2021/11/05 試合結果

2021年11月4日 『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』

『第11回 ゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~』
11月4日(木)後楽園ホール(観衆443人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○なつぽい

7分7秒
回転式ラ・マヒストラル

吏南●

ひめか<6点>

羽南<0点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

桜井まい

6分41秒
大儀であった→片エビ固め

フキゲンです★

○ウナギ・サヤカ<2点>

鹿島沙希●<4点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○舞華

8分23秒
炎華落し→片エビ固め

月山和香

朱里<6点>

レディ・C●<0点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○AZM

13分58秒
あずみ寿司

白川未奈●

渡辺桃<5点>

中野たむ<0点>

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○門倉凛

11分51秒
ドラゴン・スープレックス・ホールド

スターライト・キッド

岩谷麻優<4点>

琉悪夏●<3点>

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

上谷沙弥

20分00秒
時間切れ引き分け

コグマ

林下詩美<3点>

葉月<3点>

試合詳細レポート

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○なつぽい

7分7秒
回転式ラ・マヒストラル

吏南●

ひめか<6点>

羽南<0点>

 ひめか&なつぽい組が2戦2勝、羽南&吏南組は3戦3敗と対照的なチームによる公式戦。羽南&吏南の姉妹コンビはユニット超越チームとあってチーム名のごとく「水と油」。しかし残り2戦でなんとか爪痕を残したい。常識的にはひめか組の勝利が堅いと思われるが、羽南組はなんとか隙を突いて得点をゲットしたいところ。ひめか組が勝てば3連勝、優勝に向けて俄然有利となるが…。

 ひめぽいのセコンドにジュリアがつく。羽南だけが握手を求めるも、ひめぽいは応じず、なつぽいが先発で出てくる。試合が始まると吏南が乱入し姉妹が合体。吏南が羽南をボディースラムでなつぽいに叩きつける。羽南が控えに回った吏南を殴りつける。吏南が入るとなつぽいに突進、ヘアーホイップでコーナーに追い込むと「なにが妖精だ!」と顔面を踏みつける。吏南がボディースラムでなつぽいをカバー。羽南もボディースラムで続く。なつぽいが羽南をかいくぐりドロップキック。替わったひめかがショルダータックル。担ごうとすると吏南が入るが、ひめかが次々とショルダータックルで吹っ飛ばす。ひめかは羽南に逆エビ固め。ひめかの突進に羽南が払い腰。吏南がひめかに串刺しボディーアタックからドロップキック。ひめかが返すと吏南が持ち上げようとするもこらえられる。ひめかが突進を止めてバックフリップ。なつぽいが吏南にドロップキックを連発。かわした吏南だがビッグブーツをかわされドロップキックの連打を食らう。吏南が返すと張り手のかわし合い。吏南の張り手が連続でヒット。なつぽいはバックキックもカウンターで張り手を食らう。なつぽいがバックを取ると羽南がクロスボディーで吏南を援護。吏南がゴリーボムで叩きつけるがカットされる。吏南は卍固め狙いもかわされなつぽいがネックブリーカー。ひめかがなつぽいを吏南に投下。吏南が返すとなつぽいに卍固め。グラウンドに移行し締め上げるがひめかがカット。羽南が呼び込み吏南と合体でひめかを叩きつける。さらに羽南がドロップキックも誤爆、謝るが吏南が張り手。なつぽいが回転してマヒストラル。吏南が返せず3カウントが入った。

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

桜井まい

6分41秒
大儀であった→片エビ固め

フキゲンです★

○ウナギ・サヤカ<2点>

鹿島沙希●<4点>

 ウナギ・サヤカ&桜井まい組と鹿島沙希&フキゲンです★組が公式戦で対戦。大江戸隊のラフ&丸め込みにどこまで桜井が耐えきれるかがカギとなるだろう。ウナギのバックアップももちろん求められることとなる。対する大江戸隊は3戦して一つの勝ち越し。ここで勝利を得れば優勝の道が見えてくる。狙いは桜井一本か、それとも…。

