2021/12/12 試合結果

2021年12月12日 『STARDOM YEAR END FAN MEETING ~DAY 試合~』

『STARDOM YEAR END FAN MEETING ~DAY 試合~』
12月12日(日)ベルサール高田馬場(観衆351人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
桜井まい

3分43秒
反則勝ち

琉悪夏

※もう一人は吏南

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○レディ・C

8分39秒
ジャイアントバックブリーカー

月山和香●
舞華 ウナギ・サヤカ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○AZM

12分26秒
ヌメロ・ウノ

なつぽい●
渡辺桃 ひめか

◆シングルマッチ 15分1本勝負
小波

15分00秒
時間切れ引き分け

葉月

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○コグマ

11分25秒
ダイビング・ボディプレス→片エビ固め

スターライト・キッド●
岩谷麻優 鹿島沙希

◆両国前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負
中野たむ

22分7秒
ハイジャックボム→片エビ固め

上谷沙弥●
○林下詩美 朱里

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
桜井まい

3分43秒
反則勝ち

琉悪夏

※もう一人は吏南

 当初は桜井まいvs琉悪夏のシングルマッチが予定されていたが、羽南の負傷欠場によりカードが変更、吏南が加わる3WAYマッチとなった。これにより、桜井vs琉悪夏vs吏南は1対2のハンディキャップマッチ状態が必至。大江戸隊に囲まれる桜井は、この大ピンチをどうかいくぐり、勝利を手繰り寄せることができるのか?

 桜井のセコンドには欠場中の白川未奈がつく。桜井が琉悪夏、吏南に握手を求めるが吏南と琉悪夏が握手した直後に桜井に襲いかかる。大江戸隊がダブルで桜井を攻撃。吏南がボディースラムで叩きつけると琉悪夏も続く。琉悪夏が桜井をロープに固定すると、吏南も加わる。ダブルでロープに振ると桜井がかいくぐり誤爆を誘う。桜井は2人まとめてエルボードロップ。吏南が桜井に「なめんじゃねえぞ、クソババア!」と叫んで卍固め。さらにドロップキックからカバーするが2カウント。桜井は吏南にビッグブーツ。琉悪夏がカットに入ると桜井がかわして同士討ちをさせる。桜井は琉悪夏に串刺し攻撃からまとめてフェースバスター。桜井は琉悪夏をコーナー際に設置しダイビングエルボードロップ。琉悪夏が返すと桜井はブレーンバスターの構え。ラリアットをかいくぐり桜井がビッグブーツ。2発目をかわして琉悪夏がチョーク攻撃。琉悪夏が離さず5カウント。琉悪夏の反則負けが宣告された。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○レディ・C

8分39秒
ジャイアントバックブリーカー

月山和香●
舞華 ウナギ・サヤカ

 ドンナ・デル・モンドの舞華とレディ・Cがパワフルなタッグを組んで、ウナギ・サヤカ&月山和香のCOSMIC ANGELSとタッグ対決。レディと月山はタッグリーグ戦でCムーンを組んでいたが、この日は対戦。ともにフューチャー王座を狙うライバルだけに、意地の張り合いが注目される。また、舞華とウナギは新旧フューチャー王者対決か。ともにこのタイトルの価値を上げフューチャー戦線を卒業。レディと月山のお手本となるようなファイトも求められることとなる。

 月山が握手を求めレディが応じる。ウナギが舞華を指名すると、月山が静止。2人とも舞華を指名するが、試合は舞華vs月山でスタートする。舞華が月山を押し倒しストンピング。自軍コーナーに連行し舞華とレディの連係で攻めていく。舞華が月山に滞空時間の長いボディースラム。2発目は月山がかいくぐりウナギがスタナーで援護。ウナギが舞華に串刺しエルボーアタック、フェースクラッシャー。舞華が返すとエルボーの打ち合いを仕掛ける。両者相手のエルボーを受けて立ち、エルボーのラリーが展開される。舞華がブレーンバスターを狙うと、ウナギがかいくぐりビッグブーツ。舞華は「なめんじゃねえ!」とラリアット。ウナギが飛びついてネックロック。舞華はブレーンバスターを狙うもウナギがグラウンドに持ち込み締め上げる。それでも舞華は強引に引き起こしてブレーンバスター。レディがウナギにビッグブーツ、逆水平の連打。ウナギがレディをキャッチしマットに叩きつけるも2カウント。ウナギの大ふへん固め狙いを舞華が妨害。しかしウナギはまとめてフェースクラッシャー、カカト落とし、ギロチンドロップ。月山がタッチを申し出てリングイン。ウナギのフェースクラッシャーから月山がドロップキック、フットスタンプ。月山はレディに飛び乗りパロ・スペシャル。レディがエスケープすると、月山はコーナーへ。レディが向かっていくが月山が丸め込む。月山はドロップキックも2カウントどまり。月山が突進するとレディが先を読んでビッグブーツ。2発目狙いを月山がクロスボディー、ウナギのアシストを得て月山がミサイルキック。月山がレディにエルボー連打、レディは2人まとめてネックブリーカー、月山にチョークスラムを狙うが丸め込まれる。レディが連続で切り返し、チョークスラム。しかしウナギのカットが間に合う。舞華がウナギにラリアット。レディが月山にジャイアントバックブリーカー。月山がタップしレディが勝利をゲットした。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○AZM

