『CINDERELLA TOURNAMENT 2022 開幕戦』
4月3日(日)立川ステージガーデン(観衆928人)
試合結果
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ウナギ・サヤカ |
6分27秒 |
妃南 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
1分59秒 |
月山和香 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
舞華 |
4分37秒 |
羽南 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
MIRAI |
8分20秒 |
白川未奈 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
岩谷麻優 |
5分48秒 |
向後桃 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
なつぽい |
5分54秒 |
スターライト・キッド |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
林下詩美 |
10分00秒 |
中野たむ |
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 | ||
上谷沙弥 |
6分34秒 |
舞華 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
桜井まい |
5分31秒 |
レディ・C |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
飯田沙耶 |
4分46秒 |
吏南 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
コグマ |
4分33秒 |
フキゲンです★ |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ひめか |
6分2秒 |
琉悪夏 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
葉月 |
5分32秒 |
天咲光由 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ジュリア |
8分54秒 |
テクラ |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
AZM |
3分4秒 |
渡辺桃 |
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
朱里 |
9分48秒 |
壮麗亜美 |
試合詳細レポート
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ウナギ・サヤカ |
6分27秒 |
妃南 |
史上最多となる31人参加のシンデレラ・トーナメントが開幕。試合は10分1本勝負(決勝戦のみ時間無制限1本勝負)で、オーバー・ザ・トップロープルールを採用。時間切れなどの引き分けは両者失格となる。今年のトーナメントはウナギ・サヤカvs妃南でスタート。妃南は高校受験のため欠場し、昨年8月以来、8カ月ぶりの復帰戦でいきなりトーナメントにエントリー。すでに姉・羽南の持つフューチャー・オブ・スターダム王座への挑戦を表明しており、元王者ウナギとの対戦は王座戦を占ううえでも注目の試合となるだろう。元王者ウナギが妃南の復帰を査定する。
ウナギの方から握手を求めるが妃南が疑う。妃南から手を差し出すとウナギが応じる。すると妃南が投げを打ち払い腰で叩きつける。コーナーに振られたウナギが突進をかわす。ウナギはエプロンに出るが足を踏まれる。妃南がドロップキックもウナギがかわしてギロチン投下。ウナギはエルボー連打も妃南がドロップキック、逆エビ固め。ウナギがエスケープすると、妃南が背中にフットスタンプを連発。妃南は背中にドロップキックも放つが2カウント。妃南が突進するとウナギがフェースクラッシャー。大ふへん固め狙いを妃南がこらえてバックブリーカー。妃南が担ぎ上げようとするとウナギがこらえる。妃南がエルボー連打もウナギがスパインバスター。妃南が返すとウナギは大ふへん固め。5分経過。妃南が丸め込みから背負い投げ。ウナギの蹴りをかわして外道クラッチ。ギリギリでウナギが返してビッグブーツ。前方に叩きつけるが妃南が返すことに成功。ウナギが「いくぞ!」と気合を入れて城門突破でマットに叩きつけると3カウントが入った。
ウナギのコメント
「シンデレラ・トーナメント1回戦突破しました! もっと楽勝のつもりだったんですけど、ホントに復帰戦ですか? 巻いてた人間としてあの姉妹にはフューチャーの取り合いをしてもらいたいので楽しみですし、しっかり3も取れたので。私がトーナメントを制して、シンデレラカブキになります!」
妃南のコメント
「スゴく疲れたし、ウナギ・サヤカはメチャクチャ強くて。フューチャーのベルトを持ってた人間なんだなって。でも、これで強くなって、フューチャーを取り、次ウナギと闘うときは私が勝ちたいと思います」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
鹿島沙希 |
1分59秒 |
月山和香 |
