2月4日(金)、記者会見がおこなわれ、2・23アオーレ長岡大会の全対戦カードを発表。タイトルマッチの調印式とともに出場選手が意気込みを述べた。
また、3・26&27東京・両国国技館の一部決定カード、3・11東京・品川インターシティホール「NEW BLOOD1」の開催もアナウンスされた。
▼3・26両国(初日)ワールド・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉朱里vsジュリア〈挑戦者〉
▼3・27両国(2日目)ワールド・オブ・スターダム選手権試合
3・26両国「朱里vsジュリアの勝者」vs岩谷麻優〈挑戦者〉
ロッシー小川エグゼクティブプロデューサー「両国の2DAYSなんですけども、とりあえず今日発表できたのはワールド・オブ・スターダム選手権試合ということで、スターダムの最高最強を決める2日間ということになりますので、2日目の勝者がその時点のスターダムの最高最強という思いでおります。あと、新しいイベントとして、ニューブラッドですか。これは昔から女子プロレスで若い選手のイベントがたくさんあったんですけども、今回はさらにブシロードの持つメディア戦略も含めてですね、業界の活性化をしたいなとの意図がありまして、こういう大会をおこなうんですけど、スターダムの選手だけじゃなくて、ほかの団体の選手にも出場していただきます。そういう新しいイベントです」
「STARDOM Cinderella Journey2022 in NAGAOKA」
2月23日(水=祝)新潟・アオーレ長岡
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉上谷沙弥vsなつぽい〈挑戦者〉
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉葉月&コグマvsウナギ・サヤカ&白川未奈〈挑戦者〉
▼両国前哨戦6人タッグマッチ
朱里&舞華&ひめかvsジュリア&MIRAI&テクラ
▼ハイスピード選手権試合
〈王者〉スターライト・キッドvsAZM〈挑戦者〉
▼シングルマッチ
岩谷麻優vs鹿島沙希
▼タッグマッチ
林下詩美&レディ・Cvs渡辺桃&琉悪夏
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉羽南vs向後桃〈挑戦者〉
▼第0―2試合 次期フューチャー王座挑戦者決定3WAYバトル
桜井まいvs月山和香vs吏南
▼第0-1試合中野たむvsフキゲンです★
※試合順は後日発表。
▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉羽南vs向後桃〈挑戦者〉
羽南「第8代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、スターダムのJKファイター羽南です。2回目の防衛戦の相手は向後桃。挑戦表明をしてきてくれたことは、すごくうれしかったです。でも、このベルトに対する気持ちがまったく伝わってきません。このベルトは気持ちのベルトなので、どういう気持ちでこの試合を臨んだかによって試合の内容がすごく変わってくると思います。明るい未来を作っていくためにも、どういう思いで この試合に臨むか聞きたいです。教えてください」
向後「STARSの向後桃です。まずは、フューチャーのベルトに挑戦できることをとてもうれしく思います。挑戦を受けてくださった羽南さん、そしてこの試合を組んでくださった関係者のみなさまに感謝したいです。ありがとうございます。私は、スターダムに参戦前からフューチャーに挑戦したい思いがありました。4月30日でデビュー3年目になるので、動かなければフューチャーに挑戦する機会は二度とないとの思いが、あの参戦表明につながりました。まだ早いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、羽南さんが持っているいま、STARS同士でフューチャーの未来を担うベルトを懸けて闘う。これに私は意味があると思っています。2人でスターダムの明るい未来を見せられる闘いができたらと思います。そして、初めてのベルトを手に入れたいなと思っています。よろしくお願いします」
