2021/10/03 試合結果

2021年10月3日 『名古屋大会/Day-2』

『名古屋大会/Day-2』
10月3日(土)名古屋国際会議場イベントホール(観衆370人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負

AZM

6分18秒
ダイビング・ダブル・フットスタンプ→片エビ固め

桜井まい

◆シングルマッチ 15分1本勝負

林下詩美

5分19秒
コウモリ吊り落とし→片エビ固め

月山和香

◆シングルマッチ 15分1本勝負

朱里

5分10秒
腕固め

フキゲンです★

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○上谷沙弥

10分46秒
スタークラッシャー→片エビ固め

琉悪夏

渡辺桃

鹿島沙希●

◆タッグマッチ 15分1本勝負

コグマ

15分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

岩谷麻優

小波

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<挑戦者組>

19分16秒
フェアリーストレイン

<王者組>

○なつぽい

ウナギ・サヤカ

ひめか

白川未奈●

舞華 中野たむ

※第25代王者組の中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカが8度目の防衛に失敗。なつぽい&ひめか&舞華組が第26代王者組となる

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負

AZM

6分18秒
ダイビング・ダブル・フットスタンプ→片エビ固め

桜井まい

 当初はAZMvs桜井まいvsレディ・Cの3WAYマッチが予定されていたが、レディが目の負傷により前日から欠場。このため、AZMvs桜井のシングルマッチに変更された。AZMは前日の月山和香に続き、COSMIC ANGELS新メンバーとの一騎打ちとなる。

 桜井から握手を求めると、AZMがゆっくりと応じてゴング。AZMが足を取りにいきグラウンドへ。桜井がバックを取るとAZMがヘッドロック。腕の取り合いからAZMがグラウンドにもっていくがすぐに桜井が抜け出してみせる。AZMがサッカーボールキックから蹴飛ばしにいくと桜井が止めてエルボー連打。AZMがビッグブーツをかわしロープに固定するとチンロック、背中へのドロップキック。桜井が返すと、エルボーの打ち合いに。桜井がロープに振ってビッグブーツ、串刺しでダッシュするがかわされる。AZMはエプロンに送り込むが桜井が戻ってビッグブーツを食らわす。AZMが返すと桜井はコーナーへ。AZMが阻止して下から蹴り上げドロップキックへ。返した桜井にAZMはワキ固め、桜井が反転して押さえ込む。丸め込みの応酬となるが、どちらも譲らず。桜井がビッグブーツからダイビングエルボードロップ。AZMが返すと、突進を止めてブレーンバスター。返した桜井にAZMがミサイルキック。しかし桜井の肩が上がる。それでもAZMがすぐに腕固めにもっていく。桜井の足がロープに到達。するとAZMがダイビングフットスタンプ。3カウントが入りAZMの勝利となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

林下詩美

5分19秒
コウモリ吊り落とし→片エビ固め

月山和香

 林下詩美と月山和香が初対戦。月山は前日にAZMと「スターダム・チャレンジEX」と題するエクストラマッチをおこなっている。今回は冠こそついていないものの、チャレンジマッチ番外戦の様相と言っていい。赤いベルトの王者が胸を貸す一戦。ここ名古屋では桜井まいとシングルマッチをおこない圧勝した。ならば、今回の月山はどうか?

 月山が握手を求めるも詩美はコーナーから動かず。ゴングと同時に月山がエルボー連打、しかし詩美がカウンターで強烈なドロップキックを叩きこむ。詩美は逆エビ固めへ。月山はなんとかロープに逃れることに成功。月山がエルボーを打つと詩美もやり返す。月山がさらに連打しヒザへのドロップキック。連発からカバーするが詩美が返す。月山はさらにエルボー連打からコーナーに振ってエルボー。詩美がかわして背後へのドロップキックを見舞う。返した月山を引き起こすとアルゼンチン狙い。切り返した月山がドロップキックを連発。詩美が返すと、コーナーに上がった月山を捕まえ担ぎ上げる。月山が切り返してパロ・スペシャルでギブアップを迫る。詩美がエスケープすると月山はブレーンバスターの構え。詩美が切り返して「なめんな」とボディースラム。返した月山に詩美がフィニッシュを予告。しかし月山が丸め込みの連続。逆さ押さえ込みを返された月山は3カウントを主張。詩美がバックフリップからコウモリ吊り落とし。3カウントが入り詩美の勝利となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

