2021/10/31 試合結果

2021年10月31日 『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』

『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
10月31日(日)エディオンアリーナ大阪第二競技場(観衆385人=満員/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○琉悪夏

10分25秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

月山和香●

鹿島沙希

白川未奈

◆4WAYバトル 15分1本勝負

中野たむ

10分8秒
タイガー・スープレックス・ホールド

レディ・C

※もう二人は岩谷麻優、スターライト・キッド

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

上谷沙弥

10分57秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

桜井まい●

○林下詩美<4点>

ウナギ・サヤカ<0点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

舞華

15分7秒
バズソーキック→片エビ固め

AZM

○朱里<4点>

渡辺桃●<3点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

なつぽい

13分12秒
ランニング・パワーボム→エビ固め

コグマ●

○ひめか<4点>

葉月<2点>

 

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負

○琉悪夏

10分25秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

月山和香●

鹿島沙希

白川未奈

小波の欠場により、中野たむ&白川未奈&月山和香組vs鹿島沙希&小波&琉悪夏組の6人タッグマッチと、岩谷麻優vsレディ・Cvsスターライト・キッドの3WAYマッチがカード変更。白川&月山のCOSMIC ANGELSと鹿島沙希&琉悪夏の大江戸隊のタッグマッチがおこなわれる。

 白川と鹿島の先発で試合開始。白川が「ハッピーハロウィ~ン」と言うと鹿島が張り手。白川はめげずに向かっていくが鹿島がロープワークに誘う。投げられても白川は「ハッピーハロウィン!」と強気の姿勢。月山と琉悪夏が対峙。月山が突進すると琉悪夏がショルダータックル。大江戸隊が月山を捕獲しロープ際で攻撃する。琉悪夏は月山に顔面ウォッシュから片ヒザでカバー。月山が返すと控えの白川を落としてから鹿島の足にぶつけていく。鹿島と琉悪夏が自軍コーナーで月山の顔面を踏みつける。鹿島が月山にボディースラムから控えの白川を落とす。月山が隙を突いてドロップキック連打。白川が鹿島に串刺しエルボーアタック。鹿島が返すと、白川がボディースラム狙い。鹿島が切り返すが白川はフライングクロスチョップ、吊り天井、月山が琉悪夏へのパロ・スペシャルで白川を援護する。鹿島が白川にコルバタ、ビッグブーツ。白川が返すと、琉悪夏がショルダータックル3連発、串刺しボディーアタック。返した白川がネックブリーカードロップを決めて月山に託す。月山はドロップキックを乱打するが、琉悪夏が返す。白川が入り月山とドロップキックを打ち合う。しかし琉悪夏が返してみせる。月山はコーナーに振って背中へのドロップキック、白川がローリングエルボー、月山がミサイルキック。返された月山がフィニッシュを宣言しコーナーへ。しかし鹿島が蹴落とし琉悪夏が串刺しアタック、鹿島も続き、琉悪夏がショルダータックル。月山が返すとフィッシャーマン狙いを丸め込む。丸め込みに連続で琉悪夏を追い込むが、鹿島がカット成功。琉悪夏と鹿島がビッグブーツの競演、琉悪夏がセントーン。月山が返すと琉悪夏はフィニッシュを予告しフィッシャーマンを決める。しかし白川がカット成功。琉悪夏はあらためてフィニッシュを予告して冷凍庫爆弾を投下。3カウントが入り、琉悪夏が月山を破った。

◆4WAYバトル 15分1本勝負

中野たむ

10分8秒
タイガー・スープレックス・ホールド

レディ・C

※もう二人は岩谷麻優、スターライト・キッド

 小波の欠場により、中野たむ&白川未奈&月山和香組vs鹿島沙希&小波&琉悪夏組の6人タッグマッチと、岩谷麻優vsレディ・Cvsスターライト・キッドの3WAYマッチがカード変更。3WAYは岩谷、レディ、キッドに中野が加わる4WAYマッチとなった。

