2022/05/07 試合結果

2022年5月7日 『Golden Week Fight Tour 2022』

『Golden Week Fight Tour 2022』
5月7日(土)エディオンアリーナ大阪第二競技場(観衆544人)

試合結果

◆シングルマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

8分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

吏南

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

10分38秒
ローリング式ラ・マヒストラル

羽南●
○なつぽい 飯田沙耶

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
レディ・C

15分8秒
ラブカ→片エビ固め

月山和香●
○妃南 ウナギ・サヤカ
林下詩美 白川未奈
AZM 中野たむ

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
小波

14分12秒
朱雀

渡辺桃
壮麗亜美 スターライト・キッド
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 鹿島沙希

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○桜井まい

19分31秒
変形クラッチホールド

向後桃
ひめか 葉月
舞華 コグマ●
ジュリア 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆シングルマッチ 15分1本勝負
上谷沙弥

8分5秒
スタークラッシャー→片エビ固め

吏南

 5・5福岡にてワンダー・オブ・スターダム王座を防衛したばかりの上谷沙弥が大江戸隊の吏南とシングルマッチ。吏南にとっては胸を借りる試合だが、白いベルトの王者を大江戸隊としてどのように攻略するかがポイントとなる。凶器、セコンドも利用しなりふり構わず向かってくるか、それとも…。

 吏南が「こいよ」と手を上げて挑発、上谷の足を踏みつけてロープワークへ。しかし上谷がドロップキック。ストンピングを連打し中央に持っていくと滞空時間を取ってボディースラム。吏南が返すと、上谷は鎌固めから逆エビ固め。しのいだ吏南が髪を引いて上谷を倒すとヘアーホイップの連続で投げつける。吏南は「このクソチャンピオン!」と叫んで顔面を踏みつける。エルボーの打ち合いから吏南が張り手。上谷もやり返して突進するが吏南が払い腰で叩きつける。上谷が返すと、吏南はフィッシャーマン。返した上谷に吏南はダイビングフットスタンプ。しかし上谷がかわしてドロップキック、スワンダイブ式プランチャ。吏南が返すと、卍固め。グラウンドに移行しても締め上げる。上谷がエスケープすると、吏南がダイビングダブルニードロップ。上谷が返すと、吏南は「終わり!」と絶叫しピンクデビル狙い。上谷が切り返してフィッシャーマンで叩きつけるが2カウント。上谷はもう一発フィッシャーマン狙い。切り返した吏南が「もらった!」とジャックナイフ。上谷がカウンターのニーアタックも吏南が返してみせる。上谷はフィニッシュを予告しスタークラッシャー。3カウントが入り上谷が吏南を破った。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
テクラ

10分38秒
ローリング式ラ・マヒストラル

羽南●
○なつぽい 飯田沙耶

 ドンナ・デル・モンドのなつぽい&テクラ組とSTARSの羽南&飯田沙耶組がタッグマッチで対戦。5・5福岡でSTARSの岩谷麻優に敗れSWA世界王座を失ってしまったテクラには出直しの試合となる。

 飯田とテクラが先発で対峙。テクラが飯田の筋肉を褒めると飯田も褒める。テクラが筋肉ポーズをすると飯田も同調。お互いに褒め合いポージング。ロックアップで組み合い、テクラがヘッドロック。飯田が取り返し首の取り合い。テクラがグラウンドにもっていきカバーも飯田が返す。再びロックアップで力比べ。飯田がロープに追い込み逆水平。テクラがかわしてワキ固め。羽南がカットに入るとスターズが合体もDDMが2方向でぶら下がり式首4の字固め。テクラが飯田にボディースラム。なつぽいが飯田の背後からドロップキック。ボディースラム狙いを阻止されると飯田が逆水平連打、コーナーに追い込んでも連打すると羽南とドロップキックの挟み撃ち。羽南がなつぽいに串刺しドロップキック、鎌固め。なつぽいが返すと、飯田がロープに振るがなつぽいがかいくぐってドロップキック。テクラが飯田の突進をかわし串刺しエルボースマッシュ、モンキーフリップ。飯田が返すと、カウンターでジャンピングダブルチョップ。羽南が払い腰からカバーもテクラが返す。すると羽南は腕十字。しかしなつぽいがカットに入る。STARSが合体もDDMが卍固めで競演。テクラが羽南を丸め込むが2カウント。テクラのフィッシャーマンを羽南がクリアー。羽南はなつぽいのドロップキックをかわしてサイドからドロップキック。羽南がコーナーに振られるもクロスボディーアタック。返したなつぽいに羽南が払い腰、飯田がエルボーアタック、STARSがまとめてボディープレス投下。羽南がダブルリストも2カウントどまり。羽南はフィニッシュを予告しなつぽいを投げる構え。なつぽいが切り返しドロップキックからダイビングボディーアタック。DDMが合体しようとするとSTARSが分断、DDMがブリッジに構えかく乱しスピアの競演。羽南がなつぽいを丸め込み。なつぽいが回転させカバーすると3カウントが入った。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
レディ・C