COSMIC ANGELSの月山和香と大江戸隊の鹿島沙希が対戦。月山はデビュー以来いまだ未勝利が続いている。ここで鹿島を破り一気に流れに乗りたいところだが、鹿島はいつどこからでも丸め込んでくる起死回生を武器に月山の野望を崩しにかかる。月山にとってはまたもや難所だが…。
鹿島がクリーンに握手を求める。月山が手を払いのけてストンピング。月山が一度リングに出して鹿島を戻す。ロープに振ると、ボディースラムからカバー。コーナーに振ると串刺しエルボー。さらにミサイルキックをヒットさせる。飛び乗ろうとした月山を切り返し鹿島が起死回生。3カウントが入り鹿島が勝利した。
鹿島のコメント
「今日はね、月山ちゃんと遊んであげようかなと思って、会見のときノリノリだったから今日も握手を求めてワイワイ楽しくやろうかなと思ってたら急に張り手。ここ。痛かったよ。でも、ちょっと変わったんじゃないかな。でも、まだまだ変わらないともう次はないかな。じゃあね」
月山のコメント
月山「スリーでした? きょうこそは絶対勝つと思ってめちゃくちゃ鹿島沙希の試合見てきて、すっごく気をつけたのに…。なんでなんだろう。いや、次は絶対勝つ、絶対勝つ、絶対勝つから見とけよ!」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
舞華 |
4分37秒 |
羽南 |
舞華と羽南の1回戦。羽南は現フューチャー・オブ・スターダム王者で、アーティスト・オブ・スターダム王者の舞華は元王者。現王者が元王者に胸を借りる形だが、羽南は三姉妹でアーティスト王座を獲得したいとの夢があるだけに、そこも意識しての闘いとなるだろう。昨年は決勝まで勝ち進んだ舞華と、フューチャーのベルトともにシンデレラの階段を駆け上がりたい羽南。注目の1回戦となりそうだ。
羽南が握手を求め舞華が応じると羽南がゴングと同時にドロップキックから腕十字を狙う。舞華が反転しようとするが羽南が腕固め。右腕にドロップキックを決めるとエルボーからボディースラム狙い。舞華がこらえて背後にまわりスリーパー。羽南がすぐにエスケープすると突進をかわしてトップロープに乗せドロップキック。ストンピング連打で落とそうとしぶら下がり腕十字へ。さらにドロップキックにいくが舞華がかわして腹部へストンピング。場外に出た羽南が戻ると舞華がブレーンバスターで叩きつける。羽南が返すと、舞華はフィニッシュ宣言。炎華落としを狙うが羽南が切り返して腕十字。舞華がエスケープすると、羽南がフェイマサ―、バックドロップの構え。舞華が切り返しラリアット、山茶華。羽南が返すと、舞華はフィニッシュを宣言し炎華落としを狙う。羽南が丸め込むが2カウント。羽南の突進に舞華がラリアット、みちドラ。羽南が返せず舞華がフォールを奪った。舞華はこの日、上谷沙弥と2回戦で対戦することに。
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
MIRAI |
8分20秒 |
白川未奈 |
時期こそ違うが、白川未奈とMIRAIはともに東京女子プロレスを経てスターダムにやってきた。以前はみなとみらいというタッグを組んだこともある。そんな両者がシンデレラ・トーナメントで激突。COSMIC ANGELSvsドンナ・デル・モンドを超越したパーソナルな闘いになりそうだ。
ロープワークからMIRAIがショルダータックル。白川は2発目を読んで場外で間合いを取る。MIRAIが追いかけると白川が場外で攻撃、額をエプロンに叩きつけ、鉄柱にも叩きつける。白川がリングに戻って来ようとするMIRAIにネックブリーカー。場外で悶絶のMIRAIを白川はリング中央で待つ。MIRAIが16カウントで戻ると、白川がロープに振るがMIRAIが倒れ込んでしまう。白川が背中にエルボー乱打。MIRAIがショルダータックル、白川がエルボー。MIRAIがエルボーとストンピング連打。5分経過。MIRAIがドロップキックから前方に叩きつける。白川が返すと、MIRAIが担ぎ上げようとするが白川が回避しリバースDDT、ローリングエルボーからコーナーに乗せてDDT。MIRAIが返すと、白川がフィニッシュを予告。MIRAIがこらえてエルボー、白川はバックブロー。白川が突進するとMIRAIがラリアット。MIRAIがバックを取り強引に叩きつけるが2カウントどまり。MIRAIはミラマーレショック狙いも白川がエプロンにでてブレーンバスターの構え、白川がエプロンから蹴り上げるとMIRAIがラリアット。白川が転落しMIRAIがOTRで勝利した。
MIRAIのコメント
「シンデレラ・トーナメント1回戦、白川未奈に勝ちました。まあ、初出場初優勝、それへの第一歩。勝ちは勝ちだけど、やっぱり白川未奈にはいろいろ特別な感情が沸いてきて、会見でこんなことをさせたのも、昔の白川未奈だし、今日最後にああやってラリアットを打たせたのもいまの白川未奈でした。そして途中、右手がつながってましたけど、そうさせたのもきっと白川未奈です。いまの白川未奈なのか昔の白川未奈なのかわからないですけど、会見から試合まで結局全部白川未奈で、この試合を動かしてたのは白川未奈だったので、そこはすごく悔しいなって思います。けど今日勝ったんで、迷いの限界を超えて白川未奈に勝ったので、白川未奈とはこれからも対角で、もう迷わずに限界まで闘っていけるなと今日思いました。1回戦勝ったので2回戦。どっちが上がってくるかわかりませんけど、自分は自分の限界を超えて勝って、勝ち進んで、魂込めて優勝したいと思います」
白川のコメント
