2022/03/04 NEWS

【3・26&27両国★全対戦カード発表&調印式】

 3月3日、記者会見がおこなわれ、3・2627東京・両国国技館大会(3・26両国「STARDOM WORLD CLIMAX2022~The Best~」、3・27両国「STARDOM WORLD CLIMAX2022~The Top~」)の全対戦カードを発表、タイトルマッチの調印式とともに、出場選手が意気込みを述べた。

※試合順は未定

記者会見&調印式詳細レポート

〈初日〉

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合

初日〈王者〉羽南vs〈挑戦者〉吏南

2日目〈王者〉羽南vs吏南の勝者vs〈挑戦者〉桜井まい

吏南「スターダム最年少、大江戸隊の吏南です。両国国技館で羽南とベルトを懸けて闘えることは、すごく自分でもうれしいと思っているんですけど、自分は、フューチャーのベルトを巻いてやりたいことがたくさんあるし、 ファンのオマエら、みんな、姉妹対決、姉妹対決。私はプロレスラーひとりとして羽南と闘いたいと思ってるんで。そして、羽南をぶっ潰して2日目、あのクソババア(桜井)と闘って最年少チャンピオンになるんで、覚悟しといてください」

羽南「第8代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン、STARSのJKファイター羽南です。私が両国国技館で取ったこのベルトを懸けて、同じ場所で吏南と闘えること、すごくうれしく思っています。私と吏南は血がつながっているので、言葉は要らないと思っています。なので、ここはきっちり防衛して、桜井まいとも闘って、2日間とも私がチャンピオンとして試合をしたいと思います。そして、両方とも第1試合で未来の明るさと勢いを見せたいと思います。足跡のない未来へ進んでいきましょう」

桜井「みなさんこんばんは、ドンナ・デル・モンドの桜井まいです。まずはこのフューチャーベルト、両国国技館で挑戦できる権利を獲得できて、とてもうれしいです。そして、そこの2人、姉妹対決で盛り上がってるみたいですけど、初日で羽南が勝っても、クソガキが勝っても…」

吏南「なんだテメエ!」

桜井「私が最終日、全部かっさらって、チャンピオンになります。そして自分の選んだ道を正解にします」

▼黄金世代シングルバウト

初日 飯田沙耶vsMIRAI

2日目 上谷vs詩美の敗者vsMIRAI

飯田「改めまして3月11日に復帰するSTARSの飯田沙耶です。アッシにとって両国国技館は初めての大舞台。そこで欠場中にいろんな選手がスターダムに入ってくる中、一番気になってたMIRAIとシングルができるなんて、てーへんありがてえこって。MIRAI、オマエ、サウスポーだよな。アッシもサウスポ―なんだよ。アッシは、プロレスラーになって左利きの選手と闘ったことはない。だから初めて同じ左利きの選手と闘えること、大変うれしく思っております。キサンの魂とアッシの魂、ぶつかり合って激しい試合にしようや」

MIRAI「ドンナ・デル・モンドのMIRAIです。初日は飯田沙耶と第1試合でシングルマッチ。2日目は、初日の白いベルトを懸けた闘い、上谷沙弥vs林下詩美の敗者と第1試合でシングルマッチ。そして、どちらも この試合のタイトル名は、黄金世代シングルバウト。もうすでに、このMIRAIの魂がバクバクしているのがハッキリわかるし、2日間、どちらも勝って2連勝して、その先へ行きたいと思います。両国国技館、魂込めて待っていてください」

▼6人タッグ・ガントレットマッチ ※4チームによる勝ち抜き戦

ひめか&なつぽい&桜井まいvs白川未奈&月山和香&向後桃vs鹿島沙希&フキゲンです★&琉悪夏vsAZM&レディ・C&X

桜井「正直このカード見て、相手になる選手いないなあって思いました。ですよね? DDMが余裕で勝ちます」

向後「STARSのピーチスター向後桃です。コズエンはもともとスターズの別流派なので、帰ってきたSTARS軍として協力して勝利をつかみたいと思いまーす。おかえりなさい、おかえりなさい」

白川「いや、あのね、3分の2COSMIC ANGELS。たぶんだいぶコズエン色濃くなると思うよ。しかもたぶん未奈の入場曲だと思うし、コズエンの入場曲かもしれない。これは、向後桃がコズエンのチャンスウ~なんじゃないですか。見えました、見えました。両国国技館までまだ日にちがございますので、 あれですね、STARSとコズエン、合同練習、プロレスとダンスの合同練習。葉月にちょっと後でかけあって、合同練習、プロレスダンスね、しましょう。どう?」

