表記者会見!

9月28日(火)、都内にてスターダムが記者会見をおこない、10・9大阪城ホール大会「10th Anniversary GRAND FINAL OSAKA DREAM CINDERELLA2021~大阪めっちゃスターダム~」の全対戦カードを発表。選手たちが意気込みを述べるとともに、タイトルマッチの調印式がおこなわれた。

記者会見詳細レポート

▼第0試合 タッグマッチ
レディ・C&月山和香vs鹿島沙希&吏南

鹿島が欠席の吏南と携帯電話で話す。

鹿島「特にしゃべることないけどなんかある、しゃべること? 吏南もね、興味ないらしいわ。なんかね、吏南はね、興味ないんだって。で、それで? うん、うん、うん、スターダムに文句があるんだって。ロッシー、よく聞いとけよ。うん、うん、うん。鹿島沙希と吏南の若さ溢れるタッグを第0試合にするのはセンスねえなあっておっしゃっています、吏南様は。うん、うん、それで。大阪城、ビッグマッチの勝利ひとつめは吏南と沙希がいただくって言ってるよ。まあ、それしかない。吏南も特にないらしい。あとはたこ焼きでも食べて帰ろうか。うん、うん、ごめんね、じゃあねえ、ありがと~う。は~い。…だって」

レディ・C「私情で大変申し訳ないのですが、レディは非常にむしゃくしゃしております。レディ・Cの美Ⅽ顔がこんなに傷ついてしまいました。そのやり場のない悲C、悔C、レディ・Cな気持ちをこの試合にすべてぶつけて解消したいと思います。月山さんとの初めてのCポーズタッグ」
月山「月ポーズ」
レディ・C「Cポーズタッグでもあるので、まあ仲良Cだね。2人で一生懸命闘って大江戸隊を…」
鹿島「なんか、相手不満そうな顔してるよ。月ポーズって言ってるよ。大丈夫、君たち?」
月山「月ポーズで」
レディ・C「Cポーズですね」
月山「月ポーズで、仲良C」
レディ・C「Cポーズ仲良Cの2人で勝ちたいと思います。お願いします」
月山「私たち、月ポーズタッグで仲良Cで勝ちたいと思うんですけど、私たちに興味がない、興味があるのはたこ焼き? まあ、たこ焼きはみんな好きですよ。ただ、私たちだって大阪城でカードが組まれた以上、爪痕を残したい。その前にどうしてもこの場を借りて私は皆さんに伝えたいことがあります。チャレンジマッチを通して私はひとつ大きな思いを描きました。それは、COSMIC ANGELSに入りたい。たむさん! ウナギさん! 未奈さん! あれ、(出てきたのは)たむさんだけ? 私をCOSMIC ANGELSに入れてください。お願いします」
中野「それならそうと、早く言ってよお。COSMIC ANGELS、一員としてやっていく覚悟はある?」
月山「あります」
中野「なら、一緒に夢見よう」
月山「ありがとうございます!」
ウナギ「いやいやいや、桜井に続いて月山もコズエンに入りたい? そうか。なら、断る!」
白川「まあまあまあまあ、You wanna transfer to COSMIC ANGELS?」
月山「Yes, I want
白川「you can speak English?
月山「Yes. You, too?
白川「Yes, me too. Where are you from?
月山「New York
白川「New York? She was born in New York?
月山「Yes
白川「I was born in Tokyo downtownシタマーチ」
月山「シタマーチ!」
白川「シタマーチフレンズタイム!」
月山「シタマーチフレンズタイム!」
白川「時間? 時間(がない)? あ、すいません」
月山「これからもよろしくお願いします!」
中野「コズエン4人、違った、5人。私たちもあなたたちもデリーシャ―ス、ウ~~~ン、マ!」

▼第1試合フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉ウナギ・サヤカvs〈挑戦者〉琉悪夏

ウナギ「すべての人に未来はある。そして私には、私の未来がある。今回、査定マッチでタイトルマッチをしたことをただ防衛回数を重ねたいだけだと思ってる人もいるみたいですけど、私は、このベルトを査定マッチでタイトルマッチにしたことで、このフューチャーの権利があるすべての人が嚙みついてきたと思ってます。このベルトの価値は、フューチャーの権利ある人すべてがほしいと思い、そしてみんなで取り合うことだと思ってます。いま、このベルト、熱いんじゃないですか? 大阪城ホールで琉悪夏、きっちり3取って防衛して、この先にある未来、そしてまだこのベルトを取り合う約束してる子もいるので、しっかり守りたいと思います」
琉悪夏「オマエ、ベルトもってくるの忘れてたけど、ホントにそれ大切なの? あとさあ、オマエさあ、ひょっとして、もしかして、私の2倍年齢いってんじゃねえ? そんなヤツになあ、未来なんかねえんだよ。きっと、みんなも私の未来が見たいと思うんだよねえ。オマエさあ、勘違いもほどほどにしろよ」
琉悪夏が立ち上がり、ボックスで襲いかかる。

