2022/05/18 NEWS

5・28『STARDOM Flashing Champions 2022』大田区大会記者会見

5月17日(火)、記者会見がおこなわれ、5・29大田区総合体育館大会「STARDOM Flashing Champions2022」の全対戦カードを発表、タイトルマッチ調印式とともに出場選手が意気込みを述べた。

STARDOM Flashing Champions2022」5月29日(土)東京・大田区総合体育館(5:00

▼第9試合ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉朱里vs〈挑戦者〉世羅りさ

▼第8試合ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉MIRAI

▼第7試合アーティスト・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉舞華&ひめか&なつぽいvs〈挑戦者〉鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃

▼第6試合ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉葉月&コグマvs〈挑戦者〉ジュリア&桜井まい

▼第5試合タッグマッチ

林下詩美&天咲光由vs中野たむ&KAIRI

▼第4試合SWA世界選手権試合

〈王者〉岩谷麻優vs〈挑戦者〉フキゲンです★

▼第3試合ハイスピード選手権試合

〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉テクラ

▼第2試合6人タッグマッチ

白川未奈&ウナギ・サヤカ&月山和香vs鈴季すず&藤田あかね&夏実もち

▼第1試合フューチャー・オブ・スターアダム選手権試合

〈王者〉羽南vs〈挑戦者〉琉悪夏

▼第0試合6人タッグマッチ

壮麗亜美、レディ・C、妃南、飯田沙耶、向後桃、吏南

記者会見詳細レポート

▼第0試合6人タッグマッチ

壮麗亜美、レディ・C、妃南、飯田沙耶、向後桃、吏南

※組み合わせは抽選で決定。

※レディ・C、吏南、妃南は欠席。

壮麗「いやいやいや、6人タッグマッチなのに、なんで3人しかいないんですか。半分しかいねえぞ」

向後「確かに。これで抽選するんですかね」

壮麗「ここは、もう抽選じゃなくて、いる3人で組み合わせ決めちゃいましょう」

向後「よろしくお願いします!」

向後と飯田が握手。

壮麗「私は?」

向後「よろしくお願いします。ハイ、(飯田と)組みました」

壮麗「そこが組むのはいいんですけど、なんか、まあ、ここにいる3人が組む流れじゃないですか」

飯田「じゃあ」

飯田が握手を求める。

向後「いやいやいや、パワー担当すでにいらっしゃいますし、なによりこのカード元STARSの吏南さんがいらっしゃるんですよ。ということはですよ、吏南さんがこちらのチームに入って、そのままSTARSに合流という形が一番きれいかなと私は思うんですけども、ちょっとカードに双子がいらっしゃるので、なんか双子を引き離すのはかわいそうかなと思って。どうですかね」

飯田「確かに姉妹を引き離すのは、よかねえなあ。うんうんうん」

向後「ですよね、となると、双子がいっしょとなると必然的に2人はそちらで、こちらはレディさんというのが、まあ一番きれいな形かなと思うんですが」

壮麗「まあ、確かに、言われてみれば双子を引き離すのはちょっと心苦しいかも」

向後「姉妹の絆を裂くのはよくない」

壮麗「わかりました。じゃあこの壮麗亜美と吏南選手、妃南選手とともに3人で闘いたいと思います。そして、必ずアナタたち3人から勝ちたいと思います」

向後「こちらは、高さのレディ・C選手、そしてパワーの飯田沙耶選手、そして、そして」

飯田「速さ、速さ」

向後「速さの向後桃が、高さでもパワーでも、そして速さでも上回り、試合を制したいと思います」

飯田「そう!この筋肉とともに」

※正式決定カードは後日発表。

▼第1試合フューチャー・オブ・スターアダム選手権試合

〈王者〉羽南vs〈挑戦者〉琉悪夏

羽南「第8代フューチャー・オブ・スターダムチャンピオン。スターダムの格闘JKファイター羽南です。突然ですが私、一番になったことがないんです。私の前にフューチャーのチャンピオンは7人いますけど、その中で一番になりたいです。だから最多防衛記録に並びます」

琉悪夏「大江戸隊の琉悪夏だ。おいおい、チャンピオン。オマエ最近、余裕ぶっこきまくってるから、挑戦者の私から2敗もしちゃうんじゃないの? そんなんで5回防衛してきたってマジ? まあまあそんなことは置いといて、この試合、最多防衛記録タイが懸かってるらしいけど、最後にリングの上でベルトを巻いてるのは私だよ。大田区楽しみにしてる」

