『名古屋大会/Day-1』
10月2日(土)名古屋国際会議場イベントホール(観衆350人/コロナ対策限定人数)
試合結果
◆月山和香 スターダム・チャレンジEX 15分1本勝負 |
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AZM |
6分59秒 |
月山和香 |
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
4分13秒 |
フキゲンです★ |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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桜井まい |
10分17秒 |
琉悪夏 |
○ウナギ・サヤカ |
鹿島沙希● |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
9分10秒 |
なつぽい● |
○小波 |
ひめか |
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
15分00秒 |
舞華 |
林下詩美 |
朱里 |
◆10・9大阪城前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負 |
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白川未奈 |
18分49秒 |
コグマ● |
○中野たむ |
岩谷麻優 |
試合詳細レポート
◆月山和香 スターダム・チャレンジEX 15分1本勝負 |
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AZM |
6分59秒 |
月山和香 |
9・25大田区で同期の桜井まいに敗れスターダム・チャレンジ全7戦を全敗で終えた月山和香にエキストラマッチ。相手は初対決となるクイーンズクエストのAZMだ。ハイスピードスターのAZMを相手にどこまで食い込めるか。先日の会見でCOSMIC ANGELS入りが認められた月山。心機一転、スターダム初勝利に向けての闘いが始まる。
月山が握手を求めようと歩を踏み出したところでゴング。試合が始まると月山は「お誕生日おめでとうございます!」と叫んで手を差し出す。歌い始めると月山が丸め込みの連続へ。しかし月山の突進にAZMがドロップキック、サッカーボールキック。月山が返すと、AZMはボディースラムから腕へのフットスタンプ。AZMが挑発すると月山がエルボー。AZMがエルボー連打を受けて立つ。AZMの突進に月山がドロップキックもかわされてしまう。しかし月山がボディースラムからドロップキック。月山が突進しくし刺しドロップキック。2発目を狙うが反対にAZMが決める。月山がパロ・スペシャルでAZMを捕獲。セカンドからのミサイルキックも放つが2カウント。月山がエルボー連打もAZMがドロップキック。月山が返すとAZMが腕を取る。月山がロープに逃れるとAZMがボディースラムで叩きつけてダイビングフットスタンプ、かわした月山がドロップキック。AZMが返すと、月山が突進し蹴りをかわして丸め込む。3カウントを主張する月山だがAZMがブレーンバスター。月山が返すとAZMはワキ固めから腕固め。月山がギブアップしAZMが勝利した。
◆シングルマッチ 15分1本勝負 |
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渡辺桃 |
4分13秒 |
フキゲンです★ |
当初は渡辺桃vsレディ・Cvsフキゲンです★の3WAYマッチが予定されていたが、レディが目の負傷のため欠場、桃vsフキゲンです★のシングルマッチに変更された。両者は5★STAR GPでの公式戦で対戦。9・6後楽園では桃が勝利しているが…。
「東スポ片手に荒ぶる怪奇派」と紹介されたフキゲンが安藤リングアナにスポーツ紙を投げつける。まずは桃が手を差し出し誘いをかける。フキゲンが応じようとすると桃がキック。桃がヘッドロックにいくとフキゲンがロープワークに誘導。押さえ込みの応酬からフキゲンがコーナーに振って突進。そのたびに桃が足を出してカットする。機嫌を損ねたフキゲンはコーナーポストを蹴っ飛ばして八つ当たり。桃が攻撃を仕掛けるとかわしたフキゲンがロープ渡りに同行させてアームホイップ。フキゲンは卍固め。桃がミドルを狙うとサミング攻撃。ブレーンバスターを狙うフキゲンだが反対に叩きつけられる。桃が串刺しドロップキックを連打。フキゲンが返すと、桃は「ブレーンバスターでーす!」と予告し決めてみせる。さらに蒼魔刀にいくがフキゲンがかわして丸め込む。ミドルをかわすとフキゲンがバックを取る。切り返してテキーラ狙いの桃をフキゲンが丸め込む。フキゲンが突進し丸め込むと桃が切り返して押さえ込む。3カウントが入り桃が勝利となった。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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桜井まい |
10分17秒 |
琉悪夏 |
○ウナギ・サヤカ |
鹿島沙希● |
ウナギ・サヤカ&桜井まい組vs鹿島沙希&琉悪夏組のタッグマッチ。図式としてはCOSMIC ANGELSと大江戸隊のユニット闘争になるが、ウナギは桜井のコズエン入りを認めていない。この状況下で勝利に向けてのチームワークが機能するのは難しいと言わざるを得ないだろう。ましてや桜井にはスターダムで初めてのタッグマッチ。ウナギは桜井のコズエン入りを認めるか、それとも大江戸隊がこの機を利用して快勝するか。また、この試合はウナギと琉悪夏によるフューチャー・オブ・スターダム王座前哨戦。王者ウナギと挑戦者・琉悪夏が10・9大阪城ホールでのタイトル戦を前に、手の内を探り合う?
