2022/01/30 試合結果

2022年1月29日 『hoyu professional presents 創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 ~名古屋どえりゃ~!スターダム~』

『hoyu professional presents 創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 ~名古屋どえりゃ~!スターダム~』
1月29日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)(観衆1306人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆5WAYバトル 15分1本勝負
向後桃

6分37秒
オーバー・ザ・トップロープ

琉悪夏● 吏南●

※あとの二人は鹿島沙希、フキゲンです★

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

5分56秒
バックドロップホールド

<挑戦者>
羽南 レディ・C

※第8代王者の羽南が初防衛に成功

◆Queen’s Quest vs 大江戸隊“The Grudge” 20分1本勝負
渡辺桃

9分43秒
スパニッシュフライ→片エビ固め

林下詩美
○スターライト・キッド AZM●

◆SWA世界選手権 王座決定戦 30分1本勝負
テクラ

9分58秒
毒グモ・デスドロップ→体固め

白川未奈

※第8代王者はテクラ

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

13分27秒
首固め

<挑戦者組>
葉月 ひめか●
○コグマ 舞華

※第22代王者組のコグマ&葉月が初防衛に成功

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

18分47秒
フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 ウナギ・サヤカ

※第16代王者の上谷沙弥が初防衛に成功

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 挑戦権争奪マッチ 30分1本勝負
岩谷麻優

30分00秒
時間切れ引き分け

ジュリア

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

26分47秒
朱世界→片エビ固め

<挑戦者>
朱里 MIRAI

※第14代王者の朱里が初防衛に成功

試合詳細レポート

◆5WAYバトル 15分1本勝負
向後桃

6分37秒
オーバー・ザ・トップロープ

琉悪夏● 吏南●

※あとの二人は鹿島沙希、フキゲンです★

 当初は7人参加のバトルロイヤルが発表されていたが、桜井まいと月山和香が欠場、7人参加のバトルロイヤルから5WAYマッチに変更された。出場選手は向後桃、鹿島沙希、琉悪夏、フキゲンです★、吏南。1・23大阪でスターダムに初参戦、そのままSTARS入りを果たした向後にはいきなりの大試練。事実上の1vs4ハンディキャップマッチだが…。

 赤コーナーに向後、青コーナーに大江戸隊が立つ形に。試合前、向後が「ちょっと不利なのでオーバー・ザ・トップロープありでお願いします!」とマイク。これが認められOTRありの5WAYマッチとなった。向後は大江戸隊に向けて握手を求めるが、大江戸隊は無視の姿勢。すると向後は「かかってこいや~!」とアピールする。大江戸隊が襲いかかり試合開始。大江戸隊全員でOTRを狙いエプロンに送り出す。戻った向後は琉悪夏をかわしてエプロンに送り出す。大江戸隊は向後を攻撃。鹿島、吏南、フキゲン、琉悪夏が押さえ込み、あえて2カウントで引き起こす。そして全員でビッグブーツ。向後が返すと、鹿島がスリーパー。向後はなんとかエスケープするがロープに固定されてしまう。向後は1人ずつエルボーを打っていくがすぐに倒されてしまう。串刺し攻撃にドロップキックで対抗、クロスボディーも打っていくと619へ。しかし鹿島とフキゲンがスポーツ紙で殴打。向後が2発目をかわして同士討ちにさせる。吏南がドロップキック、琉悪夏がセントーン。吏南が引き起こしボディースラムを狙うが、向後が丸め込みからドロップキック、コーナー上の琉悪夏にエルボーで向かっていく。吏南が突進、向後がかわすとOTR狙いでエプロンへ。琉悪夏と吏南が落下し、向後の勝利がアナウンスされた。

◆フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
<王者>

5分56秒
バックドロップホールド

<挑戦者>
羽南 レディ・C

※第8代王者の羽南が初防衛に成功

 1229両国で琉悪夏を破りフューチャー・オブ・スターダム王座初戴冠を果たした羽南が初防衛戦。相手は同王座2度目の挑戦となるレディ・Cだ。レディは1・15多治見で負傷し3大会欠場もタイトルマッチで復帰、悲願の初戴冠をめざす。

 レディが握手を求め羽南もクリーンに応じる。ロックアップから腕の取り合いとなり、羽南がヘッドロック。レディが河津落としで切り返しビッグブーツ。羽南が返すと、レディの突進に払い腰で叩きつける。エルボーの打ち合いからレディが逆水平。打撃の応酬が展開されると、コーナーに振られた羽南が反転しボディーアタック。レディがチョークスラムを狙うが羽南がノーザンライトに切り返す。羽南のラリアットをかわしてレディが脳天唐竹割り。バックドロップをかわされるがビッグブーツ、高角度のバックブリーカー。ジャイアントバックブリーカーに移行するが羽南がロープへ。レディはチョークスラムの体勢も羽南が切り返して腕十字。レディが上になるが2カウント。羽南が強引に倒すとフィニッシュをアピールしてブロックバスター。カバーするがレディが返す。レディがビッグブーツからチョークスラム。しかし羽南の手がロープに届く。羽南がフェイマサ―を連発しバックドロップホールドへ。3カウントが入り羽南の防衛となった。試合後、向後がリングへ。