12分26秒
ヌメロ・ウノ

なつぽい●
渡辺桃 ひめか

 渡辺桃&AZM組のクイーンズクエストとひめか&なつぽい組のドンナ・デル・モンドがタッグで激突。昨年のゴッデス・オブ・タッグリーグ戦の覇者で今年は準優勝のMOMOAZには、1218大阪での敗者強制ユニット移動マッチが控えている。このチームでのゴッデス王座取りを狙っているだけに、この試合はもちろん、大阪での勝利も信じていることだろう。もしも桃が大阪で敗れれば、この試合がMOMOAZのラストマッチとなる可能性もあるが…。MOMOAZが強固な関係を崩さないのとは対照的に、対するアーティスト・オブ・スターダム王者のひめか&なつぽいにはギクシャクした状態が続いている。いったんはおさまりかけたが、まだまだ完全解決には至っていない模様。その影響がこの試合に出てしまうのか?

 なつぽいと桃が先発。なつぽいが桃をかいくぐるが桃がアームホイップを先に決める。なつぽいがカサドーラで飛びつきドロップキックへ。ひめかとなつぽいが合体を試みるが桃とAZMがドロップキック、前後からの蹴りをなつぽいにぶち込む。AZMがなつぽいにサッカーボールキック。なつぽいが返すと、AZMはキャメルクラッチへ。そこに桃がミドルキックの連打を浴びせていく。なつぽいが返すと、AZMがサブミッション。すぐにひめかがカットに入る。AZMはなつぽいを挑発。なつぽいがエルボーで向かっていくとAZMも応戦。エルボーの打ち合いからAZMがボディースラムも、なつぽいが切り返してクロスボディーアタック。ひめかがAZMにショルダータックル。桃が乱入するがひめかはショルダータックルで次々に吹っ飛ばす。AZMが組み付くが、ひめかがコーナーに追い込む。AZMはミサイルキック、桃が串刺しドロップキックの連打。桃がブレーンバスターを狙うがひめかがこらえる。桃はミドルキック連打も2カウント。ひめかがエルボーを放ち、桃もやり返していく。ひめかがエルボー連打、パワーボム狙いをこらえられるもラリアット。なつぽいがダイビングボディーアタック。桃が返すと、なつぽいがカウンターのドロップキック。低空ドロップキックをかわした桃がミドルからブレーンバスター。なつぽいが返すとチキンウイングフェースロック。桃がコーナーに連れていき、AZMが後方からダイビングフットスタンプ。AZMは串刺し攻撃にいくがなつぽいがかわす。AZMがなつぽいを捕まえコーナーから飛んでの腕十字。なつぽいがエスケープするとひめかのショルダータックルからなつぽいがカバー。AZMが返すとなつぽいが低空ドロップキック。桃がダッシュするがエプロンに出され、ひめかがラリアットで場外に送り出す。なつぽいがプランチャで舞い、AZMをリングに戻すとネックブリーカー。なつぽいがジャーマンを狙うがAZMが切り返し丸め込みの応酬。AZMがなつぽいの頭部を蹴り上げ突進。なつぽいが止めてジャーマン狙い。ひめかがラリアット、なつぽいが投げっぱなしジャーマン。桃がハイキックもひめかがAZMの誤爆を誘う、なつぽいのフェアリアルギフトがかわされAZMがダイビングフットスタンプ。しかしなつぽいの肩が上がる。AZMがミスティカ式腕固め。しかし、ひめかがカット。桃とAZMがひめかにブレーンバスター狙い。ひめかがかわすが、桃とAZMが合体しマットに叩きつける。なつぽいがAZMにマヒストラル。ギリギリでAZMが返すと、桃とAZMがハイキックで競演。残り3分。AZMがミスティカ式腕固め、ヌメロ・ウノ。なつぽいがギブアップし、AZMの勝利となった。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
小波