▼第2試合COSMIC ANGELSvsマーベラス タッグマッチ
白川未奈&桜井まいvs門倉凛&Maria

門倉「今回スターダムさん、大阪城ホール大会に参戦させていただけることをすごくうれしく思います。本当にありがとうございます。ハイ、コ?コ?コズエンさんのお二人、白川選手、桜井選手と初めて対戦させていただくんですけれども、本当に多団体でいろんな選手と闘わせていただくことは本当にすごくうれしく思います。ですが、スターダムのファンのみなさんにしっかりとマーベラス、門倉凛、Mariaをお見せできたらいいなと思います。よろしくお願いします」
Maria「はじめまして、マーベラスのMariaです。5★STAR GPで匠さんのセコンドについてこさせていただいて初めてスターダムのリング、会場の雰囲気とかを見させていただいたんですけど、今回自分が初参戦ということで、自分101日に復帰するんですね。で、この大阪城大会が2戦目になるんですけど復帰して、セコンドで見てましたけど負ける気しないかなって思ってます。よろしくお願いします」
白川「いやあ、復帰2戦目? しかも会見でマイクも嚙み嚙み、手も震えてる。それでスターダムのリング、そして大きい大阪城ホールで最高のパフォーマンスできます? すごい心配になっちゃったんですけど」
Maria「いえいえ、アラサー?の2人…」
白川「アラサーじゃないです、オーバー・サーティーです!」
Maria「なにが違うんすか?」
白川「30まわりじゃなくてもう30越えてるんです。マリアンヌさん、髪の毛ピンク。私にあこがれてピンクにしちゃった感じ?」
Maria「色落ちです。紫なので」
白川「あ、紫。合せて試合してくれるなんて。そんな2人にプレゼント。やっぱり初めて会う人にはね、ちゃんとプレゼント渡さなきゃって親の教えがあって。ほら、ほらほら(絵を渡す)。どうどう? 喜んでくださいます」
Maria「へったくそじゃねえ?」
白川「眉毛とか剃っちゃってねえ。そっくりねえ。口を開けば岩谷麻優、岩谷麻優にあこがれてるばっかりしか言わない、門倉さん。スターダムに2人があこがれてるようなことなのかなって私は思っておりまして、まあスターダムの10・9大阪城ホール大会、私たちのリング、私たちのビッグマッチなので負けるわけにはいきません。なので、COSMIC ANGELSを思う存分感じていただいて、そして会場にいらっしゃるであろうマーベラスのファンのお客さんをコズエン色に染めちゃいます。いまマーベラスも人が減っちゃって大変でしょうから、この試合、私が勝ったら、1027でしたっけ、後楽園ホール? ねえ。それ私、マーベラスの会場助けにいってあげてもいいなって思ってます」
Maria「自分たちが勝つからないと思います、それは。っていうか、自分が勝つんで」
白川「(マーベラスの大会に)助けにいってあげるね」
桜井「えっと、私は先日チャレンジマッチを全部終えて、今回、タッグマッチ、スターダムで初のタッグマッチ、そしてコズエンとして初めて試合ができることがやっとできてうれしいです。なのでスターダムの大阪城ホール、絶対にマーベラスには負けられません」
白川「ウチにはちゃんとこういうまじめなのもいるんで。負けない、ね」
桜井「負けません」

▼第3試合ハイスピード選手権試合
〈王者〉スターライト・キッドvs〈挑戦者〉フキゲンです★

フキゲンは東京スポーツ紙を買いに行ったまま戻ってこないため欠席。

キッド「今回、大阪城ホールというメガ・アリーナでのフキゲンとの初防衛戦、最高の舞台なんじゃないの? 今日、フキゲンにはハイスピードに挑戦する証としてとあるものを渡そうと思っていたんだけど、まさかのいない。残念なんだけどそれはまた後日にでも。この試合では私がいままで嫌なほどハイスピードで味わってきた屈辱をしっかり刻み込んだうえで防衛をし、大江戸隊のキッドを世界中のプロレスファンに示してやる。私はこのムカつくベルトを闇の色に染め上げなければならない。だから必ずここでは、このベルトの闇度を上げて、これからコグマ?AZM?なつぽい、それからいろいろな選手を無理やりにでもハイスピードの世界に巻き込んで、ハイスピードの世界をおもしろくかき乱してやるよ」

