2022/01/22 試合結果

2022年1月22日 『まつもとデイクリニック15周年PRESENTS 高知大会』

『まつもとデイクリニック15周年PRESENTS 高知大会』
1月22日(土)セリーズ体育館(観衆304人=満員/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

5分33秒
マイエンブレム→片エビ固め

月山和香

◆3WAYバトル 15分1本勝負
コグマ

8分1秒
横入り式エビ固め

桜井まい

※もう一人はウナギ・サヤカ

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○葉月

12分0秒
葉・月ストラル

白川未奈●
岩谷麻優 中野たむ

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○上谷沙弥

13分51秒
スタークラッシャー→片エビ固め

舞華●
林下詩美 朱里

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
テクラ

19分52秒
ステルスバイパー

渡辺桃
MIARI スターライト・キッド
○ジュリア 琉悪夏●

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
鹿島沙希

5分33秒
マイエンブレム→片エビ固め

月山和香

 COSMIC ANGELSの月山和香と大江戸隊の鹿島沙希がシングルマッチで激突。鹿島のラフに月山がどのように対抗するかが、勝負のカギ。シングルでの勝利がほしい月山には試練の対戦となる。

 月山が「よろしくお願いします!」と握手を求めるが鹿島は「いやだ」とあっさり拒否。試合が始まると月山がビッグブーツをかわしてドロップキック。しかし鹿島が髪をつかんで後頭部からマットに叩きつける。鹿島は「こんにちは~」と言いながらマウントを取り首を絞める。ロープに固定すると大江戸隊のセコンドも加わって攻撃を加える。鹿島は「オマエ12時間かけて高知きてこんなもんか!?」と挑発。月山がエルボーでやり返すが鹿島がビッグブーツ一発で倒してみせる。鹿島は片足でカバーの連続。鹿島の突進に月山がボディーアタック、背中に飛び乗るとパロ・スペシャルへ。鹿島がロープに逃れると月山は背後からドロップキック。返した鹿島に月山はミサイルキック。しかし鹿島がかわして月山が悶絶。鹿島はダブルアームの構えをかわされると顔面をかきむしる。月山が両腕をクロスしシットダウン。押さえ込むが、鹿島がクリアー。月山が腕をクロスも鹿島がスタナーで回避。月山が丸め込みの連続で鹿島を追い込むが3カウントには届かず。鹿島がダブルアームスープレックスからハイキック。しかし月山が返すことに成功。鹿島はダブルアーム式フェースバスターからフィニッシュを宣言しマイエンブレムを決める。月山が返せず鹿島が勝利した。

◆3WAYバトル 15分1本勝負
コグマ

8分1秒
横入り式エビ固め

桜井まい

※もう一人はウナギ・サヤカ

 レディ・Cの欠場によりカードが変更。さらにひめかも体調不良のため欠場となり、ひめかvsウナギのシングルマッチが、コグマvsウナギvs桜井まいの3WAYマッチに変更となった。

 桜井とウナギが握手をかわしコズエン2人がコグマに握手を求める。コグマが「怪しい」と拒否すると、2人が熊ポーズを作ってコグマを安心させる。コグマが応じようとするが、再び「怪しい」と握手を拒否。するとコズエンが襲いかかりコグマをコーナーに追い込み串刺し攻撃。ウナギは桜井だけを連続で串刺し攻撃させる。ウナギが串刺し攻撃した後に桜井を丸め込む。不信感を抱く桜井をウナギが連続で丸め込み。ウナギは「こういうもんだから」と桜井に話かけるとコグマが割って入る。桜井とコグマが連続でウナギを攻める。コグマがウナギを場外に送り出すと、桜井の背中にフットスタンプの連続。桜井が返すとコグマはコーナーに追い込んで串刺しボディーアタック、RKO。桜井が返すと、コグマが突進。ウナギがスタナーを見舞うと桜井もスタナー。ウナギがコグマをキャメルクラッチ。桜井がコグマと見せかけウナギにビッグブーツ。ウナギがキャッチするとコグマが丸め込み。ウナギが桜井とコグマを同時にサブミッション。ウナギは2人まとめてギロチン投下。ウナギが桜井をコーナーに振って串刺しエルボーからフェースクラッシャー。大ふへん固めを決めるがコグマがドロップキックでカットする。コグマがウナギにドロップキックもビッグブーツを食らってリング下へ。ウナギと桜井がエルボーの応酬。そこへコグマがダイビングボディーアタック。コグマは桜井を寝かせてコーナーへ。ウナギがカットし桜井がデッドリードライブ。桜井が振ってウナギがフェースクラッシャー。カバーを桜井がカットしウナギにエルボードロップ。ウナギが桜井に大ふへん固めで締め上げる。桜井がこらえるとウナギがカバー。桜井が返すとウナギはカカト落としからコーナーへ。桜井が立ち上がりエルボー、コグマが入って丸め込むと3カウントが入った。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○葉月