向後「羽南さん、自分今日5WAYで勝ったので、羽南さんの持つフューチャーに挑戦させてください」

羽南「まずは初防衛戦成功しました! 向後桃、まずはコモモさんSTARSへようこそ。私はフューチャーの挑戦権利がある人全員と闘いたいと思ているのでよろしくお願いします。私と足跡のない未来へ進んでいきましょう」

両者が握手をかわす。

 

羽南のコメント

「初防衛戦成功しました! よかった。レディ・C、すごく強くなってて、腰痛いし、とにかくよかったです。まだ闘いたい相手がいっぱいいるし、今日はこももさんが挑戦しにきてくれたので、これからがすごく楽しみです。そして私は、吏南と妃南とこのベルトを懸けて闘いたいと思っているので、これからももっと長い防衛ロードを歩んでいきたいと思います。そしてフューチャーに挑戦してくれる選手たちと一緒に足跡のない未来に進んでいきたいと思います」

プロミネンスが登場

第1試合終了後、入場ゲートから元アイスリボンでデスマッチ&ハードコアスタイルを標榜するプロミネンスの5選手が登場、リングに上がった。

世羅りさ「スターダムファンのみなさん、はじめまして。ハードコアデスマッチ女子プロレスユニット、プロミネンスです。今日はこのリングに興味があって、わざわざ名古屋までやってきました。おいジュリア、聞いてんだろ。出てこいや!」

ジュリアが現れリングへ向かう。

ジュリア「プロミネンスの諸君、久しぶり、よくここまで来てくれた。(鈴季)すず、会いたかったよ。ひとつ聞きたいんだけどアンタたちはプロレスでハッピーじゃなかったの?」

鈴季「ジュリアさん、いや、ジュリア。オマエが、オマエが私を裏切ってから、あの団体、どんどんどんどんボロが出て、いまじゃあの始末だよ。私はオマエのことを信じてたのに、オマエのことを信じてたのに! 私にどんだけ迷惑かけたか、わかってんのかコノヤロー!」

ジュリア「そうだね、ホントに迷惑かけた、すずには。でも、私のおかげでアナタたちはいまここにいるんでしょ!」

世羅「調子乗ってんじゃねえよ! オマエのおかげじゃなくてもな、あんな団体出てきてやってたんだよ。ここに宣戦布告してやる。3月の両国国技館大会、ぶっ潰してやるよ」

プロミネンスがジュリアの髪を切ろうとするとDDMとプロミネンスが乱闘に。

 

ジュリアとプロミネンスコメント

ジュリア「もっとこいよ、オラ!」

すず「オマエのせいで迷惑かかってんだ、こっちは!」

ジュリア「だから誰のおかげでここ来れたと思ってんだ、テメエはよ!」

すず「うっせぇよ、このヤロー!」

すずとジュリアが顔面を思い切り張り手。ジュリアは控室へ。

世羅「なんだよ、せっかくケンカ売りに来てやったのによ。(すずに)大丈夫? …まあ、そういうことですよ。ケンカ売りまくるって言ってて、この団体に乗り込まないのはウソでしょ。この団体でしょ、乗り込むならさ。プロミネンス、かき回してやるよ。我々ハードコアデスマッチ女子プロレスユニットと言ってるけど、別にそれだけじゃないんで。それだけでやってきたメンバーじゃないんで。全員でスターダム、両国2DAYSあるんでしょ。おもしろくしてやろうじゃん。ぶっ潰してやるよ。楽しみにしといてください」

すず「これまでの思いもクソもないでしょ。ただ一つ言えることはアイツは、アイツは私を裏切った。アイツは裏切り者。アイツに頭ついて土下座させるまで帰らねーから」

◆Queen’s Quest vs 大江戸隊“The Grudge” 20分1本勝負
渡辺桃

9分43秒
スパニッシュフライ→片エビ固め

林下詩美
○スターライト・キッド AZM●

 昨年1218大阪、クイーンズクエストを裏切り、試合結果を待たずして大江戸隊入りを宣言した渡辺桃。1・8後楽園のメインではAZMとシングルマッチをおこない、病院送りにしてしまった。AZMは鼻の負傷により以後欠場となり、この試合が復帰戦となる。1・8後楽園終了時点では今大会での林下詩美vs桃が決定していたが、AZMの復帰が決まったことからカードが詩美&AZM組vs桃&スターライト・キッド組に変更。第0試合が予定されていたキッドもこの試合に入り、QQvs大江戸隊の遺恨対決となる。