 レディ以外の3人がゆっくりと歩を進める。レディが覆いかぶさるがキッドが場外に送り出す。キッドが中野と岩谷をかいくぐり場外エスケープ。中野が岩谷にネックブリーカー、コーナーに振るとレディが中野にショルダータックルを浴びせて妨害、岩谷を振って中野に激突させ、自らは串刺しエルボーアタック。岩谷の蹴りをかいくぐりレディがチョップ。岩谷がブロックすると中野が乱入してカットする。キッドが岩谷に首4の字固め。中野も首4の字固めにいくとレディがひっくり返して逆エビ固め。岩谷がこらえるとレディが外して3人にビッグブーツ。しかし3人がカウンターでドロップキックの競演。さらに3人が交互にレディを攻撃。トリオでのドロップキックも決めてみせる。岩谷がカバーするがキッドがカット。キッドが岩谷にエルボー。岩谷は中野にエルボー。中野がキッドにエルボー。3人でエルボーを打ち合うと、しだいに岩谷と中野がキッド狙いに。キッドは2人を鉢合わせにすると、まとめてコルバタからドロップキック。岩谷が返すと、キッドがコルバタ、619、その場飛びムーンサルトプレス。レディがキッドにビッグブーツ、中野がレディの足をつかんでスピンキック。レディがつかんでキッドにぶつける。レディは中野とキッドにまとめて河津落とし。中野にはココナッツクラッシュ、ビッグブーツ。中野が返すとレディはジャイアントスイングを左右に回転。岩谷がカットするがキッドが場外に落とす。レディは中野にチョークスラム。キッドがカットし中野を横取りのフィッシャーマン。しかし中野が返してみせる。キッドは中野を丸め込む。岩谷が中野にドロップキック、コーナーに上がるとキッドが上に乗ろうとしてまさかの共演狙い。しかしレディが下からのビッグブーツでカット成功すると中野にもビッグブーツ。レディのジャイアントバックブリーカーを岩谷がカット。岩谷がレディのバックを取る。岩谷は切り返されるもスリングブレイド。岩谷はキッドにトラースキックもキッドが丸め込む。中野が岩谷と共演してキッドをマットに叩きつけ岩谷がジャーマン。中野が岩谷にバイオレットシューティング。中野はフィニッシュを宣言しレディのバックを取る。レディがこらえてカウンターのビッグブーツ。中野が返すとカウンターのスピンキックからタイガー。レディが返せず中野が勝利した。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

上谷沙弥

10分57秒
ジャーマン・スープレックス・ホールド

桜井まい●

○林下詩美<4点>

ウナギ・サヤカ<0点>

 11敗の林下詩美&上谷沙弥組とリーグ戦初戦のウナギ・サヤカ&桜井まい組の公式戦。元ゴッデス・オブ・スターダム王者の詩美&上谷組は黒星スタートも、前日の浜松大会で羽南&吏南組から初白星を挙げ仕切り直し。ここは確実に2点をゲットしたい試合である。一方のウナギ&桜井組は前フューチャー王者のウナギが桜井をリードする図式。桜井のCOSMIC ANGELSを認めていないウナギだが、結果的にこの2人でエントリーすることになりチーム名(お前がウナギでお前がパンで)もつけた。よって、ウナギは認めてはいないがリードしなければならない立場にある。この心理状態がどのように影響するのか、ウナギ&桜井組の今後を占う試合にもなるだろう。

 ウナギ組がヒザを着き揃って握手を求める。詩美組はプレゼントに差し出されたカップ麺を受け取ると、ウナギ組をドロップキックで吹っ飛ばす。上谷が桜井にドロップキック。ボディースラム狙いを桜井がこらえるが詩美が入って上谷と連係で攻撃。上谷はあらためて桜井にボディースラム。詩美が桜井にボディースラムで続く。上谷が桜井にストンピング連打、逆エビ固め。桜井が足を出すが上谷がドロップキック。すると桜井がロープに振ってビッグブーツを決める。ウナギが上谷にビッグブーツ、フェースクラッシャー。大ふへん固め狙いは詩美がカット。ウナギはまとめてフェースクラッシャー、ギロチンドロップ。上谷が「負けるか!」と叫んでエルボー。ウナギもやり返しエルボーの打ち合いに。ウナギがダブルチョップで上谷を倒す。上谷の二段蹴りにウナギがビッグブーツ、上谷がドロップキック。詩美がウナギへショルダータックル、串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。ウナギが返すとチンクラッシャー、詩美がサイドスラム、スリーパー。ウナギが切り返しスイングネックブリーカー。桜井が詩美にビッグブーツ連打、ボディースラム。コーナーに上がると詩美が追いつきアルゼンチン、バックフリップ。桜井が返すと、詩美はバックを取る。桜井がこらえて切り返すとウナギがスタナーで援護。桜井とウナギが合体。ウナギが詩美を捕まえて桜井のダイビングエルボーを呼び込む。詩美が返すと、桜井とウナギが上谷をロープに。しかし上谷がニールキック。詩美が桜井にラリアット。桜井が返すと、詩美はコウモリ吊り落とし。しかしウナギがカット成功。詩美は桜井を起こして担ぎ上げる。桜井が丸め込みの連続。詩美と上谷がマジックキラー、詩美がジャーマン。桜井が返せず詩美が勝利した。