羽南「琉悪夏、私わかってるよ。琉悪夏が大江戸隊だから悪く言わないといけないこととか、もっとまっすぐな気持ちでプロレスやってることとか全部わかってるよ、私。このベルトもほしいんだよね、わかってる。私は琉悪夏と大田区で2人で、プロレスしたいです、楽しみにしています」

▼第2試合6人タッグマッチ

白川未奈&ウナギ・サヤカ&月山和香vs鈴季すず&藤田あかね&夏実もち

藤田「ハイ、どーもプロミネンスの藤田あかねです。我々プロミネンス1月にですね、ドンナ・デル・モンドをぶっ潰しに乗り込んだわけですけども、そのときにそこにいる月山がわけのわかんないおパンツ絡みをしてきまして、だいぶ困惑させられました、あれには。ただ、そのおパンツのおかげでCOSMIC ANGELSちょっと興味が沸いてきたんで、今回試合ができることになってホントに楽しみです。ぶっ潰してやるんで楽しみにしておけよ、ね、おパンツちゃん」

もち「おい、ウナギ、やっと会えたな。私はオマエに会いたかったぞ。まあ査定、査定、ずっーと言ってて、どんなことやってるのか 見てやったら、リング上で乳揺らしてみたりゴムパッチン使ってみたり、たいしたことやってねえじゃねえかよ! どうせ、査定ってその程度なんでしょ。薄っぺらいものなんだなと思います。なので中身のない査定とやらを楽しみにしてやろうかと思ってます。月山バカのおパンツは、特に興味ありません」

すず「え~、『NEW BLOOD2』で勢いよく出てきたのはいいけど、よーく考えたら オマエらなんか遊び相手にもならないな。月山、勝ちます、勝ちます、言ってるけど、本当に私たちに勝てるつもり? まあ、ナメてたらケガするでしょう」

白川「アナタのハートにパワーボム、白川未奈です。もちさん、オッパイ揺らしてることも調べてくださってどうもありがとうございますう。プロミネンスさん、スターダムに乗り込んできたあの日が盛り上がりのおピークだったんじゃないでしょうか。ねえ、対抗戦何回かされてますけど、どんな試合だったか全然記憶がございません。あの日がおピークでしたね。まあ、私全然、プロミネンスさんに興味なかったんですけど、月山が、ウチの月山が、ねえ、マイク持っていくなんて初めてだよね。ねえ。見たことないよね」

ウナギ「見たことなかった」

白川「月山の中でも何か意識が変わってるんでしょう。だからもうこれは乗るしかないと思ってますので、私もいま、とてもワクワクムラムラしております。いきましょう」

ウナギ「宇宙を懸ける傾奇者ウナギ・サヤカです。まあね、今年の5★STARにプロミネンスから世羅りさと鈴季すず、出るらしいけどさ。え、藤田あかねともちはさあ、何、プロミネンスのオマケじゃんってことかな?、まあその辺も含めて、査定してやるよ。楽しみにしとけよ」

月山「おパンツ? ふざけたこと言ってんじゃねえよ。そういう気分じゃねえんだよ。ずっと勝てなくて勝てなくて勝てなくて。プロミネンス、オマエらとの試合で初勝利収めてやるよ。ぶっ潰す? は? COSMIC ANGELSがオマエら逆にぶっ潰して、スターダムから追放してやるよ、見とけよ」