大江戸隊がクリーンに握手を求める。ウナギと桜井が応じようとすると大江戸隊が襲い掛かりゴング。大江戸隊は場外戦で圧倒、鹿島が桜井、琉悪夏がウナギを蹂躙する。鹿島が桜井をリングに戻し顔面を踏みつける。鹿島はボディースラムからカバーするが桜井が1カウントで返す。琉悪夏が鹿島とともに桜井の顔面を踏みつける。大江戸隊がロープに振ってビッグブーツ。桜井がエルボーを打つと鹿島が受けて立ちビッグブーツで倒してみせる。桜井が返すと、ビッグブーツからウナギにタッチ。ウナギが控えの琉悪夏を落としてから鹿島にビッグブーツ。鹿島がコルバタから顔面へビッグブーツ。ウナギが返すと、鹿島の突進をキャッチし叩きつける。替わった桜井に琉悪夏がショルダータックル、串刺しボディーアタック。琉悪夏は鹿島にフェースロック。鹿島が控えのウナギを場外に落として援護する。桜井が振ってウナギのスタナーを呼び込む。ウナギが入り大江戸隊を分断、琉悪夏に大ふへん固めを狙う。琉悪夏が切り返しセントーン。ウナギが返すと琉悪夏はフィッシャーマン狙い。ウナギが切り返してエルボーの打ち合いに。琉悪夏がダッシュするとウナギがコードブレイカー、ギロチンドロップ。大ふへん固め狙いを琉悪夏が切り返してフィッシャーマンで叩きつける。鹿島がウナギにタッチをさせず首4の字固め。ウナギがエスケープすると、鹿島がフェースクラッシャー。琉悪夏を呼び込みダブルでの串刺し攻撃、鹿島がダブルアームスープレックスホールド、ダブルアーム式フェースバスター。ウナギが返すと鹿島が羽交い絞めも琉悪夏のラリアットがかわされ誤爆。桜井が琉悪夏にスタナー、ウナギが鹿島に大ふへん固め。ウナギは鹿島に大儀であった。3カウントが入り、ウナギが勝ち名乗りを受けた。試合後にはウナギが琉悪夏にベルトを誇示してみせた。
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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スターライト・キッド |
9分10秒 |
なつぽい● |
○小波 |
ひめか |
ひめか&なつぽいのドンナ・デル・モンドと小波&スターライト・キッドの大江戸隊がタッグで激突。ひめか&なつぽいは翌日の同所で舞華と組みCOSMIC ANGELSのアーティスト・オブ・スターダム王座に挑戦する。悲願の6人タッグ王座を舞ひめぽいで奪取するためにもこの試合で勢いをつけておきたいところだが、大江戸隊が阻止にかかるのは必至。ハイスピード王者キッドと前王者なつぽいの絡みも注目だ。
なつぽいとキッドの先発でスタートしハイスピードの攻防を展開。アームホイップの応酬からドロップキックが交錯する。探り合いと見せかけ背後から小波が襲い掛かりキッドは控えのひめかをリングに落とす。キッドがなつぽいをカバーするが2カウント。キッドはなつぽいの手を取り小波がフットスタンプ投下。小波がなつぽいの腕を蹴り上げると、踏みつけてからストンピング。さらにサードロープにかけて踏みつけていく。キッドがなつぽいにボディースラム。小波に続いてなつぽいの腕を攻撃し。腕に向けてのその場飛びムーンサルトプレス。なつぽいのエルボー連打をキッドが受けて立つ。キッドが突進するとなつぽいがバックキック、ネックブリーカー。ひめかがキッドにショルダータックル、キッドが丸め込みも、ひめかがこらえる。大江戸隊が合体するが、ひめかがコーナーに追い込みまとめて串刺しボディーアタック、2人まとめてアルゼンチンで担ぎ上げる。形が崩れるとキッドがひめかの腰にストンピング。しかしひめかは滞空時間を取ってのボディースラムでキッドを叩きつける。ひめかはパワーボムの体勢もキッドがこらえてボディーアタック。ひめかがキャッチするがキッドが丸め込みからドロップキックを連打。小波がひめかにスライディングキック。ひめかが突進を止めて小波をマットに叩きつける。なつぽいがダイビングボディーアタックからドロップキック。小波が返すと、飛びつき腕十字。小波がなつぽいを丸め込むがひめかがカット。バックの取り合いからなつぽいが小波を叩きつけるもカットされる。なつぽいはフェアリアルギフト狙いでコーナーに上がるがキッドが雪崩式アームホイップでカットし小波がジャーマン。なつぽいが小波を丸め込むが返される。小波が飛びつくが、なつぽいがかわして丸め込みの連続。なつぽいの突進をキッドが鉄パイプで殴打しカット。小波がトライアングルランサーで腕を決めると、なつぽいがギブアップした。