15分8秒
ラブカ→片エビ固め

月山和香●
○妃南 ウナギ・サヤカ
林下詩美 白川未奈
AZM 中野たむ

 林下詩美&AZM&レディ・C&妃南組のクイーンズクエストと、中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ&月山和香組のCOSMIC ANGELSが8人タッグマッチで全面対決。QQのメンバーは5・15後楽園でのリーダー決定戦に出馬する4人。ここに上谷沙弥を加えた5人で闘い、勝った選手が新リーダーに就任する。まずはその前に4人で組み、コズエンからの快勝をおさめたいところだろう。対するコズエンはオリジナルメンバーに月山を加えたフル装備。いまだ勝ち星のない月山の奮闘がカギを握る。

 中野とAZMが先発で登場。AZMがロープワークに誘おうとすると中野が蹴りの連打。AZMがかわしてカバーをブリッジで返すと中野が丸め込む。AZMがドロップキックを打ち込み串刺しで突進。レディがコズエンを場外に追い出すと、中野をコーナーに追い込みトリプルドロップキック。妃南が中野にボディースラム狙い。中野がこらえるとコズエンが乱入しウナギが妃南を捕獲しトリプルドロップキック。中野がカバーするが妃南が返す。中野が妃南にアンクルホールドからヒザ十字、足をロックしてブリッジする。さらにアームロックも決めると腹部を蹴り上げる。エルボーの打ち合いから中野がドロップキック。ウナギが妃南の右脚にギロチンを連続投下しキャメルクラッチ。ボディースラムからカバーするが妃南が返す。妃南が払い腰でウナギをマットに叩きつけレディに託す。レディがウナギにビッグブーツ、逆水平の連打。すると中野が介入しウナギと合体。しかしレディがまとめて河津落としで中野を排除。レディはウナギにジャイアントスイング。ウナギのビッグブーツが連続で空振りするとレディが脳天唐竹割り。返したウナギがレディにフェースクラッシャー、ギロチンドロップ。白川がレディに串刺しエルボー、ドロップキック。レディが返すと、白川がエルボー、レディがビッグブーツ。詩美が白川にショルダータックル、ドロップキック。白川がカウンターでドロップキック。詩美とAZMがクローズライン、白川がかわしてネックブリーカー。白川は詩美に足4の字固め。詩美がエスケープすると、白川がヒザを蹴飛ばし突進。詩美がカウンターのエルボーも白川がやり返す。白川がローリングエルボー、詩美がラリアット。両者ダウンから妃南、月山がリングイン。月山がエルボー連打、エプロンから戻って背中からドロップキック。月山の突進をQQが妨害し妃南が払い腰。月山が返すと、中野がバックドロップ、コズエンが合体し月山のボディープレス。しかし妃南が返してみせる。月山はコーナーからミサイルキックを命中させるが2カウント。月山が両腕をクロスするが妃南が逃れる。中野がアシストし月山が極楽ドン。しかしQQがカットする。月山はブレーンバスターの構えも妃南が逃れる。月山がコーナーに振ると突進。妃南がカットしAZMがミサイルキック。詩美が担ぎ上げレディがネックブリーカー。妃南が担ぎ上げて叩きつける。しかしコズエンがカットする。妃南は月山を引き起こし担ぎ上げる。月山が切り返すが妃南が外道クラッチ、中野がカット。月山がオースイスープレックス。ギリギリで妃南が返すと月山が突進。妃南がキャッチし叩きつける。3カウント寸前で月山が返すと、妃南がフィニッシュを宣言し絶叫。担ぎ上げてサイドに叩きつけると3カウントが入った。

◆8人タッグマッチ 20分1本勝負
小波

14分12秒
朱雀

渡辺桃
壮麗亜美 スターライト・キッド
MIRAI 琉悪夏●
○朱里 鹿島沙希

 ゴッズアイの朱里&MIRAI&壮麗亜美にゴールデンウイークの期間限定で小波が合流。この試合が限定復帰の最終戦となる。小波は5・1福山(vsコズエン)から参戦し、5・3長崎(vsSTARS)、5・4熊本(vsQQ)、5・5福岡(vsDDM)と4連勝中。そして今回は小波が所属していた大江戸隊と因縁の対決となる。小波を迎えたゴッズアイが無敗で特別編成を乗り切るか、それとも大江戸隊がストップをかけるか。大江戸隊を目の前にした小波の反応は?