 桜井は自身が掲載されたスポーツ紙を持参。コールが終わると鹿島組がスポーツ紙片手に襲いかかる。フキゲンが桜井にヘアーホイップ、ロープに固定しスポーツ紙で殴打する。鹿島が桜井にクレームをつけて首を攻撃。ボディースラムで叩きつけると片足でカバー。桜井の髪を束ねたまま控えのウナギをリング下に蹴落とす。鹿島は桜井を自軍コーナーに追い込みフキゲンとともに踏みつける。フキゲンは桜井をコーナーに振って突進。しかしそのたびに足を出されて機嫌を害す。フキゲンは桜井が掲載されたスポーツ紙を踏みつける。桜井が突進するがスポーツ紙で足を滑らせ転倒。それでもスポーツ紙を奪回しウナギに託す。ウナギは大ふへん固め狙い。フキゲンがサミングで切り返しカバーする。鹿島がウナギにビッグブーツ連打。ウナギもやり返しビッグブーツの応酬になる。鹿島が突進するとウナギがコードブレーカー、ギロチンドロップ。鹿島がサミングから突進すると桜井がカット、ウナギがマットに叩きつける。鹿島がウナギにコルバタ、ビッグブーツ、フキゲンがスポーツ紙で殴打。鹿島が捕獲しウナギをスポーツ紙で殴打。フキゲンがスポーツ紙とともにダイビングボディープレス。鹿島はフィニッシュを宣言しウナギにマイエンブレム狙い。バックの取り合いでフキゲンの殴打が誤爆。ウナギが大儀であったを決めると鹿島が返せず3カウントが入った。

 

ウナギ&桜井のコメント

ウナギ「イェー! 桜井は納得いった? ちゃんとウチの桜井さんは(新聞を見せて)カラーなんで。白黒なんかとマジ一緒にしないでください。というわけでウナパン、初めての勝利ゲットしました。ありがとうございます。最後まであきらめずに勝ちを狙っていきましょう!」

桜井「ハイ! いいタッグにしていきたいです」

ウナギ「私たちも」

2人「あなたたちも、デリーシャース…」

鹿島&フキゲンが乱入。

鹿島「おい東スポ! 今日は東スポのせいでうちら負けたじゃねえかよ!」

フキゲン「デースデース」

鹿島が東スポ前田記者を席に座らせる。

鹿島「おい! オメエのせいで今日負けたじゃねえかよ。どうしてくれんだよ! 東スポ謝罪しろ! 扱ってやってるじゃねえかよ。だったら広告料払えよ、コラ! おかしいだろうがよ。ふざけんなよ、クソが!」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○舞華

8分23秒
炎華落し→片エビ固め

月山和香

朱里<6点>

レディ・C●<0点>

 朱里&舞華組とレディ・C&月山和香組による公式戦。朱里は前日の川崎大会で赤いベルト挑戦権利証とSWA世界王座を防衛。また、舞華が林下詩美の防衛した赤いベルトへの挑戦を改めてアピールしただけに、朱里と舞華の関係が懸念される。朱里が権利証を守り抜き、舞華が詩美を破れば1229両国で舞華vs朱里の可能性もあるからだ。果たして両者の心理状態はどうなのか。相手のレディ&月山組がつけ入る部分が出てくるかどうか、朱里と舞華には赤いベルトを意識しての闘いとなるかもしれない。