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

舞華

15分7秒
バズソーキック→片エビ固め

AZM

○朱里<4点>

渡辺桃●<3点>

 1勝1敗の朱里&舞華組と1勝1分けの渡辺桃&AZM組による公式戦。どちらも優勝候補の一角を占めるチームと言えるが、2戦して朱里組は1敗、桃組は1引き分けと連勝はならなかった。この対戦で勝った方が大きくリードし、負ければ後退することが予想される。朱里と桃は5★STAR GP決勝戦の再現で、朱里とAZMには11・3川崎でおこなわれるワールド・オブ・スターダム王座次期挑戦権利証&SWA世界王座戦の前哨戦でもある。川崎での朱里vsAZMは5★STAR GPでAZMが朱里を破ったことで実現。リーグ戦の勝敗とともに両者の駆け引きも注目される。

 AZMが朱里を先発に指名。朱里vsAZMで試合がスタートする。探り合いからAZMがバックを取ると朱里が腕を取る。朱里がグラウンドにもっていくとAZMがネックロック。朱里が上になり腕十字狙い。AZMが反転しヘッドロックも朱里が切り返して反対にヘッドロックを取る。朱里はショルダータックル、キックのかわし合いからロープワークを展開しAZMが丸め込みの連続。あずみ寿司にもいくが舞華がカット。桃とAZMが合体するが朱里と舞華がドロップキックの競演。朱里がAZMにサッカーボールキック。舞華がAZMにボディースラムを連発。朱里がAZMにフロントネックチャンスリードロップから腕十字。しかしAZMの足がロープに届く。舞華がAZMに串刺しラリアット、ショルダータックル。AZMが返すと、ラリアットをかいくぐりコルバタ。舞華がこらえるが強引に決めてドロップキックへ。替わった桃が舞華に串刺しドロップキック、乱入の朱里もかわすと舞華にもう一発ドロップキック。舞華が返すと桃が裏投げ狙い。舞華が切り返すが桃はラリアットをかわして裏投げを決める。舞華がブレーンバスターも桃がクリアー。舞華の突進に桃がハイキック。舞華はカウンターでラリアット。AZMと朱里がエルボーの打ち合い。朱里がニーアタック、AZMがドロップキック。バックの取り合いからAZMが脚を蹴り上げダイビングフットスタンプ投下。しかし朱里の肩が上がる。AZMは朱里をコーナーに引き寄せ雪崩式コルバタから腕固め。舞華がカットするが桃が分断。朱里がジャーマンも、AZMが脚を取って投げっぱなしジャーマンでお返し。桃がミサイルキックからブレーンバスター。朱里が返すと、桃とミドルキックを打ち合う。桃が連打し突進するが、舞華がラリアットで援護し朱里がマットに叩きつける。10分経過。AZMと朱里がエルボー合戦。舞華がカットしAZMを場外へ。朱里は桃にニー連打、串刺しニーアタック。桃が足を出すとAZMが三角飛び。桃がカバーするが朱里が返す。朱里がスリーパーも桃が切り返してドラゴンスリーパー。グラウンドに移行するが舞華がカットする。舞華が桃に突進も、AZMが入って桃と合体、マットに叩きつける。桃が朱里を捕まえAZMがダイビングフットスタンプ、桃がジャーマン。朱里が返すと、桃とAZMがキックの競演、舞華がまとめてブレーンバスター。舞華が朱里と打撃の競演、朱里がニーアタック。しかし桃が返してみせる。朱里は桃を担ぎ上げ山折り。しかしAZMがカットする。舞華がAZMにパワーボム。朱里は桃を引き起こし舞華とブレーンバスター。朱里がバズソーキックを決めると桃が返せず3カウントが入った。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

