2021/11/28 試合結果

2021年11月28日 『郡山大会』

『郡山大会』
11月28日(日)ビッグパレットふくしま(観衆520人=超満員札止め/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
琉悪夏

6分18秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

月山和香

◆シングルマッチ 15分1本勝負
小波

6分6秒
トライアングルランサー

吏南

◆3WAYバトル 15分1本勝負
スターライト・キッド

7分29秒
モモ☆ラッチ

レディ・C

※もう一人は渡辺桃

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
○上谷沙弥

16分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

桜井まい●
林下詩美 ウナギ・サヤカ
AZM 中野たむ

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○なつぽい

17分18秒
フェアリアル・ギフト→片エビ固め

葉月
ひめか コグマ
舞華 羽南●
朱里 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
琉悪夏

6分18秒
冷凍庫爆弾→片エビ固め

月山和香

 前日の3WAYで月山和香がフューチャーに挑戦。直接負けずとも敗れたことに変わりはなく、ますますこのベルトへの欲が高まったと思われる。それだけに、琉悪夏との一騎打ちとなるこの試合で再挑戦への足掛かりをつかみたい。琉悪夏としては1229両国での羽南戦が決定的だけに、ここで足踏みするわけにもいかないだろう。琉悪夏が一蹴するか、それとも月山が一矢報いて前進するか?

 「よろしくお願いします」と月山が握手を求める。無視されるとゴングと同時に月山がドロップキックで先制攻撃。止めた琉悪夏がショルダータックルで吹っ飛ばすとヘアーホイップ。コーナーに追い込むと顔面を踏みつけていく。コーナーに固定すると右腕をトップロープにかけて絞ってく。再びヘアーホイップで投げると反対コーナーで顔面踏みつけ。琉悪夏は中央にもっていきフェースロック。月山は必死にエスケープ。ロープに振られた月山がドロップキックもかわされてしまう。琉悪夏が突進すると月山がヒザへのドロップキックをヒットさせる。コーナーに上がると回転エビ固めからドロップキック。琉悪夏が返すと、月山はラリアットをかわしてパロ・スペシャルへ。琉悪夏がエスケープすると月山はロープに固定して背中にドロップキック。返した琉悪夏がカウンターでショルダータックル、セントーン。月山が返すと、琉悪夏がフィッシャーマン狙い。月山が切り返し丸め込みの連続。琉悪夏が返すが月山がドロップキック、ミサイルキック。返した琉悪夏に月山がエルボー連打。しかし、琉悪夏がカウンターでラリアット。琉悪夏はフィッシャーマンからフィニッシュを宣言し冷凍庫爆弾を投下。月山が返せず3カウントが入った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
小波

6分6秒
トライアングルランサー

吏南

 小波と吏南が大江戸隊同門対決。前日の代々木大会で小波は朱里とUWFルールで対戦、ワールド・オブ・スターダム王座次期挑戦権利証とSWA世界王座を懸けて対戦した。この試合では敗れ奪取は逃したが、同門対決では若い吏南に胸を貸す。吏南にとってもU系スタイルの小波との対戦はいい経験。この試合をきっかけに、さらなる飛躍を目指す。

 握手はかわさず、そのままゴング。静かな立ち上がりからロックアップで組み合い、腕の取り合いへ。吏南がさっそく腕に噛みつき、止めたレフェリーに一言「うるせえ」。吏南はドロップキックからボディースラムを狙うが小波がこらえてカウンターのミドルキック。小波は吏南をロープに固定しスリーパー、背中へのドロップキック。吏南が返すと、小波がサッカーボールキック。小波は片ヒザでカバーするが吏南が返す。小波のスリーパーを吏南がエスケープ。小波はコーナーに追い込むと喉元を踏みつける。吏南が「なめんな!」とエルボー連打、小波が受けて立ち、一発で倒してみせる。小波がロープに振ろうとすると吏南が反転してマットに叩きつける。さらに串刺しエルボーからドロップキック。小波が返すと、吏南は払い腰から柔道殺法で攻め込んでいく。小波を引き起こすがワキ固めにとられてしまう。小波は十字を狙うが吏南が上になってカバー。返されると吏南がノーザンライト。小波が返すと吏南はフィニッシュ予告からゴリーボム狙い。小波が切り返すが吏南は卍固めを極める。グラウンドに持ち込むが小波が切り返しヒールホールド。吏南がエスケープすると、小波はスライディングキック、フィッシャーマン。返した吏南に小波はフィニッシュを宣言。切り返した吏南がジャックナイフ。小波はミドルキックで倒してスライディングキック。吏南が返すと小波がフィニッシュを予告しトライアングルランサー。吏南がギブアップし小波の勝利となった。