 ジュリアが朱里&舞華のセコンドにつく。両軍がクリーンに握手をかわすと、月山が「朱里さん、出てこいや!」と指名する。朱里が応じて試合がスタート。月山がテイクダウンを狙うが朱里がグラウンドにもっていく。朱里が上になり「動け」と指示。朱里が上から圧をかける。月山が下からヘッドロックに取るが朱里が切り返してスリーパー。レディが乱入しカットすると控えの舞華も落として朱里にビッグブーツ。月山がドロップキックで続く。レディが月山にジャイアントスイングで振り回し朱里に激突させる。朱里は月山に「なめるな!」とサッカーボールキックを連発。舞華が月山にボディースラムを連発。朱里が月山をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。串刺しニーアタックからラリアット。月山がかわすとレディがビッグブーツで援護する。月山はドロップキックを放ちレディに託す。レディが朱里に逆水平の連打、朱里の突進にネックブリーカードロップ。チョークスラム狙いは朱里がワキ固めに切り返す。腕固めに移行するがレディがエスケープ。朱里はブレーンバスターも2カウント。舞華がレディに串刺しラリアット、ショルダータックル。レディが脳天唐竹割、コブラツイスト。月山がパロ・スペシャルを朱里に仕掛けてレディを援護する。レディはギブアップを迫るが舞華がエスケープ成功。レディがビッグブーツも舞華が返す。レディはチョークスラムを決めてダイビングニードロップ。舞華が返すとレディはジャイアントバックブリーカー狙い。舞華が「なめんな!」と切り返し、ラリアット、ブレーンバスター。月山がカットするが朱里がサッカーボールキックから追い出す。舞華がスライディングラリアット、朱里がサッカーボールキック。2人で前後からの打撃を食らわすと舞華が炎華落とし。3カウントが入り舞華がレディを破った。

 

朱里&舞華のコメント

舞華「ということでポニ士、今日で6点。残るはあと1試合。今日このまま次、あと1試合勝って、決勝に私はいきたいと思ってる」

朱里「ポニ士、やるからには絶対取る気でいきます」

2人「要チェック!」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○AZM

13分58秒
あずみ寿司

白川未奈●

渡辺桃<5点>

中野たむ<0点>

 前年度覇者の渡辺桃&AZM組が中野たむ&白川未奈組と公式戦で激突。前日の川崎で中野がワンダー・オブ・スターダムを防衛、試合後にはCOSMIC ANGELS同門の白川が名乗りを挙げ、中野はいままでの関係ではなくなると白川の奮起を促した。白いベルトを争う両者の関係がタッグリーグ戦にどんな影響を及ぼすのか。中野組は2戦2敗とあって、もうあとがない状況。ここで負けるようなことがあれば、シングルのタイトルマッチ一本に絞ることになるかもしれないが、負け続きでリーグ戦を終えることはプライドが許さないだろう。もちろん、対する桃組も2連覇を狙っている。1分けの1失点が響いてくる可能性があるだけに、こちらも負けられない闘いだ。

