2022/02/13 試合結果

2022年2月13日 『京都大会』

『京都大会』
2月13日(日)KBSホール(観衆378人=超満員札止め/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆3WAYバトル 15分1本勝負
なつぽい

10分5秒
ラ・マヒストラル

向後桃

※もう一人は渡辺桃

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○葉月

10分17秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

桜井まい
羽南 月山和香●

◆タッグマッチ 20分1本勝負
上谷沙弥

10分59秒
ヌメロ・ウノ

スターライト・キッド
○AZM 琉悪夏●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
MIRAI

15分00秒
時間切れ引き分け

ウナギ・サヤカ
舞華 白川未奈
ジュリア 中野たむ

◆タッグマッチ 20分1本勝負
ひめか

14分17秒
流炎→片エビ固め

コグマ●
○朱里 岩谷麻優

◆SWA世界選手権試合 30分1本勝負
<王者>

14分11秒
毒グモ・デスドロップ→体固め

<挑戦者>
テクラ 鹿島沙希

※第8代王者のテクラが初防衛に成功

 

試合詳細レポート

◆3WAYバトル 15分1本勝負
なつぽい

10分5秒
ラ・マヒストラル

向後桃

※もう一人は渡辺桃

 ドンナ・デル・モンドのなつぽい、STARSの向後桃、大江戸隊の渡辺桃が3WAYマッチで激突、向後と渡辺の桃対決が実現する。向後はコモモで渡辺桃は大江戸隊入りからブラックピーチに変身。本家・桃が後発の向後桃に対して制裁を加えることも考えられる試合だが…。

 大江戸隊の渡辺には、メイン登場の鹿島沙希、欠場中の刀羅ナツコもセコンドにつく。向後が2人に握手を求める。が、なつぽい、渡辺ともコーナーから動かず。向後が「渡辺桃、スターダムに桃は2人要らない、かかってこいや!」と叫ぶが、渡辺となつぽいでロックアップ。向後が「かかってこいや! 話を聞け!」と叫ぶと2人が向後に襲いかかる。まずはなつぽいが向後を排除し渡辺にドロップキック、インディアンデスロックの体勢に入ろうとすると向後がドロップキックを連発。なつぽいが3発目をかわし、2人まとめてインディアンデスロックからブリッジに固める。なつぽいは向後にヘアーホイップの連続からロープ際に追い込み顔面を踏みつける。ロープに固定すると背後からのドロップキックを狙う。しかし渡辺が足を引いて向後を攻撃、リング下ではナツコがなつぽいのカットを止める。渡辺は「調子に乗るな!」と向後にストンピングの連打、ボディースラム、ミドルキックからキャメルクラッチ。なつぽいがロープ間を走り渡辺にドロップキック。怒った渡辺がなつぽいにつかみかかる。向後が「私のために争わないで!」とカットし渡辺にコルバタ、2人まとめて619を決める。向後はまとめて投げると宣言し終わる前に渡辺となつぽいが殴り掛かる。エルボーの応酬が展開され、渡辺が2人を相手にすることに。渡辺が突進するとなつぽいがドロップキック。向後となつぽいが渡辺を丸め込む。返されると向後が「登れ!」となつぽいに指示。しかし渡辺が向後を丸め込む。向後も丸め込みのお返し。コーナーからなつぽいが向後にダイブも渡辺がカットする。渡辺となつぽいがエルボーの応酬。渡辺がミドルで蹴り倒す。バックの取り合いで向後のドロップキックはなつぽいにヒット。渡辺が向後にブレーンバスター、ナツコは場外でなつぽいを鉄柱に叩きつける。向後が渡辺に串刺しドロップキック。渡辺が返すと向後がエルボー連打。渡辺がチキンウイングフェースロックからハイキック。場外ではナツコがなつぽいを捕獲。丸め込みの応酬をなつぽいがカットしジャックナイフ。しかし2人が肩を上げる。なつぽいがフィニッシュを宣言も向後が逆さ押さえ込み。ギリギリでなつぽいが返すと渡辺がエプロンから向後を捕獲。なつぽいが渡辺をリング下に落とすと向後をマヒストラルで丸め込んだ。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
○葉月