キッド「小波、ナイス。フキゲン! 今日はオマエにあるものを持ってきたぞ。フキゲンにハイスピードの挑戦権として、このオーバーマスクを託そう。そのマスクを存分に使ってアピールしてくれてもかまわないし、好きなように扱ってもらって構わない。でもな、防衛戦が決まっている以上は甘くないぞ。心を鬼にしてでもつかみ取りに来い!」
フキゲン「デース」
◆タッグマッチ 15分1本勝負 |
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上谷沙弥 |
15分00秒 |
舞華 |
林下詩美 |
朱里 |
ドンナ・デル・モンドの朱里&舞華組とクイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥組の対戦。5★STAR GP覇者の朱里はリーグ戦を制したうえでの赤いベルトへの挑戦をかねてから口にしているが、タイトル戦の舞台を12・29両国国技館に指定、それまでは挑戦権利証マッチをこなしていくこととなった。赤いベルトの現王者は詩美。まずは詩美が10・9大阪城ホールでMarvelous彩羽匠の挑戦を受ける。詩美がベルトを守り続ければ、詩美vs朱里のタイトル戦が両国で実現する。赤いベルト戦を意識しての駆け引きがこの試合で展開されそうだ。
舞華と上谷が睨み合うと朱里と詩美が前に出て先発に名乗りを上げる。試合は朱里と詩美でスタート。朱里が腕十字にいくと詩美が切り返すが朱里がネックロック。詩美が切り返し腕を取るが朱里もすぐに取り返す。詩美がヘッドロックに取ると朱里がヘッドロックで切り返しグラウンドにもっていく。朱里が立ち上がると詩美が切り返しヘッドロックへ。朱里が脱出し慎重にブレイク。舞華と上谷がエルボーの打ち合い。上谷が突進すると舞華がかわしてショルダータックル。上谷がフランケンシュタイナーからドロップキック。詩美が舞華にボディースラムを連発。上谷が入り詩美と合体攻撃。ダブルのドロップキックから上谷がフットスタンプ。舞華が返すと、上谷が突進。しかし朱里が阻止して今度はDDMが合体。詩美がカットするが朱里が場外に追い出す。舞華はラリアットも上谷がビッグブーツ。舞華はロープに振られずエルボー。エルボーの応酬となり舞華が上谷の側転をかわしてラリアット。朱里が入ると詩美が乱入し上谷とクローズライン。朱里がかわして詩美にDDT、上谷にニーアタック。朱里はコーナーから上谷にスタンディングギロチン投下。上谷が返すと朱里は腕十字。上谷が逃れるとニールキック。詩美が朱里にショルダータックル、ミサイルキック。朱里が返すと、詩美はアルゼンチン狙い。朱里の突進を詩美が止めてアルゼンチンからバックフリップ。朱里が返すと、詩美はスリーパーに入る。朱里がエスケープに成功も詩美がバックを取る。朱里が切り返し突進するが詩美がエルボー。朱里はニーを連続で腹部に叩きこむ。こらえた詩美は至近距離からラリアット乱打。詩美と朱里がエルボーの打ち合い。10分経過。朱里のミドルキック連打を詩美がこらえる。朱里がジャーマンも詩美もやり返す。朱里が山折りからジャンピングニーアタック。舞華が詩美へ串刺しラリアット、ショルダータックル。返した詩美に舞華がブレーンバスターを狙う。上谷が入ってくると舞華は2人まとめて叩きつける。舞華は詩美を担ぐが切り返される。詩美がサイドバスターで叩きつけるが舞華が返す。詩美が上谷を持ち上げその場飛びのファンタスティックフリップ。しかし舞華の肩が上がる。詩美はフィニッシュを宣言し舞華にアルゼンチン。舞華がかわしてショルダータックルをぶつけ合う。ラリアットもぶつけ合うと詩美が打ち勝つ。詩美はコーナーに上がるが舞華が追いつき雪崩式ブレーンバスターを決める。残り1分。詩美が返すと、朱里が入って舞華のブレーンバスターと朱里のミドルキックが合体。舞華のカバーを上谷がカット。舞華が詩美を引き起こし炎華落とし狙い。詩美が切り返しジャーマンも朱里のカットが間に合う。ここでゴングが打ち鳴らされ、試合は時間切れ引き分けに終わった。試合後には舞華と上谷が髪をつかみ合い、上谷がエルボー乱打。詩美と朱里も髪をつかんで睨み合った。