15分00秒
時間切れ引き分け

葉月

 1229両国国技館を最後にスターダムを退団する小波が葉月とシングルで対戦。おそらくこの試合が最後の一騎打ちとなりそうだ。今年復帰を果たした葉月は赤いベルトへの挑戦やコグマとのタッグでゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦を制覇するなど、ブランクを感じさせないファイトで完全カムバックを強烈に印象付けた。その葉月、しかも元大江戸隊の葉月が現メンバーの小波を相手にどんな惜別ファイトを見せるのか。ユニット闘争は別にしても、個々の実力が真っ向からぶつかるだけに見逃せないシングルマッチだ。

 グラウンドの攻防からスタートし、首の取り合い。小波がヘッドロックに取ると、葉月が取り返す。小波がロープに振ると葉月がラリアットをかいくぐるがリング下から大江戸隊が足を引く。小波は場外に出た葉月にミドルキック。しかし葉月が止めてみせる。場外戦では小波がイスで殴打。小波はリングに戻り葉月の生還を待つ。葉月がカムバックすると小波がコーナーに振って突進。葉月がかわすが、小波が腕を蹴り上げる。小波はワキ固めも葉月がエスケープ。小波は腕を攻撃し葉月の前に仁王立ち。ストンピング乱打から小波がコーナーに振る。葉月が切り返してミサイルキック、串刺しエルボーアタック、バックブリーカー。さらに顔面ウォッシュを決めるとセントーンを投下。返した小波に葉月はフェースロック。小波がエスケープすると、葉月がスワンダイブを狙う。小波がカットし、ぶら下がり式腕十字。小波がスライディングキックからフィッシャーマン。葉月がエルボーも小波がミドルキック。葉月が二段蹴りなら小波が延髄斬り。両者ダウン。エルボーの打ち合いから立ち上がり、なおもエルボーのラリーが続く。10分経過。葉月がコードブレイカーからビッグブーツ、スワンダイブ式ミサイルキック。小波が返すと、葉月がフェースロック。さらにコードブレイカーから小波をマットに叩きつけるも2カウント。ならばと葉月はコーナーへ。すると小波が気づいてコーナー上でダブルアームの構え。残り3分。小波はエルボー連打から雪崩式ブレーンバスター。返した葉月に小波はアームロック、チキンウイングフェースロック、ジャーマンスープレックス。葉月が返すと小波はバズソーキック。しかし3カウントには至らず。丸め込みの応酬はどちらも譲らない。小波のバズソーを葉月がかわして丸め込む。小波がバズソーキックから突進、葉月がかわして二段蹴りから前方に叩きつける。小波が腕固めに入るも残りわずか。小波がバックを取ったところでタイムアップを告げるゴング。小波は葉月をマットに叩きつけるが試合は時間切れ引き分けに終わった。

小波「葉月、今日は、ありがとな」

葉月「小波、今日で私たちは終わりじゃなくて、闘いがスタートしたというか。また続きを、このスターダムのリングでやりましょう。ありがとう」

ウナギ、舞華が先を争うように登場。

ウナギ「小波さん、両国で最後ですよね。ってことは、いま唯一カードが決まってないのは1225日後楽園ホール大会、ぜひ私と闘ってください!」

舞華「テメエ、しゃしゃり出てきてんじゃねえぞ、コラ。両国で最後なら、後楽園で小波とシングルするのは、私だよなあ」

小波「うるせえ。オマエらなんなんだよ、ホントに。オマエら、私のことが好きすぎんだろ。だけど、ゴメン。私が一番好きなのは、朱里だから!」

2人がリングを降りようとする。

小波「ちょっと待て。ちょっと待て。わかった。わかった。私は最後に、朱里と組みたい。だから、シングルマッチはできないけど、オマエらがタッグでもいいって言うんだったら考えてやってもいいぞ」

