2022/05/22 試合結果

2022年5月22日 『甲府大会』

『甲府大会』
5月22日(日)アイメッセ山梨(観衆371人/コロナ対策限定人数)

試合結果

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

9分25秒
人でなしドライバー→エビ固め

羽南
鹿島沙希 飯田沙耶●

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

11分33秒
ダイビングダブルニードロップ→体固め

レディ・C
琉悪夏 妃南●
○吏南 林下詩美

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

ウナギ・サヤカ
MIRAI 白川未奈
朱里 中野たむ

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○テクラ

10分3秒
あずみ寿司を切り返して→エビ固め

上谷沙弥
なつぽい AZM●

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○桜井まい

17分16秒
足掛け式エビ固め

向後桃●
ひめか 葉月
舞華 コグマ
ジュリア 岩谷麻優

試合詳細レポート

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○渡辺桃

9分25秒
人でなしドライバー→エビ固め

羽南
鹿島沙希 飯田沙耶●

 月山和香が欠場となり、当初予定されていた羽南vs月山vs鹿島沙希の3WAYマッチ、飯田沙耶vs渡辺桃のシングルマッチが変更。STARSの羽南と飯田沙耶組と大江戸隊の鹿島沙希&渡辺桃組が第1試合で対戦することになった。羽南は現フューチャー・オブ・スターダム王者で飯田はケガで返上を余儀なくされた元王者。このカードの中では、羽南、鹿島、桃が今年の5★STAR GPに出場。3月に復帰した飯田は本戦出場枠を争うリーグ戦にエントリーされているが、本戦に出場するためにも、エントリー選手で固められたこの試合で意地を見せたい。

 大江戸隊がレフェリーに「ちゃんと(STARS)をチェックしろ」と要求。飯田は「ナチュラルだ」と言い返すと、鹿島が「筋肉、オマエ出てこい」と飯田を先発に呼び出す。鹿島が挑発し飯田と手四つの力比べ。飯田が上になると鹿島が足を踏みつけて突進、飯田が筋肉ポーズで威嚇し、鹿島を困惑させる。羽南が入りSTARSで合体、ドロップキックを挟み撃ち。飯田がエルボードロップを放つが鹿島が返す。飯田が突進すると桃が妨害し鹿島が腕に噛みつく。桃が飯田にボディースラム。飯田が返すと、桃は「このクソゴリラ!」と挑発してストンピング。飯田がエルボー連打を叩き込むと桃はミドルキック一発で倒してみせる。鹿島が飯田の左腕を攻撃。飯田がエスケープすると鹿島は「オマエの筋肉そんなもんか?」と挑発しながら腕を踏みつける。ロープに追い込むと顔面を踏み潰し。鹿島がダッシュすると飯田がジャンピングチョップを決めて羽南に託す。羽南は2人を相手にし、桃を場外に送り出すと鹿島にダイビングボディーアタック。羽南はダブルリスト狙いも鹿島が切り返す。羽南がさらに切り返してダブルリストを決める。鹿島がフェースクラッシャーからダブルアームスープレックス。桃が羽南にミドルキック連打。ロープへの振り合いで鹿島の援護を受けて桃がミドルキック。羽南が大外刈りで桃を倒すと飯田が逆水平を乱打する。桃の突進に飯田がショルダータックル、バックエルボー。桃が返すと鹿島が飯田を捕まえる。しかし羽南が鹿島にドロップキック。羽南が桃を持ち上げて飯田のドロップキックと合体、飯田が羽南を背負ってボディープレス。羽南が桃を抑えて飯田ロケット発射。しかし鹿島のカットが間に合う。飯田は「おしまいじゃーい!」と叫んでブレーンバスターを狙う。しかし桃が止めて胴締めスリーパー。羽南がカットするが鹿島が場外に送り出す。桃はBドライバーを狙うが飯田が切り返す。エビ固めの応酬から桃が蒼魔刀。飯田が返すと、桃はコーナーからの蒼魔刀をぶち込む。羽南がカットするが鹿島がアッパーで場外に落とす。桃がテキーラ狙いも飯田が飯田橋。しかし桃が返してみせる。飯田の突進に桃がハイキック、鹿島と桃がハイキックで挟み撃ち。桃は人でなしドライバー。3カウントが入り、桃が飯田を破った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
スターライト・キッド