羽南「なるほど、ありがとうございます。スターダム参戦する前からこのベルトを思って くれたことがすごくうれしいです。私たちにしか作れない未来をお見せします。そして足跡のない未来に一緒に進んでいきましょう。よろしくお願いします」
向後「よろしくお願いします」
▼シングルマッチ
岩谷麻優vs鹿島沙希
鹿島「麻優ちゃん、やっとシングルマッチができるね! いやあ、メチャクチャ楽しみ、ホントに楽しみ! なんかあ、麻優ちゃんを裏切ってから何回かシングルしたんだけど、そのたびに鹿島沙希には興味ない、興味ないって言われて、ずっと言われ続けてきたんだけどさ、なんか沙希と試合してるときの麻優ちゃんさあ、ちょっと自分で言うのもなんだけど、メチャクチャ楽しそうに見えるんだけどさ。そろそろ興味持ってくれたんじゃないの? どう?」
岩谷「興味ない。確かに、確かに、鹿島沙希をボコボコにいたぶってるときは楽しいよ。けっこうプロレスラー人生の中でも、一番自分がゾクゾクワクワクしている瞬間ではあるかなと思うけど、鹿島沙希には興味ない」
鹿島「そんなストレートに言う? まあでも、いまさあ、ここ出てきて、服装見て、察したよ」
岩谷「なに?」
鹿島「おしゃれ。オマエ、寝起きで来ただろ。どんだけ興味ないんだよ?」
岩谷「アハハ。アハハ」
鹿島「寝起きだろ? さっき起きただろ?」
岩谷「だって鹿島沙希とさあ、このシングルマッチで別に張り切ってこなくてもよくね? ふつうにこのまま寝てるし。ごめんなさいね、みなさん。このまま来ちゃった。オマエが張り切りすぎなんだよ」
鹿島「じゃあ、興味あること言ってもいい? 興味持ってもらえるようなこと考えちゃったんだけど」
岩谷「なに?」
鹿島「第0試合に出るフキゲン、鹿島沙希、チーム東スポvs中野たむと岩谷麻優、タッグマッチなんてどう? よくね?」
岩谷「どういうこと?」
鹿島「よくね? チーム東スポ組みたいし。どう? どう?」
岩谷「どうって…」
鹿島「シングルマッチはまた岩谷麻優がね、やる気出したときにやるとして、どう?」
岩谷「会社的に大丈夫なんですか、それは?」鹿島「ロッシー、どう? あ、OKだって」
岩谷「はや!」
鹿島「OK、OK。どうよ? ちょっとどうよ。おもしろそうじゃない?」
小川「大江戸隊はチームでいいとして、岩谷麻優が中野たむとチームを結成することに対して、それがいいんだったらそのカードで」
岩谷「え、麻優しだいってこと? まあでも、長岡、まあ、スペシャルマッチっていうことになるのかな? 自分は中野たむと組んでもいいって思います」
鹿島「だってロッシー。OK? OKだって」
岩谷「じゃあこれ、せっかく作ってもらったのに」
鹿島「ちょろい、ちょろい」
岩谷「まあ、そんな感じになったぽいんで。まあまあ、フキゲンさんは元STARSの仲間だし。たむも元STARSの仲間。オマエも元STARSの仲間だったかもしれないけど、オマエがこんどは痛い目に合うかもしれないってことは気を付けた方がいいんじゃないかな?」
鹿島「オッケーー」
岩谷「まあ、組まれたからには長岡のみなさまにスペシャルタッグマッチをお届けしたいと思います。よろしくお願いします」
安藤リングアナ「変更カードについては、公式発表をお待ちください」
▼ハイスピード選手権試合
〈王者〉スターライト・キッドvsAZM〈挑戦者〉
AZM「……」
キッド「おいおい、ちょっと待って。あのさあ、このハイスピード選手権試合が第4試合? この次のカード、ただのタッグマッチだよな。なんでこのカードがタイトルマッチなのに、第4試合なんだよ? おかしいだろ。 ふつうに考えて不満しかないんですけど。私、後楽園でこのベルトかけてメインでやったんだけどなあ! AZMはどう思う?」
AZM「第4、まあ、私は、私の試合がメインだと思っているから、まあ、私は何試合でもいいかなと言いたいところだけど、だけど、ハイスピードだよ。しかもみんなが待ってた スターライト・キッドvsAZM。第4? 満足するわけないじゃん」
キッド「チャンピオンと挑戦者がこう言ってんだよ。だったら試合順、ファン投票なんてどうかなあ? どうかな、どうかな、どうかなあ?」
AZM「いいんじゃない、ファン投票」
キッド「私、この大会の中でここの対戦カードが一番注目されるべきカードだと思うし」
AZM「確かに、確かに」