10分17秒
みちのくドライバーⅡ→片エビ固め

桜井まい
羽南 月山和香●

 STARSの葉月&羽南組とCOSMIC ANGELSの桜井まい&月山和香が対戦する図式になっていたが、前日の大阪で桜井がコズエンを脱退しドンナ・デル・モンド入りを宣言、月山はショックのあまり号泣した。これにより、羽南を王者とするフューチャー・オブ・スターダム王座争いの行方が混とん。桜井と月山には同門対決による次々期挑戦者決定戦が2・23長岡で組まれていたものの(吏南を加えた3WAYマッチ)、その試合を前に同門対決どころか敵対することに。果たして試合として成立するのか、桜井と月山の狙いはフューチャーのベルトを巻く羽南だが…。

 月山にはコズエンの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ、ドンナ・デル・モンド入りした桜井には朱里とひめかがセコンドに着く。月山と桜井はタッグながらも別のコーナーでコールを受ける。仕方ない様子で月山がニュートラルから青コーナーに。先発で出ようとすると桜井が月山を場外に落としてしまう。試合は羽南と桜井でスタートしロックアップの力比べ。桜井がエルボーで殴りかかり、串刺しエルボー、ビッグブーツ。羽南が返すと、払い腰でマットに叩きつける。STARSが桜井にクローズライン、左右からドロップキックの挟み撃ち。葉月が桜井にヘアーホイップ、顔面ウォッシュ。羽南が桜井に逆エビ固め、ボディースラム。ダッシュすると月山が乱入、桜井を「戻ってこいや!」とコーナーに追いやって無理やりタッチする。月山は羽南にボディースラム。羽南が返すとパロ・スペシャルを狙うがカット。羽南と葉月のクローズラインをかいくぐり月山がクロスボディー。月山は羽南とエルボーの打ち合い。月山がマウントを取りパンチを連打。コーナーに追い込まれた羽南がクロスボディーアタック、ドロップキック。桜井が羽南にビッグブーツ。月山は「タッチしてないだろ」と抗議も試合は続行、桜井が羽南にSTFを決める。羽南がエスケープすると桜井がビッグブーツ。羽南が桜井をマットに叩きつけ葉月に託す。葉月は控えの月山を落としてから桜井に串刺しエルボー。桜井が串刺しビッグブーツ、フェースクラッシャーでお返し。葉月がフェースロックも桜井がエスケープ成功。すると葉月はエプロン越しにDDTを決める。さらにスワンダイブ式ミサイルキックをヒットさせ顔面へビッグブーツ。しかし月山がカットし桜井の髪をつかんで自軍コーナーに引っ張り無理やりタッチ。月山がドロップキック連打からミサイルキック。葉月が返すと、月山はパロ・スペシャル。羽南がカットしようとすると桜井が阻止してリング下に持っていく。葉月がエスケープすると、フルネルソンの構え。月山が丸め込みの連続へ。葉月が二段蹴り、フィニッシュを宣言しダイビングセントーン。決まったと思われたが桜井がカットする。10分経過。葉月がみちドラで前方に叩きつけると月山が返せず3カウントが入った。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
上谷沙弥

10分59秒
ヌメロ・ウノ

スターライト・キッド
○AZM 琉悪夏●

 上谷沙弥&AZM組のクイーンズクエストとスターライト・キッド&琉悪夏組の大江戸隊がタッグ対決。この試合は、2・23長岡でおこなわれるハイスピード王座戦の前哨戦でもある。王者はキッドで挑戦者はAZM。もはや手の内は知り尽くした両者だけに、シングルマッチとしておこなわれるタイトル戦に向けてどんな駆け引きが展開されるか。