11分33秒
ダイビングダブルニードロップ→体固め

レディ・C
琉悪夏 妃南●
○吏南 林下詩美

 クイーンズクエストの林下詩美&妃南&レディ・C組と大江戸隊のスターライト・キッド&琉悪夏&吏南組が6人タッグマッチで対戦。詩美がリーダーに就任したQQは前日の5・21上田で無敗のゴッズアイに敗れており、この試合で勝利しあらためて新星QQのスタートを宣言したいところ。詩美が若い妃南とレディを引っ張る形だが、対する大江戸隊もヤングOEDでQQの目論見阻止をはかるはず。混戦必至の6人タッグマッチだ。

 レディが先発に立候補、大江戸隊からは琉悪夏が出てきてゴング。ロックアップで琉悪夏がロープに押し込み首を絞める。琉悪夏が突進するとレディがショルダータックル、琉悪夏がこらえると詩美が援護しダブルのショルダータックルで吹っ飛ばす。レディが琉悪夏に突進しようとするとリング下から大江戸隊が足を引く。大江戸隊が合体でレディを攻撃し、3人で踏みつける。吏南がレディにヘアーホイップ。コーナーに押し込み顔面を踏みつけると、ロープに固定して大江戸隊で攻撃を加える。キッドがレディにチョーク攻撃からストンピング連打、首を締め上げてギブアップを迫る。後頭部をマットに叩きつけて片足でカバー。レディが返すとQQに向けてレディをタッチさせず。レディが逆水平連打で反撃。キッドがエルボーで倒すと琉悪夏に託す。琉悪夏がレディに突進するがビッグブーツ、河津落としを食らう。レディは詩美にタッチ。詩美が琉悪夏にドロップキック。吏南と琉悪夏が合体しようとするが詩美がコーナーに追い込みまとめて串刺しエルボーアタック、ドロップキック。琉悪夏が詩美にコンプリートショット。キッドがコルバタで詩美を投げ飛ばし、串刺しで突進。詩美がかわすがキッドがエプロン越しに頭部をコーナーポストに叩きつけダイビングボディーアタック、その場飛びムーンサルト。返した詩美がアルゼンチンもキッドが切り返してクロスボディーアタック。しかし詩美がキャッチし、サイドスラム。詩美がスライディングラリアットもキッドがクリアー。妃南がキッドにドロップキック、払い腰。キッドが返すと至近距離からドロップキック。吏南が妃南に串刺しダブルニードロップ、卍固め。丸め込みは妃南が返す。吏南と妃南でエルボーの応酬。妃南がバックブリーカーから串刺しで突進。吏南がかわすと両軍が入り乱れる。詩美が吏南にアルゼンチン、レディのビッグブーツが合体。妃南が吏南をマットに叩きつけるが大江戸隊がカットする。妃南はフィニッシュを宣言し吏南を抱え上げる。吏南が切り返してジャックナイフも妃南が反転して丸め込む。吏南が返すと大江戸隊が乱入して次々と串刺し攻撃、吏南がアームホイップからダブルニードロップもQQがカット。詩美とレディのクローズラインをかわしてキッドがコルバタ。琉悪夏がレディと詩美にまとめてクロスボディー。吏南が妃南を起こしてピンクデビル狙い。丸め込みの応酬を大江戸隊がカットし琉悪夏が妃南をフィッシャーマンの構え、そこにキッドがコーナーからダイブ。吏南がダイビングダブルニードロップを決めると妃南が返せず3カウントを奪った。

◆6人タッグマッチ 15分1本勝負
壮麗亜美

15分00秒
時間切れ引き分け

ウナギ・サヤカ
MIRAI 白川未奈
朱里 中野たむ

 朱里&MIRAI&壮麗亜美のゴッズアイは結成以来、同門でのシングルマッチ以外では引き分けはあるものの、いまだ負け知らず。前日の上田大会に続き、今大会でも朱里&MIRAI&壮麗のフルメンバーで登場し、中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ組のCOSMIC ANGELSオリジナルメンバーと対戦する。DDMから離脱の朱里が結成し、スターダムを席巻する新勢力がさらに勢いを増すか、それとも昨年度の最優秀ユニットであるコズエンがゴッズアイにストップをかけるか。一瞬も見逃せない、激しい闘いが期待される。