 中野組が歩み寄るが桃組はコーナーから動かず。試合はAZMと中野の先発でスタートする。AZMが仕掛けてロープワークに誘おうとするが中野が応じず蹴りのかわし合い。AZMが丸め込むと中野が返してバックドロップ。中野は控えの桃をエルボーで落とすと白川を呼び込み連係でAZMを攻め込む。中野と白川がドロップキックの挟み撃ち。AZMが返すと中野が串刺しエルボーアタック、手を引いてミドルキックを前後から打ち込む。白川がAZMを力強いボディースラムで叩きつけると吊り天井を決めてドラゴンスリーパーへ移行する。AZMが返すと白川は予告してコーナーに振るがAZMがかわしてドロップキック。桃が白川にミサイルキック。中野が乱入すると桃はコーナーに宙づりにして白川、中野に次々と串刺しドロップキックを見舞う。さらに白川にブレーンバスター。白川が返すとコルバタ式河津落とし。中野と桃がエルボーの打ち合い。白川が中野を援護するがAZMも桃を援護し両軍がエルボーを打ち合う。桃とAZMがドロップキックの競演を別方向から決める。桃が蒼魔刀も中野が返す。桃が中野にスリーパー。中野が抜けるが桃がキックをキャッチ。中野はカウンターでスピンキック、桃が突進をキャッチも中野が丸め込む。桃が返すと両者ダウン状態。白川がAZMにフライングクロスチョップ。AZMがアームホイップから白川の腕を取る。白川がエスケープするとAZMがダイビングフットスタンプ。かわされるが桃とキックの競演で白川を射抜く。白川が桃を丸め込むと中野がスピンキック。場外に出た桃とAZMだがエプロンに戻り中野と白川を捕まえる。中野と白川がエプロンで打撃の競演。10分経過。中野と白川が場外ダイブを敢行。白川がAZMにブレーンバスター、コーナーに叩きつけるとローリングエルボー、コーナーに上がると桃がハイキックでカットしAZMがデッドリードライブ。AZMは白川にダイビングフットスタンプ、コーナーから飛んで腕を固める。しかし中野がカットに成功。桃とAZMがハイキックを白川へ。さらにダブルでの攻撃を狙うが中野がカットしAZMにジャーマン。白川がAZMをコーナーへブレーンバスター、コーナーに乗せてインプラントDDT。しかし桃のカットが間に合う。白川はインプラントDDTを狙うが背後から桃がカット。白川はエルボーで桃を排除しAZMにDDT狙い。AZMが白川を強引に丸め込むと3カウントが入った。

 

AZM「ハァ、ハァ、このAZMが白川未奈から勝ったぞ! タッグリーグ? これで211分、まだまだ優勝圏内。このままタッグリーグ、MOMOAZが2連覇狙います」

キッドが登場。

キッド「おやおやおや? AZMがクイーンズクエストのリーダーみたいだなぁ! おい、渡辺桃、オマエ、やっぱりもうここに居場所ないな。フフフフフないね」

桃「ホントしつけーんだよ。お前らの大江戸隊に入るわけないっつってるだろ。あぁ! いい加減に、大概にしろよな」

キッド「大江戸隊はいつでも歓迎してまーす」

AZM「私が勝ったからしゃべらせてくれたっていいじゃん、そうでしょ? しかも、私はリーダーじゃなく、私はQQの司令塔なんですよ。まあまあまあまあ、このままMOMOAZが2連覇しようね。楽しみにしていてください」

桃とAZMが握手。

 

桃&AZMのコメント

AZM「これでMOMOAZ、2勝1敗1引き分け、全然優勝、まだまだいけるんですよ。このままMOMOAZが2連覇タッグリーグ優勝します」

桃「タッグリーグ優勝してね、ゴッデス(王者組)、ジュリア、朱里、待っとけよ。それでなに? またきた、アイツ(キッド)。アイツ、マジ懲りねえな、しつけえんだよ。大江戸隊なんかのクソユニット、入るわけねえだろ。何回言ったらわかるんだよ」

◆ブルーゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

○門倉凛

11分51秒
ドラゴン・スープレックス・ホールド

スターライト・キッド

岩谷麻優<4点>

琉悪夏●<3点>

 岩谷麻優とMarvelousの門倉凛が団体の枠を超えたタッグを結成。岩谷に憧れる門倉が夢のコンビを結成し、1030浜松での初戦では朱里&舞華組を破り好スタートを切った。そして迎える第2戦ではスターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊と対戦する。試合では大江戸隊のセコンドが手を出してくることが予想されるだけに、岩谷組には細心の注意が求められる。タッグを組んで浅い岩谷&門倉だが、これを乗り越えれば2連勝で波に乗ること必至。大江戸隊の罠を突破し、岩谷&門倉が優勝に向けて突っ走る!?