 ゴング前にQQがダッシュし試合開始。詩美とAZMが連係で桃を攻める。AZMは桃の顔面を蹴飛ばしていくと髪をつかんで挑発。桃もつかみ返しエルボーを叩き込む。桃はロープワークと見せかけてミドルキック、串刺しドロップキック。AZMが2発目狙いを読んで反対にドロップキック。しかし桃が裏投げで叩きつける。AZMがローキックから顔面を蹴り上げる。詩美が桃に滞空時間の長いボディースラム。詩美の突進に桃がドロップキック。キッドは詩美ではなくAZMを呼び込むが詩美がショルダータックルで吹っ飛ばす。詩美とAZMが合体しキッドをコーナーへ。キッドはまとめてコルバタ、詩美にその場飛びムーンサルト。桃が詩美にミドルキック、エルボー。詩美がバックフリップで桃を叩きつけるがスライディングラリアットはかわされる。桃の突進に詩美がキャッチしジャーマンで投げ捨てる。キッドがAZMとエルボーの応酬。フキゲン、琉悪夏が次々介入しQQを妨害。しかしAZMがスワンダイブ式ミサイルキック。キッドがダッシュも詩美がカットしAZMと合体。AZMはダイビングフットスタンプ投下も桃がカットする。AZMはキッドを引き起こしコルバタ狙い。キッドが切り返しレフェリーを巻き込んでいく。AZMが丸め込むがレフェリー不在。AZMがキッドを引き起こすが吏南が乱入。大江戸隊が次々と攻撃し、琉悪夏が滞空時間の長いフィッシャーマン。キッドと桃がドロップキックで詩美を吹っ飛ばす。キッドがAZMに旋回式ダイビングボディープレス。しかし詩美がカットする。桃のハイキックが詩美に炸裂。キッドがAZMに黒虎天罰狙い。AZMが丸め込むが桃がハイキックでカットする。キッドと桃がマジックキラーのように叩きつけると桃がAZMをコーナーに乗せる。キッドがスパニッシュフライを見舞うと3カウントが入った。

キッド「ウチのブラックピーチはオマエらが相手にならなすぎてあきれちゃってるよ。ウチらにはかなわないよな。もう、相手なんかしなくていいんじゃね、こんなヤツらは」

詩美「ふざけんじゃねえよ。納得できるわけねえだろうがよ!」

桃「ちょっと黙ってもらっていい? オマエ、もう赤いベルトも持ってない。そんな林下詩美、用はねえんだよ。存在価値これっぽちもねえよな」

詩美が襲いかかるが大江戸隊が返り討ちに。

キッド「ウチらのリングだ!」

 

桃&キッドのコメント

キッド「AZMちゃん、復帰おめでとー!」桃「おめでとー!」

キッド「今日は(第0から)第2試合に格上げして、AZMと闘いたくて闘いたくて仕方なかったから、復帰のお祝いも兼ねて私から最後、最高のプレゼントを送ってやりましたっ!」

桃「見たか? 見たか、オマエら最後、オイ?」キッド「その名もエターナルフォー、永遠の敵」

桃「うわ、カッコイー!」

キッド「AZM、オマエのために用意してきてやったんだよ。この技でこれからどんどんAZMを沈めたいと思ってるんだけど、桃もAZM?」

桃「AZMね。まあ取ってやろうと思ったんだけど、林下詩美もAZMもなんだよ、今日のあの闘いはよ」

キッド「相手にならねえよ」

桃「相手になんねえ、つまんねえつまんねえ。もっと強くなってもらわないと、私たちには敵いませんよ? 林下詩美も赤いベルトがなきゃあんなもんですよ」

キッド「価値ねえな」

◆SWA世界選手権 王座決定戦 30分1本勝負
テクラ

9分58秒
毒グモ・デスドロップ→体固め

白川未奈

※第8代王者はテクラ

 朱里がワールド・オブ・スターダム王座に集中するためSWA世界王座を返上。これにより、白川未奈とテクラが第8代王者の座をかけて王座決定戦をおこなうことになった。この試合に勝った方が、スターダムでのシングル王座初戴冠。1・16豊橋におけるタッグでの前哨戦では白川がグラマラスコレクションMINAでテクラを破っているが…。

 白川が握手を求める。あらかじめコーナーに上がっていたテクラが引き寄せるようにして応じてみせる。コーナーから飛んだテクラが中央でポージング。白川が蹴飛ばしヘッドロック。ロープワークから白川が丸め込みドロップキック。テクラがかわしてスパイダーウォーク。白川がそこへドロップキックを叩き込む。白川が顔面を蹴飛ばしていくとロープに追い込みエルボー。テクラはロープに飛び乗り白川を誘う。白川の突進をテクラがかわして場外に送り出す。白川はリング下に来るように挑発。テクラが飛び降りると白川がかわしてリングに戻る。髪をつかみ合いテクラがエルボー。エルボーの打ち合いから胸へのチョップをテクラが連打。テクラのラリアットをかわして白川がフライングクロスチョップ。白川が串刺しエルボーアタック、ネックブリーカードロップ。テクラがDDTからキャメルクラッチ。エスケープを許さず胴締めでスリーパー。白川がなんとかエスケープすると、テクラがダブルアームの構え。白川がこらえるとテクラが突進、白川がエルボーから投げ捨てる。テクラが返すと、白川がダイビングエルボーアタック、ローリングエルボー、コーナーに乗せてインプラントDDT。しかしテクラの肩が上がる。白川がDDTを狙うがテクラが切り返す。白川のエルボーをテクラはスパイダーウォークでかわす。白川が空中胴締め落としも2カウント。白川が後方からバックブロー、インプラントDDT。決まったと思われたがテクラがクリアー。白川はフィニッシュを宣言しグラマラスドライバーMINA狙い。テクラが切り返すとハイキックから毒グモデスドロップ。しかし白川が返してみせる。テクラはもう一度狙うが白川が切り返す。テクラがハイキックも2カウントどまり。テクラは狙いすまして毒グモデスドロップをもう一発。白川が返せずテクラが新王者となった。試合後テクラが握手を求める。応じない白川にテクラはベルトを見せつけた。