すず「いやいや、追放? 一度も勝ったことないヤツが寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ」

月山が突っかかり乱闘。すずが顔面を踏みつける。

すず「ふざけたことぬかしてんじゃねえよ。テメエ。なに出てきてんだよ、オマエ。次はウナギ、オマエも袋叩きにしてやるよ」

ウナギ「マイクは大切に扱えよ。まあこっちも楽しみにしてるよ、プロミネンスちゃん」

▼第3試合ハイスピード選手権試合

〈王者〉AZMvs〈挑戦者〉テクラ

テクラ「そうですね、先日の試合でSWA失って打ちのめされた。自分の一部がなくなってしまった感じでショックなのは事実。映像を見返したんだけど、すべてがよくなかった。あれは本当の私じゃない。すべてが悪い気分。すべてを失った気分になったけど、予想以上にファンからのサポートがあって応援してくれる人がいるって気づいたの。何かを変えるとき。そう、自分自身の何かをかえるときなのね。新鮮なチャレンジが必要。ハイスピードタイトルって私にも合ってると思う。SWAと同じくらい重要だと思う。みんなも私のハイスピードを見てみたいと思うでしょ。それがいまの私にできること。いまの私にできることはタイトル戦線に戻ること。ベルトもほしいし、だって人生は続くから。AZMパイセン、彼女はとても、とっても強いチャンピオン、でも、私のような普通じゃない相手とはやってないでしょ。それはわかってる。ベルトは私に似合うと思うよ。だから結果が楽しみ。ハイスピードタイトルを腰に巻く。毒グモの次のステージ、誰もわからないでしょ。だからこそやってやるわよ。以上です」

AZM「第22代AZMです。う~んと、なんて言ったか全然わかんないですけど、私から見たらテクラはまだSWAに未練があるのかなって見えるんだけど、どう? そうだよね。そんな感じのこと言ってたもんね。そうね。まあいま、ハイスピードはけっこうハイスピードメンバーが固定されてきてるなかでテクラが挑戦してきてくれたのはうれしいことだけど、SWAにまだ未練があるようだから、今回のこのハイスピードのタイトルマッチでハイスピードの試合を好きになってもらって、テクラがちょっとでもハイスピードおもしろいないいなと思った瞬間、私が勝ってクモ 捕まえて、ハイスピードの試合に引きずり込んで、ずっとハイスピードが一番ほしいベルトと思わせてあげるから、楽しみにしててください。そしてまたテクラ、外国人選手ということで、これまた世界で話題になっちゃう試合になるんじゃないかと思いますけど、どうですか、小川さん? ですよね、そうですよね。そしてテクラもね、世界にとどろかせる試合をしますので、楽しみにしていてください」

▼第4試合SWA世界選手権試合

〈王者〉岩谷麻優vs〈挑戦者〉フキゲンです★

※フキゲンは欠席。

鹿島「ワレワレハウチュウジンデース」

岩谷「(笑)。オマエ、オマエ、どう考えてもフキゲンじゃねえだろ。鹿島沙希だろ」

鹿島「テメエゴチャゴチャゴチャゴチャうっせんだよ! 宇宙人の話をオマエは黙って最後まで聞け! ゼッタイニベルトトルデス(苦笑)」

岩谷「ちょっと……。ハイ、YouTubeをご覧のみなさんこんばんは、スターダムのアイコン岩谷麻優です。え~と、今日は調印式、調印式なはずなんですけど、本人は不在ですか。サインした?」

安藤リングアナ「代筆です」

岩谷「あの、このSWAというベルトは日本人同士は闘えないというベルトなんですけども今回は相手が宇宙人ということで、ベルトの規定には当てはまっているのかなと思いましたこのフキゲンとのSWAタイトルマッチ やることになりました。このベルトは自分が1年半ぶりに取った大事なベルトです。これからもどんどん世界に広げていくベルトです。自分がもっともっと有名にするベルトです。でも、フキゲンが宇宙人なら、鹿島沙希も宇宙人っていうふうにとらえられる可能性もあるのかなと思っております。ちょっと言いたいこといっぱいあったんですけども、フキゲンの空気に飲み込まれてしまいました。まあでもこのベルトは必ず自分が防衛しますので、応援よろしくお願いします」

▼第5試合タッグマッチ

林下詩美&天咲光由vs中野たむ&KAIRI

※天咲は欠席。

中野「宇宙のみなさんこんにちは、宇宙一かわいいアイドルレスラーのなかのたむです。KAIRI「ハイ」

中野「たむはね、ホントはまだまだKAIRIと対角で闘いたかった。でも、KAIRIがパートナーはどーしてもたむがいいと言うので、しょうがなくタッグを組みます。それでね、ツイッターでタッグ名を募集したんですよ。そしたらすっごいたくさん素敵なアイデアをいただいて、ホントに最後まで迷いました。メチャクチャ素敵なアイデアいっぱいあったね」