 キッド組が奇襲をかける形で試合開始、場外戦で岩谷と門倉をいたぶっていく。キッドはイスで岩谷を攻撃してリングに戻す。岩谷をロープに固定すると大江戸隊で岩谷を攻める。キッドは岩谷に背中へのドロップキック。琉悪夏が岩谷にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。岩谷はカウンターでドロップキック。門倉も続いて琉悪夏をコーナーに追い込むとキャノンボール。琉悪夏が返すと、カウンターのクロスボディーアタック。キッドがネックブリーカードロップも門倉が返す。キッドと門倉がエルボーを打ち合う。門倉がDDT、岩谷が入りキッドにダブルのエルボー、門倉の逆エビ固めに岩谷が背中へのドロップキック。岩谷がキッドにノーザンライト。キッドがフルネルソンを外して丸め込む。その場飛びムーンサルトを岩谷がかわす。岩谷もその場飛びムーンサルトを披露するがかわされてしまう。岩谷とキッドがキックの応酬。琉悪夏が門倉のキックを連続でかいくぐる。門倉がカバーを返すとフィッシャーマン狙いを阻止。門倉は琉悪夏をコーナーに振るがキッドがエルボー、琉悪夏がラリアット、キッドがボディーアタック、琉悪夏がセントーン。しかし岩谷がカットする。琉悪夏は岩谷をロープに振る。セコンドが凶器で殴打し琉悪夏が門倉にフィッシャーマン。琉悪夏のフィッシャーマンとキッドのダイブが合体。琉悪夏はフィニッシュを宣言し冷凍庫爆弾を投下も、かわされてしまう。10分経過。門倉が飛びつくと岩谷を呼び込む。岩谷がドロップキック、門倉が逆打ちのように叩きつける。琉悪夏がラリアットから突進もトラースキックをダブルで食らう。門倉がフィッシャーマンもキッドがカット。岩谷がキッドにトラースキック、ドラゴン・スープレックス。岩谷が門倉に決めるように指示。門倉は琉悪夏を引き起こしフルネルソンの構え。そのままドラゴンで後方に叩きつけると3カウントが入った。

 

岩谷&門倉のコメント

岩谷「ブルーマリン、2点。タッグリーグ2連勝中。今宵は必殺のドラゴン・スープレックス決まったね」

門倉「ハイ! ありがとうございました。麻優さんのドラゴン・スープレックス、私が最後必死に出したんですけど、いい感じに決まったんじゃないでしょうか」

岩谷「めっちゃキレイだった。記者会見のときに言ったよね。自分は気持ちも技も伝授するって。でも、琉悪夏相手によく出そうと思ったね」

門倉「いや本当に、体重差がけっこうあるんですけど、パワーでは。向こうもパワーですけど、自分も細身ながらもパワーを備えているので、よかったんじゃないでしょうか」

岩谷「ブルーマリン、ドラゴン・スープレックスどっちかが出せば必ず勝つ。このままドラゴン・スープレックス引っさげて、タッグリーグ優勝目指して、マーベラスとスターダム融合のタッグチームでベルトを取りたいと思います」

◆レッドゴッデス公式リーグ戦 20分1本勝負

上谷沙弥

20分00秒
時間切れ引き分け

コグマ

林下詩美<3点>

葉月<3点>

 前日の川崎大会でワールド・オブ・スターダム王座を懸けて激突した林下詩美と葉月がタッグリーグ公式戦で早くも再戦。前日のメインでは詩美が赤いベルトⅤ8を果たすとともに葉月のカムバックを認める発言をした。これにより、この日のタッグマッチはいままでとは異なる気持ちで対戦することになるだろう。詩美は葉月カムバックの意味を感じとっただけに、より意味深い闘いが展開されそうだ。詩美は上谷沙弥、葉月はコグマとのタッグ。勝った方が優勝に向けて前進する重要な公式戦。勝ち名乗りを受けるのはどちらのチームか?