◆3WAYバトル 15分1本勝負
スターライト・キッド

7分29秒
モモ☆ラッチ

レディ・C

※もう一人は渡辺桃

 当初は渡辺桃&レディ・C組vs鹿島沙希&スターライト・キッド組のタッグマッチが予定されていたが鹿島の体調不良による欠場でカードが変更。桃vsレディvsキッドの3WAYマッチに変更された。やはりこの試合は大江戸隊勧誘問題に揺れるキッドと桃の直接対決がポイントだろう。ここにレディが割って入ることでどんな風景が現出するか。大江戸隊に狙われる桃をレディが守る? それとも隙を突いて2勝目をゲットするか?

 ゴングが鳴ると桃とキッドが睨み合い。レディが手を挙げて誘うが場外に送り出され、リング上では桃とキッドがエルボーの打ち合い。レディが割って入り桃にショルダータックル、しかしキッドがコルバタからドロップキック。キッドはレディを捕獲しロープに固定すると後方から馬乗り。さらにエプロンから顔面目掛けてビッグブーツ。返したレディにキッドはキャメルクラッチ。桃が割って入りキッドに持っておくように指示。桃がロープを走りレディではなくキッドにミドルキック。桃はレディに逆エビ固め。するとキッドが「お返しだ」と桃にドロップキックを食らわせる。桃はキッドとレディをコーナーに追い込んで串刺しドロップキック。レディがかわしたためキッドにヒット。レディはビッグブーツを食らわし2人まとめてマットに叩きつける。さらにレディは2人に逆水平チョップの連打。しのいだキッドが桃とレディにまとめてコルバタ、その場飛びムーンサルトプレス。キッドはレディのビッグブーツをかわすが脳天唐竹割りをもらってしまう。レディはキッドにジャイアントスイング右回転から左回転。そこへ桃がキッドにミドルキックで分断。桃はレディにミドルの連打、レディはビッグブーツで対抗する。レディは桃にコブラツイスト。キッドが割って入りカットする。レディはキッドにビッグブーツ、2人まとめてチョークスラムを狙うがこらえられてしまう。桃が2人まとめて蒼魔刀、キッドにもう一発蒼魔刀。キッドが返すと、桃はチキンウイングフェースロックからBドライバー狙い。キッドが切り返し丸め込むが桃がハイキック。レディが割って入りキッドにビッグブーツ。食らったキッドが勢いで桃を丸め込む。レディは桃の上にキッドをチョークスラム。しかしキッドが2カウントでクリアー。レディがキッドを引き起こしジャイアントバックブリーカー狙い。切り返したキッドがモモ☆ラッチで丸め込むとレディが3カウントを奪われた。

◆6人タッグマッチ 20分1本勝負
○上谷沙弥

16分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

桜井まい●
林下詩美 ウナギ・サヤカ
AZM 中野たむ

 クイーンズクエストの林下詩美&AZM&上谷沙弥組とCOSMIC ANGELSの中野たむ&ウナギ・サヤカ&桜井まい組が6人タッグマッチで対戦。前日の代々木でベルトを守った詩美と中野による赤白王者対決も実現、中野と上谷は1229両国に向けての白いベルト前哨戦ともなる。様々な駆け引きが展開される6人タッグ戦で最後に勝ち名乗りを受けるのは?