朱里

5分10秒
腕固め

フキゲンです★

 5★STAR GP覇者の朱里がフキゲンです★とシングルで対戦。このカードは別ブロックだったためリーグ戦では実現していない。赤いベルト挑戦権利証を保持する朱里だが、何気に白星を重ねていたフキゲンに不覚を取る可能性がないわけではないだろう。10・9大阪城ホールではスターライト・キッドのハイスピード王座に挑戦するフキゲン。朱里には細心の注意が求められる。

 ゴングが鳴るとフキゲンは機嫌悪そうに歩を進める。中央で手四つの構えと思いきやフキゲンが足を踏みつける。ロープに振るが朱里がショルダータックル。カバーの応酬からフキゲンが喫煙ポーズを取ると朱里が禁煙と注意する。フキゲンは朱里をコーナーに追い込み突進。そのたびに朱里が足を出していく。機嫌を損ねたフキゲンがコーナーを蹴飛ばす。朱里が歩み寄るがフキゲンは気づかずに蹴飛ばし続ける。怒るフキゲンに朱里も怒って別のコーナーを蹴飛ばしていく。朱里がフキゲンをにらみつけるとフキゲンはレフェリーを差し出す。フキゲンはレフェリーをどけてブレーンバスターを狙うが反対に叩きつけられる。朱里がスライディングキックからコーナーに上がりスタンディングギロチン投下。バズソーキックをかわしたフキゲンが丸め込みの連続。フキゲンの突進に朱里がコードブレイカー、串刺しで突進。フキゲンが雑誌で殴打しDDT、セントーン。朱里が返すとフキゲンは読書しながらダイビングセントーン。かわした朱里がサッカーボールキック。フキゲンが返すと朱里は腕固め。フキゲンがギブアップし朱里が勝利した。

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○上谷沙弥

10分46秒
スタークラッシャー→片エビ固め

琉悪夏

渡辺桃

鹿島沙希●

 渡辺桃&上谷沙弥のクイーンズクエストと鹿島沙希&琉悪夏の大江戸隊がタッグで対戦。シングルリーグ戦5★STAR GPが終了し、ユニット闘争がこの名古屋2連戦で再開した。QQは5★STAR GP準優勝の桃と、決勝進出まであと一歩という結果を残した上谷。対する大江戸隊は白星が伸びなかった鹿島と琉悪夏。ただ、リーグ戦をかき回す意味では内容を残しており、琉悪夏は全敗ながらもヒールとしての成長の跡を見せた。この4人が、リーグ戦の成果を披露する!?

 桃と琉悪夏の先発で試合がスタート。ロックアップと見せかけ琉悪夏が桃をかわす。再度かわすと桃が「なめんな!」とロープワークに誘うが琉悪夏がこれもかわしてみせる。しかし上谷が乱入しダブルの串刺し攻撃。桃がPKを食らわすと上谷にタッチ。上谷はボディースラムの体勢も琉悪夏が反対に叩きつける。上谷が2発目をかわしてドロップキック。琉悪夏が返すと上谷が突進。しかし下から鹿島が足を引っ張り、琉悪夏がヘアーホイップの連発、顔面ウォッシュ。鹿島が上谷を自軍コーナーで捕獲して攻撃。中央にもっていくと首4の字固め。ストンピングの連打からコーナーに叩きつけると琉悪夏に託す。琉悪夏は腹部へのパンチを連打。上谷が「負けるか!」と向かっていくが琉悪夏は仁王立ち。上谷は「なめんな!」とドロップキック。替わった桃がミサイルキック、串刺しドロップキックを連打。鹿島が乱入するがコーナーの琉悪夏めがけてブレーンバスター、2人まとめて串刺しドロップキック。そして琉悪夏にブレーンバスター。琉悪夏が返すと、桃はドラゴンスリーパー。しかし琉悪夏が噛みつきで脱出しセントーン。鹿島がラリアットをかいくぐりコルバタからビッグブーツ。桃が返すと、鹿島が突進。桃がカウンターのミドルキック。上谷が鹿島に串刺しニーアタック、ドロップキック。鹿島が返すと、上谷が突進。鹿島がかわして琉悪夏と合体。鹿島がブレーンバスターホールドにいくが上谷がクリアー。鹿島の突進に桃がドロップキック、ブレーンバスター、上谷がその場飛びムーンサルトニー。鹿島が返すと、上谷と桃がミサイルキックの競演。しかし琉悪夏がカットし鹿島がフェースクラッシャー、琉悪夏がラリアット、鹿島がビッグブーツ。返した上谷に鹿島がダブルアームの構え。上谷がかわしてニールキック、ビッグブーツ。上谷が鹿島にスタークラッシャー狙いも丸め込まれる。返した上谷だが鹿島が連続の丸め込み。丸め込みの応酬はどちらも譲らず。桃が琉悪夏にハイキック、コーナーからダブルのニーアタックを琉悪夏に見舞い、上谷が鹿島にフィッシャーマン。上谷は鹿島を引き起こしスタークラッシャーを決める、鹿島が返せず上谷が3カウントをゲットした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負

