2021/10/17 試合結果

2021年10月17日 『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦/開幕戦~』

『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦/開幕戦~』
10月17日(日)後楽園ホール(観衆665人=満員/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○なつぽい

10分10秒
回転エビ固め

月山和香●

ひめか

ウナギ・サヤカ

◆シングルマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優

7分7秒
ドドンパ→エビ固め

レディ・C

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

コグマ

11分2秒
変形ストレッチ

吏南●

○葉月<2点>

羽南<0点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○フキゲンです★

8分19秒
スタークラッシャーを切り返して→エビ固め

上谷沙弥●

鹿島沙希<2点>

林下詩美<0点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

AZM

20分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

渡辺桃<1点>

琉悪夏<1点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○舞華

13分35秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

白川未奈

朱里<2点>

中野たむ●<0点>

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○なつぽい

10分10秒
回転エビ固め

月山和香●

ひめか

ウナギ・サヤカ

 アーティスト・オブ・スターダム王者のひめか&なつぽいが、COSMIC ANGELSのウナギ・サヤカ&月山和香組と対戦。ひめか&なつぽい組はゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦にエントリーしているが、この日は公式戦が組まれておらず、この試合で試運転。相手のウナギ&月山組は前日の高崎大会における8人タッグマッチで組んではいるが、ウナギが月山のコズエン入りを認めているわけではないだけにチームワークに不安を残す。ウナギはこちらもコズエン入りを認めていない桜井まいとのチームでタッグリーグにエントリーしているとあって、この試合から桜井とのコンビがどうなるかを予測することができるかもしれない。タッグリーグではひめか&なつぽい組がウナギ&桜井組と当たるため、公式戦に向けての前哨戦にもなるだろう。

 ひめかがなつぽいを肩車して入場。セコンドには欠場中のジュリアもつく。コズエンが握手を求めるがDDMは応じない。ウナギは「(DDMは)性格悪い」。コズエンがあきらめると月山が先発に立候補。ひめかと向き合った月山はウナギにタッチを求めてしまうが、ウナギが「いってこい」と送り出す。試合はひめかと月山でスタート。月山が押し込もうとするがひめかが軽くロープ際に追いやる。ブレイクしたひめかに向かっていく月山だがストンピングの連打を浴び相手コーナーに連れていかれる。なつぽいがコーナーに頭部を叩きつけるとヘアーホイップ。ひめかが自軍コーナーで月山を捕獲し、中央にもっていくと滞空時間を取ってのボディースラムで叩きつける。さらにキャメルクラッチで反り上げなつぽいを呼び込む。なつぽいはロープ間を何往復も走りドロップキック。ひめかがもう一発ボディースラム、なつぽいをボディースラムで月山に叩きつける。なつぽいがボディーシザーズからサーフボードストレッチ。月山がヒザにドロップキック。タッチを求めるがウナギは応じない。なつぽいがウナギを落として月山をコーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。なつぽいがエルボー連打、月山もやり返しクロスボディーをぶつける。ウナギがタッチしてリングイン、なつぽいの顔面を蹴飛ばすとフェースクラッシャー。なつぽいが返すと、ウナギは大ふへん固め狙い。なつぽいが丸め込むとウナギが返してエルボーの打ち合いに。なつぽいがアームホイップからドロップキック。ひめかが串刺しボディーアタック、ショルダータックル。ウナギが返すと、ひめかは逆エビ固め。ウナギがエビ固めからギロチンドロップ。ひめかのラリアット、ウナギがビッグブーツ。月山がタッチを求めてリングイン。なつぽいにエルボー連打もバックキックを食らうが、カウンターでドロップキック。さらにドロップキックを連打しカバーするが2カウントどまり。月山がコーナーに上がるがなつぽいが追いつく。しかし月山が丸め込み。なつぽいがひめかと合体しボディープレス。月山が返すと、なつぽいはダイビングボディーアタック。ギリギリでウナギのカットが間に合う。なつぽいの突進をウナギがカットし月山が丸め込む。なつぽいが返すとバックの取り合い。ウナギがスタナーで援護し月山がミサイルキック投下。ひめかがカットすると、ウナギにラリアットで分断。ひめかがバックドロップ、なつぽいがジャックナイフ。ウナギがカットするが、なつぽいは月山にジャーマン狙い。月山が切り返すがなつぽいが丸め込むと3カウントが入った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負