 上谷には「本日誕生日」がコールされる。中野と上谷が先発で対峙しゴング。グラウンドになり上谷がヘッドロック。中野が取り返して立ち上がると上谷がバックへ。中野が倒してレッグロック。上谷が切り返し脚から首を取りにいく。中野が切り返せば上谷も切り返して立ち上がる。中野がヘッドロックも上谷が抜けるとロープワークの攻防。中野が下から蹴り上げるとコズエンを呼び込みトリオで上谷に攻撃。フェースクラッシャー、ネックブリーカー、エルボードロップで畳みかける。桜井がブレーンバスターを狙うと上谷がこらえてボディースラム。こんどはQQが飛び出し桜井に合体攻撃。AZMがピラミッドから飛び降りフットスタンプを浴びせる。詩美が桜井に高々とボディースラム。桜井が返すと、詩美がネックロック。AZMが桜井をコーナーに振って串刺しドロップキック。桜井が返すとQQが次々と串刺し攻撃。桜井が返すと、AZMがワキ固め。コズエンがカットに入るとQQが分断。AZMが桜井を挑発しエルボーの打ち合いに持っていく。AZMが打ち倒しサッカーボールキック。桜井がカウンターのビッグブーツからウナギにタッチ。ウナギはAZMに串刺しエルボーアタック、フェースクラッシャー。AZMが返すと、ウナギが大ふへん固め。しかし詩美がカットに入る。詩美とAZMが合体もウナギがカカト落とし、ギロチンドロップ。AZMが返すと、ウナギは大ふへん固め狙い。AZMが切り返し三角飛びプランチャ。詩美がウナギにショルダータックル連打、サイドバスター。詩美がコーナーに上がると中野が妨害し、ウナギがコードブレイカー。中野が詩美にダイビングボディーアタック。返した詩美に中野がバックキック、詩美がバックを取ると中野が切り返して串刺しで突進。詩美がかわしてセカンドからミサイルキック投下。上谷が中野に串刺しニーアタック、ドロップキック。中野が返すと、上谷とエルボーを打ち合う。中野は「誕生日おめでとう!」と叫んで打ち倒す。立ち上がった上谷が「25歳になりました!」とやり返す。さらに激しいエルボー合戦が展開され中野が乱打、上谷が崩れ落ちる。10分経過。上谷が立ち上がりエルボー乱れ打ち。中野がダウンするが先を読んでエルボーアタック。上谷が中野をかいくぐりニールキック、ノーザンライト。中野が返すと、投げっぱなしジャーマン。上谷が向かっていくと中野がスピンキックを浴びせる。上谷が後方からフランケンシュタイナー。中野が側転ニードロップも上谷が返す。替わった桜井がビッグブーツから串刺しで回し蹴り、フェースクラッシャー。上谷が返すと詩美が桜井を妨害、AZMのアシストを得て上谷が側転ニー。スタークラッシャー狙いは桜井が阻止。桜井はコーナーからダイビングエルボー狙い。詩美がカットしバックフリップ、上谷が二段蹴り。上谷はスタークラッシャーの構えも桜井が丸め込む。上谷が返してビッグブーツ、突進をウナギがカットし中野がバックドロップ、桜井がダイビングエルボードロップ。しかしQQがカット成功。15分経過。コーナーの桜井を上谷が蹴落とし、スワンダイブ式プランチャで場外に飛ぶ。上谷は桜井をリングに戻してQQがトリプルドロップキックをお見舞い。上谷がフィニッシュを宣言しスタークラッシャー。3カウントが入り、上谷がバースデーを勝利で飾った。試合後には中野と上谷が視殺戦。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○なつぽい

17分18秒
フェアリアル・ギフト→片エビ固め

葉月
ひめか コグマ
舞華 羽南●
朱里 岩谷麻優

 メインは朱里&舞華&ひめか&なつぽい組のドンナ・デル・モンドと岩谷麻優&葉月&コグマ&羽南組のSTARSが8人タッグマッチで全面対決。葉月はSTARSに加入以来、岩谷とのチームでは負け知らずで、この編成は初めてとなる。この試合でも勝利し連勝キープを狙う。とはいえ、相手はアーティスト王者の舞ひめぽいに赤いベルト次期挑戦者&SWA世界王者の朱里が加わる最強の布陣だ。となれば、大混戦は必至。フューチャー・オブ・スターダム次期挑戦者の羽南の頑張りにも期待がかかる。