 

テクラのコメント

「できました~、トキシックスパイダーが新SWAチャンピオン! きれいだねえ。うれしい、ほんとにうれしい。うれしいけど、心が痛い。今日までこのバトルすごいよかったと思います。アーティストvsアーティスト、エンターテイナーvsエンターテイナー。クレイジーパーソンvsクレイジーパーソン。いままでホントにホントに楽しかった。白川、いい相手だ、ホントに。でも私は、新しいチャンピオン、勝ちました。これからよろしくお願いします。もっと勝ちたい。DDMが世界最高のユニットだ!」

 

白川のコメント

「あきらめない、絶対にSWAあきらめないし。そしてスターダムで私はやりたいことがいまいくつもある。こないだの白いベルト戦からいろいろ変わりました。とりあえず絶対に!テクラにはリベンジする!」

◆ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者組>

13分27秒
首固め

<挑戦者組>
葉月 ひめか●
○コグマ 舞華

※第22代王者組のコグマ&葉月が初防衛に成功

 昨年11月にゴッデス・オブ・スターダムタッグリーグ戦を制し、1・9後楽園では朱里&ジュリア組を破りゴッデス・オブ・スターダム王座を戴冠した葉月&コグマのFWCが初防衛戦。挑むのは元王者・舞華&ひめか組の舞ひめだ。舞ひめはなつぽいとのトリオでアーティスト・オブ・スターダム王座を保持、1218大阪でのユニット6人タッグトーナメント決勝戦では舞ひめぽいが岩谷麻優&葉月&コグマ組を破り優勝、賞金ゲットとともに王座防衛も果たしており、この試合で2冠を狙う。王者組がハイスピードなら挑戦者組はパワーが持ち味。その持ち味を存分に生かしたチームが有利となりそうだが…。

 両チームとも握手はせずに舞華が中央へ。王者組はコグマが先発。舞華が乗せてコグマのポーズを誘発。コグマが熊ポーズで相手コーナーへ。ひめかにポーズをさせると舞華は葉月にもするように指示。すると背後からコグマが舞華を丸め込む。舞華が返すとコグマをコーナーへ追い込んで顔面を踏みつける。ひめかも自軍コーナーでコグマの顔面を踏みつけるとボディースラム連発。コグマが返すと、舞華がボディースラムでコグマを叩きつけるとあえて控えの葉月に向かっていく。舞華はもう一発ボディースラム。ひめかもコグマにボディースラム。キャメルクラッチに入りコグマを締め上げる。ひめかの突進をかわしてコグマがドロップキック。葉月がひめかにコードブレイカー、串刺しエルボーアタック、フェースロック。葉月は舞華を蹴散らし、ひめかにスイングDDT、顔面ウォッシュ、セントーン、クロスフェース。葉月のスワンダイブをキャッチし、ひめかがデッドリードライブ、ショルダータックル。舞華が串刺しラリアット、ショルダータックルで続く。コグマと葉月が連係で舞華を攻める。エルボーの打ち合いから葉月が突進、ひめかが介入しショルダータックルをぶつける。舞華が突進も読んでいた葉月がビッグブーツ、舞華はショルダータックル。ひめかをかいくぐりコグマが丸め込みの連続。ひめかが担ぎ上げるがコグマが切り返して丸め込む。コグマが背中に乗ってひめかにフットスタンプ。ひめかが返すと、コグマの串刺しアタックをかわし高々とバックブリーカー、逆エビ固め。10分経過。ひめかがコグマにアルゼンチン。コグマが切り返し葉月がドロップキック、コグマもドロップキック。葉月は場外へトペスイシーダ。コグマがリング内のひめかにミサイルキック。コグマがバックを取るとひめかに投げっぱなしジャーマン。しかし舞華がカットする。葉月がひめかを担ぎ上げコグマのネックブリーカーと合体。コグマ、葉月がコーナーに上がると舞華が追いつきまとめて雪崩式ブレーンバスターを狙う。そこへひめかが加わり雪崩式パワーボムと合体。しかしコグマが返してみせる。ひめかはフィニッシュ狙いでJPコースター。返されたひめかだがラリアットでコグマを一回転。しかしカバーを反転して切り返す。これで3カウントが入り、王者組が防衛。ひめかがクレームをつけるも後の祭りだった。

 

華&ひめかのコメント

舞華「今日の試合、ノーコンテストでしょ。なんだ、レフェリー。任せて大丈夫なの、ホントに? もっとマシなの連れてこい。まだまだやりたんねえよ、私たち。アイツらだってまだまだやりたんねえだろ」