12分0秒
葉・月ストラル

白川未奈●
岩谷麻優 中野たむ

 STARSの岩谷麻優&葉月とCOSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈がタッグで対戦。1週間後の1・29名古屋では、岩谷と中野が赤いベルト挑戦権をかけジュリアを含む3WAYで対戦するとあって、この試合は前哨戦の意味合いを持つ。両者は昨年、中野が当時保持していた白いベルトとアイコンの座をかけて対戦、時間切れドローで決着がついていない。この試合でリードし名古屋決戦に向け優位に事を運ぶのは岩谷か、それとも中野か?

 岩谷と中野が先発で対峙。探り合いからバックの取り合い、中野が足を取ってから首を取りにいきヘッドロックで立ち上げる。岩谷がヘッドシザーズに入ると中野が脱出してブレイク。白川と葉月がロープワークの攻防。白川がかわしてグラビアポーズ。葉月がドロップキックを見舞うと中野が入り白川とダブルで攻撃、ドロップキックの挟み撃ちを決める。葉月が返すと、白川は吊り天井。中野が葉月にサッカーボールキック。しかし葉月が顔面ウォッシュでお返ししてみせる。替わった岩谷が中野にドロップキック。エルボーの打ち合いから岩谷がバックキック、ドロップキック。白川が乱入し中野と合体も岩谷がまとめてアームホイップ、葉月とダブルのドロップキックを決める。中野が返すと、ハイキックのかわし合いに。中野がバックドロップで岩谷を叩きつけるとニーアタックへ。岩谷が返すと、中野がジャーマン狙い。岩谷が切り返しドドンパの体勢。中野がこらえてエルボーから突進もトラースキックを食らう。葉月がスワンダイブ式ミサイルキックを中野に放つが2カウント。葉月は中野にクロスフェース。中野がなんとかエスケープに成功。中野が二段蹴りをかわしてバックを取る。かわした葉月が突進も中野がかわしてドロップキック。白川が葉月へフライングクロスチョップ、ドロップキック。葉月が返すと岩谷のアシストから葉月がコードブレイカー、二段蹴り。返した白川に葉月がフルネルソン。中野がカットし白川が後方に投げつける。葉月が返すと、白川はコーナーに叩きつけ串刺しエルボーローリングアタック、トップロープにかけてDDT。しかし岩谷がカットする。コズエンがダブルの打撃を見舞い、白川が葉月にグラマラスドライバー狙い。しかし葉月が丸め込みの連続。白川が返せず葉月が3カウントをゲットした。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○上谷沙弥

13分51秒
スタークラッシャー→片エビ固め

舞華●
林下詩美 朱里

 朱里&舞華のドンナ・デル・モンドと上谷沙弥&林下詩美のクイーンズクエストがタッグで対戦。朱里と詩美の顔合わせは、現ワールド・オブ・スターダム王者と前王者の直接対決。また、ワンダー・オブ・スターダム王座を戴冠した上谷が割って入る図式となるため、朱里と上谷の赤白対決も注目のマッチアップだ。さらに舞華のパワーが加わることで、より激しい闘いが予想される。両チームの真っ向勝負に期待大だ。