「痛い痛い痛い! 体じゃない。ここ(胸)が痛い、ここが痛い、心が痛いわ、MIRAI。痛い痛い痛いけど、全然きもちくないね。今日で勝ったって、これで終わらせると思うなよ。あれ、これでさっき吹っ切れて迷いもせず進めると言ってました? じゃあ私が貼り直した手紙、リング上で破いて捨てるぐらいしろ。そういうところだよ、MIRAI。これで終わらせないよ」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
岩谷麻優 |
5分48秒 |
向後桃 |
岩谷麻優と向後桃のSTARS対決。スターダムに参戦しSTARS入りした向後が、スターダムのアイコン岩谷と同門対決による初の一騎打ちとなる。シンデレラ・トーナメントならではの組み合わせだが、岩谷が6年ぶり3度目の優勝に向けて好スタートを切るか、それとも初出場の向後が番狂わせを引き起こすか。
向後が握手を求めると、岩谷が応じようとして一度手を引く。向後がその手を握り返し握手が成立。向後がゴングと同時に攻撃し丸め込む。向後がエプロンに出すが岩谷がエプロン越しにフットスタンプ。岩谷がサッカーボールキック、キャメルクラッチ。これをほどくと逆水平を打ち向後にやり返してこいと挑発する。岩谷がコーナーに振り突進すると向後がかわしてドロップキックから619を決める。岩谷が返すと、向後がフィッシャーマン狙い、岩谷の突進で向後がかわしてエプロンに送り出す。向後が蹴落とそうとするが岩谷が生還。向後がスワンダイブのミサイルキックも2カウント。向後が串刺しで突進するが岩谷がかわしてドロップキック。岩谷がコーナーに上がると向後が向かっていく。岩谷が張り手を打ってミサイルキック。向後が返すと岩谷はフィニッシュを予告してドラゴン狙い。向後が切り返すが2カウント。向後がウラカンラナ、岩谷が返してトラースキック。岩谷はダイビングボディープレスを放つが向後の肩が上がる。5分経過。岩谷が狙いすましてトラースキック。フィニッシュを宣言してドラゴンで叩きつける。岩谷が2回戦進出を決めた。
岩谷のコメント
「ハイ、1回戦突破しました! STARSのこももなんで、自分が打倒に順当に進むかと思ってたけど、結構やるね! こももスゴイよ。あらためてSTARSのひとりひとりの力は強いなって感じる試合でした。優勝するのは自分、岩谷麻優です。3回目の優勝して、2022年は岩谷麻優の年だ。チェケラ!」
向後のコメント
「(倒れ込みながら)もう向後、こんなんです…。負けちゃったけど、岩谷麻優選手とシングルしました! 全力でぶつかりにいきました。結果はボロボロだけど、スゴく嬉しかったです。でも、シンデレラ・トーナメントは1回戦で負けてしまいました。来年、来年は絶対にリベンジします。ありがとうございました」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
なつぽい |
5分54秒 |
スターライト・キッド |
なつぽいとスターライト・キッドのハイスピードスターが1回戦で激突。後楽園ホールでのハイスピード王座戦30分ドローが記憶に新しいが、トーナメントは10分1本勝負。時間切れ引き分けとなれば両者失格となってしまう。決着をつけ2回戦に進むのは、なつぽいか、それともキッドか?
ゴングと同時にキッドがアタック。場外に出して、トップではなくセカンドからコーナーに上がりプランチャを見舞う。リングに戻すとキッドがフィニッシュを宣言しムーンサルトプレス。なつぽいがかわしてドロップキック。キッドの突進をなつぽいが止めてポイ捨てジャーマンから丸め込む。キッドが返すと張り手のかわし合いからエルボーの打ち合いに。キッドがドロップキック、なつぽいが張り手からジャーマン。キッドが返すと、なつぽいはフィニッシュを宣言してフェアリアルギフト。キッドがかわしスイングネックブリーカー。返したなつぽいにキッドはフィニッシュを宣言してムーンサルトプレスを決める。返されたキッドが引き起こし黒虎天罰狙い。切り返したなつぽいが連続でマヒストラル。キッドがクリアーし背中にダブルニー。コーナーに乗せるとEternal foe狙い。なつぽいが蹴飛ばしエプロンに落とす。キッドが下から張り手、デッドリードライブをなつぽいがトップロープで側転してかわす。エプロンでの攻防でなつぽいがバックキック。ジャーマン狙いをかわされるとドロップキック。ロープをつかむキッドにドロップキック。キッドがかわしてフットスタンプ、エプロンで起こして黒虎天罰、しかしなつぽいがキッドを落とす。キッドのOTRにより、なつぽいが勝利となった。
なつぽいのコメント
「シンデレラ・トーナメント1回戦、私にとってのメインイベント、キッちゃんに勝ちました! ここ勝ったら、もうドレス着るしかないでしょ! 次はウナギかな? シンデレラウナギみたいなこと言ってたけど、絶対的ヒロインはなつぽいです。モブのウナちゃんを地獄に突き落とします。ぽいぽい!」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
林下詩美 |
10分00秒 |
中野たむ |
林下詩美vs中野たむの1回戦。3・26&27両国で上谷沙弥の保持するワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦し敗れた者同士の顔合わせとなった。詩美は前赤いベルトの王者で中野は前白いベルトの王者。しかし、両者ともシンデレラ・トーナメントには決勝進出も果たしておらず、なぜか縁がない。鬼門のシンデレラ・トーナメント、今年はどうか?