KAIRI「こんな声だったっけ?」

中野「これさあ、KAIRIのエルボーでこうなってるから」

KAIRI「いまだに?」

中野「そうだよ」

KAIRI「ホント?」

中野「大田区? 大田区だったっけ、あれ?」

KAIRI「大田区ではない。両国」

中野「3月の両国でKAIRIのエルボー入って、こうなってるから。いまだに」

KAIRI「すごいね」

中野「アナタがね(笑)。たぶん一生治らないので一生責任取ってくださいね」

KAIRI「でもね、かわいい。ドラえもんみたいで」

中野「……。ドラえもん? まあいいや。それでタッグ名を募集して、私たちKAIRIとのタッグ名、発表します。じゃーん、“White Knights白騎士団”」

KAIRI「カッコいい」

中野「私はKAIRIと組むのは初めてだけど、白いベルトに選ばれし2人だと思ってる。白いベルトに選ばれしKAIRIとたむがこのタイミングで交わることができたのは、宿命だと思ってます」

KAIRI「デスティニーだね」

中野「デスティニー。聖なる白騎士団の聖なる闘いにみなさん、期待してください。ところで、なんか小川さんからミッションを授かってるみたいな話を聞いたんですけど」

KAIRI「ちょっとねえ、ここで言うにはかなり酷なミッションだから。まあ、まずは、詩美くん、林下詩美くん。クイーンズクエストの詩美くん、リーダーになったんだって? おめでとう。それ、どうやってなったの? リーダーに」

詩美「クイーンズクエストのリーダーはみんなで5WAYをして、勝った人で決めました」

KAIRI「勝った人がリーダーなんだ」

詩美「自分が勝ち残ってリーダーになりました」

KAIRI「へえ、そういう決め方なんだ。なりたかったの?」

詩美「それはもちろん」

KAIRI「そうか、そういう決め方ね。なるほど。そして、タッグパートナーの天咲光由くん、今日いないけど、どうした?」

詩美「光由は今日ちょっと都合が合わず来れてないです」

KAIRI「そうか。詩美くんは確かデビュー戦の相手してたよね。見たよ。とっても素晴らしかったし、NEW BLOODのメインイベントでやってたよね。光由くんもデビュー戦とは思えないくらい、こんなこと(指をさすポーズ)してたよね」

中野「なんかちゃらかったですよね」

KAIRI「それはさておき、すごい試合だったわけよ。だけどね、ちょっとね、私から見ると、なんだか引っかかるものがあって、リーダーだよね。天咲光由くんを甘口に育ててないかい? これ(スターダム時代のバックステージでの写真)ね、私。何年前か忘れたけど、私。私はね、デビュー戦から鼻血たらたらの顔面ボコボコの、まあ辛口に育てられたかな。でもね、私はそれがすごくいまの自分がある証だし、それでよかったし、そのおかげで強い気持ちで、いまの自分がいると思ってる。真のリーダーとして、本当にクイーンズクエストを守る気があるなら、この試合で証明してみて」

詩美「確かに光由は私たち3人に比べて、涙が出るほどつらい思いも、前を向けないほど大変な思いもしていない。試合もまだ数試合しかしていない。今回、そんな光由と組む私も、この試合、だいぶハードな試合になると思います。けど、中野たむ、そしてKAIRIさん、アナタたち2人に勝って、私が光由を守りますよ。そしていまのクイーンズクエストの強さ、そして私のリーダーとしてのクイーンズクエストに懸けた愛、全部教えてあげますよ。クイーンズクエストのフラッグはそう簡単には取らせませんよ」

詩美が退場。

KAIRI「林下詩美じゃなくて中野うたみっていうのもいるの? 同一?」

中野「多分あの人はたむに憧れてるんですよ」

KAIRI「さすが、カリスマだね。頑張ろう」

中野「頑張ろう」

▼第6試合ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉葉月&コグマvs〈挑戦者〉ジュリア&桜井まい

桜井「みなさん、こんばんは、ドンナ・デル・モンドの桜井まいです。まずコグマさん、葉月さん、挑戦受けて下さり、ありがとうございます。1年前の私は、まさかジュリアさんとタッグを組んでゴッデスに挑戦するなんて、想像もしてなかったので、とってもうれしいです。でも、まだまだ満足してません。そのベルトがほしい。この挑戦、ただの挑戦では終わらせません」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君、こんばんは。桜井、いやあ最初はどうなることかと思ったけど、ここ最近、なんかすごい積極的にトレーニングもするし、メッチャ成長して頼もしい仲間になったなって思うよ。その桜井がつかんでくれたチャンス、ホントにありがとう。そしてまさか2人があんなに快く受けてくれるなんて、すげえさわやかな気持ちになった。でも、一個引っかかったのが、葉月。なんか葉月がさわやかすぎて、う~ん、ちょっときしょいなっていうか。私は、昔のトゲトゲして毒々しいあんときの葉月、どこいっちゃったのかなあって、もしかしてSTARS入って、相方の脳内ハッピーなコグマさん、良くも悪くも葉月のトゲが、毒が、コグマに殺されてるんじゃねえかなって思うな。何が言いたいかっていうと、私は桜井の育成に力を入れてた、でも、ここでジュリアの存在を示したい。だから葉月と血管がドクドクするような熱い闘いがしたい。そう思ってる、葉月、ケンカしようぜ」