 朱里がメンバーを制して前に出る。大江戸隊からはキッド。「小波、引き抜いてんじゃねえよ!」とキッドがクレームをつけて朱里の髪を束ねてチョップ。ロープワークからカバーの応酬とかわし合い。鹿島とMIRAIがリングイン。鹿島がコルバタから卍固めもすぐにMIRAIがコーナーに追い込む。鹿島が丸め込むが2カウント。鹿島がコルバタからMIRAIを捕獲すると大江戸隊が総攻撃。鹿島はMIRAIにボディースラム。替わったキッドがMIRAIをコーナーに追い込み「テメエがシンデレラか」と挑発しネックロック。さらに「テメエが次の白の挑戦者か」と挑発しMIRAIのエルボー連打を受けて立つ。琉悪夏がMIRAIをコーナーに叩きつけ腹部へのパンチを連打。MIRAIが向かっていくと琉悪夏は仁王立ち。チョーク攻撃から大江戸隊を呼び込む。キッドは「(大江戸隊に)なんかひとり足りねえなあ。小波!」と呼び出すが、小波は加勢せずに背後からカット。MIRAIがショルダータックルで琉悪夏を吹っ飛ばす。壮麗がキッド、桃をコーナーに固定し串刺し攻撃。琉悪夏が壮麗とショルダータックルをぶつけ合う。壮麗が打ち勝つが琉悪夏もやり返して吹っ飛ばす。鹿島が壮麗に串刺しニー、フェースクラッシャー。壮麗が返すと、逆水平の乱打。鹿島が顔面をかきむしるが壮麗がチョップで倒す。キッドと小波がエルボーの打ち合い。小波がスライディングキックからフィッシャーマン。キッドが返すと、小波がワキ固め、腕十字狙い。しかし大江戸隊がカットする。キッドはダイビングボディーアタックからその場飛びムーンサルトプレス。しかし小波が返してみせる。朱里が桃とキッドの合体を阻止。朱里と小波がエプロンからぶら下がり腕十字で競演し、キッドと桃を捕獲する。小波がキッドにドロップキック。キッドが返すと小波はバックへ。キッドが抜け出すと桃がミドルキック。小波もやり返しミドルの応酬。鹿島の援護を得て桃が蒼魔刀も小波が返す。10分経過。小波が桃にスリーパーからバックドロップ、延髄斬り、桃がハイキックをかわしてハイキック。両者ダウンからタッチ。朱里の腹部に琉悪夏がパンチ、ショルダータックルで吹っ飛ばすとセントーン投下。朱里が返すと、フィッシャーマン狙い。朱里がワキ固めに切り返すと腕固めに移行。朱里の突進を琉悪夏がかわすと大江戸隊が一斉攻撃。琉悪夏がコンプリートショットを放つが朱里が返す。琉悪夏はフィッシャーマンで朱里を叩きつけるがカットされる。琉悪夏は「決めるぞ!」と絶叫。朱里が切り返すとキッドが妨害。朱里のニーがレフェリーに誤爆。琉悪夏と鹿島がダブルで攻撃、しかし朱里がまとめてDDT。乱戦から朱里と小波がミドルを交互に打っていく。しかしレフェリー不在。戻ってくるが琉悪夏が肩を上げる。朱里の突進に琉悪夏がラリアット。朱里がハイキック。小波が大江戸隊のボックスを蹴り上げ、朱里が琉悪夏をカバーも返される。朱里は腕固めで朱雀に入ると琉悪夏がギブアップ。ゴッズアイの勝利となった。

キッド「おいおい小波、オマエ、よくも最後やってくれたな! もう大江戸隊とはおさらばってか。まあ、いいよ、いいよ、まあ、せいぜいゴッズアイで、プロレスラーとしての人生、やりきれよ。いいんじゃないの。小波、グッバイ。そして、ジ・エンド!」

朱里「小波、今日限定復帰ラスト、小波のおかげで全部勝利することができました。小波とこうしてリングで一緒に立てたことがうれしいし、完全に復帰するときがきたら帰る場所はあるし、待ってるから」