ひめか「あれで満足されたらチャンピオンとしてどうかと思うけど」

舞華「もう1回でしょう。まだまだクレイジーにやり合いたいんでしょ? やってやるよ、もう1回、挑戦させろよ」

 

葉月&コグマのコメント

葉月「さすが舞ひめ」

コグマ「わかってたけど圧倒的なパワー、すごい」

葉月「パワーがホントにすごい」

コグマ「でもこんなに苦労して取ったベルト、すぐに渡すわけないですよ。ウチらはガムシャラなんですよ。パワーがあろうがなかろうが」

葉月「これが結果だからね。ただ、追われる側もしんどい」

コグマ「久しぶりの…」

葉月「追われる立場、しんどいし、違う意味の緊張もあるけども、やっぱり楽しいし、ベルト持つたびに私たちがチャンピオンなんだなって実感するし」

コグマ「強い人が相手にくる。それがやっぱり楽しい。もっとたくさん続いてほしい」

葉月「次の挑戦者が誰になるかわかんないけども、クレイジーな相手をお待ちしております。ノド、やられたね」

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

18分47秒
フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め

<挑戦者>
上谷沙弥 ウナギ・サヤカ

※第16代王者の上谷沙弥が初防衛に成功

 1229両国で中野たむの長期政権を切り崩しワンダー・オブ・スターダム王座初戴冠、白いベルトの王者となった上谷沙弥が、ウナギ・サヤカを迎え撃つ初防衛戦。ウナギは中野の王者時代に一度挑戦しており、これが2度目の白いベルト挑戦となる。上谷とウナギはシングルで過去1勝1敗。直近では昨年の5★STAR GP最終公式戦でウナギが勝利しており、上谷の決勝進出を阻止している。それだけにどちらが勝つか予想困難な闘いとなるだろう。上谷が勝って本格的防衛ロードのスタートなるか、それともウナギがフューチャー・オブ・スターダム以来のシングルベルト奪取となるか?

 両者ゆっくりと歩を進めウナギが手を差し出す。しかし上谷が後退して拒否。ゴングが打ち鳴らされるとロックアップでの力比べ。上谷が押し込んでいくとブレイク。ウナギのラリアットを上谷がかわしてヘッドロック。ウナギがアームホイップからギロチンも上谷がかわす。上谷のドロップキックをウナギがかわし、エルボーの打ち合いに。上谷の突進をウナギがかわし串刺しエルボーアタック。2発目狙いは上谷がかわしてドロップキック。上谷がストンピング連打から後頭部を踏みつける。上谷がネックロックからグラウンドにもっていきチンロック。ウナギがエスケープすると、ロープにかけてエプロンからカカト落とし。ウナギが返すと、エルボー。上谷は「そんなもんか!」と仁王立ちで受けて立つ。ウナギが連打していくが上谷がチョップで倒す。上谷がウナギを引き起こし突進。ウナギがキャッチしトップロープに叩きつける。ウナギは城門突破をリング下で決める。リングに戻すと、チンクラッシャー、フェースクラッシャー。上谷が返すと、ウナギが串刺しで突進、上谷がかわしてフランケンで場外に送り出す。スワンダイブ式プランチャで舞うと、上谷がフィッシャーマン狙いも、ウナギが切り返してDDT。リングサイドでエルボーの打ち合い。ウナギが大ふへん固めを決めギブアップをリング下で迫る。14カウントでほどき17カウントでウナギが戻る。上谷は19カウントで生還。ウナギがストレッチプラムも上谷がロープへ逃れる。10分経過。ウナギがダッシュすると上谷がカウンターでドロップキック、ウナギが先回りしエルボー、上谷がラリアットをかわしてニールキック。上谷は二段蹴りを連打。ウナギが返すと、上谷はコーナーへ。ウナギが追いつきエプロン越しに城門突破。両者ダウン状態からエルボーを打ち合う。立ち上がってもエルボーの応酬が続く。上谷のエルボーでウナギが倒れ込むと背後からドロップキックを打ち込みコーナーへ、ウナギが立ち上がると、上谷は背後からミサイルキック。上谷はノーザンライトも2カウント。スタークラッシャー狙いをウナギが城門突破で切り返す。上谷が返すと、ウナギは大儀であった狙い。上谷が切り返し二段蹴り。ウナギが返すと15分経過。上谷が丸め込みからバックドロップホールド。ウナギが返すと、上谷はフィニッシュを狙ってコーナーへ上がる構え。ウナギが足を引いて妨害。上谷が蹴散らしてコーナーに上がる。しかしウナギが追いつき抱え上げると前方に叩きつける大ふへん固めー雲の彼方にー。返されたウナギだがこれより我は修羅に入る!。しかし上谷が返してみせる。ウナギが上谷を引き起こし、大儀であった狙い。切り返した上谷がフランケンシュタイナー。返されるとニールキックから引き起こしてスタークラッシャーの体勢。ウナギが切り返し大儀であったの体勢。上谷が切り返しスタークラッシャー。決まったと思われたがウナギが返す。すると上谷はフェニックススプラッシュへ。ウナギが返せず上谷の防衛となった。試合後、上谷が手を差し出すとウナギは応じず、髪の毛のつかみ合いに。