ウナギ「私は小波さんと闘えるならコイツと組んでも構わない。なあ、舞華」

舞華「コイツと組むのだけは本当に嫌だけど、小波オマエとじっくりたっぷりやれるんだったら、まあ、しょうがないか…」

小波「じゃあオマエらタッグでいいな。私は朱里とタッグでオマエらと闘ってやるよ。これでオマエらともお別れだ。ジ・エンド!」

ウナギ「ふざけんな、ネバーエンドだ!」

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○コグマ

11分25秒
ダイビング・ボディプレス→片エビ固め

スターライト・キッド●
岩谷麻優 鹿島沙希

 羽南の負傷欠場により6人タッグマッチがタッグマッチに変更。岩谷麻優&コグマ&羽南組vsスターライト・キッド&鹿島沙希&吏南組から岩谷&コグマ組vsキッド&鹿島組となった。STARSvs大江戸隊の図式だが、現在の大江戸隊のターゲットは渡辺桃のクイーンズクエストにある。これに関しては、元STARSのキッドがQQを挑発して実現。いまやキッドは大江戸隊の中心人物となっている。それだけに岩谷との対戦は注目。5★STAR GPでの一騎打ちでは岩谷が壁となりキッドを跳ねのけたが、このタッグ対決ではどうなるか。キッドとコグマにはAZMを加える1229両国でのハイスピード王座前哨戦でもある。

 コグマとキッドがハイスピードの攻防。キッドがコグマをエプロンに送り出すと、戻ったコグマにドロップキック。鹿島がコグマを自軍コーナーで捕獲し顔面を踏みつける。ボディースラムから片足でカバー。コグマは1カウントで返すが、鹿島が顔面を蹴飛ばしていく。鹿島はコグマをマットに叩きつけ、グラウンドコブラツイスト。キッドがコグマにネックロック、後頭部をマットに叩きつけキャメルクラッチへ。岩谷が入ってくるも鹿島が場外に送り出す。コグマがコーナーに振って串刺しアタック。岩谷が入りキッドにドロップキック。キッドがロープを利用しボディーアタック。鹿島が岩谷にストンピング連打からエルボーも連打。鹿島がカウンターのビッグブーツ、ダブルアームの構え、岩谷が切り返しコグマとボディープレスの合体。鹿島が返すと、コグマは背中を踏みつけフットスタンプ。鹿島が返すと、コグマにコルバタ、顔面蹴り。キッドがコグマに619をヒットさせ、その場飛びムーンサルト。キッドはエプロン越しに回転エビ固め。コグマがキッドにDDTからコーナーに上がる。鹿島が妨害しキッドが雪崩式アームホイップ。鹿島、キッドが串刺しアタック。キッドはコグマに旋回式ダイビングボディープレスも、岩谷のカットが間に合う。キッドが持ち上げようとするがコグマがこらえて丸め込み。丸め込みの応酬からキッドが突進。コグマが止めるとジャーマンへ。コグマがもう一発狙うとキッドがこらえて丸め込みへ。岩谷のトラースキックからコグマが丸め込むが鹿島がカット成功。コグマはキッドを引き起こしバックを取る。鹿島がカットしキッドがカバー。しかし岩谷がカットする。10分経過。コグマがロープ上のキッドを捕まえ投げっぱなしジャーマン。ミサイルキックもヒットさせるが2カウント。コグマはキッドにダイビングボディープレス。3カウントが入り、コグマがキッドを破った。

◆両国前哨戦 タッグマッチ 30分1本勝負
中野たむ

22分7秒
ハイジャックボム→片エビ固め

上谷沙弥●
○林下詩美 朱里

 1229両国国技館に向けてダブル前哨戦が組まれた。ワールド・オブ・スターダム王者・林下詩美とワンダー・オブ・スターダム王者・中野たむがユニットを超越しタッグを結成。対するは赤いベルト挑戦権を5★STAR GP優勝で手にし、その後も権利証をSWA世界王座とともに守り抜いた朱里と、次期挑戦者決定3WAYマッチを制し師匠越えのチャンスを得た上谷沙弥だ。詩美と朱里、中野と上谷の闘いが中心となることが予想されるが、この図式によりどんな化学反応が起こるのか。火花散る闘いは必至だ。