 白川が先発に名乗りを挙げMIRAIを指名。白川が「MIRAI、白いベルト取ってきてよねえ」と握手を求める。MIRAIが「魂込めて」と言って前進すると腕の取り合いに。ロープの振り合いで白川がラリアットをかわしてグラビアポーズ。コズエンが合体しMIRAIを捕獲するとトリオで攻撃。MIRAIが返すとウナギが突進。MIRAIがカウンターのエルボーからネックロック。壮麗がウナギにボディースラムから逆エビ固め。ウナギがエスケープするとMIRAIがネックロック。朱里がサッカーボールキックからウナギをコーナーに追い込むと串刺ニーアタック、スリーパー。ウナギがエスケープすると、朱里はもう一発サッカーボールキックを打ち込みウナギを悶絶させる。壮麗がウナギにボディースラム。ウナギがエルボーを放ち壮麗と打ち合いに。壮麗が突進するとウナギがコードブレイカー。白川が壮麗に串刺しエルボーアタック、コルバタ式河津落とし。MIRAIが乱入し壮麗と合体も、白川がかいくぐって2人まとめてネックブリーカー。壮麗が返すと、白川がドラゴンスリーパー。壮麗が白川の突進をキャッチしバックフリップ。朱里が白川にドロップキック、フロントネックチャンスリーから腕十字、腕固め。しかし白川が反転して脱出する。白川はローリングエルボーからリバースDDT。ウナギと中野が合体しマットに叩きつける。ウナギのギロチンから中野がニー。朱里が返すと、中野がジャーマン狙い。朱里が切り返すとニーアタック。中野がエルボーアタック、両者のエルボーが交錯。朱里がエルボーをかわしてジャーマン。中野もジャーマンをやり返してスピンキック。朱里がダウン。中野が引き起こして突進するが朱里がカウンターでハイキック。両者ダウン。MIRAIがタッチを受けて中野にミサイルキック。中野が返すとMIRAIが引き起こしてバックを取る。中野が切り返してバックドロップ狙い。MIRAIが阻止するが中野が改めてバックドロップで叩きつける。10分経過。ウナギがMIRAIにビッグブーツ、フェースクラッシャー、ギロチンドロップ。大ふへん固めを狙うがMIRAIが切り返してワキ固めに持っていく。ウナギがエスケープするとMIRAIがエルボー。ウナギがやり返してエルボーの応酬。残り3分。MIRAIが連打し突進すると白川、中野がカット。白川と中野が振ってウナギがマットに叩きつける。MIRAIが返すと、ウナギはカカト落としからコーナーへ。壮麗が阻止してカミカゼ、MIRAIがバックを取り抱え上げると朱里のダイビングスタンディングギロチンと合体。MIRAIが後方に叩きつけるがコズエンがカット。残り1分。ウナギが丸め込むがMIRAIが返す。中野とウナギが合体しMIRAIをマットに叩きつける。MIRAIが返すと、ウナギがフィニッシュを宣言しバックを取る。MIRAIがかわしてラリアット。MIRAIがダッシュしラリアット。ウナギが返すとMIRAIが引き起こそうとするが、ここでタイムアップ、時間切れ引き分けとなった。試合後、ウナギとMIRAI、白川とMIRAIが睨み合い。レフェリーが引き分けを宣告後もウナギがMIRAIを挑発した。リングを下りた朱里が肩から赤いベルトを懸け中野と視殺戦。朱里は中野になにやら話しかけていた。

◆タッグマッチ 15分1本勝負
○テクラ

10分3秒
あずみ寿司を切り返して→エビ固め

上谷沙弥
なつぽい AZM●

 上谷沙弥&AZM組のクイーンズクエストと、なつぽい&テクラのドンナ・デル・モンドがタッグで対戦。QQは上谷がワンダー・オブ・スターダム王座、AZMがハイスピード王座を保持するチャンピオンチームだ。対するDDMはなつぽいがアーティスト・オブ・スターダム王者で、テクラはSWA世界王座から陥落するもハイスピード王座への挑戦が決まっている。よって、この試合はAZMとテクラにとって5・28大田区の前哨戦の意味合いも持っている。ハイスピード初挑戦のテクラがAZMにどんな闘いを仕掛けてくるか、この試合から見えてくる?