上谷のコメント

「初防衛、無事成功しました! 正直、ベルトを持ってから不安や孤独に押しつぶされそうになったことも正直ありました。その分、ファンの方の声援のおかげで背中を押されて初防衛することができたと思っています。初防衛戦の相手ウナギ、クソ明るいところとか、調子に乗ってるところとか欲望のままに生きてるところとか、最初は憎くて憎くて仕方なかったけど、正直、全力という部分で学ばされた部分もあったんじゃないかなって思っています。この初防衛戦を胸に、これから上谷沙弥全力防衛ロードをどんどん突き進んでいって、スーパースターになる道、進んでいきます。見ていてください」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 挑戦権争奪マッチ 30分1本勝負
岩谷麻優

30分00秒
時間切れ引き分け

ジュリア

 1・10KFCで中野たむとジュリアの一騎打ちムードが高まり、両者ともワールド・オブ・スターダム王座が狙いであることが発覚。そこに割って入ったのがこちらも赤いベルトを狙っている岩谷麻優だった。この状況から3WAYマッチによる挑戦者決定戦が決定、タイトル戦が3・2627両国2連戦でおこなわれることになった。試合は勝ち抜け方式でイチ抜けの選手が初日、二番目に抜けた選手が2日目の挑戦権を獲得する。白いベルトを争い激闘を繰り広げたジュリアと中野、赤いベルトの元王者である岩谷。この3人によるバトル、一人だけが挑戦権を得られない過酷なルールだ。ところが、中野が体調不良により急きょ欠場となり、岩谷vsジュリアのシングルマッチに変更。両者の間で決定戦がおこなわれる。過去、両者のシングルマッチは1勝1敗。決着戦の意味合いとともに、赤いベルトへの第1挑戦者が決定する!?

 両者ガッチリと握手をかわし試合がスタート。探り合いからバックの取り合い。ジュリアがネックロックにとりマウントへ。岩谷がネックロックに取り返すが、ジュリアがアームロック。腕の取り合いからジュリアがヘッドロック。岩谷がロープに振るがジュリアがショルダータックル。ロープワークから岩谷がジャンピングエルボー、サッカーボールキック、首4の字固め。ジュリアがエスケープすると、岩谷がスタナー。さらにジュリアをロープに固定し背中にドロップキック。ジュリアが返すと、岩谷は連続でコーナーに叩きつけドロップキックから顔面を踏みつける。低空ドロップキックも決めてトペを狙うが、ジュリアがリング下から迎撃して阻止。ジュリアはエプロン越しのネックブリーカー狙い。岩谷の突進をジュリアがかわしてドロップキック。岩谷が返すとジュリアはSTF。ジュリアは腕をロープにかけて攻撃。そこをめがけてドロップキック。10分経過。ジュリアがボディースラムの連続で叩きつけると、岩谷の顔面を踏みつける。狙いを定めて突進したジュリアだが、岩谷がかわしてドロップキック。ジュリアのビッグブーツをかわして岩谷がトラースキック、ノーザンライト。もう一発トラースキックを決めるとジュリアがダウン。岩谷はダイビングフットスタンプにいくが、ジュリアがかわすと卍固めに入る。岩谷が強引に逃れると、15分経過。岩谷のトラースキックでジュリアが場外へ。岩谷はトペスイシーダもかわされてセコンドへ直撃。ジュリアが場外でバックドロップの構え。岩谷がしのいでエルボー連打。リング下でエルボーを打ち合い。ジュリアがドロップキックを見舞い、両者場外でダウン。ジュリアが立ち上がりグロリアスドライバー狙い、岩谷が切り返し花道でツームストーンを狙う。ジュリアが切り返すも岩谷が再び狙って決めてみせる。場外カウントが進む中、ジュリアがエプロンでネックブリーカー。19カウントで両者生還し、20分経過。岩谷がヘッドバット、ジュリアもやり返す。岩谷が丸め込みを狙うがジュリアが押しつぶす。岩谷がジャーマンも、ジュリアもやり返す。ジャーマンの応酬から両者ダウン。岩谷が串刺しドロップキック、ミサイルキック。ジュリアが返すと、岩谷がドラゴン。しかしジュリアが返してみせる。岩谷は「終わりだ!」と絶叫しムーンサルトプレスも、ジュリアがかわして三角絞め。ジュリアがミサイルキックから腕を取ってサブミッション。25分経過。ジュリアがグロリアスドライバーを放つが岩谷がカバーを反転。ジュリアが返すとバックドロップ、ビッグブーツ。ジュリアはフィニッシュを宣言しグロリアスドライバーの構え。岩谷がドドンパで切り返して叩きつけるが2カウント。残り3分。ジュリアがコーナーに上がると岩谷が追いつくもヘッドバットで落とされる。岩谷はすぐに立ち上がりコーナーへ。ジュリアがフロントネックロックで宙づりに。岩谷が下からヘッドバットを打ち込み雪崩式フランケン。ジュリアはたまらず場外へ。岩谷がプランチャをヒットさせリングに戻す。フラフラな岩谷がムーンサルトプレスを決めるがジュリアがクリアー。ジュリアがヘッドバットを打っていくが時間切れ引き分けのゴングとなった。