 AZMがキッドを指名しハイスピードなロープワークを展開。AZMがドロップキックで吹っ飛ばすと上谷が加勢しQQが連係攻撃。キッドが返すと、AZMの髪を引いてタッチさせず後頭部からマットに叩きつける。キッドはAZMにボディースラム、その場飛びムーンサルトプレス。琉悪夏がAZMをコーナーに追い込み首を絞める。AZMが琉悪夏をかわして飛びつくがキャッチされる。しかし強引にヘッドシザーズホイップを決めて上谷が串刺しニーアタック、ドロップキック。キッドと琉悪夏がクローズラインも上谷がかわす。キッドと琉悪夏がカットするが、上谷がまとめてフランケン、ドロップキック。上谷が突進すると琉悪夏がカウンターのクロスボディー。キッドが上谷にヘッドシザーズホイップ。619をかわした上谷がキッドを蹴り倒す。AZMがミサイルキック、ワキ固め。キッドが切り返し突進もAZMがラリアットをかわしてブレーンバスター、返されるとワキ固めに取る。キッドがエスケープすると、AZMの突進をかわす。キッドはダイビングボディーアタックも2カウント。キッドはフィッシャーマンの構えもAZMがかわしてドロップキック。ダイビングフットスタンプをキッドがかわしAZMをスープレックスで叩きつけるが2カウント。キッドはフィニッシュを宣言し黒虎天罰狙い。AZMが切り返してカウンターのハイキック。両者ダウン状態から琉悪夏がタッチし串刺しボディーアタック、ショルダータックル。AZMが返すと、琉悪夏とエルボーの打ち合い。リング下からキッドがAZMの足を引き琉悪夏がセントーン。琉悪夏とキッドが合体のブレーンバスター。琉悪夏がフィッシャーマンで叩きつけるが上谷がカットする。琉悪夏は「決めるぞ!」と絶叫しAZMにフィッシャーマン狙い。上谷がニールキックでカットしAZMがコーナーからダイブ、腕を取る。しかしキッドのカットが成功。上谷がキッドを場外に送り出すと、AZM、上谷がスワンダイブ式で競演。AZMが琉悪夏にダイビングフットスタンプ。琉悪夏がギリギリで返すとAZMがミスティカ式ワキ固めも、琉悪夏が丸め込む。AZMが返すとハイキック、ミスティカ式腕固め。琉悪夏がギブアップしAZMが勝利した。

AZM「ハイスピード前哨戦、まずはAZMが白星だ。2月23日、アオーレ長岡、そのハイスピードをあるべき場所に戻すから覚悟しとけ、シングルで勝ってやるよ」

キッド「すべては223、長岡でな!」

キッドは「挑戦権」とAZMにピンクのマスクを渡す。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
MIRAI

15分00秒
時間切れ引き分け

ウナギ・サヤカ
舞華 白川未奈
ジュリア 中野たむ

 ドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&MIRAI組と、COSMIC ANGELSの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組が6人タッグマッチで全面対決。前日の大阪では、ジュリア&MIRAI&テクラ組が中野&ウナギ&桜井まい組を撃破しただけではなく、桜井がDDMへと移籍した。目の前で聞かされた中野、白川はショックを隠せず…。それだけにこの試合は殺伐とした雰囲気に包まれる可能性が高い。コズエンオリジナルメンバーがDDMに怒りをぶつけるであろうこの試合、ジュリア組が返り討ちか、それともコズエンの逆襲が始まるか?

 中野が歩を進めジュリアと睨み合う。ゴングが打ち鳴らされ試合がスタート。探り合いに背後からコズエンが襲いかかる。ロープに振られたジュリアが踏みとどまると、舞華とMIRAIがショルダータックル、中野を捕まえジュリアと舞華でエルボードロップ。MIRAIのラリアットを中野がかわしてドロップキック、DDT、ジュリアに見せつけてネックロック。白川がMIRAIの背後からドロップキック。コズエンがトリオでMIRAIを捕獲し連係攻撃。MIRAIが返すと、ウナギの突進を受け止めてボディースラム。舞華がコズエンを場外に落としてウナギにラリアット、ショルダータックル。ウナギが返すと、舞華はブレーンバスターの構え、中野が入るが舞華はウナギとまとめて叩きつける。ウナギが返すと、カウンターのビッグブーツ。ウナギが挑発し顔面へのビッグブーツを受けて立つ。ウナギと舞華で顔面へのビッグブーツを打ち合う。舞華がバックドロップから突進するとウナギがコードブレイカー、ギロチンドロップ。白川がコルバタ式河津落とし。舞華が返すと、白川は吊り天井。MIRAIがカットし舞華と合体も、白川がまとめてネックブリーカー。舞華のブレーンバスターを白川が阻止もパワースラムで叩きつけられる。ジュリアが白川に串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。白川が返すとジュリアはSTF。白川がエスケープするとカウンターのエルボーから後方に叩きつける。中野がジュリアにネックブリーカー。ニーアタックをジュリアがかわし、エルボーの打ち合い。ジュリアが飛びついてグラウンド卍固め。DDMがサブミッションでジュリアを援護する。舞華とMIRAIが中野にバックドロップ、ジュリアが頭部にドロップキック。コーナーに上がると中野が追いつくが首を取られる。ウナギがジュリアをコーナーから落とすと白川が場外へスライディングキック。コズエンが合体し、中野が場外ダイブ。リングに戻ると中野がジュリアにデスティニーハンマー。中野がスピンキック、ジャーマン。しかしDDMのカットが間に合う。残り2分。ウナギがジュリアに大ふへん固め、白川がネックブリーカーで合体。中野がバイオレットシューティングもMIRAIがカット。乱戦模様から舞華とジュリアが合体、中野にバックドロップ。残り1分。ジュリアが中野へミサイルキック。中野が返すと、ジュリアがファルコンアロー。ジュリアがグロリアスドライバーの構えも、中野がリバースDDT。しかしここでタイムアップ、時間切れ引き分けとなった。試合後は中野とジュリア、MIRAIと白川、舞華とウナギが髪の毛をつかみ合った。