コグマ

15分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

岩谷麻優

小波

 STARSの岩谷麻優&コグマ組が大江戸隊の小波&スターライト・キッド組と対戦。両チームとも名古屋2連戦で連日にわたりタッグを組んでおり、前日は岩谷組が中野たむ&白川未奈組に敗れ、鹿島組がひめか&なつぽい組を破った。STARSは連敗阻止、大江戸隊は連勝を狙う。また、ハイスピード王者のキッドはハイスピード戦線でコグマの名前を出している。この2人による高速の攻防も大きな見どころのひとつだ。

 大江戸隊が急襲し試合がスタート。大江戸隊が場外でSTARSを圧倒する。リングサイドで鉢合わせにすると、大江戸隊がさらに圧倒。しかしコグマがキッドを鉄柱にたたきつけリングにカムバック。コグマはキッドのドロップキックをかわし突進。キッドが腕をつかんでロープを利したアームホイップ。コグマがやり返し突進するがキッドがエルボー。キッドはコグマの顔面を踏みつけ小波も加勢する。小波がコグマにサッカーボールキック、スリーパー。岩谷のカットをキッドが阻止してみせる。小波はエプロン際でコグマの顔面を踏みつけていくと首4の字固め。コグマがエスケープすると、小波が仁王立ちでエルボー連打を受けてみせる。小波がダッシュするがコグマが止めてRKO。岩谷が小波をかいくぐりドロップキック、ノーザンライト。しかしキッドがカットする。小波とキッドをかいくぐりコグマ、岩谷がドロップキック。小波が返すと岩谷がエルボー。小波がキャッチし腕十字にもっていく。小波がスライディングキック、バックキック、投げっぱなしジャーマン。岩谷が返すと小波がワキ固め。腕固めに移行するが岩谷がなんとかエスケープ成功。小波がストンピング連打から突進するがコグマがカットし岩谷がトラースキック、ジャーマン。小波が返すと、岩谷がコーナーへ、小波がカットするが岩谷が肩車しランニングスリーの体勢に。小波がカットするとキッドと串刺し攻撃。小波がPKも2カウントどまり。小波が延髄斬りも両者ダウン状態に。10分経過。コグマとキッドがかわし合いからキッドのドロップキック。コグマが振るとキッドがコルバタ。キッドは619をヒットさせその場飛びムーンサルトプレス。返したコグマにキッドは串刺しで突進。コグマがかわすがキッドがエプロンから攻撃。かわしたコグマがエプロンからRKO。岩谷がコグマと合体しボディープレス。しかし大江戸隊がかわしてみせる。それでも岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷とコグマがドロップキックの競演。岩谷がトペもボックスで殴打される。小波がキッドをリングに入れキッドがドロップキック、スイングネックブリーカー。コグマが返すとキッドはコーナーへ上がる。コグマが追いつき雪崩式バックドロップ狙い。小波がカットしバックドロップ。キッドがコグマにムーンサルトもかわされる。コグマがキッドにジャーマン、スリーパーから岩谷を呼び込み肩の上からダイブ、コグマも飛ぶが残り30秒。バックの取り合いからコグマがジャーマンを決めるがここでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。