中野が「おい、アンタ林下だろ、中野ぅたみを出せ!」と要求。詩美はPPVで観戦中と主張。中野がふざけんなよと攻撃も詩美が抱え上げる。中野が回避もショルダータックルで吹っ飛ばされる。すると詩美が中野ぅたみのポーズをとる。詩美がエルボーからストンピング連打。詩美が滞空時間の長いボディースラム、背後からドロップキック。中野が返すと、詩美が突進。中野がかわしてドロップキック、側転ダブルニードロップ。詩美が返すと中野がコーナーで待ち受けコーナーでドラゴンスリーパー。詩美がエプロンに落ちると中野を担ぐ。しかし中野がこらえてタランチュラ状態に。中野が突進すると詩美がロープを引く。両者エプロンで中野が詩美の脚をつかむ。詩美のエルボーを中野がブロックしハイキック。5分経過。詩美がラリアット、中野がなんとか落ちずに生還。両者リング内でダウン状態。中野が突進するが詩美がかわしてラリアット。中野が立ち上がりジャーマン。詩美もジャーマンをやり返す。詩美がもう一発狙うと中野がこらえてロープへ手を伸ばす。詩美がダッシュも中野がバックを取る。詩美が切り返してバックフリップ。詩美は中野を起こしてジャーマンで強引に叩きつける。残り3分。詩美が中野を引き起こしショルダースルーの体勢、中野が切り返してタイガードライバー、タイガースープレックス。詩美が返すと、中野が引き起こしてブレーンバスターの構え。詩美がこらえるが中野が持ち上げる。詩美がこらえると中野はトラースキック、バイオレットシューティングを詩美がキャッチし叩きつける。残り1分で両者ダウン状態に。詩美が先に立ち上がり中野を引き起こす。アルゼンチンで担ぎ上げると旋回して前方に叩きつける。中野が返すとそのままタイムアップとなった。
詩美のコメント
「中野たむ、アイツから勝って、私がシンデレラ優勝して、中野ぅたみちゃんにドレス着せてあげようと思ったのに、クッソ、今年はちょっと中野たむのせいで、中野ぅたみにドレスはプレゼントできなかったけど、申し訳ない、中野ぅたみ。次こそは絶対にドレス着せてあげるから、ゴメンね!」
中野のコメント
「中野ぅたみって誰なんじゃい! 林下、私はアンタとしっかりハッキリもう一度決着をつけたい。ついでに中野ぅたみ、宇宙一かわいいにかけて、アンタとも闘ってやるよ!」
◆トーナメント2回戦 10分1本勝負 | ||
上谷沙弥 |
6分34秒 |
舞華 |
両国2連戦でワンダー・オブ・スターダム王座を守り抜いた上谷沙弥は、昨年度の優勝者でありシード枠での登場。まずは2回戦で、舞華vs羽南の勝者を迎え撃つ。2連覇に向けて好スタートを切りたい上谷。白いベルトの王者としても、負けられない。
羽南を破った舞華が2回戦進出、上谷との対戦は昨年決勝戦と同一カードに。舞華がロープに押し込みラリアット、上谷がかわすが舞華がショルダータックル。舞華がコーナーに振ると上谷がかわしてフランケンシュタイナー。ヘッドシザーズをすぐに舞華が脱出し向かい合う。舞華のラリアット、上谷の二段蹴り、ニールキック、舞華のラリアットをかわし合う。舞華が上谷をエプロンに送り出す。上谷はスワンダイブ式プランチャ。上谷が右腕を捻り上げエルボーを連打しアームブリーカー。上谷は舞華の右腕を攻撃しドロップキックも浴びせる。舞華が返すと、舞華が突進を受け止めて後方に投げつける。上谷が二段蹴りからニールキック。上谷がコーナーに上がると舞華が「なめんじゃねえぞ!」と追いつき雪崩式ブレーンバスターの構え。上谷がこらえてエプロンに落とす。上谷が突進しドロップキックも舞華がロープをつかんでこらえてみせる。上谷が蹴落とそうとするが、舞華が場外へのブレーンバスターの体勢。上谷が組み付き両者エプロン、舞華が持ち上げようとすると上谷がドロップキック。上谷が落とそうとするが舞華がロープをつかんで離さない。5分経過。舞華が下から蹴り上げ、両者のエルボーが交錯。舞華がブレーンバスターでエプロンに叩きつけることに成功。舞華が突進も上谷が二段蹴り、フランケンで組みつくと舞華がキャッチ、上谷がロープをつかんでこらえるが舞華が落として両者OTRの裁定、両者失格となった。
舞華「上谷、私、今年こそこのシンデレラ・トーナメント優勝する予定だったのに、オマエ、ホントに気に食わねえなあ。そのでけえ面、ホントに腹が立つよ。いいこと、思い出した。オマエ、白色のベルト持ってんだろ。その白のベルトを懸けて闘おうよ。オマエの全部、私が奪い去ってやるよ。場所は、5月5日、私の地元、福岡国際センターなんて、どう?」
上谷「舞華、待ちくたびれてたよ! まあね、2連覇は逃してしまったけれども、地元福岡で悔し涙流させてやるよ。ねえ、舞華」