◆タッグマッチ 20分1本勝負
ひめか

14分17秒
流炎→片エビ固め

コグマ●
○朱里 岩谷麻優

 朱里&ひめか組vs岩谷麻優&コグマ組のタッグマッチ。ドンナ・デル・モンドとSTARSの闘いであると同時に、朱里と岩谷には赤いベルトを意識しての闘いとなるだろう。1・29名古屋において、岩谷はジュリアと30分時間切れドロー。勝敗はつかなかったがジュリア、岩谷とも挑戦権を手に入れた。3・2627両国国技館の2連戦では、初日にジュリアが朱里のワールド・オブ・スターダム王座に挑戦、翌日、その勝者に岩谷が挑戦することとなった。よって、初日に朱里が防衛すれば、2日目は朱里vs岩谷の赤いベルト戦。前哨戦となる可能性のある試合で両者がどんな闘いを見せるのか、注目のタッグマッチだ。

 岩谷が握手を求めようとするがDDMは応じない。岩谷と朱里の先発で試合開始。腕の取り合いから朱里がヘッドロックからグラウンドへ移行。岩谷が腕を取りヘッドロック。朱里が切り返してヘッドシザーズも岩谷がすぐに脱出。コグマがひめかをロープに走らせアームホイップ狙い。しかしひめかが切り返しショルダータックル。朱里とひめかがコグマに次々串刺し攻撃、左右から腕十字に取る。朱里がコグマにサッカーボールキック、ミドルキック。ひめかがコグマに滞空時間を取ってボディースラム、ランニングエルボー、ボディースラム。コグマが突進を止めてドロップキック。岩谷がひめかへドロップキック連打。DDMが連係を狙うが岩谷がまとめてアームホイップ、低空ドロップキック。ひめかが返すと、串刺しボディーアタック、バックブリーカー、逆片エビ固め。朱里とひめかで岩谷へブレーンバスター。朱里が岩谷をドロップキックでコーナーに叩きつけ串刺しニーアタック、フロントネックチャンスリー。岩谷が返すと、朱里が仁王立ち。岩谷が強烈なエルボーをぶち込むも朱里がこらえて打ち返す。エルボーの打ち合いから岩谷の一発で朱里が崩れ落ちる。岩谷のトラースキックが決まるが朱里が返す。コグマが朱里の背中を踏みつけフットスタンプ、串刺しボディーアタック。朱里はアキレス腱固めを決めるが岩谷がカットする。朱里とひめかが合体もSTARSが切り返し場外に送り出す。岩谷がトペスイシーダで飛び、コグマがリング内に戻された朱里へミサイルキック、DDT。コグマは岩谷を呼び込み合体のボディープレス。しかし2カウントどまり。コグマがコーナーに上がるとひめかがバックフリップ、朱里がニーアタック、ミドルキック連打。コグマがかわして120%スクールボーイもカットされる。コグマの突進に朱里がハイキック。コグマが返すと、朱里がマットに叩きつけ、ひめかとファンタスティックフリップ。朱里が山折りを決めるがカットされる。朱里が流炎を決めるとコグマが返せず3カウントが入った。

◆SWA世界選手権試合 30分1本勝負
<王者>

14分11秒
毒グモ・デスドロップ→体固め

<挑戦者>
テクラ 鹿島沙希

※第8代王者のテクラが初防衛に成功

 2・6仙台でのメインイベントにおいて6人タッグマッチながら鹿島沙希がテクラを起死回生でピンフォール、試合後にはSWA世界王座への挑戦をぶち上げた。1・29名古屋で白川未奈との王座決定戦を制しベルトを巻いたテクラは鹿島の要求を快諾し、早くもタイトルマッチが実現する。鹿島にとっては久しぶりにベルトを巻くチャンス。テクラが初防衛か、それとも鹿島が2週間天下で終わらせるか?