岩谷麻優

7分7秒
ドドンパ→エビ固め

レディ・C

 岩谷麻優にレディ・Cがチャレンジ。11・3川崎で琉悪夏のフューチャー・オブ・スターダム王座に挑戦するレディの前に、まずはスターダムのアイコンが立ちはだかる。この試合でレディが何を得るか。初戴冠へのヒントをつかみたいところだ。

 クリーンに握手を交わして試合がスタート。手四つで慎重に組合かけると岩谷がバックを取る。バックの取り合いから岩谷がグラウンドに持ち込み腕十字狙い。レディが反転してカバー、返されるとヘッドロックに取り締め上げる。岩谷が取り返してヘッドロック。レディが河津落としで叩きつけると、ジャイアントスイング右回転から左回転。岩谷が返すと、レディが突進。岩谷がドロップキックもレディがかわす。レディは岩谷を起こしてボディースラムの構え。岩谷がこらえてチョップを叩き込む。岩谷はキャメルクラッチで「休憩させてください」と言いながらも締め上げてギブアップを迫る。岩谷がカバーするがレディが1カウントでクリアー。岩谷の突進を読んでレディがニーアタック、カウンターで逆水平。岩谷が返すとレディはチョークスラム狙い。岩谷が切り返しバックキック。レディが突進すると岩谷がかわしてドロップキック。岩谷が低空ドロップキックを見舞うと、コーナーからフットスタンプ。レディがかわしてチョークスラムを連発。しかし岩谷が返してみせる。レディはジャイアントバックブリーカーを狙うも岩谷が切り返す。岩谷はスリングブレイド、フロッグスプラッシュ。レディが何とか返すと、岩谷はフィニッシュを宣言しドラゴン狙い。レディが切り返しビッグブーツ、岩谷がカウンターでトラースキック。岩谷が飛びついてドドンパ。3カウントが入り、岩谷が勝利した。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

コグマ

11分2秒
変形ストレッチ

吏南●

○葉月<2点>

羽南<0点>

 10・9大阪城ホールで復帰した葉月と、相手を務めたコグマが同期タッグを結成し、ゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦にエントリー。第1戦ではユニットの枠を超えてタッグを組む羽南&吏南の姉妹コンビと対戦する。羽南はSTARSで吏南は大江戸隊と、全面戦争を繰り広げていたチームからの合体でスタイルはまったく異なるが、今シリーズでは優勝を目指し姉妹の絆を前面にアピールするか。葉月&コグマ組vs羽南&姉妹組は、「絆」がキーワードの闘いになりそうだ。

 吏南以外が握手を交わし、コグマと羽南の先発でゴング。腕の取り合いからコグマがヘッドロック。羽南がロープに振るとアームホイップからコグマがドロップキック。吏南がリングインし、葉月に文句をつけて呼び出す。葉月が入ると吏南が髪をつかむ。葉月をマットに叩きつけてヘアーホイップ、コーナーに追い込み顔面を踏みつける。吏南がボディースラムを狙うが葉月が反対に叩きつける。葉月は予告して顔面ウォッシュ。羽南が入ってドロップキック。ダブルリスト狙いは葉月がこらえて串刺しドロップキック。コグマが羽南に逆水平、ボディースラム、背中へのストンピングを連打しフットスタンプ。リング下から「やり返せよ!」と吏南が羽南を鼓舞。葉月が羽南に顔面ウォッシュ、控えの吏南を落とすと羽南を自軍コーナーに連行。替わったコグマがボディースラム、ボディープレス。エルボーの打ち合いからコグマが突進も羽南が叩きつける。吏南が乱入し羽南をコグマの上に投げつけフットスタンプ。吏南がコグマをコーナーに振ってボディーアタック、ドロップキック。コグマが返すと吏南が卍固め。葉月がカットするが吏南が次々とコグマと葉月をマットに叩きつけていく。そして吏南がコグマに卍固めから丸め込み。コグマが返すとDDT、串刺しボディーアタック、フェースクラッシャー。葉月がビッグブーツ、コードブレイカー。返した吏南に葉月はフェースロック。羽南がドロップキックで吏南を援護し姉妹でSTO。吏南がノーザンライトも葉月が返す。吏南はゴリーボム狙いも葉月がバックを取る。バックの取り合いに羽南がボディーアタック、吏南がノーザンライトを決める。葉月が返すと吏南はゴリーボム。しかしコグマがカットに成功。吏南が葉月を起こすが葉月がバックブリーカー、ボディースラム、フィニッシュを宣言しダイビングセントーン投下。しかし羽南のカットが間に合う。葉月はカナディアンも切り返した吏南が丸め込む。葉月が返すと、カナディアンで担いでコグマのRKOと合体。羽南がカットもコグマが分断。葉月はフェースロックへ。こらえる吏南を反転し腕を取ってのクロスフェース。吏南がタップし葉月が勝利した。