向後「頑張ります」

レディ「クイーンズクエストです。ガントレットマッチということで、試合順もXも気になるところですが、言えることはただひとつ。AZMさん、そしてレディのこの凸凹コンビの連係で、全員倒して勝ち残ります」

鹿島「なにしゃべろうかな? ってか、オマエ(向後)どうした? オマエSTARSからはぶられてんのか? ユニット違うよな。ってか、この試合ガントレットってさあ、一番最初に入場した人メッチャ不利じゃねえ?だって残ってなきゃいけないんでしょ。ウチら一番最後がよくない? 偉い人の匙加減? それくらいしかしゃべることないんだけど…」

琉悪夏「いやあ、ひめか。ひめか、楽しみだね。当たれるといいなあ、ひめかと。最後、最後の最後に出たいからね。最後まで残っててね」

ひめか「残ってねえ」

白川「すいません、最後に一言いいですか。桜井まい。誰も相手になんないって? どの口が言ってんだよ」

▼DDMvsプロミネンス

初日 舞華&テクラvs世羅りさ&鈴季すず

2日目 〈朱里vsジュリアの敗者〉&舞華&ひめか&テクラvs世羅りさ&鈴季すず&藤田あかね&宮城もち

※プロミネンスは会見欠席。

世羅(ビデオメッセージ)「プロミネンスの世羅りさです。両国国技館大会、カード決まったなあ。おい、ドンナ・デル・モンド、その日がオマエたちの最後だよ。楽しみにしとけ」

朱里「世界に通用するモノが違う女、朱里です。プロミネンスと後楽園で試合をして、様子はじっくりと見ました。私が潰したい。でも、両国2連戦タイトルマッチが決まってます。ドンナ・デル・モンドがアイツらを潰してくれる。私は、このワールド・オブ・スターダムの試合に集中します」

舞華「ドンナ・デル・モンドの舞華です。まあ私はね、プロミネンスとはほぼ初対面なんですけど。こないだの後楽園、見ました。そして、さっきのVTR見たんだけど、全然何も感情も何も伝わってこない。しかもこないだの後楽園10分そこらでもうアイツら、ヘロヘロにへばってたんじゃないの? 両国まで時間あるんだから、少しは練習してきてね」

ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。プロミネンスのみなさん、お久しぶりです。まあね、あの頃、あの当時、プロミネンスの選手、強い選手だなって尊敬していた、そんな自分は未熟だったなと思いますね。いまとなっては、まったく強いとも何とも思いません。両国大会で恥をかくのは、アナタたち、プロミネンスだよ」

テクラ「コンバンワドクグモテクラデス。私はトキシックスパイダー、テクラ。先日、後楽園ホールで、朱里さんと組んでプロミネンスと対戦しました。世羅りさと藤田あかね。言いたくはないけど、これは真実だからね。私たちがアイツらを倒せなかったのは事実。そう、ドローだった。それはとっても不愉快。私たちは決してアイツらと同じレベルではない。プロミネンスとDDMを比べたらね。それでもドローだったのは超ムカつくね。プロミネンスについては私的に面白い物語がある。スターダムに来る前、私たちは親密な関係があった。でもいまは状況が変わってて。プロミネンスと私の接点、その状況が大きく変わってる。いまスターダムに来て私はチャンピオンになったし、すべてが変わった。それなのに、いまここにプロミネンスが来るってムカつくよね。過去の亡霊に取りつかれてるみたい。私はその物語を閉じて、現実の世界に戻る。プロミネンス、帰っていいよ。もうこちらに来ることはないでしょ。イジョーデス」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、こんばんは。プロミネンスのみなさんですね。私も見ましたよ。後楽園のテクラ、朱里対藤田あかね、世羅りさ。ひめかや舞華が言った通り私もすごい期待して見てたんですが、正直ガッカリしましたね。まあ、私は初日に朱里と赤いベルトを懸けて試合して、もちろんそこ奪いに行くつもりなんで、2日目、8人タッグ。私が興味あるのはいまの時点では悪いけど、鈴季すずだけ。なので、この試合やる意味ないなと思ってます。私は、赤いベルトに集中します。どこかで、すずとのシングルを組んでください」