 テクラが手を差し出すと鹿島が応じかけて手を引く。ロックアップから腕の取り合いとなり、テクラがフロントネックロック。グラウンドにもっていくと鹿島が切り返してスリーパー。すぐにテクラがスリーパーに切り返すが鹿島が脱出し足を取る。テクラが切り返し腕十字の構えからフェイントをかけフェースロックへ。さらにサイドからドロップキックを放つ。テクラは「モヤシー」と挑発。鹿島が「なめんな!」と叫んでマウントパンチ連打。コーナーに追い込むとキックの連打を浴びせていく。テクラが返すと鹿島はスリーパー。テクラがエスケープすると、鹿島が顔面蹴りの連打。テクラが立ち上がり向かっていくと鹿島がビッグブーツでエプロンに追いやる。鹿島のビッグブーツをキャッチしエプロン越しでレッグブリーカー。テクラはフェースクラッシャーも決めるが2カウント。鹿島がエルボーを放ち仁王立ち、エルボー合戦を申し込む。鹿島が打ち勝つと再び仁王立ち。テクラが撃ち返すと鹿島は張り手、ビッグブーツ。テクラが突進をスパイダーウォークでかわしてスピアを放つ。テクラは滞空時間の長いボディースラムからダイビングボディープレス、腕十字へ。しかし鹿島はクラッチして防御。テクラが決めるがロープ際。テクラは顔面を蹴飛ばし踏みつけダッシュ。鹿島がかわしてダブルアームでトップロープに乗せると蹴り上げる。ビッグブーツで場外に落とすと場外弾。10分経過。リングに戻すと鹿島がダブルアームスープレックスホールド。テクラが返すと鹿島はミドルキック、ハイキック、アッパーカット。しかしテクラの肩が上がる。鹿島はダブルアーム式フェースバスター、フィニッシュを予告しマイエンブレム、ハイキック。しかしテクラが返してみせる。鹿島はコーナーに上がり、ダイビングフットスタンプ。テクラがかわして蹴り足をキャッチ、バックにまわり回転足折り固め狙い。かわされるとテクラがラリアット。テクラは変型ダブルアームスープレックスから、鹿島を引き起こそうとする。鹿島が起死回生にいくがテクラが返す。テクラがハイキック、鹿島が手を広げると、テクラがもう一発ハイキックも、鹿島が1カウントでクリアー。テクラが狙いすましてハイキック、フィニッシュを予告し毒グモデスドロップ。3カウントが入りテクラの防衛となった。

テクラ「オイオイオイ、モヤシモヤシモヤシモヤシダレガダレモワカンナイ。デモサモヤシサイゴガンバッタビックリシタ。サキツヨイネ。デモイチバンツヨイテクラダヨ。クヤシイネエデモショーガナイショーガナイヨ。ナニカモッテキマシタ。ナンカモッテキマシタヨ」

Tシャツをプレゼント

テクラ「アリガトネサキタノシカッタ」

鹿島は投げつけて退場。

テクラ「コレカラモットツヨイアイテホシイ! イイヨDDMノメンバーハイッテクダサイ。キョートハジメテデスヨウレシイ。サンキュー。ミライ、シュリ、ヒメカ、サクライ、ウエルカム。マイカ、ナツポイ、ジュリア、ミー・テクラ。DDMマタナー!」

テクラのコメント

「お疲れさまでした。テクラ選手、私勝ちました。チャンピオンだよ。沙希、モヤシ頑張った、ホントに頑張った、強い。ビックリした、ホントは。モヤシTシャツ作った。ホントはもうちょっとエモーションがほしかった。それは挑戦者の仕事と思います。お客さん、熱いお客さんほしいね。勝ちました、楽しかった。次の挑戦者は誰かな? わかんないけど、すぐほしい、すぐ試合したい」

――具体的に挑戦者として迎えたい相手はいる?

「わからない。そこまで考えてませんでしたけど、心の強い、メチャクチャエモーションのある選手がほしい。このベルトほしくなかったらいかないよ。ホントにほしいと心から思う人に来てほしいね。そして楽しもうね」

――今日の結果の決め手になったのはなんだと思う?

「心、心だよ。燃え盛るような心を見たい。ファイティングスピリットが勝者を決める。そして、強い気持ちが勝者を決めるの」

 

鹿島のコメント

「こないだテクラに勝ったからタイトルマッチ挑戦したけど…勝ってベルトを取ることができなかった。タイトルマッチで勝たないと意味がない。メチャクチャ悔しい、ホントに悔しい。でもこれで1回負けたからって私はあきらめない。必ずSWAのベルトを絶対に必ず取るから、オマエら見とけよ、絶対に取るから!」

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