 

葉月&コグマのコメント

葉月「タッグリーグ初戦、羽南&吏南組に無事、勝利しました」

コグマ「仲悪かったみたいだね、あの2人。タッグの仲が悪くちゃ、そりゃ勝てないよね。今日は完勝だと思います」

葉月「途中、仲悪いながらもさすが姉妹だなっていうところを見せつけられたし、なんか息が合ってる。ちっさいころから、小学校とかからやってる子たちは、成長が本当に早い」コグマ「早い、早い。若いからね」

葉月「いままでだったらパパっと勝てたものが、ちょっと今回危なっかしい部分もあったのかなとは。でも、最後は私たちしっかり勝利したんで、このまま次も勝って、どんどん優勝への道を進みたいと思います」

――前日の高崎に続いて2回目のタッグだったが、感触は?

コグマ「いままで組んだことはほとんどなかったんですけど、ない割りに合う」

葉月「見た目からしても全然個性はバラバラだとは思うんですけど、試合になればすごく息は合っているのかなとは」

コグマ「バラバラなものを補い合ってるような気はします(笑)」

――もともと所属していた大江戸隊のメンバーと初めて当たったが、関係はどうなる?

葉月「でも、聞くところによると大江戸隊のリーダー・ナツコは大江戸隊には絶対入れねえっていう気持ちをもう出してるらしいので。まあ、これから敵として闘っていくんじゃないかなと。そして私が復帰したときに大江戸隊に入るっていう手もあったとは思うんですけど、それは自分の中での甘えにもなるので。まあ、それはないんじゃないかなとは思ってたので、大江戸隊のリーダー・ナツコと同じような意見なので、これからバシバシ当たっていければいいなと思います」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○フキゲンです★

8分19秒
スタークラッシャーを切り返して→エビ固め

上谷沙弥●

鹿島沙希<2点>

林下詩美<0点>

 クイーンズクエストの林下詩美&上谷沙弥組と鹿島沙希&フキゲンです★の大江戸隊による公式戦。詩美&上谷組は元ゴッデス・オブ・スターダム王者だけに優勝候補の一角と考えていいだろう。対する鹿島&フキゲン組は、星取で最も予測が難しいチームと言っていい。大物食いもあれば、当たり前のようにあっさり負ける可能性も。それだけに、詩美&上谷組には要注意の相手となる。鹿島、フキゲンの丸め込みがタッグリーグ戦をかき回す?