 まずは詩美と朱里が視殺戦。グラウンドの展開に移行し、首を取り合う。朱里がヒザ十字を狙うが詩美がかいくぐる。首の取り合いから朱里が腕十字狙い。詩美がエスケープし、双方がタッチ。中野と上谷が向き合い、中野が腕を取る。上谷がロープに振ろうとするが中野が「いくか」と拒否。上谷はエルボー連打で打撃の応酬に。2人がロープに走るとどちらも背中にタッチし試合の権利が移行する。詩美と朱里がリングインしヘッドロックの応酬。詩美がロープに振ると朱里がショルダータックル。詩美がこらえてロックアップ。中野がタッチしリングインすると上谷もリングへ。ロープワークから上谷が側転でかく乱、中野がブリッジでかわしてドロップキック。中野が押さえこむが上谷が1カウントで返す。中野がフェースロックも上谷がエスケープ。中野と詩美がタッチをかわし詩美がリングイン。詩美は上谷にボディースラム、ストンピング。詩美が突進すると上谷が「なめんな!」とカウンターでドロップキック、朱里とタッチ。朱里が詩美にドロップキック。中野が入り詩美と合体クローズライン。朱里がかわして交互にミドルキックを打ち込み中野をコードブレイカーで排除、詩美に向かっていく。朱里は詩美にスリーパー。詩美が朱里にアルゼンチン。すぐに朱里が脱出も詩美が再び担いでバックフリップ。詩美はスリーパーを朱里に決める。中野が背中にタッチし朱里にダイビングボディーアタック、バックドロップ。上谷が入り中野とかわし合い。中野が上谷に串刺しエルボーアタック、前後からのキックとカカト落とし。上谷が返すと、中野が引き起こす。上谷がエルボーで向かっていき中野がやり返す。上谷は「なめてんじゃねえ!」とエルボー。中野がやり返し、エルボーの打ち合いに。上谷が連打し、中野がトラースキックも上谷が二段蹴り、ニーアタック。お互いに先を読み合い上谷がニールキックをヒットさせる。上谷は中野にコーナーからミサイルキック投下。中野が返すと、上谷はフィニッシュを予告しスタークラッシャー狙い。中野が切り返すとタイガーの投げっぱなしからハイキック。両者ダウンから上谷が朱里にタッチ。朱里は「邪魔だ!」と叫んで中野にドロップキック。替わった詩美が朱里の突進にビッグブーツ。朱里がコルバタからカサドーラで飛びつきフェースクラッシャーを決める。詩美が返すと、エルボー連打。「こいよ!」と朱里が受けて立つ。朱里がダウンすると詩美が引き起こす。朱里はサッカーボールキックをぶち込みPKへ。詩美がつかんで持ち上げるが朱里が切り返しミドル連打。詩美がジャーマンで投げ捨てると朱里もお返しのジャーマン。朱里のバズソーを詩美が迎撃しコウモリ吊り落とし。15分経過。朱里が詩美の顔面を蹴り上げ、2人がダウン状態。タッチを受けた上谷が詩美にミサイルキック、別コーナーからはダイビングボディーアタック。さらにスタークラッシャーを狙うが詩美がサイドバスター、スライディングラリアット。上谷が返すと、詩美がスリーパー。朱里がカットすると中野が場外に送り出す。上谷が詩美をコーナーへ。詩美がかわすが上谷がスワンダイブ式コルバタ。中野は朱里をリング外へ。中野は上谷にエルボー、朱里が中野にニー、詩美が朱里にラリアット。詩美と中野が合体も朱里がまとめてドロップキック。王者組がバックを取ると投げっぱなしジャーマンで競演。中野は詩美を飛び越えてダイブを試みるが失敗、中野は頭から転落。場外戦を詩美が見守る。中野は上谷をリングに戻すと詩美がミサイルキック。詩美はフィニッシュを予告し上谷にジャーマン。上谷が返すと、詩美はカナディアン。上谷が切り返すも詩美がアルゼンチン。上谷が後方に叩きつけ朱里を呼び込む。朱里がスタンディングギロチンから上谷がその場飛びニードロップ。20分経過。上谷が朱里にノーザンライト、詩美を引き起こすとスタークラッシャー。しかし中野がカットする。上谷がバックを取るが朱里のハイキックが誤爆。朱里は中野にハイキック。詩美が上谷にボムも2カウント。詩美は上谷を引き起こしカナディアンから「終わりだ」とハイジャックボム狙い。上谷が切り返して丸め込むが返される。詩美が上谷にラリアット。詩美が旋回してハイジャックボム。上谷が返せず詩美が3カウントをゲットした。

詩美「今日の前哨戦、最高に有意義な時間にさせてもらいましたよ。上谷、今日は対角だったけど、1229日両国では私が赤、上谷が白で紅白のベルトを持って、大会を締めような」