葉月「ハイ、第24代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンの葉月です。う~ん、まあ桜井は成長してるのわかってるし、まあこの前の大阪でコグマが負けちゃったから、快くそれは挑戦は受け付けます。で、ジュリア。ウチのトゲトゲしてた部分がなくなった? なくなったっていうより、ウチがなんだろう、やりたい相手がいないのが現状なんじゃない? コグマに、なんだろう、そのトゲトゲしてた部分を加えたわけでもなく、丸くなったわけでもなく、私がいまのスターダムにいて、トゲトゲしたいヤツがいない。それが現状。ジュリア、この試合で血管がドクドクするような試合、私もやりたい。まあ、やった上で私たちがしっかり防衛します。サンダーロックが作った最多防衛回数を私たちFWⅭが越えたいと思います」

コグマ「ハイ、同じく第24代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンのコグマです。ハイ、こないだ私はさくまいに負けました。そこは認める、認めます。負けました。でも、そこが始まりの終わりです。私はさくまいに借りを返すだけ。それと、もうひとつ私は言いたいことがあります。さくまい、クマやれんのか?」

桜井「コグマさん、私は、クマポーズをしにスターダムに来たんじゃないんです」

コグマ「なんか聞いたことある」

桜井「プロレスをしに来たんです。だから、DDMに入って変わった私を大田区総合体育館に集まった大勢のみなさんに披露したい。その証は、ゴッデスのベルトです」

コグマ「わかりました」

▼第7試合アーティスト・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉舞華&ひめか&なつぽいvs〈挑戦者〉鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃

鹿島「かわいいね、かわいいね、ひめか…の持つオマエのそのピンクのベルト、超かわいい。メッチャかわいいわ。オマエじゃないぞ。ピンクのベルトかわいい。私はそのピンクのベルトをスパパパパーンしちゃお」

桃「私はじゃあ、オレンジのベルトを取ってやるよ。まあ、特に言うことない。蹴り潰してやるよ」

キッド「じゃあ、私は水色のベルトを狙って、アイドルもどきトリオからベルトをグッバイさせちゃおっかなあ~」

舞華「ちょっとちょっと待て、鹿島沙希、オマエずっとオレンジのベルトがずっとほしいって言ってたよね。なんでピンクなの?」

鹿島「ピンク色が好きだから」

舞華「はあ? なにその理由。桃はなんでオレンジなの? それでいいの?」

桃「まあ。余ってたから」

舞華「信じられない」

キッド「私はまたまたなつぽいからベルトを奪ってやるの、私しかいないでしょ。だから、み・ず・い・ろ。まあまあ、舞ひめぽいさあ、最近なんだかあまり結束力を感じない気がするんだよねえ。ねえ。とある人にはアーティストとこのさんざんやり合ってきた私よりも、ドロドロの方が気になる、大事みたいだし。ねえ」

なつぽい「キッチャン。私のことがうらやましいんだね。私の物、全部奪いたくなっちゃうし、ほかの人見てると嫉妬しちゃうんでしょ。まあ、自分勝手なキッちゃんに舞ひめぽいのベルトは奪えない。舞ひめぽいの絆は、説明するもんじゃねえんだよ」

キッド「絆? やっぱり不仲説出てんじゃないの? まあまあまあ、大江戸隊は大江戸隊にベルトがほしいだけだから。今回こそは、アーティストのベルト、大江戸隊がいただいちゃいまーす!」

ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。まあね、巷ではなつぽいがハブられてるとか、最近3人で行動していないよねえとか。なかの良さについて好き勝手言われてますけども、ねえキッド。オマエはどうなんだよ。ヤングOEDはどうした? いつもいつもヤングOEDヤングOEDなにかあるたびにヤングOED。この2人よりも大好きなヤングOEDでこのアーティストのベルト、ホントは巻きたいんじゃないの? ねえ舞ひめぽいの結束力について言ってきたけど、目に見えてることでしか絆や仲の良さを測れないようじゃ、まだまだこのベルトには届かないかもね」