 朱里が出てくると詩美と向き合う。上谷が詩美を制して先発に名乗り。朱里vs上谷で試合がスタートする。バックの取り合いから朱里がヘッドロック。上谷がロープに振るが朱里がショルダータックル。上谷が返すと朱里がアームホイップ。上谷がやり返すが朱里がサッカーボールキック。舞華が上谷をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。舞華はボディースラムからロープワークに移行。上谷が攪乱してドロップキック。詩美が舞華をマットに叩きつけると上谷との連係で追い込む。舞華が返すと、詩美がボディースラム。上谷が舞華にボディースラムで続くと3連続でカバー。上谷が仁王立ちで舞華のエルボーを受けて立つ。上谷は「こんなもんか」と挑発。舞華がエルボー連打にいくと二段蹴りで上谷が吹っ飛ばす。舞華がカウンターでパワースラム。朱里が上谷にドロップキック。詩美が乱入し上谷と合体クローズライン。朱里がかわして詩美を排除し、上谷へフロントネックチャンスリードロップ。朱里の突進に上谷はドロップキック。詩美がショルダータックルを連打し、ミサイルキック。朱里が返すと詩美はスリーパー。朱里がエスケープすると、詩美とエルボーの打ち合い。朱里は「詩美、久しぶりだな!」「オマエだけには負けねえ!」と絶叫しながら打ち込んでいく。さらに朱里がミドルキックの連打、詩美のラリアットをかわしてニーを打ち込む。舞華が詩美へ串刺しラリアット、ショルダータックル。詩美がブレーンバスターをかわしてサイドバスター。上谷が舞華へドロップキック。舞華が上谷をエプロンに送り出す。上谷のスワンダイブを舞華がキャッチしマットに叩きつける。舞華はバックドロップも決めるが上谷が返す。舞華のラリアットを詩美が阻止して上谷が回転エビ固め、詩美がドロップキック、上谷もドロップキック。上谷はエプロンからスワンダイブ式ボディーアタック。舞華が返すと上谷はコーナーへ。朱里が妨害し、舞華が雪崩式ブレーンバスターを放つ。10分経過。舞華がラリアットを狙うが上谷が飛びついてフランケンシュタイナー。舞華が返すと二段蹴りをかわしてラリアット。しかし詩美がカットしジャーマン。朱里が入ると詩美がバックフリップ、朱里がニーアタック。4人がダウン。上谷が二段蹴り、舞華が丸め込むが上谷がバックドロップホールド。舞華が至近距離からラリアット。舞華が炎華落としを狙うが上谷がかわしてニールキック。詩美と上谷が合体し上谷が舞華にスタークラッシャー。しかし朱里のカットが間に合う。上谷は「もう一発!」と絶叫し、再びスタークラッシャー。舞華が返せず上谷が3カウントを奪った。

◆6人タッグマッチ 30分1本勝負
テクラ

19分52秒
ステルスバイパー

渡辺桃
MIARI スターライト・キッド
○ジュリア 琉悪夏●

 メインはドンナ・デル・モンドのジュリア&MIRAI&テクラ組が、大江戸隊の渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏と6人タッグで全面対決。ジュリアは今年の開幕戦でDDM新メンバーのMIRAIとテクラを呼び込んだ。MIRAIはいきなり、1・26名古屋で朱里の持つ赤いベルトに挑戦、同門でのタイトルマッチが控えている。同門と言えば、ジュリアも赤いベルトを狙っており、名古屋では岩谷麻優、中野たむと3WAYで挑戦権をかけて闘うことになっている。もし名古屋でMIRAIが朱里を破り赤いベルトを巻けば、MIRAIvsジュリアというワールド王座戦もあり得るだけに、同門とはいえ様々な思惑が交錯する。大江戸隊は桃が加入し悪の連係が加速中。桃&キッド&琉悪夏のラフ殺法にDDMがどう対抗するか。