◆10・9大阪城前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負 |
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白川未奈 |
18分49秒 |
コグマ● |
○中野たむ |
岩谷麻優 |
名古屋2DAYS、初日のメインは岩谷麻優&コグマ組vs中野たむ&白川未奈組。9・25大田区で中野が岩谷を白いベルトの時期挑戦者に指名。これにより、10・9大阪城ホールでのワンダー・オブ・スターダム王座戦が決定、この試合が前哨戦となる。タッグマッチとしてはスターズvsCOSMIC ANGELSの図式となると同時に、中野と白川はスターズから分離してコズエンを結成した経緯がある。その後、コグマが復帰しSTARS入り、スターライト・キッドを奪われたユニットを守っている。独立を果たした中野と白川は現在、ウナギ・サヤカを加えたトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座を保持しており、翌日はドンナ・デル・モンドの舞華&ひめか&なつぽいを迎え撃つ8度目の防衛戦が控えている。両日ともコズエンがメインで闘うことは間違いなさそうだが、まずはこの試合でキッチリとSTARSから勝利を挙げ気持ちよくタイトル戦に臨みたい。しかしながら、5★STAR GPが終了しユニット闘争が再開される今大会だけに、岩谷が白いベルト戦を見据えると同時に、STARSとしても勢いをつけたいところだろう。岩谷とコグマは連日にわたりタッグを組む。翌日はこちらも連日タッグの小波&スターライト・キッド組。ユニット闘争の主導権争いも予想されるだけに、STARSは2連勝を狙いたい。
中野と岩谷が睨み合うと白川とコグマが制止する。それでも2人は睨み合い先発で試合がスタート。バックの取り合いから岩谷がヘッドロックでグラウンドへ。中野が首を取りにいき上になる。岩谷が切り返し腕を取ると中野がネックロックで立ち上がる。岩谷のヘッドシザーズを中野が切り返すと蹴りの威嚇合戦。ともに交代し、コグマと白川が対峙、と見せかけコグマがポーズを取る。白川の突進をコグマがかわしていくと白川もコグマの真似をしてポーズを取る。白川をかわしてコグマが丸め込みの連続。白川がかわしてグラビアポーズ。後ろからコグマが蹴飛ばし背中にストンピングの連打からフットスタンプ。岩谷が白川にチョップを浴びせるとヘアーホイップからサッカーボールキック、逆片エビ固め。白川が逃れると、岩谷はコーナーにたたきつけコグマに託す。コグマの突進をかわした白川がフライングクロスチョップ。中野が控えの岩谷を外に落としてコグマに突進。しかし岩谷がカットに入る。中野は岩谷にドラゴンスリーパー、カットに入ったコグマもまとめてマットに叩きつける。中野はコグマにボディースラム、逆エビ固め。白川をかいくぐり岩谷がカットに成功。しかしリング下から白川が岩谷を抑え、中野がコグマの背中を踏みつけていく。替わった白川がコグマにボディースラム、吊り天井。コグマがダッシュをかわしてドロップキック。岩谷が白川にドロップキック、中野が乱入しコズエンが合体。岩谷がかわすと、まとめてアームホイップ、コグマとダブルのドロップキックを放つ。白川が返すと、岩谷に河津落とし。返した岩谷に白川がサブミッションにいくもコグマがカットする。白川は岩谷に串刺しエルボー、ネックブリーカー。中野が岩谷へダイビングボディーアタック。岩谷が突進をかわすと中野にドロップキック。キックのかわし合いから岩谷がバックを取る。中野が切り返しエルボーの打ち合い。岩谷が手を広げて「こいよ」と挑発。