小波「ゴールデンウイークシリーズ限定、ありがとうございました。こうして新しい場所、ゴッズアイの最強のメンバーとともに闘えてとても楽しかったし、うれしかったです。また体調を戻して、スターダムのリングに上がるときにはこのユニット、ゴッズアイに戻ってきたいと思っているので、そのときまで新格闘プリンセスMIRAI!ゴッズアイもスターダムも引っ張っていってくれ」

MIRAI「小波さん。いや小波。小波の分まで魂込めて!闘います!」

小波「ゴッズアイ、いやスターダム、ネバーエンド!」

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○桜井まい

19分31秒
変形クラッチホールド

向後桃
ひめか 葉月
舞華 コグマ●
ジュリア 岩谷麻優

 岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃のSTARSとジュリア&舞華&ひめか&桜井まいのドンナ・デル・モンドが8人タッグマッチで全面対決。5・5福岡でゴッデス・オブ・スターダム王座を大江戸隊から奪回した葉月&コグマのFWCは「誰の挑戦でも受ける」と宣言。王者としての初戦となるこのカードでは、FWCが初めてベルトを奪ったジュリア、さらに元王者の舞華(デビュー3周年)&ひめかもいるだけに、今後のタッグ戦線に向けてなんらかの動きがあるかもしれない。また、福岡でテクラを倒しSWA世界王座を手に入れた岩谷にとっても久しぶりのシングル王者としての試合。2つのタイトルを手にしたばかりのSTARSが勢いを加速させるか、それともDDMがストップをかけるか?

 桜井がメンバーを制して先発に名乗りを挙げると向後を指名。向後が歩を進め試合がスタート。ロックアップから向後が腕を取りにいき腕の取り合い。桜井がヘッドロックからグラウンドにもっていくと向後がヘッドシザーズ。桜井が切り返し腕の取り合いからヘッドロック。向後がロープに振ると桜井がビッグブーツ。DDMが向後に次々と串刺し攻撃。舞ひめでショルダータックル、ジュリアと桜井がドロップキック、4方向から手足を締め上げる。桜井が突進すると向後がドロップキック。コグマが桜井にボディースラム、背中を踏みつけフットスタンプ。岩谷が桜井に逆水平、ボディースラム、サッカーボールキック。葉月が変型アームブリーカー、顔面ウォッシュ。向後が桜井をロープに固定し背後からドロップキック。STARSで桜井を攻撃し、4人でドロップキックの挟み撃ち。返した桜井が向後にスタナー、ドロップキック。舞華が向後にショルダータックル。STARSを蹴散らすがコグマにカットされる。それでも舞華はコグマと向後にまとめてブレーンバスター。向後のボディーアタックを舞華が受けとめ後方に投げ捨てる。舞華の突進をかわして向後がボディーアタック、619をヒットさせる。岩谷が舞華にドロップキック。ジュリアと舞華が合体するが岩谷がまとめてアームホイップ。岩谷と葉月がドロップキック、ギロチンドロップの競演。岩谷が舞華を上げようとするがこらえられる。舞華がカウンターでパワースラム。ひめかが岩谷にニーアタック、ショルダータックル、逆エビ固め。ひめかのアルゼンチンをかわして岩谷が丸め込む。葉月がひめかに串刺しエルボーアタック、コードブレイカー、フェースロック。ひめかがエスケープすると背後からニーアタック。10分経過。ひめかが葉月にバックフリップ。ジュリアと舞華が葉月にクローズライン、合体ネックブリーカー。葉月とジュリアが打撃のかわし合い。ジュリアが突進すると葉月が二段蹴り。コグマがジュリアをコーナーに叩きつけ串刺しボディーアタック、RKO。ジュリアが返すがバックドロップをコグマに反転させられる。コグマはDDT、ダイビングボディープレス狙いでコーナーへ。ジュリアが追いつき、抱え上げると後方に叩きつけドロップキック。桜井がコグマにビッグブーツ、エルボードロップ。コグマがエルボー連打から突進すると桜井がかわしてSTF。コグマがエスケープすると15分経過。桜井がビッグブーツ、コグマが返すと葉月がコードブレイカー、コグマがDDT。返した桜井にコグマはダイビングボディープレス狙い。舞華がカットし雪崩式ブレーンバスター。ひめかが抱え上げジュリアがミサイルキックで合体、桜井がダイビングエルボードロップ。しかしSTARSがカットする。桜井はもう一度コーナーに上がるが向後が阻止。コグマが雪崩式スタナー。しかしジュリアのカットが間に合う。岩谷と葉月のトペが合体。桜井をリングに入れてコグマがミサイルキック。決まったと思われたが桜井の肩が上がる。STARSが合体しロケット発射。葉月が前方に叩きつけコグマがダイビングボディープレス。しかし桜井がかわして丸め込む。コグマが返せず桜井がピンフォールをゲットした。