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉葉月&コグマvs〈挑戦者〉渡辺桃&スターライト・キッド

キッド「まずはねえ、今日、私たちから発表することがひとつあるんだよねえ。それは、私たちのタッグチーム名」

桃「それは~。(画面に)出せ。出せ。出ねえじゃねえか」

キッド「頼んだのになあ」

桃「頼んだのにな」

キッド「仕事できねえなあ。まあいいや」

桃「いいよ。私たちのタッグ名はブラックデザイヤー」

キッド「黒い欲望」

桃「オマエらはわかんないだろうけど英語。黒い欲望、そう、まさに私たちなんだよ。私たちが大江戸隊に入った理由、それも自分の欲望のため。その欲望の強い私たちが、あの出戻り野郎たちのベルトを一発で取ってやりたいと思いまーす」

キッド「そうだねえ。FWC、とくに葉月か。生え抜きどうのこうの言うわりには、とくに大きな発信も発言もなくてさあ、そのベルトがかわいそうでかわいそうで仕方がなくて、私たちが、そのかわいそうなベルト、もっと面白くできるのになあって。常に私は刺激を求めちゃう人間だから、見てて普通すぎて面白くないんだよね。チャンピオンならさあ、もっとそのベルト面白くしろよな。私たちは元々別のパートナーとそのベルトを狙ってきたわけだけれども、そんな私たちがいま組んでそのベルトに挑戦する。誰もが想像してなかったことだよね。ブラックデザイヤー、名前の通り私たちは欲望の塊だからね。FWCには似合わないそのベルト、生え抜きのずっとスターダムにいたウチらが、そのベルト取って、もっと欲望的なベルトに、もっと面白くできる。だからウチらがそのベルト取ってあげるよ」

葉月「第22代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンです。まあ、出戻り、まあそうですね、出戻りです。でもこのベルトが私たちの結果です。キッドも桃も勢いがあるのはわかるけど、その勢いだけじゃこのベルトは取れないってことを私たち2人出戻りが、スターダムを守ってきた2人に教えたいと思います。しっかり防衛します」

コグマ「キッドと腐った桃は、約束してくれました。ねえ、約束したよね。何をって、私たちが勝ったら屈辱のクマポーズをやってくれるって。ねえ、約束したよね」

キッド「いやいや違う違う。ウチらが勝ったら、そのいつもふざけたようなクマポーズをオマエらの前で、屈辱的なポーズに代えてやるって言ってんだよ」

コグマ「そういうこと? でも、わかりづらい提案をした方が悪い。私はそう解釈したから。どちらにせよ、クマポーズやってくれるってことだよね。私たちが勝ったら屈辱のクマポーズ。向こうが勝ったとしてもクマポーズ。でも私たちが勝って、このポーズやらせるから、そこはよろしく」

▼海賊王女スターダム復活スペシャルタッグマッチ

岩谷麻優&KAIRIvs中野たむ&ウナギ・サヤカ

ウナギ「宇宙に駆ける傾奇者ウナギ・サヤカです。おいKAIRI、オマエ、海賊王女だか、WWEだか、フォロワー35万人だか知らないけど、オマエは誰だ? 査定してやる」

中野「やめ! KAIRI、私たちCOSMIC ANGELSは、2021年ベストユニット受賞しました。かわいくて華やかなだけじゃない。感情を爆発させて闘うユニットです。KAIRI、アナタも感情で闘うプロレスラーですよね。私たちCOSMIC ANGELSの魅力をこの試合で存分に味わってもらいます。そして、私たちCOSMIC ANGELSに入って、一緒に闘いましょう」

ウナギ「断る! おい、KAIRI。コズエンは本当に最高のユニットだ。でもコズエンだけは絶対に入れない。コズエンだけは絶対にダメだからな。あと、岩谷麻優。オマエちょっと最近、ウナギ・サヤカに寄せてきてるんじゃないの? 言っとくけど、オマエもコズエンだけは、絶対にダメだからな!」

岩谷「スターダムのアイコン岩谷麻優です。今回ほーちゃんとKAIRIですか。ほーちゃんでいいかな?」

KAIRI「もちろん」

岩谷「ほーちゃんで。ほーちゃんと久しぶりにタッグを組むんですけど、なんだろね。ほーちゃんとは3人娘の記憶が強すぎて、チーム山口」

KAIRI「チーム山口」

岩谷「懐かしい(笑)。まだねえ自分たちがホントに何もできなかった頃にチーム山口として組んでたイメージがありますけど、いまの2人はスキルもポテンシャルも経験値も、なにもかもが違う2人が集まったチームになると思うので、リョーゴゴクコクギカンは、しょっぱなからね、2日目は赤いベルトがあるので、一日目で自分の勢いをつけたいと思います」

