2022/04/09 試合結果

2022年4月9日 『松山大会』

『松山大会』
4月9日(土)アイテムえひめ(観衆302人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

7分55秒
あずみ寿司

向後桃
○AZM 飯田沙耶●

◆シングルマッチ 15分1本勝負
林下詩美

4分18秒
ジャーマンスープレックスホールド

レディ・C

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分23秒
ミラマーレ

桜井まい●
○MIRAI テクラ
朱里 ジュリア

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
なつぽい

15分00秒
時間切れ引き分け

葉月
ひめか コグマ
舞華 岩谷麻優

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
渡辺桃

16分36秒
起死回生

月山和香●
スターライト・キッド ウナギ・サヤカ
琉悪夏 白川未奈
○鹿島沙希 中野たむ

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

7分55秒
あずみ寿司

向後桃
○AZM 飯田沙耶●

 第1試合はSTARSQQの対抗戦。王者コンビのQQに対して飯田&向後がどこまで存在感を示せるか。

 クリーンに握手を求めるSTARS2人対し、QQはパートナー同士の握手のみ。AZMと向後でゴングが鳴ると、手4つを拒否したAZMがヘッドロック。ロープに振ろうとする向後をアームドラッグで翻弄してドロップキックを発射も、向後がかわしてお返しの低空ドロップキック。さらに飯田が加勢に入り、AZMをロープにくくりつけて向後の619+飯田のダブルチョップを決めて2人でドラミングポーズ。向後はドロップキックを狙うが、AZMがスライディングで場外に抜け出し、上谷が飛び込んできてドロップキック。AZMが向後にサッカーボールキックを叩き込み、上谷にタッチ。上谷は向後にストンピング連打からボディスラム。連続体固めでスタミナを削ってからAZM2人でロープに振って足払いをかけ、ダブルの低空ドロップキック。向後がエルボー連打で反撃していくと、上谷は「もっと来いよ!」と強烈なエルボー。さらにロープに飛ぶが、向後がカウンターのドロップキックを見舞い飯田にタッチ。飯田は上谷へ逆水平チョップの連打も、AZMがカットに入る。飯田は2人をそれぞれチョップでなぎ倒し、上谷をコーナーに振って串刺しエルボーからショルダータックル。さらにロープに飛ぶが、上谷が追走し側転+バク転からのドロップキックを見舞ってAZMにタッチ。AZMは飯田へドロップキックからブレーンバスターを狙うが、飯田が耐えてコーナーに振る。AZMは三角跳びでかわしてコルバタを狙うが、飯田がガッチリとキャッチしてボディスラム。さらに向後がブーメランアタックで追撃し、飯田がスライディングバックエルボー。飯田とAZMのエルボー合戦となり、飯田が逆水平チョップで優勢をつかむも、上谷が飛び込んできてジャンピングニーで援護射撃し側転ダブルニードロップで追撃。さらにAZMのミサイルキックで追い打ちし、ダブルアームバーで捕らえるも向後がカット。AZMは飯田にコルバタを狙うが、飯田が振り払うと向後がミサイルキックで追撃。飯田&向後が2人でAZMをロープに振ろうとするが、上谷がスワンダイブ式ミサイルキックで蹴散らし、AZMが飯田にバズソーキック。さらにコーナーに上ってダイビングダブルフットスタンプを投下も、飯田がこれを回避しショルダータックル。飯田は「終わり!」と垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、AZMが着地して足払いをかけあずみ寿司を狙う。飯田はこれを飯田橋で切り返そうとするが、AZMのスピードが上回り再びあずみ寿司で押さえ込んで3カウントを奪った。