 葉月組が握手を求めるが詩美組は応じず。葉月が手を差し出したまま「詩美」と呼びかけ先発で対峙。バックの取り合いでスタートし、葉月がレッグロック。詩美が切り返してレッグロックも葉月がすぐに返してグラウンドでヘッドロック。詩美のヘッドシザーズを葉月が脱出。葉月のショルダータックルを詩美がこらえて反対にショルダータックルで吹っ飛ばす。しかし葉月がドロップキック。上谷とコグマがロープワークの攻防。上谷が側転で翻弄もコグマがドロップキックをかわしてみせる。詩美と上谷が合体しダブルのドロップキックをコグマに見舞う。上谷はコグマに滞空時間を取ってボディースラム。詩美がコグマにボディースラム。しかし葉月がカット。詩美がコグマをコーナーに追い込み串刺しエルボーアタック、ドロップキック。上谷がコグマにストンピング連打。上谷とコグマがエルボーを打ち合いコグマがダウン、上谷は逆エビ固めで締め上げギブアップを迫る。コグマのエルボーを上谷は手を広げて受けて立つと「なめんな」とビッグブーツで蹴り倒す。コグマはDDTを放ち葉月に託す。葉月は上谷にバックブリーカー、フェースロック。詩美がカットに入ると葉月が読んでおり2人まとめて締め上げる。葉月は2人まとめてコーナーに追い込み串刺しエルボー、コードブレイカー。ロープ際に追い込むとコグマと顔面ウォッシュの競演を見せる。上谷が返すと、ニールキックからミサイルキック。返した葉月に上谷はフィニッシュを予告。スタークラッシャーを狙うが葉月が切り返し突進、しかし上谷が二段蹴り。葉月はカウンターで二段蹴りをお返し。コグマが上谷をロープ際に追い込み背中を踏みつけていく。上谷が返すと、コグマは串刺しで突進。上谷がかわすがコグマが丸め込む。葉月が入りコグマと合体。コグマのドロップキックから葉月がセントーン、コグマがその場ボディープレス。コグマの突進を詩美がカットし上谷が丸め込むと詩美がドロップキック、上谷が丸め込む。10分経過。詩美がコグマにショルダータックル、ドロップキック。コグマが返すと、詩美がアルゼンチン狙い。コグマが切り返すが詩美がバックフリップ。返したコグマに詩美はバックを取りジャーマン狙い。コグマが丸め込みから背中に飛び乗りスリーパー。詩美の突進をかわしてコグマがRKO。コグマがドロップキック、葉月がスワンダイブ式ミサイルキック。フルネルソンを詩美が切り返すが葉月はフェースロックで捕獲。詩美がエスケープすると葉月はコーナーへ。上谷がデッドリードライブで落として詩美がコーナーに叩きつけ、上谷が二段蹴り、詩美がサイドバスター。詩美はコウモリ吊り落としを決めるが葉月がクリアー。詩美がアルゼンチンを狙うが葉月が切り返す。コグマと葉月が合体のドロップキックを上谷に決める。4人がダウン状態で15分経過。葉月と詩美がエルボーの打ち合い。コグマが乱入しドロップキック、葉月が背中にコードブレイカー、ドロップキック。詩美が返すと残り3分。葉月がビッグブーツ、葉月がセカンドにかけてコグマがダイビングボディープレス。葉月はフィニッシュを宣言してダイビングセントーン。しかし上谷がカットする。葉月はもう一度フィニッシュ宣言も上谷がスワンダイブ式ボディーアタックで詩美をアシスト。詩美が上谷を持ち上げてファンタスティックフリップ式に叩きつける。詩美はぶっこ抜きジャーマンもコグマのカットが間に合う。残り1分。コグマは場外の上谷にプランチャ。葉月が詩美をかいくぐり二段蹴り連打。コーナーに乗せるとコードブレイカー。詩美のバックを取りコグマと合体のネックブリーカー。残り10秒。葉月が垂直落下で叩きつけるもタイムアップのゴングとなった。

葉月「さすが前(元)ゴッデス・チャンピオンだけあって、相当強かった! でも、そのアフロディーテと引き分けたのは、FWC、私たちにとっては、とても大きな引き分けだと思います。来週のここ後楽園では、私たちがしっかりゴッデス・リーグ、優勝します!