KAIRI「ヨーホー、ヨーホー、イッツキャプテンKAIRI。世界を旅する女海賊、その名もキャプテンKAIRIでーす。麻優さん、お久しぶりです」

岩谷「ホントにお久しぶり」

KAIRI「まず、麻優さん、アメリカでメチャクチャ有名です」

岩谷「ホント? うれしい」

KAIRI「ファンの人からも選手も、みんなマユイワタニ知ってます」

岩谷「その言葉で救われた気がします」

KAIRI「ホントにマユマユって言ってツイッター見せてくる、この動きすごいね、どうやってるんだろうっていう人もいたし、ファンの人からも麻優元気かな?とか、ファンの方と交流する場で麻優さんの名前、ホントによく聞きました。そしてスターダムの名もたくさん聞いてました。麻優さん、私抜けてもう5年近く経つんですけど、どうでした?」

岩谷「いやあ大変だったねえ。大変だったけど、いまのスターダムを見てくれればわかると思うけど、ホントに選手層がすごく厚くなったので、ほーちゃんも下手したら頑張らないといけない場所になったかなって思います」

KAIRI「それ本当に思います。みんな入場から華やかで、試合もすごくて、その中のトップをずっと麻優さんがね、走り続けられてて、今回の復帰戦でその麻優さんと山口出身、田舎出身の者同士ですけど、それぞれね、違う道で成長してきたと思うので、このタッグ、ホントにみなさん見逃さないで、見逃さないで。フッフフ」

岩谷「相変わらず話が長い(笑)」

KAIRI「それでこっちですね、麻優さんとジャケットとか、髪とか…」

岩谷「ホントにマネしてないから(笑)。なんでこうなっちゃうの、いっつも」

ウナギ「絶対寄せてきてるでしょ」

岩谷「寄せてないけど、なぜかペアルックみたいに。こっちの方がタッグ感がすごく強くなっちゃってる」

KAIRI「なんかさっきCOSMIC ANGELS入ってって言いましたっけ? たぶんね、年齢的には、たぶん一緒くらいな気がしてるんです」

中野「いや、年齢は公開してないです」

KAIRI「ああそうなの。まあいいや。年齢的にはたぶん近いと思うんだけど。そうだな。じゃあ、負けたら、負けたらね、負けるわけがないんで、負けたら考えましょう」

中野「負けるわけがない?」

KAIRI「でもね、中野たむさん、アナタ気になってます。ユー気になってます、私。なぜかというと、白いベルトに選ばれし者だから。あと、ウナギだかマグロだか知らないけど。ウフフ。知らないけども、ツイッター すごく頑張ってる、すごい噛みついてる。すごい魅力的。見た目も華やか。コスチュームもかわいい。入場もキラキラ魅力的。だけどね、麻優さんとかたむちゃんにあって、ないものがあるんだよね。私が試合見た中で、ちょっとあのあとね、初対面のあと、動画見させてもらったんだけど、試合の内容でね、なんかねここ(ハート)にね、刺さるものが2人に比べると残らなかったんだよね。そこが一番大事だと思ってるから、この試合で、それ、ちょっと見せてほしいな」

ウナギ「いいよ」

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

初日〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉林下詩美

2日目〈王者〉(上谷vs詩美の勝者)vs〈挑戦者〉中野たむ

詩美「クールにロイヤル美しい林下詩美です。あの日とは立場は逆ですが、今回は上谷の持つ白いベルトに挑戦させてもらいます。上谷から、チャンピオンから直々に挑戦者として指名してもらえたので、同門だとかパートナーだとか関係なく、私が白いベルトを取って、赤いベルトを一年保持してきたこの私が、上谷から白いベルトを取って、スターダムのすべてのベルトを制覇したいと思います」