 鹿島沙希&フキゲンは。未定だったチーム名が「チーム東スポ大好き」とコールされる。レフェリーのボディーチェック中に大江戸隊が襲い掛かり分断すると上谷をスポーツ紙で殴打。鹿島が上谷にボディースラム。片ヒザでカバーすると上谷が返す。鹿島は自軍コーナーにもっていきフキゲンがスポーツ紙で乱打する。大江戸隊は鹿島をコーナーで捕獲して攻撃。フキゲンがロープ渡りに同行させてアームホイップ。鹿島が上谷の顔面を踏みつける。上谷が向かっていくが鹿島が顔面を蹴飛ばし首を踏みつける。さらに後頭部を叩きつけチョーク攻撃。上谷が返すと、右手を踏みつける。上谷は「なめんな!」とカウンターでドロップキック。詩美が入るとフキゲンが乱入。しかし詩美は2人をコーナーに追い込み串刺しエルボーアタック、ドロップキック。鹿島が返すと、詩美にコルバタ、ビッグブーツ。詩美が返すと、鹿島がビッグブーツ。フキゲンが串刺し攻撃を試みるがそのたびに足を出される。バーブ佐々木レフェリーは「また?」。サミングは詩美がかわしてレフェリーへ。フキゲンは雑誌で連打し、詩美にキャメルクラッチの体勢で雑誌を見せつける。詩美がアルゼンチンで担ぎ上げバックフリップ。上谷がフキゲンに串刺しニーアタック、ドロップキック。フキゲンが返すと上谷が逆エビ固め。鹿島が手を引きフキゲンをエスケープさせる。上谷のドロップキックをフキゲンがかわし鹿島が攻撃。上谷がクローズラインをかいくぐり詩美とともにダブルのドロップキック。上谷がスワンダイブ式ボディーアタックをフキゲンに食らわせる。上谷はスタークラッシャー狙い。フキゲンが丸め込みの連続で上谷を追い込む。上谷が返すとニールキック、ノーザンライト。鹿島がカットに成功。詩美が鹿島にラリアット、詩美と上谷がミサイルキックの競演。上谷がフィニッシュ予告しスタークラッシャー。しかし反転したフキゲンが丸め込むと3カウントが入った。

 

鹿島&フキゲンのコメント

フキゲン「デース」

鹿島「おい、林下、フキゲンの商売道具勝手に奪いやがってよ」

フキゲン「デース」

鹿島「取り返してきたぞ。大事な、大事な商売道具」

フキゲン「デース、デース。デース、デース」

鹿島「(週プロ成川記者に)なんでウチらが(週プロの)表紙じゃねえんだ? どういうことだ?」

成川「負けたじゃないですか」

フキゲン「デース、デース」

鹿島「オマエ、金もらってんのか、林下から! オイ! 載せろよ!」

成川「ハイ。ハイ」

鹿島「わかったか?」

成川「ハイ」

鹿島「わかったらどっかいけ、邪魔だ。(フキゲンに)おい、いこうぜ」

フキゲン「デース、デース、デース」

鹿島「どけ!どけ!」

フキゲン「デース」

 

詩美&上谷のコメント

歌美「アフロディーテの公式戦、大事な初戦から、あの2人からまさかの、スリー取られました。大丈夫、まだ最初だから。まだあるから。残りを全勝しよう。気持ち切り替えて」

上谷「メチャクチャア~…悔しい‼」

上谷が退場。

詩美「私も、悔しい!」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

AZM

20分00秒
時間切れ引き分け

スターライト・キッド

渡辺桃<1点>

琉悪夏<1点>

 前年度優勝チームの渡辺桃&AZM組が大江戸隊のスターライト・キッド&琉悪夏組と開幕戦で激突。キッドはハイスピード王者、琉悪夏はフューチャー・オブ・スターダム王者で、2人ともシングル王者なのはこのチームだけである。桃&AZM組が連覇に向けて好発進か、それともキッド&琉悪夏組が予告通りに台風の目となるのか。リーグ戦の流れを左右しかねないカードである。また、この試合は11・3川崎での桃vsキッドの前哨戦。キッドは桃に対してハイスピード王座に挑戦するよう要求しているが、桃は会見で拒否している。「ハイスピードはいらない。狙っているのは赤いベルトだけ」と公言する桃に対し、キッドが実力行使に打って出ることも考えられる。