ロッシー小川EP「時間切れ引き分けということで、挑戦権を両選手に与えたいと思います」

ジュリア「おい、血まみれだよ、どうすんだよ! もうキツ。血まみれになって30分ドロー。でも挑戦権は頂いたよ。ということであとは順番だね。岩谷先輩、ベルトを懸けてアンタと防衛戦したいと思ってるよ、だからオマエが初日にやるか2日目にやるか、決めていいですよ、先輩」

岩谷「ジュリア、血、血、大丈夫? ゴメンネ。ジュリア、いや、名古屋のみなさん、こんばんは…。アタマが、アタマが回らないけど、一日目か二日目か選んでいい。だったら、もうこんなつらい試合あんまりやりたくない。一日目に勝ったら二日目も防衛戦ってことでしょ。だったら二日目に挑戦しておいしいとこもらった方が効率いいですよね。だったら岩谷麻優二日目で挑戦する、それでいいね」

ジュリア「岩谷麻優、そう言うと思ってたよ。両国国技館で、私が赤いベルトを朱里から奪ってオマエと防衛戦やってやる。楽しみにしてるよ!」

 

岩谷のコメント

「赤いベルト、次期挑戦者として、今回のドロー、勝てなかったっていうのはスゲー悔しい…。でも、両国の2日目、27日、自分が必ず赤いベルト、スターダムの象徴、スターダムの主役になる。そして自分が勝ったら、ジュリア、中野たむ、オマエらそれぞれ倒して…(床に倒れ込んでコメントできず)」

 

ジュリアのコメント

ちょっと今日は急きょたむが欠場になって、カードがシングルマッチになって。たむとやるのももちろん楽しみにしてたんだけど、カード変更に、試合前にプロミネンスの乱入。自分にとってハプニング続きだったというか。そんな中でもなんとか負けずに済んだ。そして両国の赤いベルトの挑戦権を勝ち取りました! 私は同門の朱里から赤いベルトを取って、2日目に岩谷麻優と防衛戦して、ちょうどいいとこに来てくれたプロミネンス、テメーらよく来てくれたよ。私がチャンピオンになったら、オメーらを防衛戦に指名してやるから楽しみにしとけよ。それからな、こんなんだけどまだまだジュリアはやれるぞ。まだまだやれるぞ!」

◆ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
<王者>

26分47秒
朱世界→片エビ固め

<挑戦者>
朱里 MIRAI

※第14代王者の朱里が初防衛に成功

 メインは朱里vsMIRAIのドンナ・デル・モンド同門によるワールド・オブ・スターダム王座戦。MIRAIは1・3新宿からスターダムに参戦しDDM入り。しかも1・8後楽園で組んでいた朱里に試合後、挑戦を表明した。朱里は未知数の未来に対し、「オマエの力を引き出したうえで絶対に防衛すると宣言」。一方のMIRAIは「一発で取って立場を逆転する」と豪語。前代未聞の赤いベルト戦に向けて、MIRAIは引き分けを挟みながらも負け知らずでこの試合を迎えることとなった。朱里が力の差を見せつけるのか、それともMIRAIが宣言通りに立場を逆転させスターダムの勢力図を塗り替えるのか。3・2627両国2連戦を前に、その結果が注目される。