舞華のコメント
「上谷、アイツ、クソ。私が行くべき先、必ずアイツがいるんだよね。ホントにアイツ邪魔なんだよ。なんでもかんでも、シングルのベルトもそう、先にアイツが取りやがって。まあ、それも福岡国際センターで終わり。私がアイツよりも上だってことを福岡のみんなにも全国のみんなにも、いや、世界のみんなにも教えてやるよ」
上谷のコメント
「シンデレラ・トーナメント2回戦目で両者失格。自分は2連覇を目指していたのでメチャメチャ悔しい結果となってしまいましたが、舞華、白の挑戦表明がありました。ずっとずっとずっと待ってたんだよ。やっと挑戦表明してくれたね。でもね、地元福岡で悔し涙を流すのは舞華、オマエだからな。必ずこのベルト防衛いてみせる。ね、舞華」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
桜井まい |
5分31秒 |
レディ・C |
3・11品川での「NEW BLOOD1」でタッグながら激しい火花を散らしたレディ・Cと桜井まいがシンデレラ・トーナメント1回戦で対戦する。タッグマッチでは時間切れ引き分けで決着は持ち越しとなっているだけに、ここは白黒つけて2回戦に勝ち進みたい。ともにフューチャー・オブ・スターダム王座も狙っており、シンデレラ・トーナメントでの内容と結果が、今後のタイトル戦線にも何らかの影響を与えそうだ。
髪をつかみ合い桜井がコーナーに追い込み顔面を踏みつける。レディのビッグブーツをかわして桜井がドラゴンスリーパー、バックを取り合いからレディがコブラツイスト。ロープに逃れた桜井をさらに締め付けブレイクするとビッグブーツ、ニードロップ。レディはフィニッシュを宣言しチョークスラム狙い。桜井がこらえるがレディが河津落としで叩きつけ改めてフィニッシュ宣言。バックを取られた桜井がブルドッキングヘッドロック、エルボードロップ。レディは後ろで手を組んで桜井のビッグブーツを待つ。ビッグブーツの打ち合いでレディが優勢。立ち上げて打ち込むと桜井も応戦。5分経過。桜井がレディの突進を止めて丸め込むと3カウントが入った。
桜井のコメント
「まずシンデレラ・トーナメント1回戦、レディ・Cに勝ちました。レディ・C、オマエ、詰めが甘いんだよ。ブーツばっかり意識して、隙ありありなんだよ、バーカ。ということで、2回戦もこの調子で、桜井まいが勝ち上がって、シンデレラ・トーナメントで狂い咲きたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
レディ・Cのコメント
「おい、ブーツで今度決着つけようぜ! 必ず、次は勝つ」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
飯田沙耶 |
4分46秒 |
吏南 |
昨年のシンデレラ・トーナメント会見が欠場会見となってしまった飯田沙耶だが、3・11品川「NEW BLOOD1」で待望の復帰、シンデレラ・トーナメントにもエントリーされた。相手は大江戸隊の吏南。この4月から高校生となり、気合の入るシチュエーションだ。両国では姉・羽南に挑戦もフューチャー王座奪取はならず、今大会から妃南も復帰しただけによりいっそう心機一転の意味合いが大きな試合となるだろう。どちらにとっても再出発を飾る闘いだ。
飯田の逆水平を吏南がこらえる。吏南は卍固めからドロップキック。飯田が返すと、吏南は「ゴリラそんなもんか」と挑発。飯田が串刺しエルボーアタックからショルダータックル。吏南が返すと飯田はコーナーへ、吏南が落としてエプロンでエルボーを打ち合う。吏南がバックをとると飯田が引っ張って落とすが場外から吏南が足を引っ張る。飯田がこらえて逆上がりで生還。飯田が丸め込むが吏南が切り返す、飯田が上になると3カウントが入った。
飯田のコメント
「1回戦勝利しました! ちゃんと確認してほしいんですけど、髪の毛生えてる…? 何本か抜けて痛い…が、あの大江戸隊のおてんば娘をこの筋肉でパワーアップした飯田橋で丸め込んで黙らせました! 2回戦も勝って優勝してみせます、この筋肉とともに!」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
コグマ |
4分33秒 |
フキゲンです★ |
スターズのコグマと大江戸隊のフキゲンです★が対戦。両者のスタイルからしても目まぐるしい闘いは必至。一瞬の油断が命取りとなるスリリングな攻防が期待できそうだ。コグマにとっては準優勝した15年以来、7年ぶりのエントリー。2回戦にコマを進めるのは、コグマか、フキゲンか?