◆シングルマッチ 15分1本勝負
林下詩美

4分18秒
ジャーマンスープレックスホールド

レディ・C

 同じQQの詩美とレディのシングルマッチ。ベルトは失ったもののスターダム最強格の詩美に対してレディが成長を見せつける絶好のチャンスが訪れた。

 両者しっかりと握手を交わしてからゴングが鳴ると、レディが手4つのフェイントからリストロックに捕らえる。そのまま手首を取り合い、レディがヘッドロックに捕らえてからショルダータックルも詩美は倒れず、逆に詩美がショルダータックル一発でレディを吹き飛ばす。さらに詩美が串刺しエルボーから後頭部へ低空ドロップキックを決める。レディは「ふざけんな!」と脳天唐竹割りを放つが、詩美はこれを白刃取りし、そのまま引き寄せてアルゼンチン・バックブリーカーを狙う。レディは暴れて着地しココナツクラッシュで切り返すと、ビッグブートで追撃しコブラツイストの体勢へ。詩美はこれを腰投げで返して串刺しラリアットを見舞い、ジャーマン・スープレックスを狙っていくが、レディが耐えると詩美がドロップキック。さらに詩美がコーナーに上ってミサイルキックを狙うが、レディが地対空ビッグブートで止め、雪崩式一本背負い。詩美が起き上がったところへランニングネックブリーカードロップで叩きつける。レディはチョークスラムで試合を決めようとするが、詩美が振り払って顔面へ強烈なエルボー。レディは倒れず耐えてチョークスラムで叩きつけ、「終わり!」とレッグロックスープレックスを狙うが、詩美はエアレイド・クラッシュで切り返し、ジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。詩美はレディを助け起こし、レディの健闘を称えて抱擁してから退場していった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

14分23秒
ミラマーレ

桜井まい●
○MIRAI テクラ
朱里 ジュリア

 43日の立川大会で結成されたGod’s Eyeがユニットとしてフルメンバーで初出陣。対戦相手は未だわだかまりの残るDDMであり、両軍がどのような感情を乗せて闘うのかに注目が集まる試合だ。

 アイコンタクトだけで互いに先発で出ていった朱里とジュリアの対面でゴングが鳴ると、しばらくリングを回りながらにらみ合い、手4つからロックアップ、グラウンドでの首の取り合い、スタンド状態でのリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合い、目まぐるしいグラウンドレスリングを展開しクリーンブレイク。朱里がブートを見舞うとジュリアもブートで返し、吹き飛んだ朱里へテクラがモンキーフリップ。ジュリアがテクラを踏み台にミサイルキックを放ち、タッチを受けた桜井がドロップキックで追撃。さらに引き起こそうとするが、朱里がサッカーボールキックを叩き込んで壮麗にタッチ。壮麗は朱里&MIRAIとのコンビネーション攻撃からタックルで倒し、セカンドロープに桜井をぶら下げ串刺しボディスプラッシュ。MIRAIにタッチ。MIRAIは強烈なショルダータックルで倒してサーフボードストレッチから変形キャトル・ミューティレーション。さらに後頭部へのエルボーバッドから朱里にタッチ。朱里は首投げから強烈なサッカーボールキックを叩き込み、桜井をコーナーに叩きつけて串刺しランニングニーからハーフハッチ・スープレックス。さらにPKを発射も桜井がかわしてスクールボーイ。朱里の起き上がりにスタナーを叩き込んでテクラにタッチ。テクラは朱里の顔面にビッグブートを叩き込み、ジュリア&テクラが朱里&MIRAIにドロップキックの編隊飛行。さらにテクラがコーナーでGod’s Eye3人を捕らえ、3人にまとめてぶら下がり首4の字固めを見舞う離れ業を見せる。さらにテクラは朱里にブレーンバスターからエルボーを発射も、朱里がキャッチしてカッキーカッター。壮麗にタッチ。壮麗とテクラは胸板へ逆水平チョップを打ち合い、その重く鈍い音に場内から驚きの声が上がる。テクラはエクソシストブリッジでチョップをかわすトリッキーな動きを見せ、ソバットから関節蹴りで体勢を崩してから顔面へトラースキック。桜井にタッチ。桜井はビッグブートを放つも壮麗がキャッチして足へのエルボースタンプ。さらに壮麗がロープに飛ぶが、桜井はスライディングでかわしながら足を取り、そのままSTFへ。これをブレイクされると桜井がロープに飛んで貫通ビッグブート、低空ドロップキックからエルボードロップと連撃。さらに桜井がロープに飛ぶが、壮麗がキャッチして旋回式バックフリップ。MIRAIにタッチ。MIRAIは桜井をボディスラムで叩きつけ、ロープに振ろうとするが桜井が振り返してMIRAIの顔面へビッグブート。さらにMIRAIの突進をビッグブートで止めるが、MIRAIがこれを振り払って串刺しラリアットからショルダータックル。MIRAIはトドメのラリアットを狙うが、これを桜井がかわすとジュリアが援護射撃のミサイルキック、テクラがトラースキックを見舞い、桜井がリストクラッチ式ノーザンライト・スープレックス・ホールドからストレッチプラム式フェイスロック。これは朱里がサッカーボールキックでカットも、ジュリアが朱里を排除。ジュリア&テクラのダブルブレーンバスターから桜井がダイビングエルボードロップを投下し、足でのファイナルカット。これは壮麗が必死のカット。桜井は再びコーナーに上ってダイビングエルボードロップを狙うが、壮麗が下から組み付いてカミカゼで叩きつけ、MIRAIのホイールバロー+朱里のダイビングギロチンドロップの合体攻撃。MIRAIがそのままホイールバロー式ジャーマン・スープレックス・ホールドも桜井は2で返す。MIRAIはミラマーレ・ショックを狙うが、桜井は着地して変形十字架固め。これを返されると桜井とMIRAIが互いの思いを込めながらのエルボー合戦を展開していき、桜井が手数で勝るもMIRAIがラリアットで桜井のエルボーを叩き落とし、倒れ込み式ラリアットで追撃。体固めを返した桜井の腕をキャッチしてミラマーレで捕らえると桜井が無念のギブアップ。試合時間残り37秒での激勝を見せた。