岩谷「今日15分決着はつかなかったけど、悔しい、悔しいね。自分は白いベルトのチャレンジャーとして2人で闘って勝ちたかったんですけど、昨日も負けて今日も引き分け、まあいいよ。大阪城ホール大会で自分が白いベルトのチャンピオンになるんで、また名古屋に帰ってくるときは岩谷麻優のベルト姿をお楽しみください、ありがとうございました」

キッド「今日は決着つかなかったけど、10・9大阪城ホールに向けて、いいアップになったよ。岩谷麻優、今日は全然やり合えなかったけどな、またいつでもやり合いましょう」

小波「オマエらに私からの用はない。かえっていいぞ。じゃあな。またやろうな。STARS、ジ・エンド! 私は、10・9大阪城ホール、朱里とSWAのベルト、そして、1229両国の挑戦もかかってる大事な試合があるんだ。ここで、私からひとつ提案がある。朱里、朱里、朱里いるか? 朱里、アナタとは心の闘いができる。だからこそ、やるか、やられるか、どちらかしかないUWFルールなんてのはどうだ?」

朱里「わかった。キック、スープレックス、サブミッションで勝負をつけよう。私は本気で極めにいく。小波、本気で極めにこい」

◆アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負

<挑戦者組>

19分16秒
フェアリーストレイン

<王者組>

○なつぽい

ウナギ・サヤカ

ひめか

白川未奈●

舞華 中野たむ

※第25代王者組の中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカが8度目の防衛に失敗。なつぽい&ひめか&舞華組が第26代王者組となる

 中野たむ&ウナギ・サヤカ&白川未奈のCOSMIC ANGELSが、ドンナ・デル・モンドの舞ひめぽいこと舞華&ひめか&なつぽい組を迎え撃つアーティスト・オブ・スターダム王座戦。第25代王者コズエンにとって8度目の防衛戦であり、桜井まいと月山和香を新メンバーに加えてからは初のタイトルマッチとなる。舞ひめぽいとは5・16名古屋で時間切れ引き分けとなり、辛くも防衛。それだけに今回は制限時間内での決着が求められる。果たしてコズエンが防衛記録を伸ばしⅤ10に王手をかけるのか、それとも舞ひめぽいが悲願の6人タッグ王座奪取なるか? 今後のユニット闘争を占う一戦である。

 場内後方で大江戸隊の鹿島と琉悪夏が見守る。両軍が歩み寄り睨み合うと、ウナギと舞華がメンバーを制して先発に。ロックアップからすぐにウナギが蹴りを入れ舞華が髪をつかむ。エルボーの打ち合いからウナギが連打、舞華がビッグブーツを入れるとウナギもやり返す。舞華がもう一発ビッグブーツ、ウナギも再びやり返しビッグブーツの応酬。ウナギがダブルチョップも食らった舞華がさっとカバー。ウナギが返すと、白川とひめかがリングイン。白川は相手コーナーでひめかにエルボー連打。ひめかがコーナーに追い込むがクリーンにブレイクする。ひめかが白川を蹴り倒しコーナーに叩きつける。舞華が白川にボディースラム連発。試合中、クイーンズクエストも試合を見るために場内へ。白川がなつぽいにフライングクロスチョップ。中野がなつぽいを引き起こすとDDMが乱入し串刺し攻撃狙い。中野がかわしてなつぽいにフェースクラッシャー。中野はなつぽいをコーナーに追い込みキックの連打から滞空時間の長いボディースラム。白川がなつぽいの背中にドロップキック、吊り天井、ドラゴンスリーパー。ウナギがなつぽいにエルボー連打。コズエンがロープに振ってトリオでのキックを見舞う。なつぽいがウナギをかわしてドロップキック。ひめかがウナギにショルダータックル。アルゼンチン狙いは白川がカットも、ひめかがまとめてラリアット。ひめかはパワーボムの構え。ウナギが切り返して大ふへん固めを狙うが、ひめかが至近距離からラリアット。舞華も串刺しラリアットで続きブレーンバスター狙い。ウナギがこらえるが、舞華が強引に投げてみせる。ウナギが返すと、舞華とひめかが合体。しかしウナギがコードブレイカーで脱出し舞華にギロチン投下。ウナギが舞華を前方に叩きつけるが2カウント。中野がダイイングボディーアタックも舞華がキャッチし投げ捨てる。10分経過。舞華は中野と白川をまとめてブレーンバスター。なつぽいが中野にドロップキック。バックの取り合いからキックのかわし合い。中野のローキックになつぽいがエルボーで対抗。中野が突進するとなつぽいが止めてジャーマン。中野がスピンキックを放ち仲間に託す。ウナギと白川が合体でなつぽいを攻撃。白川がカバーするがなつぽいが返す。ひめかと舞華が乱入しなつぽいがジャックナイフ。白川が返すとバックブロー。首4の字固めにいくが、なつぽいがエスケープ。白川が突進するが、なつぽいがかわして低空ドロップキック。なつぽいは場外プランチャで飛ぶがかわされてDDMに誤爆。するとコズエンが場外ダイブ。中野がなつぽいをリングに戻し、白川が左右のエルボー連打、後方からエルボーアタック。しかしなつぽいの肩が上がる。白川はなつぽいをキャッチし後方に叩きつける。15分経過。白川がコーナーに上がると舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター。ひめかが舞華とラリアットを前後から打ち込む。なつぽいが合体ボディープレスもカットされる。乱戦からなつぽいが白川にジャーマン。しかし3カウントには至らず。なつぽいがフェアリアルギフトをヒットさせるがカットされる。なつぽいは白川を起こしてバックへ。中野がカットしウナギが大ふへん固め。そこへ白川がネックブリーカー。コズエンがカカト落としを見舞い、白川がコーナーにたたきつけローリングエルボー、ロープに乗せてDDT。しかしDDMのカットが間に合う。白川はなつぽいにインプラントDDT狙い。丸め込んだなつぽいだが白川がグラマラスコレクションMINA。しかしなつぽいがクリアーに成功。ひめかと舞華がラリアット。さらに白川にダブルのチョークスラム。なつぽいが白川にフェアリーストレインを決めると3カウント。アーティスト王座がコズエンからDDMに移動した。