桜井「勝ちました! この勝利はおっきな1勝だと思います。ひとこと言わせてください。ジュリアさん、ジュリアさんと一緒にゴッデスに挑戦したいです!」

ジュリアが桜井の肩を叩く。

桜井「コグマさん、葉月さん。ジュリアさんとゴッデスに挑戦させてください!」

葉月「桜井まい、コグマから3カウント。ジュリアの指導のおかげかな、これは。成長したねえ! 桜井、ジュリア。ゴッデスやりましょう。コグマ、コグマが負けた。コグマがどうするか、任せるよ」

コグマ「……。ちょっと混乱してるんだけど、とりあえず、ジュリアは、テクラはいいの? この前、テクラとゴッデス挑戦してたよね」

ジュリア「真剣だよ、私は。(桜井を見つめる)」

コグマ「そういうことか。そっか。いや、ちょっといろいろ混乱してて、ちょっとわからない。なんか悔しいんだけど、さくまい、さくまい、さくまいに取れらると思ってなったから悔しいんだけど、なんかちょっとうれしい。なんか全然たぶん見てもなかった相手だからこそうれしい。うれしいから私は挑戦してほしい」

コグマと桜井が握手、葉月とも握手。

ジュリアと葉月は寸前で握手せず。ジュリアはコグマの目の前で一歩踏み出て一瞬クマポーズ。

ジュリア「FWC、よろしくな。挑戦受けてくれてありがとう。桜井、あんなにマイペースだったけど、なんかこんな頼もしい仲間になってくれるって、ホントにありがとう。期待してよかったよ。ゴッデス頑張ろうな」

ジュリアと桜井が握手。

ジュリア「じゃあ、今日は桜井締めてくれるか」

桜井「約3カ月前、私はここでドンナ・デル・モンドに入りました。だからゴッデスのベルトを巻いて大阪に戻ってきます! テクラ、なつぽい、ひめか、舞華、ジュリア、そしてさくまい。世界に弾ける女たちドンナ・デル・モンド、ほな、またな!」

DDMのコメント

全員「おめでとう!」

桜井「勝ちました!」

ジュリア「ビックリしたよ、桜井。ありがとう。いやあまさかコグマから3取れるなんて思ってなかったからちょっとビックリした」

桜井「言葉が出ないんですけど本当に!うれしかったです。たぶんスターダムに来て今日一番うれしかったです。でも、ゴッデスに挑戦できることはもっとうれしいので、もっともっと上を目指して大阪にゴッデスのベルトを持ち帰ります! 頑張ります」

ジュリア「頑張ろう。やろう。もっともっとうれしいのはゴッデスのベルトを巻いて防衛戦重ねていって、そういうことが一番だからまずはベルトを取ろう。思いっきりやろう。思いっきり練習して、アンタできるから。みんな支えるから。信じてゴッデス、ベルトを巻いてまた大阪に帰ってきましょう」

桜井「ハイ」

ジュリア「今日はありがとうございました。大阪の諸君、アリベデルチ、またな」

 

 

葉月&コグマのコメント

葉月「桜井まいからコグマが3カウント取られちゃったねえ」

コグマ「いやまだ戸惑ってるけど、戸惑ってるけど」

葉月「戸惑ってるけど結果は結果だし」

コグマ「そうそう。それにちょっと私もなんかうれしい気持ち。なんでかわかんないけど。なんでだろうね。わかんないなけどさ、いままで強い相手というか上の相手とずっとやってて、そこばっか見てたから、見てないというか、見ていない人に」

葉月「まさかね眼中になかった人に取られるっていう。桜井まいはジュリアのところにいって正解なんじゃないかなって今日思ったよね」

コグマ「なんかコズエンのときのいろいろなってたとき、一応見ていたというか、たぶんそういうのであるのかな、いやなんかすごい悔しい」

葉月「いって正解だしジュリアの指導がいいのかなっていうのはすごく思ったよね」

コグマ「負けたのは負けた。負けたから。でもちょっと清々しい気持ちというか、なんか新鮮なちょっとワクワクもしてる。新しい人とゴッデスやれるのは楽しみではある」

葉月「タッグとして桜井まい、ジュリアがどこまでこれるのか、楽しみだね。まずしっかり私たちが防衛します」

コグマ「もちろん、もちろん。負けるわけにはいかないです絶対に。ただ、楽しみ」

葉月「楽しみ」

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