 

試合後マイク

MIRAI「これからもDDMとの闘いは、もっともっとずっと続いていくことでしょう。今日はまだ最初のスタートです。桜井まい、ジュリア、テクラ……

朱里「ジュリア。これから正々堂々!潰し合おうぜ!覚悟しとけよ」

(※朱里とジュリアが額を突き合わせてにらみ合う)

ジュリア「ふふっ、やってやろうじゃねえの、朱里!」

朱里とジュリアは互いに不敵に笑いながらにらみ合い、満足そうに退場していった。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
なつぽい

15分00秒
時間切れ引き分け

葉月
ひめか コグマ
舞華 岩谷麻優

 ノンタイトルながら現アーティスト・オブ・スターダム王者の舞ひめぽいが揃い踏みの6人タッグマッチ。相手は前タッグ王者“FWC”コグマ&葉月に加えスターダムのアイコン岩谷と豪華な強豪STARSタッグ。

 ただの6人タッグマッチで終わりそうにない緊張感が漂うが、岩谷が葉月の選手コール時のリング中央へと出ていってしまい、葉月が大慌てで引き止めるというハプニングが起き、リング内外の空気がなごむ。コグマとひめかの対面でゴングが鳴ると、コグマがクマポーズで誘惑。ひめかも笑顔でクマポーズで返しハイタッチを求めるもコグマの返答はガットショット。コグマがアームドラッグを狙うがひめかが腰を落として耐え、アームドラッグからショルダータックル。なつぽいにタッチ。なつぽいはコグマをコーナーに叩きつけ、舞ひめぽいが3人でトレイン攻撃。ひめかが右腕、なつぽいが左腕、舞華が左アキレス腱を極める連携攻撃も、岩谷らがカットし、コグマがショルダータックルで反撃して葉月にタッチ。葉月は、岩谷とのダブルバックエルボーを見舞い、葉月の脇固めから岩谷の低空ドロップキックの連携攻撃。葉月はなつぽいをロープ際に追いやり顔面ウォッシュ。さらにボディスラムからセントーンを見舞うがなつぽいが回避してロープに飛びヘッドハンター。舞華にタッチ。舞華が葉月にブレーンバスターを狙うとコグマがカット。すかさずひめかが入ってきて2人をそれぞれコーナーに振り、交互に串刺しラリアットからそれぞれにショルダータックル。舞華は超滞空式ブレーンバスターからスライディングラリアットを狙うが、葉月がコードブレイカーで迎え撃ち岩谷にタッチ。岩谷はスクールボーイから「ばかたれ!」とバカタレスライディングキック。さらにロープに飛ぶが、舞華が正面からキャッチしブロックバスター。ひめかにタッチ。ひめかは串刺しボディスプラッシュからショルダータックル、さらに串刺しランニングニーからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、岩谷が着地してソバット。ロープに飛んだ岩谷はひめかの追走エルボーに苦悶しながらもトラースキックを叩き込みジャーマン・スープレックスも、ひめかは即座に起き上がってラリアット。両者タッチ。コグマとなつぽいの対面となると、互いに攻撃をかわしあうスピーディな攻防からコグマがボディスラムでロープ際にセット。コグマはふみふみ攻撃からフットスタンプを見舞い、続けてロープに飛ぶがひめかが追走ラリアットでアシストし、なつぽいが貫通ドロップキック。なつぽいはコーナーに上って行くが、コグマが雪崩式首投げで叩き落とし、岩谷&葉月がダブルのトラースキック。コグマがミサイルキックを叩き込むも、舞ひめがカット。コグマはジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うもひめかがラリアットで救出し、舞ひめのサンドイッチ式スライディングラリアット。なつぽいがジャックナイフも2。なつぽいはバックラッシュで叩きつけるも岩谷&葉月がカット。2人はドロップキックの編隊飛行で舞ひめを場外に叩き出し、トペ・スイシーダの編隊飛行。勝負はコグマとなつぽいに託される。コグマは再びジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、なつぽいは回転エビ固めで切り返し、さらにラ・マヒストラルを狙うがコグマがスクールボーイで切り返す。2人でエビ固めの応酬からなつぽいがトラースキックを発射も、コグマはかわしてスクールボーイ。なつぽいがさらに上から潰してロコモーション式のオクラホマロール。これを返されるとなつぽいがエルボー合戦を仕掛け、両者雄叫びを上げながらリング中央でゴツゴツと打ち合っていく。両者同時にロープへ飛び、両者同時に放ったフライング・クロスボディが相打ちに。大ダメージを負った2人は互いに髪を掴みながらよろよろと起き上がり、コグマがジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うとなつぽいは必死に抵抗し逆に投げっぱなしジャーマン。続けて見事なブリッジを描くジャーマン・スープレックス・ホールドもカウントは22人はもみ合いながら上下を入れ替えマウントエルボー合戦。なつぽいはエンドレスワルツで決めに行くもコグマは必死のキックアウト。なつぽいはフィッシャーマンズ・スクリューからコーナーに上がり、フェアリアル・ギフトを投下も、体固めに入ったその瞬間にフルタイムドローのゴングが鳴り響いた。