 キッドとAZMの先発でスタート。ロープワークからキッドがあえて控えの桃にドロップキック。キッドはAZMにアームホイップも、AZMがやり返す。桃と琉悪夏がリングイン。琉悪夏がロープに追い込んでブレイク。ロックアップからバックを取り合い、琉悪夏がヘッドシザーズ。桃が抜けるが琉悪夏がマットに叩きつける。AZMが入り桃とキックの競演。琉悪夏はリング下から足を引いて場外戦に誘う。キッドが桃を連続でフェンスに叩きつける。試合を終えた鹿島がレフェリーの気を引きつけ、大江戸隊を援護。キッドが16カウントで桃を戻すと、琉悪夏と合体でマットに叩きつけダブルで攻撃。桃が返すと、琉悪夏がヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。キッドが桃の顔面を自軍コーナーで踏みつけ攻撃。中央に持っていくとボディースラム、手足をロックし反転。しかしAZMがカットに成功。キッドの仁王立ちに怒りの桃がエルボー連打。キッドがドロップキックをかわすが、キッドはカウンターでドロップキックを食らう。桃がPKも2カウント。AZMがキッドへミサイルキック。キッドが返すと、AZMはブレーンバスター狙い。キッドが切り返すと、AZMが2人をかいくぐりドロップキックを食らわせる。AZMは2人の腕を取ってサブミッション。AZMはキッドにブレーンバスター。キッドがドロップキック、その場飛びムーンサルト。琉悪夏がAZMにショルダータックル連打、串刺しボディーアタック。返したAZMに琉悪夏はフィッシャーマンの体勢。AZMがこらえてワキ固めへ。ダイビングフットスタンプをかわした琉悪夏がショルダータックル、キッドが乱入し琉悪夏がキッドと合体でAZMを叩きつける。AZMが返すと、琉悪夏がウラカンを止める。しかしAZMがコルバタ、ドロップキック。桃が琉悪夏に串刺しドロップキック連打。琉悪夏が返すと、ブレーンバスターの体勢。琉悪夏が切り返して反対に叩きつける。キッドがダイビングボディーアタック。桃が返すとロープの振り合い。桃がエルボーを打てばキッドも応戦。桃がミドルキックから串刺しで突進。キッドがエプロンに出し琉悪夏が攻撃。キッドは相手を場外に落としてコーナーから場外プランチャ。しかしQQがかわしてエプロンでキックの挟み撃ちにトライ。しかし大江戸隊がかわして足をキャッチ、リング下に落としてみせる。桃を戻すとキッド、琉悪夏が次々と串刺し攻撃。キッドがスイングネックブリーカーも2カウント。キッドと琉悪夏が合体でコーナーから桃を叩きつけ、キッドがムーンサルトプレス。AZMがカットに成功。キッドが持ち上げようとするが桃がこらえてミドルからハイキック連発。キッドが返すと、桃はBドライバー狙い。キッドが飛びつくが、AZMがミサイルキックでカットする。AZMが琉悪夏にハイキックも、琉悪夏がこらえてラリアット。4人がダウン。残り2分。桃がキッドに後方から蒼魔刀。前方からも見舞うがキッドが返す。桃はAZMを呼び込みコーナーで合体。残り1分。桃がBドライバーも琉悪夏がカットする。桃がピーチサンライズ狙いもキッドが切り返して丸め込みの連続。キッドが突進すると桃がキャッチしテキーラサンライズ。桃がフィニッシュを宣言しキッドを起こそうとするが、ここでタイムアップのゴングが打ち鳴らされた。

キッド「20分ドロー。やはり113日とどろき、スターライト・キッドvs渡辺桃、ハイスピードでやろうや。そこで完全決着だな! 挑戦、もう逃げられないよ」

桃「何回、言ったらわかるんだよ。やんねーっつってんだろ…」

キッド「ハイスピードから逃げるってことは、いまのスターライト・キッドから逃げることと同じだぞ。それでもオマエは本当にクイーンズクエストのリーダーか? やっぱり渡辺桃はショッパイなあ!」

桃「オイ、ナメてんじぇなーぞ! ナメんのもいい加減にしろよ。ハイスピードでもなんでもやってやるよ。取って、その場で返上してやるよ。どんな目に遭っても知らねーからな。おぼえてろよ!!