上谷「第16代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックス上谷沙弥です。まずは挑戦受けて下さり本当にありがとうございます。1年前の今日、日本武道館で私は詩美さんが持っていた赤いベルトに挑戦しました。そのときは批判が9割、孤独に押し潰されそうになったときもたくさんありましたが、一年間で白いベルトを取るところまで上り詰めることができました。詩美さん、私のデビューからの目標おぼえてますか? 打倒・詩美! いままでフューチャーも赤いベルトも挑戦したけど、すべて悔しい結果に終わってしまいました。だけどいまの私は一味違います。白いベルトを保持するこの私が、両国国技館で再び華麗に舞って、アナタを倒してみせます。そして、中野たむからも防衛してみせて、スターダムを独占してみせます。たむさん、この白いベルト、呪われたベルトからピカピカでさわやかな全力のベルトに生まれ変わりました…と言いたいところなんですけど、たむさん、赤いベルトへの挑戦権への試合も挑戦できず、信頼されていた仲間からも裏切られ、もしかしたらまだ呪われてるんじゃないかなって最近思ってて…」

中野「呪いは解けてないですよ。みなさん今日は何の日か、ご存じですか。今日はたのしいたむ祭り。たむがその白いベルトを戴冠して、ちょうど1年。ジュリアをおしゃれな髪形にしてからちょうど1年。たむはその白いベルトにプロレスラーとしても、そして人間としても本当に成長させてもらってきました。私の分身のようなものです。こんなに早く奪回できるチャンスが巡ってくるなんて思ってもみなかった。白いベルトの呪いの呼ぶ声が聞こえます。3カ月のレンタル期間はもうおしまい…と言いたいところだけど、一回違う人に行っちゃう可能性があるかもしれないってことですよね。まあ林下詩美でも、上谷でも、中野たむは、その白いベルト、私の体の一部を問答無用で取り戻しにいきます。中野たむ完全復活します」

上谷「いえ、呪いはすべて解いて、完全なる全力のベルトにしてみせます」

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

初日〈王者〉朱里vs〈挑戦者〉ジュリア

2日目〈王者〉(朱里vsジュリアの勝者)vs〈挑戦者〉岩谷麻優

ジュリア「……。この試合は、う~ん、この試合は、単にベルトが懸かってるだけの試合ではない。今後のドンナ・デル・モンドがどうなっていくのかということも懸かってるのかなって思ってます。う~ん、たぶん朱里も、実は感じてると思う。どっちが勝っても、もう、もう、一緒にやってくことは難しいんじゃないのかなって、私は、まあそう感じてます。ドンナ・デル・モンドは、ジュリアが作りました。そして朱里は、ずっとそばで一生懸命支えてきてくれた。そんな朱里とはいつかすべてを懸けて闘う日が来ると私は思ってました。それが3月26日。この日、これからどうなるかわかんないけど、ハッキリさせましょう。そのベルト必ず奪い取ってみせます」

朱里「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です。ジュリア、ドンナ・デル・モンドが結成して、約2年ちょい経った。ホントいろいろあったね。ドンナ・デル・モンドで仲間として、アリカバでパートナーとして…。私がこの試合に勝利したら、私の道を行く。決別するのか、より結束を強くするのか。私は、朱世界を拡大する。そして、岩谷麻優、スターダム最強を決める闘いをしよう」

岩谷「両国大会一日目はDDM、赤いベルトを懸けたDDMの闘いで、すごく複雑ないろいろな感情があるんだなって、ちょっとこっちまでしんみりしちゃいそうになったんですけども、2日目、2月29日のリョーゴゴクコクギカン大会は、必ずスターダムの…3月だ。3月27日両国大会は、必ず自分が赤いベルトを取って主役に戻りたいなと思います。自分は赤いベルトを落として、一昨年の11月に赤いベルトを落としてからホントに14カ月くらいベルトを持ってない状態で試合をしてたんですけども、STARS飯田沙耶が復帰して全員揃っていまホントに勢いがあると思うので、自分がSTARSのリーダーとして団体を引っ張って、ユニットメンバーを引っ張っていかなきゃいけないなと思っているので、必ず主役はアイコン岩谷麻優です。応援よろしくお願いします」

〈2日目〉

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉(羽南vs吏南の勝者)vs〈挑戦者〉桜井まい

▼シンデレラ・ランブル ※現時点で17選手の出場が決定。ほか数名が出場予定。

ウナギ・サヤカ、白川未奈、レディ・C、天咲光由、鹿島沙希、琉悪夏、飯田沙耶、向後桃、月山和香、稲葉ともか、Aoi、梅咲遥、ななみ、Maria、宝山愛、駿河メイ、水森由菜、ほか数名。