 早々に退場しようとするDDM3人に対し、岩谷がベルトを指さしてアピール。これからアーティスト戦線に大きな動きがあることを予感させた。

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
渡辺桃

16分36秒
起死回生

月山和香●
スターライト・キッド ウナギ・サヤカ
琉悪夏 白川未奈
○鹿島沙希 中野たむ

 メインイベントはCOSMIC ANGELSと大江戸隊が8人タッグマッチで激突する全面対抗戦。

 ユニットが全員集結し4人で拳を突き上げながら結束を強めるコズエンに対し、大江戸隊は村山レフェリーが琉悪夏の持ち込んだボックスを場外に蹴り出したことで不平を述べるという対照的な光景が広がる。桃と白川が先発で出ていくと、ゴングとともに突っ込んでいった白川がフライングクロスチョップで先制し、「愛媛チャンス~!」と早速ロメロ・スペシャルを決めて見せる、さらにコズエン4人が変幻自在のロープワークで翻弄して合体ドロップキックを狙うが、大江戸隊の面々が場外から足を引いてカット。逆に大江戸隊4人のコンビネーションからBLACK DESIREのダブルドロップキックが炸裂し、白川をロープにくくりつけて顔面を掴みながら観衆に記念撮影をさせるという精神攻撃。これを村山レフェリーに咎められた腹いせに白川の顔面をこれみよがしに踏みつけて見せる。代わる鹿島はボディスラムから踏みつけフォールでポーズを決める。キッドにタッチ。キッドは首投げから髪をつかんで後頭部をマットに叩きつけ、後頭部への低空ドロップキック。さらにロープに飛ぶが、白川がカウンターの低空ドロップキックでヒザを撃ち抜く。そのままタッチを求めるが、鹿島らにタッチを妨害されて生還できず。代わる琉悪夏は白川にショルダータックルを連打。高らかに笑う琉悪夏に対し白川はエルボーを放っていくが、ダメージが深いためか強打出来ず苦戦。しかし琉悪夏がラリアットを狙うと白川がコルバタ式河津落としで一矢報い、ウナギにタッチすることに成功。ウナギは琉悪夏の顔面にビッグブート、串刺しバックエルボーから開脚式フェイスクラッシャー。さらにロープに飛ぶが、琉悪夏がカウンターのフライング・クロスボディからセントーンを見舞い、キッドへタッチ。キッドはフライングフォアアームでなぎ倒してから両手を広げてエルボー合戦を求め、「ずいぶん久しぶりだなあ!」とウナギに強打。ウナギも雄叫びを上げながらエルボーバッドを猛連打してキッドをダウンさせるが、ロープに飛んだところへ桃のドロップキックが飛んできて思わぬダメージ。桃&キッドはサンドイッチ式蒼魔刀を叩き込み、キッドがキッチャーマンを決めるも白川がカット。ウナギはBLACK DESIRE2人にダブルのコードブレイカーを決め、白川がキッドにフルスイングのエルボーバッド。さらに2人で合体水車落としを決め、ウナギがギロチンドロップから大ふへん固めを狙うが、キッドが抜け出してロープに飛ぶとウナギがそんなことより一献くれまいか?で迎え打つ。しかしキッドも「ナメんじゃねー!」とフィッシャーマンズ・スクリューで叩きつけ、両者タッチ。たむと鹿島の対面となると、鹿島がたむのエルボーをかわしてティヘラ。さらにビッグブートを発射もたむが回避してソバット。ロープに飛ぼうとするが鹿島が髪を掴んで引き止め、アゴを下から撃ち抜くアッパーカット。