手四つと見せかけフキゲンが足を踏む。足の踏み合いはフキゲンが有利に。ロープワークとなりフキゲンが喫煙ポーズ。コグマは禁煙と注意しタバコを自分の口に入れるポーズから倒れてしまう。そこをフキゲンを丸め込み。フキゲンが返してクマポーズ。コグマも一緒にクマポーズを作る。向き合うとフキゲンが突き飛ばして突進。コグマが連続でかわすとフキゲンはレフェリーにポーズをさせる。そこへコグマがフキゲンに突進してカバー。フキゲンが返すとコグマがコーナーに。フキゲンが落としてロープ渡り。コグマにもロープ渡りをさせると蹴り上げて突進。コグマが丸め込むがフキゲンもやり返す。丸め込みの応酬から最後はコグマが3カウントをゲットした。
コグマのコメント
「フキゲンです★選手に勝ちました。いろいろ強かったですけど、初チャレンジできたこともあって、楽しく、でも確実に勝てました。2回戦も頑張ります」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ひめか |
6分2秒 |
琉悪夏 |
ドンナ・デル・モンドのひめかと大江戸隊の琉悪夏がシンデレラ・トーナメント1回戦で対戦。パワーとパワーのぶつかり合いが期待できそうだが、ひめかからすれば大江戸隊の介入に注意しなければならないところ。いずれにしても勝った方が勢いを増すだろう。
ショルダータックルのぶつけ合いで琉悪夏が打ち勝つ。場外戦で琉悪夏がひめかを鉄柱に叩きつける。リングに戻すと琉悪夏が張り手、ストンピング。フィッシャーマン狙いはひめかがこらえるも琉悪夏が腹部にパンチ。ひめかがショルダータックルで吹っ飛ばし、突進。しかしセコンドが足を引いて妨害。エルボーの応酬から琉悪夏がコンプリートショット、セントーン。フィッシャーマンも決めるがひめかが返す。琉悪夏がコーナーに上がるとひめかにボックス殴打、クロスボディーアタック。ネックハンギングをひめかが切り返すが琉悪夏が丸め込む。琉悪夏がラリアットからフィニッシュを宣言して冷凍庫爆弾狙いでコーナーへ。ひめかが追いつきパワーボム。琉悪夏が返すと、ひめかがラリアット。3カウントが入り、ひめかが琉悪夏を破った。
ひめかのコメント
「シンデレラ・トーナメント1回戦、流悪夏、私のこと好き好き言ってくれて嬉しいよ。でも好きって相手だけ見てたら勝てねえんだよ。私は朱里と闘うことを楽しみにしてた。朱里、あんまりヨソ見してたら私がやっちゃうから、覚悟しておけよ」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
葉月 |
5分32秒 |
天咲光由 |
3・12品川「NEW BLOOD1」で林下詩美を相手にデビューを飾った天咲光由がシンデレラ・トーナメントにエントリー。すでに3戦目で初勝利を挙げているが、自力勝利はまだ挙げていない。ここで勝てばもちろんシングル初勝利となるが、相手は葉月とあって苦戦は免れないだろう。天咲の練習も見ていたという葉月は、第1回大会に出場し、ブランクを経て3年ぶりのエントリー。ゴッデス・オブ・スターダム王座を失い、渡辺桃とのシングルにも敗れているだけに、ここは心機一転、出直しのチャンスでもある。
天咲がドロップキック4連打で奇襲も葉月が顔面ウォッシュでお返し。葉月はボディースラムからセントーンもかわされる。天咲は再びドロップキック連打、側転串刺しエルボー。エルボーの打ち合いから葉月がコーナーに上がると天咲がドロップキック、OTRを狙うが葉月がこらえてフェースロック。天咲がエスケープしビッグブーツをかわす、天咲がDDTから押さえ込むが2カウント。天咲はダブルアームの体勢、こらえられるとヒザ十字固め。葉月がエスケープすると、右足をロープにかけてドロップキック。さらに天咲は連打し再びダブルアームの構え。パイルドライバーで叩きつけるが2カウント。天咲がエルボー連打、葉月がカウンターで二段蹴り、DDT。フィニッシュを宣言し持ち上げるが天咲がブリッジで丸め込む。葉月がクロスフェースで中央にもっていく。天咲がエスケープしようとするが葉月がさらにサブミッション。天咲がギブアップし、葉月が2回戦進出を決めた。
葉月のコメント
「最近デビューしたばっかの天咲光由。いやー、思ったより集中攻撃が効きました。首が痛い。だけど、私はあんなんで簡単に負けるようなプロレス人生送ってきてないので。2022年、私がシンデレラにしっかりなって、いろいろとやりたいことをやっていこうかなと。その前に2回戦ですね。AZM対桃。AZMには申し訳ないけど、桃に勝ってもらって、私があいつを潰したいと思います」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
ジュリア |
8分54秒 |
テクラ |
ドンナ・デル・モンドのジュリアとテクラがシンデレラ・トーナメント1回戦で顔を合わせる。朱里が抜けて新ユニット結成を宣言しただけに、DDMにはより一層の結束力が求められそうだ。そこで実現するシングル初対決の同門対決。今年1月、ジュリアが連れてきたのがMIRAIとテクラだった。とくにテクラは新人時代からともに生活をしてきた仲である。2年ぶりの優勝を狙うジュリアと、SWA世界王者として初出場初優勝をターゲットにするテクラ。勝つのはどっちだ?