 STARSが歩み寄り手を差し出す。DDMが恐る恐る前進も、しっかりと握手が成立。先発は羽南と舞華。腕の取り合いから舞華がヘッドロック。グラウンドにもっていくと羽南が脱出しブレイク。コグマとなつぽいがロープワークを展開、コグマが場外に出てDDMにちょっかいを出しながら、追いかけるなつぽいを翻弄、リングに戻り丸め込みからドロップキック。STARSがなつぽいを捕まえ連係攻撃を仕掛けていく。STARSは4方向からドロップキック。葉月がなつぽいにボディースラム、セントーン。羽南がなつぽいをボディースラム。なつぽいが返すと、クロスボディー。ひめかが羽南にボディースラム。返した羽南にヘアーホイップ。コーナーに追い込むと顔面を踏みつけていく。朱里がひめかと合体すると、DDMで串刺し攻撃。4人で羽南の両手両足を決めていく。混戦から朱里が羽南にサッカーボールキックを連発しスリーパー。舞華が羽南を挑発。羽南が投げようとするが舞華がこらえる。しかし羽南は舞華の突進を止めて払い腰。替わった葉月が串刺しアタック。ひめかと舞華が合体も羽南がまとめてドロップキック、朱里となつぽいにもまとめてコードブレイカー。STARSが顔面ウォッシュで全員競演。舞華が葉月にブレーンバスター。ひめかが葉月に串刺しニーアタック、ショルダータックル、逆エビ固め。カットされたひめかが突進すると葉月がコードブレイカー、二段蹴り、スワンダイブ式ミサイルキック。返したひめかに葉月がクロスフェースロック。コグマがひめかの背中を踏みつけフットスタンプ、串刺しボディーアタック、RKO。ひめかが突進をキャッチしバックフリップ。朱里がドロップキックからニーアタック。コグマがカウンターでRKO。岩谷と朱里がエルボー合戦。朱里がミドルキック連打から抱え上げるが岩谷が丸め込む。岩谷は蹴りをかわしてドロップキック。岩谷のドラゴン狙いを朱里が切り返してジャーマンの構え。岩谷が抜けるが朱里が投げっぱなしジャーマン。しかし岩谷もお返しの一発からトラースキック。朱里はニーアタックを決めて両者ダウン状態に。替わった羽南となつぽいがロープワークの攻防。なつぽいが低空ドロップキックにいくが羽南がかわしてドロップキック、巴投げ。なつぽいが返すと羽南が腕十字。なつぽいがエスケープすると、羽南がダッシュ。DDMがカットし朱里となつぽいがドロップキックの競演。なつぽいが羽南にジャーマン狙い。STARSがカットし羽南がダブルリストアームサルト。なつぽいが返すと、羽南が腕十字を極める。しかしひめかのカットが間に合う。コグマと葉月がDDTで分断、岩谷と葉月がトペで競演。15分経過。羽南がなつぽいをカナディアンから前方に落とす。なつぽいが返すと、スモールパッケージ。羽南が返すがネックブリーカーを食らう。なつぽいがネックブリーカードロップも羽南の肩が上がる。なつぽいはバックを取りジャーマン。しかしSTARSのカットが成功。DDMがSTARSを分断。舞華とひめかが羽南を持ち上げ朱里が下からキック、なつぽいがフェアリアルギフト。羽南が返せずなつぽいが3カウントを奪ってみせた。

なつぽい「ハイ、DDM、STARSに勝ちました! 12月大阪ビッグマッチ、なんかユニットトーナメントというのをオファーをいただいたんですけど、絶対に優勝してDDMがユニットで最強っていうのを舞ひめぽいで 証明していきたいと思います。みなさん応援よろしくお願いします! そして、こんどは(ジュリアを加えた)5人で郡山にまた帰ってきたいと思います。それでは、舞華ちん、ひめか、朱里姉ちゃん、ジュリアちゃん、なつぽい、世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド、バイポ~イ」

DDMのコメント

なつぽい「ハイ、DDM、STARSに勝ちました!」

舞華「まあね、ひめぽいも無事に仲直りしたということで、これからDDM一丸…」

ひめか「仲直りした?」

なつぽいは頷くが…。

ひめか「したと思ってるの?」

ひめかは退場。

なつぽい「……」

朱里「まあ、まあ、今日は郡山、初DDM上陸ということで、無事勝利できて、うれしいよね」

舞華「ねえ、ホントねえ」

朱里「次もDDMで勝利します。じゃあ、みんなサラマポ~」

なつぽい「ぽい、ぽい」

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