キッド「これを見ているオマエら、キッドがAZMをいままでを知っていたら当然のことだろ。第4試合なんておかしいんだよ。ファン投票、決定でお願いしまーす!」
AZM「まあね、ファン投票もいいと思う、すごくいいと思う。私たちはね、デビューした当時からずっとシングルマッチずっと組まれて、負けたり勝ったり、負けたり勝ったり、いまはプレミアム化っていうのかな、していってね、私たちのどっちかが引退するまで ずっとバチバチやっていくし、やっていきたいと思ってる。私たちも歴史に刻まれる第1歩じゃないかなと思っておりますが、最終的に私がなにが言いたいかというと、第22代ハイスピードチャンピオンはこのAZM、ぜひその目で確かめに来てください」
キッド「第21代ハイスピードチャンピオン、スターライト・キッドでえす。スターライト・キッドvsAZMのハイスピード選手権試合、これはもうね、見にこなきゃ後悔しかないだろうなあ。あ、挑戦権のオーバーマスク、AZMのためにいま丁寧にしっかりと作ってるからよ。それは今度渡すわ。まあね、AZMとのハイスピード戦は10・3横浜以来のシングルになると思うんですけど、そのとき私は挑戦して負けた。そのときの屈辱は決して忘れてない。それを返すためにも、AZMとのシングルでハイスピードは避けて通れない。だから、私が必ずここでAZMを倒し、このダークハイスピードワールド絶対王者になってやるよ」
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉葉月&コグマvsウナギ・サヤカ&白川未奈〈挑戦者〉
白川「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。私たちミナウナで1年前、ゴッデスに挑戦したね。そのときはホントにもう笑いが起きちゃったりして、それがすごく悔しくて、メチャクチャおぼえてます。そのときは中野たむのお荷物とか言われて、そうじゃないというのを証明したくて、必死に必死に闘って。ついてくのに必死、ホントに必死だけのウチらだったと思います。でも、それから1年経って、私たちのマインドはいま全然、違います。私的にはCOSMIC ANGELSの海外支部を作りたいという目標もできたし、2022年COSMIC ANGELS 引っ張るのは、この白川未奈だと思ってます」
ウナギ「いやいやいや、ミナ・シラカワ。そうはさせませんよ。2022年、コズエンもスターダムもぶち上げるのは、このウナギ・サヤカです。というのは大前提として、でもこないだの名古屋で改めて思ったけど、ウナの大切な試合には必ずミナちゃんがいてくれて、っていうかスターダムに上がったときからミナちゃんはずっと一番近くにいてくれたと思ってるし、こないだの後楽園ホール大会、勝ってメチャクチャうれしかったけど、メチャクチャ楽しかった。そうですね、もうやっぱり、ウナの横には白川未奈がいい。ずっとミナちゃんの横にいたい。なので、このゴッデスのベルト、最高に楽しくて、最高にギラギラしたベルトに変えてみせます」
ウナギ&白川「ピンクカブキ、ジャキーン!」コグマ「第22代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンのコグマと…」
葉月「葉月です」
コグマ「私はこないだリングで言った通り、クマポーズをしてくれる人が好きです。私の中のプロレスは強さだけじゃないと思ってるので、誰に何と言われようとクマポーズをどんどん広めていきたいです。なので今日も ミナックマ、ウナックマ、クマポーズやってくれるかな?」
ウナギ「いやいやいやいや、マジでさあ、都内某所の結婚式場ですよ」
白川「そうそう。結婚式場でクマポーズなんてしたらもう、お嫁に行けなくなっちゃうね」
ウナギ&白川「(クマポーズで)全力グマ! ピンクカブキ、ジャキーン!」
コグマ「ハイ、満足です。以上です」
葉月「この前ウナギは白いベルト、チャンミナはSWA戦、2人とも負けて、次ゴッデスに挑戦。実力は確実に私たちの方が上だと思いますけども、私はほしいベルトがある人ほど、そのベルトに届かないことを身をもって感じているので、しっかり防衛したいと思います。2人には油断できないなと。しっかり防衛したうえで、私たちFWCがこれからもクレイジー防衛ロードを進んでいきたいと思います」
▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
〈王者〉上谷沙弥vsなつぽい〈挑戦者〉
なつぽい「アーティスト・オブ・スターダムチャンピオン、なつぽいこと…なつぽいです。さっそく白いベルトの挑戦が決まりました。上谷沙弥ちゃん、受けてくれてホントにありがとう。上谷沙弥ちゃんとは今回が初めてのシングルマッチで、私は上谷沙弥ちゃんがいったいどんな人間なのかというのは、ちょっとまだわからない。いきなり叫び出したりとか、人の顔をジロジロ見てきたりとか、あとは上谷沙弥ちゃんはとっても口が軽いから、ぽいは仲良くなれないと思う。だけど、このベルトを挑戦するにあたって、このベルトをより面白くするためにも上谷沙弥ちゃんのことをもっともっとちゃんと知らなくちゃいけないと思った。だから、今日は仲良くなる努力をしようと思う。上谷沙弥ちゃんにいろいろ聞きたい。いい?」
上谷「もちろん」
なつぽい「さっそくなんだけど、こないだの後楽園でさあ、私のことジロジロジロジロ見てきたじゃん。あれはなに?」
上谷「ああ、あれは…言うわけないじゃん」
なつぽい「クソ、まあいいや。上谷沙弥ちゃんはこの白いベルトを全力のベルトって言ってたよね。じゃあさあ、リングで闘う前にここで一発、全力の勝負しようよ。私はこの白いベルトを何度も何度も言うけど、絶対に巻きたい、つかみ取りたい。なにかをつかみ取るには、運も必要なんだと思う。名付けて、運も全力でつかみ取れ!ロシアンワサビシュークリーム!」
上谷「どういうこと?どういうこと?どういうこと? ワサビシュークリーム? なにこれ、なにこれ、なに用意してるの?」
なつぽい「じゃじゃじゃじゃじゃーん。ワサビシュークリーム。ここに3つのシュークリームを用意しました。そのうち2つにワサビがたっぷり入ってます。そして、ひとつだけおいしいシュークリームがあります。それを全力でひとつ選んで、全力で食べる。ただそれだけ」
上谷「ただそれだけ…」
なつぽい「やる?」
安藤リングアナ「食べる前にこういうご時世なので、手指の消毒をしっかりお願いいたします」
なつぽい「もちろんです」
上谷「まあまあ、第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックス上谷沙弥です。まずはアオーレ長岡、この場所は私がアイドルを目指していたときに最大の挫折をした場所であり、苦い思いがある場所です。そんな場所で私は、プロレスラーとして必ずメインイベントに立って試合がしたい。そしてワンダーのチャンピオンとして誇りを持ってるからこそ、絶対にメインイベント、譲れません。そしてなつぽい、上谷沙弥は上谷沙弥であり、上谷沙弥以外の何物でもない。ロシアンワサビシュークリーム、いいじゃん、やろうよ。白いベルトに対して全力でかかってくるのはホントにうれしいことだし、私もなつぽいをもっとよく知りたい。全力の勝負やろう。そして配信を見てるお客さん、どちらの方が全力か、その目で確かめてください。絶対負けない」
なつぽい「全力ありがとう。じゃあさっそくやりましょうか。これは一応平等になるように、安藤さんにワサビをたっぷり入れてもらいました」
上谷「ずるしてない?」
なつぽい「してない! 安藤さんが入れましたもんね」
安藤「チューブ2本使いました」
上谷「いやいやいや」
なつぽい「私もホントにわからない。じゃあ、せーので選ぶ? 決めた?」
上谷「OK」
上谷「小川さんも(選んで)」
「せーの!」で指さして選ぶ。
安藤「一口でいってくださいね。せーの!」
結果、上谷となつぽいがワサビ入りシュークリームを選択。上谷となつぽいが悶絶…。
なつぽい「辛くない、全然辛くない!」
上谷「辛くない! 全然辛くない!」
小川「ちょっといい加減に…」
なつぽい「上谷沙弥、上谷沙弥ちゃん、なかなか面白いじゃん。上谷沙弥ちゃんと仲良くなれそうな気がする」
上谷「なつぽい、ハイスピード30分間見てたよ。スピードもスタミナもあるなつぽい、絶対に勝つ。そして、両国で逆指名したい相手が2人います。だから今回…ウウウッ…全力で防衛して!なつぽい倒してみせるから!」
なつぽい「逆指名、絶対させない、よろしくお願いします」
上谷となつぽいが拳を突き合わせる。