両者握手をガッチリ交わしてゴング。手四つで探り合いグラウンドへ。ジュリアが腕を取りグラウンドにもっていくとテクラが切り返す。ジュリアがボディーシザーズもテクラが脱出しネックロック。ジュリアが腕を絞り上げるとテクラが取り返してヘッドロック。ジュリアがロープに振ると見せかけヘッドロックでグラウンドへ。テクラがネックロックからグラウンドもジュリアが反転してサブミッション。テクラがエスケープすると、ジュリアが左腕を攻撃。コーナーに振られてテクラがかわして串刺しエルボー。ジュリアがコーナーに乗せて抱え上げるとテクラがネックロックへ。ジュリアがマットに叩きつけるとフェースロック。テクラが返して足4の字固め。ジュリアが反転すると5分経過。テクラが元に戻すがジュリアがロープエスケープ。テクラがブレーンバスターを連発。ジュリアもやり返してブレーンバスター。テクラがバックキックからトラースキック。ジュリアが返すと、テクラがダブルアームの構え。ジュリアが切り返してエルボー、ドロップキック。テクラがカウンターでスピア、飛びついて変型卍固め。残り3分。テクラがグラウンドで締め上げるがジュリアの足がロープへ。テクラがバズソーキックもジュリアが返す。テクラが毒グモ狙いもジュリアがバックドロップ。ジュリアがニーを正面からぶち込むも2カウント。ジュリアがグロリアス狙いにいくがテクラがブリッジ。かわしたジュリアが腕を取る。ジュリアはグロリアスドライバー。テクラが反転するが返したジュリアが押さえ込むと3カウントが入った。
ジュリアのコメント
「シンデレラ・トーナメント1回戦、相手はテクラ、勝ちましたよ。テクラ、ホントに初シングルだったんだけど、やりたいレスリングがテクラと出来たなと思って、いまメッチャ気持ちいいっす。気分メッチャ最高。テクラ、どう? ありがとう、ありがとう。ゴッデスもあるんで今日はお互いに力を確かめ合うじゃないですけど、そういう感じでやったんで。ジュリア優勝、もう一度します。かなえたいことがあるから。以上。アリベデルチ。またな」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
AZM |
3分4秒 |
渡辺桃 |
クイーンズクエストのAZMと、クイーンズクエストを裏切り大江戸隊に寝返った渡辺桃が因縁の一騎打ち、しかもシンデレラ・トーナメント1回戦でおこなわれる。前回の一騎打ちではAZMが桃の顔面蹴りを食らい欠場を強いられているだけに、大荒れは必至。と同時に、トーナメント公式戦だけに短い制限時間内で決着をつけなければならない。両者失格だけは避けたいところだが…。
桃がいきなりスパナを持って突進するが、かわしたAZMが足を払う。すかさず桃がミドルキックを打ち込むも、AZMはトリッキーな丸め込みで応戦。さらに串刺し攻撃を狙うが、桃は串刺しドロップキックからコーナーに宙吊りにして、顔面を蹴り飛ばそうとする。腹筋で起き上がりかわしたAZMは、コルバタから腕を固める。桃はハイキックから人でなしBドライバー、場外に落とすと大江戸隊とクイーンズクエストがもみ合いに。桃はシューズに凶器を仕込み突進。ニーアタックをかわしたAZMが丸め込みを狙うが、回避した桃が背中へニーアタック。さらに凶器入りの蹴り上げを狙うが、寸前で回避したAZMが丸め込むと3カウントが入った。
AZMのコメント
「渡辺桃からキッチリAZM寿司で3カウント取りました。しょっぱなからスパナ持ってきて…いいよいいよ、ここまできたら終わりはねえからな。地獄に落とされるのはオマエだよ」
桃のコメント
「おかしいだろ、あのレフェリーイカれちまってるんじゃねえのか? キッチリ返しただろ! またアイツの鼻へし折ってやろうと思ってたのによ。おかしいよ。まあ、でも私にはこのゴッデス、シンデレラ・トーナメント優勝できなくてもゴッデスが私のもとにあるんだよ。これで私の価値が落ちることはないから。しっかり見とけよ。クッソ、ざけんなよ!」
ジュリアとテクラが登場
ジュリア「桃ちゃん、桃ちゃん、どうしたの? 負けちゃったの? こんなスパナなんか持って」
桃「なんだよ!?」
ジュリア「ベルトに挑戦表明しにきてやったんだよ。私とテクラがやってやるからな」
キッド「直接言いに来たって? ウチらは欲望的な挑戦者を待ってるんだよ。テメエらバックステージで挑戦表明しておもしれえのかよ?」
ジュリア「言っとくけどな、地下プロレスの女王と美しき狂気なんだよ、こっちはよ。ブラックデザイナー?」
キッド「ブラックデザイアだよ! 帰れ、帰れ」
ジュリア「ブラックデザイアはウチらなんだよバーカ!」
桃「受けてやるから帰れ、ボケ!」
ジュリアとテクラが退場。
キッド「なんだ、アイツら? ブラックデザイアはウチらのタッグ名なんだよ」
桃「頭おかしいんじゃねえのか!? バカだろバカ!」
キッド「美しき狂気? 地下プロレス? まあまあ、欲望的な挑戦者を募集するって言ったけど、いいんじゃない? ジュリアのことだからなんか仕掛けてくんじゃねえかと思ったから、普通のタイトルマッチにはならねえんじゃないかな。これは殺し合いのタイトルマッチで」
◆トーナメント1回戦 10分1本勝負 | ||
朱里 |
9分48秒 |
壮麗亜美 |
本来なら赤いベルトの王者である朱里はシードとしてエントリーされていたが、最強のボディガードである三浦亜美あらため壮麗亜美が対戦を希望したことにより、トーナメント1回戦で朱里vs壮麗がおこなわれることになった。まだユニット名もわからない状態での同門対決で、いきなりのメイン。かねてから期待値が高かった壮麗は昨年12月以来、久しぶりの試合となるものの、この試合から彼女のポテンシャルが垣間見えるのではないか。この一戦から新ユニットの方向性が明らかになる?