 AZMとテクラが先発でスタート。素早く動き回るとテクラが挑発する形で睨みつける。AZMが胸を突くがそれぞれがタッチし、上谷となつぽいの攻防に。なつぽいとテクラが合体し自軍コーナーで上谷を捕獲する。テクラが上谷の顔面をマットに叩きつける。上谷が返すと、AZMが乱入しダブルのドロップキックを見舞う。AZMがテクラにボディースラム。テクラが1カウントで返すと、AZMがコーナーに叩きつけ突進。テクラが足を出すがAZMがエルボー。テクラがコーナー上から誘いAZMにスリーパー。なつぽいもコーナーで上谷を捕まえると2方向でぶら下がり式首4の字固め。なつぽいがAZMにネックブリーカー。AZMがなつぽいをかわしてドロップキック。上谷が串刺しニーアタックからドロップキック。なつぽいが返すと、上谷は逆エビ固め。なつぽいがエスケープしてドロップキックをかわすと顔面へドロップキック。コーナーに上がるとダイビングボディーアタック。上谷が返すと、なつぽいはネックブリーカー狙い。上谷が切り返してニールキック。なつぽいがポイ捨てジャーマンも上谷が二段蹴り。テクラがAZMにドロップキック、腹部へのパンチ連打から顔面エルボー、コルバタ式に飛びついて変型卍固め。AZMがしのぐとテクラが顔面へビッグブーツ。AZMが突進をかわして上谷と合体、左右からの蹴りで挟み撃ちにするとミサイルキックでテクラを吹っ飛ばす。返したテクラにAZMはワキ固め。テクラが切り返すが、AZMが腕を取って締め上げる。なつぽいがカットすると、テクラとなつぽいがネックブリーカーで競演。テクラとなつぽいがコーナーに上がるが上谷とAZMが阻止、上谷が場外へスワンダイブ式プランチャ。AZMと上谷がテクラにキックの競演。AZMがフィニッシュを宣言しダイビングフットスタンプをテクラに決める。しかし2カウントどまり。AZMはテクラを引き起こし、バックを取る。なつぽいがカットしテクラを救出。テクラがAZMにエルボー、ダブルアームの構え。AZMが切り返して丸め込むが返される。テクラが丸め込むがAZMが反転。丸め込みの応酬はどちらも譲らず。あずみ寿司をテクラが反転して押さえ込むと、3カウントが入った。

テクラ「ア~、アズミパイセン、ドーシタノ? アズミチャンピオン、ドーシタノ? ツカレタカナ? ネムイカナ? チャンピオンダカラネ、チャンピオンノシゴトハタイヘンダヨ。ワタシヨクシッテマスヨ。ツカレタヨ。アズミキヲツケテネ。コノドクグモハチョットアブナイネ。ユックリヤスンデクダサイ。ライシューヨロシクオネガイシマス!」

◆8人タッグマッチ 30分1本勝負
○桜井まい

17分16秒
足掛け式エビ固め

向後桃●
ひめか 葉月
舞華 コグマ
ジュリア 岩谷麻優

 STARSの岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃組とドンナ・デル・モンドのジュリア&舞華&ひめか&桜井まい組が8人タッグマッチで全面対決。STARSは葉月&コグマ組がゴッデス・オブ・スターダム王者であり、5・28大田区ではジュリア&桜井組の挑戦を受ける。タッグ歴の浅いジュリア&桜井組としては王者組との対戦は8人タッグながらも絶好のデモンストレーションとなるだろう。カギを握るのは桜井となるが、コグマをピンフォールしたことで挑戦のチャンスを得た。桜井が急成長のあとを見せるか、それともコグマが逆襲か。舞華&ひめかの舞ひめにとってもゴッデスを保持する葉月&コグマ組との対戦は落とせないが…。