 ジュリアと桃で試合開始のゴング。桃が「久々だな」と挑発しエルボー。ジュリアは「ブラックピーチだせえじゃん」と言って打ち返す。桃はジュリアを「クソババア」扱いし、エルボー合戦が過熱。ジュリアがヘッドロックに決めると桃が切り返してヘッドロックからグラウンドへ。ジュリアのヘッドシザーズを桃が脱出しお互いがタッチ。MIRAIと琉悪夏が対峙しロックアップ。琉悪夏がロープに押し込みチョーク攻撃。MIRAIがバックを取るが琉悪夏がヘッドロックに切り返す。MIRAIが切り返すと琉悪夏がロープに振りショルダータックルをぶつけ合う。琉悪夏が打ち勝つがMIRAIが琉悪夏をかいくぐりショルダータックルのお返し。続くショルダータックルの打ち合いはともにダウン。キッドがテクラとロープワークを展開。かわし合いからキッドがエルボーアタック、コーナーに追い込むがテクラが先回りしてエルボー。次はキッドが先回りしリング下に降りると、コーナーポストに打ち付ける。琉悪夏がテクラの首を絞めて攻撃。桃がテクラの首をロックし、サッカーボールキックへ。テクラが返すと、桃はキャメルクラッチ。そこへキッドがドロップキック、琉悪夏がセントーンで続く。キッドがテクラにボディースラム、その場飛びムーンサルトプレス。キッドはテクラを自軍コーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。テクラがフェースクラッシャーを決めジュリアに託す。ジュリアがドロップキックからキッドにブレーンバスターを狙うが琉悪夏が乱入。桃がカットするがジュリアが琉悪夏との同士討ちを誘う。ジュリアはキッドと琉悪夏にまとめてDDT、ドロップキック。ジュリアはMIRAIとタッチしようとするがキッドが阻止。ジュリアはキッドのマスクに手をかける。自軍コーナーに追い込みMIRAIに託す。MIRAIが串刺しラリアット。キッドが飛びつくとMIRAIがキャッチし投げ捨てる。10分経過。キッドが丸め込みからMIRAIにフィッシャーマンの体勢。MIRAIがこらえるが桃が妨害してキッドがフィッシャーマン。桃がMIRAIにミドルキック連打。MIRAIがキャッチするが桃がこらえてミドルキック、串刺しドロップキックの連打と見せかけミドルキック。MIRAIが返すと、桃がブレーンバスターを狙う。MIRAIがこらえてカウンターのドロップキック。桃がMIRAIをかわすとキッドが619,桃とキッドがキックの挟み撃ち、桃が蒼魔刀。しかしDDMのカットが間に合う。桃はMIRAIにBドライバーの構え。MIRAIが切り返しバックブリーカー。ジュリアとテクラがサブミッションでMIRAIを援護する。MIRAIが締め続けるが桃がこらえる。MIRAIが叩きつけるが桃が返す。MIRAIは桃を担ぎ上げるがハイキックを食らう。しかしMIRAIがこらえてラリアット。琉悪夏がジュリアにショルダータックル、ジュリアがドロップキックからテクラと合体のボディープレス。15分経過。大江戸隊がジュリアを場外に送り出すとMIRAIとテクラの足も引いて場外へ。キッドがプランチャで飛び、桃がジュリアを振って琉悪夏が垂直落下式ブレーンバスター。ジュリアが返すと琉悪夏は冷凍庫爆弾。しかしジュリアがかわしてドロップキック。琉悪夏がラリアットにいくがジュリアがかわして手足をロック。しかしロープ際で琉悪夏が命拾い。MIRAIが琉悪夏を後方に投げつけるとテクラがダイビングボディープレス。ジュリアがフィニッシュを予告しバックドロップ。しかし桃がハイキックでカット。両軍乱戦から琉悪夏がジュリアにラリアット、フィッシャーマン狙い。ジュリアがステルスバイパーを決めると琉悪夏がギブアップした。

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない高知の諸君、こんばんは。我々スターダム、高知に初めて来ました。今日スターダムを初めて見にきてくれたファンの人も中には多いと思います。こんなご時世ですが、今日会場に足を運んでくださってありがとうございます! 私達はせっかく高知に来たので、昨日はカツオを食べました。おいしかったです。これからまたスターダム、四国、ここ高知にも戻ってこれるように頑張っていきますのでそのときはまた、ぜひスターダム応援しに来ていただけたらうれしいなと思ってます! ちょっと今日はひめかが欠場になってしまって、なつぽいも舞台の方でお休みなんですけれども、次に来るときは全員揃った状態で、ここにまた戻ってきたいと思います! なつぽい、ひめか、舞華、MIRAI、テクラ、朱里、そしてジュリア、我々世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド、アリーベデルチ、またな!」

ジュリア組のコメント

ジュリア「高知大会が終了しました。メインイベント、大江戸隊、渡辺桃、スターライト・キッド、そして琉悪夏。琉悪夏はやるたんびに強くなってるのは正直それは感じる。でも、まだまだ、まだまだもっと。渡辺桃の何で大江戸隊に移ったか、そういう気持ちももっと私は知りたい。全然やり足りねえから、もう一回やらせろよ」

テクラ「リトルキトゥン、スターライト・キッドハカワイイ」

ジュリア「でもキャットじゃないから」

テクラ「キャットデモカワイイダカラ。タイガージャナイトオモウデモ。キョーモタノシカッタネー。オーエドタイホントニヨワイネエ。ホントヨワイニナル。ドンナ・デル・モンド、イチバンツヨイデショ」

MIRAI「今日闘ってみて、いますぐ、いますぐもう一回やりたいくらいワクワクしました。すごいですね。ホントに」

テクラ「タノシイ?」

MIRAI「ホントに楽しい」

ジュリア「OK、じゃあこれからも、まだまだ私たちも楽しむし、諸君のことも楽しませてやるから、DDMから目を離すなよ。アリベデルチ、またな」

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