鹿島はダブルアーム・スープレックスを狙うが、たむはこれを振り払ってスピンキックから投げっぱなしジャーマン。さらにたむ&ウナギが合体バックドロップを決め、たむがバイオレット・シューティングをクリーンヒット。片エビ固めに入るも、桃がバズソーキックを叩き込む強烈なカット。リング上で全員が入り乱れる大混戦となり、唯一戦火を免れた月山が「チェンジ!チェンジ!チェ~~ンジ!」と猛烈にタッチを求め、たむから試合権利を得る。月山は鹿島にミサイルキックからエルボー連打。さらにロープに振って鹿島へセカンドロープからのコンプリートショット。さらにミサイルキックを狙うが鹿島にかわされ、キッドのドロップキックから大江戸隊のトレイン攻撃を被弾。さらにキッドの振り子式コードブレイカー、琉悪夏のコンプリートショット、鹿島のダブルアーム・スープレックスと集中砲火を浴びる。鹿島が再びダブルアームの体勢に入ると月山がクラッチを切ってバックを取り、ウナギのスレッジハンマー+月山のジャーマンの合体攻撃。カットに来た大江戸隊の面々を白川がダブルランニングネックブリーカードロップ+ドロップキックで蹴散らし、たむ&白川がコーナートップから場外へのプランチャ編隊飛行。月山がクロスアーム式ババボムから引き起こそうとすると、鹿島が起死回生を狙う。これを先読みしていた月山がスクールボーイで切り返すもカウントは2。ここにコズエン勢が一気に加勢に入り、4人でのクアドラプル踵落としから月山のノーザンライト・スープレックス・ホールドが炸裂も琉悪夏がカット。月山はエルボー連打からロープに振ろうとするが、その腕をキャッチした鹿島が電光石火の起死回生で丸め込んでカウント3を奪った。

 

試合後マイク

キッド「沙希!最後スパパパァ~~ン!バッチリ決まっちゃったねぇ!(※観衆から拍手が起きる)もっともっともっと!(※観衆へさらに拍手を要求)」

桃「いいね、大江戸隊調子いいよ!それで私達BLACK DESIREも明日、防衛戦だしぃ?まあこの勢いでアイツら、なんか楽しそうな戦いになりそうだしよお」

キッド「ワクワクするねぇ」

桃「お前らも遠いけど見に来るよなあ?なあ?来るよなあ?なあ?遠いなんて知ったこっちゃねーんだよ。来いよお前ら!そうだなあ、あと、また次いつここに来るかわからないけど、また来るときもお前らもちろん全員また来るよなあ?待ってんぞ、じゃあな!」

<試合後コメント>

鹿島「スパパパパ~ン♪決めちゃったよぉ、またぁ~♪相手が月山だけど。またアイツだけど。特にコメントねーよ(笑)」

キッド「アイツの初勝利はいつになるのか。まあ、大江戸隊からあげるわけにはいかないよね~?」

桃「無い無い無い無い(笑)スパパパパ~ンあるから負けるわけねーんだよ」

キッド「明日、このゴッデスの防衛戦。ジュリアとテクラ。ブラック……デザイナー?」

桃「デザイナー?」

鹿島「デザイナーか」

キッド「よくわからんタッグチーム名つけてるけどさあ、まあまあまあ、存分に楽しんで、楽しませてもらった上でキッチリ防衛しちゃうかぁ~」

桃「防衛しちゃうかぁ~。まあ私達も色々と考えてることがあるから、お前ら楽しみにしとけよ」

キッド「大阪まで、見に来い」

桃「来い」

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