 桜井が名乗りを挙げて先発、「コグマ出てこい!」と指名しコグマvs桜井でメインがスタート。コグマがクマポーズで向かっていくと桜井が蹴りを入れる。コグマは「めげない」とクマポーズを継続。コグマは「なんでやんないんだよ」とクレームをつけながら攻撃すると桜井をふみつけてキャメルの形にすると「強制クマ」ポーズ。STARSが全員で桜井を攻撃し4方向からドロップキックを決める。向後が名乗りを挙げコグマからタッチ。向後は桜井にドロップキック。ボディースラムを狙うと桜井が反対に投げつける。桜井は自軍コーナーに向後を叩きつけひめかに交代。ひめかに続き全員で向後の顔面を踏みつけると、ひめかが滞空時間の長いボディースラムを連続で決める。ジュリアが向後にスリーパーからキャメルクラッチ。「強制クマみたいなやつ!」と叫んでこめかみにグーでグリグリ。ジュリアは突然、村山レフェリーのこめかみもグリグリ。反則負けのピンチと知るとジュリアがレフェリーに頭を下げる。DDMが次々と向後に串刺し攻撃。舞華の突進に向後が「負けるか!」とドロップキック。岩谷が舞華を振ろうとするがこらえられる。すると岩谷が腹部にキック。舞華の突進をかわして岩谷がドロップキック。ジュリアと舞華が合体も岩谷がロープを利用してアームホイップ。さらに低空ドロップキックを叩き込む。舞華が返すと、岩谷が突進。舞華がキャッチしブレーンバスターで叩きつける。ひめかが岩谷にショルダータックル。担ぎ上げられた岩谷が切り返すが、ひめかがバックフリップ。岩谷が返すと、ひめかは逆エビ固め。コグマがカットすると岩谷がひめかを丸め込む。葉月がひめかに串刺しエルボーアタック。ひめかがコードブレイカーをキャッチしショルダータックル。ジュリアが葉月に顔面ウォッシュ。2度目は岩谷がカットし葉月と合体ドロップキックで舞ひめを吹っ飛ばす。葉月と岩谷でジュリア、舞華に顔面ウォッシュ、ドロップキックの競演。ジュリアが返すと、葉月はフェースロックへ。ジュリアがエスケープすると、葉月の突進をかわしてコーナーに乗せ抱え上げる。後方に叩きつけると、コーナーに上がってミサイルキック。10分経過。葉月が返すと、二段蹴り。ジュリアがかわすが、打撃のかわし合いから、ともにヘッドバットを打ち込む。立ち上がったジュリアがバックドロップ、葉月がコードブレイカー。両者の二段蹴りが交錯しダウン。ともにタッチをかわし向後と桜井がエルボーの応酬。向後がドロップキックで吹っ飛ばし、桜井の突進をかわしダイビングボディーアタック。桜井がスタナーからドロップキック、串刺しビッグブーツ、ブルドッキングヘッドロック。STFで捕獲するがSTARSがカット。桜井がコーナーに上がるとコグマがデッドリードライブ。葉月と岩谷が蹴りの競演。コグマと向後でボディープレス。しかし桜井が返してみせる。向後がボディースラムも桜井が返す。向後の突進をひめかがカットし、ジュリアと桜井がドロップキックの挟み撃ち。ジュリアと桜井は向後を持ち上げ大蛇の体勢。向後が阻止するがジュリアが捕まえてボディースラム、桜井がダイビングエルボードロップ投下。しかしコグマがカットする。15分経過。混戦からSTARSがDDMを場外に送り出し、岩谷と葉月がトペスイシーダ。リング上は桜井と向後でエルボーの打ち合い。向後が気合を入れると桜井がビッグブーツ。向後がカウンターでドロップキック、619をヒットさせる。向後がスワンダイブで飛ぶがバラスを崩す。カバーにいくが桜井がクリアー。向後はフィニッシュを宣言しフィッシャーマンを狙うがこらえられるとトラースキック。桜井が丸め込むと向後が3カウントを奪われた。

桜井「STARSに勝ちました! でも、私はこんなもんじゃまだまだ満足してない。5・28大田区で一味も二味も違う桜井まいがFWCを倒してジュリアさんと一緒にゴッデスを巻きます! コグマ、葉月、覚悟しておけ」

葉月「桜井まい、今回も丸め込みでスリーおめでとう。ただゴッデスそんな甘くないからな。オマエこそ覚悟しておけよ」

ジュリア「ゴッデスがそんな甘くないというのは、この私は十分わかってるよ。葉月、オマエに取られたそのベルト、桜井と一緒に必ず大田区で取り返してみせるから覚悟しとけよ。明日(5月23日)は、私たちにとっても、みなさんにとっても、忘れてはいけない日です。まあ、いろんなことがある世の中ですけれども、スターダムは、そしてドンナ・デル・モンドは世界が平和になっていくことを願っています。また笑顔で山梨の諸君に会いたいと思います。それでは次、また会う日まで、アリベデルチ、またな!」

DDMのコメント

桜井「STARSから勝ちました。大田区へ向けてちょっとまた一歩成長したと思うんで、絶対にジュリアさんとゴッデス取りたいと思います!」

ジュリア「最後の前哨戦、いやあ全然まだまだやりたいね。コグマ、そして葉月。私はこのゴッデスのタイトルマッチ、ただのタイトルマッチじゃないと思ってる。桜井の成長を見せつける日でもあり、私と葉月の血管がドクドクする闘いの序章でもあると思ってるから、大田区、楽しみですよ。桜井と一緒にゴッデスのベルトをドンナ・デル・モンドに取り戻したいと思います。アリベデルチ。またな」

STARSのコメント

葉月「ゴッデス前哨戦で、結果は負け。ただこれはね、前哨戦だから。本番で勝てば私たちのもとにベルトが帰ってくるだけ」

コグマ「私はさくまいにクマポーズができてから一人前とか言いたいところですけど、油断してられないと思いましたね。いやもう、より身が引き締まって連係もね、うまくいきそう。私たちはたぶんこれ(ベルト)を守れるんで」

葉月「しっかり守って、防衛ロードをFWCがしっかりと歩んでいきたいと思います」

コグマ「ハイ」

葉月「ハイ」

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