なつぽい

13分12秒
ランニング・パワーボム→エビ固め

コグマ●

○ひめか<4点>

葉月<2点>

 葉月&コグマ組は1017後楽園でのタッグリーグ開幕戦で羽南&吏南の姉妹コンビを破り好発進、2戦目の相手はひめか&なつぽいのアーティスト・オブ・スターダム王者コンビである。こちらもリーグ戦は初戦白星で好スタートを切った。前日の浜松で鹿島沙希&フキゲンです★組を破り、2点を獲得したのだ。どちらも連勝を狙ってのリングとあって熱戦は必至。コグマとなつぽいのハイスピード争いを軸に、目まぐるしい闘いが展開されそうだ。

 コグマ組がクリーンに握手を求める。ひめか組は応じずになつぽいと葉月の先発でゴング。なつぽいがドロップキックで奇襲をかけるが葉月がかわしてロープワークに。なつぽいがアームホイップから両者の「ドロップキックが交錯。葉月はタッチさせずにドロップキック、ひめかを落とすと自軍コーナーに追い込みコグマとタッチ。コグマはなつぽいの背中を踏みつけて攻撃。葉月がボディースラム3連発でなつぽいを叩きつけていくとセントーンへ。コグマもボディースラムで続き、その場ボディープレス。なつぽいがネックブリーカーからひめかにタッチ。ひめかがコグマにショルダータックル連打。コグマがRKO、葉月がコードブレイカー。ひめかが返すとなつぽいが乱入し合体。しかし葉月がまとめてコードブレイカー、コグマが加わり顔面ウォッシュの競演を見せる。ひめかが返すと、葉月はフェースロックへ。ひめかがエスケープすると葉月は「ひめか、そんなもんか」とエルボー連打。ひめかが崩れ落ちるがカウンターでバックフリップ。なつぽいが葉月にダイビングボディーアタック、ドロップキック連打。3発目をかわした葉月がビッグブーツ。フルネルソンに取るがなつぽいが切り返してエルボーの打ち合いとなる。ひめかがアシストし、なつぽいがドロップキック。葉月が返すと、なつぽいはネックブリーカー狙い。葉月が切り返しタッチを受けたコグマがミサイルキック。なつぽいが返すと、コグマはジャーマン狙い。なつぽいがロープをつかんで阻止もコグマが中央に持っていく。しかし、なつぽいが丸め込んでドロップキック。ひめかがラリアット、ニーアタック。コグマが返すと、ひめかは逆片エビ固め。葉月とコグマが合体でひめかを攻め込む。ひめかが返すと、コグマの突進にラリアット。ひめかは逆エビ固めにコグマをとらえる。コグマが逃れると、ひめかがアルゼンチン。JPコースター狙いをコグマが切り返し押さえ込む。ひめかが返すとラリアット狙い。葉月がカットしコグマがパワースラム、葉月がダイビングセントーン、コグマがダイビングボディープレス。返したひめかにコグマがジャーマンの構え。コグマが飛び乗りスリーパー。10分経過。ひめかが切り返してラリアット。コグマをコーナーに乗せるとパワーボムの構え。ここになつぽいがダイビングボディーアタックで合体。しかし葉月のカットが間に合う。なつぽいは場外の葉月にプランチャ。ひめかがコグマにJPコースター。決まったと思われたがコグマが返してみせる。ひめかはコグマを引き起こし串刺しラリアット、コーナーに乗せるとパワーボム狙い。コグマが丸め込むがなつぽいがカット。葉月がひめかに二段蹴り、コグマが突進もひめかがラリアット。コグマが反転して押さえ込むが2カウント。ひめかは背中にラリアット、コーナーに乗せてランニングパワーボム。3カウントが入り、ひめかがコグマを破った。

ひめか「ひめぽい21、タッグリーグ、4点獲得しました! デカいは強い、デカいは正義、そして、デカいはかわいい」

なつぽい「小さいもかわいい」

ひめか「お互いのない部分、欠けている部分を補え合えるタッグ、それがひめぽい21。 このまま全勝優勝まで突っ走ります。今日はありがとうございました」

ひめか&なつぽいのコメント

ひめか「今日でタッグリーグ2連勝4点獲得。今日、葉月とコグマ。だいぶ強敵だと思ったけど、点数を見事取れたので、残すところは、強敵は自分的にはあと一組。アフロディーテ(林下詩美&上谷沙弥組)。14日、アフロディーテに勝ったらもしかして全勝優勝しちゃうんじゃない。デカくてかわいい、そして、小さくてかわいい。そんなひめぽいが優勝までこのままの勢いで、突っ走ってやりますよ」

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