舞華「ハイ、ドンナ・デル・モンドの舞華です。今回ね8度目の防衛戦ということで、これを防衛したら舞ひめぽい、このアーティストの歴史に名を刻めるということで、みなさんお楽しみに」

キッド「大江戸隊は、どの組み合わせでベルトを取っても、全員で取ったベルトだと思ってっから」

▼第8試合ワンダー・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉上谷沙弥vs〈挑戦者〉MIRAI

MIRAI「ゴッズアイ新格闘プリンセス、そしてシンデレラ・トーナメント2022優勝、MIRAIです。まずはじめに、自分は1・29で赤いベルトへ挑戦をしました。でも、素直に自分の実力じゃ、まだ遠かった。でも、自分は絶対に赤いベルトあきらめません。そして、その3カ月後の4・29でシンデレラになり、その場の判断で白いベルトへ挑戦表明しました。そのときに、自分がなんと言ったのか、赤いベルトへはまだちょっと時間がかかる。それは先ほども言ったように、身をもって経験したから言えたことであって、別に白いベルトを格下に見るようなことをしたいわけではなく、スターダムの象徴である白いベルト、自分はまだ一度も味わったことがないから、その白いベルトと自分はどのくらいの距離があるのか、味わったことのない白いベルトを味わってみたいと思い、いままで白いベルトに関わった方へのリスペクトを持ったうえで挑戦表明させていただきました。上谷沙弥、納得していただけましたか。そこで自分からひとつ。上谷沙弥はその白いベルト、もう5回も防衛していて素晴らしいと思います。が、自分は、まだその白いベルトには、ほかの人の色が、影が、呪いが、残っているようにも思います。ベルトって、どんなベルトかだけじゃなくて、誰が持っているかも大事だから。というわけで、このMIRAIがその白いベルトをしっかり奪って、そこから自分色に染め上げて、MIRAIの夢を見ることをあきらめない話の続きをみなさんにお伝えしていきます。あらためて上谷さん、お疲れさまでした。ここからはこのMIRAIが、魂込めて下剋上をお見せします」

上谷「言っておくけど、ワンダーのベルトは遠いよ。第16代ワンダー・オブ・スターダム チャンピオン、クイーンズクエスト、ゴールデンフェニックス上谷沙弥です。まずさあ、違う人の影とか、呪いとか、もううんざりなんだよね。聞き飽きた。5回いままで防衛してきて、なに見てきたの? ねえ。MIRAIはさあ、まあマジメで、少し不器用なところがあるよね。私も自分の気持ちを言葉にするのはすごく苦手だし、SNSも苦手。カッコつけようと思うとすぐかんじゃうし、情報漏洩もしちゃうし。でも、未完成なものってとっても美しいと思ってる。だから、もっともっともっとモーッとMIRAIのことを知っていきたい。まあでも、秒殺するけどね。だって、この白いベルトとの距離が知りたいんでしょ。この白い全力のベルト、そんなに甘いものじゃないから。この白いベルトの重み、しっかり胸に刻んであげる。全力バーサス魂、どちらが上回るかみなさん、一目瞭然でしょ」

▼第9試合ワールド・オブ・スターダム選手権試合

〈王者〉朱里vs〈挑戦者〉世羅りさ

朱里「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、 朱里です。5度目の防衛戦、世羅りさ、おい、世羅、この間はよくもやってくれたな。この試合、セコンド無用、ギブアップかKO、完全決着ルールを提案する」

世羅「どうも、プロミネンスの世羅りさです。そんなにKOされたいの? じゃあさあ、ノールールでやろうよ。まさか逃げるとか言わねえよな」

朱里「ワールド・オブ・スターダムは女子プロレスの象徴。ルールの中でやるのが筋だ。だから時間無制限、場外カウントなしで試合してやるよ」

世羅「いいよ、やってやろうじゃん」

世羅が竹刀を突きつけ、両者睨み合い。すると後方からプロミネンス勢が襲いかかる。

ゴッズアイが入って乱闘に。さらに世羅が竹刀で殴打。

世羅「おい朱里さんよお、当日こんなもんじゃねえぞ。セコンド無用? 場外カウントなし? やってやろうじゃねえか。覚悟しとけよ」

プロミネンスが退場。

朱里「ぜってえ許さねえ。覚悟しとけ、世羅!」

一覧へ戻る