 ゆっくりと歩を進め、しっかりと握手をかわして試合がスタート。探り合いからブレークし、朱里がローで威嚇。ロックアップで組み合い、MIRAIがコーナーに押し込む。慎重にブレークすると、朱里がグラウンドでマウントを取る。朱里がブレークし、再び探り合い。手四つの構えに入り朱里が足を取ってグラウンドにもっていく。朱里が足を取るが、MIRAIがすぐに切り返す。朱里がレッグロックの構えからバックを取る。MIRAIが切り返してスタンディングポジション。両者向き合い、朱里がヘッドロック。MIRAIがロープに振ると朱里がショルダータックル、MIRAIが連発を受けて立つ。MIRAIがダッシュしショルダータックル。こんどは朱里が受けて立ち前方からPK。MIRAIがかわしてロープワークからショルダータックルで吹っ飛ばす。朱里はリング下で間合いを取る。MIRAIが下りると朱里がさっとリングに戻る。MIRAIが戻ると朱里がアームホイップから腕を固める。朱里がコーナーに追い込み顔面を踏みつけていく。MIRAIがコーナーに振り突進。朱里がかわしてニーを連続でぶち込む。MIRAIが返すと、朱里はスリーパー。MIRAIがエスケープすると、朱里はフロントネックチャンスリードロップ。返したMIRAIに朱里はサッカーボールキックを連打。前からも放つがMIRAIが返す。朱里は「こんなもんか?」と挑発しながらMIRAIを蹴飛ばす。朱里が突進するとMIRAIがキャッチしボディースラム。MIRAIがショルダータックル連発も朱里が返して10分経過。MIRAIがミサイルキック、ミドルキックをキャッチしレッグロック。朱里がフロントネックロックからトップロープに足をかけてブレーンバスター。リング下のMIRAIへエプロンからキック。しかしMIRAIがキャッチして阻止、場外でカナディアンの体勢からパワーボムを放つ。MIRAIが朱里をリングに戻し、回転式リバーススプラッシュ、朱里が返すと、バックドロップの構え。朱里が顔面蹴りを連打し15分経過。朱里の突進をMIRAIが阻止してショルダータックル。朱里が蹴り倒すと立ち上がるMIRAIにコードブレイカー。朱里のハイキックをMIRAIがかわす。しかし朱里のミドルキック連打でMIRAIが悶絶。朱里のミドルをMIRAIがつかんでエルボー連打へ。朱里は「こい」「こい」と連打を受けて立つ。エルボーの打ち合いから朱里が連打。崩れ落ちたMIRAIだがバックにまわる。朱里がビッグブーツで倒し、腕を取ってのストンピング連打。MIRAIがマウントパンチ乱打から腕十字へ。朱里が切り返し腕固め。しかしMIRAIの足がロープに届く。朱里が担ぎ上げて山折りも2カウントどまり。20分経過。朱里がコーナーに上がるとMIRAIが追いつく。朱里が蹴落とすがMIRAIが向かっていく。MIRAIは雪崩式の水車落とし。さらに前方に叩きつけるとラリアット。しかし朱里が返してみせる。MIRAIがフロントにまわりスープレックスで叩きつけると腕固め。朱里がエスケープすると、MIRAIはミラマーレショック狙い。朱里が切り返しジャーマン。MIRAIが蹴りをキャッチし前方に叩きつけると、強引に投げつける。変形バックブリーカーでMIRAIが朱里をとらえる。そのまま叩きつけラリアットへ。さらに旋回して叩きつけるが朱里が返す。ダウン状態の朱里を引き起こすとカウンターでラリアット。朱里が返し25分経過。MIRAIが丸め込むが朱里が返す。朱里が担ぎ上げるがMIRAIが切り返し、ラリアット。朱里がかわして蹴り上げると狙いすましてバズソーキック。MIRAIが返すと、朱里は裏拳連打からハイキック、肩車してサイドに叩きつける朱世界。MIRAIが返せず朱里がピンフォールを奪った。

朱里「赤いベルト、初防衛しました! MIRAI、私はMIRAIが来て、そしてすぐ赤いベルトに挑戦したいと言った。ものすごくビックリしたよ。でも、今日こうやって、初の防衛戦でMIRAIとやることができて、私はすごくうれしかった。ありがとう。これからドンナ・デル・モンドで一緒に高め合っていこう。ありがとう。赤いベルト、次の防衛戦、両国国技館2DAYS、最強最高の相手を迎え撃って、この最高峰のベルトを死守します」

ジュリア「朱里さん、赤いベルトの挑戦権取りましたよ!」

朱里「お~、待ってたよ。待ってた」

ジュリア「私は、このベルトに挑戦するのは、初めてです。そしてアナタとは、30分引き分けで終わってる。次こそ、決着つけましょう」

朱里「ドンナ・デル・モンドで一緒の仲間であり、アリカバでパートナー。私もジュリアとずっと決着をつけたいと思ってた。3月26日両国国技館、両国国技館」

ジュリア「3月26日両国国技館でぜひ、よろしくお願いします」

朱里「よろしくお願いします。2022年もドンナ・デル・モンドが盛り上げていくのでみなさんついてきてください。それではなつぽい、テクラ、ひめか、舞華、MIRAI、ジュリア、そして朱里。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、みんなサラマポ」

朱里のコメント

2022年、スターダム最高峰の赤いベルト初防衛しました。MIRAIとはドンナ・デル・モンドのメンバーとしてこれから一緒にどんどん高め合っていきたいし、これからのMIRAIがすごく楽しみだなと思いました。そして、次の防衛戦、両国国技館2DAYS。最高、最強の相手に決定しました。自分の限界を超えさせられる2日間になると思ってます。1日目はジュリア、2日目は岩谷麻優。私にとって特別な存在です。そして、このスターダム最高峰の赤いベルトのチャンピオンとして絶対に勝たなければならない相手だとも思ってます。その2人に勝利して私は絶対王者になります」

MIRAIのコメント

「すごい、すごい悔しいです。けど、楽しかったー(涙)。やっぱり朱里さんはすごかった。朱世界はすごかったです。赤いベルトは遠くて、自分の憧れの人へも遠かったです。でも、参戦してすぐにベルトに挑戦して一発で取るって自分自身を追い込んできて。ベルト以外にもきっといろんなものが懸かってたんだなって思いますけど、そんななかで負けて自分はダサいし、カッコ悪いなって思うけど、自分の魂は折れてないので。自分の目はまだ赤を見てます。自分はまだ燃えてます。そしてきょう新しい歴史の扉を開けられたと思うから、悔しいけど(涙)。絶対また赤に挑戦して今度は取れるように頑張っていきたいと思います」

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