鹿島「奥から順に、誰オマエ?誰オマエ?誰オマエ?誰オマエ?誰オマエ? 誰だよ、マジで! しかもさあ、このカード(画面上に)載せたヤツ、なんでアイツがセンターなの?なんかこれだけの自主興行みたいなこのカード作ったヤツ、マジ、センスねえだろ。大江戸隊の無駄遣いじゃね? マジで」

琉悪夏「ディアナのおふたりさん、はじめまして。11日も、27も楽しみにしてますね。よろしくお願いします」

天咲「天咲光由です。初めてのビッグマッチが、この両国国技館大会ということで大変うれしく思います。このランブルで名前の通り、 てっぺんに咲きたいと思っています。お願いします!」

レディ「クイーンズクエストのレディ・Cです。今回このランブル、はじめましての選手、そしてかなり個性的な選手が集まっているようで、すごくどんな試合になるのか楽しみにしています。ただレディがやることはひとつ。この最長身の身長を活かして、一番大きなプロレスをして勝ち残りたいと思います。唯一作戦を立てるとしたら、去年勝ち残ったウナギ・サカ…ウナギ・サヤカを。ごめんなさい、ウナギ・サカナかと思っちゃった、ごめんなさい。ウナギ・サヤカを一番最初に落としたいと思います」

月山「宝山愛ちゃん、両国大会も私のために参戦してくれるんだね。私は宝山愛ちゃんからこのランブルでも取りたいと思ってます。私が勝ちます。お願いします」

ウナギ「みなさんこんばんは、ランブルクイーン、ウナギ・サヤカです。去年の今日3月3日、武道館のランブルで最後にこの白川未奈と勝ち残り、優勝したのは、この私。みなさん、この大会でもまったく同じものをお見せしたいと思います。優勝するのは、ウナギ・サヤカだ!」

白川「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。まあね、3月3日去年、ランブル、ウナギ、ゆずぽんさん、私が最後残って、私、敗退しちゃったわけですけど、あれはね、実に悔しかった。まあまあ悔しくてね、泣きましたよ、その晩。だからまあ、それでね、一年経って、またこの一年でまた同じランブルってカードに出てる自分に焦りもありますので、今年は今回は必ず私が、ランブルクイーンになりたいと思います。まあでも、メンバー見る限り、最後に残る2人は、この2人(白川&ウナギ)でしょ。ピンクカブキ、ジャキーン!」

飯田「STARSの飯田沙耶です。シンデレラ・ランブル? なんぼのもんじゃい!? テメエら全員なぎ倒して、最後にリングで雄たけび上げてるのは、このアッシだ。そう、この筋肉とともに」

向後「STARSの向後桃です。シンデレラ・ランブル、このラッキーガール向後桃が優勝したいと思います!同門の飯田さんにも、去年優勝のウナギ・サヤカ選手にも負けません。そして、ここで会ったが100年目。人を潰す体型アイドルの水森由菜選手、忘れはしない、潰され続けた日々。今回は私がペッチャンコのペラッペラにしてやりますよ。私がマイボディーが。優勝するのは向後桃です! よろしくお願いします!」

稲葉「プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUT所属、第8代センダイガールズワールドジュニアチャンピオンの稲葉ともかです。シンデレラ・ランブルに参戦する全選手、初対戦の方が多いんですけど、全員敵じゃない。このAoiと2人で最後残って、スターダムさんのリングでJUST TAP OUTの試合を見せつけて、そして最後、この稲葉ともかが勝って次につなげたいと思います。一撃必殺ともか蹴り、押忍!」

Aoi「プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUTのAoiです。ここ(アタマ)を使った変則的な試合。これよりいっそうJUST TAP OUTのプロレス、気が付くんじゃないですかね。暴れて蹴散らしてぶっ潰して、最後のひとりリングの上、勝ち残りたいと思います。ジャストルックアットミ―。オレだけ見てろよ」

梅咲「ワールド女子プロレスディアナ所属の梅咲遥です。今回、顔見知りのメンバーもいれば、初対戦の方もいるんですけど、やっぱ気になるのはコズエンさん。ウナギさんだったり白川さんだったり。華があってキラキラしてて、何よりもかわいいので、あんまり興味ないですね、すいません。どんな闘いをされるのか、この日手合わせできればいいんじゃないかなと思っています。よろしくお願いします」