キッド「上等だよ。おもしろくなってきたじゃねーか。113日、とどろき、オマエら楽しみにしとけよ」

 

桃&AZMのコメント

桃「アイツ、マジでふざけんじゃねえぞ、キッド。ナメるのもいい加減にしろよ。私を怒らせたいの? そんだけやるんだったらやってやるよ。どうなっても知らねえぞ。ハイスピード、私には必要ない。だから取ったってその場で返上してやるよ。あいつが8回挑戦して取ったベルト、私が1回で取って、その場で会社に返してやるよ。おぼえておけよ」

AZM「私もハイスピード狙ってるんですけど、桃ちゃんが取るでしょう。返上したらまた、私もハイスピード加わりたいと思っていたので、ハイスピードトーナメントでもまたやろうじゃないですか? そのへんも楽しみにしていてください」

 

キッド&琉悪夏のコメント

琉悪夏「初戦、20分ドロー。悔しいけど、去年優勝したMOMOAZと20分ドロー。ウチら、キテるよね?」

キッド「大したもんじゃね? 悔しいけどな、初戦にしてはMOMOAZ、思い通りにいかなかっただろ。っていうか渡辺桃、お前さ、本当にQQのリーダーかよ。最後もマスク蹴るのすかっちゃって、最初からチャンスを全部逃しちゃって。特に話題もないし、オマエは勝負する前からすべてにおいて負けてんだよ。視野が狭い! もっとリーダーならほかのメンバーの誰よりも目立てよ。リーダーらしくしろよな。そんなんだからほかのメンバーに全部持ってかれるんだろ? 私は感情に任せたブチギレたヤツが大好物だよ。渡辺桃、11月3日、このベルト取ったら返上するってな。そんなことさせねえぞ。いまの私の怖さを思い知れ」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○舞華

13分35秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

白川未奈

朱里<2点>

中野たむ●<1点>

 ドンナ・デル・モンドの朱里&舞華組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈組によるタッグリーグ公式戦。中野&白川はウナギ・サヤカを加えたトリオでアーティスト・オブ・スターダム王者に君臨していたが、10・3名古屋でDDMの舞華&ひめか&なつぽい組に敗れたばかり。中野&白川と舞華の遭遇はアーティスト王座をめぐる遺恨対決とも言えるだろう。舞華と組む朱里はワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証を保持し、SWA世界王座もキープ。さらにはゴッデス・オブ・スターダム王者でもあるが、パートナーのジュリアが欠場中とあって今シリーズでは舞華とのコンビで臨む。リーグ戦優勝チームがゴッデス王座挑戦に名乗りを上げる可能性が高いと思われるも、朱里がⅤを飾ればゴッデスのベルトとタッグリーグ優勝のタッグ2大タイトルを手にすることとなる。タッグの覇者として年末の赤いベルト戦にもコマを進めたい朱里だが…。