なつぽい「舞ひめぽい、アーティスト取ることができました!」

舞華「COSMIC ANGELS、約5カ月前、ここ名古屋で引き分けて、約束守ってくれてありがとう。ただ、今日、勝ったのは私たちだ。オマエらはベルト姿、今日思い出に浸りながら枕を濡らして寝とけ」

ウナギ「……。COSMIC ANGELSの第一章は終わりだ」

ひめか「もうオマエらは終わりだよ、帰れ。どけ。チャンピオンじゃないならしゃべるな。帰れ。お疲れさまでした。舞ひめぽいがアーティスト王者になったということは、みなさん防衛戦見たいですよね? 10・9大阪城ホール、舞ひめぽいの初防衛戦、クイーンズクエストとやってやりますよ。お楽しみに」

QQがリングへ。

上谷「なめてんじゃねえよ。望むところだあーー!!」

舞華「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい。オマエはいつもうるさい。おい上谷沙弥、大阪城ホールのリングに沈むのは、次はオマエだ」

上谷「舞華、いい加減にしろよ。大阪城ホールで大きく花咲くのはクイーンズクエスト。思い知れよ。おぼえとけよ!」

両軍が乱闘寸前。分けられるとQQがリングを降りる。

なつぽい「まあまあまあ、舞華ちゃん。熱くなるのは10・9大阪城ホールで。ということで、舞ひめぽいがアーティスト取りました! これからは舞ひめぽいの時代がやってきます。みなさん楽しみにしててください。それでは、舞華ちん、ひめか、なつぽい、舞ひめぽい。バイぽーい」

舞ひめぽいのコメント

なつぽい「名古屋でキッチリと仕返しができました。そしてアーティスト、舞ひめぽい念願の(ベルトを)巻くことができました。これから舞ひめぽいロードが始まりますね」

舞華「10・9早速ね、初防衛戦の相手がクイーンズクエスト、まあ、上谷沙弥、最近調子に乗っちゃってるんで、私がいまここでキッチリとアイツをリングに沈めてやる」

ひめか「舞ひめぽいはどんな相手がこようが、このベルトに対する気持ちはどの3人組よりも強いと思うので絶対に手放しません」

なつぽい「それでは、これからも舞ひめぽいから目を離さないでください。舞ひめぽい!」

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