ななみ「ディアナのななみです。スターダム初めてリングに上がらせてもらうことになったんですけど、大江戸隊ってああいう感じなんですね、ちょっと過激なんですね。相手が誰でも緊張せず、自分らしいプロレスをできたらいいなと思っております。よろしくお願いします」

Maria「Marvelous所属のMariaと申します。今回このランブルに参戦 させていただけるということで、ランブルはね、やっぱ実力だけじゃ勝てないと思うんですよ。ここ(アタマ)も使っていかないといけないと思っているので、使えるおバカちゃんはどんどん使って、のし上がっていきたいと思います。よろしくお願いします」

宝山「Marvelous所属、宝山愛と申します。当たったことない選手がたくさんおり、自分の中でも一番学べる機会だなとすごく思っております。そして月山選手。自分、アナタのためにこのところに来たわけじゃないんで。自分最初に月山選手から徹底的に潰します」

駿河メイ「はーいエブリワーン。ディスイズメイスルガー。みなさんこんばんは、我闘雲舞、そしてチョコレートプロレスリングの駿河メイです。あの、これって勝ったらなんかもらえるんですか。去年勝って、何かもらいましたか」

ウナギ「もらってないけど、偉い人に言ったらなにかもらえるんじゃないでしょうか」

駿河「小川さん! えらい人に言ったら何かもらえると去年の優勝者からただいまブレイキングニュースとして聞き出しました。そうですね、こちらに並んでらっしゃるスターダムの選手にも、もちろん興味はあるんですけど、こちらに並んでないほかのスターダムの選手にもとても興味があるので、これを制して、次、新しい先を見たいと思います。そして、チョコレートプロレス、世界で正直、一番小さな箱でやってます。でも、その画面から飛び出したチョコレートプロレス、そして駿河メイの爆発力を期待していただけると嬉しいです」

水森「ハイハイハイハイハイ。トロピカルヤッホー。トロピカルヤッホー。水森由菜です。チョコプロ、イエス。ざっと見、見た感じだと、個性でも私を超える逸材は現れてない。そう、トロピカルヤッホー! コモモ、私に噛みついてきたけど、アンタのその程度の噛みつきじゃね、私の肉に届いてないんだよ全然。もっと噛みついてぶっ刺してこいよ。当日までまだ時間あるだろ。ガンガンこいよ。ということでここで会ったが100年目。100年間で大きくなったこのボディーを使って、コモモとユーたちも、ユーたちも、全員ぶっ潰してやる。イエス、イエス、そう、トロピカルヤッホー!」

向後「当日潰されるのはどちらか、楽しみですね!」

 

▼黄金世代シングルバウト

上谷沙弥vs林下詩美の敗者vsMIRAI

▼Generation of destiny

葉月vs渡辺桃

葉月「両国2DAYS、渡辺桃と当たるという、これは運命なのかなと私は思っています。初日にはゴッデス・オブ・スターダムを防衛して、2日目も、いまのヘラヘラしてる渡辺桃を潰したいと思います」

桃「運命とか気持ち悪いこと言ってんじゃねえよ。オマエさ、なんのために戻ってきたんだっけ? 生え抜きに刺激を与える? なんならオマエ引退前の方がおもしろかったぞ。私がぶっ潰して絶望を味わわせてやるよ」

▼ハイスピード選手権試合

〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉コグマvs〈挑戦者〉なつぽい

なつぽい「アーティスト・オブ・スターダムチャンピオンなつぽいこと…なつぽいです。今日は3月3日、一年前の今日にですね、ハイスピードの絶対王者と言われていたAZMパイセンからこのベルトを奪ったのが、このなつぽいこと…なつぽいです。そのベルトもなつぽい、そしてキッちゃん、ちっちゃいものクラブの中をさ迷い歩き、そしてまたちっちゃいものクラブのAZMパイセンの元に 来たわけですね。それをまたちっちゃいものクラブの隊長であるなつぽいが、絶対に奪ってみせます。AZMパイセン、よろしくお願いします」

AZM「お願いします。そうそう、1年前なつぽいにハイスピード取られたんだよねえ。そうそう思い出した、思い出した。あ、第22代ハイスピードチャンピオンのAZMです。まあ、1年前とはねえ、状況が変わってないけど、チャンピオンだけどね、なつぽいにまた1年前と同じようにリベンジしてあげるよ」