▼第4試合DDMvsQQ6人タッグマッチ
舞華&ひめか&なつぽいvs渡辺桃&AZM&上谷沙弥

AZM「私たちクイーンズクエスト、ロッシー小川も認める、全員が全員スキルがずば抜けてるユニットということでね、大阪城ホール4試合目、きっちり私たちクイーンズクエストが勝利したいと思います」
桃「先日5★STAR GP準優勝しました。私は優勝しか狙っていなかったので悔しい思いをしたんですが、今回6人タッグマッチ、久々の6人タッグマッチということで、まあ、クイーンズクエストが最強というところを見せたいなと思ってます。あのいけ好かないDDMには、負けません」
上谷「QQvsDDMの6人タッグマッチということで、私たち生え抜きの意地というものをしっかりと見せつけていかなくてはいけない試合なんじゃないかなと思います。大阪城ホールで最高に一番に輝くのは…」
舞華「DDMだろ」
上谷「……。まだしゃべってるんですけど…」
なつぽい「ハ~イ、どうも、舞ひめぽいのぽい担当、なつぽいこと…なつぽいで~す。QQは、みんなまじめですねえ。クソつまんなくてへんな汗かいちゃいました。へんな汗かいちゃったけど暑い夏も終わり、これからは舞ひめぽいの季節がやってきますねえ。楽しみですねえ」
ひめか「ハイ、舞ひめぽいのひめ担当、ひめかです。10・3名古屋大会、コズエンとのアーティスト戦が決まったということで、大阪城ホール、みなさま念願の舞ひめぽいの王者姿が見られることでしょう。お楽しみに」
舞華「舞ひめぽいの舞担当、舞華です。熱い5★STAR終わりましたけど、ウチのひめぽいがクイーンズクエストのリーダー渡辺桃から3を取りました。クイーンズクエストのリーダーとして大丈夫? なあ、上谷、一番下っ端のオマエはこの現状をどう思う? クイーンズクエストはもう終わりだろ」
上谷「舞華、オマエはいつも勝手なことばっかり言ってんじゃねえよ。桃さんもクイーンズクエストのこともバカにしてんじゃねえよ!」
上谷がつかみかかり乱闘に。
上谷「大阪城ホールでもオマエをぶっ倒して、大阪城ホールで一番に輝くのは、このクイーンズクエストだ! 絶対に倒してやるから」

▼第5試合 葉月復帰戦
コグマvs葉月

葉月「まずは引退の時に快く送り出していただいたみなさん、お詫び申し上げます。一度プロレスから離れましたが、やっぱりプロレスが好きで、もう一度プロレスをやりたいと思って戻ってきました。10月9日、大阪城で同期のコグマを相手に復帰します。コグマとは6年7か月ぶりのシングルでお互いにブランクはあるとはいえ、自分の方がプロレスにかかわってきた時間は長いので、今回こそは勝って、しっかり第2のプロレス人生、前に進みたいと思います」
コグマ「葉月とは6年ぶり。私と葉月は共通点がたくさんあって、このすれ違っていた間、言いたいことも言ってほしいことも、いろんな感情があるんですけど、そこはリングの上でいろいろぶつけ合って、最後にどんな感情が残るかわかんないですけど、すごく楽しみに試合をしたいなと思ってます。でも、私は葉月と闘ってきていままで全部勝ってて、ブランクとかそういうの考えると、ちょっとごちゃごちゃしてよくわかんないんですけど、私の方が先に復帰して、いまどんどん勢いづいているので、ここでまた葉月に勝って、葉月とコグマの時間をまた動かせたらいいなと思ってます」

▼第6試合ワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証マッチ&SWA世界選手権試合
〈権利証保持者&SWA世界王者〉朱里vs〈挑戦者〉小波

5★STAR GP覇者・朱里が、1229両国でのワールド・オブ・スターダム王座挑戦を表明したため、挑戦権利証が授与された。1229両国までに権利証マッチがおこなわれた場合、朱里が勝利すれば権利証を保持、敗れた場合は対戦相手に権利証が移動する。そして10・9大阪城ホールでの朱里vs小波が挑戦権利証マッチに。