「お願いします!」と壮麗が握手を求め朱里も応じてメインがスタート。ロックアップから朱里がバックを取りグラウンドに持ち込む。朱里がマウントから腕十字狙い。バックの取り合いから壮麗がカバーも、朱里がすぐに返してみせる。壮麗が手を上げて挑発。朱里が応じて手四つの力比べ。朱里がヘッドシザーズ。ロープワークに移行し壮麗がショルダータックル。朱里がインターバルを取りリングに戻るとバッククラッカー、サッカーボールキック。朱里が腕十字にいくが壮麗がエスケープ。壮麗が串刺しボディーアタック、ショルダータックル、逆水平。朱里が受けて立ちエルボーでやり返す。朱里がドロップキックから串刺しニー、フロントネックチャンスリー。壮麗がエスケープすると、朱里がニー、コーナーに上がると壮麗が立ち上がりデッドリードライブ。返した朱里に壮麗が逆エビ固め。残り3分。壮麗がエアプレーンスピン。朱里が返すと、カウンターのニーからネックロック、トップロープに乗せてDDT。返した壮麗がショルダータックル連打。アルゼンチンバックブリーカーから前方に叩きつける。朱里が返すと、壮麗はパワースラム。朱里がコンプリートショットを放ち、残り1分。朱里のニーアタックを壮麗が返すがハイキックからの腕固めを決められる。朱里は腕をロックして変型の朱雀。壮麗がギブアップし、朱里が2回戦にコマを進めた。
朱里「壮麗亜美、スターダム初お披露目、そして復帰おめでとう! めちゃくちゃパワフルな選手で、一緒のユニットでどんどん輝いていってくれると思ってる。期待してるよ。そして、私たちのユニットの名前が決定しました! 闘いの神に選ばれし者たちという意味を込めて、God’s Eye(ゴッズアイ)。自分で限界を決めない、限界を超えていくユニットを目指していきます!」
MIRAIが登場。
MIRAI「朱里さん、いまの2人の試合とてもすごかったです。すごかった…。いまの試合を見て、自分も朱里さんと一緒にやっていきたいなと思いました(DDMのパーカーを脱ぐ)」
朱里「MIRAI、覚悟をもって一緒にやっていくってことだよね?」
MIRAI「はい、自分も限界を超えていきたい。自分を朱里さんのユニットに入れてください!」
朱里「めっちゃうれしい、ありがとう! お願いします」
ハグと握手をかわす。
MIRAI「お願いします」
朱里「魂を込めて強くなっていくぞ!」
MIRAIは壮麗とも握手。
朱里「MIRAI、壮麗亜美、朱里は新ユニットを3人で始動していきます! 自分に負けるな、限界を超えろ、ゴッズアイ! 朱世界へロックオン! サラマポ! ありがとうございました」
朱里のコメント
朱里「シンデレラ・トーナメント1回戦、壮麗亜美が名乗り上げてくれて、1回戦やらせていただきました。本当に復帰おめでとう。メチャクチャパワフルで、これからどんどん、自分のいままでの…自分、プロレス14年目、そして格闘技も経験してるので、自分のいままでの経験を亜美、そして入ってくれたMIRAIにどんどん教えて3人、最強のユニットを目指してどんどんどんどん上にいきたいと思います」
壮麗「まず朱里さん、シンデレラ・トーナメント1回戦、そして復帰戦のお相手をしてくださってありがとうございました。今日本当に無事復帰戦を終えられて、自分の足でリングを下りられて本当によかったです。そして朱里さんと闘って、あらためて朱里さんと一緒にやっていけること、本当にうれしく思います。これからよろしくお願いします」
朱里「お願いします」
MIRAI「いまの試合を見て、本当にすごいなって思いました。自分も限界を超えていきたいです。自分をもっともっと鍛えてください」
朱里「3人のユニット、ゴッズアイ。自分の限界を超えていく、もっともっとその限界を上に上にいって、自分たち3人、最高のユニットにしていきます。見逃さないでください」
ジュリアらDDMのメンバーが入ってくる。
ジュリア「(MIRAIに)何、勝手に抜けてるの!?」
ジュリアと向き合ったMIRAIの顔がみるみるうちにゆがんで、涙をこぼす。ジュリアが涙をぬぐう。ゴッズアイを残して退出。DDMメンバーも続く。最後に残った桜井とMIRAIが向き合う。
MIRAI「別々のところで大きくなって、また…(涙)」
MIRAIから握手を求めると桜井が応じて(涙)