なつぽい「AZMパイセン、よろしくお願いします」

AZM「お願いします」

なつぽい「ちっちゃいものクラブ同士」

AZM「ちっちゃいものクラブ?」

なつぽい「ちっちゃいものクラブ隊長。キッちゃんは副隊長。AZMパイセンは、補佐」

AZM「補佐?」

なつぽい「補佐」

AZM「ちょっと待って、ちょっと待って」

なつぽい「なに、清掃員?」

AZM「清掃員?」

コグマ「ちょっと待って、ちょっと待って。3WAYでしょ。なんで私はぶられてるの?ずっと2人でちっちゃいものがなんたらかんたらって。ハイスピードは敵だけど、信頼関係も必要じゃん。ねえ。私だけはぶられててちゃさあ、いい試合できないでしょ。そこで、そこで、絆を、信頼関係を深めるために、人間知恵の輪をやって。うまく取れたら、絆も深まる。1回やってみよう」

なつぽい「やってみよう」

AZM「1回ね」

3人で“人間知恵の輪”をやる。

なつぽい「痛い、痛い!」

AZM「全然ダメじゃねえか!」

コグマ「もう一回、もう一回だけ。落ち着いてやれば大丈夫」

もう一度3人で“人間知恵の輪”。

AZM「いまみたいにね、知恵の輪、きれいに完成したということで。なに笑ってんだよ。真剣だからな、こっちは。まあ、ウチらなら最高の試合が、なつぽいとコグタンと私で、最高のハイスピードお見せします。楽しみにしていてください」

▼海賊王女スターダム復活スペシャルシングルマッチ

KAIRIvsスターライト・キッド

KAIRI「おや、おや、おやおや。キッド君、お腰に付けてたベルト、どこいった? 落っことしちゃった?」

キッド「この日にはもうタッグのベルト巻いてるんで」

KAIRI「おお、さ、今回ですねえ、スターライト・キッド選手とこうしてシングルマッチ決定しましたね。まず私とキッドの関係性というか、知らない方が多いと思うので、ちょっとご説明しますけど、私がですね、アメリカに渡る前からキッド君はね、スターダムにいて、確かキッちゃんってあだ名付けたのウチなんだよね、だよね。その頃ね、よくおぼえてるのはちょうど3人娘でウチら2試合とかやってた頃で、人数少なくて、キッドとAZMちゃんが第1試合よくやってたのおぼえてる。キッド君、笑顔でね、ダンスしながら入場して、かわいく激しく明るく試合して、ウチおぼえてるんだけど、よく控室、泣きながら下向いて、悲しそうな顔で戻ってきてたよね。ウチらひとつ共通点あってさ、ウチもそうだったんだよね。ウチもずっとデビューしてから落ちこぼれって言われて、誰からも注目されなくて、同期がどんどん先にベルト巻いたりして、泣きながら控室戻って、ずっーと落ち込んでた。それがちょっとね重なって。まあ、アメリカから戻ってきたら、大きくなったねえ、態度。でもね、嫌いじゃないねえ。今回シングルマッチ。ホント、私の記憶では、ホントにガリガリで体重も30キロ台だったんだよね、キッド。その頃のかわいいキッドしか私はおぼえてない。アメリカに行く前にちょうど入れ違いになって、キッドが戻ってきて、私は成長をね、見てないのよ。だからこの試合でね、アナタがどう変わったか、そして私もどう変わったかを確かめたい」

キッド「まあこの試合では、KAIRIにいまのスターダムを存分に味わわせてやることはもちろん。だけど、私は、このシングルマッチを通して自分自身に確かめたいことがひとつある。その答えをこの試合で見つける」

KAIRI「手加減しなくていい」

キッド「当たり前だろ。いまのスターダムとKAIRIの知っている頃の私ではない。KAIRIがいない間に成長しまくったスターライト・キッドを存分に楽しんでもらい、復帰後初のシングルマッチ、私から3カウントをプレゼント。盛大にお祝いしてやるよ」

KAIRI「いいねえ。じゃあウチも復帰後2発目かな、2発目になるかな、2日目だから。海の底までウチのね、ダイビングエルボードロップで、キッちゃんの息の根を海の深い深い底まで落としまーす」

 

▼DDMvsプロミネンス

(朱里vsジュリアの敗者)&舞華&ひめか&テクラvs世羅りさ&鈴季すず&藤田あかね&宮城もち

 

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉(上谷vs詩美の勝者)vs〈挑戦者〉中野たむ

 

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉(朱里vsジュリアの勝者)vs〈挑戦者〉岩谷麻優

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