朱里「林下詩美、1229日両国まで、もうウチらは対戦する試合はない。私は、このSWAを懸けて2冠戦がやりたい。勝てば、ベルトは2つ。オマエが負ければ、無冠で年を越す。どうだ?」

詩美「臨むとこだよ、やってやるよ、2冠戦。2つのベルトを懸けて2021年女子プロレス、最高の最終戦やろうよ」

詩美と朱里が視殺戦。

中野「上谷、アナタの成長は、たむが一番よくわかってる。今日は、たむもヘマしたけど…でも、まだまだできるでしょ! 赤いベルトを圧倒する、最高で最強の試合をしよう」

上谷の髪をつかむ。

1・5新日本東京ドームでスターダム提供試合。会議の結果、この試合はタッグマッチで、各ユニットから代表選手を一名選抜することが決定。スターダムには5つのユニットがあるため、出場4選手をハズレありのくじ引きで決めることに。それぞれのユニットの代表者は、クイーンズクエストが詩美、DDMが朱里、コズエンが中野、STARSが岩谷に。そして、大江戸隊は全員が現れ、欠場中の刀羅ナツコがキッドに「いってこい!」と押し出す。すると上谷がマイク。

上谷「詩美さん、私、ドーム女なんで、私に権利もらえませんか?」

詩美「権利、あげないよ」

上谷「絶対に絶対に、白いベルト取ってみせるんで」

詩美「東京ドームは私だって出たい。でも上谷が、東京ドーム女がそこまで言うなら譲ってやるよ。必ず出場しろよ」

上谷「任してください」

QQ代表は上谷に。

朱里が「こういうのやりたかったんですよ」と先陣を買って出るがハズレくじ! 朱里が安藤リングアナに詰め寄るが、DDMは出場できず、朱里は退場…。

岩谷が青、中野が赤、つづいて上谷が赤、キッドが青を引く。岩谷&キッド組vs中野&上谷組が決定。詳細は新日本プロレス、スターダムから公式発表されるとのこと。

上谷「ドームで、このドーム女が、ドームで必ず羽ばたいてきます」

詩美「1218日、クイーンズクエストvs大江戸隊で、私たちクイーンズクエストの絆を 大阪で見せて、両国では私と上谷が赤白戴冠、そして1・5東京ドーム、上谷の出場が決まって、年末から年始、そしてこの先もずっとクイーンズクエストがみなさんを楽しませていきます。お楽しみに。せっかく東京ドーム、決まったんだから、上谷、締めていいよ」

上谷「今日は思うような結果に最後はなりませんでしたが、必ず両国で白いベルトを巻いてみせる。いまを信じて?明日に輝け?誰を信じるかは自分で決めろ。Bow down to the queens!」

詩美&中野のコメント

詩美「前哨戦、この最高の赤い女王・林下詩美がしっかり勝ってみせました。このまま29日、最終戦も私が赤いベルト、そして上谷が白いベルトを取って2人で赤白タッグで今年を締めたいと思っています」

中野「いや、そうはさせません。今日は、私はスリー取れなかったですけど、この白いベルト、まだまだ私は2021年防衛してきて、2022年もたむロードを続けていきます。ドーム女は、ドームでは無冠です。私が白いベルトを守って、詩美、アンタが赤いベルト守ったら、赤のプライドと白のプライド懸けて、試合したいと思ってるよ」

詩美「いいよ。オマエのそのずっと白いベルトが一番だってことがムカついてたんだよ。年末、その白いベルトと赤いベルトを守って、ずっと気に食わなかったオマエと、赤白懸けてやってやるよ」

朱里&上谷のコメント

朱里「1229日、赤いベルト挑戦が決まって前哨戦、今日で最後の前哨戦が終わりました。結果は上谷と組んで負けてしまいました。でも、1229日両国は私が必ず赤いベルトをつかみ取ってみせます。こんどこそ、3度目なんですが絶対にこの私が赤いベルトをつかみ取ります。そして、このSWA、このベルトも懸けて2冠戦でやりたいと思ってます」

上谷「1229両国で、狂いに狂って、中野たむから必ず白いベルトを奪ってみせます。不死鳥、必ず舞い降りるでしょう。そして、1・5東京ドーム出場が決定しました。私は3回目になるんですけれどもドーム女なんで、そちらでも必ず羽ばたいて、新日本プロレスさんだけではなく、たくさんの人にスターダム知って、そして上谷沙弥という存在を知ってもらえるように、プロレスを見せつけていきたいと思っています」

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