 第1試合と同様に、欠場中のジュリアがDDMのセコンドにつく。朱里と中野が視殺戦を展開し、この2人で試合がスタート。探り合いから朱里がグラウンドに誘い上になる。朱里が腕十字を狙うと中野が足を取りにいく。朱里は中野の右脚を蹴り上げ、再び視殺戦。舞華のラリアットを白川がかわしてグラビアポーズで挑発。舞華は「なめんな!」とショルダータックル。白川はサイドからドロップキックを叩き込み中野と合体。連係で舞華を攻め白川がフライングクロスチョップ、中野と左右からドロップキックの競演。舞華が返すと白川がストンピング連打。中野が髪を束ねて「なにがポニーテールじゃ!」とヘアーホイップ連発。白川も舞華の髪を引いて攻撃、フライングクロスチョップを見舞うと吊り天井。舞華がエルボーを打つと白川も応戦。白川がブレーンバスター狙いをこらえるが舞華がバックフリップ気味に叩きつける。朱里が白川にドロップキック。中野が乱入し、白川とクローズライン。朱里がかわして中野にコードブレイカー、白川にフロントネックチャンスリー。白川がカウンターでヒザへドロップキック。エルボーの打ち合いから白川がコルバタで飛びつき河津落とし。中野が朱里へダイビングボディーアタック。朱里が返すと、中野の髪をつかんでクレームをつける。中野もつかみ返し、バックキック。朱里がニーアタック連発も中野がかわす。朱里がファイナルカットも中野が返す。舞華が中野に串刺しラリアット、ショルダータックル、ブレーンバスター。中野が返すと舞華はスリーパー。朱里は白川を止めて舞華を援護する。中野がエスケープするとが舞華がバックドロップ、スライディングラリアット。白川が2人へネックブリーカー、中野とダブルの打撃を浴びせる。10分経過。コズエンが2方向からダイブし、中野が舞華をカバー。舞華が返すと、中野はバイオレットシューティング。しかし朱里がカットに成功。白川のエルボー、エクスプロイダーで分断し、コズエンが2方向から場外プランチャ。中野がタイガーの構えも舞華が切り返す。中野がスピンキックから舞華になんとかタイガー。朱里がカットすると中野のキックが誤爆。朱里のアシストを得て舞華が中野にラリアット。舞華は炎華落としも白川がカットする。朱里が白川を叩きつけ分断。中野が舞華にスピンキック連発も朱里のハイキックを食らい舞華がブレーンバスター、朱里が落下時に蹴り上げる。舞華はみちのくドライバーへ。3カウントが入り、舞華が中野をフォールした。試合後、ウナギがリングに上がり、中野と対峙。

ウナギ「なんで負けちゃうかなぁ? なんで負けちゃうかな、中野たむ。なんで? なんでウナと組んでくれなかったんですか? ウナがその呪いのベルト、大きな大きな愛のベルトに絶対に変える!」

中野「なんでウナと組まなかったか? なんでウナと組まなかったか? 私はチャンミナと、チャンミナを選んだこと間違ってないと思ってる。私はチャンミナを信じてる。ウナギさん、ちょっと調子乗りすぎなんじゃない? あのね、この白いベルトは、これまで命を削ってきたヤツらの執念を背負ってるベルトなんだ。アンタにその覚悟あるの?」

ウナギ「調子に乗ってなにが悪い! 大きい愛に変えてみせる覚悟、そんなもん、ある!」中野「11・3とどろきアリーナ、その覚悟、見せてもらおうか!」

ウナギがリングを降りる。

朱里「いい、いい? もういいかな? ゴメン。だけど、もういい? 大丈夫? ウチら勝ってるからさ。もう大丈夫?」

中野「大丈夫!」

朱里「じゃあ、すみません。帰っていただいても、いい? ねぇねぇ、ねぇ。ごめんなさいねぇ」

中野&白川が退場。

朱里「ハイ、ベルト。ハイ、ハイ、締めましょうね。ハイ、あらためてポニーテールと武士道、舞華が取ってくれました! 開幕戦、勢いづいて、我ら、ポニ士がジュリアのぶんまでしっかりとタッグリーグ優勝していきたいと思います。応援のほうよろしくお願いします。それでは、我ら、ポニーテールと武士道、略して」

舞華「ポニ士! 要チェック!」

朱里&舞華のコメント

朱里「我ら、ポニーテールと武士道、開幕戦、ポニ士で舞華がしっかりと取ってくれました」

舞華「いやあホントにね、朱里にはメチャクチャ助けられてるわ。ホントに、ホントにありがとう。まだね、私はあんまり(朱里と)タッグで組むことないし」

朱里「そう、そう」

舞華「闘うことの方が多かった私たち、だけど、これからタッグリーグもっともっと私たちにしかできない連係技、今日は見せられなかったけど、お見せしていきたいと思います」

朱里「ウチら、ポニ士。一番はアリカバ、ジュリアとのタッグがあり、このゴッデス、ジュリアと(ベルトを)巻いてます。ジュリアともいろいろ話をしました。あとで、スターダムの公式にいまの心境、どうするのかあげたいなと思ってます。ジュリアと一緒に動画を出すつもりです。タッグリーグ戦やるからにはパワフルにエネルギッシュにやっていくので、ポニ士、みなさん…」

朱里&舞華「要チェック!」

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