朱里「5★STAR GP2021優勝者、世界に通用するモノが違う女、朱里です。週プロの表紙になりました! すごくすごく、うれしいです。私のひとつの目標がかない、本当にうれしい気持ちです。今回、権利証をいただき、1229日、両国国技館へ突っ走っていきます。今後、権利証マッチを行うすべてに、このSWAのベルトを懸けます。私は5★STAR GPで小波に負けました。悔しくないと言ったらウソになります。でも、うれしい気持ちもありました。あの試合の後、小波は次は私からギブアップ勝ちをすると言いましたが、そうはさせません。今度、私がしっかり勝利します。大阪城ホール、小波と最高の試合にしたいです」
小波「この5★STAR GP、朱里、彩羽匠、そして林下詩美に勝ったのはこの私です。大阪城ホール、朱里選手とは心のプロレスができる。だから私たちにしかできないプロレスをして、必ずアナタから勝ちます。朱里、ジ・エンド!」

▼第7試合ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉中野たむvs〈挑戦者〉岩谷麻優

岩谷「中野たむ、中野たむは、STARSを裏切って自分でCOSMIC ANGELSを作って出ていった。自分はずっとたむちゃんがとなりにいてくれて、2人でタッグのベルトとかいろいろ狙って、2人で成長していくと思ってたから、すごい悔しいし悲しいし、なんだコイツっていういろんな感情がありますけども、いまそのベルトの白い、その白いベルトの価値ものすごく上がってると思います。自分は赤白2冠王になったときに、赤はケガで落として、白はまあふつうに負けて奪われてしまったんですけど、赤は十分に価値を上げたと思っています。でも、その白いベルトはまだまだ自分の手では輝かせられていないと思うので、必ずまた白いベルトを巻いて、自分がこの時代を切り開いていきたいと思います」
中野「岩谷麻優、アナタとこのベルトを懸けて闘うこと、本当にずっと待ち望んでました。私たちがアナタを裏切った? ずっとそんな口ぶりですけど、裏切った覚えは一度もありません。アナタが私達を追い出したんでしょ。この闘いはスターダムファンのみなさんにとっても、私、中野たむにとっても今年最大の一騎打ちになると感じてます。岩谷麻優を倒さないと私の未来、たむロードはもうこの先ありません。2020年の女子プロ大賞のジュリアを倒してこの白いベルトを私は奪いました。2019年の女子プロレス大賞、岩谷麻優を倒して、私が2021年の女子プロレス大賞を取ります! この白いベルトこそがスターダムの象徴だという試合を見せ、そのうえで、岩谷麻優を完膚なきまでに叩きのめし、この中野たむがスターダムの象徴、てっぺんに立ちます」

▼第8試合ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉林下詩美vs〈挑戦者〉彩羽匠

詩美「私は岩谷麻優からこのベルトを取り、たくさんの挑戦者からベルトを防衛してきました。いまはもうこの赤いベルトこそが世界ナンバーワンのベルトだと自負しております。このベルトを懸けて彩羽匠さん、アナタと試合ができることを本当に光栄に思っております。私と彩羽匠さん、5★STAR GP公式戦、結果は20分ドローでした。このベルトを懸けてまたドローなんてあんな思いはしたくないので、今回の赤いベルト防衛戦、時間無制限でやりたいと思っています。どうでしょうか?」
彩羽「まずは、この赤いベルト戦決めてくださってありがとうございます。自分自身はですね、スターダムのこの赤いベルト、今回で4回目の挑戦となります。いままでずっとデビューした当時から赤いベルトを取りますって言ってもう8年経ちました。こうやって4回も逆にチャンスをもらってるので、今回はしっかり取りにいかないといけないなって本当に思ってます。まあいま、マーベラスもこういう状況ですし、5★STARで優勝できなかったんで、ここでしっかり結果を残せたらなと思います。大阪城ホールに関しては、自分の師匠の長与さんが大阪城ホールで髪切りマッチをして、それを見て自分プロレスラーを目指したので、そこでまさか試合ができると思わなかったので、このタイミングで赤いベルトを取れたら最高だなと思います。そして時間無制限ということで、もう全然、やりましょう。時間無制限でお願いします」
ロッシー小川EP「2人が合意してるんでしたら、それで決定で。いまから35年前をさかのぼりますと大阪城ホールというと日本で一番大きい会場だったんですね。いまこそドームとかいろいろありますけど、当時は一番大きい会場、そこでスターダムが26年ぶりに進出ということはすごいことだと思います。そこでまたスターダムが新しい歴史をスタートさせたいと思います。1試合目からメインまでスターダムらしい華やかな一戦をしてください。お願いします」

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