岩谷が髪をつかんでエルボー。中野が崩れ落ちるがエルボーの打ち合いを挑む。中野が連打すると岩谷が沈んでいく。中野がキックの連続から突進するが岩谷がトラースキック。中野がこらえてハイキック。中野はバックを取るが岩谷が切り返す。バックの取り合いから岩谷がスピンキックをかわしてドラゴンの構え。しかし中野が投げっぱなしジャーマン。岩谷も同じ技でやり返す。両者立ち上がりエルボーが交錯。岩谷がラリアットをかいくぐりスリングブレイド。コグマが中野をコーナーに追い込み串刺しボディーアタック、RKO、DDT。中野が返すと、白川が乱入し中野と合体。クローズラインをコグマがかいくぐりマットに叩きつける。15分経過。コグマと岩谷が2方向からミサイルキックの競演。岩谷と合体のコグマがボディープレス。コグマは中野とバックを取り合う。白川の援護から中野が白川と場外プランチャの競演。中野がコグマにバイオレットシューティングもかわされてしまう。白川と中野がトラースキック、コーナーからのダイブで再度競演。中野はコグマにタイガーの体勢。コグマが丸め込むが白川のカットが間に合う。コグマが突進すると中野がスピンキック、タイガー。形が崩れるとフックを外さず、もう一度タイガー・スープレックス。3カウントが入り、中野がコグマをフォールした。
中野「岩谷麻優、いよいよ1週間後、ワンダー・オブ・スターダムタイトルマッチだ。場所はおぼえてますよね?」
岩谷「当たり前だよ。10・9大阪城ホール大会、キッチリおぼえてますよ」
中野「みなさん、10・9大阪城ホール、ワンダー・オブ・スターダム選手権試合、スターダム史上最高の試合をお見せします。そのうえで、岩谷麻優を完膚なきまでに叩きのめし、この中野たむが、スターダムの象徴になる。岩谷麻優、私とアナタ、どっちかがぶっ潰れるまでやり合いましょう」
岩谷「当たり前だよ。その白いベルト、1週間後、もらうから。また大阪城で」
岩谷とコグマが退場。
中野「みなさん、スターダムの歴史が変わる瞬間を見届けにきてください。宇宙のみなさん、そして、名古屋のみなさんこんにちは! 名古屋のみなさんにご報告があります。なんと、COSMIC ANGELS、搭乗員が5人に増員しました!」
中野がメンバーをリングに呼び込む。
白川「オーケー、オーケー。そしたら、Can I introduce our members? Ah-ha. Ladies and gentlemen, may I have attention,please? Today’s crew is Tamu! Mina! Sayaka! Mai! And Waka! Welcome aboard, Cosmic Angels!」
中野「それではみなさん、デリシャスしてくださいね。私たちもアナタたちもデリーシャース、ウ~~~ン、マ!」
中野&白川組のコメント
中野「今日はコグマからタイガース―プレックスでスリーだったけど、1週間後、1週間後、10・9大阪城ホールで私のスープレックスで岩谷麻優を沈めます。そして、白いベルト中野たむこそがスターダムの象徴になります」
白川「まあね、今日、たむさんがキッチリ取ってくれて勝利して、明日はまずね、その前に、10・9の前にアーティストの防衛、ありますので、8度目の防衛戦ですね。こちらもキッチリ防衛して、まだまだCOSMIC ANGELSの時代、続きます」
岩谷&コグマ組のコメント
岩谷「メッチャ悔しい、悔しすぎる。今日、白いベルトのタイトルマッチ、最初で最後の前哨戦。タッグで、タッグで…」
コグマ「私が負けてしまって…」
岩谷「悔しい。もう次は一人ひとりの闘いだけど、いま自分にとって、コグマはホントに大切なタッグパートナーで、2人の力が合わさったら最強だと思ってたんですけど、今日、2人の力があっても勝てなかった。でも2021年、10周年イヤー締めくくるのは自分、岩谷麻優が白いベルトを巻いて、2022年、迎えて。STARSいまは3人だけど、3人でもやっていける、それを証明していきたい。そのために大阪城ホール、必ず自分が白いベルトを取ります」
コグマ「ハイ!」