コグマ「アフロディーテ、アフロディーテの2人が女神なら、こっちは堕天使。堕天使はいつでもよみがえる不死鳥じゃないよ、堕天使ね。私、ちょっと言いたいことがあります。葉月! STARSに入らない? 麻優さん、麻優さーん!」

岩谷が登場。

コグマ「麻優さん、ちょっと、いまね、STARSに葉月を誘ったんです。いいと思いますよね? ねぇ」

岩谷「まぁ、麻優はいいけど、葉月がなんて言うか…」

コグマがマイクを渡すが、そのマイクが葉月の歯に当たってしまう。

岩谷「(苦笑)…葉月、STARSに入るってことはこういうことだよ。いままでの大江戸隊の葉月じゃない。STARSはスターダムの一番のベビーフェイス、そこに入る覚悟、できてますか?」

葉月「この私が…ベビー? お客さんはどう思います!? 本当に私がSTARSに入っていいと思いますか? お客さんにこんなに拍手されて、STARSに喜ばれているのかなって思うので、私はSTARSで、私がやりたいことをやらせてもらいます」

岩谷「羽南、いいね? オッケー! 今日、飯田(沙耶)も実は撮影で来ている。飯田! いるかな?」

飯田が現れリングイン。

岩谷「(飯田が)泣いてる! 泣いてるじゃないか! 飯田にとっては葉月は育ての親。うれしいね」

飯田「どうも、飯田沙耶です。葉月さんは、アッシにとって育ての親なんです。だから素直にうれしいです(涙)」

岩谷「これは、なんていい、なんていいエンディングなんだ! これから葉月も加わって、飯田も復帰するので、このメンバーでSTARS守って、飯田が復帰したらどんどんSTARS勢力拡大して、どんどん復帰(?)していくんで、みなさん応援よろしくお願いします。今日はメインはFWCの2人なんで、2人で締めなさい」

葉月「締め方、ちょっとSTARSの忘れちゃって

コグマ「オッケー、よし! 私が『いまを信じて、明日に輝け、We Are…』と言いましたら、Sの字を作る、もしくは写真たくさん撮ってください。じゃあ行きますよ!」

葉月「いいですか? もっと! いいですか! 声は出せないけど、いいですか!」

コグマ「いまを信じて、明日に輝け、We are STARS!」

葉月&コグマのコメント

葉月「アフロディーテと引き分け。まあ、私たちこれで3点だけど、このアフロディーテ、前(元)タッグ王者に勝った、じゃない、引き分けたことはすっごく大きな引き分けだと思います」

コグマ「この勢いのまま優勝いける。こんど後楽園にきたときは優勝して、FWCリングに立ちましょう。そして、STARSに葉月が入りました!」

葉月「でも、私はちょっとまだ、どうなんだろうって思うところはありますけど、あのお客さんの反応がすべてなのかなと。お客さんが迎え入れてくれたら私は喜んでSTARSに入ります。ただ、私が復帰した意味、そこはSTARSに入っても変わらないですし、私は私のやりたいやり方でSTARSとしてやらせてもらいます」

コグマ「じゃあこれからSTARSで頑張っていきましょう」

葉月「ハイ」

コグマ「じゃあ最後はWe are STARSで」

2人「We are STARS!」

葉月「慣れないなあ…」

詩美&上谷のコメント

詩美「今日はタッグリーグ公式戦、葉月、コグマのタッグに最後ドローって形になって私たちの勝ち点は5点。まだまだ優勝いける範囲だと思いますので、そこを狙って、次は、公式戦最後のひめぽいなんで、アイツらに勝って私たちがしっかり決勝に進みたいと思います。その日まで、ごきげんよう」

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